JP2021196842A - 決済処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザのコード決済による金銭消費を制御する、決済処理方法を提供する。【解決手段】決済処理装置1は、店舗端末から、第1ユーザが店舗で行う決済に対応する金額を含む決済情報と、決済用コードの発行要求とを取得する発行要求受信部132と、取得した決済情報と、決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させ、決済用トークンを店舗端末に送信するトークン送信部133と、決済用トークンに基づいて店舗端末4が表示した決済用コードを読み取った第1ユーザ端末から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを受信する決済用情報受信部134と、決済用トークンとを受信すると、第2ユーザにより設定された所定条件を満たすか否かを判定する判定部135と、所定条件の判定結果に基づいて、第1ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する決済情報に基づく決済を実行する決済処理部136と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、決済処理方法に関する。
QRコード(登録商標)等の二次元バーコードを用いたコード決済が普及している(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。コード決済は、店舗側が表示した二次元バーコードをユーザ端末により読み取るか、ユーザ端末が表示した二次元バーコードを店舗側が読み取ることにより決済が行われる。
特許6528160号公報 特許6473539号公報
コード決済における決済金額を引き落とす口座にはクレジットカード等からの金額のチャージが容易であることや、コード決済時にユーザが口座残高を気にすることなく決済可能であることから、コード決済において第1ユーザによる過度な購買を招く場合がある。例えば、口座を管理する第2ユーザの子供である第1ユーザが、自身の端末を利用してチャージと購入を手軽に行うことが容易であり、第2ユーザの管理の行き届かない金銭消費が生じやすいという問題がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザのコード決済による金銭消費を制御することができる決済処理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、店舗で使用される店舗端末から、第1ユーザが前記店舗で行う決済に対応する金額を含む決済情報と、前記決済を行うための決済用コードの発行要求とを取得するステップと、取得した前記決済情報と、前記決済用コードを生成するための決済用トークンとを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、前記決済用トークンを前記店舗端末に送信するステップと、前記決済用トークンに基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取った前記第1ユーザが使用する第1ユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記第1ユーザを識別するための第1ユーザ識別情報とを受信するステップと、前記決済用トークンを受信すると、第2ユーザにより設定された所定条件を満たすか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおける前記所定条件の判定結果に基づいて、前記第1ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済情報に基づく決済を実行するステップと、を有する。
本発明の第2の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、店舗において決済を行うために使用される決済用コードに対応する決済用トークンを記憶部に記憶させるステップと、前記店舗において前記決済用コードを読み取った第1ユーザが使用する第1ユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記第1ユーザを特定するための第1ユーザ識別情報と、前記店舗における前記第1ユーザの決済金額を示す金額情報を含む決済情報とを受信するステップと、前記決済用トークンを受信すると、第2ユーザにより設定された所定条件を満たすか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおける前記所定条件の判定結果に基づいて、前記第1ユーザ端末から受信した前記金額情報に基づく決済を実行するステップと、を有する。
本発明によれば、ユーザのコード決済による金銭消費を制御することができるという効果を奏する。
決済システムの概要を示す図である。 決済処理装置の機能構成を示す図である。 条件情報の一例を示す図である。 第1ユーザ端末の機能構成を示す図である。 第2ユーザ端末の機能構成を示す図である。 店舗端末の機能構成を示す図である。 決済システムの動作シーケンス図である。 図7に続く動作シーケンス図である。 ユーザが商品を購入する前に、店舗端末が決済用コードの発行要求を行うときの決済システムの動作シーケンス図である。 図9に続く動作シーケンス図である。
[決済システムSの概要]
図1は、決済システムSの概要を示す図である。決済システムSは、ユーザが店舗において商品又はサービスを購入する場合に、店舗端末4からの要求に応じて決済用コードを店舗端末4に表示させ、ユーザ端末で決済用コードを読み取ったことを決済処理装置で特定したことに応じて決済を行うシステムである。決済用コードは、ユーザが使用する端末において読み取れるテキスト又は画像であり、決済時に用いられるコードである。なお、以下の説明において、商品又はサービスをまとめて、単に商品という。
決済システムSは、決済処理装置1と、第1ユーザ端末2と、第2ユーザ端末3と、店舗端末4とを備える。決済処理装置1は、購入金額の決済を行うサーバである。第1ユーザ端末2は、第2ユーザの子供である第1ユーザが使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。第2ユーザ端末3は、第2ユーザが使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。店舗端末4は、例えばPOS端末である。
