JP2021194045A - マットレス - Google Patents

マットレス Download PDF

Info

Publication number
JP2021194045A
JP2021194045A JP2020100197A JP2020100197A JP2021194045A JP 2021194045 A JP2021194045 A JP 2021194045A JP 2020100197 A JP2020100197 A JP 2020100197A JP 2020100197 A JP2020100197 A JP 2020100197A JP 2021194045 A JP2021194045 A JP 2021194045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mattress
air
pump
user
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020100197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7419167B2 (ja
Inventor
健太 大野
Kenta Ono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Paramount Bed Co Ltd filed Critical Paramount Bed Co Ltd
Priority to JP2020100197A priority Critical patent/JP7419167B2/ja
Publication of JP2021194045A publication Critical patent/JP2021194045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7419167B2 publication Critical patent/JP7419167B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

【課題】容易かつ迅速にエアマットレスの空気を抜くことができるマットレス等を提供すること。【解決手段】複数のエアセルを有するマットレスであって、前記エアセルに空気を供給することで前記エアセルを膨縮させる第1の動作モードと、前記エアセルから空気を吸引する第2の動作モードとを切替え可能なポンプと、少なくとも前記ポンプの動作モードを切り替え可能な操作装置と、を備える【選択図】図5

Description

本開示は、マットレスに関する。
従来、ユーザがエアマットレスを片付けるときは、ポンプからマットレスのチューブを接続するコネクタを外したり、マットレスのチューブに接続された栓を抜くことで、空気を抜くことが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
このとき、利用者は、人の手でエアマットレス内の空気を押し出す必要がある。また、利用者が素早く空気を抜くために、吸引ポンプを利用するためには、改めて別の吸引ポンプを接続する必要がある。
特開2002−320534号公報
本開示の目的の1つは、容易かつ迅速にエアマットレスの空気を抜くことができるマットレス等を提供することである。
本開示のマットレスは、エアセルを有するマットレスであって、前記エアセルに空気を供給することで前記エアセルを膨縮させる第1の動作モードと、前記エアセルから空気を吸引する第2の動作モードとを切替え可能なポンプと、少なくとも前記ポンプの動作モードを切り替え可能な操作装置と、を備えることを特徴とする。
本開示のマットレスによれば、容易かつ迅速にエアマットレスの空気を抜くことができる。
図1は、本開示の実施形態におけるシステムの概要を示す図である。 図2は、本開示の実施形態におけるベッド装置のボトムの構成を示す図である。 図3は、本開示の実施形態におけるマットレスの構成を示す図である。 図4は、本開示の実施形態におけるエアセルの構成を示す図である。 図5は、本開示の実施形態における機能構成を示す図である。 図6は、本開示の実施形態における操作装置の構成を示す図である。 図7は、本開示の実施形態における操作アプリケーションの一例を示す図である。 図8は、本開示のマットレスの構成の別の状態を示す図である。 図9は、本開示のマットレスの構成の別の状態を示す図である。
以下、図面を参照して本開示を実施するための一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本開示を説明するための一例であり、特許請求の範囲に記載した発明の技術的範囲が、以下の記載に限定されるものではない。
従来から、利用者がエアマットレスを片付けるときは、エアマットレスに充填されている空気を可能な限り抜く必要がある。このとき、利用者は、エアマットレスに空気を供給するポンプから、チューブを接続するコネクタを外したり、マットレスのチューブに接続された栓を抜いたりして、マットレスに充填された空気を開放(排出)する必要があった。
しかし、利用者が単にチューブを接続するコネクタを外したりしただけでは、エアマットレスに充填されている空気は完全に抜くことができない。したがって、利用者が人の手によってマットレス内の空気を押し出す必要があった。
また、エアマットレスから空気を完全に抜くためには、利用者が吸引ポンプを接続して抜くことが考えられるが、わざわざ別のポンプを接続する必要があり、効率的とはいえなかった。
また、病院やレンタルディーラにおいては、複数のエアマットレスを同時に片付ける場合があるが、1台ずつ人の手でエアマットレスの空気を抜いていくことは、手間がかかってしまい、また、多くの作業スペースが必要になってしまう。
別売りの吸引ポンプを用意すると、作業を行う分ポンプを複数台準備する必要があり、費用がかかってしまう。また、吸引ポンプをエアマットレスとそれぞれ接続する必要があり、手離れが悪く、時間がかかってしまうという課題が生じてしまう。
このような課題を解決するためマットレス等について、以下詳細な実施形態に基づいて説明する。なお、以下の実施形態は、本開示の一例であり、当該内容に発明が限定されるものではない。
[1.全体の構成]
図1は、本実施形態におけるベッドシステム1を模式的に説明する図である。ベッドシステム1は、図1(a)に示すように、ベッド装置であるベッド本体20にマットレス10が載置されている。
なお、マットレス10は、本実施形態ではエアセルで構成されたエアマットレスである。マットレス10は、エアマットレス以外にも、例えば、ウレタンマットレスであってもよいし、ウレタンとエアセルとを組み合わせたハイブリッド型のマットレスであってもよい。また、マットレス10は、ポリエステル繊維構造体、ゲル、スプリングなどの寝具に使われる弾性体であってもよい。
ベッドシステム1は、利用者Pが利用する。例えば、ベッド本体20(マットレス10)に横たわったときに、図1(a)の左側が頭側、右側が足側となる。また、利用者Pは、標準的なサイズを想定すれば、利用者Pの背中が背ボトムの位置となり、利用者の腰が湾曲ボトムや、腰ボトムの位置となる。具体的には、標準的な利用者の場合、大転子の位置が、マットレス10(ベッド本体20)の足側端部から概ね980mmの位置になる。
ここで、利用者は、ベッドシステムを利用するもののうち、例えばベッド装置(マットレス)を実際に利用する者をいう。例えば、利用者は、病院や施設に入院する患者、要介護者や、家庭においてベッド装置(マットレス)に横たわる者をいう。
また、本実施形態において、スタッフと言った場合は、利用者をサポートする者をいう。例えば、スタッフは、病院における医師、看護師や、施設における介護スタッフ、家庭における利用者の家族等を含むものである。
また、本実施形態において、操作者といった場合は、ベッドシステムを操作する者をいう。操作者は主にスタッフであるが、利用者が操作する場合は操作者に利用者が含まれる。
