JP2021505563A - シリコーンエラストマーおよび皮膚軟化剤を含む化粧品組成物 - Google Patents

シリコーンエラストマーおよび皮膚軟化剤を含む化粧品組成物 Download PDF

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Abstract

(i)非炭化水素皮膚軟化剤1〜30重量%;および(ii)式(I)のシリコーンエラストマーゲルと溶媒とのブレンド2〜60重量%を含む化粧品組成物であって、前記シリコーンエラストマーゲルのための前記溶媒は、環状または線状ポリジメチルシロキサンから選択され、非炭化水素皮膚軟化剤の量と、前記シリコーンエラストマーゲルおよび前記溶媒の合計量とのw/w比は、1:50〜1:1であり、非炭化水素皮膚軟化剤の量は、シリコーンエラストマーゲルの量よりも少なく、当該組成物は、カプリン酸カプリルトリグリセリド2重量%未満、および、架橋エラストマーシリコーンポリエーテル5重量%未満を含み、前記非炭化水素皮膚軟化剤は、C10−20脂肪酸のアルケニルまたはアルキルエステル、エーテル−エステル、多価アルコールエステル、ワックスエステル、モノ−、ジ−もしくはトリグリセリド、ステロールエステル、脂肪アルコール、脂肪酸、ラノリンもしくはその誘導体、ワックスエステル、リン脂質、ミツロウまたはステロールである、化粧品組成物が開示される。【選択図】なし

Description

本発明は、化粧品組成物、特にシリコーンエラストマーおよび非炭化水素皮膚軟化剤を含む化粧品組成物に関する。
皮膚軟化剤は、皮膚の手入れと保護のために化粧品に広く使用されている。皮膚軟化剤は、乾燥を防止または軽減するために使用される材料である。乾燥肌は一般にざらざらで薄片状であり、通常よりも柔軟性が低く、亀裂や微小亀裂があることが多い。
皮膚軟化剤は、多くの場合、手と身体の手入れを目的とした化粧品に含まれている。場合によっては、皮膚軟化剤の量を通常または通常の範囲を超えて増やすことが処方者の意図である。しかしながら、製剤はもはや安定したままではない可能性があるので、増加は容易に実現できないかもしれない。特に、製剤は、通常約50℃の高温に曝されると、相分離が発生し、明らかな兆候を示す可能性がある。ただし、有名な化粧品ブランドは、製品の安定を確認する必要がある。
感覚特性を改善するために、化粧品組成物にはシリコーンエラストマーが含まれている。シリコーンエラストマーの語は、溶媒中で著しく膨潤して、粘弾性の柔らかい固体として挙動する空間充填材料を形成する架橋シリコーンポリマーを意味する。一般に、シリコーンエラストマーは、エラストマーと、環状または線状シリコーン溶媒などの適切な溶媒とのブレンドの形態で投与される。
米国特許出願公開第2004234478号(P&G)は、分散した油相、シリコーンエラストマーおよび水相を含むパーソナルケア組成物を開示している。洗い流し組成物は、皮膚の感触を改善しながら、油およびシリコーンエラストマーを角質表面すべてに付着させることができる。エラストマーは、構造化されたオイルに分散され、オイルとエラストマーとの共堆積を可能にする。
米国特許第6221979号(Dow Corning、2001)は、(i)架橋エラストマーシリコーンポリエーテルと(ii)炭素原子数3〜40のアルキル基を含む架橋エラストマーシリコーンとのブレンドを含む化粧品組成物を開示している。新規な組成物は、油中水型エマルションと、油または油溶性有効成分を含む透明溶液の調製に使用される。このブレンドは、ヒマワリ油と同じ極性の有機油を相溶化するのに使用される。1つのエラストマーだけの使用では利益を達成できないことが開示されている。
米国特許出願公開第20060239950号(E L Management Co)は、特定の皮膚軟化剤系を粒子状シリコーンエラストマーの水性分散液と組み合わせると、最終組成物中に比較的多量の分散物が存在する場合でも、組成物を安定化させることができる。組成物は、線や皺の出現の低減に役立つ。
英国特許出願公開第200520896号(The Boots Co)は、油相30〜75重量%、界面活性剤1〜20重量%、エラストマー0.01〜20重量%および水相2〜40重量%を有するクレンジング、およびスムージング効果のための化粧品組成物を開示している。好ましい油相は、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリドであり、エラストマーはジメチコンクロスポリマーである。油相はエラストマーよりも多い。
未公開出願であるPCT/EP2017/061001(Unilever)は、特定の構造のシリコーンエラストマーと炭化水素皮膚軟化剤とを含む化粧品組成物を開示している。通常、かかるエラストマーと皮膚軟化剤とは非相溶性であると考えられているが、エラストマーは問題を解決する有機側鎖を含んでいる。
米国特許出願公開第2004234478号(P&G) 米国特許第6221979号(Dow Corning、2001) 米国特許出願公開第20060239950号(E L Management Co) 英国特許出願公開第200520896号(The Boots Co) PCT/EP2017/061001(Unilever)
本発明者らは、本明細書で定義される特定の構造を有するシリコーンエラストマーゲルおよび非炭化水素皮膚軟化剤を含む化粧品組成物が長期間にわたって安定であることを予想外に見出した。この観察は、非炭化水素皮膚軟化剤を通常または標準の量より多く含む化粧品組成物を処方するための信頼できる方法を提供する。
発明の概要
第1の態様によれば、以下:
(i)非炭化水素皮膚軟化剤1〜30重量%;および
