JP2021504253A - 食品容器又は飲料容器のための可撓性取付組立体 - Google Patents

食品容器又は飲料容器のための可撓性取付組立体 Download PDF

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Abstract

1つ又は複数の食品容器又は飲料容器(20)のための取付組立体(10)であって、各容器は、食品又は飲料製品を調製するための少なくとも1つの原材料を含み、取付組立体(10)は、流体が食品容器又は飲料容器の中に供給され得る際に通る少なくとも1つの注入孔と連通する少なくとも1つの流体入口と、食品又は飲料製品が注出される際に通過する少なくとも1つの注出口とを備える。取付組立体(10)は、互いに対して相対的に移動可能な2つの部分を備え、この相対移動によって、取付組立体(10)と容器の内容積部との連通が開閉され、及び/又は取付組立体の外部と注出口との連通が更に開閉される。2つの部分は、横方向及び垂直方向の両方で相対的に移動可能である。本発明の取付組立体(10)では、取付組立体(10)を実質的に横方向に圧縮するために加えられる横方向力は、取付組立体(10)の2つの部分の実質的に反対の垂直運動に変換される。本発明は、前述したような取付組立体(10)と、その取付組立体(10)が取り付けられた少なくとも1つの食品容器又は飲料容器(20)とを備えるパック(100)を更に指す。本発明は、このようなパック(100)から食品又は飲料製品を調製するためのマシンを更に指す。【選択図】 図1

Description

本発明は、食品容器又は飲料容器と共に用いるための柔軟に移動可能に構成された取付組立体に関する。具体的には、本発明は、食品容器又は飲料容器内で異なる方向又は位置決めを移動及び採用することができる取付組立体に関する。
挽いたコーヒー又はインスタントコーヒーなどの食品原材料又は飲料原材料を含有するカプセルを飲料注出マシン内に導入し、カプセルの中に水を注入することにより飲料を調製することは、当該技術分野において既知である。飲料原材料又は食品原材料は典型的には水の中に抽出されるか、又は溶解されて、飲料又は所望の最終製品が生成され、これがカプセルから好適な出口を通じて流れ出る。
このように、様々なカプセルが過去に開発されており、これらのカプセルは、少なくとも、食品原材料又は飲料原材料を収容するために使用されるカプセル本体の性質によって区別される。ほとんどのカプセルは、硬質又は半硬質の本体からなり、典型的には射出成形又は熱成形により作製されるが、可撓性タイプのパックは箔材料から作製することができる。可撓性パックは全般的に、半硬質及び硬質カプセルに対する優位点として、製品をパックするために用いる材料の量が少ない。その結果、全体としての製造コストが小さくなり、複数のライフサイクルアセスメントで示されるライフサイクル影響が小さくなり、よりコンパクトであるため、これらのパックを保存するための空きスペースが少なくて済むユーザの利益がもたらされる。
現状技術において、例えば、国際公開第99/05044号に記載の可撓性の飲料製造サッシェが知られている。このサッシェは硬質プラスチックの導管が中に結合された基部継ぎ目を有する縁部において、2つの積層物を接合させることによって形成される容積内に飲料原材料を含む。得られたサッシェの上部には水を導入する入口ノズルが設けられ、水はサッシェの内容積部の中で飲料原材料又は食品原材料と混合され、製造された飲料はその後、閉鎖手段が設けられたパックの底部に配置された飲料出口を通じて放出される。加圧された水がサッシェの中に導入されると、閉鎖手段は加圧によって開放され、飲料が飲料出口を通じて放出されるようになっている。しかしながら、この構成は消費者にとって重大な欠点を有している。閉鎖手段の開放はサッシェの内側の圧力の増加によって生じる。しかし、この圧力の増加は飲料の表面において気泡を生じさせるために、いくつかの飲料の調製にとって望ましくなく、例えばこれはお茶の調製にとって望ましくない。その上、パッケージが所望の圧力によって破裂しないことがあり、これらが最終的には制御不能な爆発を生じるというユーザにとってのリスクが存在する。このため、サッシェが処理される装置は、消費者の怪我を防ぐために、飲料調製中にサッシェをマシン内に完全に包囲するための手段を備える必要がある。したがって、説明したような可撓性を有する飲料製造用サッシェにおいては、内容積部の中への水の注入の適切な制御、及び内部で調製された飲料を送出するための出口の適切な制御を行うことはできない。したがって、入口部分及び出口部分の、この特別で良好に調整された制御を可能にする可撓性のサッシェを有することが望ましい。