一般的なベッド本体20のサイズとしては、標準的な利用者(身長140〜170cm程度)を想定し、短手である幅方向が910mm、長手である長さ方向が1910mmである。ベッド本体のサイズは、実施形態を説明するための一例であり、例えばより小さいミニサイズ(ベッド本体の長さ方向が1800mm)や、より大きいロングサイズ(例えば、ベッド本体の長さが2050mm)といったサイズであってもよい。また、ベッド本体20のサイズが変われば、利用者の位置も相対的に変化する。
ベッド本体20や、マットレス10の大きさに応じて、利用者の部位の場所(位置)が変化する。ベッド本体20(マットレス10)の大きさが変化した場合の利用者の位置は、当業者であれば本開示の内容に基づいて容易に理解することが可能である。
また、本実施形態における利用者の体位は、利用者の位置と、利用者の姿勢を含むものである。利用者の位置は、マットレス10における位置(寝位置)である。利用者の姿勢は、利用者がマットレス10において寝ているときの姿勢(寝姿勢)をいう。また、体位は、例えば端座位や長座位といった寝ていないときの姿勢を含んでもよい。
[2.ベッド本体の構成]
ベッド本体20の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
ベッド本体20は、上からボトム22と、上部フレーム24と、下部フレーム26とを備えており、上部フレーム24と、下部フレーム26との間に昇降機構28を有している。
ボトム22は、図1(b)に示すように、利用者がベッド本体20に横臥したときの頭側から足側にかけて、背ボトム22a(back section)と、腰ボトム(seat section)として湾曲ボトム22bと、膝ボトム22c(upper leg section)と、足ボトム22d(lower leg section)とを有している。ここで、ボトム22の各ボトムは、それぞれ単体又は連動して回動可能である。
なお、湾曲ボトム22bは、背ボトム22aの上昇と共に、ボトムが湾曲することで利用者を支持することができる。また、湾曲ボトム22bは、背ボトム22aの上昇/下降とともに、湾曲しながら伸縮する仕組みであってもよい。なお、湾曲ボトムは、出願人がキューマラインボトム(キューマボトム)として、製品化しているものである。
また、一例として、背ボトム22aの長さ(ベッド本体20の長手方向に水平の長さ)は、約640mm、湾曲ボトム22bの長さは約340mm、膝ボトム22cの長さは375mm、足ボトム22dの長さは約555mである。
各ボトムは、例えば駆動装置(アクチュエータ)が接続されている。ボトム22は、駆動装置が動作することで、回動可能となっている。なお、ボトム22は、各ボトムに駆動装置を接続しなくても、例えばリンク機構を利用することで、1つの駆動装置で複数のボトムを動作させることが可能である。また、ボトム22は、隣接するボトムを連結することで、連動して動作する。
また、ベッド本体20は、各ボトムを回動することで、背上げ動作、膝上げ動作、足下げ動作といった動きを実現する。また、ベッド本体20は、背上げ動作と、膝上げ動作(足下げ動作)とを連動してもよい。
図1(b)に示すように、ベッド本体20は、背ボトム22aが湾曲ボトム22b側を中心側として回動して上昇することで、背上げ動作を実現する。このとき、背ボトム22aが上がった角度α(水平から背ボトム22aが持ち上がった角度α)を背上げ角度αという。
また、背ボトム22aが上昇すると、湾曲ボトム22bは背ボトム22aと連動して湾曲する。湾曲ボトム22bは、湾曲することにより、利用者の腰に添う形状となり、利用者を支持することができる。背ボトム22aと、湾曲ボトム22bとは、例えばお互いの連結部により連結している。
また、ベッド本体20は、膝ボトム22cを湾曲ボトム22b側の端部を中心に回動することで、膝上げ動作を実現する。このとき、膝ボトム22cが上がった角度β(水平から膝ボトム22c上がった角度β)を膝上げ角度βという。
なお、足ボトム22dは、膝ボトム22cの動きと連動してもよい。この場合、膝上げ角度の代わりに足上げ角度(足下げ角度)を利用してもよい。
なお、図1(c)に示すように、ベッド本体20は、湾曲ボトム22bの代わりに腰ボトム22eにより構成されてもよい。この場合、一例として、背ボトム22aの長さは約785mm、腰ボトム22eの長さは約195mmとなる。腰ボトム22eは、一般的に回動せず、利用者の腰部(臀部)を支持している。
ボトム22は、上部フレーム24により支持されている。上部フレーム24は、ボトム22を支持する形状であればよい。また、下部フレーム26は、ボトム22を支持する上部フレーム24を支持する形状であればよい。
昇降機構28は、上部フレーム24の高さを調整するものであり、ベッド本体20の高さを調整する。ここで、ベッド本体20の高さは一般的には設置されている面(地上面)から上部フレーム24までの高さ(床高)をいう。なお、ベッド本体20の高さとしては、地上面からボトム22までの高さであってもよい。
昇降機構28は、例えば、リンク機構や、アクチュエータとった駆動装置(駆動機構)により実現する。
図2は、ベッド本体20の動作を説明する図である。ベッド本体20は、各ボトムを駆動するための駆動部を有している。
背ボトム駆動部32は、背ボトム22aを上昇させることができる。例えば、背ボトム駆動部32は、アクチュエータであり、アクチュエータのロッド先端にリンク機構を介して背ボトム22aを接続する。
膝ボトム駆動部34は、膝ボトム22cを上昇させることができる。例えば、膝ボトム駆動部34は、アクチュエータであり、アクチュエータのロッド先端にリンク機構を介して膝ボトム22cを接続する。
また、各駆動部は、駆動制御部2000と接続している。駆動制御部2000は、背ボトム駆動部32、膝ボトム駆動部34を制御するボトム制御部2100と、高さ駆動部36を制御する高さ制御部2200として機能する。
ボトム制御部2100は、背ボトム駆動部32を制御することにより、背上げ機能を実現し、背ボトム22aを上昇させる。具体的には、ボトム制御部2100は、背ボトム駆動部32の一例であるアクチュエータのロッドを進出させる。背ボトム駆動部32は、アクチュエータのロッドが進出したことにより、リンク機構を介して駆動力を背ボトム22aに加える。背ボトム22aは、駆動力が加わったことにより、背ボトム22aの頭側を支点として回動し、足側が上昇する。
このとき、背ボトム22aに連結されている湾曲ボトム22bも併せて上昇する。例えば、湾曲ボトム22bの一端側が背ボトム22aと連結し、他端側が上部フレーム24に連結している。また、湾曲ボトム22bは湾曲可能であり、背ボトム22aの上昇と共に湾曲しつつ背ボトム22a側の端部が上昇してもよい。また、湾曲ボトム22bは伸縮可能に構成されてもよい。
ボトム制御部2100は、膝ボトム駆動部34を制御することにより、膝上げ機能を実現し、膝ボトム22cを上昇させる。具体的には、ボトム制御部2100は、膝ボトム駆動部34の一例であるアクチュエータのロッドを進出させる。膝ボトム駆動部34は、アクチュエータのロッドが進出したことにより、リンク機構を介して駆動力を膝ボトム22cに加える。膝ボトム22cは、駆動力が加わったことにより、膝ボトム22cの湾曲ボトム22b側を支点として回動し、足ボトム22d側が上昇する。
このとき、足ボトム22dが、膝ボトム22cと連動して回動してもよい。例えば、足ボトム22dが、膝ボトム22cとリンク機構を介して接続している場合、膝ボトム22cの足ボトム22d側が上昇することで、足ボトム22dの膝ボトム22c側の一端が上昇する。足ボトム22dは、一端が上昇することで、ベッド本体20の足側にある他端が下降する。このとき、足ボトム22dの他端は、上部フレーム24より下に下降するが、上部フレーム24に連結してもよい。
また、高さ制御部2200は、高さ駆動部36を制御することにより、ベッド本体20の上昇、下降の機能を実現し、上部フレーム24を高くしたり低くしたりすることができる。
例えば、高さ駆動部36は、上部フレーム24と、下部フレーム26との間に設けられている。そして、高さ駆動部36の一例としてアクチュエータの一端を下部フレーム26に設ける。そして、高さ駆動部36は、アクチュエータのロッドが進出することで、リンク機構を介して上部フレーム24が押し上げられて上昇する。これにより、ベッド本体20の床高が上昇する。
