基地局は、ユーザ機器(UE)へのダウンリンク制御情報(DCI)の送信のために探索空間セットを構成し得る。探索空間セットは、DCIの1つのタイプまたは1つのDCIフォーマットに対応し得る。探索空間セットは、複数のアグリゲーションレベルにおいてある数のブラインド復号を含み得る。いくつかの場合、基地局はUEへのDCIの送信のために複数の探索空間セットを構成することができ、ここで各探索空間セットは異なるDCIフォーマットに対応する。各探索空間セットは、複数のアグリゲーションレベルにおいてブラインド復号を含むことがあり、UEは、DCIのすべてを受信するために数回のブラインド復号を実行することがある。しかしながら、UEが単一のスロットにおいて実行することができるブラインド復号の数には、上限または最大値があり得る。いくつかのワイヤレスシステムでは、UEは、スロットの中のブラインド復号の数を減らすために、探索空間セットを省略してもよく、またはブラインド復号しなくてよい。しかしながら、探索空間セットを省略することによって、UEは、その探索空間セットにおいて対応するDCIフィーマットのDCIを受信することが不可能である。いくつかの場合、UEは、1つのDCIフォーマットの冗長な情報を受信しながら、別のDCIフォーマットの情報を受信しないことがあり、このことは省略されたDCIの再送信を惹起することがあり、または、UEが省略されたDCIに含まれる重要な制御情報を見逃すことがある。
探索空間セットを省略する代わりに、基地局は、スロットの中のブラインド復号の総数を減らすために各探索空間セットを剪定し得る。したがって、UEは依然として、各探索空間セットに対応する各DCIフォーマットのためのDCIを受信することができる。いくつかの場合、基地局は、各探索空間セットに対するブラインド復号の数に基づいて、スロットの中のブラインド復号の総数を決定することができる。基地局は、ブラインド復号の総数に基づいて削減係数を決定し、ブラインド復号の総数がブラインド復号の最大の数より少なくなるように、探索空間セットを減らし得る。
いくつかの場合、削減係数は、探索空間セットの優先度および対応するDCIフォーマットを考慮し得る。たとえば、重要な制御情報に対応する探索空間セットは、より重要ではない制御情報を搬送する探索空間よりも少なく剪定され得る。いくつかの他の例では、探索空間セットの個々のアグリゲーションレベルは、探索空間セットの1つのアグリゲーションレベルが探索空間セットの別のアグリゲーションレベルより多く剪定されるように、剪定され得る。いくつかの場合、基地局は、高い優先度を共通の探索空間に割り当て、より低い優先度をUE固有の探索空間に割り当てることができる。したがって、基地局は、共通の探索空間を剪定しなくてよく、代わりに、UE固有の探索空間からブラインド復号を削除することによってブラインド復号の総数を減らすことができる。
基地局は次いで、各探索空間セットの各アグリゲーションレベルに対してハッシュ関数を実行し得る。いくつかの場合、基地局は、探索空間セットを独立にハッシュし得る。2つの探索空間セットが各々、あるアグリゲーションレベルにおいてブラインド復号を有する場合、探索空間セットは、探索空間において重複する復号候補を有し得る。いくつかの場合、UEは依然として、重複する復号候補においてDCIフォーマットのいずれかに対してスケジューリング可能であり得るが、基地局は、別個の復号候補がより少数であることにより、探索空間においてDCIをスケジューリングする際の柔軟性がより低いことがある。いくつかの他の例では、基地局は、ハッシュ関数を実行する前に、異なる探索空間セットのアグリゲーションレベルに対するブラインド復号を合成し得る。たとえば、第1の探索空間セットのアグリゲーションレベルが4つのブラインド復号を有し、第2の探索空間セットの同じアグリゲーションレベルが2つのブラインド復号を有する場合、基地局は、4つのブラインド復号、次いで2つのブラインド復号のためにハッシュ関数を実行する代わりに、6つのブラインド復号に対するハッシュ関数を実行し得る。基地局は次いで、復号候補を合成された探索空間セットに割り当て得る(たとえば、4つの候補を第1の探索空間セットに、2つの候補を第2の探索空間セットに割り当て得る)。
最初にワイヤレス通信システムの文脈で本開示の態様が説明される。本開示の態様はさらに、探索空間セットの合成および省略に関する、装置図、探索空間構成または制御リソース構成の図、システム図、およびフローチャートによって示され、それらを参照して説明される。
図1は、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、Long Term Evolution(LTE)ネットワーク、LTE Advanced(LTE-A)ネットワーク、LTE-A Proネットワーク、またはNew Radio(NR)ネットワークであり得る。いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼性(たとえば、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシ通信、または低コストで低複雑度のデバイスとの通信をサポートし得る。
基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。本明細書で説明される基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、NodeB、eNodeB(eNB)、(そのいずれもgNBと呼ばれることがある)次世代NodeBもしくはgiga-nodeB、Home NodeB、Home eNodeB、または何らかの他の好適な用語を含むことがあり、またはそのように当業者によって呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明されるUE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局105およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
各基地局105は、様々なUE115との通信がサポートされる特定の地理的カバレッジエリア110と関連付けられ得る。各基地局105は、通信リンク125を介してそれぞれの地理的カバレッジエリア110のための通信カバレッジを提供することができ、基地局105とUE115との間の通信リンク125は、1つまたは複数のキャリアを利用することができる。ワイヤレス通信システム100において示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。
基地局105のための地理的カバレッジエリア110は、地理的カバレッジエリア110の一部分のみを構成するセクタに分割されることがあり、各セクタはセルと関連付けられることがある。たとえば、各基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、もしくは他のタイプのセル、またはそれらの様々な組合せのための通信カバレッジを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は可動であり、したがって、移動している地理的カバレッジエリア110のための通信カバレッジを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術と関連付けられる異なる地理的カバレッジエリア110は、重複することがあり、異なる技術と関連付けられる、重複する地理的カバレッジエリア110は、同じ基地局105によって、または異なる基地局105によってサポートされることがある。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレッジエリア110のためのカバレッジを提供する異種LTE/LTE-A/LTE-A ProまたはNRネットワークを含み得る。
「セル」という用語は、(たとえば、キャリア上での)基地局105との通信のために使用される論理通信エンティティを指し、同じまたは異なるキャリアを介して動作する近隣のセルを区別するための識別子(たとえば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID))と関連付けられ得る。いくつかの例では、キャリアは、複数のセルをサポートすることがあり、異なるセルは、異なるタイプのデバイスのためのアクセスを提供し得る異なるプロトコルタイプ(たとえば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域Internet-of-Things(NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、または他のもの)に従って構成され得る。いくつかの場合、「セル」という用語は、その上で論理エンティティが動作する地理的カバレッジエリア110(たとえば、セクタ)の一部分を指し得る。
UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散していることがあり、各UE115は固定式または移動式であり得る。UE115は、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、もしくは加入者デバイス、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもあり、ここで、「デバイス」は、ユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれることもある。UE115はまた、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルコンピュータなどの個人用電子デバイスであり得る。いくつかの例では、UE115はまた、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、Internet of Things(IoT)デバイス、Internet of Everything(IoE)デバイス、またはMTCデバイスなどを指すことがあり、これらは、家電機器、車両、メーターなどの様々な物品において実装されることがある。
MTCデバイスまたはIoTデバイスなどの、いくつかのUE115は、低コストまたは低複雑度のデバイスであることがあり、機械間の自動化された通信(たとえば、マシンツーマシン(M2M)通信を介した)を可能にすることがある。M2M通信またはMTCは、人が介在することなく、デバイスが互いにまたは基地局105と通信することを可能するデータ通信技術を指すことがある。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、センサーまたはメーターを統合して情報を測定または捕捉し、その情報を利用できる中央サーバもしくはアプリケーションプログラムにその情報を中継するか、またはプログラムもしくはアプリケーションと対話する人に情報を提示するデバイスからの通信を含み得る。いくつかのUE115は、情報を収集し、または機械の自動化された挙動を可能にするように設計され得る。MTCデバイスの用途の例は、スマートメータリング、在庫モニタリング、水位モニタリング、機器モニタリング、医療モニタリング、野生生物モニタリング、天候および地質学的事象モニタリング、船団管理および追跡、リモートセキュリティ感知、物理的アクセス制御、ならびにトランザクションベースのビジネス課金を含む。
一部のUE115は、半二重通信(たとえば、送信または受信を介した一方向通信をサポートするが、同時の送信および受信をサポートしないモード)などの、電力消費を減らす動作モードを利用するように構成され得る。いくつかの例では、半二重通信は、低減されたピークレートで実行され得る。UE115のための他の電力節約技法は、アクティブな通信に関与しないとき、または(たとえば、狭帯域通信に従って)限られた帯域幅にわたって動作しているとき、電力を節約する「ディープスリープ」モードに入ることを含む。いくつかの場合、UE115は、重要な機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計されることがあり、ワイヤレス通信システム100はこれらの機能のために超高信頼性通信を提供するように構成されることがある。
いくつかの場合、UE115はまた、(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはデバイスツーデバイス(D2D)プロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することが可能であり得る。D2D通信を利用するUE115のグループのうちの1つまたは複数が、基地局105の地理的カバレッジエリア110内にあり得る。そのようなグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレッジエリア110の外にあるか、または別様に基地局105からの送信を受信できないことがある。いくつかの場合、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループの中のあらゆる他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの場合、基地局105が、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを促進する。他の場合には、D2D通信は、基地局105が関与することなくUE115間で行われる。
基地局105は、コアネットワーク130および互いと通信し得る。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132を通じて(たとえば、S1または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、バックホールリンク134上で(たとえば、X2または他のインターフェースを介して)、直接(たとえば、基地局105間で直接)または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで互いと通信し得る。
コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、追跡、インターネットプロトコル(IP)接続性、および他のアクセス機能、ルーティング機能、またはモビリティ機能を提供し得る。コアネットワーク130は、evolved packet core(EPC)であってよく、EPCは、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)と、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S-GW)と、少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)とを含み得る。MMEは、EPCと関連付けられる基地局105によってサービスされるUE115のためのモビリティ、認証、およびベアラ管理などの、非アクセス層(たとえば、制御プレーン)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、それ自体がP-GWに接続され得るS-GWを通じて転送され得る。P-GWは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る。P-GWは、ネットワーク事業者のIPサービスに接続され得る。事業者のIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換(PS)ストリーミングサービスに対するアクセスを含み得る。
基地局105などのネットワークデバイスのうちの少なくともいくつかは、アクセスネットワークエンティティなどの下位構成要素を含むことがあり、アクセスネットワークエンティティは、アクセスノードコントローラ(ANC)の例であることがある。各アクセスネットワークエンティティは、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または送受信ポイント(TRP)と呼ばれ得る、いくつかの他のアクセスネットワーク送信エンティティを通じて、UE115と通信し得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティまたは基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(たとえば、ラジオヘッドおよびアクセスネットワークコントローラ)にわたって分散されることがあり、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)内に統合されることがある。
ワイヤレス通信システム100は、通常は300MHzから300GHzの範囲にある、1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作し得る。一般に、300MHzから3GHzの領域は、超高周波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られているが、これは、波長がおよそ1デシメートルから1メートルに及ぶからである。UHF波は、建物および環境特性によって遮蔽されることがあり、または方向転換されることがある。しかしながら、これらの波は、マクロセルが屋内に位置するUE115にサービスを提供するのに十分に構造を貫通し得る。UHF波の送信は、300MHz以下のスペクトルの高周波(HF)部分または超高周波(VHF)部分のより低い周波数およびより長い波を使用する送信と比較して、より小型のアンテナおよびより短い距離(たとえば、100km未満)と関連付けられ得る。
ワイヤレス通信システム100はまた、センチメートル帯域としても知られている、3GHzから30GHzまでの周波数帯域を使用する超高周波(SHF)領域の中で動作し得る。SHF領域は、他のユーザからの干渉を許容し得るデバイスによって日和見的に使用され得る5GHz産業科学医療(ISM)帯域などの帯域を含む。
ワイヤレス通信システム100は、ミリメートル帯域としても知られている、(たとえば、30GHzから300GHzの)スペクトルの極高周波(EHF)領域においても動作し得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のミリメートル波(mmW)通信をサポートすることができ、それぞれのデバイスのEHFアンテナは、UHFアンテナよりも、さらに小さいことがあり、より間隔が密であることがある。いくつかの場合、これは、UE115内でのアンテナアレイの使用を容易にし得る。しかしながら、EHF送信の伝搬は、SHF送信またはUHF送信よりもさらに大きい大気減衰を受けることがあり、より距離が短いことがある。本明細書で開示される技法は、1つまたは複数の異なる周波数領域を使用する送信にわたって利用されることがあり、これらの周波数領域にわたる帯域の指定された使用は、国ごとにまたは規制団体ごとに異なり得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、免許無線周波数スペクトル帯域と免許不要無線周波数スペクトル帯域の両方を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5 GHz ISM帯域などの免許不要帯域において、License Assisted Access(LAA)、LTE Unlicensed(LTE-U)無線アクセス技術、またはNR技術を利用し得る。免許不要無線周波数スペクトル帯域で動作するとき、基地局105およびUE115などのワイヤレスデバイスは、データを送信する前に周波数チャネルがクリアであることを保証するために、リッスンビフォアトーク(LBT)手順を利用し得る。いくつかの場合、免許不要帯域における動作は、免許帯域において動作するCCとともにCA構成に基づき得る(たとえば、LAA)。免許不要スペクトルでの動作は、ダウンリンク送信、アップリンク送信、ピアツーピア送信、またはこれらの組合せを含み得る。免許不要スペクトルにおける複信は、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD)、またはその両方の組合せに基づき得る。
いくつかの例では、基地局105またはUE115は複数のアンテナを装備することがあり、これらは、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングなどの技法を利用するために使用されることがある。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、送信デバイス(たとえば、基地局105)と受信デバイス(たとえば、UE115)との間である送信方式を使用することができ、ここで、送信デバイスは、複数のアンテナを装備し、受信デバイスは、1つまたは複数のアンテナを装備する。MIMO通信は、異なる空間レイヤを介して複数の信号を送信または受信することによってスペクトル効率を高めるためにマルチパス信号伝搬を利用することがあり、これは空間多重化と呼ばれることがある。複数の信号は、たとえば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して送信デバイスによって送信され得る。同様に、複数の信号が、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して受信デバイスによって受信され得る。複数の信号の各々は、別個の空間ストリームと呼ばれることがあり、同じデータストリーム(たとえば、同じコードワード)または異なるデータストリームと関連付けられるビットを搬送し得る。異なる空間レイヤは、チャネル測定および報告のために使用される異なるアンテナポートに関連付けられ得る。MIMO技法は、複数の空間レイヤが同じ受信デバイスに送信されるシングルユーザMIMO(SU-MIMO)、および複数の空間レイヤが複数のデバイスに送信されるマルチユーザMIMO(MU-MIMO)を含む。
空間フィルタリング、指向性送信、または指向性受信とも呼ばれ得るビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビームまたは受信ビーム)をシェーピングまたはステアリングするために送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105またはUE115)において使用され得る、信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに関して特定の方向に伝播する信号が強め合う干渉を受ける一方で、他の信号が弱め合う干渉を受けるように、アンテナアレイのアンテナ要素を介して通信される信号を合成することによって達成され得る。アンテナ要素を介して通信される信号の調整は、デバイスと関連付けられるアンテナ要素の各々を介して搬送される信号に何らかの振幅オフセットおよび位相オフセットを送信デバイスまたは受信デバイスが適用することを含み得る。アンテナ要素の各々と関連付けられる調整は、(たとえば、送信デバイスもしくは受信デバイスのアンテナアレイに対する、または何らかの他の方向に対する)特定の方向と関連付けられるビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
一例では、基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイを使用し得る。たとえば、一部の信号(たとえば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号)は基地局105によって異なる方向に複数回送信されることがあり、これは、異なる送信方向と関連付けられる異なるビームフォーミング重みに従って信号が送信されることを含むことがある。異なるビーム方向への送信は、基地局105による後続の送信および/または受信のためのビーム方向を(たとえば、基地局105またはUE115などの受信デバイスによって)特定するために使用され得る。特定の受信デバイスと関連付けられるデータ信号などの一部の信号は、単一のビーム方向(たとえば、UE115などの受信デバイスと関連付けられる方向)に基地局105によって送信され得る。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信と関連付けられるビーム方向は、異なるビーム方向に送信された信号に少なくとも一部基づいて決定され得る。たとえば、UE115は、基地局105によって異なる方向に送信された信号のうちの1つまたは複数を受信することができ、UE115は、それが最高の信号品質で受信した信号の指示、または別様に許容可能な信号品質を基地局105に報告することができる。これらの技法は基地局105によって1つまたは複数の方向に送信される信号に関して説明されるが、UE115は、異なる方向に複数回信号を送信するために(たとえば、UE115による後続の送信または受信のためのビーム方向を特定するために)、または単一の方向に信号を送信するために(たとえば、データを受信デバイスに送信するために)同様の技法を利用することができる。
受信デバイス(たとえば、mmW受信デバイスの例であり得るUE115)は、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号などの、様々な信号を基地局105から受信するとき、複数の受信ビームを試みることができる。たとえば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することによって、異なるアンテナサブアレイに従って、受信された信号を処理することによって、アンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用された異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って受信することによって、またはアンテナアレイの複数のアンテナ要素において受信された信号に適用された異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って、受信された信号を処理することによって、複数の受信方向を試みることができ、それらのいずれもが、異なる受信ビームまたは受信方向に従った「聴取」と呼ばれることがある。いくつかの例では、受信デバイスは、(たとえば、データ信号を受信するとき)単一のビーム方向に沿って受信するために単一の受信ビームを使用することができる。単一の受信ビームは、異なる受信ビーム方向に従った聴取に少なくとも一部基づいて決定されたビーム方向(たとえば、複数のビーム方向に従った聴取に少なくとも一部基づいて、最高の信号強度、最高の信号対雑音比、または別様に許容可能な信号品質を有すると決定されたビーム方向)に揃えられ得る。
