JP2021192128A - 車載装置および走行費用算出システム - Google Patents

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Kei Machida
将司 岸
Masashi Kishi
晋一 横山
Shinichi Yokoyama
敦史 大黒
Atsushi Oguro
裕樹 飯倉
Hiroki Iikura
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Abstract

【課題】電気自動車の使用に対する課税額を車載バッテリへの充電量に基づいて算出すると、電気自動車の充電を伴わない走行分に対して課税額を算出することができなかった。【解決手段】車載バッテリで駆動する車両に設けられる車載装置は、車載バッテリからの第1放電量を計測する第1計測部と、車両の外部への第2放電量を計測する第2計測部と、第1放電量および第2放電量に基づいて、車両で消費される消費電力量を算出する算出部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置および走行費用算出システムに関する。
電気自動車の車載バッテリへの充電量に基づいて電気自動車の使用に対する課税額を算出した後、車載バッテリから車内エアコンや住居の家電などへの放電量に基づいて減額分を算出し、課税額を調整する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2013−020393号公報
上記の技術では、電気自動車の使用に対する課税額を車載バッテリへの充電量に基づいて算出しているので、電気自動車の充電を伴わない走行分に対して課税額を算出することができなかった。そのため、例えばカーシェアリングやレンタカーなどのサービスにおいて1台の電気自動車が複数人で共用される場合、電気自動車を充電せずに利用した者に対して課税することができず、また、電気自動車を充電して利用したが充電分を使い切らなかった者に対しても、その走行分に対する課税額を算出することができなかった。
本発明の一態様においては、車載バッテリで駆動する車両に設けられる車載装置であって、車載バッテリからの第1放電量を計測する第1計測部と、車両の外部への第2放電量を計測する第2計測部と、第1放電量および第2放電量に基づいて、車両で消費される消費電力量を算出する算出部とを備える車載装置が提供される。
本発明の一態様においては、車載バッテリで駆動する車両に設けられる車載装置であって、車載バッテリからの放電量を計測する計測部と、放電量に基づいて、車両で消費される消費電力量を算出し、消費電力量に基づいて、車両の走行に対する費用を算出する算出部とを備える車載装置が提供される。
本発明の一態様においては、車載バッテリで駆動する車両に設けられる車載装置と、車両の外部に配され、車載装置と通信する車外装置とを備え、車載装置は、車載バッテリからの放電量を計測し、車載装置および車外装置の何れか一方は、放電量に基づいて、車両で消費される消費電力量を算出し、車外装置は、消費電力量に基づいて、車両の走行に対する費用を算出する、走行費用算出システムが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
車両充放電システム10の概略図である。 車両20および車載装置100のブロック図である。 車外装置200のブロック図である。 課税額を算出するフロー図である。 本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されうるコンピュータ1200の例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一または類似の部分には同一の参照番号を付して、重複する説明を省く場合がある。
図1は、車両充放電システム10の概略図である。車両充放電システム10は、課税額算出システム15と、車両20と、通信端末40と、充放電設備60とを備える。通信端末40は、ユーザ30によって所持される。充放電設備60は、例えば発電、変電、送電および配電が統合された系統と電気的に接続され、例えばコネクタやコンセントなどの接続部を有し、当該接続部を介して、系統から供給される電力を外部に提供でき、また、外部から供給される電力を系統に提供できる。充放電設備60は、電力を蓄電できる蓄電器を有していてもよい。
車両充放電システム10では、車両20と充放電設備60との間で電力が授受される。また、車両充放電システム10では、通信ネットワーク50を介して、課税額算出システム15と通信端末40との間でデータが送受信される。
課税額算出システム15は、車載バッテリで駆動する車両20を使用するユーザ30に対して、車両20で消費される消費電力量に基づく課税額を算出して請求するためのシステムである。当該消費電力量には、少なくとも、車載バッテリから例えば系統や家庭といった外部に融通した電力量は含まれない。よって、当該消費電力量に基づく課税額は、ユーザ30にとって合理的且つ妥当な値である。なお、課税額算出システム15は、車両20で消費される消費電力量に基づいて、車両20の走行に対する費用を算出する走行費用算出システムの一例である。
課税額算出システム15は、車両20に設けられる車載装置100と、車両20の外部に配され、通信ネットワーク50を介して車載装置100と通信する車外装置200とを備える。なお、車両充放電システム10および課税額算出システム15はそれぞれ、複数のユーザ30によって使用される複数の車両20および車載装置100を備えてもよいが、各実施形態において特に言及しない限り、説明を明確にする目的で各1つを備える構成とする。
現在の道路行政は、ガソリン等に掛けられている税金、例えば揮発油税を含めた財源を原資に整備運用されている。この税金は、道路を利用する利益を享受する者が負担すべく、道路を利用するガソリン自動車等が消費するガソリン等に課されている。ガソリン自動車等が消費する燃料量は、概ね自動車の移動距離に比例し、すなわち道路使用量に比例する。よって、燃料量に比例した課税は、道路使用量に比例した課税となっており、妥当性が高い。一方で、電気自動車の使用者は、道路を利用する利益を享受しているにも拘わらず、ガソリン等に課される税金を負担していないのが現状である。
