JP2021501134A5 - - Google Patents

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本明細書に記載される方法に従って処置され得る例示的な補体関連状態には、関節リウマチ、抗リン脂質抗体症候群、ループス腎炎、虚血−再灌流傷害、非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)、典型溶血性尿毒症症候群、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)、デンスデポジット病、視神経脊髄炎、多巣性運動ニューロパチー、多発性硬化症、黄斑変性症、HELLP症候群、自然流産(spontaneous fetal loss)、血栓性血小板減少性紫斑病、微量免疫型血管炎、表皮水疱症、習慣性流産(recurrent fetal loss)、外傷性脳傷害、心筋炎、脳血管障害、末梢血管障害、腎血管障害、腸間膜/腸管血管障害、血管炎、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病性腎炎、全身性エリテマトーデス関連血管炎、関節リウマチと関連する血管炎、免疫複合体血管炎(immune complex vasculitis)、高安病、拡張型心筋症、糖尿病性血管症、川崎病、静脈ガス塞栓症(venous gas embolus)、ステント留置後の再狭窄、回転式粥腫切除術、経皮経管冠状動脈形成術、重症筋無力症、寒冷凝集素病、皮膚筋炎、発作性寒冷ヘモグロビン尿症、抗リン脂質抗体症候群、グレーブス病、アテローム性動脈硬化症、アルツハイマー病、全身性炎症応答、敗血症、敗血症性ショック、脊髄傷害、糸球体腎炎、移植片拒絶、橋本甲状腺炎、I型糖尿病、乾癬、天疱瘡、自己免疫性溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、グッドパスチャー症候群、ドゴー病および劇症型抗リン脂質抗体症候群(catastrophic antiphospholipid syndrome)が含まれるがこれらに限定されない。一実施形態では、補体関連状態は、PNHである。別の実施形態では、補体関連状態は、aHUSである。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)または非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)を有するヒト患者を処置する方法であって、投与サイクルの間に、前記患者に、有効量の、それぞれ配列番号19、18および3に示されるCDR1、CDR2およびCDR3重鎖配列ならびにそれぞれ配列番号4、5および6に示されるCDR1、CDR2およびCDR3軽鎖配列を含む抗C5抗体またはその抗原結合性断片を投与するステップを含み、前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、
(a)前記投与サイクルの1日目に1回、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して2400mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して2700mg、または≧100kgの体重の患者に対して3000mgの用量で;そして
(b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して3000mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して3300mg、または≧100kgの体重の患者に対して3600mgの用量で
投与される、方法。
(項目2)
発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)または非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)を有するヒト患者を処置する方法であって、投与サイクルの間に、前記患者に、有効量の、それぞれ配列番号19、18および3に示されるCDR1、CDR2およびCDR3重鎖配列、それぞれ配列番号4、5および6に示されるCDR1、CDR2およびCDR3軽鎖配列、ならびにヒト新生児型Fc受容体(FcRn)に結合するバリアントヒトFc定常領域を含む抗C5抗体またはその抗原結合性断片を投与するステップを含み、前記バリアントヒトFc CH3定常領域が、各々EU番号付けで、ネイティブヒトIgG Fc定常領域のメチオニン428およびアスパラギン434に対応する残基においてMet−429−LeuおよびAsn−435−Ser置換を含み、前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、
(a)前記投与サイクルの1日目に1回、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して2400mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して2700mg、または≧100kgの体重の患者に対して3000mgの用量で;そして
(b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して3000mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して3300mg、または≧100kgの体重の患者に対して3600mgの用量で
投与される、方法。
(項目3)
前記患者が、エクリズマブで以前に処置されたことがある、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
前記投与サイクルが、前記患者の最後の用量のエクリズマブの少なくとも2週間後に開始する、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
前記患者が、前記投与サイクルの1日目の前に少なくとも6ヶ月間エクリズマブで処置されたことがある、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
