JP2021196236A - ピンゲージアダプター - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成で安価に製造でき故障等の不具合を気にすることなく、しかも、合否の判断を測定者に容易且つ確実に知覚させることができるピンゲージアダプターを提供する。【解決手段】本発明に係るピンゲージアダプター1は、ゲージ保持部31と、移動部33と、付勢部41と、からなるピンゲージアダプター1であって、本体部2は、外面に基準案内孔26を穿設し、ゲージ保持部31は、ピンゲージPを保持すると共にピンゲージPの軸線方向に進退自在に形成し、移動部33は、ゲージ保持部31の進退に連動しピンゲージPの軸線方向に進退自在に形成すると共に、本体部2の後端側に所定長さ移動すると基準案内孔26から外部へ突出するよう形成した突出部37を有し、付勢部41は、移動部33の進退において移動部33に本体部2の後端側への移動に抗する付勢力を付与するよう構成したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、手動によるピンゲージを用いた内径測定のバラツキをシンプルな構成で抑制できるピンゲージアダプターに関する。
従来、精度が要求される加工部品に形成された各種の穴は、内径寸法に対応した種々のピンゲージを測定者が把持し、測定対象の穴の上方からピンゲージが負荷なく、また、ガタツキなく正確に挿入可能か否かにより内径寸法の合否を判断していた。
しかしながら、測定者自らが測定対象の穴にピンゲージを挿入するため、例えば、設計値よりも微妙に小径に加工された本来ならば不合格となる穴に対して、設計通りの直径を有するピンゲージの挿入力に負荷を掛ければ無理やりでも挿入できてしまう場合があり、測定者の習熟度や性格に一定程度左右されてしまうという問題を有している。
また、ピンゲージは人手で把持するだけで体温が伝わり微妙に膨張してしまうため、例えば、設計値通りの穴に対して設計通りの直径を有するピンゲージが挿入できないこともあり、上述した測定者の習熟度等と共に測定精度に複雑に影響を及ぼすことも懸念されていた。
このような状況において、熱伝導によるピンゲージの膨張に対してはピンゲージを熱伝導率の低い材料で被覆して把持することが一般的な作業として行われており、測定者の習熟度等による測定精度のバラツキについては以下のような技術が開示されている。
例えば、特許文献1に係る技術は、ピンゲージとピンゲージを装着する伝達ロッドと伝達ロッドをピンゲージの軸方向に摺動可能に保持するホルダで構成し、ピンゲージから伝達ロッドに伝えられるピンゲージ挿入力の検出部を備えたピンゲージ装置である。
本技術では、検出部をリミットスイッチやロードセルで構成することでピンゲージの挿入力を電気的に検出・判断させることで所定の挿入力を越えた場合に警報としてブザーを鳴らすよう構成している。
また、例えば、特許文献2に係る技術は、被測定物の穴内に挿入されるピンゲージが装着される装着部と、測定者または測定具保持器により把持される把持部との間に、所要の弾性力を有する弾性部材を介装した穴内寸法測定具である。
本技術では、弾性部材で規定された付勢力以下の挿入力でピンゲージを測定対象の穴に挿入させるよう構成している。
実開昭63−054005号公報 実開平01−156401号公報
確かに特許文献1に記載の技術によれば、合否の判断がブザーにより報知される点で測定者の習熟度に関係なく簡便に判断できる点で優れているが、蓄電池等の電源の不具合やリミットセンサー等の電気部品の故障が生じても可及的にその不具合を認識できない結果、誤判定された製品が次工程に大量に流出してしまうというリスクを抱えている。
また、電気部品を用いることでピンゲージ装置自体がある程度高価なものとなってしまうため、測定者の人数や加工部品の穴の点数等により多くのピンゲージ装置を準備することが必要な場合に費用面で不利となってしまう。
