JP2021190044A - 制御プログラム、および情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷パラメータに従った印刷処理を好適に実行する。【解決手段】PC10において、制御プログラム30がMFP50から画像データを取得すると、その画像データに、印刷処理に用いられる印刷パラメータを付加する。そして、制御プログラム30は、印刷パラメータが付加された画像データをデータ記憶領域34に記憶する。また、画像の印刷処理実行時に、印刷対象の画像の画像データに印刷パラメータが付加されている場合に、制御プログラム30は、画像データに付加されている印刷パラメータに従った印刷指示を出力し、印刷対象の画像の画像データに印刷パラメータが付加されていない場合に、制御プログラム30は、デフォルトの印刷パラメータに従った印刷指示を出力する。これにより、印刷パラメータに従った印刷処理を好適に実行することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷処理を実行するための情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラム等に関する。
画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータは、通常、下記特許文献に記載されているように、印刷処理が実行される直前に設定されて、その設定された印刷パラメータに従って印刷処理が実行される。
特開2019−207365号公報
本発明は、印刷パラメータに従った印刷処理を好適に実行することを課題とする。
上記課題を解決するために、実施例に開示する制御プログラムは、情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、前記コンピュータを、画像データを取得する第1取得手段と、対象画像パラメータを決定する決定手段と、して機能させ、前記対象画像パラメータは、前記第1取得手段により取得された画像データに基づく画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータであり、前記決定手段により決定された対象画像パラメータを、前記第1取得手段により取得された画像データに付加する付加手段と、して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するために、実施例に開示する制御プログラムは、情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、前記コンピュータを、印刷対象とする画像である対象画像の画像データに、当該対象画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータである対象画像パラメータが付加されている場合に、前記対象画像パラメータに従った印刷指示を出力し、前記対象画像の画像データに前記対象画像パラメータが付加されていない場合に、前記制御プログラムに対して設定されている印刷パラメータに従った印刷指示を出力する第1出力手段として機能させることを特徴とする。
実施例に開示する制御プログラム等では、印刷対象とする画像の画像データに印刷パラメータが付加されている場合に、印刷パラメータに従った印刷指示が出力され、印刷対象とする画像の画像データに印刷パラメータが付加されていない場合に、制御プログラムに対して設定されている印刷パラメータに従った印刷指示が出力される。これにより、印刷パラメータに従った印刷処理を好適に実行することができる。
通信システム1のブロック図である。 制御プログラム30のフローチャートを示す図である。 制御プログラム30のフローチャートを示す図である。 制御プログラム30のフローチャートを示す図である。 制御プログラム30のフローチャートを示す図である。 制御プログラム30のフローチャートを示す図である。 ホーム画面100を示す図である。 スキャン実行画面110を示す図である。 全設定画面120を示す図である。 印刷実行画面130を示す図である。 印刷実行画面130を示す図である。 印刷実行画面130を示す図である。 パラメータ選択画面150を示す図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更できる。
図1は、本実施形態に係る通信システム1のブロック図である。図1に示す通信システム1は、PC(情報処理装置の一例)10、MFP(スキャナの一例)50を備える。MFP50は、スキャン処理,印刷処理等の各種処理を実行可能なデバイスである。なお、MFP50は、印刷処理の機能として、カラー印刷機能,割付印刷機能を有しており、印刷処理においてカラー印刷,割付印刷を実行することが可能である。ちなみに、割付印刷は、1枚の印刷用紙に複数の画像をレイアウトして印刷するものであり、所謂、Nin1印刷である。
