JP2021191050A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータコイルから発生する磁束による回転センサの測定精度の低下を防止するとともに、全体を小型化することのできる回転電機を提供することを目的とする。【解決手段】サーボモータ10は、ケース20内部に設けられたステータ30と、ケース20に回転自在に設けられた回転軸40と、ステータ30と同軸に設けられ、回転軸40と共に回転自在に設けられたロータ50と、ステータ30及びロータ50の少なくとも一方に設けられたステータコイル31と、ステータコイル31に対向するように設けられ、回転軸40の回転を検出するレゾルバ70とを備える。そして、ステータコイル31とレゾルバ70との間に、第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81が設けられているため、ステータコイル31から発生する磁束によるレゾルバ70の測定精度の低下を防止することができる。【選択図】図1

Description

この発明は回転電機に関し、特に回転センサを有する回転電機に関する。
回転軸の位置及び速度を検出する回転センサを有する回転電機として、例えば特許文献1に記載されているサーボモータ100が知られている。このサーボモータ100は、図10に示すように、ステータコイル31を有するステータ30と、回転軸40に沿ってステータ30に隣接して配置されたブレーキ部60と、回転軸40に沿ってブレーキ部60に隣接して配置された回転センサとしてのレゾルバ70とを有している。
特開2004−336878号公報
しかしながら、特許文献1のサーボモータ100は、ステータコイル31等から発生する磁束が、レゾルバ70やその周囲の配線に漏出してノイズとなり、レゾルバの測定精度が低下する可能性があった。そのため測定精度の低下を防ぐために、レゾルバ70全体を金属板で覆いシールドすることによりノイズを防止する構成が知られているが、金属板を設けることによりサーボモータ100全体が大型化するという問題点があった。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、モータコイルから発生する磁束による回転センサの測定精度の低下を防止するとともに、全体を小型化することのできる回転電機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る回転電機は、ケース内部に設けられたステータと、ケースに回転自在に設けられた回転軸と、ステータと同軸に設けられ、回転軸と共に回転自在に設けられたロータと、ステータ及びロータの少なくとも一方に設けられたモータコイルと、回転軸の回転を検出する回転センサとを備え、モータコイルと回転センサとの間に、少なくとも1つのシールドテープが設けられている。
また、回転センサは、ステータ及びロータに対して回転軸の延びる方向に設けられ、シールドテープは、モータコイルの回転センサに対向する側に設けられてもよい。
また、モータコイルと回転センサとの間に、ロータを制動するブレーキ部をさらに備え、少なくとも1つのシールドテープとは別の前記シールドテープが、ブレーキ部の回転センサに対向する側にさらに設けられてもよい。
また、シールドテープは輪状に形成されていてもよい。
この発明に係る回転電機は、モータコイルと回転センサとの間に、少なくとも1つのシールドテープを有するため、モータコイルから発生する磁束による回転センサの測定精度の低下を防止するとともに、回転電機全体を小型化することができる。
この発明の実施の形態1に係るサーボモータの断面図である。 図1に示すステータコイルの側面図である。 図1に示すレゾルバの側面図である。 この発明の実施の形態2に係るサーボモータの断面図である。 図4に示すブレーキ部の側面図である。 この発明の変形例に係るステータコイルの側面図である。 この発明の変形例に係るレゾルバの側面図である。 この発明の変形例に係るブレーキ部の側面図である。 この発明の変形例に係る帯状シールドテープの平面図である。 従来のサーボモータの断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を添付図面の図1〜図6に基づいて説明する。なお、特許文献1に記載された従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1は、この実施の形態1に係るサーボモータの断面図である。サーボモータ10はACサーボモータであり、その筒状のケース20の内部には、円筒状のステータ30が設けられている。ステータ30は、回転軸40の方向から見た場合に輪状に形成されているステータコイル31を有している。なお、ステータコイル31はモータコイルを構成している。また、サーボモータ10は回転電機を構成している。