電気自動車が常に充電スタンドなどから充電を行うのであれば、その充電に課税をすることは容易である。しかしながら、充電は個人所有の充電設備で行うことが可能で、家庭内で消費する電力との区別が出来ない。そのため、供給側の電力設備の情報から課税することは難しい。この問題を解決するためには、電気自動車の使用者に対して、一律に道路利用などを目的とした課税額を設定することが考えられる。
しかしながら、利用頻度の高い電気自動車と低い電気自動車では負担に偏りが生じる可能性がある。そのため、道路の利用に応じた課税額を負担することが望ましい。そうすると、電気自動車の走行距離に応じた課税が好適である。走行距離の管理は走行履歴に基づいて行う必要があり、走行履歴は個人情報の中でも重要な情報であるため、データ収集が難しい。そこで、走行距離と消費電力量との間に相関があり、消費電力量と電気自動車が外部から充電する充電電力量との間にも相関があると見做して、充電電力量に応じて課税することが考えられる。
しかしながら、電気自動車の充電電力量に応じた課税額を設定することには別の課題もある。例えば、V2GやV2Hなどで電気自動車が消費する電力以外の目的で電力を消費した場合に、その充電電力量は電気自動車での消費電力量とはならない。また、例えばカーシェアリングやレンタカーなどのサービスにおいて1台の電気自動車が複数人で共用される場合、電気自動車を充電せずに利用した者に対して課税することができず、また、電気自動車を充電して利用したが充電分を使い切らなかった者に対しても、その走行分に対する課税額を算出することができなかった。
これに対して本実施形態の課税額算出システム15によれば、車載装置100が、車両20を走行させるユーザ30のユーザIDを通信端末40から読み出し、車両20の車載バッテリからの第1放電量および車両20の外部への第2放電量を計測し、第1放電量および第2放電量に基づいて車両20で消費される消費電力量を算出する。
本実施形態の課税額算出システム15は更に、車載装置100が、算出した消費電力量に関連する信号を車外装置200に送信する。これにより、車外装置200が、通信ネットワーク50を介して車載装置100から、上記の信号に含まれる、例えば、車両20の個体を識別するための車両IDと、車両20を走行させたユーザ30の個体を識別するためのユーザIDと、車載装置100で算出された消費電力量とを取得する。更に、車外装置200が、車載装置100によって算出された消費電力量に基づいて、車両20の走行に対する費用を算出する。車両20の走行に対する費用は、車両20の走行に対する課税額を含む。更に、車外装置200が、ユーザIDおよび車両IDの少なくとも何れかと対応付けて予め格納している通信端末40および車載装置100のアドレス宛に、課税額を請求するための請求情報を送信する。
図2は、車両20および車載装置100のブロック図である。車両20は、バッテリ21と、充放電制御部22と、モータ23と、格納部24と、電気機器25と、車外接続部27とを有する。
車載装置100は、計測部101と、計時部111と、乗員撮像部113とを有する。車載装置100は更に、格納部117と、通信部119と、読出部121と、算出部123とを有する。
バッテリ21は、車載バッテリの一例であって、例えば全固体電池、リチウムイオン電池などを含む。バッテリ21は、車両20の外部または内部から供給された電力を蓄電し、充放電制御部22の制御により、蓄電している電力を車両20の内部または外部に放電する。
車外接続部27は、車両20と、車両20の外部の充放電設備60とを電気的に接続し、車両20が充放電設備60との間で電力を充放電できるように構成される。車外接続部27は、車両20と充放電設備60との間を接続するケーブルが差し込まれるインレットを含む。当該インレットは、系統から供給される単相AC100Vまたは200Vを出力する普通充電向けの充放電設備60用のコネクタ、および、系統から供給される三相AC200Vを例えばDC500Vに変換して出力する急速充電向けの充放電設備60用のコネクタの少なくとも一方と接続可能である。
車外接続部27はまた、交流電流を直流電流に変換するAC/DCコンバータ、および、直流電流を交流電流に変換するDC/ACインバータを含む。これに代えて、車外接続部27は、交流電流と直流電流とを双方向に変換可能な双方向コンバータを含んでもよい。車外接続部27は更に、直流電流を予め定められた電圧値の直流電流に変換するDC/DCコンバータを含んでもよい。
車外接続部27はまた、車両20が充放電設備60に電気的に接続されたことを検知可能なセンサを含む。車外接続部27は、車両20が充放電設備60に電気的に接続されたことを検知すると、その旨を示す信号を充放電制御部22に出力する。車外接続部27は、充放電制御部22の制御により、充放電設備60から供給される電力をバッテリ21に出力する。
格納部24は、予め定められた複数の充電パターンを、バッテリ21のSOH(State Of Health)に基づく充放電特性に対応付けて格納している。格納部24はまた、バッテリ21の現在のSOHを格納する。格納部24に格納されるバッテリ21の現在のSOHは、予め定められたタイミングで更新される。例えば車両20の充放電制御部22が、車載装置100の格納部117に格納されている各計測データを参照してバッテリ21の現在のSOHを算出し、車両20の格納部24に格納されているバッテリ21のSOHを更新してもよい。
充放電制御部22は、車両20のパワースイッチがオンになると、電気機器25の起動および動作に必要とされる電力の設定値を示す設定情報に基づいて、バッテリ21から電気機器25に電力を供給させる。充放電制御部22はまた、車両20に設けられているアクセルペダルおよびブレーキペダルからの入力などに基づいてバッテリ21からモータ23への電力の供給を制御する。
充放電制御部22はまた、車両20が充放電設備60に電気的に接続されたことを示す信号を車外接続部27から入力され、充放電に関する情報を外部から入力されると、バッテリ21への充電およびバッテリ21からの放電の何れか一方を実行する。
より具体的には、充放電制御部22は、車両20が充放電設備60に接続され、充電する旨、バッテリ21の充電後の目標SOC(State Of Charge)、充電完了予定時刻等の情報を、例えば車外接続部27に配された通信配線を介して充放電設備60から入力される。この場合に、充放電制御部22は、当該入力された情報と、格納部24に格納されている、バッテリ21の現在のSOHに基づく充放電特性に対応付けられた充電パターンとに従って、充放電設備60からバッテリ21への充電を開始するよう車外接続部27を制御する。
