JP2021196062A - 環境設備制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信規格が異なる換気機器と照明機器とを、人感センサ及びCO2センサからのデータによって連動させて制御することで、作業空間内において眠気による作業効率低下を防ぐことができる環境設備制御システムを提供する。【解決手段】集中管理サーバ30は、人感センサ11及びCO2センサ21からのデータによって換気モードを決定し、決定した換気モードデータを換気用コントローラ51に送信し、人感センサ11及びCO2センサ21からのデータによって照明モードを決定し、決定した照明モードデータを赤外線リモコンノード40に送信し、照明モードデータは、サーバ側無線通信データであり、赤外線リモコンノード40は、受信した照明モードデータを、赤外線通信データに変換して照明用コントローラ101に送信し、サーバ側無線通信データは、照明用コントローラ101から照明機器100に送信される無線通信データとは規格が異なる。【選択図】図1

Description

本発明は作業効率の改善効果を提供できる環境設備制御システムに関する。
LED照明機器には、信号線追加配線不要となる無線制御機器が増えている。しかし、その無線通信規格は各社独自規格が多く、必ずしも通信プロトコルを開示していない。
従って、このように各社独自規格で構築されている照明機器と、照明機器と異なる無線通信規格を採用している換気機器や空調機器とを連動して制御することが困難である。
なお、特許文献1から特許文献5には、無線通信規格で受信した情報を赤外線通信規格に変換する技術が開示されている。
特開2014−150406号公報 特開2013−062590号公報 特開2012−009935号公報 特開2011−071697号公報 特開2004−031999号公報
しかし、特許文献1から特許文献5は、無線通信規格の異なる制御対象機器を連動させるものではなく、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて換気機器及び照明機器の出力を異ならせることで、IAQ(Indoor Air Quality)を向上させ、作業効率改善効果を提供するものではない。
本発明は、無線通信規格が異なる換気機器と照明機器とを、人感センサ及びCOセンサからのデータによって連動させて制御することで、作業空間内において眠気による作業効率低下を防ぐことができる環境設備制御システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の環境設備制御システムは、作業空間Aの人の存在を検出する人感センサ11と、前記作業空間AのCO濃度を検出するCOセンサ21と、前記人感センサ11及び前記COセンサ21からのデータを入力し、前記作業空間Aの対象機器に制御データを出力する集中管理サーバ30と、前記集中管理サーバ30からのサーバ側無線通信データを赤外線通信データに変換する赤外線リモコンノード40とを備え、前記対象機器を、前記作業空間Aの空気を換気する換気機器50と前記作業空間A内の調光を行う照明機器100とし、前記換気機器50は、停止、微弱運転、弱運転、及び強運転のいずれかを前記換気機器50に対して指示する換気用コントローラ51を備え、前記照明機器100は、OFFとON、及びON時での照度変更を前記照明機器100に対して指示する照明用コントローラ101を備え、前記照明用コントローラ101は、前記赤外線通信データを受信して、無線通信データに変換して前記照明機器100に指示データを送信するものであり、前記集中管理サーバ30は、前記人感センサ11及び前記COセンサ21からの前記データによって換気モードを決定し、決定した換気モードデータを前記換気用コントローラ51に送信し、前記人感センサ11及び前記COセンサ21からの前記データによって照明モードを決定し、決定した照明モードデータを前記赤外線リモコンノード40に送信し、前記集中管理サーバ30から前記赤外線リモコンノード40に送信される前記照明モードデータは、前記サーバ側無線通信データであり、前記赤外線リモコンノード40は、受信した前記照明モードデータを、前記赤外線通信データに変換して前記照明用コントローラ101に送信し、前記サーバ側無線通信データは、前記照明用コントローラ101から前記照明機器100に送信される前記無線通信データとは規格が異なることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の環境設備制御システムにおいて、前記換気モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が第1設定値未満であるときに前記換気機器50に出力する第1換気モードと、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第1設定値以上で第2設定値未満であるときに前記換気機器50に出力する第2換気モードとを有し、前記照明モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第2設定値より高い設定値である第3設定値未満であるときに前記照明機器100に出力する第1照明モードと、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記照明機器100に出力する第2照明モードとを有することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の環境設備制御システムにおいて、前記第1換気モードでは、前記換気機器50を前記微弱運転とし、前記第2換気モードでは、前記換気機器50を前記弱運転とし、前記第2照明モードでは、前記第1照明モードよりも視覚刺激を与えることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3に記載の環境設備制御システムにおいて、前記視覚刺激として前記照明機器100の前記照度を上げることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項3又は請求項4に記載の環境設備制御システムにおいて、前記視覚刺激として前記照明機器100の前記照度増減を所定間隔で行うことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記換気モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第2設定値以上であるときに前記換気機器50に出力する第3換気モードと、前記人感センサ11で前記人を検出しないときに前記換気機器50に出力する第4換気モードとを更に有することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載の環境設備制御システムにおいて、前記第3換気モードでは、前記換気機器50を前記強運転とし、前記第4換気モードでは、前記換気機器50を前記微弱運転とすることを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記照明モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出しないときに前記照明機器100を停止する第3照明モードを更に有することを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記対象機器に、前記作業空間A内の温度調整を行う空調機器60を加え、前記空調機器60は、停止、及び運転時の設定温度を前記空調機器60に対して指示する空調用コントローラ61を備え、前記集中管理サーバ30は、前記人感センサ11及び前記COセンサ21からの前記データによって空調モードを決定し、決定した空調モードデータを前記空調用コントローラ61に送信することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載の環境設備制御システムにおいて、前記空調モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値未満であるときに前記空調機器60に出力する第1空調モードと、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記空調機器60に出力する第2空調モードとを有することを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項10に記載の環境設備制御システムにおいて、前記第2空調モードでは、前記第1空調モードよりも前記空調機器60の前記設定温度を低くすることを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項10又は請求項11に記載の環境設備制御システムにおいて、前記空調モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出しないときに前記空調機器60を停止する第3空調モードを有することを特徴とする。
請求項13記載の本発明は、請求項2から請求項12のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記対象機器に、前記作業空間A内の送風を行う送風機器70を加え前記送風機器70は、停止又は運転を前記送風機器70に対して指示する送風用コントローラ71を備え、前記集中管理サーバ30は、前記人感センサ11及び前記COセンサ21からの前記データによって送風モードを決定し、決定した送風モードデータを前記送風用コントローラ71に送信することを特徴とする。
請求項14記載の本発明は、請求項13に記載の環境設備制御システムにおいて、前記送風モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値未満であるときに前記送風機器70に出力する第1送風モードと、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記送風機器70に出力する第2送風モードとを有することを特徴とする。
請求項15記載の本発明は、請求項14に記載の環境設備制御システムにおいて、前記第1送風モードでは前記送風機器70を停止し、前記第2送風モードでは、前記送風機器70を運転することを特徴とする。
請求項16記載の本発明は、請求項14又は請求項15に記載の環境設備制御システムにおいて、前記送風モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出しないときに前記空調機器60を停止する第3送風モードを有することを特徴とする。
請求項17記載の本発明は、請求項2から請求項16のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記対象機器に、前記作業空間A内で芳香発生を行う芳香発生機器80を加え前記芳香発生機器80は、停止又は運転を前記芳香発生機器80に対して指示する芳香発生用コントローラ81を備え、前記集中管理サーバ30は、前記人感センサ11及び前記COセンサ21からの前記データによって芳香発生モードを決定し、決定した芳香発生モードデータを前記芳香発生用コントローラ81に送信することを特徴とする。
請求項18記載の本発明は、請求項17に記載の環境設備制御システムにおいて、前記芳香発生モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値未満であるときに前記芳香発生機器80に出力する第1芳香発生モードと、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記芳香発生機器80に出力する第2芳香発生モードとを有することを特徴とする。
請求項19記載の本発明は、請求項18に記載の環境設備制御システムにおいて、前記第1芳香発生モードでは、前記芳香発生機器80を停止し、前記第2芳香発生モードでは、前記芳香発生機器80を運転することを特徴とする。
請求項20記載の本発明は、請求項18又は請求項19に記載の環境設備制御システムにおいて、前記芳香発生モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出しないときに前記芳香発生機器80を停止する第3芳香発生モードを有することを特徴とする。
請求項21記載の本発明は、請求項2から請求項20のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記対象機器に、前記作業空間A内で音響発生を行う音響発生機器90を加え前記音響発生機器90は、停止又は動作を前記音響発生機器90に対して指示する音響発生用コントローラ91を備え、前記集中管理サーバ30は、前記人感センサ11及び前記COセンサ21からの前記データによって音響発生モードを決定し、決定した音響発生モードデータを前記音響発生用コントローラ91に送信することを特徴とする。
請求項22記載の本発明は、請求項21に記載の環境設備制御システムにおいて、前記音響発生モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値未満であるときに前記音響発生機器90に出力する第1音響発生モードと、前記人感センサ11で前記人を検出した状態で、前記COセンサ21で検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記音響発生機器90に出力する第2音響発生モードとを有することを特徴とする。