前記患者が、2週間毎に900mgの用量のエクリズマブで以前に処置されたことがある、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、配列番号12に示される重鎖可変領域および配列番号8に示される軽鎖可変領域を含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、配列番号13に示される重鎖定常領域をさらに含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記抗体またはその抗原結合性断片が、配列番号14に示されるアミノ酸配列を含む重鎖ポリペプチドおよび配列番号11に示されるアミノ酸配列を含む軽鎖ポリペプチドを含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、pH7.4および25℃で、0.1nM≦K ≦1nMの範囲にある親和性解離定数(K )でヒトC5に結合する、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、pH6.0および25℃で、K ≧10nMでヒトC5に結合する、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧40kg〜<60kgの体重の患者に、
(a)前記投与サイクルの1日目に1回、2400mgの用量で;そして
(b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3000mgの用量で投与される、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧60kg〜<100kgの体重の患者に、
(a)前記投与サイクルの1日目に1回、2700mgの用量で;そして
(b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3300mgの用量で投与される、項目1から11のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧100kgの体重の患者に、
(a)前記投与サイクルの1日目に1回、3000mgの用量で;そして
(b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3600mgの用量で投与される、項目1から11のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
前記処置が、前記投与サイクルの間、100μg/mlまたはそれよりも高い前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片の血清トラフ濃度を維持する、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記処置が、前記投与サイクルの間、200μg/mlまたはそれよりも高い前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片の血清トラフ濃度を維持する、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
前記処置が、0.309μg/mL〜0.5μg/mLまたはそれ未満の遊離C5濃度を維持する、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記処置が、処置期間全体を通して、遊離C5濃度を99%よりも大きく低減させる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
前記処置が、処置期間全体を通して、遊離C5濃度を99.5%よりも大きく低減させる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、前記投与サイクルの後に、最長2年間、8週間毎に3000mg、3300mgまたは3600mgの用量で投与される、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、静脈内投与のために製剤化される、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記投与サイクルが、合計で26週間の処置である、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記処置が、終末補体阻害を結果としてもたらす、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記処置が、乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)レベルによって評価される溶血の低減を結果としてもたらす、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記処置が、LDHレベルの正常化を結果としてもたらす、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
前記処置が、処置の少なくとも24日目までに、LDHレベルの正常化を結果としてもたらす、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記処置が、エクリズマブによる処置と比較して、15%未満の、LDHレベルにおけるパーセント変化(LDH−PCHG)を結果としてもたらす、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記処置が、エクリズマブによる処置と比べて、ブレイクスルー溶血における低減を結果としてもたらす、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
前記処置が、処置期間の間に、ブレイクスルー溶血の消失を結果としてもたらす、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記処置が、ブレイクスルー溶血の処置前ベースライン量と比較して、ブレイクスルー溶血の低減を結果としてもたらす、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
前記処置が、腹部疼痛、呼吸困難、嚥下障害、胸部疼痛、勃起機能不全における低減または停止からなる群より選択される少なくとも1つの治療効果を生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
前記処置が、遊離ヘモグロビン、ハプトグロビン、網状赤血球数、PNH赤血球(RBC)クローンおよびD−ダイマーからなる群より選択される溶血関連の血液学的バイオマーカーの正常レベルに向かうシフトを生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目33)
