JP2021190904A - トラフィック制御方法、受信機、及び通信システム - Google Patents

トラフィック制御方法、受信機、及び通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】車両が複数のトラフィックを受信可能な通信環境において、優先度の高いトラフィックの送信が阻害されないトラフィック制御を実現する。【解決手段】経路を移動する車両に搭載された受信機は、経路の一部である区間及び区間における通信品質を対応づけたデータを格納する運行プロファイルを管理し、第1トラフィック、及び第1トラフィックより優先度が低い第2トラフィックを受信可能であって、運行プロファイルを参照して、通信品質が良好な区間を第2トラフィックの送信が可能な送信区間に決定するステップと、車両が送信区間に位置する場合、第1トラフィックの送信を阻害しないように第2トラフィックの送信を制御するための制御情報を生成するステップとを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、トラフィック制御に関する。
鉄道車両及び自動車等の車両の情報化の進展に伴い、ネットワークを介して情報コンテンツが車両へ配信されている。また、整備工場等で保守用PCを用いて行われてきた車両の機器のソフトウェア配信を、OTA(Over The Air)で行う機運が高まっている。この場合、コンテンツ配信用のトラフィック及びソフトウェア配信用のトラフィック等、種別が異なるトラフィックがネットワークを介して送信されることになる。
複数種類のトラフィックの送信を制御する技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1には、「基地局との間で無線通信を行い、基地局を介してネットワーク上のIP通信装置とTCP通信を行う移動機に設けられるTCPフロー制御装置に関する。TCPリンクモニタが、ネットワーク上のIP通信装置と移動機20に設けられたIP通信装置との間のTCP通信に用いる複数のTCPリンクのフローを監視し、TCPリンク毎のトラフィック量を計測する。TCPフロー制御部は、複数のTCPリンク中の各TCPリンクを優先トラフィック用TCPリンク、非優先トラフィック用TCPリンクのいずれかに特定し、総トラフィック量に対する優先トラフィック量の割合が所定の閾値を超えた場合には、非優先トラフィック用TCPリンクのトラフィック量を抑圧する。」ことが開示されている。
特開2011−176693号公報
複数種類のトラフィックがネットワークを介して送信される場合、一方のトラフィックの送信が他方のトラフィックの送信を阻害することがある。例えば、容量が大きいコンテンツ配信用のトラフィックの送信中に、ソフトウェア配信用のトラフィックを送信する場合、コンテンツ配信用のトラフィックの帯域を抑制する可能性がある。
また、通信品質が良好かつ十分なスループットが得られ、コンテンツ配信用及びソフトウェア配信用のトラフィックが共存できる場合であっても、車両の移動によるスループットの低下によって、コンテンツ配信用のトラフィックの帯域を抑制する可能性がある。
コンテンツ配信用のトラフィックの帯域が抑制された場合、トラフィック受信の遅延によって、車両が必要とする情報を取得できない可能性がある。例えば、コンテンツ配信用のトラフィックの受信遅延によって、情報の取得がコンテンツの表示タイミングに間に合わなくなる可能性がある。したがって、特許文献1に記載されているように、非優先トラフィック用TCPリンクのトラフィック量を抑制するだけでは、優先トラフィック用のTCPリンクのトラフィック量を十分に確保できない可能性がある。
本発明は、車両が複数種類のトラフィックを受信可能な通信環境において、優先度の高いトラフィックの送信を阻害しないトラフィック制御を実現する。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、任意の経路を移動する車両に搭載され、優先度が異なる複数種類のトラフィックを受信可能な受信機が実行するトラフィック制御方法であって、前記受信機は、演算装置、前記演算装置に接続される記憶装置、前記演算装置に接続されるネットワークインタフェースを有し、前記経路の一部である区間及び前記区間における通信品質を対応づけたデータを格納する運行プロファイルを管理し、第1トラフィック、及び前記第1トラフィックより優先度が低い第2トラフィックを受信可能であって、前記トラフィック制御方法は、前記受信機が、前記運行プロファイルを参照して、前記通信品質が良好な前記区間を、前記第2トラフィックの送信が可能な送信区間に決定する第1のステップと、前記受信機が、前記第2トラフィックの送信を制御するための制御情報を生成するトラフィック制限判定処理を実行する第2のステップと、を含み、前記トラフィック制限判定処理は、前記受信機が、前記車両が前記送信区間に位置する場合、前記第1トラフィックの送信を阻害しないように前記第2トラフィックの送信を制御するための前記制御情報を生成する第3のステップを含む。
本発明によれば、車両が複数種類のトラフィックを受信可能な通信環境において、優先度の高いトラフィックの送信が阻害されないトラフィック制御を実現できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
実施例1のトラフィック制御システムの構成の一例を示す図である。 実施例1の送信機の構成の一例を示す図である。 実施例1の受信機の構成の一例を示す図である。 実施例1の運行プロファイルのデータ構造の一例を示す図である。 実施例1のポリシ管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1の送信区間情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1のトラフィック制御情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1のトラフィック制御システムにおける処理の流れを説明するシーケンス図である。 実施例1の受信機が実行する送信区間決定処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1の受信機が実行する送信区間決定処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1の受信機が実行するトラフィック制限判定処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例2の受信機が実行するトラフィック制限判定処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例3の受信機が実行するトラフィック制限判定処理の一例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。