請求項23記載の本発明は、請求項22に記載の環境設備制御システムにおいて、前記第1音響発生モードでは前記音響発生機器90を停止し、前記第2音響発生モードでは、前記音響発生機器90を動作することを特徴とする。
請求項24記載の本発明は、請求項22又は請求項23に記載の環境設備制御システムにおいて、前記音響発生モードとして、前記人感センサ11で前記人を検出しないときに前記音響発生機器90を停止する第3音響発生モードを有することを特徴とする。
請求項25記載の本発明は請求項1請求項24のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記人感センサ11は、通信ユニット12とともに人感センサユニット10に配置され、前記人感センサ11からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記換気モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記換気用コントローラ51に送信することを特徴とする。
請求項26記載の本発明は、請求項9から請求項12のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記人感センサ11は、通信ユニット12とともに人感センサユニット10に配置され、前記人感センサ11からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記空調モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記空調用コントローラ61に送信することを特徴とする。
請求項27記載の本発明は、請求項13から請求項16のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記人感センサ11は、通信ユニット12とともに人感センサユニット10に配置され、前記人感センサ11からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記送風モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記送風用コントローラ71に送信することを特徴とする。
請求項28記載の本発明は、請求項17から請求項20のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記人感センサ11は、通信ユニット12とともに人感センサユニット10に配置され、前記人感センサ11からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記芳香発生モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記芳香発生用コントローラ81に送信することを特徴とする。
請求項29記載の本発明は、請求項21から請求項24のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記人感センサ11は、通信ユニット12とともに人感センサユニット10に配置され、前記人感センサ11からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記音響発生モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記音響発生用コントローラ91に送信することを特徴とする。
請求項30記載の本発明は、請求項1請求項24のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記COセンサ21は、通信ユニット12とともにCO2センサユニット20に配置され、前記COセンサ21からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記換気モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記換気用コントローラ51に送信することを特徴とする。
請求項31記載の本発明は、請求項9から請求項12のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記COセンサ21は、通信ユニット12とともにCO2センサユニット20に配置され、前記COセンサ21からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記空調モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記空調用コントローラ61に送信することを特徴とする。
請求項32記載の本発明は、請求項13から請求項16のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記COセンサ21は、通信ユニット12とともにCO2センサユニット20に配置され、前記COセンサ21からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記送風モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記送風用コントローラ71に送信することを特徴とする。
請求項33記載の本発明は、請求項17から請求項20のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記COセンサ21は、通信ユニット12とともにCO2センサユニット20に配置され、前記COセンサ21からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記芳香発生モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記芳香発生用コントローラ81に送信することを特徴とする。
請求項34記載の本発明は、請求項21から請求項24のいずれか1項に記載の環境設備制御システムにおいて、前記COセンサ21は、通信ユニット12とともにCO2センサユニット20に配置され、前記COセンサ21からの前記データは前記通信ユニット12から前記集中管理サーバ30に送信され、前記集中管理サーバ30から送信される前記音響発生モードデータを、前記通信ユニット12を中継して前記音響発生用コントローラ91に送信することを特徴とする。
本発明によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて換気機器と照明機器とを連動させて制御でき、IAQ(Indoor Air Quality)を向上させ、作業効率改善効果を提供できる。
本発明の一実施例による環境設備制御システムを機能実現手段で表したブロック図 同環境設備制御システムの換気制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムの照明制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムの空調制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムの送風制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムの芳香発生制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムの音響発生制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムの換気照明制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムの換気空調制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムの換気送風制御を示すフローチャート 同環境設備制御システムのスケジュールの一例を示す説明図 同環境設備制御システムを作業空間に適用した状態を示す説明図
本発明の第1の実施の形態による環境設備制御システムは、作業空間の人の存在を検出する人感センサと、作業空間のCO濃度を検出するCOセンサと、人感センサ及びCOセンサからのデータを入力し、作業空間の対象機器に制御データを出力する集中管理サーバと、集中管理サーバからのサーバ側無線通信データを赤外線通信データに変換する赤外線リモコンノードとを備え、対象機器を、作業空間の空気を換気する換気機器と作業空間内の調光を行う照明機器とし、換気機器は、停止、微弱運転、弱運転、及び強運転のいずれかを換気機器に対して指示する換気用コントローラを備え、照明機器は、OFFとON、及びON時での照度変更を照明機器に対して指示する照明用コントローラを備え、照明用コントローラは、赤外線通信データを受信して、無線通信データに変換して照明機器に指示データを送信するものであり、集中管理サーバは、人感センサ及びCOセンサからのデータによって換気モードを決定し、決定した換気モードデータを換気用コントローラに送信し、人感センサ及びCOセンサからのデータによって照明モードを決定し、決定した照明モードデータを赤外線リモコンノードに送信し、集中管理サーバから赤外線リモコンノードに送信される照明モードデータは、サーバ側無線通信データであり、赤外線リモコンノードは、受信した照明モードデータを、赤外線通信データに変換して照明用コントローラに送信し、サーバ側無線通信データは、照明用コントローラから照明機器に送信される無線通信データとは規格が異なるものである。本実施の形態によれば、無線通信規格が異なる換気機器と照明機器とを、人感センサ及びCOセンサからのデータによって連動させて制御することで、作業空間内において眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、換気モードとして、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第1設定値未満であるときに換気機器に出力する第1換気モードと、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第1設定値以上で第2設定値未満であるときに換気機器に出力する第2換気モードとを有し、照明モードとして、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第2設定値より高い設定値である第3設定値未満であるときに照明機器に出力する第1照明モードと、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに照明機器に出力する第2照明モードとを有するものである。本実施の形態によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて換気機器の出力を異ならせるとともに照明機器の出力を異ならせることで、CO濃度を最適に維持するとともに視覚によって人に刺激を与えて、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、第1換気モードでは、換気機器を微弱運転とし、第2換気モードでは、換気機器を弱運転とし、第2照明モードでは、第1照明モードよりも視覚刺激を与えるものである。本実施の形態によれば、CO濃度が第1設定値未満であるときには、換気機器を微弱運転とすることで快適な作業環境に維持させ、第1設定値以上となると、換気機器を弱運転に切り替えることによって、必要以上の換気運転を行わないことで、省エネ効果を保ちつつ快適な作業環境に維持させ、第2設定値以上となると、換気機器を強運転に切り替えることで快適な作業環境に維持させ、換気機器が強運転でも第3設定値を超える場合には、照明機器の視覚刺激を与えることで、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、視覚刺激として照明機器の照度を上げるものである。本実施の形態によれば、照度を上げることで、人に視覚刺激を与えることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第3又は第4の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、視覚刺激として照明機器の照度増減を所定間隔で行うものである。本実施の形態によれば、照度増減によって人に視覚刺激を与えることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第2から第5のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、換気モードとして、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第2設定値以上であるときに換気機器に出力する第3換気モードと、人感センサで人を検出しないときに換気機器に出力する第4換気モードとを更に有するものである。本実施の形態によれば、第1換気モード及び第2換気モードに加えて第3換気モードを有することで、例えば人の数が多くCO濃度が高くなった場合にも対応でき、第4換気モードを有することで、人の存在の有無によって異なる換気モードとすることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、第3換気モードでは、換気機器を強運転とし、第4換気モードでは、換気機器を微弱運転とするものである。本実施の形態によれば、CO濃度が高くなった場合にも、換気能力を高めることで、快適な作業環境を維持することができ、人が存在しない場合にも微弱運転とすることで、適度なCO濃度を維持することができる。