また、特許文献2に記載の技術によれば、弾性部材で規定された付勢力以下の挿入力でピンゲージが測定対象の穴に挿入可能か否かにより合否の判断ができるとした点では理論的に優れているが、実際は弾性部材の付勢力の範囲内でピンゲージが測定具内を移動する正常な挿入力で測定している状況と、規定された付勢力を越えた挿入力、すなわち、測定具内でピンゲージがこれ以上移動できない状況の2つの状況を測定者が正確に判断できるような構成になっていない点で問題である。
従って、本測定具を用いて測定を行ったとしても、上述した2つの状況を判断するには測定者が本測定具を把持してピンゲージを測定対象の穴に挿入する際の抵抗力を加味した正常な挿入力とそれ以外の挿入力を測定者の手指の感覚で判断する必要があるため依然として測定者の習熟度や性格に一定程度左右されてしまうという問題が残ってしまう。
更には、ピンゲージを直接把持して測定を行なう場合は挿入力を直感的に習得し易いが、弾性部材を介在させることで余計なバイアスも含めて判断しなければならないため、取り扱いが非常に難しくなり測定のバラツキを改善させる程度の効果は期待できない。
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、シンプルな構成で安価に製造でき故障等の不具合を気にすることなく、しかも、合否の判断を測定者に容易且つ確実に知覚させることができるピンゲージアダプターを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下の技術を提供する。
請求項1に係る発明では、人手で把持可能な外形をなす本体部と、前記本体部に内設した、ゲージ保持部と、移動部と、付勢部と、からなるピンゲージアダプターであって、前記本体部は、先端にピンゲージを挿抜自在とするゲージ挿入孔を形成すると共に、外面には基準案内孔を穿設し、前記ゲージ保持部は、ピンゲージを保持すると共にピンゲージの軸線方向に進退自在に形成し、前記移動部は、前記ゲージ保持部の進退に連動しピンゲージの軸線方向に進退自在に形成すると共に、前記本体部の後端側に所定長さ移動すると前記基準案内孔から外部へ突出するよう形成した突出部を有し、前記付勢部は、前記移動部の進退において前記移動部に前記本体部の後端側への移動に抗する付勢力を付与するよう構成したことを特徴とするピンゲージアダプターを提供せんとする。
請求項2に係る発明では、前記基準案内孔は、前記本体部の後端面に形成したことを特徴とする請求項1に記載のピンゲージアダプターを提供せんとする。
請求項3に係る発明では、前記基準案内孔は、前記本体部の周側面に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のピンゲージアダプターを提供せんとする。
請求項4に係る発明では、前記本体部は、前記先端の前記ゲージ挿入孔から後端に渡り貫通した中空状の本体基部と、前記本体基部の前記後端と着脱自在に形成した封止部と、からなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のピンゲージアダプターを提供せんとする。
請求項5に係る発明では、前記本体基部は、前記ゲージ挿入孔を含む先端側をなす挿入部と、前記挿入部と前記封止部との間隙をなす基部と、からなり、前記挿入部は前記基部と着脱自在に形成し、前記ゲージ保持部は磁石で形成し、前記付勢部は圧縮コイルバネで形成し、たことを特徴とする請求項4に記載のピンゲージアダプターを提供せんとする。
請求項1記載の発明によれば、人手で把持可能な外形をなす本体部と、本体部に内設した、ゲージ保持部と、移動部と、付勢部と、からなるピンゲージアダプターであって、本体部は、先端にピンゲージを挿抜自在とするゲージ挿入孔を形成すると共に、外面には基準案内孔を穿設し、ゲージ保持部は、ピンゲージを保持すると共にピンゲージの軸線方向に進退自在に形成し、移動部は、ゲージ保持部の進退に連動しピンゲージの軸線方向に進退自在に形成すると共に、本体部の後端側に所定長さ移動すると基準案内孔から外部へ突出するよう形成した突出部を有し、付勢部は、移動部の進退において移動部に本体部の後端側への移動に抗する付勢力を付与するよう構成したことより、シンプルな構成で安価に製造でき故障等の不具合を気にすることなく、しかも、本体部を把持した測定者の手指に突出部が触れることで規定以上の挿入力でピンゲージに負荷を付与していることが知覚できるので、測定者の習熟度等に依存せず合否の判断を容易且つ確実に行なうことができる。