以下、図1を参照しながら、決済が完了するまでの流れを説明する。
第2ユーザは、予め、第1ユーザによる決済コードを用いた決済を制限するために、第2ユーザ端末3の操作を行う。第2ユーザ端末3は、第1ユーザに対応するコード決済を制限するための所定条件の設定要求を決済処理装置1に送信する(図1における(1))。所定条件は、例えば、第1ユーザによるコード決済を許可する決済許可条件であるものとする。なお、所定条件は、コード決済を禁止する決済禁止条件、又は決済許可条件と決済禁止条件との組合せであってもよい。本実施形態では、所定条件が決済許可条件であるものとして説明を行う。決済処理装置1は、決済許可条件の設定要求を第2ユーザ端末3から受信すると、受信した設定要求に基づいて第1ユーザに対応する決済許可条件を設定する(図1における(2))。
第1ユーザは、店舗において商品やサービスの購入を行う。店舗における店員は、第1ユーザが店舗において会計を行う場合に、店舗端末4において購入対象の商品に付されたバーコードを読み取る。店舗端末4は、第1ユーザが購入する商品の合計額を示す店舗における決済金額を算出する。また、店員は、店舗端末4において、決済用コードを店舗端末4に表示させるための操作を行う。店舗端末4は、決済用コードの発行要求と、商品又はサービスの購入に関する決済情報とを決済処理装置1に送信する(図1における(3))。決済情報には、算出した決済金額と、店舗を識別する店舗情報としての店舗IDとが含まれている。
決済処理装置1は、店舗端末4から、決済用コードの発行要求と、決済情報とを受信すると、決済用トークンを生成する(図1における(4))。決済用トークンは、店舗端末4が第1ユーザに提示する決済用コードを店舗端末4が生成する際に用いるデータ列である。ここで、決済用トークンは、決済情報に含まれる店舗IDにより特定される特定の店舗の場合のみ生成されてもよい。決済処理装置1は、生成した決済用トークンと、決済情報とを関連付けて記憶媒体に記憶する(図1における(5))。
決済処理装置1は、生成した決済用トークンを店舗端末4に送信する(図1における(6))。決済処理装置1は、決済用トークンを暗号化した後に、暗号化した決済用トークンを店舗端末4に送信してもよい。
店舗端末4は、受信した決済用トークンに基づいて決済用コードを生成して表示させる(図1における(7))。
第1ユーザ端末2は、例えば第1ユーザの操作により、店舗端末4に表示された決済用コードを読み取る(図1における(8))。第1ユーザ端末2は、第1ユーザIDと、読み取った決済用コードが示す決済用トークンとを決済処理装置1に送信する(図1における(9))。第1ユーザIDは、例えば、決済処理装置1に係るサービスを提供する事業者がユーザに付与するユーザIDである。
決済処理装置1は、第1ユーザ端末2から第1ユーザIDと決済用トークンとを受信すると、受信した決済用トークンが、店舗端末4に送信した決済用トークンと一致するか否かを判定する。決済処理装置1は、決済用トークンが一致すると判定した場合に、受信した決済用トークンと関連付けられて記憶されている決済情報を特定する。また、決済処理装置1は、決済用トークンを受信した時点において、受信した第1ユーザIDの第1ユーザに関連する第2ユーザにより設定された決済許可条件を満たすか否かを判定する(図1における(10))。
決済処理装置1は、決済許可条件を満たすと判定すると、第1ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、当該決済用トークンに関連付けられている決済情報とに基づいて決済処理を実行する(図1における(11))。
決済システムSが以上のように動作することで、第1ユーザがコード決済を行う場合に、決済許可条件を満たしていない場合には、コード決済を行わないようにすることができる。これにより、決済システムSは、第1ユーザのコード決済による金銭消費を制御することができる。
以下、決済処理装置1、第1ユーザ端末2、第2ユーザ端末3、及び店舗端末4の構成の詳細を説明する。
[決済処理装置1の機能構成]
図2は、決済処理装置1の機能構成を示す図である。決済処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、インターネット等のネットワークを介して第1ユーザ端末2、第2ユーザ端末3及び店舗端末4とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、条件設定部131、発行要求受信部132、トークン送信部133、決済用情報受信部134、判定部135及び決済処理部136として機能させる決済用プログラムを記憶する。
また、記憶部12は、第1ユーザIDと、所定条件としての決済用コードの決済許可条件を示す情報とを関連付けた条件情報を記憶する。図3は、条件情報の一例を示す図である。図3に示すように、第1ユーザIDに、決済許可条件を設定した第2ユーザを識別する第2ユーザ識別情報としての第2ユーザIDと、決済許可条件が関連付けられていることが確認できる。図3に示すように、決済許可条件は、例えば、第1ユーザ端末2に対応する決済金額を引き落とす口座の残高が一定以上であること、第1ユーザ端末2から決済用トークンを所定の日時に受信すること、第1ユーザ端末2の位置が所定の範囲内であることである。
また、発行許可条件は、図3に示すものに限らず、第1ユーザ端末2に対応する決済金額を引き落とす口座の残高が一定以上であること、所定期間内(例えば現在時刻から所定期間以内)における第1ユーザ端末2に対応する決済回数が所定回数以下であること、所定期間内における第1ユーザ端末2に対応する決済金額の合計額が所定額以下であること、第1ユーザ端末2に対応する決済が行われてから所定時間が経過していること、第2ユーザ端末3の第2ユーザにより、決済用コードの発行が無条件に許可されていることであってもよい。
また、決済許可条件は、決済処理装置1が第1ユーザ端末2の位置を特定可能であることであってもよい。第1ユーザ端末2の位置を特定可能であることとは、例えば、決済用コードの発行要求とともに、第1ユーザ端末2の位置を示す位置情報を受信していることであるが、これに限らず、決済用コードの発行要求の受信時に、決済処理装置1が第1ユーザ端末2に位置情報の取得を要求し、その結果、第1ユーザ端末2の位置を示す位置情報を受信したことであってもよい。
