JP2021197303A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】揺れに強い照明器具を提供する。【解決手段】光源部を固定したベース部111と、前記ベース部111と離隔して配置された天板部113と、前記ベース部111と前記天板部113とを連結した連結部130とを備え、前記連結部130は、枠部3000と前記枠部3000の内側において斜めに配置されているブレース部3100とを有する。前記ブレース部3100は、前記枠部3000に対して対角線状に配置されている。【選択図】図3

Description

本開示は、照明器具に関するものである。
従来から、アームにより光源ユニットが被取り付け部に固定される照明器具ある。
特開2019−033020号公報
従来の照明器具は、光源ユニットを面で覆うようにアームを取り付ける部材を形成することにより固定強度を確保しているものであり、照明器具が重くなり、放熱フィンの放熱を阻害してしまうおそれがある。
本開示は、揺れに強い照明器具を提供する。
本開示の照明器具は、
光源部を固定したベース部と、
前記ベース部と離隔して配置された天板部と、
前記ベース部と前記天板部とを連結した連結部と、
を備え、
前記連結部は、枠部と前記枠部の内側において斜めに配置されているブレース部とを有する。
本開示によれば、ブレース部により枠部が変形するのを防ぐことができる。
実施の形態1に係る照明器具の斜視図。 実施の形態1に係る照明器具の正面図。 実施の形態1に係る照明器具の分解斜視図。 実施の形態1に係る照明器具の分解斜視図。 実施の形態1に係る照明器具の連結部130の斜視図。 実施の形態1に係る照明器具の連結部130の連結主部131の正面図。 実施の形態1に係る照明器具の補強部140の斜視図。 実施の形態1に係るヒートシンク110に補強部140を取り付ける参考図。 実施の形態1に係るヒートシンク110に連結部130を取り付ける参考図。 実施の形態1に係るアーム10の斜視図。 実施の形態1に係るアーム10の側面図。 実施の形態1に係る照明器具が被取り付け部に取り付けされた状態での側面図。 実施の形態1に係るブレース部3100の変形例を示す図。 実施の形態1に係るアーム10と締結部500の変形例を示す図。 実施の形態1に係る締結部500の変形例を示す図。 実施の形態1に係る締結部500の変形例を示す図。 実施の形態1に係る締結部500の変形例を示す図。 実施の形態1に係る締結部500の変形例を示す図。 実施の形態1に係るアーム10と連結部130との曲げ部と張り出し部を示す図。 実施の形態1に係るアーム10と連結部130とが一体化された図。 実施の形態1に係る照明器具のバンド部3800を示す図。 実施の形態1に係る照明器具の変形例を示す図。
以下、本開示の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、装置、器具、部品等の構成について、その材質、形状、大きさ等は、本開示の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
図を参照しながら、実施の形態1に係る照明器具の構成について説明する。
***構成の説明***
●図1、図2
(照明器具1)
図1は、照明器具1の斜視図である。
図2は、照明器具1の正面図である。
照明器具1は、天井、梁、その他の被取り付け部に取り付けることができ、特に、移動体、振動体に取り付けて使用するのに好適な照明器具である。
具体的には、照明器具1は、屋内外のクレーン、作業機械、又は、工作機械に取り付けて使用するのに好適な照明器具である。
あるいは、照明器具1は、作業現場付近、工事現場付近、又は、湾岸付近の振動が多い箇所に取り付けて使用するのに好適な照明器具である。
照明器具1は、光源ユニット100とアーム10とを備えている。
照明器具1は、光源ユニット100に2個の灯具20を搭載している2連器具である。
●図3、図4
図3は、図1の照明器具1の分解斜視図である。
図4は、図1の照明器具1の別方向からの分解斜視図である。
(光源ユニット100)
光源ユニット100は、締結部500によりアーム10に固定されている。
光源ユニット100は、灯具20と、電源ユニット120と、連結部130とを備えている。
(灯具20)
灯具20は、光源部150と、カバー部160と、ヒートシンク110と、補強部140を備えている。
従来器具では、1個の灯具20につき、1個の電源を搭載していたが、本実施の形態の照明器具1は、2個の灯具20のLEDを直列に接続し、1個の電源で点灯する。
1個の灯具20につき、ヒートシンク110を1個配置している。
1個の灯具20につき、カバー部160を1個配置している。
2個の灯具20を直列に接続するための灯具20間の配線は結線作業を容易にするために、天板部113の上部を通している。
(アーム10)
アーム10は、連結部130に固定されている。
アーム10は、被取り付け部に取り付けられる。
アーム10は、光源ユニット100がxyz方向に回動しないように光源ユニット100を被取り付け部に固定するものである。
アーム10は、略コ字状に形成されており、被取り付け部に固定具(ボルト等)で固定するための取り付け穴11が形成されている。
(締結部500)
連結部130とアーム10とは、少なくとも3か所以上の締結部500で固定されている。
少なくとも3か所以上の締結部500のうち、少なくとも1つの締結部500は、アームの中部に配置され、他の締結部500は、アームの下部に間隔を開けて配置されている。
(ヒートシンク110)
ヒートシンク110は、ベース部111とフィン部112と天板部113とを有する。
ベース部111と天板部113は、フィン部112を間にして離隔して配置されている。
フィン部112の下部は、ベース部111に固定され、フィン部112の上部は、天板部113に固定されている。
(ベース部111)
ベース部111は、下面に光源部150を固定している。
ベース部111は、正方形の金属板である。
ベース部111は、1辺の長さがLの正方形であり、コーナに半径Rの内角90度の円弧を有する。
ベース部111は、2枚あり、同一平面に隣り合って、隙間を開けて配置されている。
(天板部113)
天板部113は、矩形の金属板である。
天板部113は、長方形であり、コーナに半径Rの内角90度の円弧を有する。
天板部113の短辺の長さは、ベース部111の1辺の長さLと同じである。