請求項2記載の発明によれば、基準案内孔は、本体部の後端面に形成したことより、手指を後端面に当接させながら把持して測定を行うだけで規定以上の挿入力でピンゲージに負荷を付与すれば可及的に手指に突出部が触れるため合否の判断を容易且つ確実に行なうことができる。
請求項3記載の発明によれば、基準案内孔は、本体部の周側面に形成したことより、手指を周側面に当接させながら把持して測定を行うだけで規定以上の挿入力でピンゲージに負荷を付与すれば可及的に手指に突出部が触れるため合否の判断を容易且つ確実に行なうことができる。
請求項4記載の発明によれば、本体部は、先端のゲージ挿入孔から後端に渡り貫通した中空状の本体基部と、本体基部の後端と着脱自在に形成した封止部と、からなることより、本体基部の後端からゲージ保持部や移動部、付勢部等の構成部材を挿入して組付けることができ、更に、封止部によりこれら部材を本体部の内部に安定して内設することができる。
しかも、構成部材に不具合が生じた場合や、調整やメンテナンスの際に容易に分解して対応することができる。
請求項5記載の発明によれば、本体基部は、ゲージ挿入孔を含む先端側をなす挿入部と、挿入部と封止部との間隙をなす基部と、からなり、挿入部は基部と着脱自在に形成し、ゲージ保持部は磁石で形成し、付勢部は圧縮コイルバネで形成したことより、複数の穴径のゲージ挿入孔からなる挿入部を準備することで、使用するピンゲージの直径に適切に対応した挿入部を適宜装着して測定を行なうことができる。
また、磁性材からなるピンゲージを用いることでゲージ挿入孔からピンゲージを挿入してゲージ保持部に当接させるだけでピンゲージを本体部に保持させることができる。
更に、突出部が外部に突出して手指に触れるピンゲージの挿入力を規定する際、異なるバネ定数からなる圧縮コイルバネに置き換えるだけで容易に調整することができる。
本実施形態に係るピンゲージアダプターの使用状態を示す斜視説明図である。 本実施形態に係るピンゲージアダプターの分解斜視図である。 (a)、(b)は本実施形態に係るピンゲージアダプターの断面図である。 (a)は測定時に突出部がゲージ挿入孔から突出しない状態を示す断面図で、(b)は突出する状態を示す断面図である。 (a)は変形例に係るピンゲージアダプターの断面図で、(b)は正面図である。 変形例に係るピンゲージアダプターの使用状態を示す斜視説明図である。 (a)は変形例に係るピンゲージアダプターの断面図で、(b)は正面図である。 変形例に係るピンゲージアダプターの断面図である。 変形例に係るピンゲージアダプターの斜視図である。 (a)は変形例に係るピンゲージアダプターの正面図で、(b)は(a)のA−A線断面図である。 図10(a)のB−B線断面図である。
本発明の実施形態に係るピンゲージアダプターの要旨は、人手で把持可能な外形をなす本体部と、本体部に内設した、ゲージ保持部と、移動部と、付勢部と、からなるピンゲージアダプターであって、本体部は、先端にピンゲージを挿抜自在とするゲージ挿入孔を形成すると共に、外面には基準案内孔を穿設し、ゲージ保持部は、ピンゲージを保持すると共にピンゲージの軸線方向に進退自在に形成し、移動部は、ゲージ保持部の進退に連動しピンゲージの軸線方向に進退自在に形成すると共に、本体部の後端側に所定長さ移動すると基準案内孔から外部へ突出するよう形成した突出部を有し、付勢部は、移動部の進退において移動部に本体部の後端側への移動に抗する付勢力を付与するよう構成したことを特徴とする。すなわち、シンプルな構成で安価に製造でき故障等の不具合を気にすることなく、しかも、合否の判断を測定者に容易且つ確実に知覚させることができるピンゲージアダプターの提供を図ろうとするものである。
以下、本発明に係るピンゲージアダプター1の一実施形態について図面を参照しながら説明する。また、本説明中において左右同一又は左右対称の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
