JP2021502920A - 例えば回転中にプロペラのブレードのピッチ角を変化させる、2自由度アクチュエータを形成するシステム - Google Patents

例えば回転中にプロペラのブレードのピッチ角を変化させる、2自由度アクチュエータを形成するシステム Download PDF

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Abstract

例えば主アクチュエータによって主回転軸の周りで回転駆動される少なくとも2つのブレード、及び前記ブレードのそれぞれをそれぞれのブレードの長手方向軸の周りで回転させるように構成される副アクチュエータを備え、ロータのアジマスに依存する各ブレードに対する所与の振幅の決定されたサイクリックピッチを得るために、主軸の周りでのロータのアジマスに基づいて、副アクチュエータを駆動するように動作可能に構成される同期手段を備える、航空機のマルチブレードロータ用の2自由度アクチュエータ。【選択図】図1A,1B

Description

関連出願の相互参照
本出願は、Samir BOUABDALLAH名義の2017年11月14日出願の先の米国仮特許出願第USSN62/585,576号の優先権を主張し、その先願の内容全体を参照することにより本出願に援用する。
本発明の主な分野は、2自由度(DoF)アクチュエータである。
より具体的には、本発明は、異なる適用例で使用される、そのようなアクチュエータの分野に関する。本説明では、説明に役立つ主な例及び実施形態は、ヘリコプター及びドローンなどの航空機(aircrafts)の分野での適用例に関するが、これは、本出願に詳細に説明するような本発明の教示に関して、限定とみなされるべきではない。
より具体的には、本発明の実施形態は、例えば航空機のマルチブレードロータ用の2自由度アクチュエータであって、主アクチュエータによって主回転軸の周りで回転駆動される少なくとも2つのブレードと、それぞれのブレードの長手方向軸の周りで前記ブレードを互いに回転させるように構成される副アクチュエータとを備え、ロータのアジマスに依存する各ブレードに対する所与の振幅の予め決められたサイクリックピッチを得るために、主軸の周りでのロータのアジマスに基づいて、副アクチュエータを駆動するように動作可能に構成される同期手段を備える、2自由度アクチュエータに関する。
複数の同一平面回転翼を含む、クワッドロータヘリコプターシステム、又は他のマルチロータシステムが、非常に機敏で単純且つ信頼性が高いことが知られている。しかしながら、それらは、ひとたび小型化されると空気力学的に非効率的になり、それにより、飛行時間が実質的に短くなる。
別の種類の回転翼航空機は、いわゆる同軸ヘリコプターを含み、これは、コンパクトで、効率的に小型化でき、飛行時間を維持する。
従来のフルスケールのヘリコプターは、複雑なスウォシュプレート機構を使用して、サイクリック且つコレクティブなブレードピッチコントロールを達成する。しかしながら、スウォシュプレート機構は、壊れやすく、保守集約的に及び信頼性が低くなるため、小型化することが困難である。従って、例えば小規模のヘリコプター又はドローン及び他の同様の航空機(flying machines)を製造するために、スウォシュプレート機構を効率的に適用することはできない。
欧州特許第2028099号明細書には、軸に配置されている2つの駆動ギアを駆動する2つの同軸の電動機を備える可変ピッチプロペラが説明されている。このシステムは、コレクティブに、プロペラブレードに作用する。
米国特許第4648345号明細書には、ロータのハブに隣接するリング内に位置決めされた複数の電磁石を使用する、電子制御式のサイクリック且つコレクティブなピッチコントロールによるプロペラシステムが説明されている。
国際公開第2014160526A3号パンフレットには、超小型飛翔体(micro air vehicles)用の受動ロータ制御機構が説明されている。1つのロータにおける伝統的なサイクリックコントロールのふるまい及び利益は、単純な劣駆動(under−actuated)受動機構で満たされ得る。開示の技術を用いる飛翔体は、平均ロータ速度を調整することによって上昇推力を維持し、及び電動機トルクの協調した律動によってコントロールモーメントを生成する。
本発明の目標は、公知の駆動システム及び方法を改良することにある。
本発明のさらなる目標は、例えばドローンなどの航空機に関する適用例における、単純で、効率的に小型化できるシステムを提供することにある。