いくつかの場合、基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作をサポートし得る、または送信ビームフォーミングもしくは受信ビームフォーミングをサポートし得る、1つまたは複数のアンテナアレイ内に配置され得る。たとえば、1つもしくは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナタワーなどのアンテナアセンブリにおいて一緒に置かれ得る。いくつかの場合、基地局105と関連付けられるアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的位置に配置され得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするために使用し得るアンテナポートのいくつかの行および列を伴うアンテナアレイを有し得る。同様に、UE115は、様々なMIMO動作またはビームフォーミング動作をサポートすることができる1つまたは複数のアンテナアレイを有し得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースのネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤは、いくつかの場合、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメント化および再アセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先度の処理およびトランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化を実行し得る。MACレイヤはまた、MACレイヤにおける再送信を行ってリンク効率を改善するために、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤが、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立、構成、および保守を行い得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
いくつかの場合、UE115および基地局105は、データが受信に成功する可能性を高めるためにデータの再送信をサポートすることができる。HARQフィードバックは、データがワイヤレス通信リンク125を介して正確に受信される可能性を高める1つの技法である。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出、前方誤り訂正(FEC)、および再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))の組合せを含み得る。HARQは、劣悪な無線条件(たとえば、信号対雑音条件)においてMACレイヤにおけるスループットを改善し得る。いくつかの場合、ワイヤレスデバイスが同一スロットHARQフィードバックをサポートすることがあり、同一スロットHARQフィードバックにおいて、デバイスは、特定のスロット中の前のシンボルにおいて受信されたデータに対するHARQフィードバックを、そのスロットにおいて提供し得る。他の場合には、デバイスは、後続のスロット中で、または何らかの他の時間間隔に従ってHARQフィードバックを提供し得る。
LTEまたはNRにおける時間間隔は、たとえば、Ts=1/30,720,000秒というサンプリング周期を基準とし得る、基本時間単位の倍数で表され得る。通信リソースの時間間隔は、10ミリ秒(ms)の時間長を各々有する無線フレームに従って編成されることがあり、ここでフレーム期間はTf=307,200Tsと表されることがある。無線フレームは、0から1023に及ぶシステムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。各フレームは0から9の番号が付けられた10個のサブフレームを含むことがあり、各サブフレームは1msの時間長を有することがある。サブフレームはさらに、各々0.5msの時間長を有する2つのスロットへと分割されることがあり、各スロットが、6個または7個の変調シンボル期間(たとえば、各シンボル期間の先頭に追加される巡回プレフィックスの長さに依存する)を含むことがある。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は、2048個のサンプル期間を含み得る。いくつかの場合、サブフレームは、ワイヤレス通信システム100の最も小さいスケジューリング単位であることがあり、送信時間間隔(TTI)と呼ばれることがある。他の場合には、ワイヤレス通信システム100の最小スケジューリング単位はサブフレームよりも短いことがあるか、または(たとえば、短縮TTI(sTTI)のバーストにおいて、またはsTTIを使用する選択されたコンポーネントキャリアにおいて)動的に選択されることがある。
いくつかのワイヤレス通信システムでは、スロットはさらに、1つまたは複数のシンボルを含む複数のミニスロットへと分割され得る。いくつかの事例では、ミニスロットのシンボルまたはミニスロットがスケジューリングの最小単位であり得る。各シンボルは、たとえば、サブキャリア間隔または動作周波数帯域に依存して、時間長が変動し得る。さらに、一部のワイヤレス通信システムは、UE115と基地局105との間の通信のために複数のスロットまたはミニスロットが一緒に集約されて使用される、スロットアグリゲーションを実装し得る。
「キャリア」という用語は、通信リンク125上で通信をサポートするための定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指す。たとえば、通信リンク125のキャリアは、所与の無線アクセス技術に対する物理レイヤチャネルに従って動作する無線周波数スペクトル帯域の一部分を含み得る。各物理レイヤチャネルは、ユーザデータ、制御情報、または他のシグナリングを搬送することができる。キャリアは、事前に定義された周波数チャネル(たとえば、E-UTRA絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))と関連付けられることがあり、UE115による発見のためにチャネルラスタに従って配置されることがある。キャリアは、ダウンリンクまたはアップリンク(たとえば、FDDモードの)であることがあり、またはダウンリンク通信およびアップリンク通信を(たとえば、TDDモードで)搬送するように構成されることがある。いくつかの例では、キャリアを介して送信される信号波形は、(たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)または離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDM(DFT-s-OFDM)などのマルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数のサブキャリアから構成され得る。
キャリアの組織構造は、異なる無線アクセス技術(たとえば、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)に対して異なり得る。たとえば、キャリアを介した通信は、TTIまたはスロットに従って編成されることがあり、それらの各々が、ユーザデータの復号をサポートするために、ユーザデータならびに制御情報またはシグナリングを含むことがある。キャリアはまた、専用の取得シグナリング(たとえば、同期信号またはシステム情報など)と、キャリアのための動作を協調させる制御シグナリングとを含み得る。いくつかの例(たとえば、キャリアアグリゲーション構成における)では、キャリアはまた、他のキャリアのための動作を協調させる取得シグナリングまたは制御シグナリングを有し得る。
物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、ダウンリンクチャネル上で、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法を使用して多重化され得る。いくつかの例では、物理制御チャネル内で送信される制御情報は、カスケード方式における異なる制御領域間(たとえば、共通の制御領域または共通の探索空間と1つまたは複数のUE固有の制御領域またはUE固有の探索空間との間)で分散され得る。
キャリアは、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅と関連付けられることがあり、いくつかの例では、キャリア帯域幅は、キャリアまたはワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」と呼ばれることがある。たとえば、キャリア帯域幅は、特定の無線アクセス技術のキャリアのためのいくつかの所定の帯域幅(たとえば、1.4、3、5、10、15、20、40、または80MHz)のうちの1つであり得る。いくつかの例では、各々のサービスされるUE115は、キャリア帯域幅のいくつかの部分またはすべてにわたって動作するために構成され得る。他の例では、一部のUE115は、キャリア内のあらかじめ定義された部分または範囲(たとえば、サブキャリアまたはRBのセット)と関連付けられる狭帯域プロトコルタイプを使用した動作のために構成され得る(たとえば、狭帯域プロトコルタイプの「帯域内」展開)。
MCM技法を利用するシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(たとえば、1つの変調シンボルの時間長)および1つのサブキャリアからなることがあり、シンボル期間およびサブキャリア間隔は反比例する。各リソース要素によって搬送されるビットの数は、変調方式(たとえば、変調方式の次数)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソース要素が多いほど、かつ変調方式の次数が高いほど、UE115に対するデータレートは高くなり得る。MIMOシステムでは、ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソース、時間リソース、および空間リソース(たとえば、空間レイヤ)の組合せを指すことがあり、複数の空間レイヤの使用はさらに、UE115との通信のデータレートを上げることができる。
ワイヤレス通信システム100のデバイス(たとえば、基地局105またはUE115)は、特定のキャリア帯域幅を介した通信をサポートするハードウェア構成を有することがあり、または、キャリア帯域幅のセットのうちの1つを介した通信をサポートするように構成可能であることがある。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、複数の異なるキャリア帯域幅と関連付けられるキャリアを介した同時通信をサポートすることができる基地局105および/またはUEを含み得る。
ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上でのUE115との通信、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある特徴をサポートし得る。UE115は、キャリアアグリゲーション構成に従って、複数のダウンリンクCCおよび1つまたは複数のアップリンクCCで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は拡張コンポーネントキャリア(eCC)を利用し得る。eCCは、より広いキャリア帯域幅または周波数チャネル帯域幅、より短いシンボル期間長、より短いTTI期間長、または修正された制御チャネル構成を含む、1つまたは複数の特徴によって特徴付けられ得る。いくつかの場合、eCCは、(たとえば、複数のサービングセルが準最適または理想的でないバックホールリンクを有するとき)キャリアアグリゲーション構成またはデュアル接続性構成と関連付けられ得る。eCCはまた、(2つ以上の事業者が、スペクトルを使用することを許可された場合)免許不要スペクトルまたは共有スペクトルにおいて使用するために構成され得る。広いキャリア帯域幅によって特徴付けられるeCCは、全キャリア帯域幅を監視することが可能でないか、またはさもなければ(たとえば、電力を節約するために)限られたキャリア帯域幅を使用するように構成されるUE115によって利用され得る、1つまたは複数のセグメントを含み得る。
いくつかの場合、eCCは、他のCCとは異なるシンボル時間長を利用することがあり、このことは、他のCCのシンボル時間長と比較して短縮されたシンボル時間長の使用を含むことがある。より短いシンボル時間長は、隣接するサブキャリア間の間隔の増大と関連付けられ得る。eCCを利用するUE115または基地局105などのデバイスは、短縮されたシンボル時間長(たとえば、16.67マイクロ秒)において、広帯域信号(たとえば、20、40、60、80MHzなどの周波数チャネルまたはキャリア帯域幅に従った)を送信し得る。eCCにおけるTTIは、1個または複数のシンボルからなり得る。いくつかの場合、TTI時間長(すなわち、TTI中のシンボル期間の数)は可変であり得る。
NRシステムなどのワイヤレス通信システムは、とりわけ、免許スペクトル帯域、共有スペクトル帯域、および免許不要スペクトル帯域の任意の組合せを利用することができる。eCCシンボル時間長およびサブキャリア間隔の柔軟性によって、複数のスペクトルにわたるeCCの使用が可能になり得る。いくつかの例では、特にリソースの動的な垂直方向(たとえば、周波数にわたる)および水平方向(たとえば、時間にわたる)の共有を通じて、NR共有スペクトルは、スペクトル利用率およびスペクトル効率を高め得る。
ワイヤレス通信システム100は、本明細書で説明されるような探索空間の合成および省略のための技法をサポートし得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100の基地局105は、複数の探索空間セットにおいてUE115のためのDCIをスケジューリングし得る。いくつかの場合、UE115にはブラインド復号の上限があることがあり、ここで、UE115は、スロットの中で最大の数のブラインド復号を実行することが可能であることがある。基地局105は、スロットの中のブラインド復号の総数がブラインド復号の上限より少なくなるように、探索空間セットからブラインド復号を剪定し得る。基地局105はまた、ブラインド復号を探索空間へとハッシュするための様々な技法を実施し得る。第1の例では、基地局105は、探索空間セットのアグリゲーションレベルを探索空間へと独立にハッシュし得る。別の例では、基地局105は、探索空間セットを合成し、合成された探索空間セットのアグリゲーションレベルをハッシュし得る。基地局105は、ハッシュされた復号候補を第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットに割り当て得る。