本発明の第8の実施の形態は、第2から第7のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、照明モードとして、人感センサで人を検出しないときに照明機器を停止する第3照明モードを更に有するものである。本実施の形態によれば、照明機器の消し忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
本発明の第9の実施の形態は、第2から第8のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、対象機器に、作業空間内の温度調整を行う空調機器を加え、空調機器は、停止、及び運転時の設定温度を空調機器に対して指示する空調用コントローラを備え、集中管理サーバは、人感センサ及びCOセンサからのデータによって空調モードを決定し、決定した空調モードデータを空調用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、更に空調機器を、人感センサ及びCOセンサからのデータによって連動させて制御することで、作業空間内において眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、空調モードとして、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに空調機器に出力する第1空調モードと、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに空調機器に出力する第2空調モードとを有するものである。本実施の形態によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて設定温度を異ならせることで、体感によって人に刺激を与えて、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第11の実施の形態は、第10の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、第2空調モードでは、第1空調モードよりも空調機器の設定温度を低くするものである。本実施の形態によれば、設定温度が低くなることで、眠気を防ぐことができる。
本発明の第12の実施の形態は、第10又は第11の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、空調モードとして、人感センサで人を検出しないときに空調機器を停止する第3空調モードを有するものである。本実施の形態によれば、空調機器の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
本発明の第13の実施の形態は、第2から第12のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、対象機器に、作業空間内の送風を行う送風機器を加え送風機器は、停止又は運転を送風機器に対して指示する送風用コントローラを備え、集中管理サーバは、人感センサ及びCOセンサからのデータによって送風モードを決定し、決定した送風モードデータを送風用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、更に送風機器を、人感センサ及びCOセンサからのデータによって連動させて制御することで、作業空間内において眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第14の実施の形態は、第13の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、送風モードとして、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに送風機器に出力する第1送風モードと、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに送風機器に出力する第2送風モードとを有するものである。本実施の形態によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて送風出力を異ならせることで、体感によって人に刺激を与えて、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第15の実施の形態は、第14の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、第1送風モードでは送風機器を停止し、第2送風モードでは、送風機器を運転するものである。本実施の形態によれば、人が風の流れを感じることで、眠気を防ぐことができる。
本発明の第16の実施の形態は、第14又は第15の実施の形態よる環境設備制御システムにおいて、送風モードとして、人感センサで人を検出しないときに空調機器を停止する第3送風モードを有するものである。本実施の形態によれば、送風機器の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
本発明の第17の実施の形態は、第2から第16のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、対象機器に、作業空間内で芳香発生を行う芳香発生機器を加え芳香発生機器は、停止又は運転を芳香発生機器に対して指示する芳香発生用コントローラを備え、集中管理サーバは、人感センサ及びCOセンサからのデータによって芳香発生モードを決定し、決定した芳香発生モードデータを芳香発生用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、更に芳香発生機器を、人感センサ及びCOセンサからのデータによって連動させて制御することで、作業空間内において眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第18の実施の形態は、第17の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、芳香発生モードとして、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに芳香発生機器に出力する第1芳香発生モードと、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに芳香発生機器に出力する第2芳香発生モードとを有するものである。本実施の形態によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて芳香発生出力を異ならせることで、臭覚によって人に刺激を与えて、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第19の実施の形態は、第18の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、第1芳香発生モードでは、芳香発生機器を停止し、第2芳香発生モードでは、芳香発生機器を運転するものである。本実施の形態によれば、人が臭覚により刺激を感じることで、眠気を防ぐことができる。
本発明の第20の実施の形態は、第18又は第19の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、芳香発生モードとして、人感センサで人を検出しないときに芳香発生機器を停止する第3芳香発生モードを有するものである。本実施の形態によれば、芳香発生機器の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
本発明の第21の実施の形態は、第2から第20のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、対象機器に、作業空間内で音響発生を行う音響発生機器を加え音響発生機器は、停止又は動作を音響発生機器に対して指示する音響発生用コントローラを備え、集中管理サーバは、人感センサ及びCOセンサからのデータによって音響発生モードを決定し、決定した音響発生モードデータを音響発生用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、更に音響発生機器を、人感センサ及びCOセンサからのデータによって連動させて制御することで、作業空間内において眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第22の実施の形態は、第21の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、音響発生モードとして、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに音響発生機器に出力する第1音響発生モードと、人感センサで人を検出した状態で、COセンサで検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに音響発生機器に出力する第2音響発生モードとを有するものである。本実施の形態によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて音響発生出力を異ならせることで、聴覚によって人に刺激を与えて、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
本発明の第23の実施の形態は、第22の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、第1音響発生モードでは音響発生機器を停止し、第2音響発生モードでは、音響発生機器を動作させるものである。本実施の形態によれば、人が聴覚により刺激を感じることで、眠気を防ぐことができる。
本発明の第24の実施の形態は、第22又は第23の実施の形態による環境設備制御システムにおいて、音響発生モードとして、人感センサで人を検出しないときに音響発生機器を停止する第3音響発生モードを有するものである。本実施の形態によれば、音響発生機器の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
本発明の第25の実施の形態は、第1から第24のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、人感センサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される換気モードデータを、通信ユニットを中継して換気用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから換気用コントローラに対する換気モードデータ送信を行える。
本発明の第26の実施の形態は、第9から第12のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、人感センサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される空調モードデータを、通信ユニットを中継して空調用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから空調用コントローラに対する空調モードデータ送信を行える。
本発明の第27の実施の形態は、第13から第16のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、人感センサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される送風モードデータを、通信ユニットを中継して送風用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから送風用コントローラに対する送風モードデータ送信を行える。
本発明の第28の実施の形態は、第17から第20のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、人感センサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される芳香発生モードデータを、通信ユニットを中継して芳香発生用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから芳香発生用コントローラに対する芳香発生モードデータ送信を行える。