ケース20の径方向中心には、回転軸40が設けられている。回転軸40は、その一端がケース20の外側に突出して出力軸を構成している。また、回転軸40はケース20内部の一端側に設けられた軸受41と、他端側に設けられた軸受41により、ケース20に回転自在に支持されている。さらに、回転軸40には、ステータ30の内側に位置するロータ50が回転自在に設けられている。ロータ50には、永久磁石が設けられている。
またケース20内には、回転軸40の延びる方向に沿ってステータ30及びロータ50に隣り合うようにして、既知のレゾルバ70が設けられている。すなわち、レゾルバ70は、回転軸40の軸方向に沿ってステータ30及びロータ50に対向するように配置されている。レゾルバ70はロータ50と共通の回転軸40を有しており、回転軸40の回転の位置及び回転の速度を検出する。また、レゾルバ70の外形は、回転軸40に沿って延びる円筒状の形状を有している。なおレゾルバ70は、回転センサを構成している。
レゾルバ70は、ステータ30及びロータ50に近い側に、径方向外側に配置されたステータトランス71と、径方向内側に配置されたロータトランス73を有している。ステータトランス71は、ステータトランスコイル72を有している。ロータトランス73は、ロータトランスコイル74を有している。また、レゾルバ70は、ステータ30及びロータ50から遠い側に、ステータトランス71に隣接して配置されたレゾルバステータ75と、ロータトランス73に隣接して配置されたレゾルバロータ77とを有している。すなわち、レゾルバステータ75は径方向外側に配置され、レゾルバロータ77は径方向内側に配置されている。レゾルバステータ75はレゾルバステータコイル76を有しており、レゾルバロータ77は、レゾルバロータコイル78を有している。
ステータコイル31の、レゾルバ70に対向する側であるコイル対向部31aには、第1輪状シールドテープ80が貼付されている。また、ステータトランス71及びロータトランス73の、ステータ30に対向する側であるレゾルバ対向部70aには、第2輪状シールドテープ81が貼付されている。第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81は、電磁シールドを構成するアルミニウム箔と、コイル対向部31a及びレゾルバ対向部70aに粘着する粘着性シートとを貼り合わせて形成された既知のシールドテープである。
図2は、図1に示す第1輪状シールドテープ80及びステータコイル31を、ステータコイル31のコイル対向部31a側から見た側面図である。コイル対向部31aは、輪状の形状を有している。第1輪状シールドテープ80は、コイル対向部31aと同軸の輪状に形成されている。また、第1輪状シールドテープ80は、レゾルバ70(図1参照)に対向するコイル対向部31aの略全ての領域を覆うように貼付されている。さらに、第1輪状シールドテープ80には、コイル対向部31aへの貼付を容易にするためのスリット80aが設けられている。
図3は、図1に示す第2輪状シールドテープ81及びレゾルバ70を、レゾルバ対向部70a側から見た側面図である。レゾルバ対向部70aは、輪状の形状を有している。第2輪状シールドテープ81は、レゾルバ対向部70aと同軸の輪状に形成されている。また、第2輪状シールドテープ81はステータ30及びロータ50(図1参照)に対向するレゾルバ対向部70aの略全ての領域を覆うように貼付されている。さらに、第2輪状シールドテープ81には、レゾルバ対向部70aへの貼付を容易にするためのスリット81aが設けられている。
図10に示す従来のサーボモータでは、ステータコイル31から発生した磁束が近傍のレゾルバ70へ漏れてノイズとなり、レゾルバ70の測定精度が低下する。一方、この実施の形態1に係るサーボモータ10では、図1に示すように、ステータコイル31からレゾルバ70までの間に第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81が配置されていることにより、ステータコイル31からレゾルバ70に漏れる磁束が遮断されて低減される。これにより、ステータコイル31の磁束により、レゾルバ70が受けるノイズの影響を低減することができる。