PC10は、CPU(コンピュータの一例)12、メモリ14、LCD16、入力I/F(ユーザインタフェースの一例)18、通信I/F20を主に備えている。これらの構成要素は、バス24を介して互いに通信可能とされている。
PC10は、通信I/F20及び通信経路54を通じてMFP50と通信可能となっている。各通信経路54の通信の方式としては、例えば、有線LAN、USB、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)を採用できる。
CPU12は、メモリ14内の制御プログラム(制御プログラムの一例)30に従って処理を実行する。制御プログラム30は、例えば、MFP50にスキャン処理,印刷処理等の画像形成処理を実行させるためのアプリケーションプログラムである。なお、以下の説明では、制御プログラム30を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御プログラム30が」という記載は、「制御プログラム30を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
なお、制御プログラム30は、上述したように、スキャン処理,印刷処理等の画像形成処理を行うプログラムであるが、スキャン処理だけを行うプログラムAが、PC10にインストールされ、印刷処理だけを行うプログラムBが,PC10と異なるPC10’にインストールされていてもよい。このような場合には、プログラムAが後述する図2〜図4に示すフローチャートを実行することで、PC10及びPC10’がアクセス可能な記憶領域に画像データを記憶させ、プログラムBが、後述する図5〜図6に示すフローチャートを実行してもよい。また、プログラムA及びプログラムBが同じPCにインストールされていてもよい。さらに言えば、制御プログラム30と同等の処理を実行可能なプログラム30’が、PC10とは異なるPC10’にインストールされており、制御プログラム30が、後述する図2〜図4に示すフローチャートを実行することで、PC10及びPC10’がアクセス可能な記憶領域に画像データを記憶させ、プログラムCが、図5〜図6に示すフローチャートを実行してもよい。また、プログラム30及びプログラム30’が同じPCにインストールされていてもよい。
また、メモリ14は、データ記憶領域34を備える。データ記憶領域34は、制御プログラム30等の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、メモリ14は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、HDD、PC10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
なお、メモリ14は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
また、LCD16は、PC10の各種情報を表示する。なお、本願のディスプレイは、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ等の他の表示方式のディスプレイでも良い。入力I/F18は、キーボード、マウス等を含み、ユーザ操作を入力するためのインタフェースである。なお、入力I/F18は、キーボード等に限らず、LCD16の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサでも良い。
なお、本明細書では、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU12の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」「設定」等の処理は、CPU12の処理を表している。CPU12による処理は、OSを介したハードウェア制御も含む。なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU12が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU12がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「命令」「応答」「要求」等の処理は、「命令」「応答」「要求」等を示す情報を通信することにより行われる。また、「命令」「応答」「要求」等の文言を、「命令」「応答」「要求」等を示す情報そのものという意味で記載してもよい。また、CPUによる、情報Aは事柄Bであることを示しているか否かを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。CPUによる、情報Aが事柄Bであることを示しているか、事柄Cであるかを示しているかを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか事柄Cであるかを判断する」のように概念的に記載することがある。