天板部113の長辺の長さは、ベース部111の2辺の長さ2Lと隙間の長さとを加算した長さと同じである。
ベース部111と天板部113とは、平行に配置されている。
(電源ユニット120)
電源ユニット120は、外部から電力が供給され光源部150に点灯するための電力を供給するものである。
(連結部130)
連結部130は、ヒートシンク110の対向する両側面に配設されている。
連結部130は、アーム10が取り付けられるものである。
連結部130は、2つの灯具20を左右に連結して保持している。
連結部130は、ベース部111と天板部113とを上下に連結して保持している。
(補強部140)
補強部140は、断面がコの字形状をしており、ヒートシンク110のベース部111の対向する側辺を覆うように取り付けられている。
補強部140は、ヒートシンク110の強度を補うものである。
(光源部150)
光源部150は、カバー部160に覆われている。
光源部150は、複数の発光素子が光源として実装された光源基板と、光源基板に覆うように取り付けられ、発光素子からの光を所定の配光に制御するレンズ部とを備えている。
光源部は、取り付け部材となるベース部111に熱的に接続される。
レンズ部は、発光素子にあわせてレンズが複数設けられている。
発光素子の好適な具体例は、LEDである。
(カバー部160)
カバー部160は、光源部150の光を透過する。
カバー部160は、トレイ形状又はドーム形状をしている。
カバー部160は、ヒートシンク110のベース部111に、ネジ等のカバー固定具169で固定される。
カバー部160は、カバー161と、カバーパッキン162とを備えている。
カバー161は、光源部150を覆うようにベース部111に取り付けられる。
カバーパッキン162は、カバー161とベース部111の間に挟まれている。
カバー161は、周囲にカバー鍔部1612を有している。
カバー鍔部1612の外周形状は、ベース部111の外周形状と同じである。
●図5
(連結部130)
図5は、連結部130の斜視図である。
連結部130は、ベース部111と天板部113とカバー部160とを固定する。
連結部130は、ベース部111と天板部113とを上下に連結し、かつ、カバー部160とベース部111を密着固定する固定金具である。
連結部130は、矩形形状をしており、横幅は天板部113の長辺と同じ又は略同一であり、高さは、ヒートシンク110の高さと同じ又は略同一である。
連結部130は、一枚の板金に対して打ち抜き加工とプレス加工と穴あけ加工等を施して製造する。
したがって、以下に述べる連結部130の各部分はすべて一体成型されている。
連結部130は、以下を有する。
(1)長方形状又は矩形状の板状の連結主部131、
(2)連結主部131の上辺から突設する天板側突設部132、
(3)連結主部131の下辺から突設するベース側突設部133、
(4)連結主部131の両側辺から突設する1対の側方突設部134。
(連結主部131)
連結主部131は、天板部113とベース部111の間にある平板の部分である。
連結主部131は、窓枠形状をしている。
(天板側突設部132)
天板側突設部132は、矩形形状をしており、横幅は天板部113と同じであり、奥行きがRであり、天板部113のフィン部112のある側(下面側)と当接しヒートシンク110を保持する。
天板側突設部132は、天板部113を取り付けるための上部固定部である。
天板側突設部132は、連結主部131の上端部で連結主部131と直交している。
天板側突設部132は、天板部113の下面により覆われる。
天板側突設部132は、連結主部131の上端部を90度折り曲げて形成する。
(ベース側突設部133)
ベース側突設部133は、矩形形状をしており、横幅は天板部113と同じであり、両端の奥行きがRで中央の奥行きがR以上であり、カバー部160のカバー鍔部1612と当接しカバー部160を保持する。
ベース側突設部133は、カバー部160を覆うように支える下部固定部である。
ベース側突設部133は、連結主部131の下端部で連結主部131と直交している。
ベース側突設部133は、カバー部160の縁部の下面、すなわち、カバー鍔部1612の下面を覆う。
ベース側突設部133は、連結主部131の下端部を90度折り曲げて形成する。
(側方突設部134)
側方突設部134は、連結主部131の側端部で連結主部131と直交している。
側方突設部134は、矩形形状をしており、上側の奥行きがRで途中から下部に向かって奥行が徐々に大きくなって最下部の奥行きが2R以上である。
側方突設部134は、上下方向に延設されている接続部である。
側方突設部134は、縦に長い長尺形状をしており、側方突設部134の下部のスカート部分はベース部111に近づくにしたがって次第に幅が広くなっている。
側方突設部134は、連結主部131の側端部を90度折り曲げて形成する。
(側方押え部1341)
側方突設部134は、連結部130の強度を向上させるために補強部140と当接する側方押え部1341を有している。
側方押え部1341は、補強部140の端部の上面を覆う。
側方押え部1341は、ベース部111の端部を押さえる板である。
側方押え部1341は、連結部130の左右方向の両端に形成されており、ベース側突設部133よりも長く連結主部131から突設している。
側方押え部1341は、上部固定部と下部固定部の間にある。
側方押え部1341は、側方突設部134の下方において側方突設部134と直交している。
側方押え部1341は、側方突設部134の下端部を90度内側に折り曲げて形成する。
側方押え部1341は、連結主部131の途中にベース側突設部133と平行に配置されている。
側方押え部1341は、連結部130の左右両端において内側に長く突出して形成されている。
側方押え部1341は、ヒートシンク110のベース部111を貫通したネジを固定し、ヒートシンク110のベース部111を受ける固定部である。
側方押え部1341は、後述する穴筒部141と当接する押え切欠き部13411を有している。
押え切欠き部13411は、連結主部131と直交する内側方向に開口がある半円又はC字の切り欠きである。
(連結部130の固定部139)
連結部130は、連結部130の下部に、カバー部160とベース部111を挟み込んで固定する固定部139を有する。
固定部139は、以下を有する。
(1)ベース側突設部133と、
