JP2021505027A - Lte−nrインターワーキングにおける測定をトリガすることに関する - Google Patents

Lte−nrインターワーキングにおける測定をトリガすることに関する Download PDF

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Abstract

いくつかの実施形態によれば、無線デバイス(110)における方法が提供される。無線デバイスは、第1の無線アクセスノード(160)に現在接続され、無線デバイスが測定を実施することを開始するときを制御する、第1の無線アクセスノードによるs−measureが設定される。第1の無線アクセス技術(RAT)上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始する。第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始する。【選択図】図8

Description

概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになろう。
LTEでは、UEのためのネイバーセル測定オーバーヘッドを低減するために、s−Measureの概念が使用される。UEによって実施されるPCell測定が、このネットワーク設定されたs−Measure値を上回るとき、UEは、ネイバリングセル測定を実施することを控える。
現在の仕様TS36.331、すなわち、LTEによれば、E−UTRANが測定を設定するとき、IE MeasConfigは、UEによって実施されるべき測定を指定する。そのIEは、以下の定義をもつ「s−Measure」パラメータを含む。「UEが周波数内ネイバリングセル、周波数間ネイバリングセルおよびRAT間ネイバリングセルの測定を実施することを必要とされるか否かを制御するPCell品質しきい値。値「0」がs−Measureを無効にすることを示す。」
E−UTRA仕様では、s−Measureに関係するUEアクションに関しては、以下のプロシージャテキストが存在する。
5.5.2 測定設定
...
1> 受信されたmeasConfigがs−Measureを含む場合、
2> VarMeasConfig内のパラメータs−Measureを、s−Measureの受信された値によって示されるRSRP範囲の最も低い値にセットする。
...
5.5.3 測定を実施すること
UEは、以下を行うものとする。
...
1> VarMeasConfig内のmeasIdList中に含まれる各measIdについて、
2> 関連付けられたreportConfigの目的がreportCGIにセットされた場合、
...
2> ul−DelayConfigが、関連付けられたreportConfigのために設定された場合、
...
2> 他の場合、
3> 測定ギャップ設定がセットアップされた場合、あるいは
3> UEが、当該の測定を実施するための測定ギャップを必要としない場合、
4> s−Measureが設定されない場合、または
4> s−Measureが設定され、レイヤ3フィルタ処理の後のPCell RSRPがこの値よりも低い場合、または
...
4> ue−RxTxTimeDiffPeriodicalが、関連付けられたreportConfigにおいて設定された場合、
5> PCell上でUE RxーTx時間差測定を実施する。
4> reportSSTD−Measが、関連付けられたreportConfigにおいて真にセットされた場合、
5> PCellとPSCellとの間のSSTD測定を実施する。
4> measRSSI−ReportConfigが、関連付けられたreportConfigにおいて設定された場合、
5> 関連付けられたmeasObjectにおいて示される周波数上でRSSIおよびチャネル占有測定を実施する。
2> 5.5.4において指定されているように報告基準の評価を実施する
LTE−NRインターワーキングでは、UEに、2つのs−measure値、すなわち、MN(LTE)からのmeasConfigに関連付けられたs−measure値と、SN(NR)からのmeasConfigからの別のs−measure値とが設定されることになることが同意された。
現在、(1つまたは複数の)ある課題が存在する。たとえば、これらの2つの異なるs−measureに関するUEの挙動は、まだ同意されていない。(上記で説明された)LTEのために指定される挙動の簡単な採用は、以下の通りである。
− UEは、PCell品質が、MNに関連付けられたs−measureによって指定された品質を下回るまで、周波数内LTE測定であろうと、周波数間LTE測定であろうと、またはRAT間測定であろうと、MNによって設定された測定を測定することを開始しないことになる。
− 同様に、UEは、PSCell品質が、SNに関連付けられたs−measureによって指定された品質を下回るまで、周波数内NR測定であろうと、周波数間NR測定であろうと、またはRAT間測定であろうと、SNによって設定された測定を測定することを開始しないことになる。
したがって、LTE−NRインターワーキングへの、LTEにおけるs−measureに関するUEの挙動の採用により、UEは、独立して2つのs−measureを扱い、また、それらのs−measureを、当該のs−measureを設定したのと同じノードによって設定された測定にのみ関連付けることになる。これは、LTE無線状態が極めて良好である場合(すなわち、PCell RSRP>S−measure)、UEは、MNによって設定された測定を、これらの測定がNR周波数に関係していたとしても、実施しないことを意味する。
この手法の不利な面が、以下でこれらの2つのシナリオ、
− SNは、SNが過負荷であることをMNに通信し、MNは、MNがそのSNの変更先にすることを希望するSNを見つけるために、NR周波数上の測定対象を設定し、その測定対象にB1イベント(すなわち、しきい値よりも良好なRAT内ネイバー)を関連付ける。
− MNは、LTEネットワークにおける負荷状態により、NRへのRAT間ハンドオーバを実施することを希望する(また、スタンドアロンNRを仮定する)。
とともに示され得る。MNは、MNがUEのハンドオーバ先にすることができるgNBを見つけるために、NR周波数上の測定対象を設定し、その測定対象にB1イベントを関連付ける。
どちらの場合も、LTEへのUEの接続が無線観点から良好である場合(すなわち、PCell RSRP>>S−measure_LTE)、UEは、測定対象において指定されたNR周波数上で測定を実施することを開始しないことになり、このため、B1イベントはトリガされないことになる。したがって、MNは、SN変更またはRAT間HOを実施するためにターゲットgNBを識別するために必要とされる測定結果を得ないことになる。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。特に、いくつかの実施形態は、UEは、2つのRAT(たとえば、LTEおよびNR)間のデュアルコネクティビティモードにおいて動作し得るか、またはすでに動作しており、UEが、各RATからの2つのs−measureが設定される、デュアルコネクティビティ(DC)シナリオに関係する。
いくつかの実施形態によれば、無線デバイスにおける方法が提供される。無線デバイスは、第1の無線アクセスノードに現在接続され、無線デバイスが測定を実施することを開始するときを制御する、第1の無線アクセスノードによるs−measureが設定される。第1の無線アクセス技術(RAT)上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始する。第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始する。
いくつかの実施形態によれば、無線デバイスにおける方法が提供される。無線デバイスは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作している。無線デバイスは、第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセスノードの両方に現在接続され、第1の無線アクセスノードからの第1のs−measureと、第2の無線アクセスノードからの第2のs−measureとが設定される。第1のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始する。第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始する。
いくつかの実施形態によれば、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードに現在接続され、無線デバイスが測定を実施することを開始するときを制御する、第1の無線アクセスノードによる少なくとも1つのs−measureが設定され、無線デバイスは、処理回路要素と、無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路要素とを含む。第1の無線アクセス技術(RAT)上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、処理回路要素は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始するように動作可能である。第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、処理回路要素は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始するように動作可能である。
いくつかの実施形態によれば、無線デバイスは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作する。無線デバイスは、第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセスノードの両方に現在接続され、第1の無線アクセスノードからの第1のs−measureと、第2の無線アクセスノードからの第2のs−measureとが設定され、無線デバイスは、処理回路要素と、無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路要素とを含む。第1のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始する。第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始する。
いくつかの実施形態によれば、LTE−NRインターワーキングにおける測定をトリガするためのシステムが提供される。本システムは、第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと、第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードと、第1の無線アクセスノードに現在接続された無線デバイスとを含む。無線デバイスは、無線デバイスが測定を実施することを開始するときを制御する、第1の無線アクセスノードによるs−measureが設定される。無線デバイスはまた、第1の無線アクセスノードによって設定されると、第1のRAT上での測定を実施するように設定され、その結果、無線デバイスは、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始する。無線デバイスは、第1の無線アクセスノードによって設定されると、第2のRAT上での測定を実施するようにさらに設定され、その結果、無線デバイスは、第1のRATに関連付けられたs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始する。
いくつかの実施形態は、(1つまたは複数の)以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。たとえば、技術的利点は、いくつかの実施形態が、ネットワークが、場合によっては、RSタイプごとのs−Measureしきい値、RSタイプごとに設定可能な単一のs−Measureしきい値または複数のs−Measureしきい値(すなわち、RSタイプごとのs−Measureしきい値)のいずれか、でUEを設定することを可能にすることであり得る。さらに、技術的利点は、ネットワークが、測定量(たとえば、RSRP、RSRQ、SINRなど)ごとのs−Measureしきい値、量ごとに設定可能な単一のs−Measureしきい値または複数のs−Measureしきい値(すなわち、量ごとのs−Measureしきい値)のいずれか、でUEを設定し得ることであり得る。
開示される実施形態ならびにそれらの特徴および利点のより完全な理解のために、次に、添付の図面とともに、以下の説明が参照される。
いくつかの実施形態による、無線ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的なネットワークノードを示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的な無線デバイスを示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的なユーザ機器(UE)を示す図である。 いくつかの実施形態による、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る例示的な仮想化環境を示す図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された例示的な通信ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信する例示的なホストコンピュータを示す図である。 いくつかの実施形態による、無線デバイスによる例示的な方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的な仮想コンピューティングデバイスを示す図である。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、本明細書で開示される問題のうちの1つまたは複数に対処するソリューションを提供し得る。たとえば、いくつかの実施形態によれば、2つの無線アクセス技術(RAT)間のデュアルコネクティビティ(DC)モードにおいて動作しているかまたは動作することが可能であるUEに、各RATのためのs−measure設定が設定され得る。
いくつかの実施形態は、2つのシナリオに従って動作する。
− DCがセットアップされる前:第1のRATのみ(たとえば、LTE)に接続されたUEに、別のRAT(たとえば、NR)に関する測定設定が設定されたとき、UEは、第1のRATのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、測定を実施することを開始する。
− DCがセットアップされた後:
○ オプション1:DCがセットアップされる前と同じ挙動が適用される(すなわち、第1のRATが第2のRATに関する測定を設定する場合、UEは、第1のRATのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、測定を実施する)
○ オプション2:第2のRATによって設定されたs−measureが、第2のRATに関係している第1のRATによって設定された測定のトリガリングを制御するために使用される(すなわち、UEは、SNのs−measure基準が満たされるとき、第2のRATに関係する測定を、それらの測定が第1のRATによって設定されたのか、第2のRATによって設定されたのかにかかわらず、実施することを開始する)。
特定の実施形態では、第1のRATはLTEであり得、第2のRATはNRであり得る。別の特定の実施形態では、第1のRATはNRであり得、第2のRATはLTEであり得る。
いくつかの実施形態によれば、方法は、DCがセットアップされる前に実施され得る。たとえば、特定の実施形態では、第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作することが可能な、および第1のノードに現在接続されたユーザ機器(UE)における方法は、ユーザ機器が測定を実施することを開始するときを制御する、第1のノードによるs−measureが設定され得る。第2のRAT上での測定を実施するように第1のノードによって設定されると、方法は、第1のノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始することを含み得る。
