JP2021500890A - 加香された気化性配合物 - Google Patents

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Abstract

(i)1種又は複数の溶媒、(ii)香料、及び(iii)1種又は複数のシクロデキストリンを含む加香された気化性配合物であって、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、加香された気化性配合物が提供される。【選択図】 なし

Description

発明の分野
本開示は、加香された気化性配合物、加香された気化性配合物を含有する容器、及び前記配合物を組み込む電子蒸気供給システム、例えば、電子蒸気送達システム(例えば、eシガレット)に関する。
発明の背景
eシガレットなどの電子蒸気供給システムは、一般に、典型的にはニコチンを含有する、気化される液体のリザーバを含有する。使用者がデバイスで吸入した場合、ヒーターが活性化されて少量の液体を気化させ、したがって、使用者はそれを吸入する。
英国においてeシガレットの使用は急速に増えており、今や英国においてeシガレットを使用する人はほぼ3百万人存在すると推定されている。eシガレットは、典型的には、ニコチン及び/又は香料を含有する蒸気を使用者に送達する。加香された吸入の経験を求める使用者のために、加香された蒸気が、ニコチンとの組合せで、又は実際にはニコチンの送達なしのいずれかで提供され得る。
現在のeシガレット配合物は、典型的には、賦形物質としてグリセロール及び/又はプロピレングリコールを利用する。電子タバコ液中の揮発性成分、例えば、香料、特にメンソールのレベルは、保存の間に経時的に減少することが見出されている。香料の損失は、消費者の知覚経験に対して負の影響を有することが見出されている。さらに、香料の適用量は、電子タバコのベース液(典型的には、任意選択でニコチンと一緒の、グリセロール、水及びプロピレングリコールの混合物)への限られた溶解度によって制限される。
一態様では、
(i)1種又は複数の溶媒、
(ii)香料、及び
(iii)1種又は複数のシクロデキストリン
を含む加香された気化性配合物であって、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、加香された気化性配合物が提供される。
本発明は、蒸気を形成するための方法であって、
(a)(i)1種又は複数の溶媒、
(ii)香料、及び
(iii)1種又は複数のシクロデキストリン
を含む加香された気化性配合物を用意するステップであり、加香された気化性配合物が、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、ステップと、
(b)加香された気化性配合物を気化させるステップと
を含む、方法をさらに提供する。
本発明は、
(a)容器と、
(b)(i)1種又は複数の溶媒、
(ii)香料、及び
(iii)1種又は複数のシクロデキストリン
を含む加香された気化性配合物であって、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、加香された気化性配合物と
を含む、容器入りの加香された気化性配合物をさらに提供する。
本発明は
(a)電子蒸気供給システムの使用者が吸入するために液体を気化させるための気化器と、
(b)気化器に電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(c)(i)1種又は複数の溶媒、
(ii)香料、及び
(iii)1種又は複数のシクロデキストリン
を含む加香された気化性配合物であって、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、加香された気化性配合物と
を含む、電子蒸気供給システムをさらに提供する。
本発明は、加香された気化性配合物の経時的な香料の損失を低減するための方法であって、
(a)1種又は複数の溶媒を含む気化性材料を用意するステップと、
(b)香料及び1種又は複数のシクロデキストリンを気化性材料に組み込んで、加香された気化性配合物を形成するステップと
を含む、方法をさらに提供する。
本発明は、加香された気化性配合物の経時的な香料の損失を低減するための、1種又は複数のシクロデキストリンの使用であって、加香された気化性配合物が、
(i)1種又は複数の溶媒、及び
(ii)香料
を含む、使用をさらに提供する。
詳細な説明
本明細書で論じられる通り、本発明は、(i)1種又は複数の溶媒、(ii)香料、及び(iii)1種又は複数のシクロデキストリンを含む加香された気化性配合物であって、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、加香された気化性配合物を提供する。
疎水性薬物を可溶化するためのシクロデキストリンの使用は、製薬産業において報告されている。具体的には、シクロデキストリンは、薬物が呼吸器疾患の処置のために設計され、したがって、深い肺吸入が意図される場合に使用されている。さらに、香料を封入するためのシクロデキストリンの使用は、消費者向け製品において公知であるが、吸入のために設計された製品向けではない。しかしながら、シクロデキストリンは、一般に、溶解度の問題に対処するために使用されているが、疎水性成分の溶解度が重要ではないシステムにおいて、シクロデキストリンなどの可溶化剤の使用は必須ではないと考えられる。本発明者らは、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する電子タバコに分野において、1種又は複数のシクロデキストリンの使用を用いて、加香された気化性配合物の経時的な香料の損失を低減することができることを見出した。
参照を容易にするために、以下、本発明のこれらの及びさらなる態様を、適切なセクション見出しの下で論じる。しかしながら、各セクションにおける教示は、必ずしも各特定のセクションに限定されるものではない。
シクロデキストリン
本発明の一部の態様では、加香された気化性配合物は、1種又は複数のシクロデキストリン(置換されていても、置換されていなくてもよい)を含み得る。これらの態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、非置換シクロデキストリン、置換シクロデキストリン及びそれらの混合物からなる群から選択することができる。これらの態様では、少なくとも1種のシクロデキストリンは、非置換シクロデキストリンであってもよい。これらの態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、非置換シクロデキストリンからなる群から選択することができる。これらの態様では、少なくとも1種のシクロデキストリンは、置換シクロデキストリンであってもよい。これらの態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、置換シクロデキストリンからなる群から選択することができる。
一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、非置換(α)−シクロデキストリン、置換(α)−シクロデキストリン、非置換(β)−シクロデキストリン、置換(β)−シクロデキストリン、非置換(γ)−シクロデキストリン、置換(γ)−シクロデキストリン及びそれらの混合物からなる群から選択される。
本明細書で論じられる通り、本発明者らは、シクロデキストリンのα、β及びγバリアントの各々を使用することができ、最も好適なものは、複合体を形成する「ゲスト」成分、例えば、考慮中の香料に応じて選択することができることを見出した。
一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、非置換(α)−シクロデキストリン、非置換(β)−シクロデキストリン、非置換(γ)−シクロデキストリン及びそれらの混合物からなる群から選択される。
本発明の一部の態様では、加香された気化性配合物は、1種又は複数の置換シクロデキストリンを含み得る。これらの態様、又は1種若しくは複数のシクロデキストリンが置換されていても、置換されていなくてもよい態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、置換(α)−シクロデキストリン、置換(β)−シクロデキストリン、置換(γ)−シクロデキストリン及びそれらの混合物からなる群から選択することができる。