(2)側方押え部1341と、
(3)ベース固定部1313。
ベース固定部1313は、ベース側突設部133の左右方向に配置されているネジ穴である。
ベース固定部1313は、ベース側突設部133に2か所形成されている。
ベース部111は、1辺の中央にベース固定部1313に対応した位置にネジ穴1115が形成されている。
ベース固定部1313は、ネジによりベース部111のネジ穴1115を用いてベース部111をベース側突設部133に固定する。
●図6
(連結部130の連結主部131)
図6は、連結部130の連結主部131の正面図である。
連結主部131は、以下を有する。
(1)額形状又は枠形状の2つの枠部3000、
(2)枠部3000の筋交いとなるブレース部3100、
(3)剛性を補強するリブ部3200と、
(4)通気口となる開口部3001。
(枠部3000)
連結部130は、左右に隣り合う2つの枠部3000を有する。
2つの枠部3000は、以下により形成されている。
(1)中央の柱となる柱部1312、
(2)両サイドの柱となる側枠部1314、
(3)下部の梁となる下枠部1315、
(4)上部の梁となる上枠部1316。
下枠部1315と上枠部1316の上下の幅は同じである。
側枠部1314の左右の幅W4は下枠部1315と上枠部1316の上下の高さの2倍以上である。
柱部1312の左右の幅W1は側枠部1314の左右の幅W4の2倍以上である。
ブレース部3100の幅W3は側枠部1314の左右の幅W4以上であり、柱部1312の左右の幅W1以下である。
(柱部1312)
柱部1312は、連結部130の中央に位置する平板である。
柱部1312は、アーム10を固定する部分である。
(柱連結穴3300)
柱部1312は、少なくとも3か所以上の柱連結穴3300を有する。
柱連結穴3300は、締結部500を構成する。
少なくとも3か所以上の柱連結穴3300のうち、少なくとも1つの柱連結穴3300は、柱部1312の上部に配置され、他の柱連結穴3300は、柱部1312の下部に間隔を開けて配置されている。
少なくとも1つの柱連結穴3300は、ブレース部3100を延長した位置に配置されている。
図6では、柱連結穴3300は、二等辺三角形の頂点となる位置に、3つ設けられている。
2つの柱連結穴3300は、ブレース部3100の中心線Gを延長した位置に配置されている。
柱連結穴3300は、ネジ等の固定具でアーム10を連結する。
柱部1312の上端に1つ柱連結穴3300Aが設けられ、柱部1312の下側でY方向に離れて2つ柱連結穴3300B、3300Cが設けられている。
3つの柱連結穴3300は、二等辺三角形の頂点に配置されている。
柱連結穴3300Bと柱連結穴3300Cとはブレース部3100の下側の根本に設けられている。
柱連結穴3300Bと柱連結穴3300Cとを結ぶ線は、水平線であり二等辺三角形の底辺となる。
柱連結穴3300を3か所に設けることで、振動等の負荷を分散する。
(ブレース部3100)
ブレース部3100は、2つの枠部3000の各々に配置されている。
ブレース部3100は、枠部3000に対して対角線状に配置されている。
ブレース部3100は、枠部3000の内側において斜めに配置されている。
ブレース部3100は、連結部130の左右の中央から左右に離れるに従って、枠部3000の矩形の開口の下から上に傾斜して配置されている。
ブレース部3100は、左右の中央にある柱部1312から左右に離れるに従って、枠部3000の下から上に傾斜して配置されている。
ブレース部3100は、柱部1312の下側から側枠部1314の上に向かって直線状に形成されている。
ブレース部3100は、下側からの上側に向かうに従って柱部1312と下枠部1315とから離れるように傾斜している。
ブレース部3100は、下側からの上側に向かうに従って側枠部1314と上枠部1316とに近づくように傾斜している。
(リブ部3200)
ブレース部3100は、下端部にリブ部3200を有する。
リブ部3200は、枠部3000とブレース部3100との交差部に設けられている。
リブ部3200は、図6の柱部1312と下枠部1315とブレース部3100との想定延長線Aに対して水掻き状に設けられている。
リブ部3200の形状は、三角形であり、図6では、直角三角形又は略直角三角形をしている。
図6では、2つのブレース部3100の下端の両側に合計4つのリブ部3200を設けている。
図6では、リブ部3200の開口部3001に面したリブ辺3201は、垂直又は水平な直線である。
リブ部3200をブレース部3100の根本に形成することで、柱部1312の下部の幅W2を柱部1312の上部の幅W1よりも2倍以上広げることができる。
ブレース部3100の下端の上のリブ部3200は、ブレース部3100と柱部1312との接続を強固にしている。
ブレース部3100の下端の下のリブ部3200は、ブレース部3100と下枠部1315との接続を強固にしている。
図6の4つのリブ部3200は、ブレース部3100の根本(下側)にかかる負荷に対して、連結部130を補強する補強部である。
(開口部3001)
開口部3001は、矩形の枠部3000の内側から、矩形のブレース部3100とリブ部3200を除いた部分である。
開口部3001は、フィン部112の放熱を邪魔しない(空気の出入りを邪魔しない)ように設けられている。
開口部3001は、ブレース部3100の上下にあり、直角三角形又は略直角三角形の通気口である。
●図7
(補強部140)
図7は、補強部140の斜視図である。
補強部140は、ベース部111の縁に固定される。
補強部140は、断面がコ字状又は略コ字状の個別の部品である。
補強部140は、ベース部111とカバー161とを挟み込んでいる。具体的には、補強部140は、ベース部111とカバーパッキン162とカバー鍔部1612とを挟み込んでいる。
補強部140は、上板147と背板148と下板149とを有する。
上板147と下板149との間隔は、カバー鍔部1612とベース部111との厚さを加算した長さである。
補強部140は、ネジ等のカバー固定具169でベース部111にカバー部160等と一緒に固定される。
(補強部140の穴筒部141と補強穴部142)
補強部140は、穴筒部141と補強穴部142とを有する。
上板147は、両端と中央に3個の穴筒部141を有する。
穴筒部141は、上板147の上面より筒状に突出しており、内壁にはネジ等のカバー固定具169がはめ込まれるネジ切りが形成されている。