前記処置が、重症高血圧症、タンパク尿症、尿毒症、嗜眠、疲労、易刺激性、血小板減少症、細血管異常性溶血性貧血および腎機能障害における低減または停止からなる群より選択される少なくとも1つの治療効果を生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目34)
前記処置が、Ba因子、可溶性腫瘍壊死因子受容体1[sTNFR1])、可溶性血管接着分子1[sVCAM1]、トロンボモジュリン、D−ダイマーおよびシスタチンCの正常レベルに向かうシフトを生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目35)
前記処置が、ヘモグロビン安定化における処置前ベースラインからの増加を生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目36)
前記処置が、輸血の必要性における低減を生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
前記処置が、輸血回避における70%よりも大きい増加を生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目38)
前記処置が、主要な血管系有害事象(MAVE)における低減を生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
前記処置が、推定糸球体濾過量(eGFR)およびスポット尿:アルブミン:クレアチニンおよび血漿脳ナトリウム利尿ペプチド(BNP)からなる群より選択される慢性疾患関連バイオマーカーの正常レベルに向かうシフトを生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目40)
前記処置が、慢性疾患治療の機能的評価(FACIT)−疲労スケール、バージョン4および欧州がん研究治療機関の生活の質アンケート−コア30スケールを介して評価される、生活の質におけるベースラインからの変化を生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目41)
前記処置が、前記患者の未処置のベースラインスコアから少なくとも7ポイントの、慢性疾患治療の機能的評価(FACIT)−疲労スケール、バージョン4および欧州がん研究治療機関の生活の質アンケート−コア30スケールを介して評価される、生活の質におけるベースラインからの変化を生じる、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目42)
ヒト患者においてPNHまたはaHUSを処置するためのキットであって、
(a)ある用量の、配列番号12に示される配列を有する重鎖可変領域のCDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびに配列番号8に示される配列を有する軽鎖可変領域のCDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗C5抗体またはその抗原結合性断片;ならびに
(b)前記項目のいずれか一項に記載の方法において前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片を使用するための指示
を含む、キット。
(項目43)
前記患者が、エクリズマブで以前に処置されたことがある、項目42に記載のキット。
(項目44)
前記患者が、2週間毎に900mgの用量のエクリズマブで以前に処置されたことがある、項目43に記載のキット。
(項目45)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧40kg〜<60kgの体重の患者に、
(a)投与サイクルの1日目に1回、2400mgの用量で;そして
(b)前記投与の15日目に
投与される、項目42から44のいずれか一項に記載のキット。
(項目46)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧60kg〜<100kgの体重の患者に、
(a)投与サイクルの1日目に1回、2700mgの用量で;そして
(b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3300mgの用量で投与される、項目42から44のいずれか一項に記載のキット。
(項目47)
前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧100kgの体重の患者に、
(a)投与サイクルの1日目に1回、3000mgの用量で;そして
(b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3600mgの用量で投与される、項目42から44のいずれか一項に記載のキット。
(項目48)
サイクルでの投与のための、配列番号12に示される配列を有する重鎖可変領域のCDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびに配列番号8に示される配列を有する軽鎖可変領域のCDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗C5抗体またはその抗原結合性断片であって、
(a)前記投与サイクルの1日目に1回、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して2400mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して2700mg、または≧100kgの体重の患者に対して3000mgの用量で;そして
(b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して3000mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して3300mg、または≧100kgの体重の患者に対して3600mgの用量で
投与される、抗C5抗体またはその抗原結合性断片。
(項目49)
前記患者が、エクリズマブで以前に処置されたことがある、項目48に記載の抗C5抗体またはその抗原結合性断片。
(項目50)
PNH患者における使用のための複数のIV用量の後に、安全で耐容され有効でありかつ十分に非免疫原性であることが決定される、項目48または49に記載の抗体。
(項目51)