(ii)式(I)のシリコーンエラストマーゲルと溶媒とのブレンド2〜60重量%
を含む化粧品組成物が開示される。ここで、シリコーンエラストマーゲルのための溶媒は、環状または線状ポリジメチルシロキサンから選択され、非炭化水素皮膚軟化剤の量と、前記シリコーンエラストマーゲルおよび前記溶媒の合計量とのw/w比は、1:50〜1:1であり、前記非炭化水素皮膚軟化剤の量は、前記シリコーンエラストマーゲルの量よりも少ない。
Figure 2021505563
式中、 各Rは独立して、C1−36アルキル鎖、好ましくはC8−18アルキル鎖であり、
各Rは独立して、フェニルまたはCHであり、
各Rはフェニルであり、
各xは独立して3〜100、好ましくは3〜20の整数であり、
各yは独立して1〜100、好ましくは1〜20の整数であり、
各zは独立して1〜100、好ましくは6〜50の整数であり、
各mは独立して1〜100、好ましくは5〜30の整数であり、
各nは独立して4〜1000、好ましくは40〜500の整数である。
前記組成物は、カプリン酸カプリルトリグリセリド2重量%未満および架橋エラストマーシリコーンポリエーテル5重量%未満を含み、前記非炭化水素皮膚軟化剤は、C10−20脂肪酸のアルケニルまたはアルキルエステル、エーテル-エステル、多価アルコールエステル、ワックスエステル、モノ、ジもしくはトリグリセリド、ステロールエステル、脂肪アルコール、脂肪酸、ラノリンもしくはその誘導体、ワックスエステル、リン脂質、ミツロウまたはステロールである。
第2の態様によれば、本発明の第1の態様の化粧品組成物を含む包装されたパーソナルケア製品が開示される。
第3の態様によれば、第1の態様の化粧品組成物を皮膚に局所的に塗布する工程を含む、皮膚の保湿方法である。
第4の態様によれば、皮膚を保湿するための第1の態様の組成物の使用が開示される。
本発明の他の態様はすべて、以下の詳細な説明および実施例を考慮すると、より容易に明らかになるであろう。
実施例を除き、または他に明示的に示されている場合を除き、材料または反応条件、材料の物理的特性および/または使用の量を示すこの説明のすべての数字は、「約」という語によって修飾されていると理解され得る。
特に明記しない限り、量はすべて、化粧品組成物の重量による。
値の範囲を指定する場合、特定の上限値を特定の下限値に関連付けることができることに注意すべきである。
疑義を避けるべく、「含む(comprising)」の語は「含む(including)」を意味することを意図しているが、必ずしも「からなる(consisting of)」または「で構成される(composed of)」を意味するものではない。言い換えると、列挙された工程または選択肢は、網羅的である必要はない。
明細書に見出される本発明の開示は、請求項が複数の従属または重複なしに見出され得るという事実に関係なく、相互に複数従属しているとして、請求項に見出されるすべての実施形態を網羅すると見なされるべきである。
本発明の特定の態様(例えば、本発明の組成物)に関して特徴が開示されている場合、かかる開示は、本発明の他の態様(例えば、本発明の方法)にも準用するものとみなされる。
詳細な説明
化粧品組成物とは、皮膚の洗浄または手入れを意図したリーブオンまたはウォッシュオフ形式の形態の外用組成物を意味する。かかる組成物は、外観、クレンジングまたは一般的美学を改善するために、人体に適用される任意の製品を含む。本発明による組成物は、リンスオフ製品である。あるいは、そして、より好ましくは、それらはリーブオン製品である。本発明の組成物は、液体、ローション、クリーム、フォームまたはゲル、またはトナーの形態であってもよく、あるいは、道具を用いて、またはフェイスマスク、パッドもしくはパッチによって、適用されてもよい。本明細書で使用する「皮膚」は、顔および体(例えば、首、胸、背中、腕、脇の下、手、脚、臀部および頭皮)の皮膚を含むことを意味する。
非炭化水素皮膚軟化剤
本発明による組成物は、1〜30重量%の非炭化水素皮膚軟化剤を含む。本明細書で使用される炭化水素は、完全に水素および炭素からなる有機化合物を指す。かかる炭化水素には、環状炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和または不飽和)、および分岐鎖脂肪族炭化水素(飽和または不飽和)が含まれる。説明に役立つ例としては、鉱油、ワックスおよびワセリン(petrolatum)(ワセリン(petroleum jelly)など)が挙げられる。
非炭化水素皮膚軟化剤は、C10−20脂肪酸のアルケニルまたはアルキルエステル、エーテル−エステル、多価アルコールエステル、ワックスエステル、モノ−、ジ−もしくはトリグリセリド、ステロールエステル、脂肪アルコール、脂肪酸、ラノリンもしくはその誘導体、ワックスエステル、リン脂質、ミツロウまたはステロールである。
より好ましくは、非炭化水素皮膚軟化剤はトリグリセリドである。さらに好ましくは、トリグリセリドは、小麦胚芽油、アプリコット核油、アボカド油、ヒマワリ種子油、アルニカ油、月見草油、ホホバ油、ココナッツ油、パーム核油、落花生油、ベニバナ油、綿実油、菜種油、パーム油、アーモンド油、米ぬか油、ヒマシ油、マカダミア油またはシアバターの1以上である。
好ましい非炭化水素皮膚軟化剤の適切な例は、以下のとおりである。
−アセトグリセリドエステル:例、アセチル化モノグリセリド;
−アルキルエステル:例、脂肪酸のメチル、イソプロピル、およびブチルエステル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸デシル、オレイン酸イソデシル、ステアリン酸ヘキサデシル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソヘキシル、アジピン酸ジヘキサデシル、セバシン酸ジイソプロピル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル;