また同様に、充放電制御部22は、車両20が充放電設備60に接続され、放電する旨、バッテリ21の放電後の目標SOC、放電完了予定時刻等の情報を、例えば充放電設備60から入力される。この場合に、充放電制御部22は、当該入力された情報等に従って、バッテリ21から充放電設備60への放電を開始するようバッテリ21を制御する。
充放電制御部22は更に、車載装置100の格納部117に蓄積されている複数の計測データに示される、バッテリ21、モータ23、電気機器25および車外接続部27の間で送受される電力の値を参照することにより、これらの構成間の充放電量を調整してもよい。
モータ23は、充放電制御部22によって制御されるバッテリ21から供給される電力により駆動し、車両20のタイヤを回転させ、車両20を走行させる。モータ23はまた、車両20が減速するときのタイヤの回転力を電力に変換し、回生電力としてバッテリ21に出力する。
電気機器25は、車両20の駆動用のモータ23以外の車載電気機器の一例であり、例えば車内用のエアコンや、カーナビゲーション装置や、モータ23の冷却器などを含む。
車載装置100の計測部101は、車両20における、バッテリ21、モータ23、電気機器25および車外接続部27の間で送受される電力の値を計測し、各計測値を車載装置100の格納部117に格納する。計測部101は、第1計測部103と、第2計測部105とを含む。
第1計測部103は、電流計および電圧計を含み、バッテリ21に出入りする直流電流の電流値および電圧値を計測することによって、バッテリ21からの第1放電量とバッテリ21への第1充電量とを計測する。なお、第1計測部103は、バッテリ21への充電量を計測しなくてもよい。
同様に、第2計測部105は、電流計および電圧計を含み、車外接続部27を介して車両20の外部へと放電される直流電流の電流値および電圧値を計測することによって、車両20の外部への第2放電量を計測する。第2計測部105は更に、車両20の外部からの充電量を計測してもよい。なお、上記の構成に代えて、第2計測部105は、車外接続部27で直流電流から変換されて車両20の外部へと放電される交流電流の電流値および電圧値を計測してもよい。
計時部111は、車両20の走行時刻を計時する。当該走行時刻は、例えば、車両20のパワースイッチがオンになった時刻と、車両20のパワースイッチがオフになった時刻と、車両20のパワースイッチがオンになってから次にオフになるまでの時間とを含む。計時部111は、計時した走行時刻を算出部123に出力する。
乗員撮像部113は、車両20への乗員数の情報を取得する取得部の一例であって、車両20の内部を撮像し、車両20への乗員数の情報を画像データとして取得し、算出部123に出力する。乗員撮像部113は、算出部123が当該画像データに基づいて車両20の乗員数を把握できるよう、例えば車両20のフロントガラスの上部やリアガラスの上部などに配される。
格納部117は、車両IDや、ユーザ30のユーザIDや、計測部101での計測データや、バッテリ21の現在のSOCや、算出部123で算出された消費電力量などを格納する。
通信部119は、車両20の外部に配された車外装置200と通信する。通信部119は、車両20で消費される消費電力量に関連する信号を車外装置200に送信する。通信部119は、車外装置200から請求情報を受信すると、車両20に出力する。なお、上記の消費電力量に関連する信号には、上述した、ユーザID、車両IDおよび消費電力量の他に、計時部111によって計時された走行時刻や、乗員撮像部113によって取得された画像データなどが含まれてもよい。
読出部121は、例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)などの近距離無線通信手段を利用して、予め車載装置100と通信端末40とをペアリングしておき、車両20に乗車したユーザ30が所持している通信端末40との間で無線通信を確立することで、通信端末40からユーザIDを読み出す。読出部121は、読み出したユーザIDを算出部123に出力する。
車載装置100は、車両20を運転しているユーザ30を識別すべくユーザIDを取得することにより、車両20の運転者、および、課税額の請求対象者を識別できる。なお、車両20には、通信機器を有する同乗者がいる場合が想定されるため、例えば車両20の走行が開始される前に通信端末40へと確認メッセージを送信することで、通信端末40を所持しているユーザ30が車両20を運転することを確認してもよい。
算出部123は、例えば読出部121を介して通信端末40からユーザIDを読み出したことに応じて、計測部101に各電力量の計測を開始させる。また、算出部123は、格納部117に格納されている、計測部101からの各計測値に基づいて、消費電力量を算出する。より具体的には、算出部123は、予め定められた時刻を経過したことに応じて、予め定められた期間内に計測部101によって格納部117に累積的に格納された上記の第1放電量および第2放電量に基づき、車両20で消費される消費電力量を算出する。本実施形態では、算出部123は、第1放電量から第2放電量を減算することで、当該消費電力量を算出する。
算出部123は、車両20の消費電力量を算出するための演算において、バッテリ21からの放電量から、車両20の外部への放電量を減算することにより、V2GやV2Hなどで車両20から系統や家庭などに電力融通した電力量を、車両20で消費される電力量から除外できる。
算出部123は更に、算出した消費電力量を、格納部117に格納されている車両IDおよびユーザIDと共に、通信部119を介して車外装置200に送信する。
なお、車載装置100は、内部電源を有してもよい。この場合、車両20のパワースイッチがオンになったことを検知して、内部電源が起動してもよい。代替的に又は追加的に、車載装置100は、内部電源を有さずに車両20のバッテリ21から電力を供給されてもよい。この場合、車載装置100は、車両20の電気機器25と同様に、車両20の充放電制御部22の制御により、車両20のパワースイッチがオンになると、車載装置100の設定情報に基づいてバッテリ21から電力を供給されてもよい。また、この場合、車載装置100は、車載装置100に対してバッテリ21から供給される電流値も計測し、車両20で消費される消費電力量の算出の際に、上記の第1放電量から当該電流値を減算してもよい。