なお、駆動制御部2000により、各駆動部に対して上述した動作と逆の動作をする制御を行えば、逆の動作となる。すなわち、駆動部は、アクチュエータのロッドを退入させることで、背下げ動作、膝下げ動作、床高の下降といった動作を行う。
[3.マットレスの構成]
マットレス10の構成について説明する。図3は、マットレス10の構成を模式的に示した分解図である。
マットレス10は、全体がカバー(トップカバー100及びボトムカバー102)で覆われている。トップカバー100及びボトムカバー102は着脱可能に構成されている。なお、トップカバー100と、ボトムカバー102とが一体に形成されていてもよい。
また、マットレス10のカバーの中は、上層からトップウレタン110と、メインセル120と、サブセル130と、ボトムクッション140とを含んでいる。
トップウレタン110は、エアセルの上に載置されるものであり、例えば、ウレタンシートにより構成されている。また、トップウレタン110と、側地であるトップカバー100の間にグライドシート115を設けている。グライドシート115は、摩擦抵抗が低くなる素材であり、トップカバー100と、トップウレタン110とを滑り易くするために設けられる。なお、グライドシート115は必要に応じて設ければよい。
メインセル120は、複数のエアセルが集まったエアセル群により構成されている。メインセル120は、送風チューブ(不図示)を介してポンプ180と接続している。メインセル120は、本体セルと表すこともある。
ポンプ180は、エアセルそれぞれに接続されている。例えば、ポンプ180は、メインセル120を構成するセルを1又は複数の系統(グループ)にわけ、送風チューブを接続する。そして、ポンプ180からメインセル120に給気することで、メインセル120を膨張させる。また、ポンプ180とメインセル120の間にも設けられている弁を解放したり、強制的に排気したりすることで、メインセル120から排気し、メインセル120を収縮させることができる。
すなわち、ポンプ180は、通常通り空気を吐出することでエアセルに給気することができる。また、ポンプ180は負圧による吸引する動作も行うことができる。すなわち、ポンプ180を負圧に切り替えることで、エアセルから空気を強制的に吸引することができる。ポンプ180がエアセルに空気を吐出することで、エアセルの圧力を制御する動作モードを第1の動作モード(膨縮モード、吐出モード)という。
また、ポンプ180が、空気を強制的に吸引する第2の動作モードを吸引モード(アシストモード、片付けアシストモード)という。片付けアシストモード(folding-assisting mode)とは、スタッフ等がマットレス10を片付けるときに、スタッフ等がマットレス10を片付け易いように補助する(アシストする)モードである。片付けアシストモードを利用することで、スタッフ等は、片付けアシストモードを利用しないときに比べて素早く、容易にマットレス10を片付けることができる。マットレス10を片付けるとは、マットレス10のエアセルから空気を完全に抜くことであり、これによりユーザはマットレス10を畳みやすくなる。
なお、ポンプ180は、第2の動作モードである片付けアシストモード(吸引モード)のときは、ポンプ180の吸引する能力の最大又はほぼ最大で動作することが好ましい。
また、本明細書において、ポンプ180が「排気」するとは、エアセル(メインセル120、サブセル130)を開放することで、エアセルから自然と空気を抜くことをいう。また、ポンプ180が「吸引」するとは、エアセル(メインセル120、サブセル130)からポンプ180が負圧により吸引することで、空気を強制的に排出することをいう。
また、ポンプ180は、併せてサブのエアセル(サブセル)130と接続する。上述したのと同様に、ポンプ180は、サブセル130に給気したり、排気(弁を解放又は強制的に排気)したりすることができる。
また、ポンプは、マットレス10におけるポンプ収納区画に収納されてもよい。例えば、図3では、マットレス10の隅部近傍にポンプを収容するための区画104が設けられている。なお、区画104は、ポンプカバーが設けられている。このように、ポンプ部が、マットレス10の中の一区画に設けられていることから、マットレス10として一体感がある状態にすることができる。
なお、ポンプ180は、マットレス10とは別に構成してもよい。この場合、マットレス10にポンプ180を収納する区間を有さなくてもよい。
また、ポンプ180は、制御装置と併せてポンプユニット182と構成されてもよい。ポンプユニット182は、ポンプ180、ポンプ180を制御する制御装置、動作に必要な情報やプログラムを記憶する記憶装置を含んでいる。例えば、ポンプユニット182に含まれる制御装置は、操作装置から入力された信号に応じて、ポンプ180の動作を制御することができる。
ここで、制御装置は、単なるCPUのような制御部だけでなく、他の制御する装置を含めてもよい。例えば、制御装置は、ポンプ180がダイヤフラムポンプや電磁ポンプである場合、当該ポンプを制御する電磁バルブや、それらを制御する駆動回路、ドライバ回路等が含まれてもよい。
また、制御装置に操作信号を出力する操作装置200(操作パネル)が接続されていてもよい。
なお、ポンプ180を制御する制御装置は、何れかにあればよい。本実施形態では、ポンプユニット182として、ポンプと一体に構成されているが、例えば操作装置200が制御装置の機能を有していてもよい。
サブセル130は、利用者の体位を変換したり、利用者の身体を支持したりするために利用されるエアセルである。サブセル130は、サポートセル、体位変換用セル、SFセルと表すこともある。サブセル130は、本実施形態では、メインセル120の下に配置されるが、メインセル120の上に配置されてもよいし、ボトムクッション140の下に配置されてもよい。
ボトムクッション140は、メインセル120の下に配置される支持部材である。例えば、ウレタン、硬綿等の部材によって構成される。このボトムクッション140には、利用者の寝位置等を検知するセンサ部150が設けられている。
センサ部150は、静電容量センサを利用したセンサである。センサ部150は、陽極152と、GND基板の入ったケースが貼り付けられたGNDシート156とを有している。GNDシート156は、グランド(GND)電極として機能してもよい。
また、陽極152をボトムクッション140の上に配置するために、センサカバー154を設けている。例えば、センサカバー154は、陽極152を収納可能な形状、例えば、ポケットを有している。そして、陽極152をセンサカバー154のポケットに収納することで、陽極152の位置決めが行われる。
なお、センサカバー154は、陽極152をボトムクッション140(又はボトムクッションのカバ−)に固定するための防水カバーである。なお、陽極152の位置を決められればよいため、例えば他の方法で陽極152を固定してもよい。例えば、ボトムクッション140に陽極152を固定する部材や、凹みを形成してもよい。また、ボトムクッション140と陽極152とが動かないように一体に形成してもよい。
また、陽極152は、基板の入った部材であり、本開示では長円形のケースに格納されている。そして、陽極152は、裏側(設置したときに下側であるボトムクッション140に接する側)に導電シートを貼り付けて構成されている。
陽極152は、他の形状であってもよい。例えば、陽極152は、円形や、楕円形、矩形(長方形、正方形)、多角形といった何れかの形状であればよい。また、陽極152は、裏側に導電シートを設けている。なお、導電シートは、陽極152の裏側全体を覆うように構成してもよいし、陽極152の一部を覆うように構成してもよい。
また、陽極152と、GNDシート156とは、ボトムクッション140を挟んでいる。ここで、GNDシート156は、全体又は一部が導電シートにより機能する。すなわち、GNDシート156は全体が導電シートとして機能する素材(例えば、導電性インクが印刷されたシートや導電性繊維からなるシート)で構成されてもよい。また、GNDシート156は、何らかで構成されたシートの一部に導電シートが貼り付けられたり、埋め込まれたりしてもよい。