通信システム1では、上述した構成に従って、PC10において、スキャン指示がMFP50に送信されることで、MFP50においてスキャン処理が実行され、MFP50にセットされた原稿が読み取られることで、スキャンデータが作成される。そして、MFP50により作成されたスキャンデータが、PC10に送信され、PC10においてスキャンデータがデータ記憶領域34に記憶される。この際、PC10では、MFP50から取得したスキャンデータに、印刷処理時に用いられる設定項目(以下、「印刷設定項目」と記載する)に関する印刷パラメータが付帯情報として付加され、その印刷パラメータが付加されたスキャンデータがデータ記憶領域34に記憶される。また、PC10において、印刷パラメータが付加されたスキャンデータに基づく画像が、印刷対象の画像(以下、「対象画像」と記載する)として選択されると、PC10は、スキャンデータに付加された印刷パラメータと、当該スキャンデータとを含む印刷指示をMFP50に送信する。これにより、MFP50において、スキャンデータに付加されていた印刷パラメータに従って、スキャンデータに基づく画像の印刷処理が実行される。以下に、まず、スキャンデータに印刷パラメータが付加される際の制御プログラム30の処理を、図2乃至図4に示すフローチャートを用いて、詳しく説明する。
まず、制御プログラム30は、図7に示すホーム画面100をLCD16に表示する(S100)。ホーム画面100には、MFP50により実行可能な画像処理に応じたアイコン102が表示される。このため、ホーム画面100には、印刷処理を実行するためのアイコン(以下、「印刷アイコン」と記載する)102aと、スキャン処理を実行するためのアイコン(以下、「スキャンアイコン」と記載する)102bとが表示される。また、ホーム画面100では、作成ボタン104への操作により、ワークフローを作成することが可能とされている。ワークフローは、任意のデバイスにより、任意の設定項目のパラメータに従って任意の画像処理を行うための処理である。このため、作成ボタン104への操作により、ユーザは、任意のデバイスと、任意の設定項目のパラメータと、任意の画像処理を入力する。具体的には、例えば、ユーザは、任意のデバイスとして、MFP50を入力し、任意の画像処理として、印刷処理を入力し、任意の設定項目のパラメータとして、印刷用紙のサイズ,印刷色等の印刷設定項目の印刷パラメータを入力する。また、ワークフローとして印刷処理が設定される場合には、ユーザは、印刷対象の画像データが記憶されているファイル名も入力する。これにより、入力されたファイル名のファイル(以下、「設定ファイル」と記載する)に記憶されている画像データに基づく画像の印刷処理を、入力された印刷パラメータに従ってMFP50により実行するためのワークフローが作成される。このようにして、ワークフローが作成されると、そのワークフローに従った処理を実行するためのアイコン(以下、「ワークフローアイコン」と記載する)(オブジェクトの一例)102cも、ホーム画面100に表示される。
次に、ホーム画面100において、例えば、スキャンアイコン102bが操作されると、制御プログラム30は、図8に示すスキャン実行画面110をLCD16に表示する(S102)。スキャン実行画面110には、スキャン処理時に用いられる設定項目(以下、「スキャン設定項目」と記載する)のパラメータを設定するための複数のスキャン設定ボタン112が表示されている。具体的には、スキャン対象の原稿サイズに関する設定項目,スキャン色に関する設定項目,画像の解像度に関する設定項目のパラメータを設定するための複数のスキャン設定ボタン112が表示されている。このため、任意のスキャン設定ボタン112への操作により任意のスキャン設定項目のパラメータを設定することができる。また、それらの設定項目以外の設定項目を設定するための全設定ボタン114も、スキャン実行画面110に表示されている。
この全設定ボタン114が操作されると(S104:YES)、制御プログラム30は、図9に示す全設定画面120をLCD16に表示する(S106)。全設定画面120には、複数のタブ122が表示されており、それら複数のタブ122のうちの任意のタブ122が操作されると、タブ122に応じたスキャン設定項目のパラメータを設定するための画面が、全設定画面120に表示される。これにより、全設定画面120において、スキャン実行画面110に表示されていたスキャン設定ボタン112に応じたスキャン設定項目以外のスキャン設定項目のパラメータを、ユーザ操作により設定することができる。ただし、それら複数のタブ122には、スキャン設定項目でなく、印刷設定項目に応じたタブ122aがあり、そのタブ122aが操作されると、印刷設定項目のパラメータを設定するための画面(以下、「印刷時設定画面」と記載する)124が、全設定画面120に表示される。