−アルケニルエステル:例、ミリスチン酸オレイル、ステアリン酸オレイル、オレイン酸オレイル;
−脂肪酸:例、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ガンマ−リノレン酸、リシノール酸、アラキジン酸、ベヘン酸、エルカ酸、およびラノリン酸;
−多価アルコールエステル:例、エチレングリコールモノおよびジ脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノおよびジ脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール(200−6000)、モノおよびジ脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノおよびジ脂肪酸酸エステル、ポリプロピレングリコール2000モノオレエート、ポリプロピレングリコール2000モノステアレート、エトキシル化プロピレングリコールモノステアレート、グリセリルモノおよびジ脂肪酸エステル、ポリグリセロールポリ脂肪酸エステル、エトキシル化グリセリルモノステアレート、1,3−ブチレングリコールモノステアレート、1,3−ブチレングリコールジステアレート、ポリオキシエチレンポリオール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、およびポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;
−脂肪アルコール:例、ラウリル、ミリスチル、セチル、ヘキサデシル(イソセチル)、ステアリル、イソステアリル、ヒドロキシステアリル、オレイル、リシノレイル、ベヘニルおよびエルシルアルコール、および2−オクチルドデカノール;
−脂肪アルコールエーテル:例、エトキシル化ラウリル、セチル、ステアリル、イソステアリル、オレイル、およびラノリンアルコール;ならびに、コレステロール;プロポキシル化セチル、オレイル、およびラノリンアルコール;ポリプロピレン−15−ステアリルエーテル;
−エーテルエステル:例、エトキシル化脂肪アルコールの脂肪酸エステル;
−ラノリンおよびラノリン誘導体:例、ラノリン、ラノリン油、ラノリンワックス、ラノリンアルコール、ラノリン脂肪酸およびアセチル化ラノリン誘導体;
−ワックスエステル:例、ミツロウ、鯨ロウ、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ステアリル;
−ミツロウ誘導体:例、ポリオキシエチレンソルビトールミツロウ。これらは、ミツロウと、種々のエチレンオキシド含有量のエトキシル化ソルビトールとの反応生成物であり、エーテルエステルの混合物を形成する;
−植物性ワックス:例、カルナウバ、カンデリラ;
−リン脂質:例、レシチンおよび誘導体;
−ステロール:例、コレステロールおよびコレステロール脂肪酸エステル。
より好ましくは、本発明の組成物は、非炭化水素皮膚軟化剤を1.5〜20重量%、最も好ましくは2〜10重量%含む。
本発明の化粧品組成物は、カプリン酸カプリルトリグリセリドを2重量%未満、より好ましくは1重量%未満、最も好ましくは0.5重量%未満含む。
シリコーンエラストマーゲル
シリコーンエラストマーゲルは、本明細書で使用される場合、溶媒中で著しく膨潤して、粘弾性の柔らかい固体として挙動する、空間充填材料を形成する架橋シリコーンポリマーゲルを意味する。本明細書で使用するアルキルモル含有量は、特に断りのない限り、シリコーンエラストマー単位1モル当たりのジメチコン単位の総モルに対するアルキル置換ジメチコン単位のモルの比率を意味する。本明細書で使用する「ゲル」の語は、本発明の化粧品組成物中のシリコーンエラストマーが粒子状でないことを意味する。
本明細書で使用されるフェニルモル含有量は、特に断りのない限り、シリコーンエラストマー単位1モル当たりのジメチコン単位の総数に対するフェニル置換ジメチコン単位のモルの比率を意味する。
シリコーンエラストマーゲルは下記式を有する;
Figure 2021505563
式中、
各Rは独立して、C1−36アルキル鎖、好ましくはC8−18アルキル鎖であり;
各Rは独立して、フェニルまたはCHであり;
各Rはフェニルであり;
各xは独立して3〜100、好ましくは3〜20の整数であり、
各yは独立して1〜100、好ましくは1〜20の整数であり、
各zは独立して1〜100、好ましくは6〜50の整数であり、
各mは独立して1〜100、好ましくは5〜30の整数であり、
各nは独立して4〜1000、好ましくは40〜500の整数である。
本発明の化粧品組成物における使用に適したシリコーンエラストマーゲルは、官能基をエラストマーの主鎖にグラフトすることにより修飾される、官能性シリコーンエラストマーである。シリコーンエラストマーは、アルキル変性、フェニル変性、またはより好ましくは、二重(dual)(アルキルおよびフェニル)変性シリコーンエラストマーであることが好ましい。
アルキル変性シリコーンエラストマーゲルは、以下:(a)水素化シリコーン含有ポリシロキサン(silicone-hydride containing polysiloxane)と(b)アルケンと(c)ビニル末端ジメチルポリシロキサンとを、ヒドロシリル化触媒を使用することによって反応させて調製することができる。当該反応では、アルケンは、水素化シリコーン含有ポリシロキサンと反応して、アルキル変性ポリシロキサンを形成し、これは、ビニル末端ジメチルポリシロキサンと反応して、アルキル変性シリコーンエラストマーを形成する。