また、サーボモータ10のステータコイル31からレゾルバ70に漏れる磁束を遮断するための構成として、電磁シールドとしての金属板でレゾルバ70全体を覆う構成や、コイル対向部31aの近傍及びレゾルバ対向部70aの近傍に金属板を配置する構成や、コイル対向部31aにカバーを設けそのカバーを電磁シールド材料でめっきする構成や、レゾルバ対向部70aを電磁シールド材料でめっきする構成等が知られている。しかしながら、これらの構成を採用することでサーボモータ10が全体として大型化するというデメリットや、部品加工工数が増加するというデメリット等が発生するおそれがあった。一方、この実施の形態1では、薄いテープである第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81を電磁シールド部材として用いることにより、省スペースで電磁シールドを構成することができる。そのため、この実施の形態1のサーボモータ10を全体として小型化することができ、また、部品加工工数を減少させることができるという利点を有する。
このように、この実施の形態1に係るサーボモータ10は、ケース20内部に設けられたステータ30と、ケース20に回転自在に設けられた回転軸40と、ステータ30と同軸に設けられ、回転軸40と共に回転自在に設けられたロータ50と、ステータ30及びロータ50の少なくとも一方に設けられたステータコイル31と、回転軸40の回転を検出するレゾルバ70とを備える。そして、ステータコイル31とレゾルバ70との間に、第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81が設けられているため、ステータコイル31から発生する磁束によるレゾルバ70の測定精度の低下を防止するとともに、サーボモータ10全体を小型化することができる。
また、レゾルバ70は、ステータ30及びロータ50に対して回転軸40の延びる方向に設けられている。そして、第1輪状シールドテープ80は、ステータコイル31のレゾルバ70に対向する側のコイル対向部31aに設けられるため、ステータコイル31からレゾルバ70に漏れる磁束をより効果的に遮断することができる。
また、第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81は輪状に形成されており、第1輪状シールドテープ80はステータコイル31のコイル対向部31aの略全てを覆い、第2輪状シールドテープ81はレゾルバ70へのレゾルバ対向部70aの略全てを覆うため、ステータコイル31からレゾルバ70に漏れる磁束をより効果的に遮断することができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る回転電機の構成について説明する。
尚、実施の形態2において、図1〜図3の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。この実施の形態2に係る回転電機の構成は、実施の形態1に対して、ブレーキ部をさらに有するものである。
図4は、この実施の形態2に係るサーボモータの断面図である。サーボモータ11は、回転軸40の延びる方向に沿って、ステータ30及びロータ50と、レゾルバ70との間にブレーキ部60を有する。
ブレーキ部60は、中心を回転軸40が貫通している輪状の電磁ブレーキである。ブレーキ部60は、回転軸40の延びる方向に沿って移動可能なアーマチュア61と、アーマチュア61に形成されたブレーキ可動板64と、アーマチュア61を駆動する電磁石63と、電磁石63を収容するブレーキケース62とを有している。さらにブレーキ部60は、回転軸40の延びる方向に沿ってアーマチュア61に対向して配置された輪状の固定板65と、固定板65のアーマチュア61に対向する面に形成されたブレーキ固定板66とを有している。固定板65は、ロータ50に固定されている。