図3は、車外装置200のブロック図である。車外装置200は、例えば、車両20のユーザ30に対して車両20の走行に対する課税額を請求する課税センターに設けられたサーバである。車外装置200は、クラウドサーバであってもよい。車外装置200は、通信部201と、格納部203と、請求部205と、算出部207とを有する。
通信部201は、車載装置100から、消費電力量をユーザIDおよび車両IDと共に受信し、算出部207に出力する。なお、通信部201は、車載装置100から、これらの情報と共に、車両20の走行時刻や車両20の乗員を撮像した画像データなどの情報を受信し、算出部207に出力してもよい。
格納部203は、消費電力量に基づいて課税額などの車両20の走行に対する費用を算出するための基準などを格納している。当該基準には、走行時間に応じて異なる値となる係数や、乗員数に応じて異なる値となる係数などが含まれてもよい。
また、格納部203は、ユーザIDおよび車両IDの少なくとも一方と、通信端末40のアドレスとを対応付けて格納している。格納部203は更に、車両20がレンタカーやシェアカーなどのサービスによって提供されているものであるか否かを示す情報を格納してもよい。ユーザ30は、自身が所有している車両20だけでなく、このようなサービスによって提供されている車両20を使用する場合が想定される。この場合、このようなサービスによって提供されている車両20を走行させたユーザ30が所持している通信端末40のアドレスを車両IDのみから特定することができないので、格納部203はユーザIDと通信端末40のアドレスとを対応付けて格納していることが好ましい。
算出部207は、格納部203を参照し、算出した消費電力量に基づいて、車両20の走行に対する費用として課税額を算出する。算出部207は、算出した消費電力量および課税額を車両IDおよびユーザIDと共に請求部205に出力する。なお、例えば車両20がレンタカーサービスやカーシェアリングサービスによって提供される場合には、車両20の走行に対する費用を、各サービスの事業者が車両20を走行させたユーザ30に対して請求する、課税額以外の経費を含めた車両利用料としてもよい。この場合には、事業者が行政府に対して課税額を支払い、事業者は車両利用料をユーザ30に請求してもよい。
請求部205は、算出部207から消費電力量、課税額、車両IDおよびユーザIDを入力されると、車両20を走行させたユーザ30に対して課税額を請求する。より具体的には、請求部205は、格納部203を参照することにより、ユーザIDおよび車両IDの少なくとも一方と対応付けられている通信端末40および車載装置100のアドレスを特定し、通信部201を介して、当該アドレス宛に当該課税額を請求するための請求情報を送信する。当該請求情報には、課税額の他に、対応する消費電力量が示されていてもよい。なお、請求部205は、当該請求情報を通信端末40および車載装置100の何れか一方のみに送信してもよい。
図4は、課税額を算出するフロー図である。当該フローは、例えば車載装置100が車両20のパワースイッチがオンになったことを検知して、車載装置100の内部電源が起動することにより開始する。
車載装置100が、車両20に乗車したユーザ30が所持している通信端末40と通信すべく(ステップS101)、通信端末40との間で無線通信を確立する。車載装置100が、通信端末40からユーザ30のユーザIDを読み出す(ステップS103)。
車載装置100の算出部123が、計測部101に各電力量の計測を開始させ(ステップS105)、計測部101の第1計測部103および第2計測部105がそれぞれ、車両20のバッテリ21からの第1放電量と車両20の外部への第2放電量とを計測する。
算出部123が、予め定められた時刻、例えば深夜0時を経過するまで待機し(ステップS107:NO)、当該時刻を経過した場合(ステップS107:YES)、格納部117を参照することにより、計測部101による計測を開始してから当該時刻を経過するまでの期間内に計測部101で計測された各電力量を取得し、第1放電量および第2放電量に基づいて、車両20で消費される消費電力量を算出する(ステップS109)。算出部123は、算出した消費電力量に関連する信号を、車外装置200に送信する(ステップS111)。
車外装置200の算出部207が、通信部201を介して消費電力量に関連する信号を取得すると、消費電力量に基づいて課税額を算出し(ステップS113)、ユーザIDおよび車両IDと共に請求部205に出力する。
請求部205は、算出部207から課税額、ユーザIDおよび車両IDを入力されると、格納部203を参照することにより、ユーザIDおよび車両IDの少なくとも一方に対応付けられている通信端末40および車載装置100のアドレスを特定する。請求部205は、特定したアドレス宛に、上記の課税額に応じた請求情報を送信し(ステップS115)、当該フローが終了する。
車載装置100は、車外装置200から請求情報を受信すると車両20に出力する。ユーザ30は、通信端末40と、車両20の例えば車載ディスプレイとの少なくとも何れかを操作することにより、請求情報に示される課税額等を確認する。当該フローは、車外装置200が通信端末40および車載装置100に請求情報を送信した後、すなわち、予め定められた時刻を経過した後、車両20のパワースイッチが再びオンになると再開するように、繰り返される。
なお、ステップS105で計測部101による計測を開始してからステップS109で消費電力量を算出するまでの間に車両20のパワースイッチがオフになった場合であっても、計測部101によって計測された各計測値は格納部117に累積的に格納されるので、算出部123は、計測部101による計測を開始してから予め定められた時刻を経過するまでの期間における消費電力量を算出することができる。