一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、2−ヒドロキシ−プロピル−α−シクロデキストリン、2−ヒドロキシ−プロピル−β−シクロデキストリン、2−ヒドロキシ−プロピル−γ−シクロデキストリン及びそれらの混合物からなる群から選択される。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、少なくとも2−ヒドロキシ−プロピル−α−シクロデキストリンである。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、少なくとも2−ヒドロキシ−プロピル−β−シクロデキストリンである。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、少なくとも2−ヒドロキシ−プロピル−γ−シクロデキストリンである。
本発明者らは、シクロデキストリンの2−ヒドロキシ−プロピル誘導体、例えば、2−ヒドロキシ−プロピル−β−シクロデキストリンは、β−シクロデキストリンなどのベースシクロデキストリンと比較した場合、これらの誘導体が増大した水溶性を有するため、特に好ましいことを見出した。
1種又は複数のシクロデキストリンは、任意の好適な量で、加香された気化性配合物中に存在していてもよい。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して20wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して18wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して16wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して14wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して12wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して10wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して9wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して8wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して7wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して6wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して5wt.%以下の総量で存在する。
一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して少なくとも1wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して少なくとも2wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して少なくとも3wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して少なくとも4wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して少なくとも5wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して少なくとも6wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して少なくとも7wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して少なくとも8wt.%の総量で存在する。
一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜20wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜18wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜16wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜14wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜12wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜10wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜9wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜8wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜7wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜6wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して1〜5wt.%の総量で存在する。
一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜20wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜18wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜16wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜14wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜12wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜10wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜9wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜8wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜7wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜6wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、加香された気化性配合物に対して2〜5wt.%の総量で存在する。
溶媒
本明細書で論じられる通り、加香された気化性配合物は、1種又は複数の溶媒を含む。1種又は複数の溶媒は、任意の好適な溶媒であってもよい。一態様では、1種又は複数の溶媒は、水、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択される。他の好適な溶媒は、同業者には明らかであろう。
1種又は複数の溶媒は、任意の好適な量で、加香された気化性配合物中に存在していてもよい。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも5wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも10wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも15wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも20wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも25wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも30wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも35wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも40wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも45wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも50wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも55wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも60wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも65wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも70wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも75wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも80wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも85wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して少なくとも90wt.%の総量で存在する。