ただし、本発明は以下に示す実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。以下に説明する発明の構成において、同一又は類似する構成又は機能には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」等の表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数又は順序を限定するものではない。図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、及び範囲等は、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、及び範囲等を表していない場合がある。したがって、本発明では、図面等に開示された位置、大きさ、形状、及び範囲等に限定されない。
実施例1では、鉄道車両へのトラフィック配信を例として説明する。ただし、自動車等の、他の車両におけるトラフィック配信についても本発明を適用することが可能である。実施例1では、トラフィックの優先度として「優先」及び「非優先」の二種類を設定する。ただし、トラフィックの優先度は三種類以上でもよい。実施例1では、各送信機は優先度が異なる一種類のトラフィックを送信しているが、一つの送信機が優先度が異なる複数のトラフィックを送信してもよい。
図1は、実施例1のトラフィック制御システムの構成の一例を示す図である。
トラフィック制御システムは、送信機101、102、ネットワーク103、及び車両104から構成される。送信機101、102は、ネットワーク103を介して車両104と接続する。ネットワーク103は、基地局及びコアネットワーク装置から構成され、例えば、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、及びインターネット等である。ネットワーク103の接続方式は無線であるものとする。ただし、ネットワーク103の接続方式は有線でもよい。
送信機101及び送信機102は、種別が異なるトラフィックを送信する。送信機101が送信するトラフィックの優先度は、送信機102が送信するトラフィックの優先度より低いものとする。本明細書では、送信機101が送信するトラフィックの優先度を「非優先」と定義し、送信機102が送信するトラフィックの優先度を「優先」と定義する。
車両104は、任意の経路(線路)を移動する。車両104は、無線通信機105及び受信機106を有する。なお、車両104は、駆動装置、カメラ、及びセンサ等、無線通信機105及び受信機106以外のハードウェアを有しているが説明の簡単のために省略している。また、車両104は、車両104全体を制御する制御部を有しているが説明の簡単のために省略している。
無線通信機105は、ネットワーク103及び受信機106と接続し、送信機101、102との間で通信を行う。無線通信機105は、ネットワーク103と接続するネットワークインタフェースと、受信機106に接続するインタフェースとを備える。無線通信機105及び受信機106は、直接又はネットワークを介して接続される。無線通信機105及び受信機106を接続するネットワークの接続方式は有線又は無線のいずれでもよい。
送信機101、102が送信したトラフィックは、ネットワーク103及び無線通信機105を介して、受信機106が受信する。
図2は、実施例1の送信機101の構成の一例を示す図である。
送信機101は、CPU201、ネットワークインタフェース202、主記憶装置203、及び副記憶装置204を有する。送信機101は、入力装置及び出力装置に接続するための入出力インタフェースを有してもよい。なお、入力装置はキーボード、マウス、及びタッチパネル等を含み、出力装置はディスプレイ及びプリンタ等を含む。
CPU201は、各種演算処理を実行する。CPU201は、主記憶装置203に格納されるプログラムを実行することによって、特定の機能を実現する機能部(モジュール)として動作する。
なお、本明細書において「送信機101の処理又は指示」等の表現は、送信機101が有するCPU201がプログラムにしたがって実行する処理を意味するものである。
ネットワークインタフェース202は、ネットワークを介して外部装置と通信するためのインタフェースである。
主記憶装置203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の記憶装置であり、CPU201が実行するプログラム及びプログラムが使用する情報を格納する。主記憶装置203は、プログラムが一時的に使用するワークエリアとしても利用される。
副記憶装置204は、HDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)等のデータを永続的に格納する記憶装置である。なお、主記憶装置203に格納されるプログラム及び情報は、副記憶装置204に格納されてもよい。この場合、CPU201は、副記憶装置204からプログラム及び情報を読み出し、主記憶装置203にロードする。
主記憶装置203は、トラフィック制御情報211及びポリシ情報212を格納し、また、図示しない、トラフィックの送信等を制御する機能部(例えば、送受制御部)を実現するプログラムを格納する。
トラフィック制御情報211は、受信機106から送信される情報であって、トラフィック制御を実行するためのパラメータ等を格納する。ポリシ情報212は、トラフィックの優先度を示す値を格納する。
送信機102のハードウェア構成は送信機101と同一である。送信機102のソフトウェア構成は、トラフィック制御情報211を含まない点が送信機101のソフトウェア構成と異なる。
図3は、実施例1の受信機106の構成の一例を示す図である。
受信機106は、CPU301、ネットワークインタフェース302、主記憶装置303、及び副記憶装置304を有する。受信機106は、入力装置及び出力装置に接続するための入出力インタフェースを有してもよい。
CPU301、ネットワークインタフェース302、主記憶装置303、及び副記憶装置304は、CPU201、ネットワークインタフェース202、主記憶装置203、及び副記憶装置204と同様のハードウェアである。
なお、本明細書において「受信機106の処理又は指示」等の表現は、受信機106が有するCPU301がプログラムにしたがって実行する処理を意味するものである。
