JP2021196963A - 情報処理装置、方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数台のPCに監視エージェントを配置したとしても、印刷装置の同じ状態に関する重複した通知の発生を抑制する情報処理装置を提供する。【解決手段】システムにおいて、印刷装置がデータベースを持ち、監視エージェントがサーバに送信したステータスの送信履歴を記録していくことで、他の監視エージェントが送付済みの情報を送らずにすむようになる。【選択図】図8

Description

本発明は、ネットワーク上の複合機等の周辺デバイスの稼働状況の監視と通知に関する。
複合機などの印刷機能を備える印刷装置には、SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用したMIB(Management Information Base)を使って状態をネットワーク越しに監視できる機能性が搭載されている。これをPC上のアプリケーションとして配置する監視エージェントによってMIBの情報を監視し、メールなどの通信手段で、印刷装置の異常を管理者に通知することができる。
監視エージェントは常夜起動しているサーバで常駐監視させることもできるが、中小オフィスなどではユーザが普段、業務で利用するPC上にインストールすることも多い。このような場合、PCがスリープ状態や電源断の状態になると、前述の監視により印刷装置の状態をリアルタイムに検出できなくなる恐れがある。複数台のPCに監視エージェントを配置すると、それぞれの監視エージェントがメールでの重複した通知を行ってしまうという問題が発生する。
特許文献1では、サーバに情報を送信する監視エージェントをバックアップのために複数配置する構成を開示している。片方のエージェントが機能停止する際に、サーバにどこまでの情報を送付したかをもう片方のエージェントに通知する提案がなされている。
特開2012−103764号公報
しかしながら、特許文献1では、監視エージェント間で互いの情報や起動状態を管理する必要がある。また、環境によっては、複数のエージェント間での通信が保証できない場合がある。
本発明は、複数台のPCに監視エージェントを配置したとしても、印刷装置の同じ状態に関する重複した通知の発生を抑制するための仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、印刷装置を監視するためのアプリケーションが実行される情報処理装置であって、通知の送信先を示すメールアドレスと、送信先への送信対象とすべきステータスと、を設定する設定手段と、前記印刷装置のステータスを、所定のタイミングで取得する取得手段と、前記取得されたステータスに、前記送信対象としてステータスとして設定された記録剤の残量に関する情報があった場合に、前記印刷装置で管理される送信済みかを示す情報に基づき、前記取得されたステータスとしての前記印刷装置の記録剤の残量に関する情報が送信済みであるか否かを判断する判断手段と、送信済みでないと判断された前記プリンタの記録剤の残量に関する情報を、前記メールアドレスに対して、電子メールで通知を行う通知手段と、を有し、前記印刷装置で管理される送信済みかを示す情報に基づき、前記取得されたステータスとしての前記印刷装置の記録剤の残量に関する情報が、すでに他の情報処理装置により送信済みであると判断された場合には、前記電子メールでの通知が行われないことを特徴とする。
本発明によれば、複数台のPCに監視エージェントを配置したとしても、印刷装置の同じ状態に関する重複した通知の発生を抑制できる。
システム全体を示すシステム構成図 コンピュータ110の構成を表すブロック図 複合機120の全体構成を表すブロック図 複合機120の情報処理コントローラユニット301の構成を表すブロック図 複合機120の情報処理コントローラユニット301内のソフトブロック図 コンピュータ110内の監視エージェントのソフトブロック図 監視エージェント600の設定画面 監視エージェント600の処理を説明するためのフローチャート 複合機120の処理を説明するためのフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明におけるシステム全体を示すシステム構成図である。ネットワーク100には、本実施例で説明する情報処理装置(コンピュータ110)、および印刷装置(複合機120)が複数台接続されているイントラネット環境である。複合機120は、印刷機能、スキャン、ファックスなどが可能な印刷装置である。本発明は、トナーやインクなどの記録剤を用いて記録用紙に印刷を行える印刷装置であり、装置内の記録剤の状態を、ネットワークを介して監視可能な機能性をもつ印刷装置が適用可能である。記録剤の状態には、補充されたすぐ後のフル状態、記録剤の残量が少ないことを示す残量少状態、残量がないことを示す残量なし状態、などを含む複数の状態がある。また、残量の度合いを数値(%)で監視することも可能である。
複合機120には機器内で発生している状態をSNMP(Simple NetworMagagement Protocol)を利用したMIB(Management Information Base)などの形でネットワーク上に開示する。コンピュータ110でアプリケーションとして実行される監視エージェントは、この仕組みを利用することで、同一イントラネット環境上で、複合機の状態を監視することができる。