本発明の第29の実施の形態は、第21から第24のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、人感センサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される音響発生モードデータを、通信ユニットを中継して音響発生用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから音響発生用コントローラに対する音響発生モードデータ送信を行える。
本発明の第30の実施の形態は、第1から第24のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、COセンサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される換気モードデータを、通信ユニットを中継して換気用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから換気用コントローラに対する換気モードデータ送信を行える。
本発明の第31の実施の形態は、第9から第12のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、COセンサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される空調モードデータを、通信ユニットを中継して空調用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから空調用コントローラに対する空調モードデータ送信を行える。
本発明の第32の実施の形態は、第13から第16のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、COセンサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される送風モードデータを、通信ユニットを中継して送風用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから送風用コントローラに対する送風モードデータ送信を行える。
本発明の第33の実施の形態は、第17から第20のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、COセンサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される芳香発生モードデータを、通信ユニットを中継して芳香発生用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから芳香発生用コントローラに対する芳香発生モードデータ送信を行える。
本発明の第34の実施の形態は、第21から第24のいずれかの実施の形態による環境設備制御システムにおいて、COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、COセンサからのデータは通信ユニットから集中管理サーバに送信され、集中管理サーバから送信される音響発生モードデータを、通信ユニットを中継して音響発生用コントローラに送信するものである。本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニットと集中管理サーバとの間でのデータ通信と、通信ユニットから音響発生用コントローラに対する音響発生モードデータ送信を行える。
以下本発明の一実施例による環境設備制御システムを説明する。
図1は、本実施例による環境設備制御システムを機能実現手段で表したブロック図である。
本実施例による環境設備制御システムは、作業空間の人の存在を検出する人感センサ11と、作業空間のCO濃度を検出するCOセンサ21と、集中管理サーバ30と、集中管理サーバ30からのサーバ側無線通信データを赤外線通信データに変換する赤外線リモコンノード40とを備えている。
人感センサ11は、通信ユニット12とともに人感センサユニット10に配置され、COセンサ21は、通信ユニット22とともにCOセンサユニット20に配置されている。
集中管理サーバ30は、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間の対象機器に制御データを出力する制御手段31と、通信ユニット12、22との通信を行う無線通信手段32と、記憶手段33と、スケジュール設定手段34とを備えている。
赤外線リモコンノード40は、無線通信手段32との通信を行う無線通信手段41と、無線通信手段32から送信されるサーバ側無線通信データを赤外線通信データに変換する無線・赤外線変換手段42と、無線・赤外線変換手段42で変換した赤外線通信データを送信する赤外線通信ユニット43とを備えている。
図1では、集中管理サーバ30が制御対象とする対象機器として、作業空間の空気を換気する換気機器50、作業空間内の温度調整を行う空調機器60、作業空間内の送風を行う送風機器70、作業空間内で芳香発生を行う芳香発生機器80、作業空間内で音響発生を行う音響発生機器90、及び作業空間内の調光を行う照明機器100とを示している。
換気機器50は、停止、微弱運転、弱運転、及び強運転のいずれかを換気機器50に対して指示する換気用コントローラ51を備えている。換気機器50は、作業空間内の換気機能を持つダクト式換気扇であり、実質的に換気機能を備えていれば、空気を作業空間外に強制排気するもの以外に、作業空間外から作業空間内に強制給気するものであってもよく、全熱交換器を備えて吸排気機能を備えたものが好ましい。
空調機器60は、停止、及び運転時の設定温度を空調機器60に対して指示する空調用コントローラ61を備えている。
送風機器70は、停止又は運転を送風機器70に対して指示する送風用コントローラ71を備えている。送風機器70は、作業空間内の空気撹拌機能を持つ扇風機や作業空間内の空気を排気する換気扇である。
芳香発生機器80は、停止又は運転を芳香発生機器80に対して指示する芳香発生用コントローラ81を備えている。
音響発生機器90は、停止又は動作を音響発生機器90に対して指示する音響発生用コントローラ91を備えている。
照明機器100は、OFFとON、及びON時での照度変更を照明機器100に対して指示する照明用コントローラ101を備えている。
照明用コントローラ101は、赤外線通信データを受信して、無線通信データに変換して照明機器100に指示データを送信する。一般的には、この種の照明用コントローラ101は、赤外線リモコンからの赤外線通信データを受信し、メーカが採用する通信規格による無線通信データを用いて照明機器100に指示データを送信する。
集中管理サーバ30は、記憶手段33に、CO濃度に応じた設定値を記憶し、制御の対象機器について、CO濃度設定値とヒトの存在の有無とによって設定した動作モードを記憶している。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータによって、換気機器50に対しては換気モードを決定し、空調機器60に対しては空調モードを決定し、送風機器70に対しては送風モードを決定し、芳香発生機器80に対しては芳香発生モードを決定し、音響発生機器90に対しては音響発生モードを決定し、照明機器100に対しては照明モードを決定する。
無線通信手段32では、決定した換気モードデータは、通信ユニット12又は通信ユニット22を経由して換気用コントローラ51に送信し、決定した空調モードデータは、通信ユニット12又は通信ユニット22を経由して空調用コントローラ61に送信し、決定した送風モードデータは、通信ユニット12又は通信ユニット22を経由して送風用コントローラ71に送信し、決定した芳香発生モードデータは、通信ユニット12又は通信ユニット22を経由して芳香発生用コントローラ81に送信し、決定した音響発生モードデータは、通信ユニット12又は通信ユニット22を経由して音響発生用コントローラ91に送信する。
一方、無線通信手段32では、決定した照明モードデータは、赤外線リモコンノード40に送信する。
集中管理サーバ30から赤外線リモコンノード40に送信される照明モードデータは、サーバ側無線通信データであり、赤外線リモコンノード40は、受信した照明モードデータを、赤外線通信データに変換して照明用コントローラ101に送信する。ここで、サーバ側無線通信データは、照明用コントローラ101から照明機器100に送信される無線通信データとは規格が異なる。
本実施例によれば、換気機器50、空調機器60、及び送風機器70とは通信規格が異なる照明機器100を、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータによって連動させて制御することで、作業空間内において眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、サーバ側無線通信データの規格で、通信ユニット12又は通信ユニット22と無線通信手段32との間での通信、及び通信ユニット12又は通信ユニット22から、換気用コントローラ51に対する換気モードデータ送信、空調用コントローラ61に対する空調モードデータ送信、送風用コントローラ71に対する送風モードデータ送信、芳香発生用コントローラ81に対する芳香発生モードデータ送信、及び音響発生用コントローラ91に対する音響発生モードデータ送信を行える。
図2は、本実施例による環境設備制御システムの換気制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間の空気を換気する換気機器50を動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第1設定値未満であるときに(S4でYES)、換気機器50に出力する第1換気モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第1設定値以上で(S4でNO)、第2設定値未満であるときに(S5でYES)、換気機器50に出力する第2換気モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第2設定値以上であるときに(S5でNO)、換気機器50に出力する第3換気モードと、人感センサ11で人を検出しないときに(S3でNO)、換気機器50に出力する第4換気モードとを有する。
ここで、例えば、第1設定値を600ppm、第2設定値を800ppmと設定する。このように、第2設定値は第1設定値よりも高い濃度に設定している。
また、例えば、第1換気モードでは換気機器50を微弱運転とし、第2換気モードでは換気機器50を弱運転とし、第3換気モードでは換気機器50を強運転とし、第4換気モードでは換気機器50を微弱運転とする。
本実施例では、それぞれの換気モードにおける換気能力を、微弱、弱、及び強と表現しているが、弱は微弱よりも換気能力が高く、強は弱よりも換気能力が高いことを示しており、微弱は停止を含むとともに、第1換気モードにおける微弱と第4換気モードにおける微弱とは必ずしも同じ能力である必要はなく、第2換気モードは第1換気モードよりも換気能力を高く設定し、第3換気モードは第2換気モードよりも換気能力を高く設定し、第4換気モードは第2換気モード及び第3換気モードよりも換気能力を低く設定する。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて換気機器50の出力を異ならせることができ、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、第1換気モードでは微弱運転とし、第2換気モードでは弱運転とすることで、CO濃度が高くなりかけると換気量を増加することによって、必要以上の換気運転を行わないことで、省エネ効果を保ちつつ、快適な作業環境を維持できる。
また、本実施例によれば、第1換気モード及び第2換気モードに加えて第3換気モードを有することで、例えば人の数が多くCO濃度が高くなった場合にも対応できる。
また、本実施例によれば、第3換気モードでは強運転とすることで、CO濃度が高くなった場合にも、換気能力を高めることで快適な作業環境を維持できる。
また、本実施例によれば、第4換気モードを更に有することで、人の存在の有無によって異なる換気モードとすることができる。
また、本実施例によれば、人が存在しない場合にも微弱運転とすることで、適度なCO濃度を維持することができる。
図3は、本実施例による環境設備制御システムの照明制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間内の調光を行う照明機器100を動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに(S6でYES)、照明機器100に出力する第1照明モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに(S6でNO)、照明機器100に出力する第2照明モードと、人感センサ11で人を検出しないときに(S3でNO)、照明機器100に出力する第3照明モードとを有する。
ここで、例えば、第3設定値を1000ppmと設定する。このように、第3設定値は第2設定値よりも高い濃度に設定している。
第2照明モードでは、第1照明モードよりも視覚刺激を与えるものとする。視覚刺激としては、照明機器100の照度を上げるか、照明機器100の照度増減を所定間隔で行うか、の少なくともいずれかによることが効果的である。