本発明のさらなる目標は、単純なシステムを使用することによって、公知のクワッドロータシステムと従来のヘリコプターの利点を組み合わせて、サイクリックブレードピッチコントロールを達成することにある。
本発明の別の目的は、回転中、プロペラのブレードのピッチ角を変化させるシステムである。
本発明の別の目的は、プロペラの複数のブレードのピッチ角をサイクリックに変化させるシステムである。
本発明の別の目的は、必ずしも正弦曲線のようではなく、プロペラの複数のブレードのピッチ角をサイクリックに変化させるシステムである。
本発明の別の目的は、スウォシュプレートや複雑な機械が全くない、プロペラの複数のブレードのピッチ角をサイクリックに変化させるシステムである。
本発明の別の目的は、プロペラの複数のブレードのピッチをサイクリックに同時に変化させる電子制御システムである。
本発明の別の目的は、航空機を6自由度(DoF)で正確に操縦するための操縦及び推進システムである。
本発明の別の目的は、飛翔体の回転運動を平行移動運動から切り離すことができる、回転翼航空機、例えばヘリコプター又は空中ドローン(aerial drone)である。当然ながら、本発明は、これらの適用例及びモデルに限定されない。
本発明によれば、これら及び他の目標は、本明細書で説明され、図面に示され、及び添付の特許請求の範囲で定義されるような、本発明の非限定的な実施形態によって達成される。
実施形態では、本発明は、例えば航空機の2ブレードロータ用の2自由度アクチュエータに関し、前記アクチュエータは、副アクチュエータを支える少なくとも主アクチュエータを含み、主アクチュエータは、主軸(A)の周りの主回転部分を含み、及び副アクチュエータは、副軸(B)の周りで回転する副回転部分を含み、副軸は前記主軸に対して実質的に垂直であり、アクチュエータは、前記主及び副アクチュエータに対して固定されるコイルと、主アクチュエータと一緒に回転し且つコイル内で副アクチュエータと一緒に傾く磁石とを含み、磁石は、直径方向に磁化され、且つ副軸の周りで回転でき、それにより、副軸の周りでの副回転部分の回転を生じ、副回転部分の位置は、コイルの磁場によって設定されている。
実施形態では、副回転部分は、シャフトなどの軸を含む。
実施形態では、2自由度アクチュエータは、モータ、例えば電動機を含む。
実施形態では、2自由度アクチュエータは、少なくとも1つのエネルギー源を含む。エネルギー源は、バッテリー、例えば充電式バッテリー又は別の等価のエネルギー源とし得る。
実施形態では、2自由度アクチュエータは、アクチュエータを制御するために電子的手段を含む。制御は、少なくともコイルの励磁と、磁石に対する磁場の影響とによって行われる。
実施形態では、本発明は、本明細書で定義するような少なくとも1つのアクチュエータを含む航空機に関する。
実施形態では、航空機は、好ましくは2つのブレードを含む。
実施形態では、航空機は、本明細書で定義するような2つのアクチュエータを含む。
実施形態では、2つのアクチュエータの主軸は、実質的に平行又は同軸である。
実施形態では、航空機は、防護物を含み得る。防護物は、任意の適切な形状(円形、卵形など)を含み得る。
防護物は、アクチュエータが装着されるチューブを備えるリングを含み得る。チューブは、等価の変形例においては、チューブ以外の別の形状を有してもよい。
実施形態では、航空機は、ビジョン(vision)手段又は検出器のようなペイロードを含み得る。ペイロード又はビジョン手段は、少なくとも光学カメラ又はサーマルカメラ又はそれら双方を含み得る。これは、他のセンサー、例えば:容量、ドップラー、光電子などの技術を使用する、距離又は近接センサーを含み得る。
実施形態では、本発明は、本明細書で定義するような少なくとも1つのアクチュエータを含む装置に関し、ここで、装置は、さらに、副アクチュエータに取り付けられた機能性ヘッドを含む。機能ヘッドは、カメラ若しくはレーザ若しくはミラー若しくは切削ヘッド若しくは塗装ヘッドとし得るか、又は別の機能を有し得る。
実施形態では、本発明は、本明細書で説明するような2自由度アクチュエータ、又は本明細書で説明するような航空機、又は本明細書で説明するような装置と、遠隔制御装置との組み合わせに関する。
実施形態では、本発明は、航空機の上方、下方及びヨーの動きに関するコレクティブコントロール、並びに前方、後方、横、ロール及びピッチの動きに関するサイクリックブレードピッチコントロールによって、少なくとも2つのブレードを備えるロータを少なくとも含む、ヘリコプター又はドローンなどの航空機を制御する方法に関し、サイクリックコントロールは、本明細書で説明するようなブレードに作用する2自由度アクチュエータを使用して実施され、及びコレクティブコントロールは、航空機のロータを加速又は減速することによって達成される。