これらの既知のサッシェの別の欠点は、入口ノズルによってパックに水が導入されるのが、常にサッシェ内の同じ垂直方向の上から下への方向に従うということである。したがって、全ての飲料がサッシェ内部で同じプロセスにより生成される。けれども、飲料原材料及び所望の飲料の性質に応じて、飲料原材料を異なる仕方で処理しなければならない。したがって、内部で調製される製品又は飲料のタイプに応じて、流体の入口と調製された飲料の出口が異なって構成されたサッシェを提供することも非常に有益である。
現状技術における既存のパウチの他の問題は、例えば、内容積部内に粉末原材料を有して、それを希釈又は処理して適切な飲料を調製するときに、時には製品が適切に調製又は希釈されることなく粉末の注出が開始されることである。この問題を回避することも、サッシェ又はパウチの主要な利点である。
既存のパウチ又はサッシェの他の不都合な点は、食品製品又は飲料が調製され、サッシェがマシンから取り外されたとき、多くの場合、製品が注出される出口が依然として開いているので、内部に残っている製品の液だれが生じることである。
したがって、現状技術の問題及び欠点に対処する、食品又は飲料製品を調製するための可撓性パックを提供することが望ましい。
本発明は、後に更に説明するように、上記のニーズに対する解決策を提供する。また、本発明は、他の目的、特に、本明細書の残りの部分に記述するような他の課題の解決策も対象としている。
(発明の概要)
第1の態様によれば、本発明は1つ又は複数の食品容器又は飲料容器のための取付組立体に関し、各容器は、食品又は飲料製品を調製するための少なくとも1つの原材料を含み、取付組立体は、流体が食品容器又は飲料容器の中に供給され得る際に通る少なくとも1つの注入孔と連通する少なくとも1つの流体入口と、食品又は飲料製品が注出される際に通過する少なくとも1つの注出口とを備える。本発明の取付組立体は、互いに対して相対的に移動可能な2つの部分を備え、この相対移動によって、取付組立体と容器との内容積部の連通が開閉され、及び/又は取付組立体の外部と注出口との連通が更に開閉され、2つの部分は、横方向及び垂直方向の両方で相対的に移動可能である。
好ましくは、本発明の取付組立体において、それを実質的に横方向に圧縮するために加えられる横方向力は、取付組立体の2つの部分の実質的に反対の垂直運動に変換される。
典型的には、本発明の取付組立体の2つの部分の相対移動が同期される。
好ましい実施形態では、取付組立体は、少なくとも1つのアーム、好ましくは4つのアームを備えており、それぞれは、少なくとも2つの枢動点によって取付体の残りの部分に接合される。
好ましくは、本発明の取付組立体は、組立体内に対称的に配置された2つの流体入口を備え、流体入口はそれぞれ、対応する注入孔によって食品容器又は飲料容器に流体を供給し、調製される製品の種類に応じて順次及び/又は同時に作動される。
典型的には、取付組立体は、少なくとも1つの注入孔を通して高速噴流を1つ又は複数の容器に注入するように構成される。好ましくは、流体入口は、可逆的に配置される。
本発明の取付組立体は、好ましくは、取付組立体の2つの部分の互いに対する移動を案内するための少なくとも1つの位置決め孔を更に備える。
典型的には、本発明の取付組立体では、注出口は、移動可能な部分のうちの1つに部分的に構成され、かつ移動可能な部分のうちの別の1つに部分的に構成され、これらの部分のうちの少なくとも1つは、引き裂き可能な要素を備える。
第2の態様によれば、本発明は、前述したような取付組立体と、その取付組立体が取り付けられた少なくとも1つの食品容器又は飲料容器とを備えるパックに関する。
好ましくは、本発明のパックでは、食品容器又は飲料容器は、食品容器又は飲料容器の内容積部と連通している部分を除いて、取付組立体全体を包む可撓性カバーによって構成される。
典型的には、本発明によるパックは、例えば、導入される流体の温度、流量及び/又は容積、調製時間、取付組立体内の部分の移動のシーケンスなどの、1つ又は複数の容器内の原材料を処理するための情報を有する識別手段を更に備える。
更に第3の態様によれば、本発明は、記載されたようなパックから食品又は飲料製品を調製するためのマシンを指し、マシンは、取付組立体と係合し、少なくとも1つの流体入口を通って流体を注入するために設計された手段と、少なくとも1つの位置決め孔と係合するための手段とを備える。
好ましくは、本発明のマシンでは、少なくとも1つの流体入口と係合する手段及び/又は少なくとも1つの位置決め孔と係合する手段は、取付組立体の2つの部分を互いに対して移動するように構成されている。
典型的には、本発明によるマシンは、パックを本質的に垂直な位置で記載されたように受容し、流体を上向き方向に注入するように構成されている。