また、発行許可条件は、上述した複数の発行許可条件の組合せであってもよいし、一以上の発行禁止条件と一以上の発行許可条件の組合せであってもよい。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶された決済用プログラムを実行することにより、条件設定部131、発行要求受信部132、トークン送信部133、決済用情報受信部134、判定部135及び決済処理部136として機能する。制御部13の各部の動作の詳細については後述する。
[第1ユーザ端末2の機能構成]
図4は、第1ユーザ端末2の機能構成を示す図である。第1ユーザ端末2は、操作部21と、通信部22と、読取部23と、表示部24と、記憶部25と、制御部26とを有する。制御部26は、操作受付部261と、要求送信部262と、トークン送信部263と、表示制御部264とを有する。
操作部21は、第1ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば表示部24の表面に設けられたタッチパネルである。操作部21は、第1ユーザがタッチした位置を示す信号を操作受付部261に通知する。
通信部22は、例えば携帯電話網の基地局との間でデータを送受信するための無線通信インターフェースである。通信部22は、決済用トークン等を決済処理装置1に送信する。
読取部23は、例えば、カメラである。読取部23は、店舗端末4に表示された決済用コードを読み取る。
表示部24は、各種の情報を表示するディスプレイである。
記憶部25は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部25は、制御部26が実行するプログラムを記憶している。記憶部25は、制御部26を、操作受付部261、要求送信部262、トークン送信部263、及び表示制御部264として機能させるプログラムを記憶する。
制御部26は、例えばCPUであり、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することにより、操作受付部261、要求送信部262、トークン送信部263、及び表示制御部264として機能する。
操作受付部261は、操作部21から入力された信号に基づいて、第1ユーザの操作内容を特定する。操作受付部261は、特定した操作内容が、決済用コードを読み取るための操作である場合に、操作内容をトークン送信部263に通知する。トークン送信部263は、操作受付部261が決済用コードを読み取るための操作を受け付けた場合に、読取部23に、店舗端末4に表示された決済用コードを読み取らせる。トークン送信部263は、読取部23が決済用コードから抽出した情報を決済用トークンとして取得する。
また、トークン送信部263は、操作受付部261が決済用コードを読み取るための操作を受け付けた場合に、第1ユーザ端末2の位置を特定する。トークン送信部263は、取得した決済用トークンと、第1ユーザ端末2の位置を示す端末位置情報と、第1ユーザIDとを通信部22を介して決済処理装置1に送信する。ここで、トークン送信部263は、端末位置情報の送信を必須としなくてもよい。
表示制御部264は、決済処理装置1から、決済が完了したことを示す決済完了情報を受信すると、決済完了情報を表示部24の同一の画面上に表示させる。
[第2ユーザ端末3の機能構成]
図5は、第2ユーザ端末3の機能構成を示す図である。第2ユーザ端末3は、操作部31と、通信部32と、表示部33と、記憶部34と、制御部35とを有する。制御部35は、操作受付部351と、設定要求送信部352と、表示制御部353とを有する。
操作部31は、第2ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば表示部33の表面に設けられたタッチパネルである。操作部31は、第2ユーザがタッチした位置を示す信号を操作受付部351に通知する。
通信部32は、例えば携帯電話網の基地局との間でデータを送受信するための無線通信インターフェースである。通信部32は、決済許可条件を設定するための設定要求を決済処理装置1に送信する。通信部32は、決済処理装置1から、第1ユーザのコード決済に関する情報を受信する。第1ユーザのコード決済に関する情報は、例えば、第1ユーザによるコード決済が失敗したことを示すエラー情報、又は第1ユーザによるコード決済が完了したことを示す情報である。
表示部33は、各種の情報を表示するディスプレイである。
記憶部34は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部34は、制御部35が実行するプログラムを記憶している。記憶部34は、制御部35を、操作受付部351、設定要求送信部352及び表示制御部353として機能させるプログラムを記憶する。
制御部35は、例えばCPUであり、記憶部34に記憶されたプログラムを実行することにより、操作受付部351、設定要求送信部352及び表示制御部353として機能する。
操作受付部351は、操作部31から入力された信号に基づいて、第2ユーザの操作内容を特定する。操作受付部351は、特定した操作内容が、決済許可条件の設定を行うための操作である場合に、操作内容を設定要求送信部352に通知する。設定要求送信部352は、操作受付部351が、決済許可条件の設定を行うための操作を受け付けた場合に、設定画面を表示部33に表示させ、第1ユーザを特定するための第1ユーザ特定情報と、決済許可条件とを受け付ける。
第1ユーザ特定情報は、例えば、第1ユーザの氏名、性別及び生年月日等の個人情報、第1ユーザ端末2に対応する電話番号、又はこれらの組合せであるものとするが、第1ユーザIDであってもよい。
設定要求送信部352は、通信部22を介して、第2ユーザの第2ユーザIDと、第1ユーザ特定情報と、決済許可条件とを含む決済許可条件の設定要求を決済処理装置1に送信する。
表示制御部353は、決済処理装置1から受信した、第1ユーザのコード決済に関する情報を受信すると、当該情報を表示部33に表示させる。
[店舗端末4の機能構成]
図6は、店舗端末4の機能構成を示す図である。店舗端末4は、操作部41と、読取部42と、通信部43と、表示部44と、記憶部45と、制御部46とを有する。
操作部41は、ユーザとしての店員の操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば店員が、来店した第1ユーザが購入する商品を選択するためのボタンや、表示部44の表面に設けられたタッチパネルである。
読取部42は、例えば、バーコードリーダであり、店員が購入する商品に付されているバーコードを読み取る。読取部42は、読み取ったバーコードが示す情報を制御部46に出力する。