いくつかの実施形態によれば、方法は、DCがセットアップされた後に実施され得る。たとえば、特定の実施形態では、方法は、第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作するUEにおいて実施され得、UEは、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定される。第2のノードのs−measure基準を満たすと、方法は、第2のRAT上で設定されたすべての測定についての測定を、これらの測定が、第1のノードによって設定されたのか、第2のノードによって設定されたのかにかかわらず、実施することを開始することを含み得る。
いくつかの他の実施形態によれば、方法は、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作するUEにおいて実施され得、UEは、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定される。方法は、UEによって、2つの異なるRAT間のデュアルコネクティビティ中の挙動をハンドリングするs−measureを指定するパラメータ(たとえば、inter−RAT−sMeasureActivate)を維持することを含み得る。inter−RAT−sMeasureActivateパラメータが真にセットされた場合、第2のRATのs−measure基準を満たすと、UEは、第1のノードによって設定された第2のRAT上での測定を実施することを開始し得る。
上記で企図された実施形態は、添付の図面を参照しながら以下で説明される実施形態内に実装され得る。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
図1は、いくつかの実施形態による、無線ネットワークを示す。本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図1に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図1の無線ネットワークは、ネットワーク106、ネットワークノード160および160b、ならびにWD110、110b、および110cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード160および無線デバイス(WD)110は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、遠距離通信、データ、セルラー、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを含み、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax)、Bluetooth、Z−Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク106は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを含み得る。
ネットワークノード160およびWD110は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を含む。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能性を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを含み得る。
図2は、いくつかの実施形態による、例示的なネットワークノード160を示す。 本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供する、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、およびエボルブドノードB(eNB))gNBを含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散型無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E−SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図2では、ネットワークノード160は、処理回路要素170と、デバイス可読媒体180と、インターフェース190と、補助機器184と、電源186と、電力回路要素187と、アンテナ162とを含む。図1の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード160は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを含み得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを含むことを理解されたい。その上、ネットワークノード160の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を含み得る(たとえば、デバイス可読媒体180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを含み得る)。
同様に、ネットワークノード160は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード160が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を含むいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体180)、いくつかの構成要素は再利用され得る(たとえば、同じアンテナ162がRATによって共有され得る)。ネットワークノード160は、ネットワークノード160に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード160内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路要素170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路要素170によって実施されるこれらの動作は、処理回路要素170によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路要素170は、単体で、またはデバイス可読媒体180などの他のネットワークノード160構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード160機能性を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを含み得る。たとえば、処理回路要素170は、デバイス可読媒体180に記憶された命令、または処理回路要素170内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能性は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路要素170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路要素172とベースバンド処理回路要素174とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路要素172とベースバンド処理回路要素174とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路要素172とベースバンド処理回路要素174との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能性の一部または全部は、デバイス可読媒体180、または処理回路要素170内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路要素170によって実施され得る。代替実施形態では、機能性の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路要素170によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路要素170は、説明される機能性を実施するように設定され得る。そのような機能性によって提供される利益は、処理回路要素170単独に、またはネットワークノード160の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード160によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体180は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路要素170によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。デバイス可読媒体180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路要素170によって実行されることが可能であり、ネットワークノード160によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体180は、処理回路要素170によって行われた計算および/またはインターフェース190を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素170およびデバイス可読媒体180は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース190は、ネットワークノード160、ネットワーク106、および/またはWD110の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース190は、たとえば有線接続上でネットワーク106との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末194を含む。インターフェース190は、アンテナ162に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ162の一部であり得る、無線フロントエンド回路要素192をも含む。無線フロントエンド回路要素192は、フィルタ198と増幅器196とを含む。無線フロントエンド回路要素192は、アンテナ162および処理回路要素170に接続され得る。無線フロントエンド回路要素は、アンテナ162と処理回路要素170との間で通信される信号を調節するように設定され得る。無線フロントエンド回路要素192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路要素192は、デジタルデータを、フィルタ198および/または増幅器196の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ162を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ162は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路要素192によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路要素170に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含み得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード160は別個の無線フロントエンド回路要素192を含まないことがあり、代わりに、処理回路要素170は、無線フロントエンド回路要素を含み得、別個の無線フロントエンド回路要素192なしでアンテナ162に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素172の全部または一部が、インターフェース190の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末194と、無線フロントエンド回路要素192と、RFトランシーバ回路要素172とを含み得、インターフェース190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路要素174と通信し得る。
アンテナ162は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ162は、無線フロントエンド回路要素190に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ162は、たとえば2GHzと66GHzとの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向、セクタまたはパネルアンテナを含み得る。全方向アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ162は、ネットワークノード160とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード160に接続可能であり得る。
アンテナ162、インターフェース190、および/または処理回路要素170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ162、インターフェース190、および/または処理回路要素170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路要素187は、電力管理回路要素を含むか、または電力管理回路要素に結合され得、本明細書で説明される機能性を実施するための電力を、ネットワークノード160の構成要素に供給するように設定される。電力回路要素187は、電源186から電力を受信し得る。電源186および/または電力回路要素187は、それぞれの構成要素に好適な形式で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード160の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源186は、電力回路要素187および/またはネットワークノード160中に含まれるか、あるいは電力回路要素187および/またはネットワークノード160の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード160は、電気ケーブルなどの入力回路要素またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路要素187に電力を供給する。さらなる例として、電源186は、電力回路要素187に接続された、または電力回路要素187中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を含み得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード160の代替実施形態は、本明細書で説明される機能性、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能性のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能性のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図2に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード160は、ネットワークノード160への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード160からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード160のための診断、メンテナンス、修復、および他の管理機能を実施することを可能にし得る。