また、ネットワーク100はインターネット環境など外部ネットワークへの接続可能である。コンピュータ110aや110bにメール送信のソフトウェアなどをセットアップすることで、監視エージェントが外部のネットワーク101上にあるコンピュータ110cにメールで、複合機120の記録剤の状態などを通知することが可能である。
図2は、本発明におけるコンピュータ110が一般的なコンピュータなどの情報処理装置で実現された場合の構成を表すブロック図である。コントローラユニット200、操作部220、表示部230を含んでいる。コントローラユニット200は、CPU(Central Processing Unit)201を有する。CPU201は、ROM(Read Only Memory)202に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。
CPU201は、このOS上で、HDD(Hard Disk Drive)204に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。本願発明で図6以降で説明される監視エージェントを実現するためのアプリケーション、メール機能を提供するアプリケーションなどもここに保存される。このCPU201の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)203が用いられる。HDD204は、上記アプリケーションプログラムと設定や履歴等のデータを格納する。HDDは、それ以外の様々なNVRAMで代用可能である。CPU201には、システムバス208を介して、ROM202およびRAM203とともに、操作部I/F205、表示部I/F206、Network207が接続される。操作部I/F205は、マウス、キーボード等から成る操作部209とのインタフェースであり、操作部209によってユーザにより入力された情報をCPU201に送出する。表示部I/F206は、ディスプレイ等から成る表示部210に表示すべき画像データを表示部210に対して出力する。また、Network207は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
図3は本発明における複合機120の構成を表すブロック図である。複合機120は、情報処理コントローラユニット301、プリンタコントローラユニット302、スキャナコントローラユニット303、プリンタ304、スキャナ305、操作部306を含んでいる複合機である。情報処理コントローラユニット301は、複合機120の動作に係る情報処理制御を統括するコントローラであり、操作部306が接続される。さらに画像出力デバイスであるプリンタ304を制御するプリンタコントローラユニット302や画像入力デバイスであるスキャナ305を制御するスキャナコントローラユニット303が接続される。プリンタ304には、印刷に利用する記録剤を補充するための機構や、残量を計測するためのセンサーなど、不図示の仕組みを備える。
図4は本発明における複合機120の情報処理コントローラユニット301の構成を表すブロック図である。情報処理コントローラユニット301は、CPU401を有し、CPU401は、ROM402に格納されているブートプログラムによりOSを起動する。CPU401は、このOS上で、HDD404に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU401の作業領域としてはRAM403が用いられる。また、RAM403は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD404は、上記アプリケーションプログラムや画像データ、各種設定値や履歴を格納する。
CPU401には、システムバス410を介して、ROM402およびRAM403とともに、操作部I/F406、デバイスコントローラI/F408、Network405、画像処理部407、および電源制御部409が接続される。操作部I/F406は、タッチパネルを有する操作部306とのインタフェースであり、操作部306に表示すべき画像データを操作部306に対して出力する。また、操作部I/F406は、操作部306によってユーザにより入力された情報をCPU401に送出する。デバイスコントローラI/F408には、スキャナコントローラユニット302およびプリンタコントローラユニット303が接続され、デバイスコントローラI/F408は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。Network405は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。画像処理部407では、プリンタ304への出力画像処理やスキャナ305からの入力画像処理、画像回転、画像圧縮、解像度変換、色空間変換、階調変換などの処理を行う。電源制御部409は機器全体の電源制御をおこなう、電源オンオフの制御の他通常通電状態以外の省電力状態への移行や、通常状態への復帰などを制御する。
図5は本発明における複合機120のソフトウェアブロック図である。本明細書では、RAM403、HDD404、ROM402のいずれかの記憶手段に記憶され、CPU401により実行される。複合機120は、スキャン、プリント、およびネットワークやメモリストレージを利用した各種機能性を実現するソフトウェアが動作する。