下板149は、両端と中央に3個の補強穴部142を有する。
補強穴部142は、ネジ等のカバー固定具169が通過する貫通穴である。
中央にある穴筒部141と中央にある補強穴部142は、両側にある2個の穴筒部141と2個の補強穴部142よりも背板148に近い位置に形成されている。
(補強部140の上へこみ部1471と下へこみ部1481)
上板147は、中央が背板148に向かってへこんでいる上へこみ部1471を有する。
上へこみ部1471は、フィン部112の円形外周と干渉しないように弧状にへこんでいる。
上へこみ部1471の中央にある補強穴部142の両側には、補強穴部142の両側に
配置されるフィン部112の外端と干渉しないように切り込み部1472がある。
下板149は、中央が背板148に向かってへこんでいる下へこみ部1481を有する。
下へこみ部1481は、カバー部160の主カバー1611の裾野の外周と干渉しないように台形状にへこんでいる。
主カバー1611の裾野の外周よりもフィン部112の円形外周の方が外側に膨らんでいるため、上へこみ部1471のへこみ量は、下へこみ部1481のへこみ量よりも大きい。
(補強部140の傾斜部143)
補強部140は、先端に傾斜部143を有しており、挿し込みやすくなっている。
上板147は、背板148と平行に形成された5個の傾斜部143を有する。
下板149は、背板148と平行に形成された4個の傾斜部143を有する。
上板147の両端を除き、上板147と下板149との背板148と平行な全ての辺に傾斜部143が配置されている。
上板147の両端には側方押え部1341が乗るため、上板147の両端には傾斜部143が存在しない。
下板149の両端はベース側突設部133と干渉しないため、下板149の両端には傾斜部143が存在する。
ベース部111に補強部140が取り付けられることで、ベース部111の剛性が向上し、ヒートシンク110の剛性も向上する。
補強部140は、梁のような機能及び効果があり、2つの連結部130の間に設けられることで、ヒートシンク110のたわみを抑制する。
●図8
(補強部140の取り付け方法)
図8に示すように、補強部140をカバー鍔部1612とカバーパッキン162とベース部111を挟み込むように側方から挿し込みをし、ベース部111の直線部分にカバー固定具169で固定する。
この時、補強部140は、カバーパッキン162を押圧するように挿し込まれる。
補強部140は、傾斜部143を有しているので挿し込みやすい。
補強部140は、横幅がMであり、ベース部111の長さはLであり、補強部140の端部は補強部140が取り付けられた辺と直交する辺から、それぞれRだけ離れている。
すなわち、L=M+2Rである。
●図9
(連結部130の取り付け方法)
図9に示すように、連結部130をヒートシンク110の側方から挿し込むように取り付けする。
ベース側突設部133と側方押え部1341とは、ベース部111とカバー鍔部1612と補強部140の上板とを挟んでいる。
ベース側突設部133と側方押え部1341との間隔は、ベース部111の厚さとカバー鍔部1612の厚さと補強部140の上板147の板金の厚さを加算した長さである。
側方押え部1341は、補強部140の上板147の端部と重なり補強部140の上板147の端部も挟み込む。
側方押え部1341は、補強部140の上板147から突出した穴筒部141を押え切欠き部13411に配置している。
連結部130の取り付け時の各部の関係は以下のようになる。
・天板側突設部132は、ネジ等の天板固定具137により、天板部113に固定され、天板部113のフィン部112がある側(下面側)と当接する。
・ベース側突設部133は、カバー鍔部1612と当接する。
・ベース側突設部133は奥行きがRであるから、ベース側突設部133は、補強部140の下板149とぶつからない。
・側方押え部1341は、ベース側突設部133とともに、カバー鍔部1612と、カバーパッキン162とベース部111と補強部140の上板147とを挟み込み保持する。このとき、カバーパッキン162はベース部111側に押圧される。
・側方押え部1341は、補強部140の上板147の端部上面と当接する。
・ベース側突設部133のベース固定部1313とベース部111のネジ穴1115とがネジでネジ留めされ、ベース部111がベース側突設部133に固定される。
補強部140の上板147の端部は、連結部130の連結主部131からRだけ離れているが、側方押え部1341の奥行きは2R以上あるので、側方押え部1341を上板147の端部上面に載せることができる。
側方押え部1341が補強部140と当接することで、揺れ又はねじれ等の負荷に強くなり、照明器具1の強度が向上する。また、ベース部111のコーナにおいて補強部140の上板147の端部に側方押え部1341を載せることにより、ベース部111の対角線方向の変形を抑制する。
また、押え切欠き部13411が穴筒部141と当接していることで、ねじれ等負荷があったときに引っ掛かりねじれを抑制することができる。また、押え切欠き部13411は、穴筒部141の外側の外周壁と当接し、補強部140の抜けを防止する。
なお、補強部140の断面をL字状の個別の部品とする場合は、断面がL字状の補強部140を取り付ける。断面がL字状の補強部140は、ベース部111の縁と端面とを覆っている。
補強部材としてL字状の金具をヒートシンク110のベース部111の上に設置し、カバー部160とカバーパッキン162とヒートシンク110のベース部111と共締めすることで、ヒートシンク110のベース部111の変形を抑制しつつ、固定を可能とする。
図7に示す補強部140をベース部111の周囲に取り付けることによりベース部111の変形を防止することができる。
図7に示す補強部140により、板状のベース部111の変形を抑制するとともに、カバーパッキン162を挟むことで、防水性能を確保しながら器具の軽量化を図ることが可能となる。
また、補強部140がアルミニウム又は鉄等の金属製であり、カバー161がアルミニウムダイキャスト等の金属(アルミニウムダイキャスト材)である場合、放熱効果が期待できる。すなわち、補強部140を経由してヒートシンク110の熱をアルミニウムダイキャスト製のカバー161に伝えることができる。
(耐振性能が強化された連結部130)
連結部130の機能は上述のとおり、ヒートシンク110のベース部111及び天板部113の固定とアーム10の固定が主である。