図1Aは、本発明の実施形態の斜視図を示す。 図1Bは、本発明の実施形態による本発明の原理の切断図を示す。 図1Cは、本発明の実施形態による本発明の原理の斜視的な切断図を示す。 図1Dは、本発明の実施形態による本発明の原理の斜視的な切断図を示す。 図2は、本発明の実施形態の斜視図を示す。 図3は、本発明の実施形態の斜視図を示す。 図4は、本発明の実施形態の原理を示す。 図5は、本発明の実施形態の斜視図を示す。 図6は、本発明の実施形態の斜視図を示す。 図7は、本発明の実施形態の斜視図を示す。 図8は、本発明の実施形態の斜視図を示す。 図9は、本発明の実施形態の斜視図を示す。 図10Aは、本発明の実施形態の斜視的な上面図を示す。 図10Bは、本発明の実施形態の斜視的な側面図を示す。
実施形態では、本発明は、いくつかの要素の好ましい相乗的な組み合わせを行うことに由来する:
a.2ブレードプロペラのピッチをサイクリックに同時に変化させるためのシステム(CPC)。
b.(a)で説明する2つのCPCシステムを含む、航空機を6自由度で推進及び操縦するためのシステム(SPS)。
c.システムが、(b)で説明するSPSシステムを、飛翔体(aerial vehicle)用途、例えばドローン、又はヘリコプターに具現化する。空中ドローン航空機(「ADA:Aerial Drone Aircraft」)は、平行移動運動から回転運動を切り離すことができる。つまり、ドローンのローリング又はピッチングは、必ずしも、ドローンの線形平行移動を意味しない。
d.空中ドローン動作は、システムADA、SPS及びCPCのシステム用に特別に開発された制御アルゴリズムによって管理される。
プロペラサイクリックコントロール(CPC)
従来のヘリコプターでは、推進力は主ロータによって保証されているが、操縦は、スウォシュプレート及び尾部ロータを用いて行われる。スウォシュプレートは、一般に、2つの主機能を有する:飛翔体(ヘリコプター)の上下の動きのためのコレクティブブレード−ピッチコントロール、及びヘリコプターの前後の動きのためのサイクリックブレード−ピッチコントロール。実施形態では、本発明は、サイクリックコントロールとコレクティブコントロールの分離に基づいて、スウォシュプレートのないシステムを提示する。サイクリックコントロールは、2自由度アクチュエータを使用するおかげで実施される一方、コレクティブコントロールは、単純に及び好ましくは、ロータを加速又は減速することによって達成される。
図1A〜図1Dは、プロペラサイクリックコントロールシステムの取り得る実施形態の原理を示す。システムは、主ロータ(203)、一般に電動機を含み、主ロータは、シャフト103が、ブレード100及び101と、ロータに取り付けられた部分:すなわち磁石104、機械的部分105及び106、並びにシャフト107とを含むロータをスピンさせる(モーションA)ように、駆動する。
軸方向に巻き付けられた空心コイル102及び磁石104を含む副アクチュエータが、ブレードの長手方向の傾き(モーションB)を制御する。部分106はシャフト103に固定されている。磁石104は部分105に固定されている。部分105は、シャフト107の長手方向軸の周りで部分106に対して傾き得る。部分104及び105は、実質的に垂直方向の主軸の周りで回転し(「モーションA」)、且つ主軸に対して実質的に直角の副軸の周りで傾き得る(「モーションB」)。
図1B〜図1Dは、図1Aに示すシステムの断面図を示す。部分108は、シャフト103の角度位置(「アジマス」)を検出できるようにするセンサー109及び110を含むプリント回路基板(「PCB」)を表す。部分111は、コイル102に対する機械的支持体である。
好ましくは、主ロータ203は、ロータを実質的に垂直方向の主軸の周りでスピンさせる(モーションA)。ブレードは、それらが同時に、及び主軸に対して実質的に直角の横軸の周りで同じ方向に回転する(モーションB)ように、副アクチュエータによって駆動される。所望のサイクリックピッチ(例えば正弦曲線)は、例えばセンサー109/110によって検出される主軸の周りでのロータ(シャフト103)のアジマス(角度位置)に依存する、副アクチュエータの好適な制御によって、得られ得る。コイル102への適切な電流注入、及び結果として磁場が生じることによって、直径方向に磁化される磁石104が駆動されて(すなわち傾けられて)、シャフト107の軸の周りの部分105へ傾く動きを伝え、それゆえ、ブレードにピッチ/モーションBを生じる。この傾く動きは、特に、シャフト107と部分106との間に配置された軸受106’を介して可能である。この構成は、磁石104のピッチ回転に対するプッシュ−プルの影響によって最大トルクを与え、これがブレード100、101へ伝えられる。