図2は、本開示の様々な態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートするワイヤレス通信システム200の例を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。ワイヤレス通信システム200は、本明細書で説明されるようなUE115および基地局105のそれぞれの例であり得る、UE115-aおよび基地局105-aを含む。基地局105-aは、ダウンリンク送信205においてUE115-aにDCIを送信し得る。
基地局105-aは、DCIの異なるフォーマットを送信するための複数の探索空間セットを構成し得る。UE115-aは、DCIを受信するために、各探索空間の復号候補(たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補)をブラインド復号し得る。DCIは、DCIのタイプの中でもとりわけ、ダウンリンクグラントまたはアップリンクグラントを含み得る。各探索空間セットはDCIにフォーマットに対応し得る。たとえば、基地局105-aは、アップリンクグラントを送信するように探索空間セットを構成し、データリソース(たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH))割当てを送信するように別の探索空間セットを構成し得る。基地局105-aは、RRCシグナリングによって探索空間のセットを特定するためのパラメータを用いてUE115-aを構成し得る。たとえば、探索空間の各セットは、UE固有のRRCシグナリングによって制御リソースセット構成と連合し得る。
探索空間セットは、アグリゲーションレベルのセットを含むことがあり、アグリゲーションレベルの各々が、復号候補を伴う探索空間を形成することがある。たとえば、探索空間セットは、1、2、4、および8というアグリゲーションレベルを含み得る。各アグリゲーションレベルは、いくつかのPDCCH候補を含み得る。たとえば、探索空間セットは、アグリゲーションレベル1のための6つの復号候補、アグリゲーションレベル2のための6つの復号候補、アグリゲーションレベル4のための2つの復号候補、およびアグリゲーションレベル8のための2つの復号候補を含み得る。探索空間セットの復号候補の数は{6,6,2,2}によって通知されることがあり、各インデックスはアグリゲーションレベルに対応する。いくつかの例では、探索空間セットは16というアグリゲーションレベルも含み得る。
共通の探索空間は、アグリゲーションレベル4およびアグリゲーションレベル8によってサポートされ得る。共通の探索空間は、複数のUE115にわたって共有され、共通制御情報をサービスされるUE115に送信するために基地局105-aによって使用され得る。UE固有の探索空間は、アグリゲーションレベルのいずれにあってもよい。上記の例示的な探索空間セット(たとえば、{6,6,2,2})では、基地局105-aは、UE115-aのためのUE固有の制御情報を送信するために、アグリゲーションレベル1およびアグリゲーションレベル2に対して6つの復号候補を使用し得る。基地局105-aはまた、UE固有の制御情報もしくは共通の制御情報のために、またはそれらの両方のために、アグリゲーションレベル4およびアグリゲーションレベル8で2つの復号候補を使用し得る。
探索空間セットは、スロット210の最初に制御リソースセット215上で送信され得る。単一のスロットのために構成される複数の制御リソースセット215があることがあり、各制御リソースセット215が異なる探索空間セットのために使用されることがある。探索空間セットは異なる監視機会を有し得る。たとえば、UE115-aは、ビジーな制御リソースセット215-bの間に、制御リソースセット215-aよりも多くの探索空間セットを監視し得る。第1の探索空間セットは1スロットのPDCCH監視機会を有することがあり、各制御リソースセット215は第1の探索空間セットの復号候補を有することがある。監視機会の他の例は、5個、10個、または20個のスロット210に1回であり得る。第2の探索空間セットは、1つおきのスロット210が第2の探索空間のための復号候補を有するように、2スロットのPDCCH監視機会を有し得る。たとえば、ビジーな制御リソースセット215-bは第2の探索空間セットを有することがあるが、制御リソースセット215-aは有しないことがある。したがって、ビジーな制御リソースセット215-bを用いてスロットの間に実行される、より多くのブラインド復号があり得る。
UE115-aには、スロット210において実行できるブラインド復号の数に上限があることがある。多くのブラインド復号を伴ういくつかのスロット(たとえば、ビジーな制御リソースセット215-bを含むスロット)では、基地局105-aは、スロット210におけるブラインド復号の数を減らし得る。たとえば、基地局105-aは、スロット210における探索空間の各セットからブラインド復号を剪定し得る。各UE固有の探索空間を完全に省略するのではなく、それらを縮小または剪定することによって、複数のグラントが依然としてUE115-aに送信され得る。いくつかの例では、基地局105-aは、UE固有の探索空間を剪定することがあるが、共通の探索空間を剪定しないことがある。たとえば、基地局105-aは、スロットフォーマットインジケータまたはページングインジケータを搬送するグループ共通PDCCHのための特別な共通の探索空間を剪定しないことがある。
いくつかの例では、UE固有の探索空間の中で、基地局105-aは各探索空間セットを比例的に剪定し得る。探索空間セットが複数のアグリゲーションレベルを含む場合、基地局105-aは、各アグリゲーションレベルのためのいくつかのブラインド復号を省略し得る。ある例では、UE115-aは、スロット210においてX個のブラインド復号を実行することができる。共通の探索空間のブラインド復号を除去した後で、UE115-aは、UE固有の探索空間においてX'個のブラインド復号を実行することができる。UE固有の探索空間kに対して、{Ak,1,Ak,2,Ak,4,Ak,8}というプロファイルがあり、ここでΣkAk,1+Ak,2+Ak,4+Ak,8>X'である。基地局105-aは、A'k,i<Ak,iおよび式(1)が真となるように、剪定されたプロファイル{A'k,1,A'k,2,A'k,4,A'k,8}を決定し得る。
いくつかの場合、基地局105-aは、各探索空間セットおよび探索空間セットの各アグリゲーションレベルを比例的に剪定するために、削減係数を決定し得る。たとえば、式(2)に示されるように、削減係数ρを定義することができる。
したがって、A'k,i≒Ak,i×ρである。いくつかの場合、基地局105-aは、たとえばA'k,i≒floor(Ak,i×ρ)となるようにA'k,iを決定するとき、同じ丸めを導入することがある。基地局105-aは、UE固有の探索空間におけるブラインド復号の数が合計でX'となるように、探索空間セットのアグリゲーションレベルに0または1を加算し得る。基地局105-aは、探索空間セットが少なくとも1つの復号候補を有するようにブラインド復号を追加し得る。したがって、基地局105-aは依然として、探索空間セットに対応するDCIフォーマットのDCIをスケジューリングすることができる。いくつかの例では、探索空間セットの各アグリゲーションレベルは、基地局105-aが対応するDCIフォーマットのDCIをスケジューリングするときにより高い柔軟性を有し得るように、少なくとも1つのブラインド復号を有し得る。
ある数値的な例では、UE115-aがスロット210において40個のUE固有のブラインド復号を実行することができ、しかしUE固有の探索空間復号の現在の数が50である場合、基地局105-aは、UE固有の探索空間におけるブラインド復号の総数が40個のブラインド復号となるように、各探索空間セットの各アグリゲーションレベルから20%(たとえば、
)のブラインド復号を削除することができる。いくつかの場合、基地局105-aは、各探索空間セットに対して少なくとも1つのブラインド復号を保ち、または各探索空間セットの各アグリゲーションレベルに対して1つのブラインド復号を保ち得る。
別の例では、基地局105-aは、優先度に基づいて探索空間セットを剪定し得る。たとえば、基地局105-aは、各探索空間セットに優先度番号γkを割り当て、優先度がより低い場合には探索空間セットからより多くを剪定し得る。いくつかの場合、優先度は無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成されることがあり、または、優先度は制御リソースセット215の関数として固定されることがある。たとえば、ミニスロット制御リソースセットは、超高信頼性低レイテンシ通信(URLLC)での使用に基づいて、より高い優先度を有し得る。基地局105-aは、各探索空間セットおよび各アグリゲーションレベルを比例的に剪定し得るが、探索空間セットkの優先度パラメータγkに反比例するように剪定し得る。たとえば、基地局105-aは、式(3)に示されるように剪定するように加重されたブラインド復号の数を決定することができ、基地局105-aは、式(4)に示されるように探索空間セットkに対する削減係数を定義することができる。
基地局105-aは次いで、A'k,i≒Ak,i-ρk,i×Δとなるように、探索空間セットkの各アグリゲーションレベルを剪定し得る。基地局105-aは、探索空間セットにおいて、または探索空間セットの各アグリゲーションレベルにおいて、少なくとも1つのブラインド復号があるように、探索空間セットを剪定し得る。
いくつかの例では、基地局105-aは、探索空間セットのアグリゲーションレベル全体に対してブラインド復号を省略し得る。基地局105-aは、ブラインド復号の上限を満たすように、アグリゲーションレベルによってアグリゲーションレベルを省略し得る。たとえば、より高いアグリゲーションレベルがより高い優先度を有する場合、基地局105-aはより低いアグリゲーションレベルをまず省略し得る。いくつかの場合、基地局105-aは、アグリゲーションレベル当たり少なくとも1つのブラインド復号を保ち得る。基地局105-aは、ブラインド復号の上限に達すると、アグリゲーションレベルからブラインド復号を省略するのを止め得る。
基地局105-aは次いで、各探索空間セットの各アグリゲーションレベルに対してハッシュ関数を実行し得る。いくつかの場合、基地局105-aは、各探索空間セットのアグリゲーションレベルを独立にハッシュし得る。2つの探索空間セットが各々、あるアグリゲーションレイヤのためのブラインド復号を有する場合、ハッシュされたアグリゲーションレベルは、重複する復号候補を有し得る。いくつかの場合、UE115-aは依然として、競合する復号候補において両方のDCIフォーマットのためにスケジューリングされ得るが、基地局105-aは、探索空間において別個の復号候補がより少数であることにより、DCIをスケジューリングする際の柔軟性がより低いことがある。いくつかの他の例では、基地局105-aは、ハッシュ関数を適用する前に、異なる探索空間セットのアグリゲーションレベルに対するブラインド復号を合成し得る。たとえば、第1の探索空間セットのアグリゲーションレベルが4つのブラインド復号を有し、第2の探索空間セットの同じアグリゲーションレベルが2つのブラインド復号を有する場合、基地局105-aは、4つのブラインド復号をハッシュし、次いで2つのブラインド復号をハッシュするのではなく、6つのブラインド復号をハッシュし得る。基地局105-aは次いで、復号候補を探索空間セットに割り当て得る(たとえば、4つの候補を第1の探索空間セットに、2つの候補を第2の探索空間セットに割り当て得る)。
図3は、本開示の様々な態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートする制御リソースセット構成300の例を示す。いくつかの例では、制御リソースセット構成300は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。制御リソースセット構成300は、複数のスロット315を含み、その各々が制御リソースセット320-aまたはビジーな制御リソースセット320-bを含み得る。UE115は、制御リソースセット320においてDCIを監視し、制御リソースセット320においてPDCCH候補をブラインド復号し得る。
基地局105は、DCIの異なるフォーマットを送信するための複数の探索空間セットを構成し得る。たとえば、基地局は、第1の探索空間セット305および第2の探索空間セット310を構成し得る。基地局は、第1の探索空間セット305において、第2の探索空間セット310とは異なるフォーマットのDCIを送信し得る。加えて、第1の探索空間セット305は、アグリゲーションレベル当たり、第2の探索空間セット310とは異なる数のブラインド復号を有し得る。たとえば、第1の探索空間セット305は、アグリゲーションレベル1のための6つの復号候補、アグリゲーションレベル2のための6つの復号候補、アグリゲーションレベル4のための2つの復号候補、およびアグリゲーションレベル8のための2つの復号候補を含み得る。第1の探索空間セット305のための復号候補の数は{6,6,2,2}によって通知されることがあり、各インデックスはアグリゲーションレベルに対応する。同様に、第2の探索空間セット310は、アグリゲーションレベル1のための0個の復号候補、アグリゲーションレベル2のための0個の復号候補、アグリゲーションレベル4のための4つの復号候補、およびアグリゲーションレベル8のための4つの復号候補を含み得る。いくつかの例では、探索空間のセットは、アグリゲーションレベルのセット、各アグリゲーションレベルに対するPDCCH候補の数、または探索空間のセットに対するPDCCH監視機会に基づいて決定され得る。いくつかの場合、探索空間の各セットはRRCシグナリングによって制御リソースセット構成と連合し得る。いくつかの例では、第1の探索空間セット305、第2の探索空間セット310、または両方が追加で、16というアグリゲーションレベルを有し得る。