好ましくは、本発明のマシンは、例えば、導入される流体の温度、流量及び/又は容積、調製時間、取付組立体内の部分の移動のシーケンスなどの、1つ又は複数の容器内の原材料の処理を制御するための制御手段を更に備える。
本発明の更なる特徴、利点及び目的は、以下の本発明の非限定的実施形態の詳細な説明を添付の図面と併せて読めば、当業者には明らかになるはずである。
本発明による食品パック又は飲料パックの一般的な構成を示す。 本発明による可撓性取付組立体の代表的な実施形態を示す。 本発明による可撓性取付組立体が、どのように構成されているかを示す。 本発明による可撓性取付組立体が、どのように構成されているかを示す。 本発明による可撓性取付組立体が、どのように構成されているかを示す。 本発明による可撓性取付組立体が、どのように構成されているかを示す。 本発明による可撓性取付組立体を構成する要素を示す。 本発明による可撓性取付組立体を構成する2つの部分がどのように取り付けられているかを示す。 食品又は飲料が調製される前の、初期閉鎖位置にある本発明による可撓性取付組立体を示す。 食品又は飲料が調製され、注出されているときの、最終開放位置にある本発明による可撓性取付組立体を示す。 本発明による可撓性取付組立体の構成を詳細に示す。 パック容器の内容積部と連通する内側開口部を示す、図6Aの可撓性取付組立体の詳細を示す。 組立体の正面構成を示している、図6Aの可撓性取付組立体の詳細を示す。 本発明による可撓性取付組立体の詳細な概観を示す。 食品又は飲料の注出を可能にする、開放位置にある図7の可撓性取付組立体を示す。 食品又は飲料の注出を可能にする、開放位置にある図8Aの可撓性取付組立体の正面図を示す。 パック容器内の食品又は飲料製品の出口を閉じる、閉鎖位置にある図7の可撓性取付組立体の上面図を示す。 初期閉鎖位置にある、本発明による可撓性取付組立体の概観を示す。 中間位置にある、図9Aの可撓性取付組立体を示す。 食品又は飲料製品を注出する準備が整った、最終開放位置にある、図9Cの可撓性取付組立体を示す。
第1の態様によれば、本発明は、図1に概略的に示されるように、少なくとも1つの食品容器又は飲料容器20と共に使用される取付組立体10に関し、取付組立体10及び容器20の組立体は、食品パック又は飲料パック100を構成する。
取付組立体10は、更に詳細に説明され、食品容器又は飲料容器20内で異なる方向又は位置決めを採用するように移動可能である、可撓性取付体として構成される。
この容器20は、食品又は飲料製品の調製用の少なくとも1つの原材料を含む。2つ以上の容器を使用する場合、典型的には各容器は異なる製品又は原材料を含み、それらが混合されてより複雑な製品又は飲料レシピの調製がなされる。次いで容器の内容物は、順次又は同時のいずれかで調製され、取付組立体10を通って注出され得る。
本発明によれば、容器の食品又は飲料の原材料は、スープ、フルーツジュース、野菜ジュース、ブイヨン、コーヒー、チョコレート、お茶、ミルク若しくはコーヒー用クリーム、スムージー、ピューレ、クーリ、クリーム、又はそれらの組み合わせのリストの中のものを含むことができる。食品又は飲料の原材料は、可溶性の食品又は飲料の原材料であり得る。好ましくは、食品又は飲料の原材料は、以下のリストの中で選択される可溶性の食品又は飲料の原材料である:
インスタントコーヒーパウダー、ミルクパウダー、クリームパウダー、インスタントティーパウダー、ココアパウダー、スープパウダー、フルーツパウダー又はこれらの粉末の混合物、
コーヒー濃縮物、ミルク濃縮物、シロップ、フルーツ又は野菜濃縮物、茶濃縮物、フルーツ又は野菜ピューレ。
粉末は、塊成又は焼結されたものであってもよい。粉末又は液体濃縮物は、例えば、固体片の入ったスープを調製するために、固体片と混合されてもよい。食品又は飲料の原材料はまた、焙煎して挽いたコーヒー又は茶葉などの、煎出可能な食品又は飲料の原材料であってもよい。その実施形態においては、水が煎出可能な原材料を抽出する。
本発明では、流体は、飲料を調製するために可溶性の飲料原材料と混合することができるあらゆる水性希釈剤(例えば水、炭酸水、ミルク等)を含む。しかし、本発明によれば、水が、使用されるのに好ましい流体である。