また、ピンゲージアダプター1の上下は、挿入されるピンゲージPが位置する側が下方でありピンゲージアダプター1の先端側とし、反対側が上方であり後端側として説明する。
本発明の実施形態に係るピンゲージアダプター1は、図1〜図3(a)、(b)に示すように、人手Hで把持可能な外形をなす本体部2と、本体部2に内設した、ゲージ保持部31と、移動部33と、付勢部41と、からなるピンゲージアダプター1であって、本体部2は、先端にピンゲージPを挿抜自在とするゲージ挿入孔5を形成すると共に、外面には基準案内孔26を穿設し、ゲージ保持部31は、ピンゲージPを保持すると共にピンゲージPの軸線方向に進退自在に形成し、移動部33は、ゲージ保持部31の進退に連動しピンゲージPの軸線方向に進退自在に形成すると共に、本体部2の後端側に所定長さ移動すると基準案内孔26から外部へ突出するよう形成した突出部37を有し、付勢部41は、移動部33の進退において移動部33に本体部2の後端側への移動に抗する付勢力を付与するよう構成している。
また、基準案内孔26は、本体部2の後端面に形成すると共に、本体部2は、先端のゲージ挿入孔5から後端に渡り貫通した中空状の本体基部3と、本体基部3の後端と着脱自在に形成した封止部24と、からなるよう構成している。
このように構成されたピンゲージアダプター1は、本体部2にピンゲージPが装着され、例えば、図1に示すように親指f1と中指f3とで本体基部3を挟持しつつ人差指f2を封止部24に当接して把持し、下方の加工部品Wに穿設された測定対象の穴yに上方からピンゲージPを挿入して使用される。
そして、測定対象の穴yがピンゲージPの直径と同等以上の場合、ピンゲージPの軸線方向には想定内の負荷しか付与されず、図4(a)に示すように本体部2の内部において移動部33の上方への移動は限定的となり、封止部24に形成された基準案内孔26から突出部37が突出することはなく、挿入しているピンゲージPが測定対象の穴yと同等以下であることを判断することができる。
しかしながら、測定対象の穴yがピンゲージPの直径よりも小さい場合、図4(b)に示すように移動部33に形成された突出部37が封止部24に形成された基準案内孔26から上方に突出し測定者の人差指f2に突出部37が接触するため、挿入しているピンゲージPが測定対象の穴yよりも大きいことを知覚的に判断することができる。
以下、本実施形態に係るピンゲージアダプター1の各部の構成について主に図2、図3を用いて具体的に詳述する。
本体部2を構成する本体基部3は、先端のゲージ挿入孔5から後端にかけて上下に貫通する中空状の円筒状で先端側を円錐台状とした砲弾型に形成し、後端側の内周壁に封止部24の雄ネジ28と螺合する雌ネジ10を螺刻している。
また、雌ネジ10から先端にかけての内周壁には、後述する樹脂ワッシャー43、付勢部41、移動部33、ゲージ保持部31を配設すると共にピンゲージPが挿入可能なように内径の異なる3つの溝部8,11,12を形成している。
具体的には、雌ネジ10の直下には本体基部3の後端側から挿入した樹脂ワッシャー43の縁端部が当接載置するワッシャー溝11を形成し、ワッシャー溝11の下方には同様に後端側から挿入したゲージ保持部31の縁端部が当接載置する摺動溝12をワッシャー溝11よりも若干だけ小さな内径で形成し、挿入したゲージ保持部31の真上に付勢部41を遊嵌した移動部33が当接載置される。
また、摺動溝12の直下には摺動溝12よりも小さな内径で形成したゲージ挿入溝8を形成し、このゲージ挿入溝8はゲージ挿入孔5を開口とし、ゲージ挿入孔5自体は本体基部3の先端側のゲージ挿入溝8から外方に拡開したすり鉢状に形成している。
このように、雌ネジ10、ワッシャー溝11、摺動溝12、ゲージ挿入溝8は、連通して本体基部3を貫通する。
また、封止部24は、本体基部3の外径と略同等の直径からなる円盤状で中心部に基準案内孔26を穿設すると共に縁端部を面取りした第一知覚部25と、第一知覚部25よりも小径で同心の円筒状に形成した係合部27を第一知覚部25の下底面に突設すると共に係合部27の外周面に雄ネジ28を螺刻している。