第1の探索空間セット305のための探索空間セット構成は、異なる監視機会を有し得る。したがって、UEは、ビジーな制御リソースセット320-bの間に、制御リソースセット320-aよりも多くの探索空間セットを監視し得る。第1の探索空間セット305は1スロットのPDCCH監視機会を有することがあり、各制御リソースセット320は第1の探索空間セット305の復号候補を有することがある。第2の探索空間セット310は2スロットのPDCCH監視機会を有することがあり、探索空間セットは1つおきの制御リソースセット320に(たとえば、ビジーな制御リソースセット320-bだけに)含まれることがある。したがって、制御リソースセット320当たりのブラインド復号の数は時間とともに変化することがあり、ビジーな制御リソースセット320-bについてスロットの間に実行されるより多くのブラインド復号があることがある。監視機会の他の例は、5個のスロット、10個のスロット、または20個のスロットに1回であり得る。いくつかの場合、PDCCH監視機会に対するスロットレベルのオフセット値がサポートされ得る。Nスロットの監視機会に対して、オフセットは0からN-1であり得る。いくつかの場合、スロット内の監視機会のシンボルレベルのビットマップがあり得る。
図4は、本開示の様々な態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートする探索空間セットの組合せ400の例を示す。いくつかの例では、探索空間セットの組合せ400は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。基地局105は、1つの制御リソースセットのための複数の探索空間セットを構成し得る。いくつかの場合、第1の探索空間セット405および第2の探索空間セット410を含むスロットに対するブラインド復号の総数は、ブラインド復号の上限未満であり得る。
基地局105は、第1の探索空間セット405および第2の探索空間セット410を構成し得る。第1の探索空間セット405は、{0,0,4,4}に対応するアグリゲーションレベルに対してある数のブラインド復号を有することがあり、第2の探索空間セット410は、{6,6,2,2}に対応するアグリゲーションレベルに対してある数のブラインド復号を有することがある。探索空間セットの組合せ400は、アグリゲーションレベル4の復号候補を示し、ここで第1の探索空間セット405は4つのブラインド復号を有し、第2の探索空間セット410は2つのブラインド復号を有する。
基地局105は、第1の探索空間セット405のアグリゲーションレベル4を独立にハッシュし、第2の探索空間セット410のアグリゲーションレベル4をハッシュし得る。第1の探索空間セット405のアグリゲーションレベル4をハッシュすることは、復号候補420-a、420-b、420-c、および420-dを含む、復号候補構成415を生成し得る。基地局105は、復号候補420を探索空間へと均一にハッシュし得る。第2の探索空間セット410のアグリゲーションレベル4をハッシュすることは、復号候補430-aおよび430-bを含む、復号候補構成425を生成し得る。いくつかの場合、復号候補420-aは、探索区間において復号候補430-aと重複することがあり、復号候補420-cは、復号候補430-bと重複することがある。したがって、探索空間セットを独立にハッシュすることによって、基地局105はDCIをスケジューリングするために4つの復号候補を有し得る。
いくつかの例では、復号候補構成415または復号候補構成425の第1の復号候補は、異なる初期の場所を有し得る。たとえば、復号候補420-aおよび復号候補430-aは、探索空間において完全には重複しないことがある。復号候補の初期の場所は、乱数、または探索空間セットと関連付けられるUE115のUEインデックスの関数に基づき得る。
いくつかの場合、基地局105は、ハッシュする前に探索空間セットを合成し得る。たとえば、基地局105は、第1の探索空間セット405(たとえば、{0,0,4,4}という構成を伴う)および第2の探索空間セット410(たとえば、{6,6,2,2}という構成を伴う)を、{6,6,6,6}という探索空間セット構成を伴う第3の探索空間セットへと合成し得る。したがって、第1の探索空間セット405のアグリゲーションレベル4が4つのブラインド復号を有する場合、第2の探索空間セット410のアグリゲーションレベル4が2つのブラインド復号を有する場合、合成された探索空間セットのアグリゲーションレベル4は6つのブラインド復号を有し得る。したがって、基地局105は、6つの復号候補を探索空間へとハッシュし得る。6つの復号候補をハッシュすることは、復号候補構成435によって示される。基地局は、最初の4つの復号候補440(たとえば、復号候補440-a、440-b、440-c、および440-d)を第1の探索空間セット405に割り当て、最後の2つの復号候補440(たとえば、復号候補440-eおよび440-f)を第2の探索空間セット410に割り当て得る。探索空間セットを合成し、次いでハッシュすることによって、復号候補の重複またはブロッキングがより少なくなり得る。いくつかの場合、基地局105は、共通の探索空間およびUE固有の探索空間を合成しないことがある。
図5は、本開示の様々な態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートするプロセスフロー500の例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー500は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。プロセスフロー500は、本明細書で説明されたようなUE115および基地局105のそれぞれの例であり得る、UE115-bおよび基地局105-bを含み得る。
505において、基地局105-bは探索空間セットのブラインド復号の数を特定することができ、ここで探索空間セットのうちの探索空間はブラインド復号のサブセットを含む。いくつかの場合、基地局105-bは、探索空間セットの各アグリゲーションレベルに対するブラインド復号の数を特定し得る。いくつかの場合、探索空間は、探索空間セットのアグリゲーションレベルと関連付けられ得る。
510において、基地局105-bは削減係数を決定し得る。いくつかの場合、基地局105-bは、スロットに対するブラインド復号の上限を特定し、スロットにおいて各探索空間セットのためのブラインド復号の数を特定し得る。基地局105-bは、ブラインド復号の上限およびスロットの中の各探索空間セットに対するブラインド復号の数に基づいて、削減係数を決定し得る。いくつかの例では、基地局105-bは探索空間セットの優先度を決定することがあり、削減係数は探索空間セットの優先度に基づいて決定されることがある。たとえば、探索空間セットの優先度は、探索空間セットにおいてDCIによって搬送される情報のタイプと関連付けられ得る。
515において、基地局105-bは、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットを得るために、ブラインド復号のサブセットに削減係数を適用し得る。たとえば、削減係数は、各アグリゲーションレベルにおけるブラインド復号の数を減らすために、探索空間セットの各アグリゲーションレベルにおいてブラインド復号の数に適用され得るので、探索空間セットにおけるブラインド復号の数を減らす。
520において、基地局105-bは、ブラインド復号の削減されたサブセットに基づいて、探索空間セットの削減された数のブラインド復号を特定し得る。たとえば、探索空間セットの各アグリゲーションレベルにおける削減された数のブラインド復号により、探索空間セットに対するブラインド復号の総数は、削減または剪定され得る。
525において、基地局105-bは、探索空間セットの復号候補をハッシュし、UE115-bに送信すべきDCIをスケジューリングし得る。基地局105-bは、探索空間セットに属する探索空間の復号候補においてDCIを送信し得る。
図6は、本開示の様々な態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートするプロセスフロー600の例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー600は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。プロセスフロー600は、本明細書で説明されたようなUE115および基地局105のそれぞれの例であり得る、UE115-cおよび基地局105-cを含み得る。
605において、基地局105-cは、制御リソースセットのための第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットを特定することができ、第1の探索空間セットは復号候補の第1のセットを含み、第2の探索空間セットは復号候補の第2のセットを含む。いくつかの場合、第1の探索空間セットは第1の制御リソースセット監視機会と関連付けられることがあり、第2の探索空間セットは第2の制御リソースセット監視機会と関連付けられることがある。
610において、基地局105-cは、第1のハッシュ関数を復号候補の第1のセットに適用し、第2のハッシュ関数を復号候補の第2のセットに適用し得る。いくつかの場合、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットは、探索空間セットにおいて各アグリゲーションレベルに個別に適用される。
615において、基地局105-cは、第1のハッシュ関数および第2のハッシュ関数に基づいて、復号候補のセットを決定し得る。いくつかの場合、第1のハッシュ関数からの復号候補は、第2のハッシュ関数の復号候補と重複し得る。
620において、基地局105-cは、UE115-cへ、第1の探索空間セットのハッシュされた復号候補において第1の探索空間セットによって搬送される第1のグラントを送信し、第2の探索空間セットのハッシュされた復号候補において第2の探索空間セットによって搬送される第2のグラントを送信し得る。
図7は、本開示の様々な態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートするプロセスフロー700の例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー700は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。プロセスフロー700は、本明細書で説明されたようなUE115および基地局105のそれぞれの例であり得る、UE115-dおよび基地局105-dを含み得る。
705において、基地局105-dは、制御リソースセットのための第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットを特定することができ、第1の探索空間セットは復号候補の第1のセットを含み、第2の探索空間セットは復号候補の第2のセットを含む。いくつかの場合、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットは、同じアグリゲーションレベルと関連付けられ得る。
710において、基地局105-dは、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットに基づいて、復号候補の第3のセットを特定し得る。いくつかの場合、復号候補の第3のセットは、復号候補の第1のセットと復号候補の第2のセットを組み合わせることによって特定され得る。
715において、基地局105-dは、ハッシュ関数を復号候補の第3のセットに適用し得る。720において、基地局105-dは、ハッシュ関数に少なくとも一部基づいて、制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し得る。
725において、基地局105-dは、第1の探索空間セットに制御リソースセットのための復号候補のセットの一部分を割り当て、第2の探索空間セットに制御リソースセットのための復号候補のセットの残りの部分を割り当て得る。730において、基地局105-dは、第1の探索空間セットの割り当てられた復号候補のうちの1つにおいて第1の探索空間セットによって搬送されように構成される第1のグラントを送信し、第2の探索空間セットの割り当てられた復号候補のうちの1つにおいて第2の探索空間セットによって搬送されるように構成される第2のグラントを送信し得る。
図8は、本開示の態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートするワイヤレスデバイス805のブロック図800を示す。ワイヤレスデバイス805は、本明細書で説明されるような基地局105の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス805は、受信機810、通信マネージャ815、および送信機820を含み得る。ワイヤレスデバイス805はプロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
受信機810は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、および探索空間セットの合成および省略に関する情報など)と関連付けられる制御情報などの、情報を受信し得る。情報はデバイスの他の構成要素に受け渡され得る。受信機810は、図11を参照して説明されるトランシーバ1135の態様の例であり得る。受信機810は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