一般に磁気、光学、又は同様のセンサー109、110の組み合わせは、主ロータの回転を検出するために使用されて、副アクチュエータに、正しいアジマスに及び正しい振幅で作用する(傾く)ように指令し得る。センサーの組み合わせはまた、ブレードの長手方向の傾斜角を検出するために使用される。
好ましくは、ロータが回転する度に、サイクリックブレードピッチコントロールアルゴリズム(「CPCA」)は、ADAドローン安定化アルゴリズム(「ADAA」)によって指令されたアジマスにおいて及び振幅でコイルを励磁し得る。生成されたコイルの磁場は、直径方向に磁化された磁石を、シャフト107の長手方向軸の周りで傾けさせ、その磁場をコイルの磁場と位置合わせさせようとする。
一例として、ロータのちょうど半回転後、CPCAアルゴリズムは、電流を逆方向にすることによってコイルを反対方向に励磁させる。このように、磁石は、ロータが回転する度に、指令された:アジマス、方向及び振幅で傾く。
推進及び操縦するためのシステム(SPS)の例示的な実施形態
概して単一ロータ、タンデムロータ、クワッドロータ及びマルチ−ロータに及ぶ、ヘリコプター及びドローンのいくつかの構成が存在する。本発明は、6DoF推進及び操縦システムにおいて2つのプロペラサイクリックコントロール(CPC)システムを組み合わせる。2つのCPCシステムは、図2に示す実施形態に、ヘッドトゥーテールで(「反対向きに(tete−beche)」)レイアウトされている。
図2は、6DoFで空中ドローンを推進及び操縦するためのシステム150の取り得る実施形態を示す。図1A及び図1Bに示すような2つのプロペラサイクリックコントロール(CPC)システム202を、ブレード100、101、シャフト103(図1A及び図1B)を回転させるモータ203、及び支持板(例えば金属、プラスチック又はカーボン、又はそれらからの混合物の)などのいくつかの構造要素200及び201と組み合わせる。これは、次の図3に示すようなドローンなどの飛翔体において使用され得るユニットを形成する。
空中ドローン航空機(ADA)の例示的な実施形態
空中ドローン航空機(ADA)300は、上記の図2に開示されているような少なくとも1つの(SPS)システム150を含み、例示的な実施形態として図3に示すように、外部リング302に機械的に連結されている。リング302は、ブレード100、101を保護するだけでなく、カメラ、バッテリー及びいくつかのセンサーなどの様々な構成要素用の支持体、又は本明細書で後述するような所望通りの他の要素の働きもする。バッテリー(充電式バッテリーなど)が、参照符号204によって特定され、及びシステム150の中央に配置される(図2は、バッテリー204のないシステム150を示す)。
従来の回転翼航空機では、回転運動及び平行移動運動は、本質的に結合されている。実際、飛翔体がピッチ又はロールするとき、飛翔体を縦方向又は横方向に平行移動させる。いくつかの適用例では、この結合は望ましくない可能性がある。この結合を回避するために、本発明による航空機(ADA)は、必ずしも平行移動することなく、ロール又はピッチを達成するように構成される。これは、図2/3のSPSシステムのヘッドトゥーテール(「反対向き」)のレイアウトと、システム150を形成する2つのCPCシステム間での空中ドローンの重心の中心位置決めとの組み合わせによって、並びに適切なセンサー及び制御アルゴリズムを使用することによって、得られる。このように、推力の水平分力は互いに補償し合い、及びシステムは、傾く動きにかかわらず、スポット(spot)に留まる。ADA300の動きは、適切な制御アルゴリズムによって制御される。これは、スポットでホバリングしている間、自由自在に設定し且つ航空機の飛行姿勢を制御する独特の能力を提供する。
図3は、取り得る実施形態での空中ドローン航空機(ADA)を示す。部分301は、例えば外部リング302をプレート200/201(図2参照)に連結するための、チューブなどの構造要素である。部分302は、人や物体にぶつかることからプロペラ100、101を保護する構造要素である。部分302は、一般に、一例として発泡体又はカーボンから作製される。
図4は、SPSシステム及びADAシステムの自由な力の図の概略図である。2つの推力の垂直成分が重量を補償する一方で、2つの推力の水平分力が互いに補償し合う。適切な制御システムを使用して、SPSシステム及びADAシステムのスポットでの傾きが達成される。