一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して5〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して10〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して15〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して20〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して25〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して30〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して35〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して40〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して45〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して50〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して55〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して60〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して65〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して70〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して75〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して80〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して85〜99wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して90〜99wt.%の総量で存在する。
一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して5〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して10〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して15〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して20〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して25〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して30〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して35〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して40〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して45〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して50〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して55〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して60〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して65〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して70〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して75〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して80〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して85〜95wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して90〜95wt.%の総量で存在する。
一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して5〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して10〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して15〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して20〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して25〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して30〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して35〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して40〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して45〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して50〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して55〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して60〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して65〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して70〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して75〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して80〜90wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の溶媒は、加香された気化性配合物に対して85〜90wt.%の総量で存在する。
本明細書で論じられる通り、一態様では、溶媒は、少なくともグリセロールである。グリセロールは、任意の好適な量で、加香された気化性配合物中に存在していてもよい。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも5wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも10wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも15wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも20wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも25wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも30wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも35wt.%の総量で存在する。
一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して5〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して10〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して15〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して20〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して25〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して30〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、グリセロールは、加香された気化性配合物に対して35〜40wt.%の総量で存在する。
本明細書で論じられる通り、一態様では、溶媒は、少なくともプロピレングリコールである。プロピレングリコールは、任意の好適な量で、加香された気化性配合物中に存在していてもよい。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも5wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも10wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも15wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも20wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも25wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも30wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して少なくとも35wt.%の総量で存在する。
一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して5〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して10〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して15〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して20〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して25〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して30〜40wt.%の総量で存在する。一態様では、プロピレングリコールは、加香された気化性配合物に対して35〜40wt.%の総量で存在する。
本明細書で論じられる通り、加香された気化性配合物は、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する。この量には、気化性配合物に対して水0%が含まれ、したがって、加香された気化性配合物は、水を含有していてもよく、又は水を含有していなくてもよい。
一態様では、加香された気化性配合物は水を含有する。水は、任意の好適な量で、加香された気化性配合物中に存在していてもよい。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜9wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜8wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜7wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜6wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜5wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜4wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜3wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜2wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜1wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.5wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.2wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.1wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.05wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.02wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.01wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.001wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.0001wt.%の総量で存在する。一態様では、水は、気化性配合物に対して0〜0.00001wt.%の総量で存在する。
代替的な実施形態では、溶媒は、実質的に水を含まない。この点について、一部の配合物は吸湿性であり得、したがって、配合物への水の進入が排除できないことに留意されたい。したがって、「実質的に水を含まない」とは、存在する水の量が、加香された気化性配合物に対して0.1wt.%未満であることを意味する。
香料
本明細書で使用される場合、「香料」及び「香味料」という用語とは、地方条例で認められる場合、成人消費者向け製品において所望の味又は香りをもたらす意図で添加される材料を指す。したがって、配合物の一部の他の機能性成分が知覚可能な風味又は香りを有する成分を含有し得ることが認識されるが、そのような成分は、この目的のために添加されず、したがって、本発明の文脈において「香料」又は「香味料」とは考えない。さらに、「香料」又は「香味料」は、同定可能な香料を一緒に形成する1種又は複数の個々の化合物で構成され得ることが理解されよう。したがって、ここで、「香料」又は「香味料」への言及は、単一及び多成分香料の両方を含む。
ここで論じられる通り、本発明の加香された気化性配合物は、1種又は複数の香料を含む。
一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、1種の香料のみを含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、1種よりも多い香料を含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、2種以上の香料を含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、2種の香料のみを含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、3種以上の香料を含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、3種の香料のみを含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、4種以上の香料を含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、4種の香料のみを含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、5種以上の香料を含む。一態様では、本発明の加香された気化性配合物は、5種の香料のみを含む。
一態様では、1種又は複数の香料は、抽出物(例えば、甘草、アジサイ、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、メンソール、ハッカ、アニシード、シナモン、ハーブ、ウィンターグリーン、チェリー、ベリー、桃、リンゴ、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウィスキー、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、ハチミツエッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カシア、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セージ、ウイキョウ、オールスパイス(piment)、ショウガ、アニス、コリアンダー、コーヒー若しくはメンタ属の任意の種由来のミント油)、香味強化剤、苦味受容体部位遮断剤、感覚受容体部位活性剤若しくは刺激剤、糖及び/若しくは代替糖(例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール若しくはマンニトール)、並びに他の添加剤、例えば、チャコール、クロロフィル、ミネラル、植物性物質又は息清涼剤からなる群から選択される。それらは、模倣、合成若しくは天然成分又はそれらのブレンドであってもよい。それらは、任意の好適な形態、例えば、油状物、液体又は粉末であってもよい。