すなわち、封止部24は、基準案内孔26と係合部27の内空間とが連通し上下に貫通するよう形成し、雄ネジ28は、本体基部3の上述した雌ネジ10と螺合して一体の本体部2を構成し、係合部27の下端面でワッシャー溝11に配設された樹脂ワッシャー43の縁端部と当接して樹脂ワッシャー43を本体部2内に略固定する。
樹脂ワッシャー43は、合成樹脂材料からなり所定厚でドーナツ状に形成し、中央部に形成した摺動孔44の内径は、移動部33の上半部を構成する軸部36の外径よりも若干だけ大きく、移動部33に遊嵌した圧縮コイルバネからなる付勢部41の外径よりも小さく形成し、移動部33の上半部が摺動孔44を介して上下摺動自在となるよう形成している。
なお、付勢部41として異なるバネ定数の圧縮コイルバネを複数準備しておくことで、交換によりピンゲージPの挿入力を容易に規定することができる。
移動部33は、合成樹脂材料からなり、本体基部3の内部に形成した摺動溝12の内径よりも若干だけ小径の直径からなる所定厚で円盤状の当接部34と、当接部34よりも小径で且つ樹脂ワッシャー43に形成した摺動孔44の内径よりも小径で当接部34と同心の円柱状に形成した軸部36と、軸部36の直径よりも小径で且つ封止部24に形成した基準案内孔26の内径よりも若干だけ小径で軸部36と同心の円柱状に形成した突出部37とで断面視略逆T字状に形成している。
移動部33は、突出部37を上方とした逆T字状の状態で軸部36の周面に付勢部41を遊嵌したまま本体基部3の後端側から挿入され、次いで、摺動孔44に軸部36を挿通しつつ上方から挿入される樹脂ワッシャー43により付勢部41が樹脂ワッシャー43の下底面と当接部34の内側面との間で挟持されることで移動部33が摺動溝12内に略固定される。
なお、突出部37、特にその周側面に着色を施すことで基準案内孔26からの突出部37の出現を目視にて視認し易く形成してもよい。
ゲージ保持部31は、ネオジウム磁石からなり、本体基部3の内部に形成した摺動溝12の内径よりも若干だけ小径の直径からなる所定厚で円盤状に形成し、本体基部3の後端側から摺動溝12内に挿入される。
従って、上述した構成部材を組み付ける際は、まず、ゲージ保持部31を摺動溝12内に挿入した後、同じく摺動溝12内のゲージ保持部31の上方に付勢部41を遊嵌した移動部33を挿入し、次いで、樹脂ワッシャー43の摺動孔44に軸部36を挿通しつつ樹脂ワッシャー43をワッシャー溝11内に挿入し、その後、封止部24にて螺着して本実施形態に係るピンゲージアダプター1が完成する。
ピンゲージPは、ゲージ挿入孔5からゲージ挿入溝8内に挿入され、ピンゲージPの端部が磁力によりゲージ保持部31と略接続される。
なお、本実施形態に係るピンゲージアダプター1は、ゲージ挿入溝8の内径をゲージ保持部31の直径よりも若干だけ小径とすることでゲージ挿入溝8に挿入できる直径の異なるピンゲージPの範囲を広げることができる。
すなわち、図3(a)に示すように、ゲージ挿入溝8の内径に適合したピンゲージP1から、図3(b)に示すように、ゲージ挿入溝8の内径よりも大幅に小径のピンゲージP2までを一つのピンゲージアダプター1で対応することが可能となる。
このように形成することで、図4(a)に示すように、人差指f2を封止部24の第一知覚部25の上面に当接させながら親指f1と中指f3とで挟持しつつ本体部2の周側面を把持して測定を行なえば、測定対象の穴yがピンゲージPの直径と同等以上の場合、基準案内孔26から突出部37が人差指f2に向かって突出することはなく、測定対象の穴yがピンゲージPの直径よりも小さい場合、図4(b)に示すように、基準案内孔26から突出部37が人差指f2に向かって突出し人差指f2に突出部37が接触するため、挿入しているピンゲージPが測定対象の穴yよりも大きいことを知覚的に判断することができる。