推進及び操縦のためのシステム(SPS)の他の例示的な実施形態
図5及び図6は、推進及び操縦のためのシステム(SPS)400の別の実施形態を示す。このシステムは、基本的に、上述したものと同様であり、且つ図1A及び図1Bを参照して説明したものと同じ特徴を含む。図2の実施形態に対する1つの違いは、各ユニットのシャフト103が同軸に配置されていることである。これにより、非常にコンパクトな構成にする。
フレームがモータ203を適所に保持し、このフレームは、主に、4つのピラー401、及び各端部に2つのクロス(crosses)402を含み、安定的な構造を構築する。クロス402はまた、モータ及び本発明の傾斜システムの制御に使用されるPCB108を保持する。
ピラー401の端部には4つのアパーチャ403があり、これについて後で説明する。
図6は、図5と同じ実施形態を示すが、バッテリー204を備え、バッテリーは、構造体の中央に挿入され、且つ適切な手段、例えばクリップ404(バッテリー204の他方の側に1つあり、図6には示されていない)によって保持されている。当然ながら、適切な接続手段は、バッテリーの導入によって、バッテリー204のエネルギーをモータ203及び傾斜システムへもたらすことができるように、提供される。
ADAの他の実施形態
図7は、本発明による空中ドローン航空機500の別の実施形態を示す。このドローン500は、リング502内でチューブ501によって保持される、図5及び図6のSPS400を含む。チューブ501の両端部は、リングに取り付けられ、及びSPS400は、ひとたびSPS400がリング502内で適切な位置になると、チューブをクランプするために使用されるアパーチャ403を介してチューブで固定される。当然ながら、この原理は、図3に示す構造にも適用可能である。
リングは、合成/プラスチック材料、発泡体、カーボン繊維及び/又はそれらからの混合物で作製される。一実施形態では、リングは、補強手段、例えばカーボンリングを含み得る。
図7の実施形態はまた、防護物505によって遮蔽されている光学カメラ503、サーマルカメラ504を含む。当然ながら、一方のカメラのみが使用されてもよく、及びこれらの手段は、本明細書で開示する全ての実施形態に適用可能である。
図8は、底部から見た図7のADA400を示す。
図9は、ADAの別の実施形態を示す。例えば、これは、図7及び図8のADA500とし得、ここに、グリッド又はワイヤメッシュ506が保護のために追加されている。このグリッドはまた、ADAの剛性に関与し得る。当然ながら、そのようなグリッド506は、図3及び本明細書では具体的に示されないが本明細書の範囲に入る他の実施形態のADAにおいて使用され得る。
ADAドローン技術の適用例としての例示的な実施形態
上記及び本明細書で提示したドローンシステム(ADA)における例示的な実施形態は、限定されるものではないが:空中写真、調査、ペイロードデリバリー、監視、空撮、地図作製、エンターテイメントのような適用例において、使用され得る。多くの他の既存の航空機とは異なり、スポット特徴での傾きによって、カメラ又はペイロードが使用されるときに、ジンバルシステムを取り付ける必要性を取り除く。
限定されるものではないが、特にドローンの分野ではよくあることだが、航空機は、例えばユーザによって、遠隔制御され得る。従って、遠隔制御システム(507、図9参照)及び能力が、本発明の実施形態において、適切なアンテナ/送信手段(遠隔制御及び/又はデータ送信に使用される、508、509、図9参照)、遠隔制御装置(507)、リモートビジョン及び/又は例えば本発明によるアクチュエータが装着される装置の部分/センサーを使用する仮想現実(VR)によって提供され得、装置(航空機など)を所望の位置へ案内する(目標として、又は安全着陸若しくは緊急着陸のために)GPS能力、距離評価手段(光学センサー又は距離センサーなど)が、障害物にぶつかるのを回避するために、装置に設けられてもよい。また、システムにパターンが記憶されて、アクチュエータの予め決められた機能を規定し得る。航空機への適用例の場合では、パターンは、ある点へ到達するための予め決められた飛行とし得、パターンは、(例えば)GPS座標によって決定されたルートを辿り、これが次に、航空機の自動又は半自動飛行制御に変わる。
具体的に説明されないが、本発明は、電子的手段、例えばチップ(又はIC、例えば109、110)などを含み、そこに、適切な監視及び制御に見合った必要なプログラム/コード/ルーチンが記憶される及び/又は無線/遠隔管理によってアクセス可能であることが、当業者には明らかである。他の電子部品、例えばワイヤ、エネルギー源、アンテナ508、509なども、特に、遠隔制御された物体として、本発明のシステムを動作させるために必要であるとして存在し、全て、本明細書及び発明の範囲内にある。