一態様では、1種又は複数の香料は、(4−(パラ−)メトキシフェニル)−2−ブタノン、バニリン、γ−ウンデカラクトン、メントン、5−プロペニルグエトール、メンソール、パラ−メンタ−8−チオール−3−及びそれらの混合物からなる群から選択される。
一態様では、香料は、少なくともメンソールである。一態様では、香料は、メンソールのみである。一態様では、メンソールは、加香された気化性配合物中に存在する香料の少なくとも30wt.%を構成する。一態様では、メンソールは、加香された気化性配合物中に存在する香料の少なくとも40wt.%を構成する。一態様では、メンソールは、加香された気化性配合物中に存在する香料の少なくとも50wt.%を構成する。一態様では、メンソールは、加香された気化性配合物中に存在する香料の少なくとも60wt.%を構成する。一態様では、メンソールは、加香された気化性配合物中に存在する香料の少なくとも70wt.%を構成する。
一態様では、1種又は複数の香料のうちの少なくとも1種は、疎水性である。一態様では、1種又は複数の香料の各々は、疎水性である。
1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に所望の香料を送達する任意の量で存在してもよい。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して10wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して9wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して8wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して7wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して6wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して5wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して4wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して3wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して2wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して1.8wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して1.6wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して1.5wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して1.4wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して1.3wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して1.2wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して1.1wt.%以下の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して1wt.%以下の総量で存在する。
一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.01wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.02wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.03wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.04wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.05wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.06wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.07wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.08wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.09wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.1wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.2wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.3wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.4wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.5wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.6wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.7wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.8wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して少なくとも0.9wt.%の総量で存在する。
一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜10wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜9wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜8wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜7wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜6wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜5wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜4wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜3wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜2wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜1.8wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜1.6wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜1.5wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜1.4wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜1.3wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜1.2wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜1.1wt.%の総量で存在する。一態様では、1種又は複数の香料は、加香された気化性配合物に対して0.01〜1wt.%の総量で存在する。