ここで、利用者がマットレス10の上に載ると、ボトムクッション140が変形することで、陽極152と、GNDシート156との距離が変化し、静電容量が変化する。この静電容量が変化したことを、後述する判定部1010が取得することで、利用者の体位や、位置を取得することができる。
なお、センサ部150に容易にアクセスできるように、ボトムカバー102は、センサ部150用の開口部(例えば、ファスナーを設けた開口部)を有していてもよい。
また、陽極152は、例えば利用者の臀部近傍になるように配置してもよい。すなわち、腰ボトム22eの上や、湾曲ボトム22bの足側近傍の位置に配置してもよい。また、本実施形態では、陽極152は左右2つに設けているが、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
[4.セルの構成]
つづいて、各セル(メインセル120、サブセル130)の構成について図4を参照して説明する。
メインセル120は、1又は複数の系統に分かれてポンプ180に送風チューブを介して接続する。例えば、図4では、メインセル120は、系統A〜系統Cに分かれてポンプ180と接続する。具体的には、セル120Aは、送風チューブ184を介してポンプ180から空気が給気及び/又は排気される。そして、セル120Aは、系統Aに接続されており、他の系統Aのセルと同じように圧力が変化する。
ポンプ180は、例えば切替弁によって給排気する系統を切り替えることができる。ポンプ180は、系統毎に順次切り替えて空気を給気、排気してもよいし、各系統を連通して空気を全体に給気、排気してもよい。また、ポンプ180から、系統毎に送風チューブを接続してもよいし、全てのエアセルに別の送風チューブを接続してもよい。
また、図4では、系統をA〜Cと3系統に分けているが、他の系統に分けてもよい。複数の系統に分けることが好ましい。また、一部の領域を別の系統としてもよい。例えば、ポンプ180は、利用者Pの頭側だけ、足側だけ別系統として空気を給排気してもよい。また、メインセル120は、全て同一系統で構成されてもよい。
サブセル130は、利用者Pの上半身(肩)を中心にサポートする上側サブセル130Sと、利用者Pの下半身(腰や大腿部)を中心にサポートする下側サブセル130Wを含んでいる。
また、サブセル130は、利用者Pの左右に配置される。上側サブセル130Sは、利用者が仰臥位のときの左側に位置する上側左サブセル130SLと、上側右サブセル130SRとを含んでいる。また、下側サブセル130Wは、利用者が仰臥位のときの左側に位置する下側左サブセル130WLと、下側右サブセル130WRとを含んでいる。
そして、サブセル130は、メインセル120とは、別系統でポンプ180に接続されている。例えば、上側左サブセル130SLに給排気する系統SSL、下側左サブセル130WLに給排気する系統SWL、上側右サブセル130SRに給排気する系統SSR、下側右サブセル130WRに給排気する系統SWRを有している。ポンプ180は、サブセル130にそれぞれ送風チューブを接続してもよいし、切替弁により給気、排気するサブセル130を切り替えてもよい。
なお、サブセル130の系統は、他の系統として構成してもよい。例えば、サブセル130は、上側左サブセル130SLと、下側右サブセル130WRといった対角にあるサブセルを同系統としてもよい。また、サブセル130は、上側左サブセル130SLと、下側左サブセル130WLといった左右の同じ側にあるサブセルを同系統としてもよい。
また、ポンプ180は、各系統に給排気する系統毎に別の送風チューブを接続し、それぞれ別に給排気してもよいし、切替弁を利用して切り替えて給排気してもよい。また、ポンプ180は、送風チューブと切替弁とを組み合わせて接続してもよい。
また、ポンプ180は、1つのポンプで構成されてもよいし、複数のポンプで構成されてもよい。
[5.機能構成]
図5は、ベッドシステム1(マットレス10)の機能構成を示す図である。図5(a)で示す機能は、マットレス10を制御する機能を説明するものであり、マットレス10を制御する制御装置により実現される。なお、図5(a)で示す機能は、ベッド本体20と、マットレス10とが連携されている場合は、ベッド本体20の制御装置で実現してもよい。
制御部1000は、マットレス10の全体を制御するための機能部である。制御部1000は、記憶部1300に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えば1又は複数の演算装置(例えば、CPU(Central Processing Unit))により構成される。
また、制御部1000は、エアセルであるメインセル120や、サブセル130を制御することもできる。ここで、制御部1000がエアセルを制御するとは、エアセルの圧力を制御することをいう。また、エアセルの圧力が変化することにより、エアセルは膨張/収縮する。すなわち、制御部1000は、エアセルの大きさ(膨らみ)を制御することができる。
例えば、制御部1000が、ポンプ180を制御することで、各エアセルに空気を給気したり、排気したりする。これにより、制御部1000が、各エアセルの圧力を上昇させたり、低下させたりする制御のことをいう。また、制御部1000は、エアセルの圧力を低下させるときは、弁を解放することで排気してもよいし、ポンプ180を制御することで強制的に排気してもよい。
具体的に、制御部1000は、サブセル130において、排気と吸引を切り替えることで、通常の体位変換時は緩やかに収縮する排気を用いて寝心地を穏やかにする必要がある。また、制御部1000は、サブセル130において移乗やリハビリ動作のために迅速にマットレス面を平坦にする必要がある場合には吸引を用いて急速に収縮させることができる。ここで、リハビリ動作とはスタッフがマットレス上の利用者に施す関節の外転・挙上や体幹の回旋、指の伸展などの関節可動域訓練や、利用者の寝返り・起き上がり・横臥・坐位保持・立ち上がり・着座などの動作介助を指す。
また、制御部1000は、メインセル120においても排気と吸引を切り替えることで、吸引時はエアセル収縮時のエア排出流量を制御することで、排気音を抑えたり、自動制御処理を制御しやすくすることができる。また、吸引と給気を同時に行うことで、エアセル内に外気を急速に取り込んで、エアセル内の空気をリフレッシュするとともに、室内の温度をエアセル内に取り込むこともできる。
また、制御部1000は、記憶部1300からプログラムを読み出して実行することにより、判定部1010、体位変換部1020、吸引制御部1030として機能してもよい。
判定部1010は、測定部1602により測定された情報や、検知部1600により検知した情報に基づき、利用者の状態を判定する。
判定部1010は、利用者の状態として、例えば利用者が在床しているか否か、利用者の位置(寝位置)、利用者の姿勢(寝姿勢)を含む利用者の体位を判定することができる。
例えば、判定部1010は、利用者が仰臥位、腹臥位、側臥位(右側臥位、左側臥位)であるかを判定してもよい。また、判定部1010は、利用者の寝位置がマットレスのどの位置にいるかを判定してもよい。また、判定部1010は、利用者の姿勢として座位(端座位、長座位)を判定してもよい。
更に、判定部1010は、マットレス上に利用者がいるか否か(利用者の有無)を判定する。すなわち、判定部1010は、利用者がマットレス10(ベッド本体20)に在床しているかを判定する。
判定部1010が、利用者がいるか否かを判定するには、種々の方法が考えられる。例えば、判定部1010は、以下のような場合には、利用者がマットレス10の上にいると判定する。
・判定部1010が利用者の体位を判定できる場合
・マットレス10の検知部1600が、人感センサ(赤外線や、レーザ等を利用したセンサや、振動を検出するセンサ、荷重を検出するセンサ等)により人がいると判定できる場合
・検知部1600が検知したエアセル(メインセル120、サブセル130)の圧力値(内圧値)が所定の閾値以上となっている場合
・ベッド本体20に設置された離床・在床を検知するセンサから利用者が在床している信号を検知した場合