主記憶装置303は、運行プロファイル311、ポリシ管理情報312、送信区間情報313、送信区間決定プログラム321、及びトラフィック制限判定プログラム322を格納する。各情報の構成及びプログラムが実行する処理の詳細は後述する。
図4は、実施例1の運行プロファイル311のデータ構造の一例を示す図である。
運行プロファイル311は、ID401、時間402、運行状態403、場所404、及び通信品質405から構成されるエントリを格納する。経路を一部である一つの区間に対して一つのエントリが存在する。
ID401は、区間の識別情報を格納するフィールドである。
時間402は、時間範囲を格納するフィールドである。時間範囲は、区間を特定する情報の一例である。
運行状態403は、区間における車両104の運行状態を示す値を格納する。具体的には、「走行」及び「停車」のいずれかが運行状態403に格納される。
場所404は、位置情報を格納するフィールドである。例えば、道路の名称、建物の名称、及びGPS値等が格納される。位置情報は、区間を特定する情報の一例である。
通信品質405は、車両104が区間に位置している時の無線通信の品質を示す情報を格納する。通信品質405には、区間における通信品質の平均値が格納される。通信品質を表す値としては、例えば、RSRP(Reference Signal Received Power)及びCQI(Channel Quality Indicator)等が考えられる。本実施例では、区間におけるRSRPの平均値が通信品質405に格納される。
なお、図4に示す運行プロファイル311は、区間を特定する情報として、時間範囲及び位置情報の両方を含んでいるが、いずれか一方のみを含んでもよい。
なお、時間範囲及び位置情報のいずれかを区間を特定する情報として用いてもよい。例えば、区間を特定する情報として時間範囲を用いた場合、場所404は、区間に対応する時間範囲における車両104の位置を示す情報として扱われる。区間を特定する情報として位置情報を用いた場合、時間402は、区間に対応する位置に車両104が存在した時間範囲を示す情報として扱われる。
図5は、実施例1のポリシ管理情報312のデータ構造の一例を示す図である。
ポリシ管理情報312は、送信元501及び優先度502から構成されるエントリを格納する。一つのポリシ情報212に対して一つのエントリが存在する。
送信元501は、トラフィックを送信する送信機を特定するための情報を格納するフィールドである。本実施例の送信元501には送信機のIPアドレスが格納される。
優先度502は、トラフィックの優先度を示す情報を格納するフィールドである。本実施例の優先度502には「優先」及び「非優先」のいずれかが格納される。なお、トラフィックの優先度を三種類以上の場合、優先度502には優先度を示す数値等が格納される。
図6は、実施例1の送信区間情報313のデータ構造の一例を示す図である。
送信区間情報313は、ID601及び送信区間フラグ602から構成されるエントリを格納する。一つの区間に対して一つのエントリが存在する。ID601はID401と同一のフィールドである。
送信区間フラグ602は、ID601に対応する区間が、優先度が「非優先」のトラフィックの送信が許可される送信区間であるか否かを示す値を格納するフィールドである。送信区間に該当する場合、送信区間フラグ602には「1」が格納され、送信区間に該当しない場合、送信区間フラグ602には「0」が格納される。
図6に示す送信区間情報313は、ID601が「4」から「8」の各区間が送信区間として設定されていることを示す。
図7は、実施例1のトラフィック制御情報211のデータ構造の一例を示す図である。
トラフィック制御情報211は、優先度701、上限レート702、及び有効期限703から構成される。
優先度701は、制御対象のトラフィックの優先度を示す情報を格納するフィールドである。上限レート702は、制御対象のトラフィックに対する上限レートを格納するフィールドである。有効期限703は、トラフィック制御情報211の有効期限を格納するフィールドである。
なお、トラフィック制御情報211は有効期限703を含まなくてもよい。
なお、図7に示すトラフィック制御情報211は一例であってこれに限定されない。トラフィック制御に必要なパラメータ等を格納する情報であればよい。
図8は、実施例1のトラフィック制御システムにおける処理の流れを説明するシーケンス図である。
受信機106は、運行プロファイル311を生成する(ステップS801)。
具体的には、受信機106は、一日の車両104の運行状態及び通信品質を取得することによって運行プロファイル311を生成する。そして、運行プロファイル311は、送信区間決定処理及びトラフィック制限判定処理等で使用される。
なお、運行情報は制御部及びセンサ等から取得できる。また、通信品質は、無線通信機105によって計測される。このとき、テスト用のトラフィックを用いて通信品質が計測されてもよい。
なお、受信機106は、複数日、運行状態及び通信品質を取得し、各日の計測結果を用いて運行プロファイル311を生成してもよい。例えば、受信機106は、ある区間の各日のRSRPを用いて平均値を算出し、当該区間の通信品質として当該平均値を設定する。また、受信機106は、曜日毎に運行プロファイル311を生成してもよい。この場合、受信機106は、現在の曜日に対応する運行プロファイル311を用いて送信区間決定処理及びトラフィック制限判定処理等を実行する。
なお、受信機106は、一定の周期、例えば、一日おきに運行プロファイル311を生成するものとする。
なお、受信機106は、送信機101、102との接続前に運行プロファイル311を生成しているが、送信機101、102との接続後に運行プロファイル311を生成してもよい。
なお、運行プロファイル311は受信機106が生成しなくてもよい。この場合、シミュレーション及びユーザ入力等によって生成された運行プロファイル311が受信機106に入力される。
次に、受信機106は、送信機101、102と接続する(ステップS802、S803)。
送信機101、102は、それぞれ、受信機106にポリシ情報を送信する(ステップS804、S805)。
なお、一つの送信機が他の送信機のトラフィックの優先度を管理している場合、当該送信機のみがポリシ情報を送信すればよい。
次に、受信機106は送信区間決定処理を実行する(ステップS806)。具体的には、受信機106のCPU301が送信区間決定プログラム321を実行する。ここで、図9及び図10を用いて、送信区間決定処理について説明する。
図9及び図10は、実施例1の受信機106が実行する送信区間決定処理の一例を説明するフローチャートである。図9に示す送信区間決定処理では、各区間の通信品質に基づいて送信区間が決定される。図10に示す送信区間決定処理では、各区間の通信品質及び位置情報に基づいて送信区間が決定される。