第3照明モードでは、照明機器100を停止する。なお、第3照明モードを停止に代えて低調光率の照明としてもよい。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて照明機器100の出力を異ならせることで、視覚によって人に刺激を与えて眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、第3設定値以上の高いCO濃度の場合には、視覚刺激によって眠気を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、第1照明モード及び第2照明モードに加えて第3照明モードを有することで、照明機器100の消し忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
図4は、本実施例による環境設備制御システムの空調制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間内の温度調整を行う空調機器60を動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに(S6でYES)、空調機器60に出力する第1空調モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに(S6でNO)、空調機器60に出力する第2空調モードと、人感センサ11で人を検出しないときに(S3でNO)、空調機器60に出力する第3空調モードとを有する。
ここで、例えば、第3設定値を1000ppmと設定する。このように、第3設定値は第2設定値よりも高い濃度に設定している。
第2空調モードでは、第1空調モードよりも空調機器60の設定温度を低くするものとする。第3空調モードでは、空調機器60を停止する。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて空調機器60の設定温度を異ならせることで、体感によって人に刺激を与えて眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、空調機器60の設定温度が低くなることで、眠気を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、第1空調モード及び第2空調モードに加えて第3空調モードを有することで、空調機器60の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
図5は、本実施例による環境設備制御システムの送風制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間内の送風を行う送風機器70を動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに(S6でYES)、送風機器70に出力する第1送風モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに(S6でNO)、送風機器70に出力する第2送風モードと、人感センサ11で人を検出しないときに(S3でNO)、送風機器70に出力する第3送風モードとを有する。
ここで、例えば、第3設定値を1000ppmと設定する。このように、第3設定値は第2設定値よりも高い濃度に設定している。
第1送風モードでは、送風機器70を停止し、第2送風モードでは送風機器70を運転する。第3送風モードでは、送風機器70を停止する。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて送風出力を異ならせることで、体感によって人に刺激を与えて眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、人が風の流れを感じることで、眠気を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、第1送風モード及び第2送風モードに加えて第3送風モードを有することで、送風機器70の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
図6は、本実施例による環境設備制御システムの芳香発生制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間内の芳香発生を行う芳香発生機器80を動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに(S6でYES)、芳香発生機器80に出力する第1芳香発生モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに(S6でNO)、芳香発生機器80に出力する第2芳香発生モードと、人感センサ11で人を検出しないときに(S3でNO)、芳香発生機器80に出力する第3芳香発生モードとを有する。
ここで、例えば、第3設定値を1000ppmと設定する。このように、第3設定値は第2設定値よりも高い濃度に設定している。
第1芳香発生モードでは芳香発生機器80を停止し、第2芳香発生モードでは芳香発生機器80を運転する。第3芳香発生モードでは、芳香発生機器80を停止する。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて芳香発生出力を異ならせることで、臭覚によって人に刺激を与えて眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、人が臭覚により刺激を感じることで、眠気を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、第1芳香発生モード及び第2芳香発生モードに加えて第3芳香発生モードを有することで、芳香発生機器80の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
図7は、本実施例による環境設備制御システムの音響発生制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間内の音響発生を行う音響発生機器90を動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値未満であるときに(S6でYES)、音響発生機器90に出力する第1音響発生モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに(S6でNO)、音響発生機器90に出力する第2音響発生モードと、人感センサ11で人を検出しないときに(S3でNO)、音響発生機器90に出力する第3音響発生モードとを有する。
ここで、例えば、第3設定値を1000ppmと設定する。このように、第3設定値は第2設定値よりも高い濃度に設定している。
第1音響発生モードでは音響発生機器90を停止し、第2音響発生モードでは音響発生機器90を運転する。第3音響発生モードでは、音響発生機器90を停止する。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて音響発生出力を異ならせることで、聴覚によって人に刺激を与えて眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、人が聴覚により刺激を感じることで、眠気を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、第1音響発生モード及び第2音響発生モードに加えて第3音響発生モードを有することで、音響発生機器90の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
以上のように、図2では換気制御を、図3では照明制御を、図4では空調制御を、図5では送風制御を、図6では芳香発生制御を、図7では音響発生制御を、それぞれの対象機器の制御を別々に説明したが、これらの対象機器の中から、複数を対象機器として制御することができる。なお、図8からは、複数を対象機器とした場合について説明する。
図8は、本実施例による環境設備制御システムの換気照明制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間の空気を換気する換気機器50と作業空間内の調光を行う照明機器100とを動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第1設定値未満であるときに(S4でYES)、換気機器50及び照明機器100に出力する第1換気照明モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第1設定値以上で(S4でNO)、第2設定値未満であるときに(S5でYES)、換気機器50及び照明機器100に出力する第2換気照明モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第2設定値以上で(S5でNO)、第3設定値未満であるときに(S6でYES)、換気機器50及び照明機器100に出力する第3換気照明モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに(S6でNO)、換気機器50及び照明機器100に出力する第4換気照明モードと、人感センサ11で人を検出しないときには(S3でNO)、換気機器50を微弱運転とし、照明機器100を停止する第5換気照明モードとを有する。
ここで、例えば、第1設定値を600ppm、第2設定値を800ppm、第3設定値を1000ppmと設定する。このように、第2設定値は第1設定値よりも高い濃度に設定し、第3設定値は第2設定値よりも高い濃度に設定している。
また、例えば、第1換気照明モードでは、換気機器50を微弱運転とし、第2換気照明モードでは、換気機器50を弱運転とし、第3換気照明モード及び第4換気照明モードでは、換気機器50を強運転とし、第4換気照明モードでは、第1換気照明モード、第2換気照明モード、及び第3換気照明モードよりも照明機器100の視覚刺激を与える。視覚刺激としては、照明機器100の照度を上げるか、照明機器100の照度増減を所定間隔で行うか、の少なくともいずれかによることが効果的である。第5換気照明モードでは、換気機器50を微弱運転とし、照明機器100を停止する。
本実施例では、それぞれの換気照明モードにおける換気能力を、微弱、弱、及び強と表現しているが、弱は微弱よりも換気能力が高く、強は弱よりも換気能力が高いことを示しており、微弱は停止を含むとともに、第1換気照明モードにおける微弱と第5換気照明モードにおける微弱とは必ずしも同じ能力である必要はなく、第2換気照明モードは第1換気照明モードよりも換気能力を高く設定し、第3換気照明モード及び第4換気照明モードは第2換気照明モードよりも換気能力を高く設定し、第5換気照明モードは第1換気照明モード、第2換気照明モード、及び第3換気照明モードよりも換気照明能力を低く設定する。なお、第3換気照明モードにおける強と第4換気照明モードにおける強とは必ずしも同じ能力である必要はなく、第3換気照明モード及び第4換気照明モードが第2換気照明モードよりも換気能力が高ければよく、第4換気照明モードにおける強が第3換気照明モードにおける強よりも換気能力を高く設定することが好ましい。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて換気機器50の出力を異ならせるとともに照明機器100の出力を異ならせることで、CO濃度を最適に維持するとともに視覚によって人に刺激を与えて眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、CO濃度が第1設定値未満であるときには、換気機器50を微弱運転とすることで快適な作業環境に維持させ、第1設定値以上となると、換気機器50を弱運転に切り替えることで快適な作業環境に維持させ、第2設定値以上となると、換気機器50を強運転に切り替えることで快適な作業環境に維持させ、換気機器50が強運転でも第3設定値を超える場合には、照明機器100の視覚刺激を人に与えることで、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、人が存在しない場合にも換気機器50を微弱運転とすることで、適度なCO濃度を維持することができるとともに、照明機器100の消し忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