以上、本実施形態の課税額算出システム15によれば、車載装置100が、車両20を走行させるユーザ30のユーザIDを通信端末40から読み出し、車両20のバッテリ21からの第1放電量、および、車両20の外部への第2放電量を計測し、第1放電量から、第2放電量を減算することで、車両20で消費される消費電力量を算出する。これにより、課税額算出システム15は、たとえ、車両20の車載バッテリの電力を外部に融通していたり、車両20を複数人で共用していたり、車両20に充電した電力を自身が使い切ることなく他者が使用して車両20を走行させたり、他者が充電した電力を使用して自身で充電することなく車両20を走行させていたりしても、ユーザ30自身が車両20を利用することによって車両20で消費した電力量を算出できる。また、課税額算出システム15は、車外接続部27を介して車両20の外部へと放電される第2放電量を計測するので、車載モータの充放電量を計測するセンサのみを電気自動車に設ける場合に比べて、例えばV2GやV2Hなどで車両20から系統や家庭などに電力融通した電力量を把握できる。
本実施形態の課税額算出システム15は更に、車外装置200が、通信ネットワーク50を介して車載装置100から、車両20で消費される消費電力量に関連する信号、例えば、車両20の個体を識別するための車両IDと、車両20を走行させたユーザ30の個体を識別するためのユーザIDと、車載装置100で算出された消費電力量とを取得する。また、車外装置200が、車載装置100によって算出された消費電力量に基づいて、車両20の走行に対する課税額を算出し、ユーザIDおよび車両IDの少なくとも何れかと対応付けて予め格納している通信端末40および車載装置100のアドレス宛に、課税額を請求するための請求情報を送信する。これにより、課税額算出システム15は、電気で駆動する車両20を利用したユーザ30に対して、エンジン自動車で使用されるガソリン等に課される税金に相当する課税額を請求することができる。また、課税額算出システム15は、当該課税額を、少なくとも、車載バッテリから外部に融通した電力量を除外した消費電力量に基づいて算出するので、ユーザ30にとって合理的且つ妥当な課税額にすることができる。
以上の実施形態において、車載装置100の算出部123は更に、格納部117を参照することにより、算出した消費電力量に基づいて、車両20の走行に対する費用、本実施形態においては車両20の走行に対する課税額の見込額を算出してもよい。この場合、車載装置100は、車両20を走行させたユーザ30に対して、車両20の走行に対する費用を通知する通知部を更に備えてもよい。より具体的には、当該通知部は、算出部123で算出された消費電力量および課税額の見込額を、車両20を走行させたユーザの通信端末40に送信し、通信端末40のディスプレイに表示させてもよい。代替的に又は追加的に、通知部は、算出部123で算出された消費電力量および課税額の見込額を、車両20に送信し、車両20の車載ディスプレイ、例えばカーナビゲーション装置のディスプレイに表示させてもよい。また、通知部は、スピーカを有してもよく、この場合、車両20を走行させたユーザ30に対して、算出部123で算出された消費電力量および課税額の見込額を音声により通知してもよい。これにより、課税額算出システム15は、車両20での消費電力量と、消費電力量に基づく課税額の見込額を、ユーザ30による車両20の走行が終了してから間もないタイミングで、ユーザ30に認知させることができる。
以上の実施形態において、車外装置200の算出部207は、追加的に、車載装置100から各計測データも受信して、車載装置100における消費電力量の算出結果が妥当であるか否かを検証してもよい。算出部207は更に、車載装置100における消費電力量の算出結果が妥当でないと判断した場合に、例えば車外装置200が設置されている課税センター内でアラートを出してもよい。また、算出部207は、車載装置100から取得した消費電力量を累積しておき、一定期間ごとに消費電力量を累計して課税額の算出を行い、請求部205が課税額の決済を行ってもよい。この場合、算出部207は、累計する前の消費電力量ごとの課税額を算出しておき、請求部205は、各消費電力量と対応する課税額とを対応付けて請求情報に含ませてもよい。
以上の実施形態において、課税額算出システム15は、予め定められた期間ごとに、より具体的には、予め定められた時刻の一例である毎日の深夜0時を経過するごとに、車両20で消費される消費電力量を算出するものとして説明した。これに代えて、課税額算出システム15は、当該期間を、車両20の使用の開始から終了までのドライビングサイクルや、車両20での予め定められた消費電力量などに基づいて決定してもよい。
また、課税額算出システム15は、上記の期間をドライビングサイクルに基づいて決定する場合、ドライビングサイクルをパワースイッチのオンからオフまでの期間とすることができる。この場合には、車載装置100の算出部123は、ドライビングサイクルごとに算出した消費電力量を累積的に格納部117に格納しておき、例えば月末や週末などの任意のタイミングで、車載装置100から車外装置200へと消費電力量に関連する信号を送信し、車外装置200は、このような一定の期間内に累計された消費電力量に基づいて、課税額を算出してもよい。また、課税額算出システム15は、上記の期間をドライビングサイクルに基づいて決定する場合、ドライビングサイクルをドライブ旅行の往復や通勤での往復などの期間とすることができる。
また、課税額算出システム15は、上記の実施形態のように上記の期間を予め定められた時間に基づいて決定する場合、例えば一週間や一か月が経過したときに消費電力量を算出してもよい。また、課税額算出システム15は、週末と平日、日中と夜間、季節、地域などに応じて税率が変わることを想定して、消費電力量を算出するタイミングを決定してもよい。また、車両20がレンタカーなどのサービスによって提供されるものである場合に、課税額算出システム15は、車両20のリース期間を課税の対象とする期間として、消費電力量を算出するタイミングを車両20のリース期間が終了するタイミングとしてもよい。
また、課税額算出システム15は、上記の期間を車両20での予め定められた消費電力量に基づいて決定する場合、例えば車両20で消費される消費電力量が予め定められた閾値以上となったときに消費電力量を算出してもよい。
また、課税額算出システム15は、計測部101によって計測されて格納部117に格納されるバッテリ21のSOCが予め定められた値以下に下回ったとき、車両20のパワースイッチがオンからオフに切り替わったとき、等の他の任意のタイミングで消費電力量を算出してもよい。また、このような消費電力量を算出するタイミングや対象の期間は、消費電力量に基づいて算出される税金を徴収する行政府により定められる場合があるが、その条件を満たしたうえで、例えばユーザ30によって設定されてもよい。