一方、クレーン等の振動が加わる環境に取り付けられる器具仕様とする場合、耐振性能
を強化する必要がある。
振動は一般的に水平方向(x方向、y方向)と垂直方向(z方向)を考慮する必要がある。耐振性能を強化する場合、上記x、y、zそれぞれの方向に対し剛性の向上を検討する必要がある。
剛性を向上させるためには、連結部130のx、y、z方向に対する剛性を向上させること、及び、ヒートシンク110のベース部111及び天板部113と連結部130とのそれぞれの固定点数を増やすことが必要となる。
本実施の形態の連結部130は、x、y、z方向に対する強度を上げた形状としている。具体的には、図5に示すように、連結部130は、以下の3種の直交面を有する。
XY平面:ベース側突設部133、天板側突設部132、側方押え部1341
YZ平面:連結主部131
XZ平面:1対の側方突設部134
連結部130は、連結主部131の4辺に、連結主部131と直交するベース側突設部133と天板側突設部132と1対の側方突設部134を有する。
ベース側突設部133と天板側突設部132とは、連結主部131の上下を90度方向に曲げたものである。
側方突設部134は、連結主部131の左右に第1の曲げ部を形成して90度方向に曲げたものである。
側方押え部1341は、側方突設部134の下に第2の曲げ部を形成して90度方向に曲げたものである。
側方押え部1341は、ヒートシンク110のベース部111と平行である。
ベース側突設部133及び天板側突設部132及び側方押え部1341と、連結主部131と、側方突設部134は、直交する面であり、全方向に対する剛性を上げている。
さらに、YZ平面にある連結主部131の枠部3000の強度を増すためにブレース部3100とリブ部3200を設けている。
●図10と図11
(アーム10)
アーム10は、以下を有する。
(1)被取り付け部に吊りボルト等で固定されるアーム水平部4100、
(2)アーム水平部4100から下方向へ突出するアーム縦部4200、
(3)アーム縦部4200の端部に設けられた端部接続部4300、
(4)連結部130を固定するアーム連結穴4400。
(締結部500)
締結部500は、柱連結穴3300とアーム連結穴4400と接続部材4500からなる。
少なくとも3か所以上の締結部500のうち、少なくとも1つの締結部500は、アーム縦部4200に配置され、他の締結部500は、端部接続部4300に間隔を開けて配置されている。
少なくとも1つの締結部500は、ブレース部3100を延長した位置に配置されている。
図10では、片側3か所のアーム連結穴4400が締結部500となる。
アーム連結穴4400は、柱連結穴3300に合わせて、二等辺三角形の頂点となる位置に、3つ設けられている。
2つの締結部500は、ブレース部3100の中心線を延長した位置に配置されている

図11に示す上側のアーム連結穴4400Aは、アーム縦部4200に設けられている。
下側のアーム連結穴4400Bとアーム連結穴4400CとはY方向に離れて端部接続部4300に設けられている。
下側のアーム連結穴4400Bとアーム連結穴4400Cとは、ブレース部3100を延長した位置に配置されている。
柱連結穴3300とアーム連結穴4400とは、ボルト等の接続部材4500で締結され、アーム10が連結部130に固定される。
(端部接続部4300)
端部接続部4300は、アーム縦部4200よりも幅が広い。
端部接続部4300は、アーム縦部4200から下方向に向かうに従って広がるように傾斜した傾斜部4310を有している。
傾斜部4310を有していることで想像点線Bのように直角形状にした際に角に係る負荷を抑制することができる。
また、端部接続部4300の下側のアーム端部4800がベース部111のサイド位置になるように又はベース部111よりも下側に突設した位置になるように形成されている。
このため、端部接続部4300が連結部130を介して灯具20を挟持したときに、1対のアーム端部4800が1対の連結部130を介してベース部111の両側を挟持する。
(振動に対する説明)
図12は、照明器具が被取り付け部に取り付けられた状態での側面図であり、振動に対する説明図である。
照明器具は、被取り付け部に取り付けられた状態において、被取り付け部に振動が起こった際に、図12に示すように被取り付け部とアーム10との固定部Qを軸として回転するような負荷がかかる。この負荷に対しての連結部130とアーム10との作用効果を以下に説明する。
(1)ブレース部3100は、柱部1312の下側から斜め上方向の突出するように設けられていることで、負荷がかかる方向と反対方向から抑制することができ、連結部130の変形を抑制することができる。
(2)リブ部3200をブレース部3100の根本に形成することで、アーム10が取り付けられ負荷が伝達される箇所の剛性を強化することができる。
(3)リブ部3200をブレース部3100の根本に形成することで、柱部1312の下部の幅W2を柱部1312の上部の幅W1よりも広げることができる。このため、下側の柱連結穴3300Bと柱連結穴3300Cとの距離を柱部1312の上部の幅W1よりも広げることができる。
(4)連結部130がブレース部3100を有していることで、軽量化させつつ強度を確保することができる。
アーム10の作用効果は下記のようになる。
(1)アーム10は、3か所で接続部材4500(ボルト)により連結部130に固定されており、負荷を分散することができる。
(2)3つのアーム連結穴4400A、B、Cは互いに上下かつ左右に距離をあけて設けられている。下側の2つのアーム連結穴4400Bとアーム連結穴4400Cは、上側のアーム連結穴4400Aに対して、アーム連結穴4400Aを中心とした円弧上に配設
されており、照明器具を回転させるような負荷を抑制することができる。
(3)アーム連結穴4400はブレース部3100の根本に設けられており、ブレース部3100に負荷を伝えることができる。
(4)アーム10は、端部接続部4300で幅広く固定されるので、アーム縦部4200を端部接続部4300より細くすることができ、開口部3001を塞ぐ範囲を少なくして放熱を遮ることを抑制することができる。
(5)端部接続部4300の下側のアーム端部4800がベース部111の隣に設けられ、又は、ベース部111よりも下側に突設するように設けられている。このため、端部接続部4300の下側のアーム端部4800でベース部111を挟持することができ、照明器具のX方向の揺れを抑制することができる。