通信部43は、例えば決済処理装置1との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。通信部43は、制御部46の制御に応じて、決済用コードの発行要求、決済情報を決済処理装置1に送信する。また、通信部43は、決済処理装置1から決済用トークンを受信する。
表示部44は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部44は、例えば、決済金額や決済用コードを表示する。
記憶部45は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部45は、制御部46が実行するプログラムを記憶している。記憶部45は、制御部46を、決済用情報生成部461、決済用情報送信部462及びコード生成部463として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部45は、商品IDと、商品の価格とを関連付けた商品DBを記憶する。
制御部46は、例えばCPUであり、記憶部45に記憶されたプログラムを実行することにより、決済用情報生成部461、決済用情報送信部462、及びコード生成部463として機能する。
決済用情報生成部461は、決済対象の一以上の商品を特定し、決済用情報を生成する。具体的には、決済用情報生成部461は、操作部41において店員が入力した商品ID又は読取部42が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得することにより、取得した商品IDの商品を決済対象の商品と特定する。決済用情報生成部461は、記憶部45に記憶されている商品DBを参照し、取得した商品IDに関連付けられている商品の価格を特定する。決済用情報生成部461は、操作部41において店員が入力した商品ID又は読取部42が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを一以上取得し、当該商品IDから特定した商品の価格を集計する。決済用情報生成部461は、操作部41において精算操作を受け付けると、集計した商品の価格を決済金額に決定する。
決済用情報生成部461は、決定した決済金額と、店舗を識別するための店舗情報としての店舗IDと、決済時刻としての現在時刻を示す決済時刻情報とを含む決済情報を生成する。店舗IDには、店舗を識別する情報の他に、店舗を運営する事業者を識別する事業者IDが含まれていてもよい。
決済用情報送信部462は、決済用情報生成部461が決済情報を生成すると、通信部43を介して、決済用コードの発行要求と、生成した決済情報とを決済処理装置1に送信する。
コード生成部463は、決済処理装置1から決済用トークンが送信されると、決済用トークンに基づく決済用コードを生成する。コード生成部463は、例えば、予め定められた規則に基づいて決済用コードを生成する。コード生成部463は、生成した決済用コードを表示部44に表示させる。
[制御部13の各部の動作]
続いて、制御部13の各部の動作について説明する。
条件設定部131は、第2ユーザ端末3から、第1ユーザに対する決済許可条件の設定要求を受信し、受信した設定要求に基づいて、第1ユーザに対応する決済許可条件を設定する。
具体的には、まず、条件設定部131は、第2ユーザ端末3から、第2ユーザIDと第1ユーザ特定情報と決済許可条件とを含む決済許可条件の設定要求を受信する。続いて、条件設定部131は、設定要求に含まれる第1ユーザ特定情報に基づいて、第1ユーザIDを特定する。
例えば、記憶部12には、コード決済サービスを利用可能な複数のユーザそれぞれのユーザIDと、ユーザの個人情報とを関連付けたユーザ情報が記憶されている。コード決済サービスは、例えば、携帯電話網を提供する通信事業者が運営しており、携帯電話に関するサービスを利用するユーザがコード決済サービスを利用可能であってもよい。すなわち、コード決済サービスのユーザ情報は、携帯電話に関するサービスのユーザ情報と共通であってもよい。
条件設定部131は、記憶部12に記憶されているユーザ情報を参照し、第1ユーザ特定情報と一致するユーザの個人情報に関連付けられている第1ユーザIDを特定する。
なお、ユーザ情報は記憶部12に記憶されていることとしたが、これに限らず、決済処理装置1とは異なる記憶装置に記憶されていてもよい。この場合、条件設定部131は、記憶装置に記憶されているユーザ情報を参照し、第1ユーザIDを特定してもよい。
条件設定部131は、受信した設定要求に含まれる第2ユーザIDに対応する第2ユーザと、特定した第1ユーザIDに対応する第1ユーザとが所定の関係を有しているかを判定する。所定の関係は、例えば、第1ユーザと第2ユーザとが家族であること、又は親子関係を有していることである。例えば、記憶部12に記憶されているユーザ情報において、ユーザのユーザIDに、当該ユーザと親子関係又は家族関係を有する他のユーザのユーザIDが関連付けられている。条件設定部131は、ユーザ情報を参照することにより、第2ユーザと第1ユーザとが親子関係を有しているか、第1ユーザと第2ユーザとが家族であるかを判定する。
条件設定部131は、第2ユーザと第1ユーザとが親子関係を有しているか、第1ユーザと第2ユーザとが家族であると判定すると、受信した設定要求に基づいて、第1ユーザに対応する決済許可条件を設定する。条件設定部131は、特定した第1ユーザIDと、受信した設定要求に含まれる第2ユーザIDと、決済許可条件とを関連付けて条件情報として記憶部12に記憶させることにより、第1ユーザに対応する決済許可条件を設定する。
条件設定部131は、例えば、第1ユーザ端末2から決済用コードの発行要求を所定の日時に受信すること、第1ユーザ端末2に対応する決済金額を引き落とす口座の残高が所定の条件を満たすこと、第1ユーザ端末2の位置が所定の範囲内であること、第1ユーザ端末2の位置を特定可能であること、又は、これらの組合せを第1ユーザに対応する決済許可条件として設定する。所定の条件は、例えば、口座の残高が第1の残高以上であること、又は、口座の残高が第2の残高以下であることである。
また、条件設定部131は、第1ユーザに対するコード決済が常に禁止されるか常に許可されるように第1ユーザに対応する決済許可条件を設定してもよい。コード決済が常に禁止される条件とは、例えば、常に成立しない条件である。