図2を見ると、本発明の可撓性取付組立体10は、好ましくは、互いに接合された2つの部分11及び12によって構成される、又は1つの単一部品において直接構成され得る。典型的には、容器20を構成する可撓性フィルムは、容器20の内容積部と連通している取付組立体10の部分(図1に示されるように)を除いて、取付組立体10全体を包むように配置されている。取付体10上のフィルムのより良好な接着のために、この取付体は、典型的には、図2に示されるように、一定数のリブ13を備えている。可能な実施形態によれば、取付組立体10は、好ましくは対称に配置された2つの流体入口14及び15を備える。各流体入口は、注入孔16、17を通じて容器20の内容積部と連通する。好ましくは針として構成された、パック100を動作させる食品及び飲料マシン(図示せず)内の穿孔注入手段は、入口14及び/又は15の上のフィルムを穿孔し、次いで流体、典型的には水を注入する。マシンはまた、位置決め孔31、32(図3Bを参照)を通じて取付組立体10と接続する。したがって、マシンは、流体入口14及び15内、また位置決め孔31、32内で取付体10を接続し、マシンは、取付体10の中心に向かって横方向に移動し、その2つの部分11及び12は、2つの部分を横方向に同時に圧縮して、容器の内容積部及び容器の外部との連通を修正する。図3A及び図3Bを見ると、取付体10を構成する2つの部分11及び12の連結は、取付ピン33及び34によってもたらされることが示されている。取付体10の1次部分11及び2次部分12の移動は、実質的に水平な矢印によって示された、図5Cに示されている。取付体10は、可撓性の上部及び下部取付体要素37及び38をそれぞれ備えている(枢動可能要素とも呼ばれ、これらのそれぞれは、2つの枢動点を中心に枢動することができる)。これらの要素は、取付体10(その部分11及び12の)の横方向の移動(中心に向かう圧縮)がこれらの要素37及び38を枢動させるように、2つの枢動点によって取付体の残りの部分にそれぞれ接合される。取付体10の横方向の長さもまた、要素37及び38の移動によってわずかに減少する。実際に、これらの要素は、枢動点40、40’、40’’及び40’’’、並びに同様に50、50’、50’’及び50’’’によって取り付けられる。これらの枢動点は可撓性であり、取付組立体10の残りの材料の剛性よりも低い剛性で作られているので、取付体の横方向の移動によって、これらの枢動点は、取付体の長さが減少するように屈曲及び圧縮される。
好ましくは、2バールよりも高く、より好ましくは3バールよりも高く、好ましくは2〜10バール、より好ましくは約7バールの圧力で、流体入口14、15を通して流体が注入される。流体入口は、マシン内の注入穿孔手段によって流体入口を通して注入された高圧流体が高速噴流に変換され、容器内に流し込まれるように構成されている。典型的には、流体入口の直径は、1mm〜4mm、より好ましくは1.5mm〜3mmで構成される。流体入口はそれぞれ、最大で1mm、好ましくは少なくとも0.24mm、好ましくは0.3mm〜1mm、好ましくは0.3〜0.5mm、より好ましくは約0.4mmの直径を有するそれぞれの注入孔16、17を通じて容器の内部容積と連通している。このような構成によれば、流体入口を通じて注入穿孔手段によって注入された高圧流体が、内部で注入孔に向けて運ばれると、小断面の注入孔を通過するときに、容器20内に注入された流体の高速噴流にそこから変換される。典型的には、容器内に提供される流体の噴流は、少なくとも20m/s、好ましくは少なくとも30m/sの速度を有する。図が2つの流体入口及び2つの注入孔を備える取付組立体10の実施形態を示す場合であっても、本発明によれば、例えば、容器の内容積部と対応する注入孔に接続された1つの流体入口のみを有する取付体10を有することも可能であり、したがって、その内部に1つの流体噴流のみが生成される。
本発明によれば、流体入口は、向きを変えることが可能な高速ジェットを、好ましくはマシンの注入穿孔手段によって提供される流体供給に対して約90°で、容器内へ提供するように構成されるが、他の角度も可能であり、本出願の範囲内に含まれる。
流体噴流とは、注入孔から出てきて食品容器又は飲料容器の内容積部に迅速かつ強力に流れる液体又は流体の流束であると理解される。前述のように、本発明では、このような構成は、好ましくは、流体入口の流体経路に狭窄部(注入孔による狭窄部)を設けて、流体入口の断面のサイズを小さくすることによって得られる。流体が容器20の内容積部内に入るための注入孔の面積が小さいため、加圧流体は容器の内容積部内において噴流を形成する。注入孔が流体入口に対してどのように構成されるかについての詳細が、例えば図6Aに示される。
流体入口によって同じ流体を供給するために、注入孔の表面を、流体と混合される、容器内部の食品及び飲料の原材料の性質により変えることができる。詳細には、原材料の溶解が難しいときには、注入孔を小さくすることによって噴流の速度を高めて、容器内でのこの原材料の撹拌及び溶解を改善する。
図4はまた、本発明による可撓性取付組立体10の内部構成の更なる詳細を示す。調製された食品又は飲料は、1次部分11内の出口導管35を通って送出され、2次部分12によっても誘導される。したがって、出口は、1次部分11の要素35、及び2次部分12内の要素80によって部分的に構成されている(図4参照)。要素37(上部又は1次部分11内の2つ)及び要素38(下部又は2次部分12内の2つ)が枢動すると、出口チャネルは、部分80によって更に誘導される出口導管35によって構成される。