印刷時設定画面124には、複数の印刷設定項目のパラメータを設定するための印刷設定ボタン126が表示されている。具体的には、印刷用紙の種類に関する設定項目,印刷用紙のサイズに関する設定項目,印刷画像の縁の有無に関する設定項目,印刷色に関する設定項目のパラメータを設定するための複数の印刷設定ボタン126が表示されている。そして、任意の印刷設定ボタン126への操作により任意の印刷設定項目のパラメータを設定することができる。また、全設定画面120には、チェックボックス128も表示されており、チェックボックス128が操作されることで、印刷設定ボタン126への操作により設定された印刷設定項目のパラメータが有効とされる。つまり、印刷時設定画面124において、印刷設定ボタン126への操作により任意のパラメータが設定されるととともに、チェックボックス128が操作されることで、印刷処理時における設定項目のパラメータが有効なパラメータとして設定される。具体的に、例えば、図9に示す印刷時設定画面124では、印刷用紙の種類に関する設定項目のパラメータとして「光沢紙」が設定され、印刷用紙のサイズに関する設定項目のパラメータとして「L判」が設定され、印刷画像の縁の有無に関する設定項目のパラメータとして「縁なし」が設定され、印刷色に関する設定項目のパラメータとして「カラー印刷」が設定されている。そして、全設定画面120においてOKボタン129が操作されることで、全設定画面120の代わりにスキャン実行画面110がLCD16に表示される。
そのスキャン実行画面110には、上述したスキャン設定ボタン112及び全設定ボタン114以外に、通常スキャンボタン116及びエコスキャンボタン118も表示されている。そして、通常スキャンボタン116が操作されると(S108:YES)、制御プログラム30は、スキャン指示をMFP50に送信する(S110)。この際、制御プログラム30は、スキャン実行画面110でのスキャン設定ボタン112への操作、若しくは、全設定画面120での操作により設定されたスキャン設定項目のパラメータとともに、スキャン指示をMFP50に送信する。これにより、MFP50では、送信されたスキャン設定項目のパラメータに従ったスキャン処理を実行し、スキャンデータを作成する。そして、MFP50は、作成したスキャンデータをPC10に送信する。これにより、制御プログラム30は、MFP50からスキャンデータを取得する(S112)。
次に、制御プログラム30は、印刷処理時における設定項目のパラメータが有効なパラメータとして設定されているか否かを判断する(S114)。つまり、制御プログラム30は、印刷時設定画面124において印刷設定項目のパラメータが設定され、チェックボックス128が操作されているか否かを判断する。そして、印刷処理時における設定項目のパラメータが有効なパラメータとして設定されている場合(S114:YES)に、制御プログラム30は、印刷時設定画面124において設定された印刷設定項目のパラメータを、スキャンデータに基づく画像が印刷対象の画像として選択された際の印刷処理時における印刷設定項目のパラメータ(以下、「対象画像パラメータ」と記載する)として決定する(S116)。続いて、制御プログラム30は、S112においてMFP50から取得したスキャンデータに、対象画像パラメータを付帯情報として付加する(S118)。つまり、ユーザがスキャン処理を実行するべく通常スキャンボタン116を操作した際に印刷時設定画面124において、印刷設定項目のパラメータを設定することで、スキャン処理により形成されたスキャンデータに、ユーザ操作により設定された対象画像パラメータが付加される。そして、制御プログラム30は、対象画像パラメータが付加されたスキャンデータをデータ記憶領域34に記憶する(S120)。
一方で、印刷処理時における設定項目のパラメータが有効なパラメータとして設定されていない場合(S114:NO)、つまり、印刷時設定画面124において印刷設定項目のパラメータが設定されておらず、チェックボックス128が操作されていない場合に、S116及びS118の処理はスキップされ、制御プログラム30は、MFP50から取得したスキャンデータをデータ記憶領域34に記憶する(S120)。つまり、ユーザがスキャン処理を実行するべく通常スキャンボタン116を操作した際に印刷時設定画面124において印刷設定項目の印刷パラメータを設定しない場合には、印刷設定項目のパラメータが付加されていないスキャンデータが、データ記憶領域34に記憶される。