本発明者らは、1種又は複数のシクロデキストリンに関してモル過剰量の1種又は複数の香料の添加の結果、配合物から1種又は複数の香料が沈殿し得ることを見出した。したがって、一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、1種又は複数の香料に関してモル過剰量で存在する。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、少なくとも1.2:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、少なくとも1.4:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、少なくとも1.6:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、少なくとも1.8:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、少なくとも2:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、5:1〜1.5:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、4:1〜1.5:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、2:1〜1.5:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、2:1〜1.5:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料のモル比は、2:1〜1.2:1である。
加香された気化性配合物
本発明の加香された気化性配合物は、1種又は複数のさらなる成分を含有していてもよい。これらの成分は、配合物の性質に応じて選択することができる。一態様では、加香された気化性配合物は、活性剤をさらに含む。「活性剤」とは、蒸気が吸入された場合、対象に対して生物学的作用を有する薬剤を意味する。1種又は複数の活性剤は、合成又は天然由来のものであり得る。活物質は、植物性物質から、例えばタバコ科の植物からの抽出物であり得る。活物質の例は、ニコチンである。
一態様では、活性剤は、少なくともニコチンである。したがって、本発明は、(i)1種又は複数の溶媒、(ii)香料、(iii)1種又は複数の置換シクロデキストリン、及び(iv)ニコチンを含む加香された気化性配合物を提供し得る。本発明は、(i)1種又は複数の溶媒、(ii)香料、(iii)シクロデキストリンの総含有量が気化性配合物に対して少なくとも1wt.%である、1種又は複数のシクロデキストリン、及び(iv)ニコチンを含む加香された気化性配合物をさらに提供し得る。
ニコチンは、使用者によって吸入される所望の用量に応じて、任意の好適な量で提供することができる。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して6wt%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.4〜6wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.8〜6wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1〜6wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1.8〜6wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.4〜5wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.8〜5wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1〜5wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1.8〜5wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して4wt%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.4〜4wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.8〜4wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1〜4wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1.8〜4wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して3wt%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.4〜3wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.8〜3wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1〜3wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1.8〜3wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1.9wt%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1.8wt%以下の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.4〜1.9wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.4〜1.8wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.5〜1.9wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.5〜1.8wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.8〜1.9wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.8〜1.8wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1〜1.9wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1〜1.8wt%の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1.9wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1.8wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.4〜1.9wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.4〜1.8wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.5〜1.9wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.5〜1.8wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.8〜1.9wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して0.8〜1.8wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1〜1.9wt%未満の量で存在する。一態様では、ニコチンは、加香された気化性配合物の総重量に対して1〜1.8wt%未満の量で存在する。
本明細書で論じられる通り、本発明者らは、シクロデキストリンのα、β及びγバリアントの各々を使用することができ、最も好適なものは、複合体を形成する「ゲスト」成分、例えば、考慮中の香料に応じて選択することができることを見出した。本発明者らは、βバリアントが、ニコチン及び他の構造的に類似の活性物質と良好に複合体を形成し、包含レベルが低くなりやすいことを見出した。2−ヒドロキシ−プロピル−β−シクロデキストリンは、ニコチンだけでなく、メンソール及びバニリンなどの重要な香料成分も含む環状分子と良好に複合体を形成する。