通信マネージャ815は、図11を参照して説明される通信マネージャ1115の態様の例であり得る。
通信マネージャ815および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、通信マネージャ815、および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本開示で説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行され得る。通信マネージャ815、および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、機能の部分が1つまたは複数の物理デバイスによって異なる物理的位置に実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に位置し得る。いくつかの例では、通信マネージャ815および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様による別個のおよび異なる構成要素であり得る。他の例では、通信マネージャ815および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、限定はされないが、I/O構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明された1つまたは複数の他の構成要素、または本開示の様々な態様によるそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と組み合わされ得る。
通信マネージャ815は、探索空間セットのブラインド復号の数を特定し、探索空間セットのうちの探索空間がブラインド復号のサブセットを含み、削減係数を決定し、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットを得るためにブラインド復号のサブセットに削減係数を適用し、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットに基づいて、探索空間セットの削減された数のブラインド復号を特定し得る。通信マネージャ815はまた、制御リソースセットのための第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットを特定し、第1の探索空間セットが復号候補の第1のセットを含み、第2の探索空間セットが復号候補の第2のセットを含み、第1のハッシュ関数を復号候補の第1のセットに適用して第2のハッシュ関数を復号候補の第2のセットに適用し、第1のハッシュ関数および第2のハッシュ関数に基づいて制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し得る。いくつかの場合、通信マネージャ815は、制御リソースセットのための第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットを特定し、第1の探索空間セットが復号候補の第1のセットを含み、第2の探索空間セットが復号候補の第2のセットを含み、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットに基づいて復号候補の第3のセットを特定し、ハッシュ関数を復号候補の第3のセットに適用し、ハッシュ関数に基づいて制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し、制御リソースセットのための復号候補のセットの一部分を第1の探索空間セットに割り当て、制御リソースセットのための復号候補のセットの残りの部分を第2の探索空間セットに割り当て得る。
送信機820は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機820は、トランシーバモジュールの中の受信機810と併置され得る。たとえば、送信機820は、図11を参照して説明されるトランシーバ1135の態様の例であり得る。送信機820は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図9は、本開示の態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートするワイヤレスデバイス905のブロック図900を示す。ワイヤレスデバイス905は、図8を参照して説明されたような、ワイヤレスデバイス805または基地局105の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス905は、受信機910、通信マネージャ915、および送信機920を含み得る。ワイヤレスデバイス905はプロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
受信機910は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、および探索空間セットの合成および省略に関する情報など)と関連付けられる制御情報などの、情報を受信し得る。情報はデバイスの他の構成要素に受け渡され得る。受信機910は、図11を参照して説明されるトランシーバ1135の態様の例であり得る。受信機910は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
通信マネージャ915は、図11を参照して説明される通信マネージャ1115の態様の例であり得る。
通信マネージャ915はまた、ブラインド復号特定器925、削減係数決定構成要素930、削減係数適用構成要素935、ブラインド復号削減特定器940、探索空間セット特定器945、ハッシュ関数適用構成要素950、復号候補決定構成要素955、および復号候補割当て構成要素960を含み得る。
ブラインド復号特定器925は、探索空間セットのブラインド復号の数を特定することができ、ここで探索空間セットのうちの探索空間はブラインド復号のサブセットを含む。いくつかの場合、探索空間セットは、単一のUEのためのDCIを搬送するUE固有の探索空間セットである。
削減係数決定構成要素930は、削減係数を決定し、スロットの中の各探索空間セットに対するブラインド復号の数を特定し、ブラインド復号の上限およびスロットの中の各探索空間セットに対するブラインド復号の数に基づいて削減係数を決定し得る。いくつかの場合、削減係数を決定することはさらに、スロットに対するブラインド復号の上限を特定することを含む。いくつかの場合、ブラインド復号の上限はUEの能力に基づく。
削減係数適用構成要素935は、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットを得るために、ブラインド復号のサブセットに削減係数を適用し得る。
ブラインド復号削減特定器940は、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットに基づいて、探索空間セットの削減された数のブラインド復号を特定し得る。いくつかの場合、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットは、少なくとも1つのブラインド復号を含む。
探索空間セット特定器945は、制御リソースセットのための第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットを特定し、第1の探索空間セットが復号候補の第1のセットを含み、第2の探索空間セットが復号候補の第2のセットを含み、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットに基づいて復号候補の第3のセットを特定し得る。いくつかの場合、第1の探索空間セットは第1のUE固有の探索空間セットであり、第2の探索空間セットは第2のUE固有の探索空間セットである。いくつかの場合、第1の探索空間セットは第1の制御リソースセット監視機会と関連付けられ、第2の探索空間セットは第2の制御リソースセット監視機会と関連付けられる。いくつかの場合、復号候補の第3のセットを特定することはさらに、復号候補の第1のセットと復号候補の第2のセットを組み合わせることを含む。いくつかの場合、第1の探索空間セットは第1のUE固有の探索空間セットであり、第2の探索空間セットは第2のUE固有の探索空間セットである。いくつかの場合、第1の探索空間セットは第1の制御リソースセット監視機会と関連付けられ、第2の探索空間セットは第2の制御リソースセット監視機会と関連付けられる。
ハッシュ関数適用構成要素950は、第1のハッシュ関数を復号候補の第1のセットに適用し、第2のハッシュ関数を復号候補の第2のセットに適用し、ハッシュ関数を復号候補の第3のセットに適用し得る。いくつかの場合、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットは、探索空間セットにおいて各アグリゲーションレベルに個別に適用される。
復号候補決定構成要素955は、第1のハッシュ関数および第2のハッシュ関数に基づいて制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し、ハッシュ関数に基づいて制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し得る。いくつかの場合、復号候補の第1のセットの初期の場所は、復号候補の第2のセットの初期の場所と無関係である。いくつかの場合、復号候補の第1のセットまたは復号候補の第2のセットの初期の場所は、乱数または第1の探索空間セットまたは第2の探索空間セットと関連付けられるUEのインデックスに基づく。いくつかの場合、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットは、同じアグリゲーションレベルと関連付けられる。
復号候補割当て構成要素960は、第1の探索空間セットに制御リソースセットのための復号候補のセットの一部分を割り当て、第2の探索空間セットに制御リソースセットのための復号候補のセットの残りの部分を割り当て得る。
送信機920は、デバイスの他の構成要素によって生成される信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機920は、トランシーバモジュールの中の受信機910と併置され得る。たとえば、送信機920は、図11を参照して説明されるトランシーバ1135の態様の例であり得る。送信機920は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図10は、本開示の態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートする通信マネージャ1015のブロック図1000を示す。通信マネージャ1015は、図8、図9、および図11を参照して説明される通信マネージャ815、通信マネージャ915、または通信マネージャ1115の態様の例であり得る。通信マネージャ1015は、ブラインド復号特定器1020、削減係数決定構成要素1025、削減係数適用構成要素1030、ブラインド復号削減特定器1035、探索空間セット特定器1040、ハッシュ関数適用構成要素1045、復号候補決定構成要素1050、復号候補割当て構成要素1055、アグリゲーションレベル特定器1060、優先度決定構成要素1065、およびグラント送信機1070を含み得る。これらのモジュールの各々は、直接的または間接的に(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信し得る。
ブラインド復号特定器1020は、探索空間セットのブラインド復号の数を特定することができ、ここで探索空間セットのうちの探索空間はブラインド復号のサブセットを含む。いくつかの場合、探索空間セットは、単一のUEのためのDCIを搬送するUE固有の探索空間セットである。
削減係数決定構成要素1025は、削減係数を決定し、スロットの中の各探索空間セットに対するブラインド復号の数を特定し、ブラインド復号の上限およびスロットの中の各探索空間セットに対するブラインド復号の数に基づいて削減係数を決定し得る。いくつかの場合、削減係数を決定することはさらに、スロットに対するブラインド復号の上限を特定することを含む。いくつかの場合、ブラインド復号の上限はUEの能力に基づく。
削減係数適用構成要素1030は、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットを得るために、ブラインド復号のサブセットに削減係数を適用し得る。
ブラインド復号削減特定器1035は、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットに基づいて、探索空間セットの削減された数のブラインド復号を特定し得る。いくつかの場合、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットは、少なくとも1つのブラインド復号を含む。