図9は、本実施例による環境設備制御システムの換気空調制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間の空気を換気する換気機器50と作業空間内の温度調整を行う空調機器60とを動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第1設定値未満であるときに(S4でYES)、換気機器50及び空調機器60に出力する第1換気空調モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第1設定値以上で(S4でNO)、第2設定値未満であるときに(S5でYES)、換気機器50及び空調機器60に出力する第2換気空調モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第2設定値以上で(S5でNO)、第3設定値未満であるときに(S6でYES)、換気機器50及び空調機器60に出力する第3換気空調モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに(S6でNO)、換気機器50及び空調機器60に出力する第4換気空調モードと、人感センサ11で人を検出しないときには(S3でNO)、換気機器50を微弱運転とし、空調機器60を停止する第5換気空調モードとを有する。
ここで、例えば、第1設定値を600ppm、第2設定値を800ppm、第3設定値を1000ppmと設定する。このように、第2設定値は第1設定値よりも高い濃度に設定し、第3設定値は第2設定値よりも高い濃度に設定している。
また、例えば、第1換気空調モードでは、換気機器50を微弱運転とし、第2換気空調モードでは、換気機器50を弱運転とし、第3換気空調モード及び第4換気空調モードでは、換気機器50を強運転とし、第4換気空調モードでは、第1換気空調モード、第2換気空調モード、及び第3換気空調モードよりも空調機器60の設定温度を低くし、第5換気空調モードでは、換気機器50を微弱運転とし、空調機器60を停止する。
本実施例では、それぞれの換気空調モードにおける換気能力を、微弱、弱、及び強と表現しているが、弱は微弱よりも換気能力が高く、強は弱よりも換気能力が高いことを示しており、微弱は停止を含むとともに、第1換気空調モードにおける微弱と第5換気空調モードにおける微弱とは必ずしも同じ能力である必要はなく、第2換気空調モードは第1換気空調モードよりも換気能力を高く設定し、第3換気空調モード及び第4換気空調モードは第2換気空調モードよりも換気能力を高く設定し、第5換気空調モードは第1換気空調モード、第2換気空調モード、及び第3換気空調モードよりも換気空調能力を低く設定する。なお、第3換気空調モードにおける強と第4換気空調モードにおける強とは必ずしも同じ能力である必要はなく、第3換気空調モード及び第4換気空調モードが第2換気空調モードよりも換気能力が高ければよく、第4換気空調モードにおける強が第3換気空調モードにおける強よりも換気能力を高く設定することが好ましい。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて換気機器50の出力を異ならせるとともに空調機器60の出力を異ならせることで、CO濃度を最適に維持するとともに体感によって人に刺激を与えて眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、CO濃度が第1設定値未満であるときには、換気機器50を微弱運転とすることで快適な作業環境に維持させ、第1設定値以上となると、換気機器50を弱運転に切り替えることで快適な作業環境に維持させ、第2設定値以上となると、換気機器50を強運転に切り替えることで快適な作業環境に維持させ、換気機器50が強運転でも第3設定値を超える場合には、空調機器60による体感刺激を人に与えることで、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、人が存在しない場合にも換気機器50を微弱運転とすることで、適度なCO濃度を維持することができるとともに、空調機器60の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
図10は、本実施例による環境設備制御システムの換気送風制御を示すフローチャートである。
集中管理サーバ30は、人感センサ11からは人の存在を検出するデータを取得し(S1)、COセンサ21からはCO濃度のデータを取得する(S2)。
制御手段31では、人感センサ11及びCOセンサ21からのデータを入力し、作業空間の空気を換気する換気機器50と作業空間内の送風を行う送風機器70とを動作させるモードを決定する。
制御手段31は、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第1設定値未満であるときに(S4でYES)、換気機器50及び送風機器70に出力する第1換気送風モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第1設定値以上で(S4でNO)、第2設定値未満であるときに(S5でYES)、換気機器50及び送風機器70に出力する第2換気送風モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第2設定値以上で(S5でNO)、第3設定値未満であるときに(S6でYES)、換気機器50及び送風機器70に出力する第3換気送風モードと、人感センサ11で人を検出した状態で(S3でYES)、COセンサ21で検出するCO濃度が第3設定値以上であるときに(S6でNO)、換気機器50及び送風機器70に出力する第4換気送風モードと、人感センサ11で人を検出しないときには(S3でNO)、換気機器50を微弱運転とし、送風機器70を停止する第5換気送風モードとを有する。
ここで、例えば、第1設定値を600ppm、第2設定値を800ppm、第3設定値を1000ppmと設定する。このように、第2設定値は第1設定値よりも高い濃度に設定し、第3設定値は第2設定値よりも高い濃度に設定している。
また、例えば、第1換気送風モードでは、換気機器50を微弱運転とし、第2換気送風モードでは、換気機器50を弱運転とし、第3換気送風モード及び第4換気送風モードでは、換気機器50を強運転とし、第1換気送風モード、第2換気送風モード、及び第3換気送風モードでは送風機器70を停止し、第4換気送風モードでは、送風機器70を運転し、第5換気送風モードでは、換気機器50を微弱運転とし、送風機器70を停止する。
本実施例では、それぞれの換気送風モードにおける換気能力を、微弱、弱、及び強と表現しているが、弱は微弱よりも換気能力が高く、強は弱よりも換気能力が高いことを示しており、微弱は停止を含むとともに、第1換気送風モードにおける微弱と第5換気送風モードにおける微弱とは必ずしも同じ能力である必要はなく、第2換気送風モードは第1換気送風モードよりも換気能力を高く設定し、第3換気送風モード及び第4換気送風モードは第2換気送風モードよりも換気能力を高く設定し、第5換気送風モードは第1換気送風モード、第2換気送風モード、及び第3換気送風モードよりも換気送風能力を低く設定する。なお、第3換気送風モードにおける強と第4換気送風モードにおける強とは必ずしも同じ能力である必要はなく、第3換気送風モード及び第4換気送風モードが第2換気送風モードよりも換気能力が高ければよく、第4換気送風モードにおける強が第3換気送風モードにおける強よりも換気能力を高く設定することが好ましい。
このように、本実施例によれば、人が存在する状態の中で、CO濃度に応じて換気機器50の出力を異ならせるとともに送風機器70の出力を異ならせることで、CO濃度を最適に維持するとともに体感によって人に刺激を与えて眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、CO濃度が第1設定値未満であるときには、換気機器50を微弱運転とすることで快適な作業環境に維持させ、第1設定値以上となると、換気機器50を弱運転に切り替えることで快適な作業環境に維持させ、第2設定値以上となると、換気機器50を強運転に切り替えることで快適な作業環境に維持させ、換気機器50が強運転でも第3設定値を超える場合には、送風機器70による体感刺激を人に与えることで、眠気による作業効率低下を防ぐことができる。
また、本実施例によれば、人が存在しない場合にも換気機器50を微弱運転とすることで、適度なCO濃度を維持することができるとともに、送風機器70の停止忘れを防止でき、省エネ効果を高めることができる。
図11は、本実施例による環境設備制御システムのスケジュールの一例を示す説明図である。
本実施例による環境設備制御システムは、対象機器を時刻指定により動作させるスケジュール設定手段34を有している。
図11では、空調機器60、換気機器50、及び照明機器100に対して設定されたスケジュールを示している。
例えば、夏季における空調機器60では、時刻8:30〜9:00までは24℃、時刻9:00〜12:00までは26℃、時刻12:00〜13:00までは28℃、時刻13:00〜14:00までは22℃、時刻14:00〜18:00までは25℃、18:00〜20:00までは28℃、時刻20:00以降は停止に設定したことを示している。
また、冬季における空調機器60では、時刻8:30〜9:00までは25℃、時刻9:00〜12:00までは22℃、時刻12:00〜13:00までは24℃、時刻13:00〜14:00までは23℃、時刻14:00〜18:00までは22℃、18:00〜20:00までは20℃、時刻20:00以降は停止に設定したことを示している。
また、換気機器50では、時刻8:30〜22:00までは弱運転、時刻22:00以降は停止に設定したことを示している。
また、照明機器100では、時刻8:30〜9:00までは調光率70%、時刻9:00〜12:00までは調光率80%、時刻12:00〜13:00までは調光率25%、時刻13:00〜18:00までは調光率80%、18:00〜22:00までは調光率70%、22:00以降は停止に設定したことを示している。
スケジュール設定手段34によって、空調機器60の設定温度を時刻指定により設定している場合には、制御手段31は、第1空調モードでは、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた設定温度とし、第2空調モードでは、時間帯に応じた設定温度を低くする。
例えば、夏季における空調機器60の設定で、時刻13:00〜14:00までの間では、第1空調モードでは、22℃を設定温度として運転し、第2空調モードでは、設定温度を20.0℃とする。
また、冬季における空調機器60の設定で、時刻13:00〜14:00までの間では、第1空調モードでは、23℃を設定温度として運転し、第2空調モードでは、設定温度を21.0℃とする。
このように、本実施例によれば、スケジュール設定によって効率的な温度を設定できるとともに、スケジュール設定されていても、スケジュール設定されている設定温度を基準として、CO濃度に応じた感覚刺激を人に与えることができる。
スケジュール設定手段34によって、空調機器60の設定温度を時刻指定により設定している場合には、第3空調モードであっても設定した時間帯に応じた設定温度で空調機器60の運転を行う。
また、スケジュール設定手段34によって、換気機器50の動作を時刻指定により設定している場合には、制御手段31は、第3換気モードでは換気機器50を強運転とし、第4換気モード(微弱運転)であっても換気機器50をスケジュール設定手段34で設定している弱運転とする。
例えば、換気機器50の設定で、時刻8:30〜22:00までの間では、第3換気モードになれば換気機器50を強運転とし、人を検出しない第4換気モードの条件になっても換気機器50を微弱運転ではなく設定した弱運転とする。
このように、本実施例によれば、スケジュール設定よりも第3換気モードを優先させることで、快適な作業環境を維持し、スケジュール設定によって第4換気モードに優先させて換気機器50を運転することで、例えば勤務時間帯であり、一時的に人が存在しない時間帯が存在しても、強制的に換気機器50を運転させておくことで、急激な人の増加などに対応することができる。
また、スケジュール設定手段34によって、照明機器100の調光率を時刻指定により設定している場合には、制御手段31は、第1照明モードでは、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率とし、第2照明モードでは、時間帯に応じた調光率を高め、又は時間帯に応じた調光率で照明機器100の照度増減を所定間隔で行う。
例えば、照明機器100の設定で、時刻8:30〜9:00までの間では、第1照明モードでは、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率である70%とし、第2照明モードでは、調光率を100%に高め、時刻9:00〜12:00までの間では、第1照明モードでは、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率である80%とし、第2照明モードでは、調光率を100%に高め、時刻13:00〜18:00までの間では、第1照明モードでは、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率である80%とし、第2照明モードでは、調光率を100%に高め、時刻18:00〜20:00までの間では、第1照明モードでは、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率である70%とし、第2照明モードでは、調光率を100%に高める。
このように、本実施例によれば、スケジュール設定によって効率的な照度を設定できるとともに、スケジュール設定されていても、スケジュール設定されている調光率を基準として、CO濃度に応じた視覚刺激を人に与えることができる。