***実施の形態1の特徴***
実施の形態1の特徴は以下のとおりである。
・枠部3000は開口を有しており、開口の内側にブレース部3100がある。
・ブレース部3100の傾斜は中心側(アーム10が取り付けられる箇所側)から離れるに従って、上方向に傾斜している。
・ブレース部3100の端部にデルタ形状のリブ部3200を形成し、連結部130の柱部1312の下部のアーム10が取り付けられる箇所が、柱部1312の上部より幅広く形成されている。
・アーム10は、照明器具の片側につき3か所でボルトにより固定されている。
・アーム10は、端部側が広くなっており、下側の横方向に並ぶボルトが距離をあけて配設できるようになっている。
・下側のボルトは、ブレース部3100の傾斜の根本側で固定されている。
***実施の形態1の効果***
光源ユニット100とアーム10を接続する枠部3000に開口が形成されており、この開口にブレース部3100が設けられていることで、枠部3000強度が確保され軽量化することができる。
アーム10が片側3か所で光源ユニット100と接続されることにより、光源ユニット100に負荷がかかった際に光源ユニット100が揺れるのを抑制することができる。
このため、アーム10は、光源ユニット100を安定して保持することができる。
連結部130の各部分はすべて一体成型されているので、連結部130の強度が増す。
ヒートシンク110のベース部111と天板部113とを接続する連結部130に固定部139を設けることで、別部材を設けることなく、寸法を規制した状態でカバー161を固定することが可能となるとともに、部品共通化により組立が容易になる。
固定部139が複数の部材を固定する機能を有している。そのため、カバー部160を固定するための取り付け構造を光源部150に設ける必要がなく、部品点数及び組立工数を増やすことなく確実にカバー161を固定することが可能となる。
連結部130が3次元構造を有しているので、異なる方向の振動(力)に対してもそれぞれの方向に対応した補強部材を設けることなく、耐力のある照明器具を構成することが可能となる。
連結部130が3次元の直交面を有しているので、耐振形器具におけるフレーム構造を提供することができる。水平方向及び垂直方向の振動に対し、別部材を設けることなく、剛性を上げることが可能となり、耐振動性能の向上を図ることができる。
***実施の形態1の変形例***
●●変形例1.
●図13
(連結部130の変形例)
図13の(a)に示すように、ブレース部3100は、2つの枠部3000それぞれに対して対角線状に配置されてもよい。
ブレース部3100は、連結部130の左右の中央から左右に離れるに従って、枠部3000の矩形の開口の上から下に傾斜して配置されている。
ブレース部3100は、左右の中央にある柱部1312から左右に離れるに従って、枠部3000の上から下に傾斜して配置されている。
図13の(b)に示すように、2つの枠部3000を1つの大きい枠部とし、ブレース部3100は、1つの大きい枠部に対して対角線状に(X字状に)配置されてもよい。
図13の(c)に示すように、2つの枠部3000を1つの大きい枠部とし、ブレース部3100は、1つの大きい枠部に対してひし形状に配置されてもよい。
図13の(d)に示すように、ブレース部3100は、2つの枠部3000それぞれに対して対角線状に(X字状に)配置されてもよい。
図13の(e)に示すように、連結部130は、台形状でもよく、ブレース部3100は、2つの枠部3000それぞれに対して対角線状に斜めに配置されている。
図13の(f)に示すように、連結部130は、台形状でもよく、連結部130から柱部1312が省略され、ブレース部3100は、1つの枠部3000の上下中央に水平に、かつ、下側のみに斜めに配置されている。
図13の(g)に示すように、ブレース部3100は、直線状でなくてもよく、円弧状でもよい。ブレース部3100は、アーム10の固定部Qを中心とした半径Pの円弧Eに沿って弧状に配置されている。半径Pは、固定部Qと締結部500までの長さである。
●●変形例2.
●図14
(アーム10と締結部500の変形例)
図14の(a)に示すように、締結部500は、枠部3000のみに配置されてもよい。
アーム10のアーム縦部4200と端部接続部4300は逆さT字形状である。
上の1つの締結部500は、上枠部1316の左右中央に配置され、下の2つの締結部500は、左右に離れて下枠部1315に配置されている。
図14の(b)に示すように、締結部500は、枠部3000とブレース部3100のみに配置されてもよい。
アーム10のアーム縦部4200と端部接続部4300は逆さT字形状である。
上の1つの締結部500は、上枠部1316の左右中央に配置され、下の2つの締結部500は、左右離れて別々のブレース部3100に配置されている。
図14の(c)に示すように、締結部500は、枠部3000のみに配置されてもよい。
アーム10のアーム縦部4200と端部接続部4300は十字形状である。
1つの締結部500は、下枠部1315の中央に配置され、2つの締結部500は、上枠部1316に離れて配置されている。
図14の(d)に示すように、締結部500は、上枠部1316のみに配置されてもよい。
アーム10のアーム縦部4200と端部接続部4300は逆さT字形状である。
1つの締結部500は、上枠部1316の中央に配置され、2つの締結部500は、上
枠部1316の左端と右端に配置されている。
図14の(e)に示すように、締結部500は、直行する面に配置されてもよい。
アーム10は、アーム縦部4200と端部接続部4300で逆さのT字を形成した後にアーム縦部4200と端部接続部4300が直交するように端部接続部4300を折り曲げたものである。
1つの締結部500は、アーム縦部4200と上枠部1316とに配置され、2つの締結部500は、端部接続部4300とベース側突設部133に配置されている。
2つの締結部500の位置は、ベース固定部1313と同じ位置であり、アーム10とベース部111とが連結部130を間に挟んでネジで固定される。
図14の(f)に示すように、締結部500は、上枠部1316のみに配置されてもよい。
アーム10のアーム縦部4200は、弧状をしており、締結部500は、アーム縦部4200の両端と上枠部1316の両端に配置されている。
●●変形例3.