まず、図9の送信区間決定処理について説明する。
CPU301は、主記憶装置303に格納される運行プロファイル311を取得する(ステップS901)。このとき、CPU301は、送信区間情報313を初期化し、また、区間を示す変数nに初期値「0」を設定する。具体的には、CPU301は、送信区間情報313に、運行プロファイル311に含まれる区間の数と同数のエントリを生成し、各エントリのID601に区間の識別情報を設定する。なお、変数nは0からN−1までの値である。Nは運行プロファイル311のエントリの数を表す。
次に、CPU301は、区間のループ処理を開始する(ステップS902)。具体的には、CPU301は変数nに対応する区間を選択する。
次に、CPU301は、区間nにおける通信品質が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS903)。
例えば、CPU301は、運行プロファイル311を参照して、ID401が区間nから区間n+kまでのエントリの通信品質405に格納されるRSRPを用いてRSRPの平均値を算出し、当該平均値が閾値以上であるか否かを判定する。ここで、kはRSRPの瞬時変動を排除するための平均化処理を実現するためのパラメータであり、0以上の整数である。また、閾値は予め設定されている。
区間nにおける通信品質が閾値より小さい場合、CPU301は、送信区間情報313の区間nに対応するエントリの送信区間フラグ602に「0」を設定し(ステップS904)、その後、ステップS906に進む。
区間nにおける通信品質が閾値以上の場合、CPU301は、送信区間情報313の区間nに対応するエントリの送信区間フラグ602に「1」を設定し(ステップS905)、その後、ステップS906に進む。
ステップS906では、CPU301は、全ての区間について処理が完了したか否かを判定する(ステップS906)。具体的には、nがN−1に一致するか否かが判定される。
全ての区間について処理が完了していない場合、CPU301は、変数nを1インクリメントし、その後、ステップS902に戻る。
全ての区間について処理が完了した場合、CPU301は送信区間決定処理を終了する。
このように、受信機106は、通信品質(RSRPの平均値)が閾値以上の区間、すなわち、無線帯域に余裕がある区間を送信区間に設定する。これによって、優先度が高いトラフィックへの影響を抑制しつつ、非優先トラフィックを送信することができる。
次に、図10の送信区間決定処理について説明する。
CPU301は、主記憶装置303に格納される運行プロファイル311を取得する(ステップS1001)。ステップS1001の処理はステップS901の処理と同一である。
CPU301は、区間のループ処理を開始する(ステップS1002)。ステップS1002の処理はステップS902の処理と同一である。
次に、CPU301は、区間nに対応する場所が車両基地であるか否かを判定する(ステップS1003)。
具体的には、CPU301は、運行プロファイル311を参照し、区間nに対応するエントリの場所404に車両基地を示す情報が格納されているか否かを判定する。
区間nに対応する場所が車両基地である場合、CPU301は、送信区間情報313の区間nに対応するエントリの送信区間フラグ602に「1」を設定し(ステップS1006)、その後、ステップS1007に進む。
区間nに対応する場所が車両基地でない場合、CPU301は、区間nにおける通信品質が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1004)。ステップS1004の処理はステップS903の処理と同一である。
区間nにおける通信品質が閾値より小さい場合、CPU301は、送信区間情報313の区間nに対応するエントリの送信区間フラグ602に「0」を設定し(ステップS1005)、その後、ステップS1007に進む。
区間nにおける通信品質が閾値以上の場合、CPU301は、送信区間情報313の区間nに対応するエントリの送信区間フラグ602に「1」を設定し(ステップS1006)、その後、ステップS1007に進む。
ステップS1007の処理はステップS906の処理と同一である。
全ての区間について処理が完了していない場合、CPU301は、変数nを1インクリメントし、その後、ステップS1002に戻る。
全ての区間について処理が完了した場合、CPU301は送信区間決定処理を終了する。
このように、受信機106は、車両104のメンテナンスが行われる車両基地に対応する区間と、通信品質(RSRPの平均値)が閾値以上の区間とを送信区間に設定する。優先度の高いトラフィックを優先して送信する必要がない、車両基地に対応する区間を送信区間に設定することによって、効率的に優先度が低いトラフィックを送信することができる。
以上が送信区間決定処理の説明である。図8の説明に戻る。
受信機106は、送信区間情報313が生成された後、トラフィック制限判定処理を周期的に実行し(ステップS811、S814、S817)、制御対象のトラフィックを送信する送信機101に、処理結果としてトラフィック制御情報211を送信する(ステップS812、S815、S818)。具体的には、受信機106のCPU301がトラフィック制限判定プログラム322を実行する。ここで、図11を用いて、トラフィック制限判定処理について説明する。
図11は、実施例1の受信機106が実行するトラフィック制限判定処理の一例を説明するフローチャートである。
CPU301は、車両104の現在位置する区間を特定する(ステップS1101)。
例えば、CPU301は、制御部及びセンサ等から時刻情報又は位置情報を取得し、運行プロファイル311の時間402又は場所404と比較することによって車両104が現在位置する区間を特定する。
次に、CPU301は、送信区間情報313を参照して、特定された区間が送信区間であるか否かを判定する(ステップS1102)。
特定された区間が送信区間でないと判定された場合、CPU301は、トラフィック完全制限状態に設定するためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1103)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1109)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