なお、条件設定部131は、第1ユーザ特定情報として第1ユーザIDを含む決済許可条件の設定要求を受信した場合には、当該設定要求に含まれる第1ユーザIDと、第2ユーザIDと、決済許可条件とを関連付けて、条件情報として記憶部12に記憶させることにより、第1ユーザに対応する決済許可条件を設定してもよい。
また、条件設定部131は、第1ユーザに対応する決済許可条件の設定の承認要求を第1ユーザ端末2に送信してもよい。そして、条件設定部131は、第1ユーザ端末2から決済許可条件の設定の承認を示す情報を受信すると、第1ユーザに対応する決済許可条件を設定してもよい。このように、決済処理装置1は、第1ユーザからの承認を得たうえで決済許可条件の設定を行うことができるので、コード決済時に決済許可条件に基づいて決済が行えないことにより第1ユーザが混乱することを抑制することができる。
発行要求受信部132は、店舗端末4から、第1ユーザが店舗で行う決済に対応する金額を含む決済情報と、決済用コードの発行要求とを受信する。
トークン送信部133は、発行要求受信部132が決済用コードの発行要求を受信すると、決済用コードを生成するための決済用トークンを店舗端末4に送信する。具体的には、まず、トークン送信部133は、発行要求受信部132が決済用コードの発行要求を受信すると、決済用トークンを生成する。トークン送信部133は、発行要求受信部132が受信した決済情報と、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させる。また、トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末4に送信する。
決済用情報受信部134は、トークン送信部133が送信した決済用トークンに基づいて店舗端末4が表示した決済用コードを読み取った第1ユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザ端末2の位置を示す端末位置情報と、第1ユーザIDとを受信する。
判定部135は、決済用情報受信部134が決済用トークンを受信すると、第1ユーザと関連する第2ユーザにより設定された決済許可条件を満たすか否かを判定する。
具体的には、判定部135は、決済用情報受信部134が決済用トークンを受信すると、決済用トークンと一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。判定部135は、一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、記憶部12に記憶されている条件情報を参照し、決済用トークンとともに受信した第1ユーザIDに関連付けられている決済許可条件を満たすか否かを判定する。
例えば、判定部135は、条件情報において第1ユーザIDに関連付けられている決済許可条件が、第1ユーザ端末2に対応する決済金額を引き落とす口座の残高が一定以上であることである場合、第1ユーザ端末2に対応する決済金額を引き落とす口座の残高を特定する。そして、判定部135は、特定した口座の残高に基づいて、決済許可条件を満たすか否かを判定する。
また、判定部135は、条件情報において第1ユーザIDに関連付けられている決済許可条件が、第1ユーザ端末2から決済用トークンを所定の日時に受信することである場合、第1ユーザ端末2からの決済用トークンの受信時刻に基づいて、当該決済許可条件を満たすか否かを判定する。
また、判定部135は、条件情報において第1ユーザIDに関連付けられている決済許可条件が、第1ユーザ端末の位置が所定の範囲内であることである場合、決済用情報受信部134から受信した端末位置情報に基づいて、当該決済許可条件を満たすか否かを判定する。
また、判定部135は、決済許可条件を満たさないと判定すると、第1ユーザに対応する決済を行わないことを示す情報を第2ユーザ端末3に通知する。この場合、判定部135は、記憶部12に記憶されている条件情報を参照し、第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザIDを特定し、当該第2ユーザIDに対応する第2ユーザ端末3に、決済許可条件が満たされないことにより決済が行われないことを示す情報を通知してもよい。このようにすることで、第2ユーザは、第1ユーザがコード決済により商品を購入できなかったことを把握することができる。なお、判定部135は、第1ユーザに対応する決済を行わないことを示す情報を第2ユーザ端末3に通知したが、これに限らず、第1ユーザに対応する決済を行わないことを示す情報を第1ユーザ端末2に通知してもよい。
決済処理部136は、判定部135が決済許可条件を満たすと判定した場合、第1ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する決済情報に基づいて決済を実行する。具体的には、決済処理部136は、判定部135が決済許可条件を満たすと判定すると、決済用情報受信部134が受信した決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている決済情報を取得する。
決済処理部136は、取得した決済情報に含まれている決済金額を、第1ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDで特定される第1ユーザの口座から引き落とす処理を実行する。また、決済処理部136は、取得した決済情報に含まれている店舗IDで特定される店舗の口座に、取得した決済情報に含まれている決済金額を入金する処理を実行する。決済処理部136は、決済金額から、決済処理装置1における決済手数料を差し引いた金額を、店舗の口座に入金してもよい。
決済処理部136は、決済情報に基づく決済が行われた場合に、決済が完了したことを示す決済完了情報を第1ユーザ端末2及び店舗端末4に通知する。また、決済処理部136は、決済情報に基づく決済が行われた場合に、第1ユーザに対応する決済が行われたことを示す決済実行情報を第2ユーザ端末3に通知する。決済処理部136は、決済実行情報の代わりに、決済完了情報を第2ユーザ端末3に通知してもよい。このようにすることで、第2ユーザは、第1ユーザがコード決済により商品を購入したことを把握することができる。
[動作シーケンス]
図7は、決済システムSの動作シーケンス図である。図8は、図7に続く動作シーケンス図である。
図7に示すシーケンス図は、第2ユーザ端末3の第2ユーザが決済許可条件の設定操作をしたところから開始している(S1)。設定要求送信部352は、第2ユーザの第2ユーザIDと、第1ユーザ特定情報と、決済許可条件とを含む決済許可条件の設定要求を決済処理装置1に送信する(S2)。