●図15〜図18
(締結部500の数と配置の変形例)
締結部500は、3つに限らず、2つでもよいし、4つ以上あってもよい。
図15に示すように、締結部500は、4か所に配置されてもよい。
図15では、下3か所の締結部500は、同一円弧Eに配置されている。
下3か所の締結部500は、アーム10の固定部Qを中心とした半径Pの円弧Eに配置されている。半径Pは、固定部Qと締結部500までの長さである。
図16に示すように、締結部500は、4か所に配置されてもよい。
図16では、上2か所の締結部500は、アーム縦部4200の上下方向の直線上に配置されている。上2か所の締結部500と下2か所の締結部500とはともに二等辺三角形の頂点に配置されている。
図17に示すように、締結部500は、6か所に配置されてもよい。
図17では、上2か所の締結部500は、アーム縦部4200の左右方向に隣り合わせに配置されている。
上2か所の締結部500は、上枠部1316に配置されている。
上2か所の締結部500の真下に下2か所の締結部500がある。
真下にある下2か所の締結部500は、下枠部1315に配置されている。
残りの2つの締結部500は、真下にある下2か所の締結部500の外側にある。
残りの2つの締結部500は、ブレース部3100の中央線Gの延長線上にある。
図18に示すように、締結部500は、6か所に配置されてもよい。
図18では、上2か所の締結部500は、アーム縦部4200の左右方向に隣り合わせに配置されている。
上2か所の締結部500は、上枠部1316に配置されている。
上2か所の締結部500の真下に下2か所の締結部500がある。
残りの2つの締結部500は、真下にある下2か所の締結部500の外側にある。
下4か所の締結部500は、左右のブレース部3100の中央線Gの延長線上にある。
下4か所の締結部500は、同一円弧上に配置されていてもよい。
左3か所の締結部500は、二等辺三角形の頂点に配置されてもよい。
右3か所の締結部500は、二等辺三角形の頂点に配置されてもよい。
●●変形例4.
●図19
(アーム10の曲げ部4600)
図19に示すように、アーム10は、1対の曲げ部4600を有する。
曲げ部4600は、アーム縦部4200の下部の両サイドを90度曲げて形成する。
曲げ部4600の上端は、上枠部1316の下面に接触する。
曲げ部4600の上下の長さは、開口部3001の垂直辺3002の長さ以下である。
1対の曲げ部4600の距離は、柱部1312の幅と同じである。
アーム10が連結部130に締結される際に、1対の曲げ部4600は、柱部1312の両サイドを嵌め込む。
曲げ部4600により、アーム10と柱部1312とが個々に回転することが抑制される。
曲げ部4600の上下の長さを開口部3001の垂直辺3002の長さと同じくすることが望ましい。
曲げ部4600の上下の長さが、開口部3001の垂直辺3002の長さと同じ場合は、アーム10と柱部1312とが上下方向にずれることが抑制される。
(連結部130の曲げ部3600)
図19に示すように、連結部130は、開口部3001の周囲に曲げ部3600を有する。
曲げ部3600は、開口部3001の直線状の各辺に形成することができる。
曲げ部3600は、開口部3001の端部を90度曲げて形成することができる。
曲げ部3600を柱部1312の両サイドに形成することにより、柱部1312の変形を抑制することができる。
曲げ部3600をブレース部3100の両サイドに形成することにより、ブレース部3100の変形を抑制することができる。
曲げ部3600を上枠部3016の下辺に形成することにより、上枠部3016の変形を抑制することができる。
曲げ部3600を下枠部3015の上辺に形成することにより、下枠部3015の変形を抑制することができる。
曲げ部3600を側枠部3014の内辺に形成することにより、側枠部3014の変形を抑制することができる。
図示していないが、曲げ部3600をリブ部3200のリブ辺3201に形成することにより、リブ部3200の変形を抑制することができる。
(アーム10の張り出し部4700)
図19に示すように、アーム10は、縦長の張り出し部4700を有する。
張り出し部4700は、平面のアーム縦部4200の一部を長尺に外側に盛り上げたものである。
張り出し部4700は、アーム縦部4200をプレス加工して形成することができる。
張り出し部4700の長さは、最大で、アーム水平部4100からアーム縦部4200にある締結部500までである。
張り出し部4700により、アーム10の変形が抑制される。
外側に盛り上げた張り出し部4700を端部接続部4300に設けてもよい。
外側に盛り上げた張り出し部4700の代わりに、内側にへこませた張り出し部でもよい。
(連結部130の張り出し部3700)
図19に示すように、ブレース部3100は、長尺の張り出し部3700を有する。
張り出し部3700は、平面のブレース部3100の一部を筋状に外側に盛り上げたも
のである。
張り出し部3700は、ブレース部3100をプレス加工して形成することができる。
張り出し部3700の長さは、最大で、ブレース部3100の長さである。
張り出し部3700により、ブレース部3100の変形が抑制される。
外側に盛り上げた張り出し部3700の代わりに、内側にへこませた張り出し部でもよい。
内側にへこませた張り出し部3700を柱部1312に設けてもよい。
●●変形例5.