・ベッドシステム1に接続された離床・在床を検知するセンサ装置から利用者が在床している信号を検知した場合
なお、判定部1010は、利用者がマットレス10の上にいると判定できない場合は、利用者がいないと判定してもよい。また、以下のような場合には、利用者がマットレス10の上にいないと判定してもよい。
・判定部1010が利用者の体位を判定できない場合。また、判定部1010が利用者はマットレス上に存在しないと判定した場合。
・マットレス10の検知部1600が、人感センサ(赤外線や、レーザ等を利用したセンサや、振動を検出するセンサ、荷重を検出するセンサ等)により人が検知できず、人がいないと判定できる場合。
・検知部1600が検知したエアセル(メインセル120、サブセル130)の圧力値(内圧値)が所定の閾値以下となっている場合。例えば、検知部1600が検知した全エアセルの圧力値がほぼ均一の場合や、離床時の内圧と変わらない場合等。
・ベッド本体20に設置された離床・在床を検知するセンサから利用者が離床している信号を検知した場合。
・ベッドシステム1に接続された離床・在床を検知するセンサ装置から利用者が離床している信号を検知した場合。
体位変換部1020は、サブセル130を制御することにより、利用者の体位を変換する。例えば、図6のようにサブセル130が配置されている場合、下側右サブセル130WR→上側右サブセル130SR→上側左サブセル130SL→下側左サブセル130WLと、順次サブセルの膨張・収縮の制御を行う。このように、各サブセル130の膨縮を繰り返すことにより、小枕法による体位変換を行うことができる。
吸引制御部1030は、ポンプ180を負圧に制御することで、エアセル(メインセル120、サブセル130)から、充填されている空気を吸引する制御を行う。
すなわち、制御部1000は、ポンプ180を第2の動作モードである片付けアシストモード(吸引モード)に切り替えることで、エアセルからより迅速に空気を抜くことができる。
なお、吸引制御部1030は、制御部1000によりマットレス10が制限状態と検出された場合は、ポンプ180を第2の動作モードにしなくてもよい。ここで、制限状態とは以下のような状態である。
(1)マットレス10に利用者が在床している状態。例えば、判定部1010や、寝位置センサ、離床センサ等によりマットレス10に利用者が在床していると判定した場合には、第2の動作モードに切り替わらない。すなわち、ポンプ180は吸引動作を行わない。
なお、エアセルへの内圧が所定値以上の場合に、利用者が在床状態であると判定してもよい。すなわち、エアセルへの内圧が所定値未満や、所定値以下の場合には、利用者が在床していない(離床している)と判定してもよい。
(2)マットレス10の形状が平らでない場合。例えば、マットレス10がベッド装置に載置されており、背上げ状態の場合には、第2の動作モードに切り替わらない。
(3)操作装置200において動作が禁止されている場合。例えば、操作装置200において、第2の動作モードへの切替えが実行不可と設定されている場合は第2の動作モードに切り替わらない。
なお、エアセルから充填されている吸引する動作を「片付けアシスト」といってもよい。すなわち、利用者がマットレス10を片付けるときに、片付けアシストの機能を利用することで、より迅速にかつ効率よくマットレス10を片付けやすい状態(空気が抜けた状態)にすることができる。
記憶部1300は、マットレス10の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部1300は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部1300は、制御テーブル1310を記憶してもよい。制御テーブル1310は、例えばサブセル130の膨縮するタイミングである制御パターンを記憶する。体位変換部1020は、制御テーブル1310に記憶してある制御パターンに基づいて、サブセル130の膨縮動作のタイミングを制御する。
操作部1400は、操作者からの操作入力を受け付ける。例えば、1又は複数の操作ボタンや操作スイッチを備えている操作用リモコンや、操作画面が表示可能な接続された端末装置(例えば、スマートフォンやタブレットといった情報処理装置、他の医療システムで利用される端末装置等)等である。
操作部1400は、マットレス10を操作することができるが、併せてベッド本体20を操作できてもよい。また、操作部1400は、ベッド本体20の操作部に、マットレス10の操作が可能な操作スイッチとして追加されてもよい。
ここで、操作スイッチは、ユーザが操作を入力可能なものであればよい。例えば、操作スイッチは、ボタンや、切替えスイッチといったハードウェアスイッチ(ハードウェアキー)で実現してもよい。また、操作スイッチは、表示部1500と一体に構成されたタッチパネルを利用し、ソフトウェアにより表示されるソフトウェアスイッチ(ソフトウェアキー)で実現してもよい。
表示部1500は、操作者にマットレスの状態や、操作の状態を表示する。表示部1500は、LEDランプや、7セグメントを利用したLED、液晶ディスプレイ、有機ELパネル等といった何れかの表示装置である。また、表示部1500は、端末装置が接続される場合は当該端末装置の表示装置を利用する。また、表示部1500は、操作部1400に設けられてもよいし、タッチ操作可能なタッチパネルとして、操作部1400と一体に構成されてもよい。
報知部1550は、利用者や操作者に報知を行う。報知部1550は、例えばスピーカ等によりアラーム音や、警告音を出力したり、表示部1500に警告表示を行ったり、振動装置により振動を行ったり、発光装置によりフラッシュを行ったりすることで、種々の報知を行う。
検知部1600は、種々の状態を検知するセンサである。例えば、検知部1600は、圧力センサによりエアセルの圧力を検知したり、角度センサによりマットレス10の状態からベッド本体20の状態を検知したりすることができる。各センサは、マットレス10に内蔵されてもよいし、外部に設けてもよい。また、ベッド本体20に設けられたセンサが検知した値を取得してもよい。本実施形態では、例えばセンサ部150である。
なお、図5(a)の構成は、その他に必要な機能を備えてもよい。例えば、他の端末装置と通信を行うための通信部を備えてもよい。また、必要に応じた構成だけを備えてもよい。例えば、マットレス10は、少なくとも制御部1000、記憶部1300を有していればよく、操作部1400、表示部1500、報知部1550、検知部1600は必要に応じて備えればよい。
また、図5(a)は、システム1(マットレス10)の全体を説明する図である。例えば、具体的な構成の一例を図5(b)に示す。図5(b)のマットレス10は、ポンプユニット182に制御装置と、ポンプ(図3のポンプ180)とを含んでいる。そして、制御装置は、ポンプ180を制御することで、エアセルに空気を吐出したり、エアセルから空気を吸気したりし、エアセルの圧力を制御する。
また、ポンプユニット182は、制御装置として制御部1000及び記憶部1300を有している。また、ポンプユニット182は、操作装置200と、検知部1600と接続する。
操作装置200は、操作装置200自体を制御する制御部1002と、操作部1400と、表示部1500と、報知部1550とを有している。操作装置200は、制御部1000に操作信号を出力する。また、操作装置200は、制御部1000から受信した信号に基づき、表示を行ったり、報知を行ったりする。
また、検知部1600は、例えばセンサ部150であり、必要に応じて追加することが可能である。
ポンプユニット182、操作装置200、検知部1600は、必要な情報が送受信される。例えば、操作装置に制御部1000や、記憶部1300を備えている場合は、操作装置200が、直接ポンプ180を制御してもよい。
また、操作装置の代わりに、スマートフォン等の端末装置で実現してもよい。端末装置が、操作装置200として実現するようなアプリケーションをインストールし、実行することで実現可能となる。同様に、他の構成もマットレスと、他の制御装置とどちらで実現してもよい。