以上の実施形態において、車外装置200の算出部207は更に、通信部201を介して車載装置100から、車両20の走行時刻の情報や、車両20への乗員数の情報などを取得してもよく、この場合、算出部207は、これらの情報に示される走行時刻や乗員数に応じて、課税額を調整してもよい。より具体的には、算出部207は、格納部203を参照することにより、走行時間に応じて異なる値となる係数を消費電力量に乗算することで、消費電力量を調整してもよい。これにより、課税額算出システム15は、例えば、一日における道路が混雑する時間帯や道路が混雑する曜日に車両20を走行させる場合の課税額に比べて、一日における道路が混雑していない時間帯や道路が混雑し難い曜日に車両20を走行させる場合の課税額を安くすることができ、結果として、ユーザ30に対して道路が渋滞しない時刻での車両20の走行を促す動機を与えることができ、更には道路の渋滞を緩和させることができる。
また、算出部207は、格納部203を参照することにより、乗員数に応じて異なる値となる係数を消費電力量に乗算することで、消費電力量を調整してもよい。これにより、課税額算出システム15は、例えば、ユーザ30が単独で車両20に乗車して車両20を走行させる場合に比べて、ユーザ30が他の複数人と共に車両20に乗車して車両20を走行させる場合の課税額を安くすることができ、結果として、各ユーザ30に対して他の複数人と別々に複数の車両20を使用して同じ目的地に向かうことを抑止する動機を与えることができ、更には電力資源を節約させることや道路の渋滞を緩和させることができる。
以上の実施形態において、車両20と充放電設備60とが接続され、充放電制御部22がバッテリ21への充電およびバッテリ21からの放電の何れか一方を実行する場合、充放電期間の前後を含めて車両20のパワースイッチがオフになることが想定される。そこで、車両20と充放電設備60との間で充放電が行われても、少なくとも第1放電量および第2放電量の計測を継続できるよう、車両20は内部電源を有することが好ましい。
以上の実施形態において、車外装置200は、複数のユーザ30によって使用される複数の車両20に設けられた複数の車載装置100との間で通信してもよい。この場合、車外装置200の通信部201は、複数の車両20で算出された消費電力量を、複数の車両20のそれぞれの車両IDと共に取得し、算出部207は、複数の車両20のそれぞれの車両IDと対応付けて、複数の車両20のそれぞれについて課税額を算出し、請求部205は、車両IDと対応付けて、複数の車両20のそれぞれのユーザ30に対して課税額を請求してもよい。
以上の実施形態において、車載装置100は、第3計測部および第4計測部を更に備えてもよい。第3計測部は、電流計および電圧計を含み、バッテリ21から電気機器25へと放電される直流電流の電流値および電圧値を計測することによって、電気機器25で消費される消費電力量を計測する。以降の説明において、当該消費電力量を、第2消費電力量と呼ぶ場合がある。第4計測部は、電流計および電圧計を含み、モータ23からバッテリ21へと流れる直流電流の電流値および電圧値を計測することによって、車両20を駆動するモータ23から回収される回生電力量を計測する。第4計測部は更に、バッテリ21からモータ23へと放電される放電量を計測してもよい。
この場合に、車載装置100の算出部123は、バッテリ21からの放電量に対して、車両20の外部への放電量だけでなく、モータ23で回収された回生電力量や車両20の電気機器25への放電量を加味することにより、例えばこれらの電力量を更に減算することにより、車両20の消費電力量を算出してもよい。車両走行に対する課税方法に従った算出に対応が可能となる。
以上の実施形態において、算出部123による消費電力量の演算では、バッテリ21からの第1放電量から、車両20の外部への第2放電量を減算するものとして説明した。これに代えて、算出部123は、第1放電量から、第2放電量、車両20の電気機器25での第2消費電力量、および、車両20のモータ23から回収した回生電力量を減算してもよく、第1放電量、第2放電量、第2消費電力量および回生電力量を用いる他の任意の演算方法、例えば、第2放電量、第2消費電力量および回生電力量の少なくとも何れかに予め定められた係数を乗算し、乗算後の値を上記と同様に第1放電量から減算してもよい。例えば、課税額算出システム15は、系統における消費電力量の平準化が必要となる日中に車両20から家庭への電力融通が行われた場合、車両20の外部への第2放電量に対して1よりも大きな係数を乗算することで、車両20での消費電力量を低減させ、当該車両20のユーザ30に請求する課税額を低減させることができる。
以上の実施形態において、車両20に乗車するユーザ30が通信端末40を所持していない場合も想定されるが、この場合、課税額算出システム15は、通信端末40からユーザIDを読み出すことができなくても、例えば車両IDを使用することで、ユーザ30に請求情報を送信できる。また更に、車両20がレンタカーなどのサービスにより提供されるものである場合には、各車外装置の格納部に、当該車両20の車両IDに対して課税処理を行うことで、確実な納税を実現できる。また、上記したサービスの事業者は、車両20を走行させたユーザ30に対する税金分の徴収額を、車両利用料の一部として請求できる。
以上の実施形態において、各車載装置と各車外装置との間の通信は、有線であっても無線であってもよい。各車載装置と各車外装置とが有線通信を行う場合、例えば、ユーザ30が自宅や勤務先などで充放電コネクタを介して車両20を充放電するときに、充放電コネクタに配設されたLANケーブルを介して車両20および各車載装置をインターネットに接続することによって、各車載装置と各車外装置とが通信してもよい。
以上の実施形態において、通信ネットワーク50は、有線通信の伝送路であってもよく、無線通信の伝送路であってもよく、無線通信の伝送路及び有線通信の伝送路の組み合わせであってもよい。通信ネットワーク50は、無線パケット通信網、インターネット、P2Pネットワーク、専用回線、VPN、電力線通信回線などを含んでもよい。通信ネットワーク50は、(i)携帯電話回線網などの移動体通信網を含んでもよく、(ii)無線MAN(例えば、WiMAX(登録商標)である。)、無線LAN(例えば、WiFi(登録商標)である。)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの無線通信網を含んでもよい。