ここでは、優先度701に「非優先」が設定され、上限レート702に「0」が設定されたトラフィック制御情報211が生成される。CPU301は、現在の時刻を基準に有効期限を算出し、有効期限703に算出された時刻を設定する。なお、トラフィック完全制限状態は、制御対象のトラフィックの上限レートが0になるように制御される状態を表す。
特定された区間が送信区間であると判定された場合、CPU301は、制御対象のトラフィックを送信する送信機がトラフィック完全制限状態であるか否かを判定する(ステップS1104)。
例えば、CPU301は、前回送信したトラフィック制御情報211の上限レート702が0であるか否かを判定する。
制御対象のトラフィックを送信する送信機がトラフィック完全制限状態である場合、CPU301は、上限レートを増加させるためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1108)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1109)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
ここでは、優先度701に「非優先」が設定され、上限レート702に0より大きい値が設定されたトラフィック制御情報211が生成される。CPU301は、現在の時刻を基準に有効期限を算出し、有効期限703に算出された時刻を設定する。なお、上限レートの増加量は、一定値でもよいし、現在の上限レートに対する比率でもよい。
制御対象のトラフィックを送信する送信機がトラフィック完全制限状態でない場合、CPU301は、優先度の高いトラフィックが現在送信されているか否かを判定する(ステップS1105)。
優先度の高いトラフィックが現在送信されていない場合、CPU301は、上限レートを増加させるためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1108)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1109)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
優先度の高いトラフィックが現在送信されている場合、CPU301は、優先度の高いトラフィックのスループットが低下しているか否かを判定する(ステップS1106)。これは、制御対象のトラフィックの送信によって、優先度の高いトラフィックの送信が阻害されていないか否かを判定するための処理である。
実施例1の受信機106は、周期的に、受信するトラフィックのスループットを計測し、計測結果を主記憶装置303に格納している。CPU301は、最新のスループットと、時系列が一つ前のスループットを比較することによって、優先度の高いトラフィックのスループットが低下しているか否かを判定する。なお、前述の判定方法は一例であってこれに限定されない。
優先度の高いトラフィックのスループットが低下していない場合、CPU301は、上限レートを増加させるためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1108)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1109)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
優先度の高いトラフィックのスループットが低下している場合、CPU301は、上限レートを減少させるためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1107)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1109)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
ここでは、優先度701に「非優先」が設定され、上限レート702に前回の上限レートより小さい値が設定されたトラフィック制御情報211が生成される。CPU301は、現在の時刻を基準に有効期限を算出し、有効期限703に算出された時刻を設定する。なお、上限レートの減少量は、一定値でもよいし、現在の上限レートに対する比率でもよい。
なお、CPU301は、ステップS1101の処理の実行後、特定された区間に対応する車両104の位置が車両基地であるか否かを判定してもよい。送信区間に対応する車両104の位置が車両基地である場合、CPU301は、上限レート702にNULL値又は無限大が設定されたトラフィック制御情報211を生成する。この場合、送信機101は、トラフィック制御を実行することなく、トラフィックを送信する。送信区間に対応する車両104の位置が車両基地でない場合、CPU301は、ステップS1102に進む。
以上のように、受信機106は、送信区間において、優先度の高いトラフィックのスループットが低下しないように、制御対象のトラフィックの送信を制御する。これによって、優先度の高いトラフィックの送信への影響を抑制できる。
リアルタイムなスループットの計測値を用いたトラフィック制御の方式では、スループットの低下が検知されるまでトラフィック制御が行われない。一方、実施例1のトラフィック制御システムは、送信区間において、優先度の高いトラフィックのスループットを確認しながら優先度の低いトラフィックの上限レートを制御する。これによって、従来の方式より、優先度の高いトラフィックの送信への影響を抑制できる。
以上がトラフィック制限判定処理の説明である。図8の説明に戻る。
トラフィック制御情報211が送信されない送信機102は、任意のタイミングでトラフィックの送信を開始し(ステップS813)、また、任意のタイミングでトラフィックの送信を終了する(ステップS819)。
一方、トラフィック制御情報211が送信された送信機101は、トラフィック制御情報211に基づいて、トラフィックシェーピング等のレート制御を実行しながら、トラフィックの送信を開始する(ステップS816)。
ステップS811のトラフィック制限判定処理では、受信機106は、車両104の区間が送信区間ではないと判定し、トラフィック完全制限状態に設定するためのトラフィック制御情報211を送信機101に送信する。この場合、送信機101はトラフィックのレートが0となるように制御する。すなわち、送信機101からはトラフィックは送信されない。
ステップS814のトラフィック制限判定処理では、受信機106は、車両104の区間が送信区間であり、トラフィック完全制限状態であるため、上限レートを増加させるためのトラフィック制御情報211を送信機101に送信する。
例えば、上限レート702が「1Mbps」に設定されたトラフィック制御情報211が送信される。この場合、送信機101は、上限レートを1Mbpsに制限しながらトラフィックを送信する。