シリコーンエラストマーは、先に記載したように、アルキル変性または二重変性されている場合、アルキルモル含有量は0.01〜0.99、より好ましくは0.02〜0.20であることが好ましい。
好ましくは、シリコーンエラストマーは以下の一般式を有する:
Figure 2021505563
式中、
各Rは独立してC1−36アルキル鎖、好ましくはC8−18であり;
各cは独立して3〜100、好ましくは3〜20の整数であり;
各dは独立して1〜100、好ましくは1〜20の整数であり;
各eは独立して1〜100、好ましくは6〜50の整数であり;
各hは独立して4〜1000、好ましくは40〜500の整数である。
フェニル変性シリコーンエラストマーゲルは、ヒドロシリル化触媒を用いることにより、水素化シリコーン含有ポリシロキサンとビニル末端ジメチルフェニルポリシロキサンとのの反応から調製することができる。本明細書で使用されるフェニルモル含有量は、ビニル末端ジメチルフェニルポリシロキサンのジメチコン単位の総モルに対するフェニル置換ジメチコン単位のモルの比率を意味する。好ましくは、ビニル末端ジメチルフェニルポリシロキサンのフェニル含有量は、1〜50%、より好ましくは3〜30%、最も好ましくは7〜15%である。好ましくは、フェニル変性シリコーンエラストマーのフェニルモル含有量は、典型的には0.01〜0.50、より好ましくは0.03〜0.34の範囲である。
フェニル変性官能性シリコーンエラストマーは、上記(II)として開示された構造の代替として、以下の好ましい一般式を有する:
Figure 2021505563
式中、
各Rは独立して、フェニルまたはCHであり;
各Rはフェニルであり;
各rは独立して3〜100、好ましくは3〜20の整数であり;
各sは独立して2〜200、好ましくは7〜70の整数であり;
各pは独立して1〜100、好ましくは5〜30の整数であり;
各qは独立して4〜1000、好ましくは40〜500の整数である。
二重(アルキルおよびフェニル)変性シリコーンエラストマーは、ヒドロシリル化触媒を用いることにより、水素化シリコーン含有ポリシロキサンとアルケンとビニル末端ジメチルフェニルポリシロキサンとの反応から調製することができる。
二重(アルキルおよびフェニル)変性シリコーンエラストマーのアルキルモル含有量は、好ましくは0.01〜0.99、より好ましくは0.02〜0.20の範囲である。
二重(アルキルおよびフェニル)変性シリコーンエラストマーのフェニルモル含有量は、好ましくは0.01〜0.50、好ましくは0.03〜0.34の範囲である。
二重(アルキルおよびフェニル)変性シリコーンエラストマーは、下記一般式を有する:
Figure 2021505563
式中、
各Rは独立してC4−36アルキル鎖、好ましくはC8−18であり;
各Rは独立してフェニルまたはCHであり;
各Rは独立してフェニルであり; 各xは独立して3〜100、好ましくは3〜20の整数であり;
各yは独立して1〜100、好ましくは1〜20の整数であり;
各zは独立して1〜100、好ましくは6〜50の整数であり;
各mは独立して1〜100、好ましくは5〜30の整数であり;
各nは独立して4〜1000、好ましくは40〜500の整数である。
さらに、本発明の化粧品組成物において、シリコーンエラストマーが式(IV)のもの(すなわち、二重官能性エラストマー)であることが特に好ましい。
本発明の組成物は、架橋エラストマーシリコーンポリエーテルを5重量%未満、より好ましくは2重量%未満、最も好ましくは1重量%未満含む。架橋エラストマーシリコーンポリエーテル、および、かかるエラストマーの調製方法は、米国特許第5811487号に開示されている。
本発明の組成物は、環状または線状ポリジメチルシロキサンから選択されるシリコーンエラストマーゲルのための溶媒を含む。
一般に、シリコーンエラストマーゲルは、シリコーンエラストマーと溶媒中のシリコーンエラストマーの分散体である溶媒とのブレンドの形態で入手可能、かつ、使用される。 シリコーンエラストマーと溶媒とのブレンドは、ヒドロシリル化反応によって調製することができる架橋ゲルである。反応は、低レベルの触媒(通常は白金誘導体)を含み、は、一般敵に適切な溶媒に流し込まれる。水素化シリコーン(SiH)含有シリコーンポリマーは、ジビニル材料と反応して、独立したシリコーン鎖を結び付ける。
エラストマーのための溶媒は、環状または線状ポリジメチルシロキサンから選択される。好ましくは、環状ポリジメチルシロキサンは、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンまたはドデカメチルシクロヘキサシロキサンでありる。好ましくは、線状ポリジメチルシロキサンは、トリメチコンまたはジメチコンである。好ましくは、線形ポリジメチルシロキサンは揮発性油である。特に好ましい揮発性油は、3〜9個のケイ素原子を含有する線状シロキサンである。あるいは、それは不揮発性である。市販の揮発性溶媒の例としては、ダウコーニング社からの好ましい名称344、345、244、245および246を有する油が挙げられる。より環状のポリジメチルシロキサンは、デカメチルシクロペンタシロキサンであり、これは例えば、DC 245の商品名でダウコーニング社から市販されている。