また、ポンプユニット182は、ベッド本体20と接続してもよい。ベッド本体20と接続することにより、例えばボトムの制御を行ったり、ボトム角度を検出したりすることが可能となる。
なお、ポンプユニット182は、制御装置(制御部1000及び記憶部1300)が、ポンプ180の制御基板に一体として構成されてもよいし、ポンプ180と接続した別構成であってもよい
[6.操作装置の構成]
マットレス10に対する操作指示を行うための操作装置の構成について図6を参照して説明する。なお、図6の操作装置200は、例えば図6における操作部1400に相当するものであり、制御部1000に対して操作信号を出力する。
操作装置200は、有線又は無線でマットレス10(制御部1000)に接続される。なお、操作装置200は、スマートフォンやタブレットといった端末装置にアプリケーションをインストールし、制御部1000と通信をすることにより、実現してもよい。
また、操作装置200は、表示部1500を備えている。表示部1500は、各種情報を表示することが可能なディスプレイで構成されているが、例えばLED等を利用したランプで実現されてもよい。表示部1500は、ユーザに各種情報を伝えることができる。表示部1500は、ユーザに各種情報を報知する報知手段の一例であり、その他にも音声出力装置や、振動装置等によって実現されてもよい。
操作装置200は、各種操作スイッチを有している。以下、操作スイッチの動作について簡単に説明する。
・AUTOスイッチ202(第1操作スイッチ)
AUTOスイッチ202は、制御部1000に自動制御処理が実行可能な状態に設定をするスイッチである。ここで、実行可能な状態とは、制御部1000が、該当する処理(プログラム)を所定のタイミングで実行することができる状態になることである。例えば、制御部1000は、所定時間毎に定期的に当該処理を実行してもよいし。また、制御部1000は、所定の条件、例えば、利用者の姿勢が所定の姿勢になっている、利用者の位置が所定の位置にいる(例えば、マットレスの端に位置する)、エアセルの圧力等のマットレスの状態(例えば、所定の閾値以上又は所定の閾値以下の状態)になっている場合に、当該処理が実行されてもよい。
制御部1000は、自動制御処理を実行可能な状態に設定すると、メインセル120の圧力を自動で調整することができる。例えば、制御部1000は、利用者の位置や、重さ、姿勢に応じて、各エアセルを自動で膨縮することで、エアセルの圧力を制御する。
・バックサポートスイッチ204(第2操作スイッチ)
バックサポートスイッチ204は、制御部1000にバックサポート処理を実行可能な状態に設定するスイッチである。バックサポート処理を実行可能な状態に設定されると、検知部1600は背角度が30度以上になったことを検知したときに、制御部1000に指示を出し、通常は体位変換を行う4つのサブセル130を上側サブセル130S、下側サブセル130Wの順番に同時に2個ずつ全て膨張させて、利用者の体幹を保持する。4つのサブセル130がすべて膨らむことで、利用者が背上げの姿勢において腰椎から肩甲骨にかけてと骨盤の周辺にサポート感が得られる。また、接触面積が増えることにより体圧分散性が向上し体圧値が約10%低減する。
・設定スイッチ206(第3操作スイッチ)
設定スイッチ206は、値を増減させたり、モードを切り替えたりするためのスイッチである。例えば、設定スイッチ206Uが選択されると、値が増加したり、エアセルの圧力が高くなったりする。また、設定スイッチ206Lが選択されると、値が減少したり、エアセルの圧力が低くなったりする。設定スイッチ206Uは、一般的な増加スイッチ、設定スイッチ206Lは、一般的な減少スイッチである。
・圧切替スイッチ210(第4操作スイッチ)
圧切替スイッチ210は、エアセル(メインセル120)の圧切替(Alternating Pressure(AP))の動作である圧切替動作を行うためのスイッチである。圧切替動作とは、制御部1000が、メインセルを系統ごとに大気圧近くまで排気し、数分間収縮状態を維持したのち再び給気して膨張させるという動作を所定の周期で繰り返すものである。ここで、制御部1000が繰り返す周期は、例えば1系統につき5分程度の周期で、3系統であれば15分程度の周期である。なお、本実施形態のエアセルの系統は3系統であるが、2系統や、4系統といった複数の系統であればよい。
例えば、ユーザが圧切替スイッチ210を選択することで、制御部1000は、メインセル120を系統ごとに順次膨縮させて圧切替を行う。圧切替により、利用者の身体に継続的にかかるエアセルの内圧を取り除くことができる。
・操作音スイッチ212(第5操作スイッチ)
操作音スイッチ212は、操作装置200の操作音の有無を切り替えたり、マットレス10の警告音を停止するためのスイッチである。
・除湿スイッチ214(第6操作スイッチ)
除湿スイッチ214は、制御部1000に除湿処理を実行させるスイッチである。除湿処理を実行すると、マットレス10の内部(トップカバー100及びボトムカバー102で覆われている部分)に制御部1000が定期的に空気を吐出することでマットレス10の内部に溜まった湿気をマットレス10の外部に排出する。なお、マットレス10は、定期的に空気を吐出するために別の換気用のチューブを設けてもよい。
・スモールフロースイッチ220(第7操作スイッチ、体位変換スイッチ)
スモールフロースイッチ220は、制御部1000に体位変換処理を実行させるスイッチである。制御部1000は、体位変換処理を実行すると、サブセル130の膨縮動作を順次繰り返す処理を実行する。
・サブセルスイッチ230(第8操作スイッチ)
サブセルスイッチ230は、サブセル130が膨縮動作を行うか否かを設定可能なスイッチである。具体的には、サブセルスイッチ230として、上側右サブセル130SRに対応するサブセルスイッチ230B、下側右サブセル130WRに対応するサブセルスイッチ230A、上側左サブセル130SLに対応するサブセルスイッチ230C、下側左サブセル130WLに対応するサブセルスイッチ230Dを設けている。
ここで、ユーザによりサブセルスイッチ230が選択されることにより、制御部1000が、対応するサブセルを膨縮するか否かを設定できる。また、サブセルスイッチ230を利用することで、制御部1000は、サブセル130の膨縮する順序等を設定することができる。
・特定モードスイッチ240(第9操作スイッチ)
特定モードスイッチ240は、制御部1000に特定の処理を実行させるスイッチである。例えば、本実施形態では、しっかりモード処理を実行するためのスイッチ(しっかりモードスイッチ)である。なお、しっかりモードは、リハビリモードや、ハードモードとよばれることもあり、リハビリモードスイッチ、ハードモードスイッチと表してもよい。また、特定モードスイッチ240は、特定の処理を実行するトリガーとなるスイッチであり、他の処理を実行してもよい。
制御部1000は、しっかりモード処理を実行すると、メインセル120を高圧にし、マットレス10の内圧を高める。これにより、リハビリ動作、体位変換、端座位姿勢の安定、移乗等を行う場合にマットレス10が安定する。例えば、特定モードスイッチ240が選択されると、制御部1000は、全てのメインセル120を膨張状態とする制御を行う。具体的には、メインセル120のエアセルの圧力が最大(又は最大近傍や、利用者が安定する閾値以上の内圧)となるように、メインセル120を膨張させる。すなわち、制御部1000は、ポンプ180を制御し、ポンプ180に空気を吐出させることでメインセル120を所定の内圧又は内圧の最大近傍まで膨張させる。
ここで、特定モードスイッチ240は、複数の操作方法を切り替えることにより、複数の処理が実行できる。すなわち、通常の操作としてリハビリ動作や移乗を行う場合、第1の操作として特定モードスイッチ240を押したり、タッチしたり、押し込む。しかし、通常の操作である第1の操作と異なる操作(第2の操作)をすることで、制御部1000は、片付けアシストモード(吸引モード)を起動する。
ここで、第1の操作と、第2の操作との切替は一つの操作スイッチで行うことを例として説明した。この操作スイッチは特定モードスイッチ240に限られず、他の操作スイッチで実現してもよい。