本発明者らは、1種又は複数のシクロデキストリンに関して、合計でモル過剰量の1種又は複数の活物質及び1種又は複数の香料の組合せの添加の結果、配合物から活物質及び香料が沈殿し得ることを見出した。したがって、一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、1種又は複数の香料及び1種又は複数の活物質を合計した総量に関してモル過剰量で存在する。一態様では、1種又は複数のシクロデキストリンは、1種又は複数の香料及びニコチンを合計した総量に関してモル過剰量で存在する。一態様では、シクロデキストリン対合わせた香料及びニコチンのモル比は、少なくとも1.2:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、少なくとも1.4:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、少なくとも1.6:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、少なくとも1.8:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、少なくとも2:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、5:1〜1.5:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、4:1〜1.5:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、2:1〜1.5:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、2:1〜1.5:1である。一態様では、シクロデキストリン対香料及びニコチン合計のモル比は、2:1〜1.2:1である。
方法
本明細書で論じられる通り、本発明は、蒸気を形成するための方法であって、
(a)(i)1種又は複数の溶媒、
(ii)香料、及び
(iii)1種又は複数のシクロデキストリン
を含む加香された気化性配合物を用意するステップであり、加香された気化性配合物が、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、ステップと、
(b)加香された気化性配合物を気化させるステップと
を含む、方法を提供する。
さらなる態様
加香された気化性配合物は、任意の手段によって含有又は送達することができる。一態様では、本発明は、
(a)容器と、
(b)(i)1種又は複数の溶媒、
(ii)香料、及び
(iii)1種又は複数のシクロデキストリン
を含む加香された気化性配合物であって、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、加香された気化性配合物と
を含む、容器入りの加香された気化性配合物を提供する。
容器は、例えば、配合物の保存又は送達を可能にする任意の好適な容器であってもよい。一態様では、容器は、電子蒸気供給システムに適合するように構成されている。容器は、ボトルであってもよい。容器は、配合物が電子蒸気供給システムに送達され得るように、電子蒸気供給システムと流体連通するように構成されていてもよい。上記の通り、本開示は、eシガレットなどの電子蒸気供給システムにおいて使用することができる容器に関する。以下の記載全体を通して、「eシガレット」という用語が使用されるが、しかしながらこの用語は、電子蒸気供給システムと交換可能に使用することができる。
本明細書で論じられる通り、本発明の容器は、典型的には、eシガレットに又はeシガレット内に加香された気化性配合物を送達するために提供される。加香された気化性配合物は、eシガレット内に保持されてもよく、又はeシガレットとともに若しくはeシガレット内でその後使用するための別個の容器として販売されてもよい。当業者によって理解される通り、eシガレットは、取外し式カートマイザーとして公知のユニットを含有し得、これは、典型的には、加香された気化性配合物のリザーバ、ウィック材料及び加香された気化性配合物を気化させるためのデバイスを含む。一部のeシガレットでは、カートマイザーは単一部品デバイスの一部であり、取外しできない。一態様では、容器は、カートマイザーであるか又はカートマイザーの一部である。一態様では、容器は、カートマイザーでもカートマイザーの一部でもなく、タンクなどの容器であり、これは、eシガレットに又はeシガレット内に加香された気化性配合物を送達するために使用することができる。
一態様では、容器は、eシガレットの一部である。一態様では、本発明は、
(a)電子蒸気供給システムの使用者が吸入するために液体を気化させるための気化器と、
(b)気化器に電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
(c)(i)1種又は複数の溶媒、
(ii)香料、及び
(iii)1種又は複数のシクロデキストリン
を含む加香された気化性配合物であって、気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、加香された気化性配合物と
を含む、電子蒸気供給システムをさらに提供する。
本発明の加香された気化性配合物、並びにこれを含有する容器及び電子エアロゾル供給システムなどのシステムに加えて、本発明は、加香された気化性配合物の経時的な香料の損失を低減するための方法であって、
(a)少なくとも1種又は複数の溶媒を含む気化性材料を用意するステップと、
(b)香料及び1種又は複数のシクロデキストリンを気化性材料に組み込んで、加香された気化性配合物を形成するステップと
を含む、方法を提供する。
本発明の方法は、列挙したステップの前、列挙したステップの後又は列挙したステップのうちの1つ又は複数の間のいずれかに追加のステップを含んでもよい。
本発明の加香された気化性配合物、並びにこれを含有する容器及び電子エアロゾル供給システムなどのシステムに加えて、本発明は、(i)1種又は複数の溶媒、及び(ii)香料を含む加香された気化性配合物の経時的な香料の損失を低減するための1種又は複数のシクロデキストリンの使用を提供する。
以下、本発明を、ほんの一例として、添付の図面を参照して、さらに詳細に記載する。
グラフを示す図である。 グラフを示す図である。 分析方法の概略を示す図である。 スペクトルを示す図である。 スペクトルを示す図である。 グラフを示す図である。
以下、本発明を、以下の非限定例を参照して記載する。
ベース配合物
プロピレングリコール 35.5wt.%
グリセロール 39.5wt.%
水 25wt.%
を含有するベース配合物1を調製した。
このベース配合物に、以下に記載される通りに、種々の2−ヒドロキシ−プロピル−β−シクロデキストリン(HP−B−CD)及びメンソール量を組み込んだ:
様々な濃度のHP−B−CDを含有するベース配合物に過剰量のメンソールを添加する。
配合物を、ローラーで24時間平衡化させる。
過剰量のメンソールを遠心分離し、次いで、シリンジろ過(Millex PVDF、細孔径0.45μm)によってろ別する。
飽和した配合物を単離し、PESで希釈する。
希釈した配合物を、GC−FIDにより分析して、配合物中の最高メンソール濃度を定量する。
各HP−B−CD濃度での最高メンソール濃度をプロットすることにより勾配を得、これは、そのベース配向物にメンソールを可溶化するのに、シクロデキストリンがどの程度効果的かを示している。
各シクロデキストリン濃度について3回反復する。
目視検査
生成物を目視検査にかけ、結果を以下に示した。実質的にメンソール結晶を可視化できなかった場合には、可溶化が起こっていると考えた。メンソール結晶が可溶化されていると考えられた場合、サンプルにY(あり、可溶化)と示した。メンソール結晶が可溶化されていないと考えられた場合には、サンプルにN(なし、可溶化されず)と示した。
Figure 2021500890
相溶解度
相溶解度も調べ、この結果を図1及び2に示している。
これらの分析データは、配合物において観察により見られる溶解度の傾向、つまり、シクロデキストリン濃度の増大に伴ってメンソール濃度が増大することを裏付ける。HP−B−CD濃度が増大するとメンソール濃度が増大する直線関係が観察された。0%HP−B−CDから3%HP−B−CDで、メンソール濃度のおよそ30%の増大が見出された。
静止ヘッドスペース
ベース配合物1(上記)に加えて、
プロピレングリコール 40wt.%
グリセロール 60wt.%
を含有するベース配合物2を調製した。
0%、3%及び20%w/w HP−B−CDを含有するベース配合物1及びベース配合物2を調製した。10gの各ベース配合物に、メンソール0.05g及びエッセンシャル油を含む香料0.4gを加えた。揮発性化合物のヘッドスペース1mLを分析して、シクロデキストリンにより香料化合物の揮発性が減少し、それによってカートマイザーユニットからの香料の損失が低減するかを調べた。分析の方法を図3に示している。使用したHPBCDの濃度(w/w)は、0%、0.5%、1%、3%及び7%であり、以下の手順に従った:
カートマイザーユニットに、様々な濃度のシクロデキストリンを含有するeリキッドを充填する。