取付組立体10は、後に取付ピン33、34によって接合される2つの部分11及び12に挿入され得、又は、先に定義したように、2つの部分11及び12で構成される1つの単一部品に直接挿入され得る。
図5Aを見ると、取付ピン33及び34(この場合、1つの部分のみの、ピン34が示されている)による、1次部分11及び2次部分12のクリッピングによる接続が示されている。
本発明の可撓性取付組立体10はまた、前部及び後部流体入口14及び15を備えてもよく、取付体(図示せず)の後部側に設けられてもよく、パウチがマシン内に配置される際に、流体を可逆的にかつ独立して注入することを可能にする。取付体内の1つの単一流体入口もまた、可能な実施形態である。
食品又は飲料製品は、自由流として出口導管35によってパック100から送出され、これは、製品が単純な重力落下によって流れることができることを意味する。出口導管35は、典型的には、取付組立体内10で本質的に垂直に配向された真っ直ぐなチャネル又は導管として構成されている。本発明の構成の利点は、例えば飲料を生成する場合、送出される飲料の流れを方向付けるために、出口及びマシンからの特定の接続を実施する必要がないことであり、飲料は、出口導管35(導管もパーツ80によって案内される)から直接飲用カップに流れることができる。
取付組立体10は、好ましくは硬質であり、好ましくは射出成形によって、硬質プラスチック材料で作製される。典型的には、このプラスチック材料は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート及びポリ乳酸から選択することができる。また、さほど好ましくない実施形態によれば、取付組立体10は、アルミニウム又はブリキのような金属製とすることができる。取付組立体10は、典型的には、約25Nの横方向力で移動可能である。
本発明の可撓性取付組立体10が機能する方法は、図9A、図9B、及び図9Cに示されており、以下のように詳細に説明される。
図9Aは、パック100が飲料調製マシンにまだ挿入されていないとき、又は飲料が既に調製されており、マシンからパックを取り外すときに製品の液だれを回避するためにスパウトが再び閉じられたときの、初期位置にある可撓性取付組立体10を示す。可撓性上部スパウト要素37及び可撓性下部スパウト要素38は、それらの初期位置にあり、まだ移動していない。容器20の内容積部と連通する内側閉鎖開口部18は、図7、又は図8Cの更なる上部の詳細に示されるように、1次部分11に対して静止位置に配置された2次部分12の構成によって閉鎖される。
可撓性上部スパウト要素37及び可撓性下部スパウト要素38は、それぞれ2つの枢動点(40及び40’’’、40’及び40’’、50及び50’’’、50’及び50’’)によって取付組立体の残りの部分に接合された主要アーム(剛性アーム)を有するように構成されている。
飲料調製マシンからの針又は穿孔注入手段は、流体入口、1次流体入口14及び2次流体入口15を覆う可撓性シートを穿孔する。それらは、1次部分11内の入口14及び15を穿孔して接続する2つの要素を有するフォークの一種として成形され構成される。飲料調製マシン内の別の位置決め要素は、2次部分12の位置決め孔31及び32を穿孔して接続することになり、このマシンの位置決め要素はフォークなどとして構成される。穿孔注入手段は、穿孔して、更に入口14及び15を通して、かつ1次注入孔16及び2次注入孔17を通して容器20の内容積部内に流体(典型的には水)を注入する。更に、この穿孔注入手段は、取付体10の1次部分11を横方向に(図5Cで矢印によって表されるように、中心に向かって水平に)移動する。位置決め孔31、32と接続するマシン内の他の位置決め要素は、同様に、取付体10の2次部分12を横方向に(図5Cで矢印によって表されるように、中心に向かって水平に)移動することになる。2つの部分11及び12は、中心に向かって横方向に、好ましくは同時に移動する(すなわち、2つの上部要素37及び2つの下部要素38は、ほぼ同時に移動する)。この移動により、アーム37及び38は、枢動点(より可撓性である)を中心に枢動する。例えば、1次部分11内の上部要素37のいずれかを見ると、穿孔注入手段が入口14及び15内に接続すると、部分11は取付体の中心に向かって移動し、要素37を枢動させ、枢動点40及び40’’’、40’及び40’’を更に圧縮する。したがって、上部要素37は、図9Aに示されるような初期位置から始まり、図9Bのような中間位置に進み、次いで最終位置9Cに進む。同様の方法で、好ましくはほぼ同時に、取付体の2次部分12は、マシンの位置決め要素によって(位置決め孔31、32を通して)中心に向かって横方向に移動し、下部要素38を枢動させ、枢動点50及び50’’’、50’及び50’’を更に圧縮する。