図3は、いくつかの実施形態による、例示的な無線デバイス(WD)110を示す。本明細書で使用されるWDは、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE:customer premise equipment)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによって、デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。この場合、WDは、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、これは、3GPPのコンテキストでは、マシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB−IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連付けられた他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合には、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合には、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス110は、アンテナ111と、インターフェース114と、処理回路要素120と、デバイス可読媒体130と、ユーザインターフェース機器132と、補助機器134と、電源136と、電力回路要素137とを含む。WD110は、WD110によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD110内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ111は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース114に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ111は、WD110とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD110に接続可能であり得る。アンテナ111、インターフェース114、および/または処理回路要素120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路要素および/またはアンテナ111は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース114は、無線フロントエンド回路要素112とアンテナ111とを含む。無線フロントエンド回路要素112は、1つまたは複数のフィルタ118と増幅器116とを含む。無線フロントエンド回路要素112は、アンテナ111および処理回路要素120に接続され、アンテナ111と処理回路要素120との間で通信される信号を調節するように設定される。無線フロントエンド回路要素112は、アンテナ111に結合されるか、またはアンテナ111の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD110は別個の無線フロントエンド回路要素112を含まないことがあり、むしろ、処理回路要素120は、無線フロントエンド回路要素を含み得、アンテナ111に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素122の一部または全部が、インターフェース114の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路要素112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路要素112は、デジタルデータを、フィルタ118および/または増幅器116の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ111を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ111は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路要素112によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路要素120に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含み得る。
処理回路要素120は、単体で、またはデバイス可読媒体130などの他のWD110構成要素と併せてのいずれかで、WD110機能性を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを含み得る。そのような機能性は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路要素120は、本明細書で開示される機能性を提供するために、デバイス可読媒体130に記憶された命令、または処理回路要素120内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路要素120は、RFトランシーバ回路要素122、ベースバンド処理回路要素124、およびアプリケーション処理回路要素126のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路要素は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含み得る。いくつかの実施形態では、WD110の処理回路要素120は、SOCを含み得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素122、ベースバンド処理回路要素124、およびアプリケーション処理回路要素126は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路要素124およびアプリケーション処理回路要素126の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路要素122は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路要素122およびベースバンド処理回路要素124の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路要素126は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路要素122、ベースバンド処理回路要素124、およびアプリケーション処理回路要素126の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路要素122は、インターフェース114の一部であり得る。RFトランシーバ回路要素122は、処理回路要素120のためのRF信号を調節し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能性の一部または全部は、デバイス可読媒体130に記憶された命令を実行する処理回路要素120によって提供され得、デバイス可読媒体130は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能性の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路要素120によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路要素120は、説明される機能性を実施するように設定され得る。そのような機能性によって提供される利益は、処理回路要素120単独に、またはWD110の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD110によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路要素120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路要素120によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路要素120によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD110によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路要素120によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体130は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路要素120によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路要素120およびデバイス可読媒体130は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器132は、人間のユーザがWD110と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形式のものであり得る。ユーザインターフェース機器132は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD110への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD110にインストールされるユーザインターフェース機器132のタイプに応じて変化し得る。たとえば、WD110がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD110がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器132は、WD110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路要素120が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路要素120に接続される。ユーザインターフェース機器132は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路要素を含み得る。ユーザインターフェース機器132はまた、WD110からの情報の出力を可能にするように、および処理回路要素120がWD110からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器132は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路要素、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路要素を含み得る。ユーザインターフェース機器132の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能性から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器134は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などのさらなるタイプの通信のためのインターフェースなどを含み得る。補助機器134の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変化し得る。
電源136は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD110は、電源136から、本明細書で説明または示される任意の機能性を行うために電源136からの電力を必要とする、WD110の様々な部分に電力を配信するための、電力回路要素137をさらに含み得る。電力回路要素137は、いくつかの実施形態では、電力管理回路要素を含み得る。電力回路要素137は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD110は、電力ケーブルなどの入力回路要素またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路要素137はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源136に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源136の充電のためのものであり得る。電力回路要素137は、電源136からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD110のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図4は、いくつかの実施形態による、UEの例示的な実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連のあるデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連付けられないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連付けられないことがある、デバイスを表し得る。UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されないNB−IoT UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEをも含み得る。図4に示されているUE200は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図4はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図4では、UE200は、入出力インターフェース205、無線周波数(RF)インターフェース209、ネットワーク接続インターフェース211、ランダムアクセスメモリ(RAM)217と読取り専用メモリ(ROM)219と記憶媒体221などとを含むメモリ215、通信サブシステム231、電源213、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路要素201を含む。記憶媒体221は、オペレーティングシステム223と、アプリケーションプログラム225と、データ227とを含む。他の実施形態では、記憶媒体221は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図4に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変化し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図4では、処理回路要素201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路要素201は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路要素201は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形式での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース205は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE200は、入出力インターフェース205を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE200への入力およびUE200からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE200は、ユーザがUE200に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース205を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図4では、RFインターフェース209は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース211は、ネットワーク243aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク243aは、Wi−Fiネットワークを含み得る。ネットワーク接続インターフェース211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース211は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能性を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、または、代替的に、別個に実装され得る。