決済処理装置1の条件設定部131は、第2ユーザ端末3から決済許可条件の設定要求を受信すると、当該設定要求に含まれている第1ユーザ特定情報に基づいて第1ユーザIDを特定する(S3)。条件設定部131は、特定した第1ユーザIDと、受信した設定要求に含まれる第2ユーザIDと、決済許可条件とを関連付けて条件情報として記憶部12に記憶させることにより、第1ユーザに対応する決済許可条件を設定する(S4)。
その後、第1ユーザが店舗端末4を使用する店員に選択した商品を持ち込む。店舗端末4の決済用情報生成部461は、操作部41において店員が入力した商品ID又は読取部42が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得し、当該商品IDに関連付けられている商品の価格を特定することにより、決済金額を算出する。そして、決済用情報生成部461は、決済金額と、店舗IDと、決済時刻情報とを含む決済情報を生成する(S5)。決済用情報送信部462は、決済用コードの発行要求と、生成した決済情報とを決済処理装置1に送信する(S6)。
決済処理装置1の発行要求受信部132は、決済用コードの発行要求と、決済情報とを受信する。トークン送信部133は、決済用トークンを生成する(S7)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンと、決済情報とを関連付けて記憶部12に記憶させる(S8)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末4に送信する(S9)。
図8に説明を移す。店舗端末4のコード生成部463は、決済処理装置1から受信した決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部44に表示させる(S10)。第1ユーザは、第1ユーザ端末2を操作して、店舗端末4に表示された決済用コードを第1ユーザ端末2に読み取らせる(S11)。第1ユーザ端末2のトークン送信部263は、決済用コードから得られる決済用トークンと、第1ユーザIDとを決済処理装置1に送信する(S12)。決済用情報受信部134は、第1ユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを受信する。
判定部135は、決済用情報受信部134が決済用トークンを受信すると、第1ユーザと関連する第2ユーザにより設定された決済許可条件を満たすか否かを判定する(S13)。本フローチャートでは、判定部135は、決済許可条件が満たされていると判定するものとする。なお、判定部135は、決済許可条件が満たされていないと判定すると、第2ユーザ端末3に、決済許可条件が満たされないことにより決済を行われないことを示す情報を通知する。
続いて、決済処理部136は、判定部135が決済許可条件を満たすと判定すると、記憶部12を参照し、第1ユーザ端末2から受信した決済用トークンに関連付けられている決済情報を特定する(S14)。決済処理部136は、特定した決済情報と、第1ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDとに基づいて決済処理を行う(S15)。
続いて、決済処理部136は、決済が完了したことを示す決済完了情報を第1ユーザ端末2に通知するとともに(S16)、第1ユーザに対応する決済が行われたことを示す決済実行情報を第2ユーザ端末3に通知する(S17)。
[変形例]
以上の説明においては、店舗端末4は、ユーザが商品を購入する際に決済用コードの発行要求を決済処理装置1に行ったが、これに限らない。例えば、ユーザが商品を購入する前に、店舗端末4が、決済用コードの発行要求を行ってもよい。
図9は、ユーザが商品を購入する前に、店舗端末4が決済用コードの発行要求を行うときの決済システムSの動作シーケンス図である。図10は、図9に続く動作シーケンス図である。
図9に示すように、まず、決済用情報送信部462は、決済用コードの発行要求と、店舗に関する店舗情報とを決済処理装置1に送信する(S31)。店舗情報は、例えば店舗名、店舗に入金するための金融機関の口座番号等の店舗を識別するための店舗識別情報であるものとするが、店舗IDを含んでもよい。
決済処理装置1のトークン送信部133は、発行要求受信部132が店舗に関する店舗情報と決済用コードの発行要求とを受信すると、店舗IDと決済用トークンとを生成する(S32)。
トークン送信部133は、生成した決済用トークンと、店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させる(S33)。また、トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末4に送信する(S34)。
コード生成部463は、決済処理装置1から決済用トークンを受信すると、決済用トークンを記憶部45に記憶させる(S35)。
第2ユーザ端末3の第2ユーザは、決済許可条件の設定操作を行う(S36)。設定要求送信部352は、第2ユーザの第2ユーザIDと、第1ユーザ特定情報と、決済許可条件とを含む決済許可条件の設定要求を決済処理装置1に送信する(S37)。
決済処理装置1の条件設定部131は、第2ユーザ端末3から決済許可条件の設定要求を受信すると、当該設定要求に含まれている第1ユーザ特定情報に基づいて第1ユーザIDを特定する(S38)。条件設定部131は、特定した第1ユーザIDと、受信した設定要求に含まれる第2ユーザIDと、決済許可条件とを関連付けて条件情報として記憶部12に記憶させることにより、第1ユーザに対応する決済許可条件を設定する(S39)。
なお、図9に示す例では、店舗端末が決済用コードの発行要求を行った後に、第2ユーザが決済許可条件の設定操作を行うものとしたが、これに限らず、逆の順序であってもよい。
図10に説明を移す。店舗において、第1ユーザは、購入する商品を選択し、店舗端末4を使用する店員に選択した商品を持ち込む。店舗端末4のコード生成部463は、記憶部45に記憶されている決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部44に表示させる(S40)。第1ユーザは、第1ユーザ端末2を操作して、店舗端末4に表示された決済用コードを第1ユーザ端末2に読み取らせる(S41)。第1ユーザ端末2の操作受付部261は、第1ユーザから決済金額の入力を受け付け、トークン送信部263は、決済用コードから得られる決済用トークンと、決済金額を含む決済情報と、第1ユーザIDとを決済処理装置1に送信する(S42)。決済用情報受信部134は、第1ユーザ端末2から、決済用トークンと、決済情報と、第1ユーザIDとを受信する。
