JP2021502527A5 - - Google Patents

Description

例えば付加製造（ａｄｄｉｔｉｖｅ ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ）を含む様々な応用分野において、加工材料を加熱する一方で、材料の外部環境に放出される余熱を最低限にする必要がある。別の応用分野においては、加工材料を加熱する一方で、加工材料を加熱するために使用されるモジュールの外側を比較的低温に保つ必要がある。このように当該分野においては、加工材料を加熱する一方で、加熱された加工材料の断熱をある程度保つことができる断熱モジュールが長年必要とされてきた。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある（国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む）。
（先行技術文献）
（特許文献）
（特許文献１） 米国特許出願公開第２００９／００６５４９９号明細書
（特許文献２） 米国特許出願公開第２０１０／０２５８２９０号明細書
（特許文献３） 特許第３６５４２４９号公報
（特許文献４） 米国特許第７，９８０，１７１号明細書

Claims (15)

1. 断熱モジュールであって、
   第１のシェルと、
   第１のコンポーネントであって、
   前記第１のシェルは前記第１のコンポーネントの周囲に配置され、
   （ａ）前記第１のシェルは密閉された真空断熱空間を有するものであり、（ｂ）前記第１のシェルおよび前記第１のコンポーネントは、その間に第１の密閉された真空断熱空間を有し、（ｃ）前記第１のコンポーネントは、密閉された真空断熱空間、または（ａ）、（ｂ）、（ｃ）のいずれか１つ若しくはそれ以上を有するものである、
   前記第１のコンポーネントと、
   誘導加熱を発生させるように構成された電流キャリア（ｃｕｒｒｅｎｔ ｃａｒｒｉｅｒ）と
   を有し、
   前記電流キャリアは、前記第１のコンポーネント内、または前記第１の密閉された真空断熱空間内に配置されるものである、
   断熱モジュール。
2. 請求項１記載の断熱モジュールにおいて、前記第１のシェルおよび前記第１のコンポーネントの少なくとも１つは非導電性である、断熱モジュール。
3. 請求項１または２記載の断熱モジュールにおいて、さらに、
   前記第１のシェルの周囲に配置された第２の密閉された真空断熱空間を有し、当該第２の密閉された真空断熱空間は前記電流キャリアによって発生した熱を維持するように構成されているものである、断熱モジュール。
4. 請求項１〜３のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、前記電流キャリアは、前記第１のコンポーネント内に配置されているものである、断熱モジュール。
5. 請求項１〜４のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、前記電流キャリアは、前記第１のコンポーネントに接触しているものである、断熱モジュール。
6. 請求項１〜５のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、前記電流キャリアは、前記第１のコンポーネントに形成された開口部を貫通して延長するものである、断熱モジュール。
7. 請求項１〜６のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、前記第１のシェルおよび前記第１のコンポーネントの少なくとも１つはセラミックを有するものである、断熱モジュール。
8. 請求項１〜７のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、前記電流キャリアは、前記第１のシェルに形成された開口部を貫通して延長するものである、断熱モジュール。
9. 請求項１〜８のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、前記第１のシェルおよび前記第１のコンポーネントの少なくとも１つは、発生する誘導加熱に対して実質的に耐性を有するものである、断熱モジュール。
10. 請求項１〜９のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、さらに、少なくとも部分的に磁場を遮蔽するシールドを有するものである、断熱モジュール。
11. 請求項１０記載の断熱モジュールにおいて、前記第１のシェルおよび前記第１のコンポーネントのうちの１つまたは双方は、少なくとも部分的に磁場を遮蔽するシールドを有するものである、断熱モジュール。
12. 請求項１〜１１のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、前記集電体は約１００ｋＨｚ〜約４００ｋＨｚの範囲の周波数で動作可能である、断熱モジュール。
13. 請求項１〜１１のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおいて、前記集電体は約４００ｋＨｚより高い周波数で動作可能である、断熱モジュール。
14. 方法であって、
    請求項１〜１３のいずれか１つに記載の断熱モジュールにおける前記電流キャリアを動作させる工程であって、当該工程により前記断熱モジュールの内側シェル内に配置された加工材料の温度が誘導加熱により上昇するものである、前記動作させる工程を有する、方法。
15. 請求項１４記載の方法であって、前記動作させる工程は、前記加工材料を燃焼することなく加熱するように前記電流キャリアを動作させるものである、方法。