エクリズマブで処置されている補体関連障害を有するヒト患者を処置する方法であって、エクリズマブによる処置を中止するステップ、および前記患者を、異なる補体阻害剤による処置に切り替えるステップを含む、方法。
(項目52)
ラブリズマブで処置されている補体関連障害を有するヒト患者を処置する方法であって、ラブリズマブによる処置を中止するステップ、および前記患者を、異なる補体阻害剤による処置に切り替えるステップを含む、方法。
(項目53)
エクリズマブで処置されている補体関連障害を有するヒト患者を処置する方法であって、エクリズマブによる処置を中止するステップ、および前記患者を、異なる抗C5抗体による処置に切り替えるステップを含む、方法。
(項目54)
ラブリズマブで処置されている補体関連障害を有するヒト患者を処置する方法であって、ラブリズマブによる処置を中止するステップ、および前記患者を、異なる抗C5抗体による処置に切り替えるステップを含む、方法。
(項目55)
前記異なる補体阻害剤が、小分子、ポリペプチド、ポリペプチドアナログ、ペプチド模倣物、siRNAまたはアプタマーからなる群より選択される、項目51または52に記載の方法。
(項目56)
前記異なる補体阻害剤が、補体成分C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、D因子、B因子、プロペルジン、MBL、MASP−1、MASP−2、またはそれらの生物学的に活性な断片の1つまたは複数を阻害する、項目51または52に記載の方法。
(項目57)
前記異なる抗C5抗体がALXN1210である、項目53に記載の方法。
(項目58)
前記異なる抗C5抗体が、
(i)それぞれ配列番号21、22および23を含む重鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびにそれぞれ配列番号24、25および26を含む軽鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗体またはその抗原結合性断片;
(ii)配列番号27を含む重鎖可変領域および配列番号28を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合性断片;
(iii)それぞれ配列番号29、30および31を含む重鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびにそれぞれ配列番号32、33および34を含む軽鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗体またはその抗原結合性断片;
(iv)配列番号35を含む重鎖可変領域および配列番号36を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合性断片;
(v)それぞれ配列番号37、38および39を含む重鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびにそれぞれ配列番号40、41および42を含む軽鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗体またはその抗原結合性断片;
(vi)配列番号43を含む重鎖可変領域および配列番号44を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合性断片;
(vii)配列番号45を含む重鎖および配列番号46を含む軽鎖を含む抗体またはその抗原結合性断片;
(viii)配列番号47を含む重鎖可変領域および配列番号48を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合性断片;ならびに
(ix)配列番号49を含む重鎖および配列番号50を含む軽鎖を含む抗体またはその抗原結合性断片
からなる群より選択される、項目53または54に記載の方法。
(項目59)
前記補体関連障害が、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)である、項目51から58のいずれか一項に記載の方法。

Claims (59)

  1. 発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)または非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)を有するヒト患者を処置する方法において使用するための、抗C5抗体またはその抗原結合性断片を含む組成物であって、前記方法は、投与サイクルの間に、前記患者に、それぞれ配列番号19、18および3に示されるCDR1、CDR2およびCDR3重鎖配列ならびにそれぞれ配列番号4、5および6に示されるCDR1、CDR2およびCDR3軽鎖配列を含む前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片を投与するステップを含み、前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、
    (a)前記投与サイクルの1日目に1回、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して2400mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して2700mg、または≧100kgの体重の患者に対して3000mgの用量で;そして
    (b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して3000mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して3300mg、または≧100kgの体重の患者に対して3600mgの用量で
    投与されることを特徴とする組成物
  2. 発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)または非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)を有するヒト患者を処置する方法において使用するための、抗C5抗体またはその抗原結合性断片を含む組成物であって、前記方法は、投与サイクルの間に、前記患者に、それぞれ配列番号19、18および3に示されるCDR1、CDR2およびCDR3重鎖配列、それぞれ配列番号4、5および6に示されるCDR1、CDR2およびCDR3軽鎖配列、ならびにヒト新生児型Fc受容体(FcRn)に結合するバリアントヒトFc定常領域を含む前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片を投与するステップを含み、前記バリアントヒトFc CH3定常領域が、各々EU番号付けで、ネイティブヒトIgG Fc定常領域のメチオニン428およびアスパラギン434に対応する残基においてMet−429−LeuおよびAsn−435−Ser置換を含み、前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、