探索空間セット特定器1040は、制御リソースセットのための第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットを特定し、第1の探索空間セットが復号候補の第1のセットを含み、第2の探索空間セットが復号候補の第2のセットを含み、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットに基づいて復号候補の第3のセットを特定し得る。いくつかの場合、復号候補の第3のセットを特定することはさらに、復号候補の第1のセットと復号候補の第2のセットを組み合わせることを含む。いくつかの例では、第1の探索空間セットは第1のUE固有の探索空間セットであり、第2の探索空間セットは第2のUE固有の探索空間セットである。第1の探索空間セットは第1の制御リソースセット監視機会と関連付けられることがあり、第2の探索空間セットは第2の制御リソースセット監視機会と関連付けられることがある。いくつかの場合、第1の探索空間セットは第1のUE固有の探索空間セットであり、第2の探索空間セットは第2のUE固有の探索空間セットである。いくつかの場合、第1の探索空間セットは第1の制御リソースセット監視機会と関連付けられ、第2の探索空間セットは第2の制御リソースセット監視機会と関連付けられる。
ハッシュ関数適用構成要素1045は、第1のハッシュ関数を復号候補の第1のセットに適用し、第2のハッシュ関数を復号候補の第2のセットに適用し、ハッシュ関数を復号候補の第3のセットに適用し得る。いくつかの場合、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットは、探索空間セットにおいて各アグリゲーションレベルに個別に適用される。
復号候補決定構成要素1050は、第1のハッシュ関数および第2のハッシュ関数に基づいて制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し、ハッシュ関数に基づいて制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し得る。いくつかの場合、復号候補の第1のセットの初期の場所は、復号候補の第2のセットの初期の場所と無関係である。いくつかの場合、復号候補の第1のセットまたは復号候補の第2のセットの初期の場所は、乱数または第1の探索空間セットまたは第2の探索空間セットと関連付けられるUEのインデックスに基づく。いくつかの場合、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットは、同じアグリゲーションレベルと関連付けられる。
復号候補割当て構成要素1055は、第1の探索空間セットに制御リソースセットのための復号候補のセットの一部分を割り当て、第2の探索空間セットに制御リソースセットのための復号候補のセットの残りの部分を割り当て得る。
アグリゲーションレベル特定器1060は、探索空間セットのアグリゲーションレベルを特定し得る。いくつかの場合、探索空間セットのブラインド復号の数を特定することはさらに、探索空間セットの各アグリゲーションレベルのためのブラインド復号の数を特定することを含む。いくつかの場合、探索空間は、探索空間セットのアグリゲーションレベルと関連付けられる。
優先度決定構成要素1065は、探索空間セットの優先度を決定し、削減係数が探索空間セットの優先度に基づいて決定され、探索空間のアグリゲーションレベルに基づいて探索空間の優先度を決定し、削減係数が探索空間の優先度に基づいて決定される、ことができる。いくつかの場合、探索空間の優先度は、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成される。いくつかの場合、探索空間セットの優先度は、探索空間セットにおいてDCIによって搬送される情報のタイプと関連付けられる。
グラント送信機1070は、第1の探索空間セットのハッシュされた復号候補において第1の探索空間セットによって搬送される第1のグラントを送信し、第2の探索空間セットのハッシュされた復号候補において第2の探索空間セットによって搬送される第2のグラントを送信して第1の探索空間セットの割り当てられた復号候補のうちの1つにおいて第1の探索空間セットによって搬送されるように構成される第1のグラントを送信し、第2の探索空間セットの割り当てられた復号候補のうちの1つにおいて第2の探索空間セットによって搬送されるように構成される第2のグラントを送信し得る。
図11は、本開示の態様による、探索空間セットの合成および省略をサポートするデバイス1105を含むシステム1100の図を示す。デバイス1105は、たとえば、図8および図9を参照して本明細書で説明されたような、ワイヤレスデバイス805、ワイヤレスデバイス905、または基地局105の構成要素の例であることがあり、またはそれらを含むことがある。デバイス1105は、通信マネージャ1115と、プロセッサ1120と、メモリ1125と、ソフトウェア1130と、トランシーバ1135と、アンテナ1140と、ネットワーク通信マネージャ1145と、局間通信マネージャ1150とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向の音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1110)を介して電子的に通信していることがある。デバイス1105は、1つまたは複数のUE115とワイヤレスに通信し得る。
プロセッサ1120は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合、プロセッサ1120は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラは、プロセッサ1120の中に統合され得る。プロセッサ1120は、様々な機能(たとえば、探索空間セットの合成および省略をサポートする機能またはタスク)を実行するために、メモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
メモリ1125は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ1125は、実行されると、本明細書で説明される様々な機能をプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェア1130を記憶し得る。いくつかの場合、メモリ1125は、特に、周辺構成要素または周辺デバイスとの対話などの基本的なハードウェア動作またはソフトウェア動作を制御し得る基本入出力システム(BIOS)を含み得る。
ソフトウェア1130は、探索空間セットの合成および省略をサポートするためのコードを含む、本開示の態様を実施するためのコードを含み得る。ソフトウェア1130は、システムメモリまたは他のメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体内に記憶され得る。いくつかの場合、ソフトウェア1130は、プロセッサによって直接実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)本明細書で説明される機能をコンピュータに実行させることがある。
トランシーバ1135は、本明細書で説明されたように、1つまたは複数のアンテナ、有線リンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1135はワイヤレストランシーバを表すことがあり、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信することがある。トランシーバ1135はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。
いくつかの場合、ワイヤレスデバイスは、単一のアンテナ1140を含み得る。しかしながら、いくつかの場合、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る、複数のアンテナ1140を有し得る。
ネットワーク通信マネージャ1145は、(たとえば、1つまたは複数の有線バックホールリンクを介して)コアネットワークとの通信を管理し得る。たとえば、ネットワーク通信マネージャ1145は、1つまたは複数のUE115などの、クライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理し得る。
局間通信マネージャ1150は、他の基地局105との通信を管理することができ、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、局間通信マネージャ1150は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のために、UE115への送信のスケジューリングを協調させ得る。いくつかの例では、局間通信マネージャ1150は、基地局105間の通信を行うために、Long Term Evolution(LTE)/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを与え得る。
図12は、本開示の態様による、探索空間セットの合成および省略のための方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、本明細書で説明されたような基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1200の動作は、図8〜図11を参照して説明されたような、通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代わりに、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、本明細書で説明される機能の態様を実行し得る。
1205において、基地局105は探索空間セットのブラインド復号の数を特定することができ、ここで探索空間セットのうちの探索空間はブラインド復号のサブセットを備える。1205の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1205の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、ブラインド復号特定器によって実行され得る。
1210において、基地局105は削減係数を決定し得る。1210の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1210の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、削減係数決定構成要素によって実行され得る。
1215において、基地局105は、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットを得るために、ブラインド復号のサブセットに削減係数を適用し得る。1215の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1215の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、削減係数適用構成要素によって実行され得る。
1220において、基地局105は、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットに少なくとも一部基づいて、探索空間セットの削減された数のブラインド復号を特定し得る。1220の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1220の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、ブラインド復号削減特定器によって実行され得る。
図13は、本開示の態様による、探索空間セットの合成および省略のための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、本明細書で説明されたような基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1300の動作は、図8〜図11を参照して説明されたような、通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代わりに、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、本明細書で説明される機能の態様を実行し得る。
1305において、基地局105は探索空間セットのブラインド復号の数を特定することができ、ここで探索空間セットのうちの探索空間はブラインド復号のサブセットを備える。1305の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1305の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、ブラインド復号特定器によって実行され得る。
1310において、基地局105は、探索空間セットの優先度を決定することがあり、削減係数は探索空間セットの優先度に少なくとも一部基づいて決定される。1310の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1310の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、優先度決定構成要素によって実行され得る。
1315において、基地局105は削減係数を決定し得る。1315の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1315の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、削減係数決定構成要素によって実行され得る。
1320において、基地局105は、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットを得るために、ブラインド復号のサブセットに削減係数を適用し得る。1320の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1320の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、削減係数適用構成要素によって実行され得る。