●図20
(アーム10と連結部130の一体成型)
図20に示すように、アーム10と連結部130とを一体成型してもよい。
図20では、アーム縦部4200と柱部1312とが同じ幅で連続して形成されている。
アーム縦部4200と柱部1312とに連続した張り出し部4700が形成されている。
アーム縦部4200と上枠部1316の交差部には、破線で示すように、三角形のリブ部4900を設けることが望ましい。
柱部1312と上枠部1316の交差部には、破線で示すように、三角形のリブ部4900を設けることが望ましい。
ブレース部3100の上端部の両側にも、破線で示すように、三角形のリブ部3200を設けることが望ましい。
図示していないが、アーム縦部4200の両サイド全体と柱部1312の両サイド全体に図19に示すような曲げ部4600と曲げ部3600を形成することにより、アーム縦部4200と柱部1312の変形を抑制することができる。
●●変形例6.
●図21
(バンド部3800)
図21に示すように、バンド部3800で、2つの連結部130を連結してもよい。
バンド部3800は、連結部130とは別の部材である。
バンド部3800は、X字形状の金属部材である。
バンド部3800の端部は、側方突設部134の上端と下端と同じ位置にあり、接続部材4500により固定される。
バンド部3800は、斜めに傾斜しているので、筋交いの機能を有する。
バンド部3800は、X字形状でなくてもよく、2つの連結部130を固定するものであればよい。
バンド部3800は、側方突設部134に対して斜めに交差していることが望ましい。
バンド部3800は、枠形状、長板形状、Z字形状、リング形状、又は、その他の形状でもよい。
●●変形例7.
●図22
(照明器具1の変形例)
照明器具1は、2連器具でなくてもよく、図22のように、光源ユニット100を1個のみ搭載してもよい。
図示していないが、照明器具1は、光源ユニット100を3個以上搭載してもよい。
以上、本開示の実施の形態と変形例とについて説明したが、これらの実施の形態と変形例のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態と変形例のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態と変形例のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本開示は、これらの実施の形態と変形例に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1 照明器具、10 アーム、11 取り付け穴、100 光源ユニット、110 ヒートシンク、111 ベース部、1115 ネジ穴、112 フィン部、113 天板部、120 電源ユニット、130 連結部、131 連結主部、1312 柱部、1313 ベース固定部、1314 側枠部、1315 下枠部、1316 上枠部、132 天板側突設部、133 ベース側突設部、134 側方突設部、1341 側方押え部、13411 押え切欠き部、137 天板固定具、139 固定部、140 補強部、141 穴筒部、142 補強穴部、143 傾斜部、147 上板、1471 上へこみ部、1472 切り込み部、148 背板、149 下板、1481 下へこみ部、150 光源部、160 カバー部、161 カバー、1611 主カバー、1612 カバー鍔部、162 カバーパッキン、169 カバー固定具、20 灯具、3000 枠部、3001 開口部、3002 垂直辺、3100 ブレース部、3200 リブ部、3201 リブ辺、3300,3300A,3300B,3300C 柱連結穴、3600
曲げ部、3700 張り出し部、3800 バンド部、4100 アーム水平部、4200 アーム縦部、4300 端部接続部、4310 傾斜部、4400,4400A,4400B,4400C アーム連結穴、4500 接続部材、4600 曲げ部、4700 張り出し部、4800 アーム端部、4900 リブ部、500 締結部。

Claims (10)

  1. 光源部を固定したベース部と、
    前記ベース部と離隔して配置された天板部と、
    前記ベース部と前記天板部とを連結した連結部と、
    を備え、
    前記連結部は、枠部と前記枠部の内側において斜めに配置されているブレース部とを有する照明器具。
  2. 前記ブレース部は、前記枠部に対して対角線状に配置されている請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記連結部は、左右に隣り合う2つの枠部を有し、
    前記ブレース部は、前記2つの枠部の各々に配置され、前記連結部の中央から左右に離れるに従って、前記枠部の下から上に傾斜して配置されている請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記ブレース部は、端部にリブ部を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記連結部に固定されたアームを備え、
    前記連結部と前記アームとは、少なくとも3か所以上の締結部で固定されている請求項1から4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 光源部を固定したベース部と、
    前記ベース部と離隔して配置された天板部と、
    前記ベース部と前記天板部とを連結した連結部と、
    前記連結部に固定されたアームと
    を備え、
    前記連結部と前記アームとは、少なくとも3か所以上の締結部で固定されている照明器具。
  7. 前記少なくとも3か所以上の締結部のうち、3か所の締結部は、二等辺三角形の頂点に配置されている請求項6に記載の照明器具。
  8. 前記アームは、
    アーム水平部と、
    前記アーム水平部から下方向へ突出するアーム縦部と、
    前記アーム縦部の端部に設けられ、アーム縦部よりも幅が広い端部接続部と
    を有し、
    前記少なくとも3か所以上の締結部のうち、
    少なくとも1つの締結部は、前記アーム縦部に配置され、
    他の締結部は、前記端部接続部に間隔を開けて配置されている請求項6又は7に記載の照明器具。
  9. 前記端部接続部は、アーム縦部から下方向に向かうに従って広がるように傾斜した傾斜部を有している請求項8に記載の照明器具。
  10. 前記連結部は、
    枠部と
    前記枠部の開口において斜めに配置されているブレース部と
    を有し、
    少なくとも1つの締結部は、前記ブレース部を延長した位置に配置されている請求項5から9のいずれか1項に記載の照明器具。
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