以上の実施形態において、通信端末40は、ユーザ30が利用する通信機器であり、その詳細については特に限定されない。通信端末40としては、パーソナルコンピュータ、携帯端末などが例示される。携帯端末としては、携帯電話、スマートフォン、PDA、タブレット、ノートブック・コンピュータ又はラップトップ・コンピュータ、ウエアラブル・コンピュータなどが例示される。通信端末40は、車両充放電システム10のユーザインタフェースとして使用されてよい。
以上の実施形態において、車載装置100は、バッテリ21からの放電量、および、車両20の外部への放電量をそれぞれ計測できる限りにおいて、車両20の製造段階から車両20の電気系統に予め組み込まれていてもよく、製造販売された車両20に対して後から組み込まれてもよい。
以上の実施形態において、車載装置100における取得部の一例を、車両20の乗員を撮像する乗員撮像部113としたが、これに代えて、車両20の各座席に配された着座センサによって乗員数の情報を取得してもよく、各乗員が所持している通信機器からIDを読み出すことによって乗員数の情報を取得してもよい。また、ユーザ30が、車両20に乗車するときに手動で乗員数を入力してもよい。
以上の実施形態において、算出部207は、追加的に又は代替的に、車両20を走行させる日の外気温の情報や、車両20を走行させる日の季節の情報や、車両20を走行させるルートの渋滞予想情報などに応じて、課税額を調整してもよい。
以上の実施形態において、車載装置100は、上述した計時部111および乗員撮像部113の一部または全てを有しなくてもよい。この場合、算出部207は、走行時刻や乗員数などに応じて課税額を調整しなくてもよい。
以上の実施形態において、車外装置200の請求部205は、課税額を示す請求情報を通信端末40および車載装置100に送信する構成として説明したが、代替的に又は追加的に、当該請求情報を車両20に組み込まれている他の通信機器やユーザ30が所有しているPCなどに送信してもよく、当該請求情報が記載された請求書をユーザ30の自宅に送付してもよい。また、ユーザ30が登録した手段、たとえば銀行口座、クレジットカード、仮想通貨、プリペイドマネーなどを用いて電子的に決済してもよい。なお安定した課税処理を行うためには、ユーザ30からあらかじめ一定額の金額をプールしておき、そこから納税額を納めるようなことも考えられる。
以上の実施形態において、「要素A及び要素Bが電気的に接続される」とは、要素A及び要素Bが物理的に接続されている場合に限定されない。例えば、変圧器の入力巻線と出力巻線とは物理的には接続されていないが、電気的には接続されている。また、要素A及び要素Bとの間に、要素A及び要素Bを電気的に接続するための部材が介在していてもよい。上記の部材としては、導電体、開閉器又はスイッチ、変成器などが例示される。
以上の実施形態において、課税額算出システム15の各部は、ハードウェアにより実現されてもよく、ソフトウエアにより実現されてもよく、ハードウェア及びソフトウエアにより実現されてもよい。課税額算出システム15の各部は、その少なくとも一部が、単一のサーバによって実現されてもよく、複数のサーバによって実現されてもよい。課税額算出システム15の各部は、その少なくとも一部が、仮想マシン上又はクラウドシステム上で実現されてもよい。
課税額算出システム15の各部は、その少なくとも一部が、パーソナルコンピュータ又は携帯端末によって実現されてもよい。携帯端末としては、携帯電話、スマートフォン、PDA、タブレット、ノートブック・コンピュータ又はラップトップ・コンピュータ、ウエアラブル・コンピュータなどが例示される。課税額算出システム15の各部は、ブロックチェーンなどの分散型台帳技術又は分散型ネットワークを利用して、情報を格納してもよい。
課税額算出システム15を構成する構成要素の少なくとも一部がソフトウエアにより実現される場合、当該ソフトウエアにより実現される構成要素は、一般的な構成の情報処理装置において、当該構成要素に関する動作を規定したプログラムを起動することにより実現されてよい。上記の情報処理装置は、例えば、(i)CPU、GPUなどのプロセッサ、ROM、RAM、通信インターフェースなどを有するデータ処理装置と、(ii)キーボード、タッチパネル、カメラ、マイク、各種センサ、GPS受信機などの入力装置と、(iii)表示装置、スピーカ、振動装置などの出力装置と、(iv)メモリ、HDDなどの記憶装置(外部記憶装置を含む。)と、を備える。
本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図5は、本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されうるコンピュータ1200の例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該装置の1又は複数の「部」として機能させ、又は当該オペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。このようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、グラフィックコントローラ1216、及びディスプレイデバイス1218を含み、これらはホストコントローラ1210によって相互に接続される。コンピュータ1200はまた、通信インターフェース1222、ハードディスクドライブ1224、DVD−ROMドライブ1226、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、これらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続される。コンピュータはまた、ROM1230及びキーボード1242のようなレガシの入出力ユニットを含み、これらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続される。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、これにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又は当該グラフィックコントローラ1216自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示させる。