また、一つの操作スイッチで第1の操作と第2の操作とを切り替える場合を説明したが、利用者は異なる方法で第2の操作を行ってもよい。例えば、制御部1000が認識する第2の操作としては、以下のようなことが考えられる。
(1)操作スイッチ(例えば、特定モードスイッチ240)を選択しつつ、電源を投入する
(2)他の専用のスイッチを設け、当該専用のスイッチにより切り替えた上で、モードスイッチ240を選択する
(3)操作スイッチを、通常の操作より長い時間選択する。
このように、第2の操作が行われると、制御部1000は片付けアシストモード(吸引モード)を実行する。
なお、制御部1000は、片付けアシストモード(吸引モード)は、例えばキーロック(操作装置200が操作できない状態)を解除しないと起動しないとしてもよい。また、制御部1000は、片付けアシストモード(吸引モード)が起動したときには、ブザーを鳴らしてもよいし、片付けアシストモード(吸引モード)が動作中にはブザーを鳴らし続けてもよい。また、制御部1000は、操作装置200における報知動作(例えば、表示部1500に表示する動作、LED等により特別な色を発光する動作)を行ってもよい。
また、制御部1000は、メインセル120及びサブセル130が一定時間以上陰圧であることを確認したときには片付けアシストモード(吸引モード)を終了する。そして、制御部1000は、片付けアシストモード(吸引モード)が終了した場合には、終了したことをブザーや音声で報知してもよい。
また、制御部1000が、マットレス10が制限状態と判定した場合に、モードスイッチ240を操作できないようにしてもよい。例えば、制限状態として、判定部1010が利用者の体位を判定できている場合、すなわちマットレス10の上に人がいる(在床している)場合は、第2の動作モードである片付けアシストモード(吸引モード)に切り替えないこととしてもよい。
また、制御部1000が、マットレス10が制限状態と判定した場合は、警告表示を行ったり、報知音を出力したりしてもよい。
(片付けアシストモード(吸引モード))
また、上述したように、操作装置200により片付けアシストモード(吸引モード)が選択された場合、ポンプ180は負圧による吸引する動作を行う。すなわち、片付けアシストモード(吸引モード)は、エアセルを単に膨縮動作する場合と比較して、大きな圧力(負の圧力)でポンプを駆動させる。
例えば、通常のポンプ180が空気を排出(吐出)するときは、ポンプは第1の能力として好ましくは+10kPa〜+25kPaである。エアセル(メインセル120、サブセル130)は、ポンプ180から空気が供給されることで膨張する。また、ポンプ180が開放されると、エアセル(メインセル120、サブセル130)から空気が排気されて収縮する。
また、ポンプ180が、空気を吸引するときは、ポンプは第2の能力として好ましくは−25kPa〜−10kPaである。例えば、ポンプ180は、片付けアシストモード(吸引モード)で動作するときは、−25kPa(すなわち最大能力)付近で出力することが好ましい。また、ポンプ180は、利用者の疼痛対策で動作するときは、−10kPa付近で出力することが好ましい。
(アプリケーションによる実現)
また、上述したように、操作装置200は、アプリケーションで実現することが可能である。例えば、図7は、スマートフォン等の端末装置において、アプリケーションを実行した場合に表示される表示画面W100の一例である。
端末装置は、操作装置200の表示部1500や、各種操作スイッチを、表示画面W100上で表示する。表示画面W100は、タッチパネルで構成されている。ユーザは、表示画面W100に表示されているソフトウェアキーをタッチすることで、操作装置200と同等の操作指示を行うことができる。
なお、端末装置と、マットレス10(制御部1000)は、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線通信、無線LAN、ワイヤレスUSBといった無線通信で接続される。なお、端末装置と、マットレス10とは、有線、無線にかかわらず、2つの装置が接続されて、通信可能であれば実現可能である。
[7.効果]
このように、本実施形態のマットレスは、従来のマットレスと異なり、マットレスを構成するポンプを利用して片付けができる。したがって、本実施形態のマットレスは、一度に複数台のマットレスを同時にエアセル内の空気を効率よく排出することができる。また、本実施形態のマットレスは、片付けアシストモード(吸引モード)を実行することにより、エアセル内の空気を迅速に排出することが可能となり、利用者の手間と時間とを大幅に削減することができるようになる。
また、マットレスは、エアセル内の空気を排出する場合に、エアマットレスを複数台重ねて行うこともできるようになり、作業スペースを削減することができる。
また、本実施形態の操作装置は、片付けアシストモード(吸引モード)を実行するために、特殊な動作が必要となる。したがって、本実施形態の操作装置は、利用するユーザが、誤操作によりエアセルの中の空気を吸引してしまうといったことを防ぐことができる。
また、本実施形態のマットレスは、マットレスの利用者の在床状態に応じて片付けアシストモード(吸引モード)を実行する。例えば、マットレス上に人がいる場合には、片付けアシストモード(吸引モード)を実行しない。したがって、本実施形態のマットレスは、マットレス上に利用者がいるにも関わらず、空気を排出してしまうといったことを防ぐことができる。
また、本実施形態のマットレスは、片付けアシストモード(吸引モード)が実行され、片付けアシストモード(吸引モード)が完了したときに報知することができる。これにより、ユーザはエアマットレスを片付けている間に別の作業を行うことが可能となる。
[8.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
[8.1 マットレスの構成]
上述した実施形態は、マットレスはエアセルとして説明したが、それ以外の構成であってもよい。例えば、図8に示すように、上カバー100a、下カバー102aの間にあるマットレスはウレタンマットレス122であってもよい。このとき、サブセル130は、図8に示すようにウレタンマットレス122の下に配置する。なお、サブセル130は、ウレタンマットレス122の上に配置してもよい。
[8.2 サブセルの配置]
上述した実施形態では、サブセル130は、エアマットレスを構成するメインセル120の下や、メインセル120の上といったマットレス内の設けることとして説明した。しかし、サブセル130は、マットレスと別構成であってもよい。
例えば、図9は、サブセル130が、マットレス10の下に配置されるアンダーレイ型となっている。この場合、マットレス10は、既存のマットレスであればよく、手軽に上述した実施形態のサブセル130を配置することができる。これにより、専用のマットレスを用意しなくても、既存のマットレスに手軽にサブセルによる体位変換機能を提供することができる。なお、サブセル130は、既存のマットレスの上に敷くオーバーレイ型であってもよい。
すなわち、サブセル130は、1枚のシートで構成されてもよい。例えば、図9のサブセルシート190は、複数の空間を有している。この空間に、ポンプ180から空気が供給されることにより、空間が膨張し、サブセルとして機能する。すなわち、ポンプ180から、シートに設けられた空間に空気が給排気されることで、空間が膨縮するため、サブセルと同様の機能を有する。
このように、シート状にサブセルを一体に形成したサブセルシート190の場合、サブセルシート190をマットレス10の下に設置するだけで同様の効果が期待できる。また、サブセルシート190は、マットレス10の上に設置してもよい。
[8.3 ボトム構成]
また、上述した実施形態では、ベッド本体のボトムの構成として、背ボトム、湾曲ボトム、膝ボトム、足ボトムを備えるものを中心に説明したが、当該構成に限定されるものではない。例えば、一般的に湾曲ボトムは、背ボトムの機能を有していてもよいし、腰ボトムの機能を有していてもよい。また、ボトムの構成のうち、足ボトムは、膝ボトムと一体の構成であってもよい。また、背ボトムが、複数に分割されることで、湾曲ボトムと同じ効果(例えば、分割された背ボトムのうち、足側にある背ボトムが利用者の腰を支持する効果)を奏する構成であってもよい。湾曲ボトムは、腰ボトムと表すこともできる。