また、図8に示すスキャン実行画面110において、通常スキャンボタン116でなく、エコスキャンボタン118が操作されると(S122:YES)、制御プログラム30は、スキャン指示をMFP50に送信する(S124)。この際、制御プログラム30は、スキャン実行画面110でのスキャン設定ボタン112への操作、若しくは、全設定画面120での操作により設定されたスキャン設定項目のパラメータとともに、スキャン指示をMFP50に送信する。これにより、MFP50では、送信されたスキャン設定項目のパラメータに従ったスキャン処理を実行し、スキャンデータを作成する。そして、MFP50が、作成したスキャンデータをPC10に送信することで、制御プログラム30がスキャンデータを取得する(S126)。
続いて、制御プログラム30は、取得したスキャンデータを分析し、そのスキャンデータに基づく画像がドキュメント画像であるか否かを判断する(S128)。具体的には、ドキュメント画像は、文書,書類等の画像であり、制御プログラム30は、文書,書類を構成する文字,記号等が、スキャンデータに基づく画像に含まれているか否かを判断する。そして、文字,記号等が、スキャンデータに基づく画像に含まれている場合に、制御プログラム30は、スキャンデータに基づく画像がドキュメント画像であると判断する。一方、文字,記号等が、スキャンデータに基づく画像に含まれていない場合に、制御プログラム30は、スキャンデータに基づく画像は、文字,記号等でなく、写真,イラスト等により構成されるピクチャ画像であると判断する。
そして、スキャンデータに基づく画像がドキュメント画像である場合(S128:YES)に、制御プログラム30は、印刷設定項目のうちの印刷色に関する印刷パラメータを、モノクロ印刷に自動的に設定する(S130)。次に、制御プログラム30は、スキャンデータを分析し、そのスキャンデータに基づく画像に含まれる文字のサイズが設定サイズ以上であるか否かを判断する(S132)。この際、文字のサイズが設定サイズ以上である場合(S132:YES)に、制御プログラム30は、印刷設定項目のうちの画像のレイアウトに関する印刷パラメータを割付印刷に設定する(S134)。そして、S136に進む。
なお、割付印刷として、1枚の印刷用紙に2つの画像をレイアウトして印刷する割付印刷、所謂、2in1印刷と、1枚の印刷用紙に4つの画像をレイアウトして印刷する割付印刷、所謂、4in1印刷とがあり、スキャンデータに基づく画像に含まれる文字のサイズに応じて、2in1印刷と4in1印刷との何れかの割付印刷に設定される。具体的には、スキャンデータに基づく画像に含まれる文字のサイズが設定サイズ以上であるが、その設定サイズより大きな第2の設定サイズより小さい場合に、制御プログラム30は、画像のレイアウトに関する印刷パラメータを2in1印刷に設定する。一方、スキャンデータに基づく画像に含まれる文字のサイズが第2の設定サイズ以上である場合に、制御プログラム30は、画像のレイアウトに関する印刷パラメータを4in1印刷に設定する。
また、S132においてスキャンデータに基づく画像に含まれる文字のサイズが設定サイズより小さい場合(S132:NO)に、制御プログラム30は、画像のレイアウトに関する印刷パラメータを割付印刷に設定せずに、通常のレイアウト印刷、つまり、1枚の印刷用紙に1つの画像をレイアウトして印刷する処理に設定する(S138)。そして、S136に進む。
また、S128においてスキャンデータに基づく画像がドキュメント画像でない場合(S128:NO)、つまり、スキャンデータに基づく画像がピクチャ画像である場合に、制御プログラム30は、印刷設定項目のうちの印刷色に関する印刷パラメータを、カラー印刷に自動的に設定する(S140)。そして、S136に進む。
S136では、制御プログラム30が、自動的に設定した印刷パラメータを、対象画像パラメータとして決定する(S116)。つまり、スキャンデータに基づく画像がドキュメント画像であり、その画像に含まれる文字のサイズが設定サイズ以上である場合に、制御プログラム30は、対象画像パラメータとして、印刷色に関する印刷パラメータをモノクロ印刷に自動的に設定するとともに、画像のレイアウトに関する印刷パラメータを割付印刷に自動的に設定する。また、スキャンデータに基づく画像がドキュメント画像であり、その画像に含まれる文字のサイズが設定サイズより小さい場合に、制御プログラム30は、対象画像パラメータとして、印刷色に関する印刷パラメータをモノクロ印刷に自動的に設定するとともに、画像のレイアウトに関する印刷パラメータを通常のレイアウト印刷に自動的に設定する。また、スキャンデータに基づく画像がピクチャ画像である場合に、制御プログラム30は、対象画像パラメータとして、印刷色に関する印刷パラメータをカラー印刷に自動的に設定する。