判定部135は、決済用情報受信部134が決済用トークンを受信すると、第1ユーザと関連する第2ユーザにより設定された決済許可条件を満たすか否かを判定する(S43)。続いて、決済処理部136は、判定部135が決済許可条件を満たすと判定すると、受信した決済用トークンに関連付けられている店舗IDを特定する(S44)。そして、決済処理部136は、第1ユーザ端末2から受信した決済情報と第1ユーザIDと、特定した店舗IDとに基づいて決済処理を行う(S45)。
続いて、決済処理部136は、決済が完了したことを示す決済完了情報を第1ユーザ端末2に通知するとともに(S46)、第1ユーザに対応する決済が行われたことを示す決済実行情報を第2ユーザ端末3に通知する(S47)。
なお、本シーケンスにおいて、第1ユーザ端末2は、第1ユーザから決済金額を受け付け、決済用トークンと、決済金額と、第1ユーザIDとを含む決済要求を決済処理装置1に送信したが、これに限らない。例えば、店舗において扱う商品の金額が同一である場合、決済用情報送信部462は、第1ユーザが商品を購入する前に、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗IDとを決済処理装置1に送信してもよい。そして、トークン送信部133が、生成した決済用トークンと、受信した店舗IDと、受信した決済金額とを関連付けて記憶部12に記憶させるようにしてもよい。
また、本シーケンスにおいて、コード生成部463が、第1ユーザが商品を購入する際に、記憶部45に記憶されている決済用トークンに基づいて決済用コードを生成し、表示部44に表示させたが、これに限らない。店舗端末4の店員は、店舗端末4に決済用コードを表示させる代わりに、決済用コードを予め紙等に印刷しておき、第1ユーザが商品を購入する際に、紙等に印刷された決済用コードを第1ユーザに提示してもよい。
また、本シーケンスにおいて、第1ユーザ端末2は、店舗端末4に表示された決済用コードを無条件で読み取ることとしたが、これに限らず、決済許可条件が満たされている場合に限定して決済用コードを読み取るようにしてもよい。この場合、第1ユーザ端末2は、店舗端末4に表示された決済用コードを読み取る前に、第1ユーザIDを含み、コード決済を行うことを示す情報を決済処理装置1に送信する。
決済処理装置1の判定部135は、コード決済を行うことを示す情報と、第1ユーザIDとを第1ユーザ端末2から受信すると、受信した第1ユーザIDに基づいて、第1ユーザと関連する第2ユーザにより設定された決済許可条件を満たすか否かを判定する。判定部135は、決済許可条件を満たすと判定すると、決済用コードの読取を許可する読取許可情報を第1ユーザ端末2に送信し、決済許可条件を満たしていないと判定すると、決済用コードの読取を許可しない読取不許可情報を第1ユーザ端末2に送信する。
第1ユーザ端末2のトークン送信部263は、通信部22が読取許可情報を決済処理装置1から受信すると、読取部23に、店舗端末4に表示された決済用コードを読み取らせる。また、トークン送信部263は、通信部22が読取不許可情報を決済処理装置1から受信すると、読取部23に、店舗端末4に表示された決済用コードを読み取らせないように制御する。また、表示制御部264は、通信部22が読取不許可情報を決済処理装置1から受信すると、決済許可条件を満たしておらず、第1ユーザがコード決済を用いて決済できないことを示す情報を表示部24に表示させる。
[決済システムSによる効果]
以上説明したように、決済処理装置1は、店舗端末4が表示した決済用コードを読み取った第1ユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを受信すると、第1ユーザと関連する第2ユーザにより設定された所定条件を満たすか否かを判定し、所定条件の判定結果に基づいて、第1ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する決済情報に基づく決済を実行する。このようにすることで、決済処理装置1は、第1ユーザのコード決済による金銭消費を制御することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 決済処理装置
2 第1ユーザ端末
3 第2ユーザ端末
4 店舗端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
21 操作部
22 通信部
23 読取部
24 表示部
25 記憶部
26 制御部
31 操作部
32 通信部
33 表示部
34 記憶部
35 制御部
41 操作部
42 読取部
43 通信部
44 表示部
45 記憶部
46 制御部
131 条件設定部
132 発行要求受信部
133 トークン送信部
134 決済用情報受信部
135 判定部
136 決済処理部
261 操作受付部
262 要求送信部
263 トークン送信部
264 表示制御部
351 操作受付部
352 設定要求送信部
353 表示制御部
461 決済用情報生成部
462 決済用情報送信部
463 コード生成部

Claims (14)

  1. コンピュータが実行する、
    店舗で使用される店舗端末から、第1ユーザが前記店舗で行う決済に対応する金額を含む決済情報と、前記決済を行うための決済用コードの発行要求とを取得するステップと、
    取得した前記決済情報と、前記決済用コードを生成するための決済用トークンとを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    前記決済用トークンを前記店舗端末に送信するステップと、
    前記決済用トークンに基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取った前記第1ユーザが使用する第1ユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記第1ユーザを識別するための第1ユーザ識別情報とを受信するステップと、
    前記決済用トークンを受信すると、第2ユーザにより設定された所定条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記判定するステップにおける前記所定条件の判定結果に基づいて、前記第1ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済情報に基づく決済を実行するステップと、