ステップS814のトラフィック制限判定処理では、受信機106は、車両104の区間が送信区間であり、優先度の高いトラフィックが送信中であるため、当該トラフィックのスループットが低下しているか否かを判定する。トラフィックのスループットが低下していないと判定された場合、受信機106は、上限レートを増加させるためのトラフィック制御情報211を送信機101に送信する。
例えば、上限レート702が「2Mbps」に設定されたトラフィック制御情報211が送信される。この場合、送信機101は、上限レートを2Mbpsに制限しながらトラフィックを送信する。
トラフィック制御は送信機101が行うものとしたが、受信機106が実行してもよい。例えば、受信機106は、TCP受信ウィンドウ制御にて上限レートを調整する。この場合、受信機106は、トラフィック制御情報211を送信機に送信することなく主記憶装置303に格納する。
実施例1によれば、複数種類のトラフィックを受信可能な通信環境において、車両104の運行に合わせて、優先度の高いトラフィックの送信を阻害しないトラフィック制御を実現できる。
実施例2では、受信機106は、車両104の運行中の通信品質をリアルタイムに監視し、リアルタイムな通信品質を考慮してトラフィックの送信を制御する。以下、実施例1との差異を中心に実施例2について説明する。
実施例2のトラフィック制御システムの構成は実施例1の構成と同一である。実施例2の送信機101、102及び受信機106の構成は実施例1の構成と同一である。実施例2のトラフィック制御システムの処理の流れは実施例1の処理の流れと同一である。実施例2の送信区間決定処理は実施例1の処理と同一である。
実施例2のトラフィック制限判定処理は、実施例1の処理と一部異なる。図12は、実施例2の受信機106が実行するトラフィック制限判定処理の一例を説明するフローチャートである。
ステップS1106において、優先度の高いトラフィックのスループットが低下していない場合、CPU301は、現在の通信品質が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1151)。
例えば、CPU301は、現在のRSRPを算出し、RSRPが閾値以上であるか否かを判定する。閾値は予め設定されている。なお、閾値は、送信区間決定処理で用いた閾値と同一でもよいし、また、異なっていてもよい。
現在の通信品質が閾値以上の場合、CPU301はステップS1108に進む。現在の通信品質が閾値より小さい場合、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
その他の処理は実施例1と同一であるため、詳細な説明は省略する。
実施例2のトラフィック制限判定処理では、送信区間であっても、リアルタイムな通信品質を考慮して上限レートが設定される。時々刻々と変動する通信品質にあわせてトラフィック制御を行うことによって、優先度の高いトラフィックのスループットの影響をより抑制できる。
以上のように、実施例2によれば、複数種類のトラフィックを受信可能な通信環境において、車両104の運行及びリアルタイムな通信品質に合わせて、優先度の高いトラフィックの配信を阻害しないトラフィック制御を実現できる。
実施例3では、運行プロファイル311及び送信区間情報313を用いずに、リアルタイムに取得された情報を用いたトラフィック制御を実現する。以下実施例1との差異を中心に実施例3について説明する。
実施例3のトラフィック制御システムの構成は実施例1の構成と同一である。実施例3の送信機101、102の構成は実施例1の構成と同一である。実施例3の受信機106のハードウェア構成は実施例1と同一である。実施例3では、受信機106が運行プロファイル311及び送信区間情報313を保持していない点が実施例1と異なる。
また、実施例3では、受信機106は送信フラグを管理する。送信フラグは、優先度の高いトラフィックが送信されていることを示すフラグである。送信フラグが「1」の場合、優先度の高いトラフィックが送信されていることを示し、送信フラグが「0」の場合、優先度の高いトラフィックが送信されていないことを示す。送信フラグの初期値は「0」に設定される。
受信機106は、優先度の高いトラフィックの受信を検知した場合、送信フラグが「0」であるか否かを判定する。送信フラグが「0」の場合、受信機106は送信フラグを「1」に更新する。また、受信機106は、優先度の高いトラフィックの送信終了を検知した場合、送信フラグが「1」であるか否かを判定する。送信フラグが「1」の場合、受信機106は送信フラグを「0」に更新する。
実施例3のトラフィック制御システムの処理の流れは、実施例1の処理の流れと一部異なる。具体的には、実施例3では、受信機106は運行プロファイル311を生成しない。また、実施例3では、受信機106は送信区間決定処理を実行しない。
実施例3のトラフィック制限判定処理は実施例1と異なる。図13は、実施例3の受信機106が実行するトラフィック制限判定処理の一例を説明するフローチャートである。
CPU301は、車両104の現在の位置を特定する(ステップS1301)。
例えば、CPU301は、制御部及びセンサ等から取得された位置情報に基づいて車両104の現在の位置を特定する。
次に、CPU301は、車両104が車両基地にあるか否かを判定する(ステップS1302)。
例えば、CPU301は、車両104の位置情報と地図情報とを比較することによって車両104が車両基地にあるか否かを判定する。
車両104が車両基地にある場合、CPU301は、制限解除状態に設定するためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1303)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1312)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
ここでは、優先度701に「非優先」が設定され、上限レート702にNULL値又は無限大が設定されたトラフィック制御情報211が生成される。CPU301は、現在の時刻を基準に有効期限を算出し、有効期限703に算出された時刻を設定する。なお、制限解除状態は、制御対象のトラフィックの上限レートを設けない状態を表す。
車両104が車両基地にない場合、CPU301は、優先度の高いトラフィックが現在送信されているか否かを判定する(ステップS1304)。ステップS1304の処理はステップS1105の処理と同一である。なお、CPU301は送信フラグを用いた判定を実行してもよい。