カートマイザーからのメンソールの経時的な損失を追跡するため及びこれがシクロデキストリンの存在によって影響されるかを見るための、2週毎のGC−FIDによるメンソール濃度の測定。
各時点で、カートマイザーから0.1mLを採取する(各濃度について2回の測定)。
カートマイザーを室温で維持する。
分析の結果を図4、5及び6に示している。ヘッドスペース分析により、シクロデキストリンの存在により、ヘッドスペース中の香料化合物の濃度が低下することが示された。ヘッドスペース損失の低減は、両方のベースについて観察された。カートマイザー損失はまた、シクロデキストリンにより、カートマイザーからのメンソールの損失が低減されることが確認された。
本発明の様々な変更形態及び変形形態が、本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、当業者に明らかであろう。本発明は、特定の好ましい実施形態と関連して記載されているが、特許請求されている本発明は、そのような特定の実施形態に過度に制限されるべきではないことが理解されるべきである。実際、化学又は関連する分野の当業者に明らかである、記載した、本発明を実施するための形態の様々な変更形態は、以下の特許請求の範囲内であることが意図される。

Claims (30)

  1. (i)1種又は複数の溶媒、
    (ii)香料、及び
    (iii)1種又は複数のシクロデキストリン
    を含む加香された気化性配合物であって、前記気化性配合物に対して0〜10wt.%の量の水を含有する、加香された気化性配合物。
  2. シクロデキストリンの総含有量が、前記気化性配合物に対して少なくとも1wt.%である、請求項1に記載の加香された気化性配合物。
  3. 前記1種又は複数のシクロデキストリンが、置換又は非置換(α)−シクロデキストリン、置換又は非置換(β)−シクロデキストリン、置換又は非置換(γ)−シクロデキストリン及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1又は2に記載の加香された気化性配合物。
  4. 前記1種又は複数のシクロデキストリンが、少なくとも1種又は複数の置換シクロデキストリンを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  5. 前記溶媒が、水、グリセロール、プロピレングリコール及びそれらの混合物から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  6. 前記溶媒が、少なくともグリセロール、プロピレングリコール又はそれらの混合物である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  7. 前記溶媒が、グリセロール及びプロピレングリコールの混合物である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  8. 前記気化性配合物に対して0〜5wt.%の量の水を含有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  9. 前記気化性配合物に対して0〜1wt.%の量の水を含有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  10. 前記気化性配合物に対して0〜0.1wt.%の量の水を含有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  11. 前記溶媒が、前記加香された気化性配合物に対して少なくとも75wt.%の量で存在する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  12. 前記溶媒が、前記加香された気化性配合物に対して少なくとも90wt.%の量で存在する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  13. 前記1種又は複数の香料が、(4−(パラ−)メトキシフェニル)−2−ブタノン、バニリン、γ−ウンデカラクトン、メントン、5−プロペニルグエトール、メンソール、パラ−メンタ−8−チオール−3−オン及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  14. 前記香料が少なくともメンソールである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  15. 前記1種又は複数の香料が、前記加香された気化性配合物に対して2wt.%以下の総量で存在する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  16. 前記1種又は複数の香料が、前記加香された気化性配合物に対して0.01〜1wt.%の総量で存在する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  17. 前記1種又は複数のシクロデキストリンが、置換(α)−シクロデキストリン、置換(β)−シクロデキストリン、置換(γ)−シクロデキストリン及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜16のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  18. 前記1種又は複数のシクロデキストリンが、少なくとも2−ヒドロキシ−プロピル−β−シクロデキストリンである、請求項1〜17のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  19. 前記1種又は複数のシクロデキストリンが、前記加香された気化性配合物に対して少なくとも7wt.%の総量で存在する、請求項1〜18のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  20. 前記1種又は複数のシクロデキストリンが、前記加香された気化性配合物に対して10wt.%以下の総量で存在する、請求項1〜19のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  21. 前記1種又は複数のシクロデキストリンが、前記加香された気化性配合物に対して2〜9wt.%の総量で存在する、請求項1〜20のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  22. 活性剤をさらに含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物。
  23. 前記活性剤が、少なくともニコチンである、請求項22に記載の加香された気化性配合物。
  24. 蒸気を形成するための方法であって、
    (a)請求項1〜23のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物を用意するステップと、
    (b)前記加香された気化性配合物を気化させるステップと
    を含む、方法。
  25. (a)容器と、
    (b)請求項1〜23のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物と
    を含む、容器入りの加香された気化性配合物。
  26. (a)電子蒸気供給システムの使用者が吸入するために液体を気化させるための気化器と、
    (b)前記気化器に電力を供給するための電池又はバッテリーを含む電源と、
    (c)請求項1〜23のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物と
    を含む、電子蒸気供給システム。
  27. 香料の溶解度を増大させること及び/又は加香された気化性配合物の経時的な香料の損失を低減することのうちの少なくとも1つのための方法であって、
    (a)少なくとも1種又は複数の溶媒を含む気化性材料を用意するステップと、
    (b)香料及び1種又は複数のシクロデキストリンを前記気化性材料に組み込んで、前記加香された気化性配合物を形成するステップと
    を含む、方法。
  28. 前記加香された気化性配合物が、請求項1〜23のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物である、請求項27に記載の方法。
  29. 香料の溶解度を増大させる及び/又は加香された気化性配合物の経時的な香料の損失を低減するための、1種又は複数のシクロデキストリンの使用であって、前記加香された気化性配合物が、
    (i)1種又は複数の溶媒、及び
    (ii)香料
    を含む、使用。
  30. 前記加香された気化性配合物が、請求項1〜23のいずれか一項に記載の加香された気化性配合物である、請求項29に記載の使用。
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