    (a)前記投与サイクルの1日目に1回、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して2400mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して2700mg、または≧100kgの体重の患者に対して3000mgの用量で;そして
    (b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して3000mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して3300mg、または≧100kgの体重の患者に対して3600mgの用量で
    投与されることを特徴とする組成物
  3. 前記患者が、エクリズマブで以前に処置されたことがある、請求項1または2に記載の組成物
  4. 前記投与サイクルが、前記患者の最後の用量のエクリズマブの少なくとも2週間後に開始する、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物
  5. 前記患者が、前記投与サイクルの1日目の前に少なくとも6ヶ月間エクリズマブで処置されたことがある、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物
  6. 前記患者が、2週間毎に900mgの用量のエクリズマブで以前に処置されたことがある、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物
  7. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、配列番号12に示される重鎖可変領域および配列番号8に示される軽鎖可変領域を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物
  8. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、配列番号13に示される重鎖定常領域をさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物
  9. 前記抗体またはその抗原結合性断片が、配列番号14に示されるアミノ酸配列を含む重鎖ポリペプチドおよび配列番号11に示されるアミノ酸配列を含む軽鎖ポリペプチドを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物
  10. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、pH7.4および25℃で、0.1nM≦K≦1nMの範囲にある親和性解離定数(K)でヒトC5に結合する、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物
  11. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、pH6.0および25℃で、K≧10nMでヒトC5に結合する、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物
  12. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧40kg〜<60kgの体重の患者に、
    (a)前記投与サイクルの1日目に1回、2400mgの用量で;そして
    (b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3000mgの用量で投与される、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物
  13. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧60kg〜<100kgの体重の患者に、
    (a)前記投与サイクルの1日目に1回、2700mgの用量で;そして
    (b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3300mgの用量で投与される、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物
  14. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧100kgの体重の患者に、
    (a)前記投与サイクルの1日目に1回、3000mgの用量で;そして
    (b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3600mgの用量で投与される、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物
  15. 前記処置が、前記投与サイクルの間、100μg/mlまたはそれよりも高い前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片の血清トラフ濃度を維持する、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物
  16. 前記処置が、前記投与サイクルの間、200μg/mlまたはそれよりも高い前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片の血清トラフ濃度を維持する、請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物
  17. 前記処置が、0.309μg/mL〜0.5μg/mLまたはそれ未満の遊離C5濃度を維持する、請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物
  18. 前記処置が、処置期間全体を通して、遊離C5濃度を99%よりも大きく低減させる、請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物