好ましくは、本明細書で説明するシステムの部分は、軽量且つ剛性の材料で作製される。例えば、非限定的な例として、アクチュエータ103、105〜107、200、201、202又は支持体301、401、402、403、501、506を形成する部分は、金属(例えばアルミニウム又は別の軽金属/材料)で作製され、ブレード100、101、防護物302、502、505は合成材料で作製される。カーボンも、必要に応じて、システムのいずれかの部分のために、単独で、又は他の材料と組み合わせられて、使用され得る。
制御アルゴリズムの実施形態
ADAドローンの良好な動作を保証するために必要ないくつかの制御アルゴリズムがある。主なものは:正しいアジマスでのサイクリックブレードピッチコントロール(CPCA);ADAドローン6DoF安定化(ADAA);スポット制御アルゴリズムでの傾き(TOSA)である。
サイクリックブレードピッチコントロールアルゴリズム(CPCA)は、以下のステップを実行する:
1.ADAドローンのフレームに対する主ロータ角度位置を連続的に検出する。
2.所望のADAA制御入力に依存して、CPCAは、1回のロータの回転で少なくとも2回コイル102を励磁させる。
当然ながら、本明細書で説明するアクチュエータの適用例に依存して、本発明の実施形態において他の制御アルゴリズムが使用されてもよい。また、コイル102を励磁する信号は、正弦曲線信号としてもよく、又は正弦曲線ではない別の形状を有してもよく、又は対称的若しくは非対称的としてもよく、又はそれらの組み合わせとしてもよい。
本発明の実施形態及び特徴は、説明に役立つ例として与えられ、限定とみなされるべきではない。本発明の原理は、いずれの運搬手段にも、特に、飛翔体、例えばサイズに制限なく、ドローン、ヘリコプター又は同様の航空機に適用され得る。
また、本明細書で与えられる主な例及び実施形態は、ドローン及び飛行する航空機に関するが、本発明は、この適用例に限定されない。本発明による2自由度のアクチュエータ又は支持体の原理は、カメラ及び他の同様の装置などの機能性ヘッド、レーザ及びレーザヘッド、ミラー、切削ヘッド(例えばジェット式切削ヘッド)、塗装ヘッド、光学又は照明手段などのための支持体などの他の適用例においても使用され得る。図10A及び図10Bは、適用例として上記で挙げた機能を実行できる機能性ヘッド600を備える装置の原理を示す。アクチュエータは、本明細書で説明し且つ図1A〜1Dに示したものであり、及びブレード100、101は、所望の機能性ヘッド600によって置き換えられている。それゆえ、上述の説明は、対応して、この実施形態に適用される。ヘッド600は、それ自体が機能性ヘッドとしても、又はヘッドの支持体としてもよい。
例示的な実施形態は、本明細書で開示するシステム及び方法の構造、機能、製造、及び使用の原理の全面的な理解をもたらすために説明された。これらの実施形態の1つ以上の例を添付図面に示す。当業者は、本明細書で具体的に説明され且つ添付図面に示されたシステム及び方法は、非限定的な例示的な実施形態であること、並びに本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ定義されるわけではないことを理解する。1つの例示的な実施形態に関連して図示又は説明される特徴は、他の実施形態の特徴と組み合わせられてもよい。そのような修正例及び変形例は、本発明の範囲内に含まれるものとする。従来の方法及びシステムでのいくつかの問題が本明細書で述べられ、並びに本明細書で開示した方法及びシステムは、これらの問題の1つ以上に取り組み得る。これらの問題を説明することによって、当分野でのそれらの知識に関する承認を意図するものではない。いくつかの方法及びシステムは、異なる実施形態に関して本明細書で説明されているが、本発明の範囲はそのように限定されないことを当業者は理解する。さらに、本発明は、いくつかの実施形態と併せて説明されたが、多くの代替例、修正例及び変形例が、当業者に明らかになるであろうこと又は明らかであることは明白である。従って、本発明の趣旨及び範囲内にあるそのような全ての代替例、修正例、等価物及び変形例を含むものとする。

Claims (17)