RAM217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス202を介して処理回路要素201にインターフェースするように設定され得る。ROM219は、処理回路要素201にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM219は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体221は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、取外し可能カートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体221は、オペレーティングシステム223と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム225と、データファイル227とを含むように設定され得る。記憶媒体221は、UE200による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu−Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、またはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体221は、UE200が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、またはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体221中に有形に具現され得、記憶媒体221はデバイス可読媒体を含み得る。
図4では、処理回路要素201は、通信サブシステム231を使用してネットワーク243bと通信するように設定され得る。ネットワーク243aとネットワーク243bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム231は、ネットワーク243bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム231は、IEEE802.2、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能性または受信機機能性をそれぞれ実装するための、送信機233および/または受信機235を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機233および受信機235は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、または、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム231の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム231は、セルラー通信と、Wi−Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク243bは、セルラーネットワーク、Wi−Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源213は、UE200の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE200の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE200の複数の構成要素にわたって分割され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム231は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路要素201は、バス202上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路要素201によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能性は、処理回路要素201と通信サブシステム231との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図5は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境300を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能性の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード330のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境300において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、1つまたは複数のアプリケーション320によって実装され得る。アプリケーション320は、処理回路要素360とメモリ390−1とを含むハードウェア330を提供する、仮想化環境300において稼働される。メモリ390−1は、処理回路要素360によって実行可能な命令395を含んでおり、それにより、アプリケーション320は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境300は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路要素360を含む、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス330を含み、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路要素360は、商用オフザシェルフ(COTS:commercial off−the−shelf)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路要素であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ390−1を含み得、メモリ390−1は、処理回路要素360によって実行される命令395またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)370を含み得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)370は物理ネットワークインターフェース380を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路要素360によって実行可能なソフトウェア395および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、機械可読記憶媒体390−2をも含み得る。ソフトウェア395は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ350をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン340を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶域を含み、対応する仮想化レイヤ350またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス320の事例の異なる実施形態が、仮想マシン340のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路要素360は、ソフトウェア395を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ350をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ350は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ350は、仮想マシン340に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図5に示されているように、ハードウェア330は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア330は、アンテナ3225を含み得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア330は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション320のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)3100を介して管理される、(たとえば、データセンターまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンターおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理記憶域上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン340は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン340の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン340のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア330のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ330の上の1つまたは複数の仮想マシン340において稼働する固有のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図5中のアプリケーション320に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機3220と1つまたは複数の受信機3210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット3200は、1つまたは複数のアンテナ3225に結合され得る。無線ユニット3200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード330と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード330と無線ユニット3200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム3230を使用して、実現され得る。
図6は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された例示的な通信ネットワークを示す。図6を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク411とコアネットワーク414とを含む、3GPPタイプセルラーネットワークなどの通信ネットワーク410を含む。アクセスネットワーク411は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局412a、412b、412cを含み、各々が、対応するカバレッジエリア413a、413b、413cを規定する。各基地局412a、412b、412cは、有線接続または無線接続415上でコアネットワーク414に接続可能である。カバレッジエリア413c中に位置する第1のUE491が、対応する基地局412cに無線で接続するか、または対応する基地局412cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア413a中の第2のUE492が、対応する基地局412aに無線で接続可能である。この例では複数のUE491、492が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局412に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク410は、それ自体、ホストコンピュータ430に接続され、ホストコンピュータ430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ430は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク410とホストコンピュータ430との間の接続421および422は、コアネットワーク414からホストコンピュータ430に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク420を介して進み得る。中間ネットワーク420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク420は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を含み得る。
図6の通信システムは全体として、接続されたUE491、492とホストコンピュータ430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続450として説明され得る。ホストコンピュータ430および接続されたUE491、492は、アクセスネットワーク411、コアネットワーク414、任意の中間ネットワーク420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続450を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続450は、OTT接続450が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局412は、接続されたUE491にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ430から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、通知されないことがあるかまたは通知される必要がない。同様に、基地局412は、UE491から発生してホストコンピュータ430に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
図7は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信する例示的なホストコンピュータを示す。次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図7を参照しながら説明される。
通信システム500では、ホストコンピュータ510が、通信システム500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース516を含む、ハードウェア515を含む。ホストコンピュータ510は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路要素518をさらに含む。特に、処理回路要素518は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を含み得る。ホストコンピュータ510は、ホストコンピュータ510に記憶されるかまたはホストコンピュータ510によってアクセス可能であり、処理回路要素518によって実行可能である、ソフトウェア511をさらに含む。ソフトウェア511は、ホストアプリケーション512を含む。ホストアプリケーション512は、UE530およびホストコンピュータ510において終端するOTT接続550を介して接続するUE530など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション512は、OTT接続550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム500は、通信システム中に提供される基地局520をさらに含み、基地局520は、基地局520がホストコンピュータ510およびUE530と通信することを可能にするハードウェア525を含む。ハードウェア525は、通信システム500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース526、ならびに基地局520によってサーブされるカバレッジエリア(図7に図示せず)中に位置するUE530との少なくとも無線接続570をセットアップおよび維持するための無線インターフェース527を含み得る。通信インターフェース526は、ホストコンピュータ510への接続560を容易にするように設定され得る。接続560は直接であり得るか、あるいは、接続560は、通信システムのコアネットワーク(図7に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局520のハードウェア525は、処理回路要素528をさらに含み、処理回路要素528は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を含み得る。基地局520は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア521をさらに有する。