そして、制御プログラム30は、S126においてMFP50から取得したスキャンデータに、自動的に設定した対象画像パラメータを付帯情報として付加する(S142)。つまり、ユーザがエコスキャンボタン118を操作することで、対象画像パラメータが自動的に設定され、その自動的に設定された対象画像パラメータが、スキャン処理により形成されたスキャンデータに付加される。なお、スキャンデータに基づく画像がドキュメント画像である場合には、上述したように、印刷色に関する印刷パラメータが、モノクロ印刷に自動的に設定される。このように、文書等のドキュメント画像の印刷がモノクロ印刷に設定されることで、カラーインク等の消費の抑制を図ることが可能となる。また、スキャンデータに基づく画像に含まれる文字のサイズが設定サイズ以上である場合には、上述したように、画像のレイアウトに関する印刷パラメータが、割付印刷に自動的に設定される。このように、文字サイズが設定サイズ以上の画像の印刷が割付印刷に設定されることで、印刷用紙等の消費の抑制を図ることが可能となる。このように、エコスキャンボタン118が操作された場合には、インク,印刷用紙等の消耗品の抑制を図ることが可能なエコ印刷処理を実行するための印刷設定項目に関する印刷パラメータが自動的に設定され、その印刷パラメータ、つまり、対象画像パラメータがスキャンデータに付加される。そして、制御プログラム30は、対象画像パラメータが付加されたスキャンデータをデータ記憶領域34に記憶する(S120)。なお、エコ印刷処理は、インク,印刷用紙等の消耗品を抑制するだけでなく、消費電力も抑制することができる。つまり、エコ印刷処理は、消費コストを抑制することで、環境面及び経済面に配慮する印刷処理といえる。
このように、PC10のデータ記憶領域34には、ユーザ操作により設定された対象画像パラメータが付加されたスキャンデータ,制御プログラム30の処理により自動的に設定された対象画像パラメータが付加されたスキャンデータ,対象画像パラメータは付加されていないスキャンデータ等が記憶される。そして、データ記憶領域34に記憶されたスキャンデータ等の画像データのなかから、任意の画像データが選択されることで、選択された画像データに基づく画像の印刷処理がMFP50により実行される。以下に、データ記憶領域34に記憶されている画像データに基づく画像の印刷処理が実行される際の制御プログラム30の処理を、図5及び図6に示すフローチャートを用いて、詳しく説明する
まず、制御プログラム30は、図7に示すホーム画面100をLCD16に表示する(S200)。ホーム画面100には、上述したように、印刷処理を実行するための印刷アイコン102aと、スキャン処理を実行するためのスキャンアイコン102bと、ワークフローに従った処理を実行するためのワークフローアイコン102cとが表示されている。なお、ワークフローアイコン102cへの操作により実行されるワークフローは、ワークフロー作成時に設定された印刷設定項目の印刷パラメータ(以下、「設定印刷パラメータ」と記載する)(設定パラメータの一例)に従って、設定ファイルに記憶されている画像データに基づく画像の印刷処理をMFP50により実行するためのワークフローである。
このホーム画面100において印刷アイコン102aが操作されると(S202:YES)、制御プログラム30は、印刷対象の画像(以下、「対象画像」と記載する)を選択するための画像選択画面(図示省略)をLCD16に表示する(S204)。画像選択画面には、各種の画像の画像データが保存されているファイルのファイル名が複数、表示されており、それら複数のファイル名から任意のファイル名が選択され、選択されたファイル名のファイルに保存されている画像データが選択されることで、対象画像が決定する。
そして、画像選択画面において対象画像が決定すると、制御プログラム30は、対象画像の画像データに対象画像パラメータが付加されているか否かを判断する(S206)。つまり、データ記憶領域34には、上述した処理により、対象画像パラメータが付加されたスキャンデータ,対象画像パラメータは付加されていないスキャンデータ等が記憶されており、それらのスキャンデータが記憶されているファイルから、対象画像の画像データとして、対象画像パラメータが付加されたスキャンデータが選択される場合がある。このような場合に、対象画像の画像データに対象画像パラメータが付加されていると判断される(S206:YES)。そして、制御プログラム30は、図10に示す印刷実行画面130をLCD16に表示する(S208)。なお、印刷実行画面130には、プレビュー画面132が表示されており、そのプレビュー画面132に、画像選択画面において選択された対象画像が表示される。また、印刷実行画面130には複数の印刷設定項目の設定欄136が表示されており、それら複数の印刷設定項目の設定欄136に、対象画像パラメータが表示される。
具体的には、例えば、図9に示すように、印刷時設定画面124において、印刷用紙の種類に関する設定項目のパラメータとして「光沢紙」が設定され、印刷用紙のサイズに関する設定項目のパラメータとして「L判」が設定され、印刷画像の縁の有無に関する設定項目のパラメータとして「縁なし」が設定され、印刷色に関する設定項目のパラメータとして「カラー印刷」が設定されている場合には、それらのパラメータが対象画像パラメータとして、画像データに付加されている。このため、図10に示すように、印刷実行画面130の設定欄136には、印刷用紙の種類に関する設定項目のパラメータとして「光沢紙」が表示され、印刷用紙のサイズに関する設定項目のパラメータとして「L判」が表示され、印刷画像の縁の有無に関する設定項目のパラメータとして「縁なし」が表示され、印刷色に関する設定項目のパラメータとして「カラー印刷」が表示される。