1325において、基地局105は、探索空間に対するブラインド復号の削減されたサブセットに少なくとも一部基づいて、探索空間セットの削減された数のブラインド復号を特定し得る。1325の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1325の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、ブラインド復号削減特定器によって実行され得る。
図14は、本開示の態様による、探索空間セットの合成および省略のための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、本明細書で説明されたような基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1400の動作は、図8〜図11を参照して説明されたような、通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代わりに、基地局105は、専用ハードウェアを使用して本明細書で説明される機能の態様を実行し得る。
1405において、基地局105は、制御リソースセットのための第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットを特定することができ、第1の探索空間セットは復号候補の第1のセットを備え、第2の探索空間セットは復号候補の第2のセットを備える。1405の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1405の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、探索空間セット特定器によって実行され得る。
1410において、基地局105は、第1のハッシュ関数を復号候補の第1のセットに適用し、第2のハッシュ関数を復号候補の第2のセットに適用し得る。1410の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1410の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、ハッシュ関数適用構成要素によって実行され得る。
1415において、基地局105は、第1のハッシュ関数および第2のハッシュ関数に少なくとも一部基づいて、制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し得る。1415の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1415の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、復号候補決定構成要素によって実行され得る。
図15は、本開示の態様による、探索空間セットの合成および省略のための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、本明細書で説明されるように、基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1500の動作は、図8〜図11を参照して説明されたような、通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代わりに、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、本明細書で説明される機能の態様を実行し得る。
1505において、基地局105は、制御リソースセットのための第1の探索空間セットおよび第2の探索空間セットを特定することができ、第1の探索空間セットは復号候補の第1のセットを備え、第2の探索空間セットは復号候補の第2のセットを備える。1505の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1505の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、探索空間セット特定器によって実行され得る。
1510において、基地局105は、復号候補の第1のセットおよび復号候補の第2のセットに少なくとも一部基づいて、復号候補の第3のセットを特定し得る。1510の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1510の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、探索空間セット特定器によって実行され得る。
1515において、基地局105は、ハッシュ関数を復号候補の第3のセットに適用し得る。1515の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1515の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、ハッシュ関数適用構成要素によって実行され得る。
1520において、基地局105は、ハッシュ関数に少なくとも一部基づいて、制御リソースセットのための復号候補のセットを決定し得る。1520の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1520の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、復号候補決定構成要素によって実行され得る。
1525において、基地局105は、第1の探索空間セットに制御リソースセットのための復号候補のセットの一部分を割り当て、第2の探索空間セットに制御リソースセットのための復号候補のセットの残りの部分を割り当て得る。1525の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1525の動作の態様は、図8〜図11を参照して説明されたような、復号候補割当て構成要素によって実行され得る。
本明細書で説明された方法は可能な実装形態を表すこと、動作およびステップが再構成されるかまたは場合によっては変更され得ること、ならびに他の実装形態が可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
本明細書で説明された技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)、および他のシステムなどの、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS-2000、IS-95およびIS-856規格をカバーする。IS-2000のリリースは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれることがある。IS-856(TIA-856)は、一般に、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))と、CDMAの他の変形とを含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装し得る。
OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE) 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部である。LTE、LTE-A、およびLTE-A Proは、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NR、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書の中に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明された技法は、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRシステムの態様が例として説明されることがあり、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRの用語が説明の大部分において使用されることがあるが、本明細書で説明される技法は、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRの適用例以外に適用可能である。
マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して低電力の基地局105と関連付けられることがあり、スモールセルは、マクロセルと同じまたはマクロセルとは異なる(たとえば、免許、免許不要など)周波数帯域において動作することがある。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーすることができ、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルも、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連付けを有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE115、自宅内のユーザのためのUE115など)による制限付きアクセスを提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれ得る。eNBは、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートすることができ、1つまたは複数のコンポーネントキャリアを使用する通信もサポートすることができる。
本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は、同様のフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局105からの送信は、時間的にほぼ揃えられることがある。非同期動作の場合、基地局105は、異なるフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局105からの送信は、時間的に揃えられないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
本明細書で説明された情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれを使用して表されてもよい。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場または光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本明細書の本開示に関して説明される様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装され得る。
本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、本明細書で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的位置に実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に配置されてもよい。
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の非一時的媒体を含み得る。また、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびBlue-rayディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記のものの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
特許請求の範囲内を含めて本明細書で使用される場合、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目のリスト)において使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストがAまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的リストを示す。また、本明細書で使用される、「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照と解釈されないものとする。たとえば、「条件Aに基づいて」として説明した例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づき得る。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも一部基づいて」という句と同様にして解釈されるものとする。
添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書で使用される場合、説明は、第2の参照ラベル、または他の後続の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
添付の図面に関して本明細書に記載される説明は、例示的な構成について説明しており、実装され得るかまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。発明を実施するための形態は、説明される技法の理解をもたらすための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明される例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように与えられる。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。