通信システム500は、すでに言及されたUE530をさらに含む。UE530のハードウェア535は、UE530が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続570をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース537を含み得る。UE530のハードウェア535は、処理回路要素538をさらに含み、処理回路要素538は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を含み得る。UE530は、UE530に記憶されるかまたはUE530によってアクセス可能であり、処理回路要素538によって実行可能である、ソフトウェア531をさらに含む。ソフトウェア531は、クライアントアプリケーション532を含む。クライアントアプリケーション532は、ホストコンピュータ510のサポートのもとに、UE530を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ510では、実行しているホストアプリケーション512は、UE530およびホストコンピュータ510において終端するOTT接続550を介して、実行しているクライアントアプリケーション532と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション532は、ホストアプリケーション512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続550は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション532は、クライアントアプリケーション532が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図7に示されているホストコンピュータ510、基地局520およびUE530は、それぞれ、図6のホストコンピュータ430、基地局412a、412b、412cのうちの1つ、およびUE491、492のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図7に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図6のものであり得る。
図7では、OTT接続550は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局520を介したホストコンピュータ510とUE530との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE530からまたはホストコンピュータ510を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE530と基地局520との間の無線接続570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続570が最後のセグメントを形成するOTT接続550を使用して、UE530に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、電力消費を改善し、それにより、延張されたバッテリー寿命などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ510とUE530との間のOTT接続550を再設定するための随意のネットワーク機能性がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続550を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ510のソフトウェア511およびハードウェア515でまたはUE530のソフトウェア531およびハードウェア535で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続550が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア511、531が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局520に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局520に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能性は、当技術分野において知られ、実施され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ510の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア511および531が、ソフトウェア511および531が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続550を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図8は、いくつかの実施形態による、無線デバイス110による例示的な方法600を示す。無線デバイス110は、第1の無線アクセスノードに現在接続され、無線デバイス110が測定を実施することを開始するときを制御する、第1の無線アクセスノードによる少なくとも1つのs−measureで設定される。特定の実施形態では、無線デバイス110は、図4に関して上記で説明されたUE200などのUEを含み得る。特定の実施形態では、第1の無線アクセスノードおよび第2の無線アクセスノードは、図2に関して上記で説明されたネットワークノード160などのネットワークノードを含み得る。
ステップ610において、第1のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイス110は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始する。
ステップ620において、第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイス110は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始する。
特定の実施形態では、無線デバイス110は、第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作することが可能である。
特定の実施形態では、第1のRATはLTEであり、第2のRATはNRである。別の実施形態では、第1のRATはNRであり、第2のRATはLTEである。
特定の実施形態では、無線デバイス110は、第1のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて第1の無線アクセスノードによってサーブされ、第1のセルは1次セルを含む。
特定の実施形態では、第1の無線アクセスノードのs−measure基準を満たすことは、1次セルのセル品質レベルが、第1の無線アクセスノードのs−measure設定で示されたしきい値を下回るときを意味する。
いくつかの実施形態では、上記で説明された方法は、コンピュータネットワーキング仮想装置によって実施され得る。図9は、いくつかの実施形態による、第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティが可能な無線デバイスにおける測定を実施するための例示的な仮想コンピューティングデバイス700を示す。いくつかの実施形態では、仮想コンピューティングデバイス700は、図8に示され、記載されている方法に関して上記で説明されたステップと同様のステップを実施するためのモジュールを含み得る。たとえば、仮想コンピューティングデバイス700は、第1の開始モジュール710、第2の開始モジュール720、および第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティが可能な無線デバイスにおける測定を実施するための任意の他の好適なモジュールを含み得る。いくつかの実施形態では、モジュールのうちの1つまたは複数は、図3の処理回路要素120を使用して実装され得る。いくつかの実施形態では、様々なモジュールのうちの2つまたはそれ以上の機能が、組み合わせられて単一のモジュールになり得る。
第1の開始モジュール710は、何らかの、仮想コンピューティングデバイス700の機能を実施することを開始することを実施し得る。たとえば、特定の実施形態では、第1のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、第1の開始モジュール710は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始し得る。
第2の開始モジュール720は、何らかの他の、仮想コンピューティングデバイス700の機能を実施することを開始することを実施し得る。たとえば、特定の実施形態では、第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、第2の開始モジュール720は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始し得る。
仮想コンピューティングデバイス700の他の実施形態は、上記で説明された機能性および/または(上記で説明されたソリューションをサポートするために必要な任意の機能性を含む)任意の追加の機能性のうちのいずれかを含む、無線デバイスの機能性のいくつかの態様を与えることを担当し得る、図9に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。様々な異なるタイプの無線デバイス110は、同じ物理ハードウェアを有するが、(たとえば、プログラミングを介して)異なる無線アクセス技術をサポートするように設定された構成要素を含み得るか、あるいは部分的にまたは完全に異なる物理構成要素を表し得る。
図10は、いくつかの実施形態による、第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作する無線デバイス110による例示的な方法800を示す。例示的な方法では、無線デバイス110は、第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセスノードの両方に現在接続され、第1の無線アクセスノードからの第1のs−measureと、第2の無線アクセスノードからの第2のs−measureとで設定される。特定の実施形態では、無線デバイス110は、図4に関して上記で説明されたUE200などのUEを含み得る。特定の実施形態では、第1の無線アクセスノードおよび第2の無線アクセスノードは、図2に関して上記で説明されたネットワークノード160などのネットワークノードを含み得る。
ステップ810において、第1のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイス110は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに第1のRAT上での測定を実施することを開始する。
ステップ820において、第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイス110は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始する。
特定の実施形態では、方法は、第2のRAT上での測定を実施するように第2の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイスが、第2の無線アクセスノードs−measure基準が満たされるときに測定を実施することを開始することをさらに含み得る。さらに、第1のRAT上での測定を実施するように第2の無線アクセスノードによって設定されると、無線デバイス110は、第2の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第1のRAT上での測定を実施することを開始し得る。
特定の実施形態では、第1のRATはLTEであり、第2のRATはNRである。別の実施形態では、第1のRATはNRであり、第2のRATはLTEである。
特定の実施形態では、無線デバイスは、第1のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて第1の無線アクセスノードによってサーブされ、第1のセルはPCellである。
特定の実施形態では、無線デバイスは、第2のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて第2の無線アクセスノードによってサーブされ、第2のセルはPSCellである。
特定の実施形態では、PCellのセル品質レベルが、第1の無線アクセスノードのs−measure設定において示されたしきい値を下回るとき、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされる。
特定の実施形態では、PSCellのセル品質レベルが、第2の無線アクセスノードのs−measure設定において示されたしきい値を下回るとき、第2の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされる。
いくつかの実施形態では、上記で説明された方法は、コンピュータネットワーキング仮想装置によって実施され得る。図11は、いくつかの実施形態による、第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作する無線デバイスにおける測定を実施するための例示的な仮想コンピューティングデバイス900を示す。いくつかの実施形態では、仮想コンピューティングデバイス900は、図10に示され、記載されている方法に関して上記で説明されたステップと同様のステップを実施するためのモジュールを含み得る。たとえば、仮想コンピューティングデバイス900は、第1の開始モジュール910、第2の開始モジュール920、および第1のRATを用いる第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作する無線デバイスにおける測定を実施することを開始するための任意の他の好適なモジュールを含み得る。いくつかの実施形態では、モジュールのうちの1つまたは複数は、図3の処理回路要素120を使用して実装され得る。いくつかの実施形態では、様々なモジュールのうちの2つまたはそれ以上の機能が、組み合わせられて単一のモジュールになり得る。
第1の開始モジュール910は、何らかの、仮想コンピューティングデバイス900の機能を実施することを開始することを実施し得る。たとえば、特定の実施形態では、第1のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、第1の開始モジュール910は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに第1のRAT上での測定を実施することを開始し得る。