1 ベッドシステム
10 マットレス
20 ベッド本体
22 ボトム
22a 背ボトム、22b 湾曲ボトム
22c 膝ボトム、22d 足ボトム、22e 腰ボトム
24 上部フレーム
26 下部フレーム
28 昇降機構
32 背ボトム駆動部
34 膝ボトム駆動部
36 高さ駆動部
100 トップカバー
102 ボトムカバー
110 トップウレタン
115 グライドシート
120 メインセル
130 サブセル
140 ボトムクッション
150 センサ部
152 陽極
154 センサカバー
156 GNDシート
180 ポンプ
182 ポンプユニット
200 操作装置

Claims (3)

  1. エアセルを有するマットレスであって、
    前記エアセルに空気を供給することで前記エアセルを膨縮させる第1の動作モードと、前記エアセルから空気を吸引する第2の動作モードとを切替え可能なポンプと、
    少なくとも前記ポンプの動作モードを切り替え可能な操作装置と、
    を備えることを特徴とするマットレス。
  2. 前記操作装置は、前記第2の動作モードを選択する場合には、他の操作方法とは異なる操作方法が行われた場合に当該第2の動作モードを選択することを特徴とする請求項1に記載のマットレス。
  3. 前記マットレス上の利用者の有無を判定する判定部を更に備え、
    前記第2の動作モードは、前記判定部がマットレス上に利用者がいないと判定している場合に、前記エアセルから空気を吸引することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマットレス。
JP2020100197A 2020-06-09 2020-06-09 マットレス Active JP7419167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020100197A JP7419167B2 (ja) 2020-06-09 2020-06-09 マットレス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020100197A JP7419167B2 (ja) 2020-06-09 2020-06-09 マットレス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021194045A true JP2021194045A (ja) 2021-12-27
JP7419167B2 JP7419167B2 (ja) 2024-01-22

Family

ID=79196463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020100197A Active JP7419167B2 (ja) 2020-06-09 2020-06-09 マットレス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7419167B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3069166U (ja) * 1999-08-05 2000-06-06 株式会社ユニバース 床ずれ防止用エアマツトの強制吸引排気機能付調整器
JP2000316676A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Matsushita Electric Works Ltd 敷 物
US20070227594A1 (en) * 2006-04-04 2007-10-04 Chaffee Robert B Method and apparatus for monitoring and controlling pressure in an inflatable device
JP2016028663A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 船井電機株式会社 エアマットレス
JP2017086150A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 パラマウントベッド株式会社 マットレス装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000316676A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Matsushita Electric Works Ltd 敷 物
JP3069166U (ja) * 1999-08-05 2000-06-06 株式会社ユニバース 床ずれ防止用エアマツトの強制吸引排気機能付調整器
US20070227594A1 (en) * 2006-04-04 2007-10-04 Chaffee Robert B Method and apparatus for monitoring and controlling pressure in an inflatable device
JP2016028663A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 船井電機株式会社 エアマットレス
JP2017086150A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 パラマウントベッド株式会社 マットレス装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7419167B2 (ja) 2024-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11801179B2 (en) Patient support systems and methods for assisting caregivers with patient care
US20220378636A1 (en) Inflatable mattress and control methods
US9526349B2 (en) Patient support cover
JP2011160897A (ja) エアマットレス
JP2004514540A (ja) 膨張可能な支持体
CN205913485U (zh) 一种充气床垫
JP2002126013A (ja) エアマット装置
CN207734291U (zh) 一种翻身防褥疮护理床
JP2024009085A (ja) 判定装置、判定方法及びエアセル制御装置
JP7419167B2 (ja) マットレス
JP7402751B2 (ja) マットレス、シート、ベッドシステム及びエアセル
JP2021194042A (ja) エアセル制御装置
CN209808834U (zh) 一种充气式医用床垫
JP7402124B2 (ja) 制御装置及びエアマットレス
JP7277915B2 (ja) システム、及び上げ下げ装置
JP6563377B2 (ja) マットレス装置、ベッド装置及びプログラム
CN216091154U (zh) 一种卧床患者扶坐器
JP2020028322A (ja) 姿勢変更器具
JP2021194046A (ja) エアセル制御装置
JP6419284B2 (ja) エアセル制御装置及びプログラム
JP7001542B2 (ja) マットレス装置
JP7086893B2 (ja) マットレス装置及びベッド装置
JPH0727547U (ja) 寝具支持板
JP2561449B2 (ja) ベッド用昇降ユニット
KR20240020356A (ko) 에어 매트리스의 구동장치 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7419167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150