なお、測定対象の穴yが貫通孔でない場合、ピンゲージPの挿入時に穴y内の空気が逃げ難いことで挿入力が想定外に増加することを防止するため、ピンゲージPの周側面において軸線方向に沿って上下に連続した凹状のエア抜き用の溝を形成したり、ピンゲージPの軸線方向に貫通するエア抜き用の孔を設けたピンゲージPを使用することもあるため、ゲージ保持部31を構成するネオジウム磁石には、上下に貫通する小径の孔を穿設することや、ピンゲージPと当接する表面に凹状の溝を形成してもよい。
次に、上述した本実施形態に係るピンゲージアダプター1の複数の変形例について具体的に詳述するが、同一の構成部材については同一の符号を用いて説明を適宜省略する。
図5(a)、(b)に示すピンゲージアダプター1aは、ワッシャー溝11を摺動溝12と一体に形成し、樹脂ワッシャー43の直径を摺動溝12の内径よりも若干だけ小径に形成することで樹脂ワッシャー43を略固定せず、封止部24の直下で付勢部41の付勢力により摺動溝12内に安定して配設されるよう構成している。
このように形成することで構成が更にシンプルとなり、本体基部3を廉価に製造することができる。
また、本体基部3は、ゲージ挿入孔5を含む先端側をなす挿入部4と、挿入部4と封止部24との間隙をなす基部9と、からなり、挿入部4は基部9と着脱自在に形成している。
具体的には、基部9は外観視略円筒状に形成し、摺動溝12から連通するゲージ挿入溝8の中途部、すなわち、ゲージ保持部31の直下で基部9の先端側を、ゲージ挿入溝8よりも大径に形成し、その内周壁に挿入部4の挿入雄ネジ7と螺合する挿入雌ネジ13を螺刻している。
挿入部4は、上部を基部9と略同径の円筒状とし下部を円錐台状として形成すると共に、上部の上面には基部9の直径よりも小径で同心の円筒状に形成した先端係合部6を突設すると共にその外周面に挿入雄ネジ7を螺刻し、挿入部4と基部9とを一体に螺合した際に全体が砲弾型となるよう形成している。
挿入部4は、ゲージ挿入孔5から先端係合部6の内空間を含めて上下に貫通したゲージ挿入溝8を形成することで、使用するピンゲージPの直径に適合したゲージ挿入溝8で測定を実施したい場合、内径の異なるゲージ挿入溝8を形成した複数の挿入部4を準備しておけば、使用に応じて適宜容易に交換を行なうことが可能となる。
なお、挿入部4は、挿入雄ネジ7と挿入雌ネジ13の螺合により基部9と脱着するのではなく、図8に示すピンゲージアダプター1cのように、基部9の先端側の外周面を切削して当該箇所にドーナツ形状の磁石14を外嵌すると共に挿入部4を磁性材料で形成して磁力により脱着可能なよう構成してもよい。
この場合、基部9の先端面よりも磁石14の表面が低くなるように形成して基部9の先端面が凸状となるよう形成し、その凸状となった部分が挿入部4の上面と略嵌合するように上面のゲージ挿入溝8の周縁を凹状に形成する。
このように、挿入部4と基部9との脱着のために磁石14を使用することで、内径の異なるゲージ挿入溝8を形成した挿入部4への交換を極めて容易に行なうことができるようになる。
また、図5(a)、(b)に示すピンゲージアダプター1aは、基準案内孔26となる周面基準案内孔29を基部9の周側面に形成すると共に、移動部33の当接部34から軸部36に直交する方向に突設した周面突出部38を形成し、更に、周面基準案内孔29の後端側を湾曲した凹状とした把持凹部15を形成している。
このように形成することで、人差指f2を把持凹部15に当接させながら親指f1とで挟持して本体部2の周側面を把持して測定を行なえば、測定対象の穴がピンゲージPの直径と同等以上の場合、周面基準案内孔29から周面突出部38が人差指f2方向に移動することはなく、測定対象の穴がピンゲージPの直径よりも小さい場合、図6に示すように、周面基準案内孔29から周面突出部38が人差指f2方向に移動し人差指f2に周面突出部38が接触するため、挿入しているピンゲージPが測定対象の穴よりも大きいことを知覚的に判断することができる。
具体的には、周面基準案内孔29は、基部9の周側面の略中央部を上下方向に略楕円状となるよう穿設し、把持凹部15は、周面基準案内孔29の上半部を含むようにして基部9の上方に向けて外観視略円状で断面視湾曲状の滑らかな凹状となるよう周側面を切削して形成している。