第2の開始モジュール920は、何らかの他の、仮想コンピューティングデバイス900の機能を実施することを開始することを実施し得る。たとえば、特定の実施形態では、第2のRAT上での測定を実施するように第1の無線アクセスノードによって設定されると、第2の開始モジュール920は、第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始し得る。
仮想コンピューティングデバイス900の他の実施形態は、上記で説明された機能性および/または(上記で説明されたソリューションをサポートするために必要な任意の機能性を含む)任意の追加の機能性のうちのいずれかを含む、無線デバイスの機能性のいくつかの態様を与えることを担当し得る、図11に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。様々な異なるタイプの無線デバイス110は、同じ物理ハードウェアを有するが、(たとえば、プログラミングを介して)異なる無線アクセス技術をサポートするように設定された構成要素を含み得るか、あるいは部分的にまたは完全に異なる物理構成要素を表し得る。
例示的な実施形態
グループA実施形態:
実施形態1(シナリオ1:DCがセットアップされる前): ユーザ機器(UE)における方法であって、UEは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作することが可能であり、第1のノードに現在接続され、ユーザ機器が測定を実施することを開始するときを制御する、第1のノードによるs−measureが設定され、方法は、
第2のRAT上での測定を実施するように第1のノードによって設定されると、第1のノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、第2のRAT上での測定を実施することを開始すること
を含む、方法。
実施形態2(シナリオ2:DCがセットアップされた後): ユーザ機器(UE)における方法であって、UEは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作し、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定され、方法は、
第2のノードのs−measure基準を満たすと、第2のRAT上で設定されたすべての測定についての測定を、これらの測定が、第1のノードによって設定されたのか、第2のノードによって設定されたのかにかかわらず、実施することを開始すること
を含む、方法。
実施形態3. ユーザ機器(UE)における方法であって、UEが、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作し、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとで設定され、方法は、
UEによって、2つの異なるRAT間のデュアルコネクティビティ中の挙動をハンドリングするs−measureを指定するパラメータ(たとえば、inter−RAT−sMeasureActivate)を維持することと、
inter−RAT−sMeasureActivateパラメータが真にセットされた場合、第2のRATのs−measure基準を満たすと、第1のノードによって設定された第2のRAT上での測定を実施することを開始することと
を含む、方法。
実施形態4. ユーザ機器(UE)における方法であって、UEは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作し、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定され、方法は、
UEによって、2つのinter−RAT−sMeasureActivateパラメータ、inter−RAT−sMeasureActivate−firstRATとinter−RAT−sMeasureActivate−secondRATと、を維持することと、
inter−RAT−sMeasureActivate−firstRATが真にセットされた場合、第2のRATのs−measure基準を満たすと、第1のノードによって設定された第2のRAT上での測定を実施することを開始することと
を含む、方法。
実施形態5. ユーザ機器(UE)における方法であって、UEは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作し、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定され、方法は、
UEによって、2つの設定パラメータ2つのinter−RAT−sMeasureActivateパラメータ、inter−RAT−sMeasureActivate−firstRATとinter−RAT−sMeasureActivate−secondRATと、を維持することと、
inter−RAT−sMeasureActivate−secondRATが真にセットされた場合、第1のRATのs−measure基準を満たすと、第2のノードによって設定された第1のRAT上での測定を実施することを開始することと
を含む、方法。
実施形態6. ユーザ機器(UE)における方法であって、UEは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作し、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定され、方法は、
第2のRATのs−measure基準を満たすと、第1のノードによって設定されたすべての測定を実施することを開始すること
を含む、方法。
実施形態7. ユーザ機器(UE)における方法であって、UEは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作し、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定され、方法は、
UEによって、2つの異なるRAT間のデュアルコネクティビティ中の挙動をハンドリングするs−measureを指定するパラメータ(たとえば、inter−RAT−sMeasureActivateAll)を維持することと、
このパラメータが真にセットされた場合、第2のRATのs−measure基準を満たすと、第1のノードによって設定されたすべての測定を実施することを開始することと
を含む、方法。
実施形態8. ユーザ機器(UE)における方法であって、UEは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作し、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定され、方法は、
UEによって、2つの異なるRAT間のデュアルコネクティビティ中の挙動をハンドリングするs−measureを指定する2つの設定パラメータ(たとえば、inter−RAT−sMeasureActivateAll−FirstRATおよびinter−RAT−sMeasureActivateAll−SecondRAT)を維持することと、
inter−RAT−sMeasureActivateAll−FirstRATが真にセットされた場合、第2のRATのs−measure基準を満たすと、第1のRATによって設定されたすべての測定を実施することを開始することと
を含む、方法。
実施形態9. ユーザ機器(UE)における方法であって、UEは、第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノードと第2の無線アクセス技術(RAT)を用いる第2の無線アクセスノードとの間のデュアルコネクティビティにおいて動作し、第1のノードと第2のノードの両方に現在接続され、第1のノードからのs−measureと第2のノードからの別のs−measureとが設定され、方法は、
UEによって、2つの異なるRAT間のデュアルコネクティビティ中の挙動をハンドリングするs−measureを指定する2つの設定パラメータ(たとえば、inter−RAT−sMeasureActivateAll−FirstRATおよびinter−RAT−sMeasureActivateAll−SecondRAT)を維持することと、
inter−RAT−sMeasureActivateAll−SecondRATが真にセットされた場合、第1のRATのs−measure基準を満たすと、第2のノードによって設定されたすべての測定を実施することを開始することと
を含む、方法。
実施形態10. 第1のRATがLTEであり、第2のRATがNRであり、またはその逆もある、上記の実施形態1から9のいずれか1つに記載の方法。
グループB実施形態
実施形態12A. グループA実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路要素と、
無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路要素と
を含む、無線デバイス。
実施形態12B. ユーザ機器(UE)であって、
無線信号を送り、受信するように設定されたアンテナと、
アンテナおよび処理回路要素に接続され、アンテナと処理回路要素との間で通信される信号を調節するように設定された、無線フロントエンド回路要素であって、
処理回路要素が、グループA実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線フロントエンド回路要素と、
処理回路要素に接続され、UEへの情報の入力が処理回路要素によって処理されることを可能にするように設定された、入力インターフェースと、
処理回路要素に接続され、処理回路要素によって処理されたUEからの情報を出力するように設定された、出力インターフェースと、
処理回路要素に接続され、UEに電力を供給するように設定された、バッテリーと
を含む、ユーザ機器(UE)。
実施形態13. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路要素と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を含み、
UEが無線インターフェースと処理回路要素とを含み、UEの構成要素が、グループA実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
実施形態14. セルラーネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態13に記載の通信システム。
実施形態15. ホストコンピュータの処理回路要素が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEの処理回路要素が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態13または14に記載の通信システム。
実施形態16. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を含むセルラーネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、グループA実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
実施形態17. UEにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態16に記載の方法。
実施形態18. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を含み、
UEが無線インターフェースと処理回路要素とを含み、UEの処理回路要素が、グループA実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
実施形態19. UEをさらに含む、実施形態18に記載の通信システム。
実施形態20. 基地局をさらに含み、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを含む、実施形態18または19に記載の通信システム。
実施形態21. ホストコンピュータの処理回路要素が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEの処理回路要素が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態18から20のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態22. ホストコンピュータの処理回路要素が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
UEの処理回路要素が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態18から21のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態23. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することであって、UEが、グループA実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
実施形態24. UEにおいて、基地局にユーザデータを提供することをさらに含む、実施形態23に記載の方法。
実施形態25. UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより送信されるべきユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態23または24に記載の方法。
実施形態26. UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、
実施形態23から25のいずれか1つに記載の方法。
実施形態27. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から発生したユーザデータを受信することであって、UEが、グループA実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
実施形態28. 基地局において、UEからユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態27に記載の方法。
実施形態29. 基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動することをさらに含む、実施形態27または28に記載の方法。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを含み得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路要素、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路要素は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路要素は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路要素、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
追加情報
1.序論
測定設定およびRRMに関係するRAN2#99bis会議において、ある進展があった。ドラフトRRC仕様の同意を捕捉するために電子メール議論がトリガされた。
[99bis#20][NR]RRM(Ericsson)
ドラフトTSにおけるこの会議からのTPのマージの後に、RRM、ASN.1ならびに対応するフィールド説明およびプロシージャテキストを進展させ続ける。含めるべきこと:
− この会議からの同意を捕捉するために更新すること
− 認識されたFFSポイントに対処することを試みる
− 次の会議においてオンライン議論を必要とするFFSポイントを認識する
意図される成果:次の会議のためのTP(ドラフトTSに対する変更)
最終期限:2017年11月9日木曜日
企業からの質問を生じた1つのトピックは、s−MeasureおよびUE挙動の設定に関する同意が解釈されるべきであったやり方であった。この寄与文書は、以下の問題を明瞭にすることを目的とする。
− 1/ RSタイプごとのs−Measureの設定、
− 2/ EN−DCにおけるs−Measureに基づくUE挙動。
2.議論
s−MeasureがNRのためのRAN2において最初に検討されたのは、RAN2#97−bisスポケーンにおいてであり、以下が同意された。