通信インターフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVD−ROMドライブ1226は、プログラム又はデータをDVD−ROM1201から読み取り、ハードディスクドライブ1224にRAM1214を介してプログラム又はデータを提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230は、内部に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムが、DVD−ROM1201又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもあるハードディスクドライブ1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インターフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インターフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、ハードディスクドライブ1224、DVD−ROM1201、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、ハードディスクドライブ1224、DVD−ROMドライブ1226(DVD−ROM1201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような、様々なタイプの情報が、情報処理されるべく、記録媒体に格納されてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、これにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
以上の説明によるプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、これにより、プログラムをコンピュータ1200にネットワークを介して提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、技術的に矛盾しない範囲において、特定の実施形態について説明した事項を、他の実施形態に適用することができる。また、各構成要素は、名称が同一で、参照符号が異なる他の構成要素と同様の特徴を有してもよい。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 車両充放電システム、15 課税額算出システム、20 車両、21 バッテリ、22 充放電制御部、23 モータ、24 格納部、25 電気機器、27 車外接続部、30 ユーザ、40 通信端末、50 通信ネットワーク、60 充放電設備、100 車載装置、101 計測部、103 第1計測部、105 第2計測部、111 計時部、113 乗員撮像部、117 格納部、119 通信部、121 読出部、123 算出部、200 車外装置、201 通信部、203 格納部、205 請求部、207 算出部、1200 コンピュータ、1201 DVD−ROM、1210 ホストコントローラ、1212 CPU、1214 RAM、1216 グラフィックコントローラ、1218 ディスプレイデバイス、1220 入出力コントローラ、1222 通信インターフェース、1224 ハードディスクドライブ、1226 DVD−ROMドライブ、1230 ROM、1240 入出力チップ、1242 キーボード

Claims (10)

  1. 車載バッテリで駆動する車両に設けられる車載装置であって、
    前記車載バッテリからの第1放電量を計測する第1計測部と、
    前記車両の外部への第2放電量を計測する第2計測部と、
    前記第1放電量および前記第2放電量に基づいて、前記車両で消費される消費電力量を算出する算出部と
    を備える車載装置。
  2. 前記算出部は、予め定められた期間ごとに前記車両で消費される消費電力量を算出する、
    請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記予め定められた期間は、前記車両の使用の開始から終了までのドライビングサイクル、予め定められた時間、および、前記車両での予め定められた消費電力量のうちの何れかに基づいて決定される、
    請求項2に記載の車載装置。
  4. 前記車両の外部に配された車外装置と通信する通信部
    を更に備え、
    前記通信部は、前記消費電力量に関連する信号を前記車外装置に送信する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の車載装置。
  5. 前記算出部および前記車外装置のうちの少なくとも何れかは、前記消費電力量に基づいて、前記車両の走行に対する費用を算出する、
    請求項4に記載の車載装置。
  6. 前記費用は、前記車両の走行に対する課税額を含む、
    請求項5に記載の車載装置。
  7. 前記車両を走行させたユーザに対して前記費用を通知する通知部
    を更に備える、請求項5または6に記載の車載装置。
  8. 前記通知部は、前記車両を走行させた前記ユーザの通信端末のディスプレイ、および、前記車両の車載ディスプレイの少なくとも何れかに前記費用を表示させる、
    請求項7項に記載の車載装置。
  9. 車載バッテリで駆動する車両に設けられる車載装置であって、
    前記車載バッテリからの放電量を計測する計測部と、
    前記放電量に基づいて、前記車両で消費される消費電力量を算出し、前記消費電力量に基づいて、前記車両の走行に対する費用を算出する算出部と
    を備える車載装置。
  10. 車載バッテリで駆動する車両に設けられる車載装置と、
    前記車両の外部に配され、前記車載装置と通信する車外装置と
    を備え、
    前記車載装置は、前記車載バッテリからの放電量を計測し、
    前記車載装置および前記車外装置の何れか一方は、前記放電量に基づいて、前記車両で消費される消費電力量を算出し、
    前記車外装置は、前記消費電力量に基づいて、前記車両の走行に対する費用を算出する、
    走行費用算出システム。
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