また、周面突出部38は、後端面に六角レンチ等が係合する工具挿入孔39を形成すると共に先端部に突出雄ネジ40をなす略円柱状に形成し、当接部34の周側面の一部に形成した直交雌ネジ孔35に六角レンチ等で突出雄ネジ40側を螺入することで軸部36に直交した周面突出部38を形成する。
また、周面突出部38の後端側は常時周面基準案内孔29から外部に露出しており、初期状態では周面基準案内孔29の下方側で後端が基部9の周側面と略面一となるよう位置し、負荷が付与されると周面突出部38が徐々に上方に移動し、負荷が所定量を越えると把持凹部15の領域まで移動するよう構成している。
従って、周面突出部38が把持凹部15の領域に位置すると滑らかな湾曲面に周面突出部38が突出するように移動するため測定者は指先で周面突出部38を容易に知覚することができる。
なお、把持凹部15は、上述のように基部9の一部に形成するのではなく、図7(a)、(b)に示すように、基部9の周側面において水平方向に連続して全周に渡り形成することもでき、このように形成することでピンゲージアダプター1bの把持をより容易にすることが可能となる。
また、図5、図7に示すピンゲージアダプター1aにおいて、周面基準案内孔29を基部9の周側面に複数形成すると共に、周面突出部38を複数形成することでピンゲージアダプター1aを把持できる箇所が増えて作業性が向上すると共に、手指への周面突出部38の接触が更に確実なものとなる。
また、図9に示すピンゲージアダプター1dは、2本の調整ボルト22の進退によりゲージ挿入溝8の内径を可変自在に構成している。
具体的には、図10、図11に示すように、上述した挿入部4に相当する箇所まで基部9を伸延して円筒状に形成した後、摺動溝12から連通するゲージ挿入溝8の中途部、すなわち、ゲージ保持部31の直下で底面視略半円状となるよう切削して形成した挟持受部16と、所定厚みで底面視略半円状に独立して形成した挟持片19とで構成している。
挟持受部16は、ゲージ保持部31の直下においてゲージ挿入溝8の一部をなし上下に伸延する湾曲凹状の第一側壁17を形成すると共に、第一側壁17の左右に対向して形成した2つの貫通雌ネジ孔18を有している。
また、挟持片19は、ゲージ挿入溝8の一部をなし上下に伸延する湾曲凹状の第二側壁20を形成すると共に、第二側壁20の左右に対向して形成した2つの貫通ボルト挿入孔21を有している。
そして、挟持片19の第二側壁20が挟持受部16の第一側壁17と対峙するように挟持片19の湾曲周面側から貫通ボルト挿入孔21を介して2本の調整ボルト22,22を挿入して挟持受部16の貫通雌ネジ孔18に螺入することで挟持片19が基部9と一体に構成され、調整ボルト22の進退により第一側壁17と第二側壁20とでなすゲージ挿入溝8の内径を可変させることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係るピンゲージアダプター1は各種の変形例1(a,b,c,d)と共に構成することができる。
このようなピンゲージアダプター1は、人手Hで把持可能な外形をなす本体部2と、本体部2に内設した、ゲージ保持部31と、移動部33と、付勢部41と、からなるピンゲージアダプター1であって、本体部2は、先端にピンゲージPを挿抜自在とするゲージ挿入孔5を形成すると共に、外面には基準案内孔26を穿設し、ゲージ保持部31は、ピンゲージPを保持すると共にピンゲージPの軸線方向に進退自在に形成し、移動部33は、ゲージ保持部31の進退に連動しピンゲージPの軸線方向に進退自在に形成すると共に、本体部2の後端側に所定長さ移動すると基準案内孔26から外部へ突出するよう形成した突出部37を有し、付勢部41は、移動部33の進退において移動部33に本体部2の後端側への移動に抗する付勢力を付与するよう構成したことより、シンプルな構成で安価に製造でき故障等の不具合を気にすることなく、しかも、本体部2を把持した測定者の手指に突出部37が触れることで規定以上の挿入力でピンゲージPに負荷を付与していることが知覚できるので、測定者の習熟度等に依存せず合否の判断を容易且つ確実に行なうことができる。