ユーザインターフェース501は操作部306に対してユーザが操作する画面を表示したり、ユーザが操作した際にその動きをソフトウェアに伝えたりする機能を持つ。機能アプリケーション502はコピー、プリント、メール送信など機器内に複数あり、操作部306を経由したユーザの指示やNetwork405経由のデータ受信などをトリガにして複合機のアプリケーション機能を動作させる。ジョブ制御部503は機能アプリケーション502からの指示を受けてプリンタコントロールユニット302やスキャナコントロールユニット303を制御してスキャンやプリントを実行する。電源制御部504は、装置内のソフトウェアの状態と連動して、電源管理部409を制御し通常通電状態と省電力状態の遷移をつかさどる。
エラー制御部505は、主にジョブ制御部503やプリンタコントロールユニット302やスキャナコントローラユニット303などで発生した異常などを含む状態の通知を受け、システム全体を停止したり縮退動作を指示したりの制御を実施する。
履歴・設定保持部506は機器内における不揮発情報を管理する。複合機やジョブの制御に必要な設定を保持したり、ユーザの操作履歴やジョブ実行結果およびエラーの発生などをサマライズして保存したりする。またシステムの不具合発生時に解析デバッグ用途で残すログ情報もここに保存される。不揮発データの実体である履歴・設定値データベース521はHDD404に保持される。
公開情報生成部510は、機器内の各モジュール(501〜508)から状態変化通知を受けたり、ネットワーク通信部511を介してネットワーク越しに外部装置から問い合わせを受けたりする。問い合わせを受けると機器内の各モジュール(501〜508)の中から必要な状態を取得し、MIBなどの形で開示できる形に変換する。これによりコンピュータ110の状態監視や状態通知を実現する。プリンタ304における記録剤の状態もここで管理される。また、履歴更新部509は、ネットワーク経由の指示を受けて履歴・設定値データベース521の内容を更新する機能性を持つ。これにより外部から複合機120の保持する履歴情報を更新したり、特定の履歴に関する情報を書き込んだりすることが可能になる。
図6は、本発明における監視エージェント機能を備えたアプリケーションをコンピュータ110にインストールすることで実現される監視エージェント600のソフトウェアブロック図である。本明細書では、RAM203、HDD204のいずれかの記憶手段に記憶され、CPU201により実行される。コンピュータ110は一般的ないわゆるパソコンである。
取得部601はMIBなどで複合機の情報を取得するモジュールで、ネットワーク通信部610を介してSNMPなどのプロトコルを使って複合機の各種ステータスを取得する。記録剤の残量に関する状態も取得される。監視については、起動後から所定の周期で複合機の情報を要求することで取得する、いわゆる、ポーリングによる監視と、複合機からのイベント通知と、により実現することができる。
要求部602はSNMPやその他の通信プロトコルを使って複合機120上の履歴更新部509と通信して複合機120側の履歴を更新したり、履歴に関する情報を書き込んだりする機能性を持つ。通知実行部603はSMTPなどのプロトコルを使って、あらかじめ設定された通信先に対してネットワーク通信部610を介して情報をメール通知する機能を持つ。
制御部604は、取得部601が取得したステータス情報を取得した際に、必要があれば通知実行部603と要求部602を駆動する。その判断論理については後述する。
履歴保持部605の管理する送信履歴620は監視エージェント600の動作履歴であり設定保持部606の管理する送信設定621は監視エージェント600の動作設定である。送信履歴620および送信設定621はいずれもHDD204に不揮発に保持される。通信設定部611は、表示部210にUIを持ちユーザが本アプリケーションの動作に必要な設定を実施する部分である。詳細は後述するが、取得部601のポーリング周期や、通知実行部603がサーバに通知する情報を設定するなどができる。
また監視エージェント600は、同一イントラネット環境の複数のコンピュータ(110a、110bなど)にインストールされて動作可能で、かつそれぞれ異なる起動タイミングやポーリングの周期で動作することが可能である。
図7の設定画面700は、監視エージェント600の通知設定部611が表示部210に表示する設定画面の例である。
この例では大きく3つの内容を設定できる画面となっている。まず送信先のEメールアドレスを設定できる入力フィールド701。ここに記載されたメールアドレスに通知実行部603が必要な情報を送信する。
通知設定選択部702では送信先Eメールアドレスに通知する内容を選択できるようになっている。たとえばチェックボックスの703にチェックを入れるとトナー・インクといった記録剤の残量少(Low)のステータスが複合機120に発生した場合にその旨を送信先Eメールアドレスに通知するようになる。チェックが入らない項目は通知対象にならない。この例では、トナー・インク減少(Low)、トナー・インク交換(Empty)、ジャムが発生した場合に通知するという設定としている。
監視周期設定部704では、取得部601が複合機120に対して問い合わせを実施する周期が設定される。これで監視頻度を調節することができる。またこの画面で設定された内容は送信設定621に保持される。監視周期の設定が小さな値であれば、よりリアルタイムに近い監視が行われることになる。