優先度の高いトラフィックが現在送信されていない場合、CPU301は、制限解除状態に設定するためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1303)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1312)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
優先度の高いトラフィックが現在送信されている場合、CPU301は、送信フラグが0から1に更新されたか否かを判定する(ステップS1305)。送信フラグが0から1に更新されたことは、前回のトラフィック制限判定処理の終了から今回のトラフィック制限判定処理の開始までの間に、優先度の高いトラフィックの送信が開始されたことを示す。
送信フラグが0から1に更新された場合、CPU301は、トラフィック完全制限状態に設定するためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1306)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1312)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
ステップS1306の処理はステップS1103の処理と同一である。
送信フラグが0から1に更新されていない場合、CPU301は、制御対象のトラフィックを送信する送信機がトラフィック完全制限状態であるか否かを判定する(ステップS1307)。
ステップS1307の処理はステップS1104の処理と同一である。
制御対象のトラフィックを送信する送信機がトラフィック完全制限状態である場合、CPU301は、上限レートを増加させるためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1311)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1312)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
ステップS1311の処理はステップS1108の処理と同一である。
制御対象のトラフィックを送信する送信機がトラフィック完全制限状態でない場合、CPU301は、優先度の高いトラフィックのスループットが低下しているか否かを判定する(ステップS1308)。
ステップS1308の処理はステップS1106の処理と同一である。
優先度の高いトラフィックのスループットが低下している場合、CPU301は、上限レートを減少させるためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1309)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1312)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
ステップS1309の処理はステップS1107の処理と同一である。
優先度の高いトラフィックのスループットが低下していない場合、CPU301は、現在の通信品質が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1310)。
ステップS1310の処理はステップS1151の処理と同一である。
現在の通信品質が閾値以上の場合、CPU301は、上限レートを増加させるためのトラフィック制御情報211を生成し(ステップS1311)、制御対象のトラフィックを送信する送信機にトラフィック制御情報211を送信する(ステップS1312)。その後、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
現在の通信品質が閾値より小さい場合、CPU301はトラフィック制限判定処理を終了する。
実施例3によれば、複数種類のトラフィックを受信可能な通信環境において、リアルタイムに取得された情報を用いたトラフィック制御を実現する。経路が定まっていないケース、又は、日によって運行状況が変動するケースに対応できるという利点がある。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成に追加、削除、置換することが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Python、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することによって、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納し、コンピュータが備えるプロセッサが当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
上述の実施例において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
101、102 送信機
103 ネットワーク
104 車両
105 無線通信機
106 受信機
201、301 CPU
202、302 ネットワークインタフェース
203、303 主記憶装置
204、304 副記憶装置
211 トラフィック制御情報
212 ポリシ情報
311 運行プロファイル
312 ポリシ管理情報
313 送信区間情報
321 送信区間決定プログラム
322 トラフィック制限判定プログラム

Claims (15)

  1. 任意の経路を移動する車両に搭載され、優先度が異なる複数種類のトラフィックを受信可能な受信機が実行するトラフィック制御方法であって、
    前記受信機は、
    演算装置、前記演算装置に接続される記憶装置、前記演算装置に接続されるネットワークインタフェースを有し、
    前記経路の一部である区間及び前記区間における通信品質を対応づけたデータを格納する運行プロファイルを管理し、
    第1トラフィック、及び前記第1トラフィックより優先度が低い第2トラフィックを受信可能であって、
    前記トラフィック制御方法は、
    前記受信機が、前記運行プロファイルを参照して、前記通信品質が良好な前記区間を、前記第2トラフィックの送信が可能な送信区間に決定する第1のステップと、
    前記受信機が、前記第2トラフィックの送信を制御するための制御情報を生成するトラフィック制限判定処理を実行する第2のステップと、を含み、
    前記トラフィック制限判定処理は、前記受信機が、前記車両が前記送信区間に位置する場合、前記第1トラフィックの送信を阻害しないように前記第2トラフィックの送信を制御するための前記制御情報を生成する第3のステップを含むことを特徴とするトラフィック制御方法。