ブレーキ可動板64及びブレーキ固定板66は、レジン系材料及びシンタード系材料等の任意の摩擦材により形成されたブレーキライニングである。ブレーキ可動板64は、アーマチュア61が固定板65に近接する方向に移動することで、ブレーキ固定板66に接触可能に構成されている。また、ブレーキ部60は、アーマチュア61を固定板65に近接する方向に付勢する図示しないスプリングを有している。電磁石63に電流が印加されていない場合には、アーマチュア61は固定板65に近接する方向に付勢されているため、ブレーキ可動板64とブレーキ固定板66とが接触して固定板65の回転が制動される。これにより、固定板65が固定されたロータ50が制動される。一方、電磁石63に電流が印加されている場合には、電磁石63に引かれたアーマチュア61が固定板65から離隔する方向に移動するため、ブレーキ可動板64とブレーキ固定板66とが離隔して固定板65の制動が解除される。これにより、固定板65が固定されたロータ50の制動が解除される。
ブレーキケース62の、レゾルバ70に対向する面であるブレーキ部対向部62aには、第3輪状シールドテープ82が貼付されている。第3輪状シールドテープ82は、第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81と同様の、アルミニウム箔と粘着性シートとを張り合わせて形成された既知の電磁シールドテープである。なお、第3輪状シールドテープ82は、シールドテープを構成している。
図5は、図4に示す第3輪状シールドテープ82及びブレーキ部60を、ブレーキ部対向部62a側から見た側面図である。ブレーキ部対向部62aは、輪状の形状を有している。第3輪状シールドテープ82は、ブレーキ部対向部62aと同軸の輪状に形成されている。また、第3輪状シールドテープ82はブレーキ部対向部62aの略全ての領域を覆うように貼付されている。さらに、第3輪状シールドテープ82には、ブレーキ部対向部62aへの貼付を容易にするためのスリット82aが設けられている。
図10に示す従来のサーボモータでは、電磁石63から発生した磁束が対向するレゾルバ70へ漏れてノイズとなり、レゾルバ70の精度が低下する。一方、この実施の形態2では、図1に示すように、第1輪状シールドテープ80、第2輪状シールドテープ81及び第3輪状シールドテープ82により、ステータコイル31からレゾルバ70に漏れる磁束が遮断されて低減される。これにより、ステータコイル31の磁束により、レゾルバ70が受けるノイズの影響を低減することができる。
このように、この実施の形態2に係るサーボモータ11は、ステータコイル31とレゾルバ70との間に、ロータ50を制動するブレーキ部60をさらに備え、第1輪状シールドテープ80とは別の第3輪状シールドテープ82が、ブレーキ部60のレゾルバ70に対向するレゾルバ対向部70aにさらに設けられるため、電磁石63から発生した磁束を効果的に遮断してレゾルバ70の測定精度の低下を防止することができる。
また、第3輪状シールドテープ82は輪状に形成されているため、第3輪状シールドテープ82はブレーキ部60のブレーキ部対向部60aの略全てを覆うことができ、ステータコイル31からレゾルバ70に漏れる磁束をより効果的に遮断することができる。
なお、この発明の実施の形態1及び2においては、輪状の第1輪状シールドテープ80及び輪状の第2輪状シールドテープ81を設けていたが、例えば図6に示すような中心角Aが90度の第1扇形シールドテープ80bを4個組み合わせて輪状にコイル対向部31aに貼付してもよいし、図7に示すような中心角Aが90度の第2扇形シールドテープ81bを4個組み合わせて輪状にレゾルバ対向部70aに貼付してもよい。また、実施の形態2では、輪状の第3輪状シールドテープ82を設けていたが、例えば図8に示すような中心角Aが90度の第3扇形シールドテープ82bを4個組み合わせて輪状にブレーキ部対向部62aに貼付してもよい。さらに、第1扇形シールドテープ80b、第2扇形シールドテープ81b及び第3扇形シールドテープ82bの中心角Aは他の任意の角度に形成されていてもよい。
また、実施の形態1及び2においては、輪状の第1輪状シールドテープ80及び輪状の第2輪状シールドテープ81を設けており、実施の形態2では、輪状の第3輪状シールドテープ82を設けていたが、これらのシールドテープに替えて図9に示すような帯状シールドテープ80cを任意に組み合わせて設けてもよい。
また、実施の形態1及び2における第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81と、実施の形態2における第3輪状シールドテープ82とは、アルミニウム箔と粘着性シートとを貼り合わせて形成されたシールドテープであったが、このシールドテープに限定されるものではない。例えば銅箔と粘着性シートとを貼り合わせて形成されたシールドテープ等の、他の種類のシールドテープを用いてもよい。