次に、表1で示す送信管理テーブルについて説明する。これは、複合機120の履歴・設定値データベース521に保持される監視エージェント600がメール等で通知した履歴を管理するテーブルの実施例である。
Figure 2021196963
この表で、以下のフィールドで情報が管理される。
・図7の通知設定702で選択できる通知設定カテゴリ
・各カテゴリに属す実際にデバイスがMIB等で公開したステータスを示す情報
・ここでは実際のコードである送信ステータスとサマリ文字列
・監視エージェント600による最終送信日時と、その監視エージェントの識別情報
(ここではそのエージェントが動作しているPCのMACアドレスを残しているがPC名などでもよい)
・送信済みのステータスが解除された日時
本実施例では、表1を例に示したが、複数の監視エージェント600が、他の監視エージェントの動作を把握できる情報が管理できればよいため、より簡略化して、記録剤のステータスとエージェントによるサーバへの送信済みの情報のみを記録、管理してもよい。
複数の監視エージェント600は、監視対象の複合機のこのテーブルの内容を共有し、適宜更新しながら動作することになる。
図8は、監視エージェント600による監視と通知を実施する際の処理を説明するためのフローチャートである。RAM203、HDD204、ROM202のいずれかの記憶手段に記憶された監視エージェントのためのアプリケーションプログラムがCPU201により実行されることで監視エージェント600が起動された後、設定に従い本処理が実行される。
S801で、取得部601は、複合機120に対して要求を送信して、その応答として現在発生しているステータスと、送信管理テーブルの内容を取得する。取得されるステータスはMIB等で管理される発生中のステータス情報の中の、図7の設定画面700において設定された監視対象のステータスとである。送信管理テーブルは表1で示される情報である。
S802で、制御部604は、取得された発生ステータス情報が送信管理テーブルに存在していない場合、送信対象のステータスが新たに発生していたと判断する。対象ステータス発生の場合はS803からS805を実行し、発生していなかった場合はS806に進む。
S803で、送信対象ステータスが発生していた場合は、そのすべてに対して、通知実行部603に指示し電子メール等で、送信設定で指定された送信先であるメールアドレスにその情報を含む通知の送信処理を実行する。複数のステータスをまとめて1メールで送信してもよいし、各ステータスにつき1メールで送信してもよい。S804で送信が成功した場合はS805に進み、失敗した場合はS805の処理をスキップする。S805では、要求部602から、複合機120に、対象のステータスについて送信済みを示す情報を記録するよう要求する。この要求により、複合機120の履歴更新部509が履歴・設定値データベース521の送信管理テーブルに、送信対象となったステータスと送信済みを示す情報を追記する。
S806で、制御部604は、送信管理テーブル内にあるステータスのなかで、複合機120で管理されるMIBで、解消済みとなっているものがあるかを確認する。ここで送信済みで解消されているステータスが存在する場合はS807に進み、なければS808に進む。S807で、要求部602から複合機120に解消済みの情報を記録するよう要求する。複合機120の履歴更新部509が、この要求を受けて履歴・設定値データベース521の送信管理テーブルに対象のステータスについて解消済みを示す情報を追記し、更新する。これにより一度発生し、電子メール等で通知済みのステータスが、解消済みであることが共有できる。
S808で、取得部601は、図7の設定画面700で設定された監視周期の分だけの時間を待機した後、S801に戻り監視を続ける。
以上のような制御をすることで、複数の監視エージェント600が同時に同じ複合機120を監視していたとしても、図7で設定される送信先メールアドレスに対して同じステータス通知を複数回実行しない状態を作り出すことができる。
図9は、送信管理テーブルの更新(S805、S807)の要求を受けた複合機120の履歴更新部509の処理を説明するためのフローチャートである。
S901で、履歴更新部509が、監視エージェント600の要求部602からの要求を受けると、S902で他の監視エージェントがアクセス中か否かを判断する。これは、他の監視エージェントからの要求受けにより既にアクセスロックが取得されてしまっている場合、アクセス中と判断される。何らかの要求をすでに受けて他の監視エージェントからアクセス中であると判断された場合はS903に進み、一定時間待機する。アクセス中でない場合にはS904に進む。
S904で、履歴更新部509が、アクセスロックを取得し、他のエージェントからのアクセスを排他する。これにより、複数エージェントによる同時書き込みを防止できる。
S905で、履歴更新部509が、要求に含まれる更新(書き込み)の要求を実行する。処理が終わればS906に進みアクセスロックを開放して、他のエージェントのアクセスを許可する。