また、例えば、エコスキャンボタン118への操作により対象画像パラメータが制御プログラム30により自動的に設定された場合には、自動的に設定された対象画像パラメータが、印刷実行画面130の設定欄136に表示される。つまり、例えば、印刷色に関する設定項目のパラメータが「モノクロ印刷」に自動的に設定され、画像のレイアウトに関する設定項目のパラメータが「2in1印刷」に自動的に設定された場合には、図11に示すように、印刷実行画面130の設定欄136には、印刷色に関する設定項目のパラメータとして「モノクロ印刷」が表示され、画像のレイアウトに関する設定項目のパラメータとして「2in1印刷」が表示される。
このように、対象画像の画像データに対象画像パラメータが付加されている場合には、スキャンデータ作成時に設定された印刷設定項目の印刷パラメータが印刷実行画面130の設定欄136に表示される。そして、印刷実行画面130においてプリントボタン138が操作されると(S210:YES)、制御プログラム30は、設定欄136に表示されている印刷パラメータ、つまり、対象画像の画像データに付加されていた対象画像パラメータと、対象画像の画像データとを含む印刷指示をMFP50に送信する(S214)。そして、MFP50は、対象画像パラメータに従って、対象画像の印刷処理を実行する。これにより、対象画像パラメータが印刷時設定画面124においてユーザ操作により設定された場合には、スキャンデータに基づく画像の印刷時において、スキャンデータを作成したユーザの意思に従った印刷パラメータでの印刷処理が実行される。また、エコスキャンボタン118への操作により対象画像パラメータが自動的に設定された場合には、画像の種類,文字のサイズ等に応じて自動的に設定された印刷パラメータでのエコ印刷処理が実行される。
また、S206において、対象画像の画像データに対象画像パラメータが付加されていないと判断された場合(S206:NO)に、制御プログラム30は、図12に示す印刷実行画面130をLCD16に表示する(S212)。この際、印刷実行画面130の複数の印刷設定項目の設定欄136には、対象画像パラメータでなく、制御プログラム30に予め設定されているパラメータ、つまり、デフォルトのパラメータが表示される。
具体的には、例えば、印刷用紙の種類に関する設定項目のデフォルトのパラメータとして「普通紙」が設定され、印刷用紙のサイズに関する設定項目のデフォルトのパラメータとして「A4」が設定され、印刷画像の縁の有無に関する設定項目のデフォルトのパラメータとして「縁有り」が設定され、印刷色に関する設定項目のデフォルトのパラメータとして「モノクロ印刷」が設定されている場合には、図12に示すように、設定欄136に、印刷用紙の種類に関する設定項目のパラメータとして「普通紙」が表示され、印刷用紙のサイズに関する設定項目のパラメータとして「A4」が表示され、印刷画像の縁の有無に関する設定項目のパラメータとして「縁有り」が表示され、印刷色に関する設定項目のパラメータとして「モノクロ印刷」が表示される。
このように、対象画像の画像データに対象画像パラメータが付加されていない場合には、デフォルトの印刷パラメータが印刷実行画面130の設定欄136に表示される。そして、印刷実行画面130においてプリントボタン138が操作されると(S210:YES)、制御プログラム30は、設定欄136に表示されている印刷パラメータ、つまり、デフォルトの印刷パラメータと、対象画像の画像データとを含む印刷指示をMFP50に送信する(S214)。そして、MFP50は、デフォルトの印刷パラメータに従って、対象画像の印刷処理を実行する。
なお、設定欄136に表示されている印刷パラメータは、ユーザ操作により変更することが可能とされている。このため、ユーザが設定欄136を操作し、印刷パラメータを変更した場合には、プリントボタン138が操作されると(S210:YES)、制御プログラム30は、設定欄136に表示されている印刷パラメータ、つまり、ユーザ操作により変更された印刷パラメータと、対象画像の画像データとを含む印刷指示をMFP50に送信する(S214)。そして、MFP50は、ユーザ操作により変更された印刷パラメータに従って、対象画像の印刷処理を実行する。これにより、印刷処理を実行するユーザの意思に従った印刷パラメータでの印刷処理が実行される。