Figure 2021505027
RAN2#99ベルリンでは、EN−DC議論中に、以下が同意された。
Figure 2021505027
次いで、RAN2#99bisプラハでは、RRMに関するRAN2#99ベルリンにおいてトリガされた電子メール議論に基づいて、以下が同意された(R2−1711963、電子メール議論の概要[99#32][NR]RRMに関するTP、Ericsson、RAN2#99bisプラハ)。
Figure 2021505027
上記で説明された同意に基づいて、RRMに関するTPが、R2−713590、RRMに関するTP、Ericsson、RAN2#100リノにおいて起草された。そこでは、NRに関するs−Measureについての同意が以下のように解釈された。
− ネットワークは、単一のs−Measure値でのみUEを設定することができる、
− RSRPのみが測定量として使用される、
− RSタイプが設定され得る、すなわち、CSI−RSまたはSS/PBCHブロック。
その解釈についての推論は、以下に示されているように、同意の出所、すなわち、電子メール議論#32、より詳細には議論2.2および2.3に対する大部分の企業からの応答から来るものである。
[99#32][NR]RRMに関するTP(Ericsson)
この会議からの進展を捕捉すること。
議論はまた、小さいFFSポイント(たとえば、LTEベースラインから取られ、何らかの議論なしに直接NRに移されない、項目、およびNRにおいて含めるべきかどうかの明示的判断がまだなされていないLTEベースラインからの項目(たとえば、LTEの後のリリースにおいて追加された特徴))を解決することができる。
電子メール議論の概要は、行われたいかなる小さい判断の概要をも提供し、ならびに残りのFFSポイントのリストを提供するべきである。
意図される成果:次の会議にサブミットされたTP
最終期限:2017年9月21日木曜日
**RAN2#99ベルリン(R2−1711963)の後にトリガされた電子メール議論#32からの抜粋**
議論2.2:企業は、Rel−15においてネットワークが(所与の測定量、たとえば、RSRPについて)異なるRSタイプを考慮してどのようにs−Measureを設定し得るかに対する企業の考え方を表すことを歓迎する。少なくとも以下のオプションが前の議論から認識された(ただし、企業は他のオプションを提供することを歓迎する)。
− a/ 単一のs−Measureが提供され得る(ネットワークは、そのs−Measureに関連付けるためのRSタイプを設定し得る)、
〇 また、サービングセル品質がこのs−Measureを下回る場合、UEは、ネイバーセルのためのすべての設定されたRSタイプに対する測定を実施するものとする
− b/ (RSタイプごとの)複数のs−Measureが提供され得る。ネットワークは、以下の一方または両方を設定し得る。
〇 オプションb.1:RSタイプのいずれかの品質が、その設定されたしきい値を下回る場合、UEは、ネイバーセルのためのすべての設定されたRSタイプに対する測定を実施するものとする
〇 オプションb.2:両方のRSタイプの品質が、それらの設定されたしきい値を下回る場合、UEは、ネイバーセルのためのすべての設定されたRSタイプに対する測定を実施するものとする。
− c/ SSブロックのみに基づく単一のs−Measure
Figure 2021505027
Figure 2021505027
議論2.2および2.3の概要:大部分の企業は、ネットワークが、設定可能なRSタイプ(SSブロックまたはCSI−RS)を伴う単一のs−Measureのみを設定することができることに同意する。UEは、PCell RSRPが、この設定されたs−Measureしきい値を下回る場合、ネイバーセル測定を実施するものとする。現在のドラフトASN.1構造は、それに従い、measConfig中の単一のs−MeasureConfig IEを規定し、ネットワークは、測定量としてssb−rsrpまたはcsi−rsrpのいずれかを設定することを選定するにすぎないことがある。
**RAN2#99ベルリン(R2−1711963)の後にトリガされた電子メール議論#32からの抜粋**
わかり得るように、応答から以下が観測され得る。
− ほとんどすべての企業(15)が単一のs−Measureしきい値を選好した、
− すべての企業がRSRPのみを選好する、
− ほとんどすべての企業(11)が、すべてのネイバーセル測定を制御する設定可能なRSタイプを伴う単一の値を選好した、すなわち、RSタイプごとのネイバリング測定ならびに/またはビームおよびセル測定を区別するさらなる最適化なし。
観測1 電子メール議論#32において、大部分の企業は、ネットワークが、設定可能なRSタイプ(SSブロックまたはCSI−RS)を伴う単一のs−Measureのみを設定することができることを選好した。UEは、PCell RSRPが、この設定されたs−Measureしきい値を下回る場合、ネイバーセル測定を実施するものとする。マージされたTPは、それに従い、measConfig中の単一のs−MeasureConfig IEを規定し、ネットワークは、測定量としてssb−rsrpまたはcsi−rsrpのいずれかを設定することを選定するにすぎないことがある。
電子メール議論#32からの結論に基づいて、RRMに関するTPがR2−713590において起草された。このため、以下が提案される。
提案1 RSタイプごとのs−Measure設定について、RRMに関するTP(R2−1713590)における解釈を保つ、すなわち、電子メール議論#32の概要(R2−1711963)に基づく。R2−1713590における厳密な明確な記述に関する検討が可能である。
2.1 EN−DCにおけるs−Measureに基づくUE挙動
RAN2#99ベルリンでは、EN−DC議論中に、以下が同意された。
Figure 2021505027
同意にもかかわらず、RRM電子メール議論#20において少なくとも1つの企業によって正しく指摘されたように、RAN2は、異なる条件の下でのEN−DCセットアップの前および後に、EN−DCにおいて2つのs−measure値が設定されたときのUE挙動について議論しなかった。
おそらく、現在のRRM TP(R2−713590)においても少なくとも一時的に仮定された、最も単純なソリューションが、プロシージャのあるレベルの独立性であるようである、すなわち、EUTRANによって設定されたs−Measureが、EUTRANによって設定されたネイバーセル測定のトリガリングを制御し、NG−RANによって設定されたs−Measureが、NG−RANによって設定されたネイバーセル測定のトリガリングを制御する。
観測2 おそらく、UE挙動に関する同意の最も単純な解釈は、各独立して設定されたs−Measure値が、各RAT、NG−RANおよびEUTRANによって提供された各measConfigを制御することである。このため、RAN2は、それが実際に機能するかどうかを議論するべきである。
カバレッジベースのハンドオーバをサポートするためのネイバー測定をトリガするためにs−Measureが規定されたこと、すなわち、PCell RSRPが、設定可能なs−Measure値を下回るときに、ネイバー測定がトリガされることは要約するに値する。EUTRANでは、ネットワークが、ハンドオーバに加えて、キャリアアグリゲーション(CA)および/またはデュアルコネクティビティ(DC)をサポートする場合、ネットワークは、候補PSCell/SCellのセットアップが、PCell品質が良好であるか否かに直接依存するべきでないので、s−Measureを設定するのに悩みさえしないか、または、ネットワークは、s−Measureをできるだけ低くセットするであろう。
観測3 EUTRANが、ハンドオーバに加えて、CAおよび/またはDCをセットアップする目的で、測定を実施するようにUEを設定するとき、EUTRANは、s−Measureをその最低値にセットするか、または単にs−Measureを設定しないかのいずれかを行う。言い換えれば、DC/CAは、s−Measureを極めて無用にする。
このため、EN−DCの場合のように、LTEからNRへのRAT間ハンドオーバがサポートさえされず、潜在的帰結は、EUTRANが、EN−DCがセットアップされる前にEN−DC対応UEのために決してs−Measureを設定しないことになることである。
観測4 EUTRANが、EN−DCの目的で、測定を実施するようにUEを設定するとき、EUTRANは、決してs−Measureを設定しないことがある。
原則として、EUTRANが、LTEからNRへのRAT間ハンドオーバをサポートすることを希望するにすぎないとき、s−Measureの使用が限定されると言うことができる。しかしながら、NRが最も優先度の高いRATであるので、EUTRANがNR周波数に対する測定を設定する場合、EUTRANは、カバレッジが十分に良好である場合、UEができるだけ速くNRに戻ることを希望する。このため、EUTRANは、NR測定、さらにより一般的には、より優先度の高いRAT測定を実施するために、UEを決して待たせないことになる。このため、RAT間ハンドオーバのその場合についてさえ、s−Measureは、NR測定のためにあまり有用でないであろう。このため、少なくともLTE測定のために、s−MeasureをEN−DCにおいて有用にするために、以下が提案される。
提案2 UEは、s−Measureが設定されるか否かにかかわらず、measConfigを受信すると、EUTRANによって設定されたNR測定を実施するものとする。
EN−DCがセットアップされた後に、NG−RANは、SCG PCell品質が極めて良好であるとき、SCG変更をサポートするために提供される測定が潜在的に遅延され得るので、s−Measureを設定し得る。また、1つのs−Measureのみが(NG−RANによって)設定される場合、UEは、SCG PCell品質がその設定されたs−Measureを下回るとき、NG−RANによって設定されたネイバー測定を実施するものとする。
提案3 EN−DCセットアップの後に、NG−RANがs−Measureを設定する場合、UEは、SCG PCell RSRPが設定されたs−Measureを下回る場合、NG−RANによって設定されたネイバーNR測定を実施するものとする。FFS NG−RANによって設定されるLTE測定。
P1において提案されるように、EUTRANによって設定されたs−Measureしきい値は、EUTRANによって設定されたNR測定をUEが実施するやり方に影響を及ぼさないので、P3は容易に拡張され得、その結果、s−Measure条件は、NG−RANが設定した測定にとって重要であるにすぎず、EUTRANによって設定されたs−Measureは、EUTRANによって設定されたNR測定のために適用可能でなくなる。
P1〜P3に基づくプロシージャは、LTEとNRとが異なる測定対象を設定したときに極めて明らかになる、すなわち、EUTRANによって設定された測定対象は常に測定され、NG−RANによって設定された測定対象はs−Measureに依存し得ることに留意されたい。しかしながら、おそらく、EUTRANとNG−RANとによって同じ測定対象が設定される場合、とりわけ、異なる周波数ロケーションにおける異なるRSタイプが同じ測定対象において設定されるNR測定対象の場合、何らかの議論が必要とされる。我々の考え方では、UEは、両方の測定が以下を設定する場合、NR measObjectに関連付けられた同じ測定が設定されたと考える。
− 同じRSタイプ、
− セル測定のための同じ設定された量(トリガおよび報告)、
− 同じ設定されたビーム報告情報(または同じ測定された量)、
言い換えれば、UEがEN−DCにあり、EUTRAN設定に基づいてUEが(1つまたは複数の)NR measObjectに関連付けられた測定を実施しており、NR s−Measureが、同じ測定対象(たとえば、同じARFCN)に対する測定を実施するようにUEをトリガするとき、UEは、もしあれば、すなわち、追加のRSタイプ(たとえば、CSI−RS測定がEUTRANを介して設定可能でない)、セル測定のための異なる設定された量(トリガおよび報告)および異なる設定されたビーム報告情報(または同じ測定された量)に対する追加の測定を実施するものとする。
提案4 UEが、EUTRANおよびNG−RANによって設定された同じNR測定対象に対する測定を実施するEN−DCにあるときに、NG−RANによって設定されたs−measure条件が満たされる場合、UEは、(もしあれば)NG−RANによって設定された追加の測定、すなわち、追加のRS(たとえば、CSI−RSベースの測定)、セル測定のための追加の測定量(トリガおよび報告)、追加のビーム測定された量を実施するものとする。
3.結論
セクション2では以下の観測が行われた。
提案1 観測1 電子メール議論#32において、大部分の企業は、ネットワークが、設定可能なRSタイプ(SSブロックまたはCSI−RS)を伴う単一のs−Measureのみを設定することができることを選好した。UEは、PCell RSRPが、この設定されたs−Measureしきい値を下回る場合、ネイバーセル測定を実施するものとする。マージされたTPは、それに従い、measConfig中の単一のs−MeasureConfig IEを規定し、ネットワークは、測定量としてssb−rsrpまたはcsi−rsrpのいずれかを設定することを選定するにすぎないことがある。
提案2 観測2 おそらく、UE挙動に関する同意の最も単純な解釈は、各独立して設定されたs−Measure値が、各RAT、NG−RANおよびEUTRANによって提供された各measConfigを制御することである。このため、RAN2は、それが実際に機能するかどうかを議論するべきである。
提案3 観測3 EUTRANが、ハンドオーバに加えて、CAおよび/またはDCをセットアップする目的で、測定を実施するようにUEを設定するとき、EUTRANは、s−Measureをその最低値にセットするか、または単にs−Measureを設定しないかのいずれかを行う。言い換えれば、DC/CAは、s−Measureを極めて無用にする。
提案4 観測4 EUTRANが、EN−DCの目的で、測定を実施するようにUEを設定するとき、EUTRANは、決してs−Measureを設定しないことがある。
セクション2における議論に基づいて、以下が提案された。
提案5 RSタイプごとのs−Measure設定について、RRMに関するTP(R2−1713590)における解釈を保つ、すなわち、電子メール議論#32の概要(R2−1711963)に基づく。R2−1713590における厳密な明確な記述に関する検討が可能である。
提案6 UEは、s−Measureが設定されるか否かにかかわらず、measConfigを受信すると、EUTRANによって設定されたNR測定を実施するものとする。
提案7 EN−DCセットアップの後に、NG−RANがs−Measureを設定する場合、UEは、SCG PCell RSRPが設定されたs−Measureを下回る場合、NG−RANによって設定されたネイバーNR測定を実施するものとする。FFS NG−RANによって設定されるLTE測定。
提案8 UEが、EUTRANおよびNG−RANによって設定された同じNR測定対象に対する測定を実施するEN−DCにあるときに、NG−RANによって設定されたs−measure条件が満たされる場合、UEは、(もしあれば)NG−RANによって設定された追加の測定、すなわち、追加のRS(たとえば、CSI−RSベースの測定)、セル測定のための追加の測定量(トリガおよび報告)、追加のビーム測定された量を実施するものとする。
略語
以下の略語のうちの少なくともいくつかが本開示で使用され得る。略語間の不整合がある場合、上記でそれがどのように使用されるかが選好されるべきである。以下で複数回リストされる場合、最初のリスティングが(1つまたは複数の)後続のリスティングよりも選好されるべきである。
1x RTT CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加法性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No 帯域中の電力密度で除算されたチップごとのCPICH受信エネルギー
CQI チャネル品質情報
C−RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調用参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E−CID 拡張セルID(測位方法)
E−SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンター
ECGI エボルブドCGI