  2. 請求項1に記載のトラフィック制御方法であって、
    前記トラフィック制限判定処理は、前記受信機が、前記車両が前記送信区間以外の区間に位置する場合、前記第2トラフィックが送信されないように制御するための前記制御情報を生成するステップを含むことを特徴とするトラフィック制御方法。
  3. 請求項1に記載のトラフィック制御方法であって、
    前記第3のステップは、
    前記受信機が、現在の通信品質を計測するステップと、
    前記受信機が、前記現在の通信品質が閾値以上の場合、前記第2トラフィックの上限レートを増加させるための前記制御情報を生成するステップと、を含むことを特徴とするトラフィック制御方法。
  4. 請求項1に記載のトラフィック制御方法であって、
    前記第3のステップは、前記受信機が、前記第1トラフィックが送信されていない場合、前記第2トラフィックの上限レートを増加させるための前記制御情報を生成するステップを含むことを特徴とするトラフィック制御方法。
  5. 請求項1に記載のトラフィック制御方法であって、
    前記第3のステップは、
    前記受信機が、前記第1トラフィック及び前記第2トラフィックが送信されている場合、現在送信中の前記第1トラフィックのスループットを計測するステップと、
    前記受信機が、前記第1トラフィックのスループットの低下を検知した場合、前記第2トラフィックの上限レートを減少させるための前記制御情報を生成するステップと、を含むことを特徴とするトラフィック制御方法。
  6. 請求項1に記載のトラフィック制御方法であって、
    前記トラフィック制限判定処理は、前記受信機が、前記車両のメンテナンスが行われる場所に対応する区間に位置する場合、前記第2トラフィックの上限レートが制限されないように制御するための前記制御情報を生成するステップを含むことを特徴とするトラフィック制御方法。
  7. 請求項1に記載のトラフィック制御方法であって、
    前記第2のステップは、前記受信機が周期的に前記トラフィック制限判定処理を実行するステップを含むことを特徴とするトラフィック制御方法。
  8. 請求項1に記載のトラフィック制御方法であって、
    前記運行プロファイルに格納される前記データは、時間及び位置の少なくともいずれかを前記区間を指定する情報として含むことを特徴とするトラフィック制御方法。
  9. 任意の経路を移動する車両に搭載され、優先度が異なる複数種類のトラフィックを受信可能な受信機であって、
    演算装置、前記演算装置に接続される記憶装置、前記演算装置に接続されるネットワークインタフェースを備え、
    前記ネットワークインタフェースを介して、第1トラフィックを送信する第1送信機、及び前記第1トラフィックより優先度が低い第2トラフィックを送信する第2送信機と接続し、
    前記記憶装置は、前記経路の一部である区間及び前記区間における通信品質を対応づけたデータを格納する運行プロファイルを格納し、
    前記演算装置は、
    前記運行プロファイルを参照して、前記通信品質が良好な区間を、前記第2トラフィックの送信が可能な送信区間に決定し、
    前記車両が前記送信区間に位置する場合、前記第1トラフィックの送信を阻害しないように前記第2トラフィックの送信を制御するための第1制御情報を生成し、
    前記車両が前記送信区間以外の区間に位置する場合、前記第2トラフィックが送信されないように制御するための第2制御情報を生成することを特徴とする受信機。
  10. 請求項9に記載の受信機であって、
    前記演算装置は、
    前記車両が前記送信区間に位置する場合、現在の通信品質を計測し、
    前記現在の通信品質が閾値以上の場合、前記第2トラフィックの上限レートを増加させるための前記第1制御情報を生成することを特徴とする受信機。
  11. 請求項9に記載の受信機であって、
    前記演算装置は、
    前記車両が前記送信区間に位置する場合、前記第1トラフィックが送信されているか否かを判定し、
    前記第1トラフィックが送信されていない場合、前記第2トラフィックの上限レートを増加させるための前記第1制御情報を生成することを特徴とする受信機。
  12. 請求項9に記載の受信機であって、
    前記演算装置は、
    前記車両が前記送信区間に位置し、かつ、前記第1トラフィック及び前記第2トラフィックが送信されている場合、現在送信中の前記第1トラフィックのスループットを計測し、
    前記第1トラフィックのスループットの低下を検知した場合、前記第2トラフィックの上限レートを減少させるための前記第1制御情報を生成することを特徴とする受信機。
  13. 請求項9に記載の受信機であって、
    前記演算装置は、前記車両のメンテナンスが行われる場所に対応する区間に位置する場合、前記第2トラフィックの上限レートが制限されないように制御するための第3制御情報を生成することを特徴とする受信機。
  14. 請求項9に記載の受信機であって、
    前記運行プロファイルに格納される前記データは、時間及び位置の少なくともいずれかを前記区間を指定する情報として含むことを特徴とする受信機。
  15. 任意の経路を移動し、トラフィックを受信する受信機を搭載した車両と、前記トラフィックを送信する複数の通信装置とを有する通信システムであって、
    前記複数の通信装置は、第1トラフィックを送信する第1通信装置と、前記第1トラフィックより優先度が低い第2トラフィックを送信する第2通信装置とを含み、
    前記受信機は、
    前記経路の一部である区間及び前記区間における通信品質を対応づけたデータを格納する運行プロファイルを格納する記憶部と、
    前記運行プロファイルを参照して、前記通信品質が良好な前記区間を、前記第2トラフィックの送信が可能な送信区間に決定する送信区間決定部と、
    前記第2トラフィックの送信を制御するための制御情報を生成し、前記複数の通信装置に送信する判定部と、を有し、
    前記判定部は、
    前記車両が前記送信区間に位置する場合、前記第1トラフィックの送信を阻害しないように前記第2トラフィックの送信を制御するための前記制御情報を生成し、前記第2通信装置に送信し、
    前記車両が前記送信区間以外の区間に位置する場合、前記第2トラフィックが送信されないように制御するための前記制御情報を生成し、前記第2通信装置に送信することを特徴とする通信システム。
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