また、実施の形態1及び2における第1輪状シールドテープ80にはスリット80aが設けられ、第2輪状シールドテープ81にはスリット81aが設けられており、実施の形態2における第3輪状シールドテープ82はスリット82aが設けられていたが、スリット80a、スリット81a及びスリット82aは設けられていなくともよい。
また、実施の形態1においては、第1輪状シールドテープ80及び第2輪状シールドテープ81が設けられていたが、これらの第1,第2輪状シールドテープ80,81はいずれか一方が設けられていればよい。また、実施の形態2においては、第1輪状シールドテープ80、第2輪状シールドテープ81及び第3輪状シールドテープ82が設けられていたが、これらの第1,第2,第3輪状シールドテープ80,81,82は少なくとも1つが設けられていればよい。
また、実施の形態1及び2においては、サーボモータ10、11には回転センサとしてレゾルバ70が設けられていたが、例えば光学式エンコーダ等の、レゾルバ以外の任意の回転センサが設けられていてもよい。このような構成であっても、ステータコイル31から生じて回転センサの配線に侵入するノイズを低減し、回転センサの精度を向上させることができる。
また、実施の形態1においてはサーボモータ10に第1,第2輪状シールドテープ80,81が設けられ、実施の形態2においてはサーボモータ11に第1,第2,第3輪状シールドテープ80,81,82が設けられていたが、例えばステッピングモータ等の、サーボモータ以外の任意のモータに設けられていてもよい。
また、実施の形態1及び2においては、サーボモータ10、11はステータ30がモータコイルを構成するステータコイル31を有するモータであったが、ロータ50がモータコイルを有するモータであってもよいし、ステータ30及びロータ50の両方がモータコイルを有するモータであってもよい。
本発明による回転電機は、ケース内部に設けられたステータと、前記ケースに回転自在に設けられた回転軸と、前記ステータと同軸に設けられ、前記回転軸と共に回転自在に設けられたロータと、前記ステータ及び前記ロータの少なくとも一方に設けられたモータコイルと、前記回転軸の回転を検出する回転センサとを備え、前記モータコイルと前記回転センサとの間に、少なくとも1つのシールドテープが設けられるため、モータコイルから発生する磁束による回転センサの測定精度の低下を防止するとともに、回転電機全体を小型化することができる。
20 ケース
30 ステータ
31 ステータコイル(モータコイル)
40 回転軸
50 ロータ
70 レゾルバ(回転センサ)
80 第1輪状シールドテープ(シールドテープ)
81 第2輪状シールドテープ(シールドテープ)
82 第3輪状シールドテープ(シールドテープ)

Claims (4)

  1. ケース(20)内部に設けられたステータ(30)と、
    前記ケース(20)に回転自在に設けられた回転軸(40)と、
    前記ステータ(30)と同軸に設けられ、前記回転軸(40)と共に回転自在に設けられたロータ(50)と、
    前記ステータ(30)及び前記ロータ(50)の少なくとも一方に設けられたモータコイル(31)と、
    前記回転軸(40)の回転を検出する回転センサ(70)と
    を備え、
    前記モータコイル(31)と前記回転センサ(70)との間に、少なくとも1つのシールドテープ(80,81)が設けられることを特徴とする回転電機。
  2. 前記回転センサ(70)は、前記ステータ(30)及び前記ロータ(50)に対して前記回転軸(40)の延びる方向に設けられ、
    前記シールドテープ(80)は、前記モータコイル(31)の前記回転センサ(70)に対向する側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記モータコイル(31)と前記回転センサ(70)との間に、前記ロータ(50)を制動するブレーキ部(60)をさらに備え、
    前記少なくとも1つのシールドテープ(80)とは別のシールドテープ(82)が、前記ブレーキ部(60)の前記回転センサ(70)に対向する側にさらに設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記シールドテープ(80,81,82)は輪状に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機。
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