剪断力の下、エラストマーは、溶媒の存在下で膨潤する。本発明による揮発性シリコーン油は、25℃で2.6〜1400Paの蒸気圧を有する。好ましくは、シリコーンエラストマーおよび前記エラストマーのための溶媒は、シリコーンエラストマーが1〜70重量部、より好ましくは5〜50重量部、最も好ましくは8〜30重量部を形成するブレンドの形態で存在する。ここでの重量部への言及は、ブレンドに関するものであり、かかるブレンドを含む化粧品組成物に関するものではない。最終製品、例えばスキンケアローションでは、エラストマーとエラストマーのための溶媒が、ブレンドとして一緒に導入/添加されたことを識別できない場合があるが、通常、シリコーンエラストマーがゲルであり、かつ、溶媒も関連する組成物中に存在するときは、粒子形態でのエラストマーの導入を許容する粒子状エラストマーとは対照的に、それ自体、組成物が調製されたときに、エラストマーと溶媒が共添加され、エラストマーがゲルの形態であることを示す可能性がある。エラストマーとエラストマーのための溶剤とをブレンドとして導入する場合、配合科学者はブレンドの固形分(たとえば、固形分65%、固形分70%)を認識している必要があるため、算出された量のブレンドを組成物に添加し、組成物が所望の量のエラストマーを含有することを確実にする。
本発明の組成物は、シリコーンエラストマーゲルとエラストマーの溶媒のブレンドを2〜60重量%、より好ましくは2〜40重量%、最も好ましくは5〜30重量%含む。
非炭化水素皮膚軟化剤の量と、シリコーンエラストマーゲルおよび前記溶媒の合計量とのw/w比は、1:50〜1:1、より好ましくは1:10〜1:1.2である。さらに、非炭化水素皮膚軟化剤の量は、シリコーンエラストマーゲルの量よりも少ない。この特徴は、例えば油などの皮膚軟化剤がエラストマーによって組成物中で安定化され、その反対ではないことを確実にするのに必要であることが観察されている。
他の成分
本発明のパーソナルケア組成物は、皮膚への局所適用に適した、トナー、ローション、クリーム、ムース、セラムまたはゲルを含む任意の形態であってよい。化粧品組成物は、リーブオンまたはリンスオフ製品のいずれか、好ましくはリーブオン製品、特にスキンローションおよびスキンクリームを含むスキンケア製品であり得る。
本発明の化粧品組成物はさらに、炭化水素皮膚軟化剤を0.1〜10重量%含んでもよい。適切な皮膚軟化剤には、ワックス、環状炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和または不飽和)、および分岐鎖脂肪族炭化水素(飽和または不飽和)が含まれる。
本発明の化粧品組成物は、好ましくは、化粧品として許容される担体を含む。当該担体は、液体または固体材料であってよい。典型的には、担体は組成物の10〜99.9%、より好ましくは20〜95%、最も好ましくは40〜85%を形成する。適切な担体のクラスには、水、式(I)のシリコーンエラストマーゲルに包含されるシリコーン以外のシリコーン、および、シリコーンエラストマーゲルのための溶媒;多価アルコール、炭化水素、および増粘剤が含まれる。
一態様では、本発明の化粧品組成物は無水物である。本明細書で使用する場合、無水物とは、水を1.5重量%未満、好ましくは1.0%未満含む組成物を指す。
あるいは、そしてより好ましくは、本発明の組成物は、水を10〜70重量%、より好ましくは10〜50重量%、最も好ましくは10〜30重量%含む。
さらに好ましくは、本発明の組成物は、皮膚美白剤を含む。皮膚美白剤は、好ましくは、ビタミンB3化合物またはその誘導体、例えばナイアシン、ニコチン酸もしくはナイアシンアミド、または他の周知の皮膚美白剤、例えばアダパレン、アロエ抽出物、乳酸アンモニウム、アネトール誘導体、リンゴ抽出物、アルブチン、アゼライン酸、コウジ酸、竹抽出物、クマコケモモ抽出物、キョウチクトウ、ヒラタケ抽出物、バーネット抽出物、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、クエン酸エステル、センキュウ(Chuanxiong)、当帰(Dang-Gui)、デオキシアルブチン、1,3−ジフェニルプロパン誘導体、2,5−ジヒドロキシ安息香酸およびその誘導体、2−(4−アセトキシフェニル)−1,3−ジタン、2−(4−ヒドロキシフェニル)−1,3−ジタン、エラグ酸、エスシノール、エストラゴール誘導体、Fadeout(登録商標)(ペンタファム)、防風(Fangfeng)、フェンネルエキス、霊芝エキス、藁本(gaoben)、ガチュリンホワイトニング(Gattlefosse)、ゲニスティック酸とその誘導体、グラブリジンとその誘導体、グルコピラノシル-1-アスコルビン酸、グルコン酸、グリコール酸、緑茶エキス、4−ヒドロキシ−5−メチル−3[2H]−フラノン、ヒドロキノン、4−ヒドロキシアニソールおよびその誘導体、4−ヒドロキシ安息香酸誘導体、ヒドロキシカプリル酸、イノシトールアスコルビン酸、レモン抽出物、リノール酸、アスコルビルリン酸マグネシウム、Melawhite(登録商標)(Pentapharm)、モルスアルバ抽出物、桑の根抽出物、5−オクタノイルサリチル酸、パセリ抽出物、メシマコブ抽出物、ピロガロール誘導体、2,4−レゾルシノール誘導体、3,5−レゾルシノール誘導体、ローズフルーツ抽出物、サリチル酸、Song- Yi抽出物、3,4,5−トリヒドロキシベンジル誘導体、トラネキサム酸、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ジカルボン酸、レゾルシノール誘導体などのビタミン、植物からの抽出物、ルビアおよびシンプロコ、乳酸のようなヒドロキシカルボン酸およびそれらの塩、例えば乳酸ナトリウム、およびそれらの混合物の1以上から選択される。ビタミンB3化合物またはその誘導体、例えばナイアシン、ニコチン酸またはナイアシンアミドは、本発明によるより好ましい皮膚美白剤であり、最も好ましいのはナイアシンアミドである。ナイアシンアミドは、使用される場合、好ましくは0.1〜10重量%、より好ましくは0.2〜5重量%である。