eNB E−UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E−SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンター
E−UTRA エボルブドUTRA
E−UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS さらなる検討が必要
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRにおける基地局
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
GSM モバイル通信用グローバルシステム
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE Long−Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブテスト最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC モバイルスイッチングセンター
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線
OCNG OFDMAチャネル雑音生成器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 運用サポートシステム
OTDOA 観測到達時間差
O&M 運用および保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P−CCPCH 1次共通制御物理チャネル
PCell 1次セル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッド自動再送要求指示チャネル
PLMN パブリックランドモバイルネットワーク
PMI プリコーダ行列インジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS 1次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照シンボル受信電力または
参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質または
参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell 2次セル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号対雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS 2次同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS 3次同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS Universal Mobile Telecommunication System
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (25)

  1. 無線デバイス(110)における方法であって、前記無線デバイスは、第1の無線アクセスノード(160)に現在接続され、前記無線デバイスが測定を実施することを開始するときを制御する、前記第1の無線アクセスノードによるs−measureが設定され、前記方法は、
    第1の無線アクセス技術(RAT)上での測定を実施するように前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに前記測定を実施することを開始することと、
    第2のRAT上での測定を実施するように前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、前記第2のRAT上での前記測定を実施することを開始することと
    を含む、方法。
  2. 前記無線デバイスが、前記第1のRATを用いる前記第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノード(160)との間のデュアルコネクティビティにおいて動作することが可能である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のRATがLTEであり、前記第2のRATがNRである、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1のRATがNRであり、前記第2のRATがLTEである、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記無線デバイスが、第1のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて前記第1の無線アクセスノードによってサーブされ、前記第1のセルが1次セル(Pcell)を含み、
    前記1次セル(Pcell)のセル品質レベルが、前記第1の無線アクセスノードのs−measure設定において示されたしきい値を下回るとき、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記無線デバイスがユーザ機器(UE)200である、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノード(160)と第2のRATを用いる第2の無線アクセスノード(160)との間のデュアルコネクティビティにおいて動作する無線デバイス(110)における方法であって、前記無線デバイスは、前記第1の無線アクセスノードと前記第2の無線アクセスノードの両方に現在接続され、前記第1の無線アクセスノードからの第1のs−measureと、前記第2の無線アクセスノードからの第2のs−measureとが設定され、前記方法は、
    前記第1のRAT上での測定を実施するように前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに前記測定を実施することを開始することと、
    前記第2のRAT上での測定を実施するように前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、前記第2のRAT上での前記測定を実施することを開始することと
    を含む、方法。
  8. 前記第2のRAT上での測定を実施するように前記第2の無線アクセスノードによって設定されると、前記第2の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに前記測定を実施することを開始することと、
    前記第1のRAT上での測定を実施するように前記第2の無線アクセスノードによって設定されると、前記第2の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、前記第1のRAT上での前記測定を実施することを開始することと
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のRATがLTEであり、前記第2のRATがNRである、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記第1のRATがNRであり、前記第2のRATがLTEである、請求項7または8に記載の方法。
  11. 前記無線デバイスが、第1のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて前記第1の無線アクセスノードによってサーブされ、前記第1のセルが1次セル(Pcell)を含み、
    前記無線デバイスが、第2のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて前記第2の無線アクセスノードによってサーブされ、前記第2のセルが1次2次セル(PSCell)を含み、
    前記PCellのセル品質レベルが、前記第1の無線アクセスノードのs−measure設定において示されたしきい値を下回るとき、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされ、
    前記1次2次セル(PSCell)のセル品質レベルが、前記第2の無線アクセスノードのs−measure設定において示されたしきい値を下回るとき、前記第2の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされる、
    請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記無線デバイスがユーザ機器(UE)(200)である、請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 無線デバイス(110)であって、前記無線デバイスは、第1の無線アクセスノードに現在接続され、かつ、前記無線デバイスが測定を実施することを開始するときを制御する前記第1の無線アクセスノードによって、少なくとも1つのs−measureが設定され、前記無線デバイスは、
    第1の無線アクセス技術(RAT)上での測定を実施するように前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに前記測定を実施することを開始することと、
    第2のRAT上での測定を実施するように前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、前記第2のRAT上での前記測定を実施することを開始することと
    を行うように動作可能な処理回路要素(120)と、
    前記無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路要素(117)と
    を含む、無線デバイス(110)。
  14. 前記無線デバイスが、前記第1のRATを用いる前記第1の無線アクセスノードと第2のRATを用いる第2の無線アクセスノード(160)との間のデュアルコネクティビティにおいて動作することが可能である、請求項13に記載の無線デバイス。
  15. 前記第1のRATがLTEであり、前記第2のRATがNRである、請求項13または14に記載の無線デバイス。
  16. 前記第1のRATがNRであり、前記第2のRATがLTEである、請求項13または14に記載の無線デバイス。
  17. 前記無線デバイスが、第1のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて前記第1の無線アクセスノードによってサーブされ、前記第1のセルが1次セル(PCell)を含み、
    前記PCellのセル品質レベルが、前記第1の無線アクセスノードのs−measure設定において示されたしきい値を下回るとき、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされる、
    請求項13から16のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  18. 前記無線デバイスがユーザ機器(UE)200である、請求項13から17のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  19. 第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノード(160)と第2のRATを用いる第2の無線アクセスノード(160)との間のデュアルコネクティビティにおいて動作する無線デバイス(110)であって、前記無線デバイスは、前記第1の無線アクセスノードと前記第2の無線アクセスノードの両方に現在接続され、前記第1の無線アクセスノードからの第1のs−measureと、前記第2の無線アクセスノードからの第2のs−measureとが設定され、前記無線デバイスは、
    前記第1のRAT上での測定を実施するように前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに前記測定を実施することを開始することと、
    前記第2のRAT上での測定を実施するように前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、前記第2のRAT上での前記測定を実施することを開始することと
    を行うように動作可能な処理回路要素(120)と、
    前記無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路要素(117)と
    を含む、無線デバイス(110)。
  20. 前記処理回路要素は、
    前記第2のRAT上での測定を実施するように前記第2の無線アクセスノードによって設定されると、前記第2の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに前記測定を実施することを開始することと、
    前記第1のRAT上での測定を実施するように前記第2の無線アクセスノードによって設定されると、前記第2の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、前記第1のRAT上での前記測定を実施することを開始することと
    を行うように動作可能である、請求項19に記載の無線デバイス。
  21. 前記第1のRATがLTEであり、前記第2のRATがNRである、請求項19または20に記載の無線デバイス。
  22. 前記第1のRATがNRであり、前記第2のRATがLTEである、請求項19または20に記載の無線デバイス。
  23. 前記無線デバイスが、第1のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて前記第1の無線アクセスノードによってサーブされ、前記第1のセルが1次セル(PCell)を含み、
    前記無線デバイスが、第2のセルおよび0個またはそれ以上の2次セルにおいて前記第2の無線アクセスノードによってサーブされ、前記第2のセルが1次2次セル(PSCell)を含み、
    前記PCellのセル品質レベルが、前記第1の無線アクセスノードのs−measure設定において示されたしきい値を下回るとき、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされ、
    前記PSCellのセル品質レベルが、前記第2の無線アクセスノードのs−measure設定において示されたしきい値を下回るとき、前記第2の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされる、
    請求項19から22のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  24. 前記無線デバイスがユーザ機器(UE)(200)である、請求項19から23のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  25. LTE−NRインターワーキングにおける測定をトリガするためのシステムであって、前記システムは、
    第1の無線アクセス技術(RAT)を用いる第1の無線アクセスノード(160)と、
    第2のRATを用いる第2の無線アクセスノード(160)と、
    無線デバイス(110)であって、前記無線デバイスは、前記第1の無線アクセスノードに現在接続され、前記無線デバイスが測定を実施することを開始するときを制御する、前記第1の無線アクセスノードによるs−measureが設定された、無線デバイス(110)と
    を含み、
    前記無線デバイスが、前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第1のRAT上での測定を実施するように設定され、前記無線デバイスは、前記第1の無線アクセスノードのs−measure基準が満たされるときに前記測定を実施することを開始し、
    前記無線デバイスが、前記第1の無線アクセスノードによって設定されると、前記第2のRAT上での測定を実施するようにさらに設定され、前記無線デバイスは、前記第1のRATに関連付けられたs−measure基準が満たされるか否かにかかわらず、前記第2のRAT上での前記測定を実施することを開始する、
    システム。
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