本発明の取付体の構成により、取付体を一方向(横方向)に圧縮し、圧縮の方向に垂直な方向に(すなわち、垂直方向に)移動を起こすことを可能にし、取付組立体と容器の内容積部の連通を開閉すること、及び/又は取付組立体の外部との出口導管の連通を更に開閉することを可能にする。図9A〜図9Cを見ると、軸X−Xで横方向に加えられた圧縮力は、点A及びBを取付体の中心に向かってほぼ水平に移動させる。この圧縮により、点C及びDを垂直方向に、典型的には反対方向に移動させ、互いに接近させる枢動点40、40’、40’’、40’’’、50、50’、50’’及び50’’’を中心とした要素37及び38の枢動が生じる。
本発明の取付体を正しく移動させるために、好ましい実施形態は、注出装置に対して取付組立体10内に4つの固定点、すなわち、1次入口14及び2次入口15、並びに位置決め孔31、32を設ける。装置は、これらの4つの点(典型的にはフォーク型構成によって)に作用することによって、取付体をほぼ横方向に移動させる(圧縮)。異なる固定点を有する異なる構成も可能である。
1次部分11及び2次部分12における要素37及び38のそれぞれの移動により、流体を入口14及び15を通して容器20の内容積部内に注入することができる初期位置(図9A)から移動し、食品又は飲料製品を調製するために内部で製品(典型的には粉末)を溶解することができる。調製中、及び溶解が正しく行われるまで、容器20の内容積部のパック100の外側への連通は、内側閉鎖開口18によって閉鎖され、1次部分11に対する2次部分12の位置により、あらゆる製品の注出が回避される。
いったん溶解が完了し、内部の製品が注出される準備が整うと、要素37及び38は、(図9Bのような中間位置及び図9Cのような最終位置へと)枢動し、ここで、容器20の内部容積の連通が出口側開口部19(それぞれ図9B及び図9Cの中間位置及び最終位置で開く)を通して開放される。容器20の内部で調製された製品又は飲料は、出口側開口部19(典型的には、正面及び背面)を通って、(パック100に取り囲まれ、パックからカップ又は同様の受容体に送出された出口導管35内に入る。1次部分11は、出口導管35の縁部に、取付組立体10の下部を包む可撓性フィルムを引き裂くことができるように鋭角に構成された引き裂き部36を備える。したがって、要素37及び38が移動すると、上部要素37は下方に移動し、したがって出口導管35の下方にも移動する。この下方への移動で、引き裂き部36は、取付体10の下部(出口導管35の下部)を包む可撓性フィルムを引き裂いて、開いたままにして、調製された食品又は飲料を送出するための自由なアクセスを可能にする。
本発明はまた、初期閉鎖(図9A)から、複数の中間(出口側開口部19のより高い又はより低い範囲の開放、及び出口導管35の完全な又は異なる程度の開放の引き裂きが可能)を通過して最終開放位置(図9C)に至るまで、可撓性取付組立体10の異なる構成を制御することを可能にする。これにより、飲料の調製及び注出は、制御及び調節され得る(好ましくは、飲料注出マシン内の対応する制御ユニットによって読み取られ、実行されるパック100内の識別手段によって)。
典型的には、パック100からの食品又は飲料の注出が終了したとき、可撓性取付組立体10は、その初期位置(図9Aのように)に戻り、容器20の内側から外側への連通が閉じられる。これにより、パック100が調製マシンから取り外される際の液だれが回避される。
典型的には、パック100と飲料調製及び注出マシンとのインターフェースは、取付組立体10であり、したがって、異なるサイズのパック100を、異なる量の原材料を貯蔵するように適合された同じマシンで使用することができる。取付体10は変化せず、容器20のサイズが変化する(典型的には、その高さ)。結果として、様々な製品(例えば、カップ1杯のエスプレッソコーヒー又はスープ1杯など)を生成することができるようになる。取付組立体10の外側の設計及び構成は、対象とする製品とは無関係に同じままである。しかしながら、取付組立体10の内部設計、特に注入孔の直径は、処理される原材料に応じて、したがって対象となる食品又は飲料製品に応じて異なることがある。また、他のパラメータ、例えば、注入される流体の流量及び/又は注入される流体の温度及び/又は注入される流体の総量は、処理すべき原材料に応じて、したがって対象とする食品又は飲料製品に応じて変更される。