なお、例えば時刻12:00〜13:00までの間で示すように、第2照明モードでも、第1照明モードと同じ調光率である25%を維持する設定とすることもできる。
また、スケジュール設定手段34によって、照明機器100の調光率を時刻指定により設定している場合には、制御手段31は、人感センサ11で人を検出しないときには、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率ではなく、第3照明モードとする。
例えば、照明機器100の設定で、時刻18:00〜22:00までの間では、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率である70%ではなく、第3照明モードとして停止する。
このように、本実施例によれば、スケジュール設定によって効率的な照度を設定できるとともに、スケジュール設定されていても、照明機器100の消し忘れを防止でき、システムの効率的な運用を行える。
また、第3照明モードは、停止に代えてあらかじめ設定した調光率を低下させてもよい。低下させる調光率は、常に一定の低調光率とし、又は時間帯に応じた調光率を所定比率で低下させた調光率としてもよい。
ここで、常に一定の低調光率にするとは、時間帯に応じた調光率が75%であっても80%であっても25%の調光率にするものであり、また、時間帯に応じた調光率を所定比率で低下させた調光率にするとは、時間帯に応じた調光率が75%であれば25%とし、時間帯に応じた調光率が80%であれば30%とするものである。
例えば、照明機器100の設定で、時刻8:30〜9:00までの間では、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率である70%ではなく、第3照明モードとして25%の調光率とし、時刻9:00〜12:00までの間では、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率である80%ではなく、第3照明モードとして25%の調光率とし、時刻13:00〜18:00までの間では、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率である80%ではなく、第3照明モードとして25%の調光率とする。
なお、例えば時刻12:00〜13:00までの間で示すように、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた調光率が25%のように、低調光率に設定されている場合には第3照明モードは設定されている調光率である25%を維持する設定とすることもできる。
更には、スケジュール設定手段34で設定する時刻を、第1の時間帯と第2の時間帯に区分し、人感センサ11で人を検出しないときには、第1の時間帯では低調光率とし、第2の時間帯では停止とすることが好ましい。
例えば、時刻8:30〜18:00までの間を第1の時間帯とし、時刻18:00〜翌朝8:30までの間を第2の時間帯とした場合には、第1の時間帯である時刻8:30〜18:00までの間では、第3照明モードとして25%の調光率とし、第2の時間帯である時刻18:00〜翌朝8:30までの間では、第3照明モードとして停止する。
なお、ここでは第1時間帯を勤務時間とし、第2時間帯を勤務外時間としているが、土日祝祭日では終日第2時間帯として設定することもできる。
また、第1の時間帯と第2の時間帯に区分した制御方法は、他の機器についても行うことが好ましい。
例えば、換気機器50の設定で、時刻8:30〜22:00までの間を第1の時間帯とし、時刻22:00〜翌朝8:30までの間を第2の時間帯とした場合には、第1の時間帯は、スケジュール設定手段34で弱と設定した場合に人を検出しない第4換気モードの条件であっても弱運転とし、第2の時間帯は、人を検出しない第4換気モードの条件になっても、スケジュール設定された停止とする。
また、空調機器60の設定で、第1の時間帯を業務時間帯である時刻8:30〜12:00及び時刻13:00〜20:00とし、第2の時間帯を業務外時間帯である時刻12:00〜13:00とした場合には、第1の時間帯は、第1空調モードでは、スケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた設定温度とし、第2空調モードでは、時間帯に応じた設定温度を低くするが、第2の時間帯は、第2空調モードでもスケジュール設定手段34で設定した時間帯に応じた設定温度を維持させる。なお、第2の時間帯は、人を検出しない第3空調モードの条件になっても、スケジュール設定された設定温度を維持する。
図12は、本実施例による環境設備制御システムを作業空間に適用した状態を示す説明図である。
図12(a)では、作業空間Aに、人感センサ11として、少なくとも第1人感センサ11a、第2人感センサ11b、及び第3人感センサ11cを有し、COセンサ21として、少なくとも第1COセンサ21a及び第2COセンサ21bを有している。
照明機器100として、少なくとも第1照明機器グループ100a、第2照明機器グループ100b、及び第3照明機器グループ100cを有し、換気機器50として、少なくとも第1換気機器50a及び第2換気機器50bを有し、空調機器60として、少なくとも第1空調機器60a及び第2空調機器60bを有している。
制御手段31は、第1人感センサ11a及び第1COセンサ21aからのデータを入力して第1照明機器グループ100aに出力し、第2人感センサ11b及び第1COセンサ21a又は第2COセンサ21bからのデータを入力して第2照明機器グループ100bに出力し、第3人感センサ11c及び第2COセンサ21bからのデータを入力して第3照明機器グループ100cに出力する。
また、制御手段31は、第1人感センサ11a又は第2人感センサ11b及び第1COセンサ21aからのデータを入力して第1換気機器50aに出力し、第3人感センサ11c及び第2COセンサ21bからのデータを入力して第2換気機器50bに出力する。
また、制御手段31は、第1人感センサ11a又は第2人感センサ11b及び第1COセンサ21aからのデータを入力して第1空調機器60aに出力し、第2人感センサ11b又は第3人感センサ11c及び第2COセンサ21bからのデータを入力して第2空調機器60bに出力する。
従って、図12(b)に示すように、作業空間A内を、照明機器100に応じた照明エリア100A、100B、100Cと、図12(c)に示すように、換気機器50に応じた換気エリア50A、50Bとを異ならせることができる。
また、図12(c)に示すように、換気機器50に応じた換気エリア50A、50Bと、図12(d)に示すように、空調機器60に応じた空調エリア60A、60Bとを異ならせることができる。
図2から図10に示す実施例では、設定値によって各モードが選択されるが、各設定値には各々のモード偏移時のハンチング動作を避けるためにヒステリシスを持たせても良い。
すなわち、例えば、図2では第2設定値である800ppm未満であれば第2換気モードが選択され、800ppm以上では第3換気モードが選択されるが、第2換気モードから第3換気モードに移行する際の閾値は第2設定値である800ppm、第3換気モードから第2換気モードに移行する際の閾値は第2設定値にヒステリシスを持たせた700ppmとすることもできる。このように設定値にヒステリシスを持たせることで各モード間でのハンチングを防ぐことができる。
本発明によれば快適なオフィス環境と消費電力の削減を提供できる。
10 人感センサユニット
11 人感センサ
11a 第1人感センサ
11b 第2人感センサ
11c 第3人感センサ
12 通信ユニット
20 COセンサユニット
21 COセンサ
21a 第1COセンサ
21b 第2COセンサ
22 通信ユニット
30 集中管理サーバ
31 制御手段
32 無線通信手段
33 記憶手段
34 スケジュール設定手段
40 赤外線リモコンノード
41 無線通信手段
42 無線・赤外線変換手段
43 赤外線通信ユニット
50 換気機器
50a 第1換気機器
50b 第2換気機器
50A、50B 換気エリア
51 換気用コントローラ
60 空調機器
60a 第1空調機器
60b 第2空調機器
60A、60B 空調エリア
61 空調用コントローラ
70 送風機器
71 送風用コントローラ
80 芳香発生機器
81 芳香発生用コントローラ
90 音響発生機器
91 音響発生用コントローラ
100 照明機器
101 照明用コントローラ
100a 第1照明機器グループ
100b 第2照明機器グループ
100c 第3照明機器グループ
100A、100B、100C 照明エリア
A 作業空間

Claims (34)

  1. 作業空間の人の存在を検出する人感センサと、
    前記作業空間のCO濃度を検出するCOセンサと、
    前記人感センサ及び前記COセンサからのデータを入力し、前記作業空間の対象機器に制御データを出力する集中管理サーバと、
    前記集中管理サーバからのサーバ側無線通信データを赤外線通信データに変換する赤外線リモコンノードと
    を備え、
    前記対象機器を、
    前記作業空間の空気を換気する換気機器と
    前記作業空間内の調光を行う照明機器と
    し、
    前記換気機器は、停止、微弱運転、弱運転、及び強運転のいずれかを前記換気機器に対して指示する換気用コントローラを備え、
    前記照明機器は、OFFとON、及びON時での照度変更を前記照明機器に対して指示する照明用コントローラを備え、
    前記照明用コントローラは、前記赤外線通信データを受信して、無線通信データに変換して前記照明機器に指示データを送信するものであり、
    前記集中管理サーバは、
    前記人感センサ及び前記COセンサからの前記データによって換気モードを決定し、決定した換気モードデータを前記換気用コントローラに送信し、
    前記人感センサ及び前記COセンサからの前記データによって照明モードを決定し、決定した照明モードデータを前記赤外線リモコンノードに送信し、
    前記集中管理サーバから前記赤外線リモコンノードに送信される前記照明モードデータは、前記サーバ側無線通信データであり、
    前記赤外線リモコンノードは、受信した前記照明モードデータを、前記赤外線通信データに変換して前記照明用コントローラに送信し、
    前記サーバ側無線通信データは、前記照明用コントローラから前記照明機器に送信される前記無線通信データとは規格が異なる
    ことを特徴とする環境設備制御システム。
  2. 前記換気モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が第1設定値未満であるときに前記換気機器に出力する第1換気モードと、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第1設定値以上で第2設定値未満であるときに前記換気機器に出力する第2換気モードと
    を有し、
    前記照明モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第2設定値より高い設定値である第3設定値未満であるときに前記照明機器に出力する第1照明モードと、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記照明機器に出力する第2照明モードと
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の環境設備制御システム。
  3. 前記第1換気モードでは、前記換気機器を前記微弱運転とし、
    前記第2換気モードでは、前記換気機器を前記弱運転とし、
    前記第2照明モードでは、前記第1照明モードよりも視覚刺激を与える
    ことを特徴とする請求項2に記載の環境設備制御システム。
  4. 前記視覚刺激として前記照明機器の前記照度を上げる
    ことを特徴とする請求項3に記載の環境設備制御システム。
  5. 前記視覚刺激として前記照明機器の前記照度増減を所定間隔で行う
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の環境設備制御システム。
  6. 前記換気モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第2設定値以上であるときに前記換気機器に出力する第3換気モードと、
    前記人感センサで前記人を検出しないときに前記換気機器に出力する第4換気モードと
    を更に有する
    ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  7. 前記第3換気モードでは、前記換気機器を前記強運転とし、
    前記第4換気モードでは、前記換気機器を前記微弱運転とする
    ことを特徴とする請求項6に記載の環境設備制御システム。
  8. 前記照明モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出しないときに前記照明機器を停止する第3照明モードを更に有する
    ことを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  9. 前記対象機器に、前記作業空間内の温度調整を行う空調機器を加え、