  19. 前記処置が、処置期間全体を通して、遊離C5濃度を99.5%よりも大きく低減させる、請求項1から18のいずれか一項に記載の組成物
  20. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、前記投与サイクルの後に、最長2年間、8週間毎に3000mg、3300mgまたは3600mgの用量で投与される、請求項1から19のいずれか一項に記載の組成物
  21. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、静脈内投与のために製剤化される、請求項1から20のいずれか一項に記載の組成物
  22. 前記投与サイクルが、合計で26週間の処置である、請求項1から21のいずれか一項に記載の組成物
  23. 前記処置が、終末補体阻害を結果としてもたらす、請求項1から22のいずれか一項に記載の組成物
  24. 前記処置が、乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)レベルによって評価される溶血の低減を結果としてもたらす、請求項1から23のいずれか一項に記載の組成物
  25. 前記処置が、LDHレベルの正常化を結果としてもたらす、請求項1から24のいずれか一項に記載の組成物
  26. 前記処置が、処置の少なくとも24日目までに、LDHレベルの正常化を結果としてもたらす、請求項1から25のいずれか一項に記載の組成物
  27. 前記処置が、エクリズマブによる処置と比較して、15%未満の、LDHレベルにおけるパーセント変化(LDH−PCHG)を結果としてもたらす、請求項1から26のいずれか一項に記載の組成物
  28. 前記処置が、エクリズマブによる処置と比べて、ブレイクスルー溶血における低減を結果としてもたらす、請求項1から27のいずれか一項に記載の組成物
  29. 前記処置が、処置期間の間に、ブレイクスルー溶血の消失を結果としてもたらす、請求項1から28のいずれか一項に記載の組成物
  30. 前記処置が、ブレイクスルー溶血の処置前ベースライン量と比較して、ブレイクスルー溶血の低減を結果としてもたらす、請求項1から29のいずれか一項に記載の組成物
  31. 前記処置が、腹部疼痛、呼吸困難、嚥下障害、胸部疼痛、勃起機能不全における低減または停止からなる群より選択される少なくとも1つの治療効果を生じる、請求項1から30のいずれか一項に記載の組成物
  32. 前記処置が、遊離ヘモグロビン、ハプトグロビン、網状赤血球数、PNH赤血球(RBC)クローンおよびD−ダイマーからなる群より選択される溶血関連の血液学的バイオマーカーの正常レベルに向かうシフトを生じる、請求項1から31のいずれか一項に記載の組成物
  33. 前記処置が、重症高血圧症、タンパク尿症、尿毒症、嗜眠、疲労、易刺激性、血小板減少症、細血管異常性溶血性貧血および腎機能障害における低減または停止からなる群より選択される少なくとも1つの治療効果を生じる、請求項1から32のいずれか一項に記載の組成物
  34. 前記処置が、Ba因子、可溶性腫瘍壊死因子受容体1[sTNFR1])、可溶性血管接着分子1[sVCAM1]、トロンボモジュリン、D−ダイマーおよびシスタチンCの正常レベルに向かうシフトを生じる、請求項1から33のいずれか一項に記載の組成物
  35. 前記処置が、ヘモグロビン安定化における処置前ベースラインからの増加を生じる、請求項1から34のいずれか一項に記載の組成物
  36. 前記処置が、輸血の必要性における低減を生じる、請求項1から35のいずれか一項に記載の組成物
  37. 前記処置が、輸血回避における70%よりも大きい増加を生じる、請求項1から36のいずれか一項に記載の組成物
  38. 前記処置が、主要な血管系有害事象(MAVE)における低減を生じる、請求項1から37のいずれか一項に記載の組成物
  39. 前記処置が、推定糸球体濾過量(eGFR)およびスポット尿:アルブミン:クレアチニンおよび血漿脳ナトリウム利尿ペプチド(BNP)からなる群より選択される慢性疾患関連バイオマーカーの正常レベルに向かうシフトを生じる、請求項1から38のいずれか一項に記載の組成物
  40. 前記処置が、慢性疾患治療の機能的評価(FACIT)−疲労スケール、バージョン4および欧州がん研究治療機関の生活の質アンケート−コア30スケールを介して評価される、生活の質におけるベースラインからの変化を生じる、請求項1から39のいずれか一項に記載の組成物
  41. 前記処置が、前記患者の未処置のベースラインスコアから少なくとも7ポイントの、慢性疾患治療の機能的評価(FACIT)−疲労スケール、バージョン4および欧州がん研究治療機関の生活の質アンケート−コア30スケールを介して評価される、生活の質におけるベースラインからの変化を生じる、請求項1から40のいずれか一項に記載の組成物
  42. ヒト患者においてPNHまたはaHUSを処置するためのキットであって、
    (a)ある用量の、配列番号12に示される配列を有する重鎖可変領域のCDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびに配列番号8に示される配列を有する軽鎖可変領域のCDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗C5抗体またはその抗原結合性断片;ならびに
    (b)求項1から41のいずれか一項に記載の組成物における前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片を使用するための指示
    を含む、キット。
  43. 前記患者が、エクリズマブで以前に処置されたことがある、請求項42に記載のキット。
  44. 前記患者が、2週間毎に900mgの用量のエクリズマブで以前に処置されたことがある、請求項43に記載のキット。
  45. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧40kg〜<60kgの体重の患者に、
    (a)投与サイクルの1日目に1回、2400mgの用量で;そして
    (b)前記投与の15日目に
    投与される、請求項42から44のいずれか一項に記載のキット。
  46. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧60kg〜<100kgの体重の患者に、
    (a)投与サイクルの1日目に1回、2700mgの用量で;そして