パック100を構成する食品容器又は飲料容器20は、好ましくは互いに接合された2枚の可撓性の不透水性シートを備えて、少なくとも1つの原材料が収容される内容積部を画定する。好ましくは、食品容器又は飲料容器は本質的に平面的な形状を有し、図1に概略的に表されるように、取付組立体10はパック100の側部の1つに配置される。好ましくは、パック自体は実質的に可撓性であり、パウチ又はサッシェのように見える。可撓性とは、そのシートを容易に曲げることができることを意味する。仕上がったパック100も屈曲が可能であり、柔らかく、硬質容器とは対照的に変形可能である。可撓性シート材料は、プラスチック積層体、金属蒸着箔若しくはアルミ箔又は繊維ベースの材料であり得る。本発明によれば、2枚の可撓性の不透水性シートは、単一の可撓性の不透水性シートを半分に折り、その自由縁部で接合することによって形成することができる。
典型的には、容器の内容積部を画定するために互いに接合された2つの可撓性の不透水性シートは、1枚の単一の可撓性の水不透過性シートを半分に折り畳んでその自由縁で接合したもので形成されている。上記モードによれば、容器は可撓性材料シートで作製された平面パウチであり、そのシートは容器の最上部で折り畳まれ、その縁部で接合されて内容積部が画定され、底部の接合された縁部には、典型的には取付組立体10が含まれる。この実施形態は、容器と取付組立体とを備えるパック100を製造する特に容易な方法を構成している。なぜなら、必要なことは、1枚のシートのみを(最も好ましくは矩形形状に従って)切断すること、及びそれを折り畳んで食品又は飲料の原材料に対する内容積部を形成することだからである。典型的には、製造の利便性のためにも、取付組立体10は、容器の底縁部の封止中に、容器の底縁部内に導入される。
本発明によれば、取付組立体10、及び/又は食品容器又は飲料容器20のいずれかが、好ましくは識別手段(図示せず)を備え、識別手段は、容器20内部での原材料の処理のための情報を含み、この情報をマシン内の適切な制御手段に提供する。既に述べたように、この情報は、例えば、導入される流体の温度、流体の流量及び総容積、調製時間、取付組立体内の要素37及び38の移動のシーケンスなどの調製処理におけるパラメータを含むことができる。要素37、38はアーム(実際には、添付の図に示されているように、典型的にはこれらのアームのうちの4つが存在する)とも呼ばれ、これらのアームのそれぞれは、典型的には2つの枢動点40、40’、40’’’、40’’’’及び50、50’、50’’、50’’’によって取付構造体の残りの部分に接合されることになる。
これら識別手段は、例えば、機械コード、光学コード、RFIDタグ、バーコード、磁気コードなどの、任意の種類の認識手段を備えることができる。これら識別手段は例えば食品容器又は飲料容器の側縁部の1つに配置された検出孔として形成することもでき、容器は、2つの可撓性シートを一緒にしてパウチ又は容器に一致するように構成されており、検出孔は好ましくは、製品又は原材料が存在しない、容器の封止領域上に配置される。
好ましくは、本発明によれば、パック100は、飲料生成中には基本的に垂直に配向された平面に沿って配向された平面の形状を呈し、流体入口が、その平面内に含まれる方向に流体の噴流を向ける。底部から容器の中に導入される流体噴流は、円形及びらせん状の動きに発展して、流体分子(典型的には水分子)と原材料粒子との間の乱流、摩擦及び高接触面が形成される。平均して、流体分子は、いったん混合されると食品又は飲料製品と共に容器を出るまでに、容器内で複数回回転する。最良の結果(再構成)が、矩形形状のパックを用いたときに観察されている。この構成により、得られた食品又は飲料には、良好な泡立ちが提供される。
本発明によれば、製品又は飲料の生成及び注出中は、食品容器又は飲料容器は本質的に垂直に配置され、流体入口12を通って来る流体が容器20の中に上向きに供給されるように、取付組立体10が構成されている。
本発明の取付組立体は、調製マシンによって制御される出口導管の開口、食品又は飲料の抽出後の液だれ防止、マシンが出口導管を開閉する間の締め付けの保証など、複数の機能の組み合わせを可能にする。また、取付体の高さは比較的低く、コスト効率を可能にする小さい寸法に留まる。また、取付組立体の開閉は制御され、したがって、パックとマシンとの間の漏れのリスクを最小限に抑える。
本発明は、本発明の好適な実施形態を参照して説明されているが、添付の特許請求の範囲によって定義されている本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって多くの修正及び変形を実施することができる。

Claims (16)

  1. 1つ又は複数の食品容器又は飲料容器(20)のための取付組立体(10)であって、各容器は、食品又は飲料製品を調製するための少なくとも1つの原材料を含み、前記取付組立体(10)は、