本実施例の適用システムの例として、例えば、記録剤の残量少のステータスをもとに、送信先メールアドレスを持つサーバシステムで記録剤を含む消耗品(ボトルやカートリッジ)の自動配送サービスなどを提供する場合を想定する。複合機を監視する監視エージェントを複数設置することにより、PCの異常や電源OFFなどによる、複合機の記録剤の残量少のステータスの取りこぼしの可能性を低減できる。さらに本実施例を適用することで、同じステータスを重複して通知することによる重複した配送の手配も抑制することが可能となる。
(応用例)
ここまで実施例として、監視エージェント600が主体的に複合機120の送信管理テーブルを更新する形で説明してきたが、実施例と同一構成で複合機120側が主体的に送信管理テーブルを更新する応用例を次に説明する。
監視エージェント600が電子メールなどの送信の完了をもってその内容を更新するのではなく、対象のステータスが発生し、初めて何れかの監視エージェント600から情報取得アクセスがあった時点で、複合機120の履歴更新部509が主体的に送信管理テーブルを更新する。
送信完了までは管理せず、取得動作があった時点で送信完了とみなす意味である。その際、表1の送信ステータス・送信サマリではなく、取得ステータス・取得サマリとして保持されることになるが内容としては同一で構わない。
具体的には、図8のフローチャートのS805よびS807の監視エージェント600による送信管理テーブルの更新のステップは省略され、それらは別のタイミングで実施される。S805の代替はS801のタイミングで複合機120にアクセスした際に、複合機120の履歴更新部509の責務で送信管理テーブルを更新する形で実現する。
該当のステータスが発生してから初めてのアクセスであればテーブルにレコードとして追記されることになり、2回目以降であればテーブルに該当レコードが存在するため書き込みがスキップされる。
またS807の代替は、送信管理テーブルに取得済みで記録されているステータスが解消されたタイミングを複合機120自身が検出できるので、そのタイミングで実施という形で実現することができる。
以上の応用例のように実施例と同じ構成で、複合機120側が主体的にテーブルを更新する形でも実現できる。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが1以上のメモリーに読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
110…コンピュータ
120…複合機

Claims (5)

  1. 印刷装置を監視するためのアプリケーションが実行される情報処理装置であって、
    通知の送信先を示すメールアドレスと、送信先への送信対象とすべきステータスと、を設定する設定手段と、
    前記印刷装置のステータスを、所定のタイミングで取得する取得手段と、
    前記取得されたステータスに、前記送信対象としてステータスとして設定された記録剤の残量に関する情報があった場合に、前記印刷装置で管理される送信済みかを示す情報に基づき、前記取得されたステータスとしての前記印刷装置の記録剤の残量に関する情報が送信済みであるか否かを判断する判断手段と、
    送信済みでないと判断された前記プリンタの記録剤の残量に関する情報を、前記メールアドレスに対して、電子メールで通知を行う通知手段と、を有し、
    前記印刷装置で管理される送信済みかを示す情報に基づき、前記取得されたステータスとしての前記印刷装置の記録剤の残量に関する情報が、すでに他の情報処理装置により送信済みであると判断された場合には、前記電子メールでの通知が行われないことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記電子メールでの通知が成功した場合に、通知の対象となった前記プリンタの記録剤の残量に関する情報が送信済みであることを管理するよう、前記印刷装置に要求する要求手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、前記通知に従い前記記録剤を含む消耗品の配送を手配するための自動配送サービスのためのメールアドレスに対して、前記電子メールの通知を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 印刷装置を監視するためのアプリケーションが実行される情報処理装置における方法であって、
    通知の送信先を示すメールアドレスと、送信先への送信対象とすべきステータスと、を設定する設定工程と、
    前記印刷装置のステータスを、所定のタイミングで取得する取得工程と、
    前記取得されたステータスに、前記送信対象としてステータスとして設定された記録剤の残量に関する情報があった場合に、前記印刷装置で管理される送信済みかを示す情報に基づき、前記取得されたステータスとしての前記印刷装置の記録剤の残量に関する情報が送信済みであるか否かを判断する判断工程と、
    送信済みでないと判断された前記プリンタの記録剤の残量に関する情報を、前記メールアドレスに対して、電子メールで通知を行う通知工程と、を有し、
    前記印刷装置で管理される送信済みかを示す情報に基づき、前記取得されたステータスとしての前記印刷装置の記録剤の残量に関する情報が、すでに他の情報処理装置により送信済みであると判断された場合には、前記電子メールでの通知が行われないことを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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