  1. 例えば航空機の2ブレードロータ用の2自由度アクチュエータにおいて、前記アクチュエータは、副アクチュエータ(105、106、107)を支える少なくとも主アクチュエータ(103)を含み、前記主アクチュエータは、主軸(A)の周りの主回転部分(103)を含み、及び前記副アクチュエータは、副軸(B)の周りで回転する副回転部分(105、106、107)を含み、前記副軸は、前記主軸に対して実質的に垂直であり、前記アクチュエータは、前記主及び副アクチュエータに対して固定されたコイル(102)と、前記コイル内で前記主アクチュエータと一緒に回転する磁石(104)とを含み、ここで、前記磁石は、直径方向に磁化され、及び前記副軸の周りで回転でき、それにより、前記副軸の周りでの前記副回転部分の回転を生じ、前記副回転部分の位置は、前記コイルの磁場によって設定されることを特徴とする、2自由度アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載の2自由度アクチュエータにおいて、前記副回転部分はシャフト(107)を含むことを特徴とする、2自由度アクチュエータ。
  3. 請求項1又は2に記載の2自由度アクチュエータにおいて、モータ(203)を含むことを特徴とする、2自由度アクチュエータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の2自由度アクチュエータにおいて、少なくとも1つのエネルギー源(204)を含むことを特徴とする、2自由度アクチュエータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の2自由度アクチュエータにおいて、前記アクチュエータを制御するために電子的手段(108)を含むことを特徴とする、2自由度アクチュエータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の少なくとも1つのアクチュエータを含むことを特徴とする、航空機。
  7. 請求項6に記載の航空機において、前記シャフト(107)が2つのブレード(100、101)を支えることを特徴とする、航空機。
  8. 請求項6又は7に記載の航空機において、請求項1〜5のいずれか1項に記載の2つのアクチュエータを含むことを特徴とする、航空機。
  9. 請求項8に記載の航空機において、前記2つのアクチュエータの前記主軸(103)は、実質的に平行又は同軸であることを特徴とする、航空機。
  10. 請求項9に記載の航空機において、防護物(302、502)を含むことを特徴とする、航空機。
  11. 請求項10に記載の航空機において、前記防護物(302、502)は、前記アクチュエータが装着されるチューブ(301、501)を備えるリングを含むことを特徴とする、航空機。
  12. 請求項6〜11のいずれか1項に記載の航空機において、ビジョン手段(503、504)又は検出器のようなペイロードを含むことを特徴とする、航空機。
  13. 請求項12に記載の航空機において、前記ビジョン手段は、少なくとも光学カメラ(503)又はサーマルカメラ(504)を含むことを特徴とする、航空機。
  14. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の少なくとも1つのアクチュエータを含む装置において、さらに、前記副アクチュエータに取り付けられた機能ヘッド(600)を含むことを特徴とする、装置。
  15. 請求項14に記載の装置において、前記機能ヘッドは、カメラ又はレーザ又はミラー又は切削ヘッド、又は塗装ヘッドであることを特徴とする、装置。
  16. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の2自由度アクチュエータ、又は請求項6〜13のいずれか1項に記載の航空機、又は請求項14又は15に記載の装置と、遠隔制御装置(507)との組み合わせ。
  17. 航空機の上方、下方及びヨーの動きのためのコレクティブコントロール、並びに前方、後方、横、ロール及びピッチの動きのためのサイクリックブレードピッチコントロールによって、少なくとも2つのブレードを備えるロータを少なくとも含む、ヘリコプター又はドローンなどの航空機を制御する方法において、前記サイクリックコントロールは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の、前記ブレードに作用する2自由度アクチュエータを使用することによって実施され、及び前記コレクティブコントロールは、前記航空機の前記ロータを加速又は減速することによって達成されることを特徴とする、方法。
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