    流体が前記食品容器又は飲料容器に供給され得る際に通る少なくとも1つの注入孔と連通する少なくとも1つの流体入口と、
    前記食品又は飲料製品が注出される少なくとも1つの注出口と、を備え、
    前記取付組立体(10)は、互いに対して相対的に移動可能な2つの部分を備え、この相対移動によって、前記取付組立体(10)と前記容器の内容積部との連通が開閉され、及び/又は前記取付組立体の外部と前記注出口との連通が更に開閉され、
    前記2つの部分が、横方向及び垂直方向の両方で相対的に移動可能であることを特徴とする、取付組立体(10)。
  2. 前記取付組立体(10)を実質的に横方向に圧縮するために加えられる横方向力は、前記取付組立体(10)の前記2つの部分の実質的に反対の垂直運動に変換される、請求項1に記載の取付組立体(10)。
  3. 前記2つの部分の前記相対移動が同期される、請求項1又は2に記載の取付組立体(10)。
  4. 前記取付組立体(10)は、少なくとも1つのアーム、好ましくは4つのアームを備え、各アームは、少なくとも2つの枢動点によって前記取付体の残りの部分に接合されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の取付組立体(10)。
  5. 前記取付組立体(10)は、前記組立体(10)内に対称的に配置された2つの流体入口を備え、各流体入口は、対応する注入孔によって前記食品容器又は飲料容器に流体を供給し、調製される製品の種類に応じて順次及び/又は同時に作動される、請求項1から4のいずれか一項に記載の取付組立体(10)。
  6. 前記少なくとも1つの注入孔を通して高速噴流を前記1つ又は複数の容器に注入するように構成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の取付組立体(10)。
  7. 前記流体入口は、可逆的に配置されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の取付組立体(10)。
  8. 前記取付組立体の前記2つの部分の互いに対する前記移動を案内するための少なくとも1つの位置決め孔を更に備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の取付組立体(10)。
  9. 前記注出口は、前記移動可能な部分のうちの1つに部分的に構成され、かつ前記移動可能な部分のうちの別の1つに部分的に構成され、これらの部分のうちの少なくとも1つは、引き裂き可能な要素を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の取付組立体(10)。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の取付組立体(10)と、前記取付組立体(10)が取り付けられた少なくとも1つの食品容器又は飲料容器(20)と、を備える、パック(100)。
  11. 前記食品容器又は飲料容器は、前記食品容器又は飲料容器の前記内容積部と連通している前記取付組立体(10)の部分を除いて、前記取付組立体(10)全体を包む可撓性カバーによって構成されている、請求項10に記載のパック(100)。
  12. 例えば、導入される前記流体の温度、流量及び/又は容積、調製時間、前記取付組立体(10)内の前記部分の移動のシーケンスなどの、前記1つ又は複数の容器(20)内の前記原材料を処理するための情報を有する識別手段を更に備える、請求項10又は11に記載のパック(100)。
  13. 請求項10から12のいずれか一項に記載のパック(100)から食品又は飲料製品を調製するためのマシンであって、前記マシンは、前記取付組立体(10)と係合し、少なくとも1つの流体入口を通って流体を注入するために設計された手段と、少なくとも1つの位置決め孔と係合するための手段と、を備える、マシン。
  14. 前記少なくとも1つの流体入口と係合する前記手段及び/又は前記少なくとも1つの位置決め孔と係合する前記手段は、前記取付組立体の前記2つの部分を互いに対して移動するように構成されている、請求項13に記載のマシン。
  15. 請求項10から12のいずれか一項に記載のパック(100)を本質的に垂直な位置で受容し、流体を上向き方向に注入するように構成されている、請求項13又は14に記載のマシン。
  16. 例えば、導入される前記流体の温度、流量及び/又は容積、調製時間、前記取付組立体(10)内の前記部分の移動のシーケンスなどの、前記1つ又は複数の容器(20)内の前記原材料の処理を制御するための制御手段を更に備える、請求項13から15のいずれか一項に記載のマシン。
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