    を有する決済処理方法。
  2. コンピュータが実行する、
    店舗において決済を行うために使用される決済用コードに対応する決済用トークンを記憶部に記憶させるステップと、
    前記店舗において前記決済用コードを読み取った第1ユーザが使用する第1ユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記第1ユーザを特定するための第1ユーザ識別情報と、前記店舗における前記第1ユーザの決済金額を示す金額情報を含む決済情報とを受信するステップと、
    前記決済用トークンを受信すると、第2ユーザにより設定された所定条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記判定するステップにおける前記所定条件の判定結果に基づいて、前記第1ユーザ端末から受信した前記金額情報に基づく決済を実行するステップと、
    を有する決済処理方法。
  3. 前記コンピュータが実行する、前記判定するステップにおいて前記所定条件を満たさないと判定された場合に、前記第1ユーザに対応する決済を行わないことを示す情報を前記第2ユーザが使用する第2ユーザ端末に通知するステップをさらに有する、
    請求項1又は2に記載の決済処理方法。
  4. 前記コンピュータが実行する、前記第2ユーザが使用する第2ユーザ端末から、前記第2ユーザを識別する第2ユーザ識別情報と、前記第1ユーザを特定するための第1ユーザ特定情報とを含み、前記所定条件の設定要求を取得するステップと、
    前記コンピュータが実行する、取得した前記設定要求に基づいて前記第1ユーザに対応する前記所定条件を設定するステップと、
    をさらに有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  5. 前記設定するステップにおいて、前記コンピュータは、前記設定要求に含まれる前記第1ユーザ特定情報に基づいて前記第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報を特定し、前記第1ユーザ識別情報と、前記第1ユーザに対応する前記所定条件とを関連付けることにより前記第1ユーザに対応する前記所定条件を設定する、
    請求項4に記載の決済処理方法。
  6. 前記設定要求は、前記第2ユーザ識別情報と、前記第1ユーザ特定情報としての前記第1ユーザを識別する第1ユーザ識別情報とを含み、
    前記設定するステップにおいて、前記コンピュータが実行する、前記設定要求に含まれる前記第1ユーザ識別情報と、前記第1ユーザに対応する前記所定条件とを関連付けることにより、前記第1ユーザに対応する前記所定条件を設定する、
    請求項4に記載の決済処理方法。
  7. 前記設定するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第2ユーザと前記第1ユーザとが所定の関係を有するか否かを判定し、前記所定の関係を有すると判定した場合に、取得した前記設定要求に基づいて前記第1ユーザに対応する前記所定条件を設定する、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  8. 前記設定するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第1ユーザ端末から前記決済用トークンを所定の日時に受信することを前記第1ユーザに対応する前記所定条件として設定する、
    請求項4から7のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  9. 前記設定するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第1ユーザ端末に対応する決済金額を引き落とす口座の残高が所定の条件を満たすことを前記第1ユーザに対応する前記所定条件として設定する、
    請求項4から8のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  10. 前記設定するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第1ユーザ端末の位置が所定の範囲内であることを前記第1ユーザに対応する前記所定条件として設定する、
    請求項4から9のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  11. 前記設定するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第1ユーザ端末の位置を特定可能であることを前記第1ユーザに対応する前記所定条件として設定する、
    請求項4から10のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  12. 前記設定するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第1ユーザに対応する前記所定条件として、前記第1ユーザに対する前記決済用コードの発行が常に禁止されるか常に許可されるかいずれかの条件を設定する、
    請求項4から7のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  13. 前記設定するステップにおいて、前記第1ユーザに対応する前記所定条件の設定の承認要求を前記第1ユーザ端末に送信し、前記第1ユーザ端末から前記所定条件の設定の承認を示す情報を受信すると、前記第1ユーザに対応する前記所定条件を設定する、
    請求項4から12のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  14. 前記コンピュータが実行する、前記決済を実行するステップにおいて前記決済情報に基づく決済が行われた場合に、前記第1ユーザに対応する決済が行われたことを示す情報を前記第2ユーザが使用する第2ユーザ端末に通知するステップをさらに有する、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の決済処理方法。
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