    (b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3300mgの用量で投与される、請求項42から44のいずれか一項に記載のキット。
  47. 前記抗C5抗体またはその抗原結合性断片が、≧100kgの体重の患者に、
    (a)投与サイクルの1日目に1回、3000mgの用量で;そして
    (b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、3600mgの用量で投与される、請求項42から44のいずれか一項に記載のキット。
  48. サイクルでの投与のための、配列番号12に示される配列を有する重鎖可変領域のCDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびに配列番号8に示される配列を有する軽鎖可変領域のCDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗C5抗体またはその抗原結合性断片であって、
    (a)前記投与サイクルの1日目に1回、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して2400mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して2700mg、または≧100kgの体重の患者に対して3000mgの用量で;そして
    (b)前記投与サイクルの15日目、およびその後8週間毎に、≧40kg〜<60kgの体重の患者に対して3000mg、≧60kg〜<100kgの体重の患者に対して3300mg、または≧100kgの体重の患者に対して3600mgの用量で
    投与される、抗C5抗体またはその抗原結合性断片。
  49. 前記患者が、エクリズマブで以前に処置されたことがある、請求項48に記載の抗C5抗体またはその抗原結合性断片。
  50. PNH患者における使用のための複数のIV用量の後に、安全で耐容され有効でありかつ十分に非免疫原性であることが決定される、請求項48または49に記載の抗体。
  51. エクリズマブで処置されている補体関連障害を有するヒト患者を処置する方法において使用するための、エクリズマブ以外の補体阻害剤を含む組成物であって、前記方法はエクリズマブによる処置を中止するステップ、および前記患者を、前記組成物による処置に切り替えるステップを含む、組成物
  52. ラブリズマブで処置されている補体関連障害を有するヒト患者を処置する方法において使用するための、ラブリズマブ以外の補体阻害剤を含む組成物であって、前記方法はラブリズマブによる処置を中止するステップ、および前記患者を、前記組成物による処置に切り替えるステップを含む、組成物
  53. エクリズマブで処置されている補体関連障害を有するヒト患者を処置する方法において使用するための、エクリズマブ以外の抗C5抗体を含む組成物であって、前記方法は、エクリズマブによる処置を中止するステップ、および前記患者を、前記組成物による処置に切り替えるステップを含む、組成物
  54. ラブリズマブで処置されている補体関連障害を有するヒト患者を処置する方法において使用するための、ラブリズマブ以外の抗C5抗体を含む組成物であって、前記方法は、ラブリズマブによる処置を中止するステップ、および前記患者を、前記組成物による処置に切り替えるステップを含む、組成物
  55. 記補体阻害剤が、小分子、ポリペプチド、ポリペプチドアナログ、ペプチド模倣物、siRNAまたはアプタマーからなる群より選択される、請求項51または52に記載の組成物
  56. 記補体阻害剤が、補体成分C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、D因子、B因子、プロペルジン、MBL、MASP−1、MASP−2、またはそれらの生物学的に活性な断片の1つまたは複数を阻害する、請求項51または52に記載の組成物
  57. 記抗C5抗体がALXN1210である、請求項53に記載の組成物
  58. 記抗C5抗体が、
    (i)それぞれ配列番号21、22および23を含む重鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびにそれぞれ配列番号24、25および26を含む軽鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗体またはその抗原結合性断片;
    (ii)配列番号27を含む重鎖可変領域および配列番号28を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合性断片;
    (iii)それぞれ配列番号29、30および31を含む重鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびにそれぞれ配列番号32、33および34を含む軽鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗体またはその抗原結合性断片;
    (iv)配列番号35を含む重鎖可変領域および配列番号36を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合性断片;
    (v)それぞれ配列番号37、38および39を含む重鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインならびにそれぞれ配列番号40、41および42を含む軽鎖CDR1、CDR2およびCDR3ドメインを含む抗体またはその抗原結合性断片;
    (vi)配列番号43を含む重鎖可変領域および配列番号44を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合性断片;
    (vii)配列番号45を含む重鎖および配列番号46を含む軽鎖を含む抗体またはその抗原結合性断片;
    (viii)配列番号47を含む重鎖可変領域および配列番号48を含む軽鎖可変領域を含む抗体またはその抗原結合性断片;ならびに
    (ix)配列番号49を含む重鎖および配列番号50を含む軽鎖を含む抗体またはその抗原結合性断片
    からなる群より選択される、請求項53または54に記載の組成物
  59. 前記補体関連障害が、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)である、請求項51から58のいずれか一項に記載の組成物
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