また、基準案内孔26は、本体部2の後端面に形成したことより、手指を後端面に当接させながら把持して測定を行うだけで規定以上の挿入力でピンゲージPに負荷を付与すれば可及的に手指に突出部37が触れるため合否の判断を容易且つ確実に行なうことができる。
また、基準案内孔26は、本体部2の周側面に形成したことより、手指を周側面に当接させながら把持して測定を行うだけで規定以上の挿入力でピンゲージPに負荷を付与すれば可及的に手指に突出部37が触れるため合否の判断を容易且つ確実に行なうことができる。
更に、本体部2は、先端のゲージ挿入孔5から後端に渡り貫通した中空状の本体基部3と、本体基部3の後端と着脱自在に形成した封止部24と、からなることより、本体基部3の後端からゲージ保持部31や移動部33、付勢部41等の構成部材を挿入して組付けることができ、更に、封止部24によりこれら部材を本体部2の内部に安定して内設することができる。
しかも、構成部材に不具合が生じた場合や、調整やメンテナンスの際に容易に分解して対応することができる。
また、本体基部3は、ゲージ挿入孔5を含む先端側をなす挿入部4と、挿入部4と封止部24との間隙をなす基部9と、からなり、挿入部4は基部9と着脱自在に形成し、ゲージ保持部31は磁石で形成し、付勢部41は圧縮コイルバネで形成したことより、複数の穴径のゲージ挿入孔5からなる挿入部4を準備することで、使用するピンゲージPの直径に適切に対応した挿入部4を適宜装着して測定を行なうことができる。
また、磁性材からなるピンゲージPを用いることでゲージ挿入孔5からピンゲージPを挿入してゲージ保持部31に当接させるだけでピンゲージPを本体部2に保持させることができる。
更に、突出部37が外部に突出して手指に触れるピンゲージPの挿入力を規定する際、異なるバネ定数からなる圧縮コイルバネに置き換えるだけで容易に調整することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
H 人手
P ピンゲージ
1 ピンゲージアダプター
2 本体部
3 本体基部
4 挿入部
5 ゲージ挿入孔
9 基部
24 封止部
26 基準案内孔
31 ゲージ保持部
33 移動部
37 突出部
41 付勢部

Claims (5)

  1. 人手で把持可能な外形をなす本体部と、前記本体部に内設した、ゲージ保持部と、移動部と、付勢部と、からなるピンゲージアダプターであって、
    前記本体部は、先端にピンゲージを挿抜自在とするゲージ挿入孔を形成すると共に、外面には基準案内孔を穿設し、
    前記ゲージ保持部は、ピンゲージを保持すると共にピンゲージの軸線方向に進退自在に形成し、
    前記移動部は、前記ゲージ保持部の進退に連動しピンゲージの軸線方向に進退自在に形成すると共に、前記本体部の後端側に所定長さ移動すると前記基準案内孔から外部へ突出するよう形成した突出部を有し、
    前記付勢部は、前記移動部の進退において前記移動部に前記本体部の後端側への移動に抗する付勢力を付与するよう構成したことを特徴とするピンゲージアダプター。
  2. 前記基準案内孔は、前記本体部の後端面に形成したことを特徴とする請求項1に記載のピンゲージアダプター。
  3. 前記基準案内孔は、前記本体部の周側面に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のピンゲージアダプター。
  4. 前記本体部は、前記先端の前記ゲージ挿入孔から後端に渡り貫通した中空状の本体基部と、前記本体基部の前記後端と着脱自在に形成した封止部と、からなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のピンゲージアダプター。
  5. 前記本体基部は、前記ゲージ挿入孔を含む先端側をなす挿入部と、前記挿入部と前記封止部との間隙をなす基部と、からなり、前記挿入部は前記基部と着脱自在に形成し、前記ゲージ保持部は磁石で形成し、前記付勢部は圧縮コイルバネで形成し、たことを特徴とする請求項4に記載のピンゲージアダプター。
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