組成物は、さらに好ましくは、1つ以上の有機日焼け止めを含み得る。本発明の必須成分と組み合わせて使用するのに、多種多様な有機日焼け止め剤が適している。適切なUV−A/UV−B日焼け止め剤としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチルp−アミノ安息香酸、ジガロイルトリオレエート、2,2−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、エチル−4−(ビス(ヒドロキシプロピル))アミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、2−エチルヘキシルサリチル酸塩、グリセリルp−アミノ安息香酸塩、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルサリチル酸塩、メチルアントラニル酸塩、p−ジメチル−アミノ安息香酸またはアミノ安息香酸塩、2−エチルヘキシル−p−ジメチル−アミノ安息香酸、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、2−(p−ジメチルアミノフェニル)−5−スルホンベンゾオキサゾ酸、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチル−p−アミノ安息香酸およびそれらの混合物が挙げられる。最も適した有機日焼け止めは2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート、ブチルメトキシジベンゾイルメタンまたはそれらの混合物である。
安全かつ有効な量の有機日焼け止め剤は、0.1〜10重量%、より好ましくは0.1〜5重量%の有機日焼け止め剤である。
化粧品として許容される担体に含まれ得る他の材料としては、保湿剤、増粘剤、および粉末が挙げられる。単独でまたは混合物として使用することのできるこれらのタイプの各材料の例は、次のとおりである。
保湿剤には、多価アルコールタイプのものを含む。典型的な多価アルコールとしては、ポリアルキレングリコール、より好ましくはアルキレンポリオールおよびそれらの誘導体、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびそれらの誘導体、ソルビトール、ヒドロキシプロピルソルビトール、ヘキシレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセロール、エトキシル化グリセロール、プロポキシル化グリセロールおよびそれらの混合物が挙げられる。保湿剤の量は、例えば、組成物の0.5〜50重量%、より好ましくは1〜15重量%の範囲であり得る。最も好ましいのは、グリセロール(グリセリンとしても知られている)である。グリセリンの量は、例えば、組成物の0.5重量%〜50重量%、より好ましくは1重量%〜35重量%、最適には2重量%〜15重量%の範囲であり得る。
組成物には、様々な増粘剤を含めることができる。例示的であるが限定されないものは、ステアリン酸、アクリルアミド/アクリル酸ジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマー(Aristoflex(登録商標)AVC)、ヒドロキシエチルアクリレート/ナトリウムアクリロイルジメチルタウレートコポリマー、アルミニウムデンプンオクテニルコハク酸、ポリアクリレート(Carbopol(登録商標)980、Carbopol(登録商標)1342、PemulenTR-2(登録商標)およびUltrez(登録商標)増粘剤を含むカルボマーなど)、多糖類(キサンタンガム、グアーガム、ペクチン、カラギーナン、および菌核ガムを含む)、セルロース(カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシメチルセルロースを含む)、ミネラル(タルク、シリカ、アルミナ、マイカ、粘土を含む)、後者ベントナイト、ヘクトライト、アタパルジャイトなど)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、およびそれらの混合物である。増粘剤の量は、例えば、組成物の0.05〜10重量%、より好ましくは0.3〜2重量%の範囲であり得る。
粉末としては、チョーク、タルク、フラー土、カオリン、デンプン、ガム、コロイド状シリカポリアクリル酸ナトリウム、テトラアルキルおよび/またはトリアルキルアリールアンモニウムスメクタイト、化学修飾ケイ酸アルミニウムアルミニウム、有機修飾モンモリロナイトクレイ、水和ケイ酸アルミニウム、ヒュームドシリカ、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロースナトリウムおよびモノステアリン酸エチレングリコールが挙げられる。
本発明の化粧品組成物は、物理的特性および性能を向上させるために当技術分野で一般的な他の成分をさらに含み得る。適切な成分としては、乳白剤、バインダー、着色剤、顔料、pH調整剤、防腐剤、光学系、香料、粘度調整剤、生物学的添加剤、緩衝剤、コンディショナー、天然抽出物、エッセンシャルオイル、皮膚に有益な抗酸化剤(炎症剤、冷却剤、制汗剤、老化防止剤、ニキビ防止剤、抗菌剤、抗酸化剤を含む)などが挙げられるが、これらに限定されない。