    前記空調機器は、停止、及び運転時の設定温度を前記空調機器に対して指示する空調用コントローラを備え、
    前記集中管理サーバは、
    前記人感センサ及び前記COセンサからの前記データによって空調モードを決定し、決定した空調モードデータを前記空調用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項2から請求項8のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  10. 前記空調モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値未満であるときに前記空調機器に出力する第1空調モードと、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記空調機器に出力する第2空調モードと
    を有する
    ことを特徴とする請求項9に記載の環境設備制御システム。
  11. 前記第2空調モードでは、前記第1空調モードよりも前記空調機器の前記設定温度を低くする
    ことを特徴とする請求項10に記載の環境設備制御システム。
  12. 前記空調モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出しないときに前記空調機器を停止する第3空調モードを有する
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の環境設備制御システム。
  13. 前記対象機器に、前記作業空間内の送風を行う送風機器を加え
    前記送風機器は、停止又は運転を前記送風機器に対して指示する送風用コントローラを備え、
    前記集中管理サーバは、
    前記人感センサ及び前記COセンサからの前記データによって送風モードを決定し、決定した送風モードデータを前記送風用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項2から請求項12のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  14. 前記送風モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値未満であるときに前記送風機器に出力する第1送風モードと、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記送風機器に出力する第2送風モードと
    を有する
    ことを特徴とする請求項13に記載の環境設備制御システム。
  15. 前記第1送風モードでは前記送風機器を停止し、
    前記第2送風モードでは、前記送風機器を運転する
    ことを特徴とする請求項14に記載の環境設備制御システム。
  16. 前記送風モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出しないときに前記空調機器を停止する第3送風モードを有する
    ことを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の環境設備制御システム。
  17. 前記対象機器に、前記作業空間内で芳香発生を行う芳香発生機器を加え
    前記芳香発生機器は、停止又は運転を前記芳香発生機器に対して指示する芳香発生用コントローラを備え、
    前記集中管理サーバは、
    前記人感センサ及び前記COセンサからの前記データによって芳香発生モードを決定し、決定した芳香発生モードデータを前記芳香発生用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項2から請求項16のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  18. 前記芳香発生モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値未満であるときに前記芳香発生機器に出力する第1芳香発生モードと、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記芳香発生機器に出力する第2芳香発生モードと
    を有する
    ことを特徴とする請求項17に記載の環境設備制御システム。
  19. 前記第1芳香発生モードでは、前記芳香発生機器を停止し、
    前記第2芳香発生モードでは、前記芳香発生機器を運転する
    ことを特徴とする請求項18に記載の環境設備制御システム。
  20. 前記芳香発生モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出しないときに前記芳香発生機器を停止する第3芳香発生モードを有する
    ことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の環境設備制御システム。
  21. 前記対象機器に、前記作業空間内で音響発生を行う音響発生機器を加え
    前記音響発生機器は、停止又は動作を前記音響発生機器に対して指示する音響発生用コントローラを備え、
    前記集中管理サーバは、
    前記人感センサ及び前記COセンサからの前記データによって音響発生モードを決定し、決定した音響発生モードデータを前記音響発生用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項2から請求項20のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  22. 前記音響発生モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値未満であるときに前記音響発生機器に出力する第1音響発生モードと、
    前記人感センサで前記人を検出した状態で、前記COセンサで検出する前記CO濃度が前記第3設定値以上であるときに前記音響発生機器に出力する第2音響発生モードと
    を有する
    ことを特徴とする請求項21に記載の環境設備制御システム。
  23. 前記第1音響発生モードでは前記音響発生機器を停止し、
    前記第2音響発生モードでは、前記音響発生機器を動作する
    ことを特徴とする請求項22に記載の環境設備制御システム。
  24. 前記音響発生モードとして、
    前記人感センサで前記人を検出しないときに前記音響発生機器を停止する第3音響発生モードを有する
    ことを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の環境設備制御システム。
  25. 前記人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、
    前記人感センサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記換気モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記換気用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項1請求項24のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  26. 前記人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、
    前記人感センサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記空調モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記空調用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項9から請求項12のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  27. 前記人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、
    前記人感センサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記送風モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記送風用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  28. 前記人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、
    前記人感センサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記芳香発生モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記芳香発生用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項17から請求項20のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  29. 前記人感センサは、通信ユニットとともに人感センサユニットに配置され、
    前記人感センサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記音響発生モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記音響発生用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項21から請求項24のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  30. 前記COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、
    前記COセンサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記換気モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記換気用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項1請求項24のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  31. 前記COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、
    前記COセンサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記空調モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記空調用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項9から請求項12のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  32. 前記COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、
    前記COセンサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記送風モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記送風用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  33. 前記COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、
    前記COセンサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記芳香発生モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記芳香発生用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項17から請求項20のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。
  34. 前記COセンサは、通信ユニットとともにCOセンサユニットに配置され、
    前記COセンサからの前記データは前記通信ユニットから前記集中管理サーバに送信され、
    前記集中管理サーバから送信される前記音響発生モードデータを、前記通信ユニットを中継して前記音響発生用コントローラに送信する
    ことを特徴とする請求項21から請求項24のいずれか1項に記載の環境設備制御システム。

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