化粧品組成物を保存および送達するために、多種多様な包装を採用することができる。包装は、パーソナルケアの最終用途の種類に依存することが多い。例えば、リーブオンスキンローションおよびクリーム、シャンプー、ヘアコンディショナーおよびシャワージェルは、一般的に、クロージャー(closure)で覆われた分配端(dispensing end)の開口部を有するプラスチック容器を使用する。典型的なクロージャーは、スクリューキャップ、非エアゾールポンプ、フリップトップのヒンジ式蓋である。制汗剤、デオドラント、脱毛剤のパッケージには、分配端にロールオンボールが付いた容器が含まれる場合がある。あるいは、本発明の組成物は、容器内のスティック製剤として送達されてもよく、当該容器は、スティックがプラットフォーム上で分配オリフィスに向かって移動する推進反発機構を有する。噴射剤で加圧され、スプレーノズルを備えた金属缶は、制汗剤、シェービングクリーム、その他のスプレー可能なパーソナルケア製品のパッケージとして機能する。
別の態様によれば、第1の態様の化粧品組成物を皮膚に局所的に塗布する工程を含む、皮膚の保湿方法が開示される。好ましくは、この方法は非治療的である。非治療的とは、その方法が美容目的のためであることを意味する。あるいは、方法は本質的に治療的である。
別の態様によれば、第1の態様の化粧品組成物の、皮膚を保湿するための使用が開示される。好ましくは、使用は非治療目的のためである。非治療的とは、使用が美容目的のためであることを意味する。あるいは、その使用は本質的に治療的である。
以下の実施例は、本発明の理解を容易にするために提供される。実施例は、特許請求の範囲を限定するために提供されるものではない。
実施例
例1
シリコーンエラストマーゲルとエラストマー用溶媒とのブレンドの調製
材料
水素化シリコーン含有ポリシロキサン(Andisil XL-10)、ビニル末端ジメチルポリシロキサン(Andisil VS-200)、ビニル末端ジメチルジフェニルポリシロキサン(Andisil SF-2430)は、ABスペシャルティシリコーンズから購入した。
デカメチルシクロペンタシロキサン(DC245)はDow Corning Corporationから購入した。白金触媒は、Sigma Aldrichからのキシレン中の白金(0)−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体溶液である。化学物質はすべて、それ以上精製せずに受け取ったまま使用した。
本明細書で使用される固形分含量は、シリコーンエラストマーと溶媒とのブレンド中のシリコーンエラストマーの重量パーセントを指す。
二重機能シリコーンエラストマー(式IVのような)およびDC 245−ブレンドの調製
1.02gのAndisil XL−10、0.94gのドデセン、および4gのDC245をバイアルで混合および撹拌し、続いて2mLの白金錯体触媒を添加した。混合物を60℃で30分間撹拌した。次に、反応混合物をフラスコに移した。40gのDC245、20gのAndisil SF−2430および6mlの白金錯体触媒を混合物に加え、混合物を水の還流下で60℃に保ち、200rpmで4時間撹拌した。これによって、溶媒中でシリコーンエラストマーゲルが形成され、反応が完了した後、60℃で種々の固形分含有量に希釈できる。このエラストマーを(DSE)とした。
非官能性シリコーンエラストマーとDC245−ブレンドの調製
0.382gのAndisil XL−10、12gのAndisil VS−200、70gのDC245をフラスコで混合した。25μLの白金錯体触媒を加え、反応混合物を水の還流下で45℃に保ち、200rpmで5時間撹拌した。これにより、反応が完了した後、45℃で種々の固形分含量に希釈できるシリコーンエラストマーゲルが得られた。このエラストマーを(NSE)とした。
方法
上記各ブレンドを、固形分含量14.5%に希釈した。エラストマーは、関連するブレンドの14.5重量部を形成した。
クリーム形態の化粧品組成物は、以下でさらに説明するように、(上記のような)ブレンドと、様々の量の非炭化水素皮膚軟化剤とを使用することによって調製した。
非炭化水素皮膚軟化剤としてヒマワリ種子油を含む組成物の詳細を、表1に示す。非炭化水素皮膚軟化剤としてマカダミア油を含む組成物の詳細を、表2に示す。シリコーンエラストマーブレンドおよびKSG−18Aを除き、成分はすべて、組成物全体の重量パーセントによって、有効成分の濃度として表される。
Figure 2021505563
Figure 2021505563
組成物が安定であるかどうかを判断するために(様々な条件下での保管時に)、特定の試験が行われた。詳細は後述する。
振幅掃引レオロジー分析
DV-II PROデジタル粘度計(Brookfield Ltd製)を使用して、サンプルについて、ロールの粘度を一定のせん断速度10rpmで測定した。この粘度計は、自動化プログラムによって測定を制御することのできるPCに接続されていた。温度25℃で1分後に測定した値が使用された。特に明記しない限り、値はセンチポアズで引用される(cP=mPa・S)。
安定性試験
本明細書で使用する場合、安定性とは、相分離することなく、その外観、臭いおよび主要構造を維持する、対象組成物を指す。組成物のサンプルをプラスチックボトルに注ぎ、ボトルの2/3まで満たした。次いで、サンプルをオーブン中50℃で保管した。安定性試験のために、サンプルを毎日チェックした。サンプルの外観を観察し、記録した。サンプルがまだ暖かいときに観察を行い、次にサンプルをオーブンに24時間放置し、別の観察を行った。
表1の組成(ヒマワリ種子油)に関する観察結果を表3にまとめる。表2の組成(マカダミア油)に関する観察結果を表4にまとめる。
Figure 2021505563
NMは、データが測定されなかったことを意味する。
Figure 2021505563
不安定な製剤は、相分離(油の放出を伴う)を有することが観察されるが、安定した製剤は相分離がないようである。結果から、官能性シリコーンエラストマーを含むサンプルは、非官能性シリコーンエラストマーを含むサンプルと比較してより安定であり、これは、官能性シリコーンエラストマーが非炭化水素油軟化剤を非官能性シリコーンエラストマーよりも安定化することができることも示している。(式IVのような)二重官能性(アルキルおよびフェニル変性)シリコーンエラストマーを含む組成物は、非官能性エラストマー(式1において、R1、R2、R3=CH3)を含む組成物よりも安定であることを示している。
官能性シリコーンエラストマーを含むサンプルの場合、DSEを含むサンプルは市販のフェニル変性シリコーンエラストマー/溶媒ブレンド(KSG−18A)よりも安定であることをさらに示す。

Claims (14)

  1. (i)非炭化水素皮膚軟化剤1〜30重量%;および
    (ii)式(I):
    Figure 2021505563
    (式中、
    各Rは独立して、C1−36アルキル鎖、好ましくはC8−18アルキル鎖であり、
    各Rは独立して、フェニルまたはCHであり、
    各Rはフェニルであり、
    各xは独立して、3〜100、好ましくは3〜20の整数であり、
    各yは独立して、1〜100、好ましくは1〜20の整数であり、
    各zは独立して、1〜100、好ましくは6〜50の整数であり、
    各mは独立して、1〜100、好ましくは5〜30の整数であり、
    各nは独立して、4〜1000、好ましくは40〜500の整数である)
    のシリコーンエラストマーゲルと溶媒とのブレンド2〜60重量%
    を含む化粧品組成物であって、
    前記シリコーンエラストマーゲルのための前記溶媒は、環状または線状ポリジメチルシロキサンから選択され、
    前記非炭化水素皮膚軟化剤の量と、前記シリコーンエラストマーゲルおよび前記溶媒の合計量とのw/w比は、1:50〜1:1であり、
    前記非炭化水素皮膚軟化剤の量は、前記シリコーンエラストマーゲルの量よりも少なく、
    当該組成物は、カプリン酸カプリルトリグリセリド2重量%未満、および、架橋エラストマーシリコーンポリエーテル5重量%未満を含み、
    前記非炭化水素皮膚軟化剤は、C10−20脂肪酸のアルケニルまたはアルキルエステル、エーテル−エステル、多価アルコールエステル、ワックスエステル、モノ−、ジ−もしくはトリグリセリド、ステロールエステル、脂肪アルコール、脂肪酸、ラノリンもしくはその誘導体、ワックスエステル、リン脂質、ミツロウまたはステロールである、化粧品組成物。
  2. 前記トリグリセリドが、コムギ胚芽油、アプリコット核油、アボカド油、ヒマワリ種子油、アルニカ油、イブニングプリムローズ油、ホホバ油、ココナッツ油、パーム核油、落花生油、ベニバナ油、綿実油、菜種油、パーム油、アーモンド油、米ぬか油、ヒマシ油、マカダミア油、シアバターまたはテオブロマ油(ココアバター)の1以上である、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記環状ポリジメチルシロキサンが、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンまたはドデカメチルシクロヘキサシロキサンである、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記線状ポリジメチルシロキサンが、トリメチコンまたはジメチコンである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 前記非炭化水素皮膚軟化剤を2〜10重量%含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 前記シリコーンエラストマーゲルのRが、C8−12アルキル基である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 前記シリコーンエラストマーのRが、フェニル基である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 前記シリコーンエラストマーゲルのアルキルモル含有量が、0.01〜0.99であり、
    当該アルキルモル含有量は、シリコーンエラストマー単位1モル当たりの、ジメチコン単位の総モルに対するアルキル置換ジメチコン単位のモルの比率を意味する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 前記シリコーンエラストマーのフェニルモル含有量が、0.01〜0.50であり、
    当該フェニルモル含有量は、シリコーンエラストマー単位1モル当たりの、ジメチコン単位の総モルに対するアルキル置換ジメチコン単位のモルの比率を意味する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 前記シリコーンエラストマーゲルおよび前記エラストマーゲルのための溶媒が、当該シリコーンエラストマーが1〜70重量部を形成するブレンドの形態で存在する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の化粧品組成物を皮膚に局所的に塗布する工程を含む、皮膚の保湿方法。
  12. 前記方法が非治療的である、請求項11に記載の方法。
  13. 皮膚を保湿するための、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物の使用。
  14. 前記使用が非治療目的である、請求項13に記載の使用。
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