また、ホーム画面100においてワークフローアイコン102cが操作された場合(S216:YES)に、制御プログラム30は、そのワークフローアイコン102cに応じたワークフロー作成時に設定されたファイル、つまり、設定ファイルから画像データを取得する(S218)。つまり、ワークフローアイコン102cに応じたワークフローでは、設定ファイルに記憶されている画像データが、対象画像の画像データとして設定されているため、制御プログラム30は、対象画像の画像データとして、設定ファイルに記憶されている画像データを取得する。
そして、制御プログラム30は、設定ファイルから取得した画像データに対象画像パラメータが付加されているか否かを判断する(S220)。つまり、データ記憶領域34には、上述した処理により、対象画像パラメータが付加されたスキャンデータ,対象画像パラメータは付加されていないスキャンデータ等が記憶される。この際、設定ファイルに、対象画像パラメータが付加されたスキャンデータが記憶された場合には、設定ファイルから取得した画像データに対象画像パラメータが付加されていると判断される(S220:YES)。そして、制御プログラム30は、画像データに付加されている対象画像パラメータと、対象画像の画像データとを含む印刷指示をMFP50に送信する(S222)。そして、MFP50は、対象画像パラメータに従って、対象画像の印刷処理を実行する。これにより、対象画像パラメータが印刷時設定画面124においてユーザ操作により設定された場合には、スキャンデータに基づく画像の印刷時において、スキャンデータを作成したユーザの意思に従った印刷パラメータでの印刷処理が実行される。また、エコスキャンボタン118への操作により対象画像パラメータが自動的に設定された場合には、画像の種類,文字のサイズ等に応じて自動的に設定された印刷パラメータでのエコ印刷処理が実行される。
一方、S220において、設定ファイルから取得した画像データに対象画像パラメータが付加されていないと判断された場合(S220:NO)に、制御プログラム30は、設定印刷パラメータ、つまり、ワークフローアイコン102cに応じたワークフロー作成時に設定された印刷パラメータと、対象画像の画像データとを含む印刷指示をMFP50に送信する(S224)。そして、MFP50は、設定印刷パラメータに従って、対象画像の印刷処理を実行する。これにより、MFP50においてワークフローに従った印刷処理が実行される。
なお、S108,S122を実行するCPU12は、第1受付手段の一例である。S112,S126を実行するCPU12は、第1取得手段の一例である。S114を実行するCPU12は、第2受付手段の一例である。S116,S136を実行するCPU12は、決定手段の一例である。S118,S142を実行するCPU12は、付加手段の一例である。S128,S132を実行するCPU12は、第2取得手段の一例である。S130,S134,S138,S140を実行するCPU12は、設定手段の一例である。S214を実行するCPU12は、第1出力手段の一例である。S216を実行するCPU12は、第3受付手段の一例である。S222,S224を実行するCPU12は、第2出力手段の一例である。
また、上記実施形態では、ワークフローアイコン102cが操作された場合に、制御プログラム30が、設定ファイルから取得した画像データに対象画像パラメータが付加されていれば、対象画像パラメータと、設定ファイルから取得した画像データとをMFP50に送信しているが、ユーザの意思に従った印刷パラメータをMFP50に送信してもよい。具体的には、ホーム画面100においてワークフローアイコン102cが操作され(S216:YES)、設定ファイルから取得された画像データに対象画像パラメータが付加されている場合(S220:YES)に、制御プログラム30は、図13に示すパラメータ選択画面150をLCD16に表示する。パラメータ選択画面150には、第1選択ボタン152と第2選択ボタン154とが表示されている。第1選択ボタン152は、対象画像パラメータを選択するための選択ボタンであり、第2選択ボタン154は、設定印刷パラメータ、つまり、ワークフロー作成時に設定された印刷パラメータを選択するための選択ボタンである。そして、第1選択ボタン152が操作された場合に、制御プログラム30は、対象画像パラメータと、設定ファイルから取得した画像データとをMFP50に送信する。一方、第2選択ボタン154が操作された場合に、制御プログラム30は、設定印刷パラメータと、設定ファイルから取得した画像データとをMFP50に送信する。これにより、ユーザの意思に従った印刷パラメータにより印刷処理を行うことができる。
また、パラメータ選択画面150の表示により、対象画像パラメータと設定印刷パラメータとの何れを用いて印刷するかをユーザに選択させるのではなく、パラメータ作成時にユーザが、対象画像パラメータと設定印刷パラメータとの何れを用いて印刷するかを設定しておいてもよい。具体的には、設定ファイルから取得した画像データに対象画像パラメータが含まれている場合に、対象画像パラメータと設定印刷パラメータとの何れを用いて印刷するか示すパラメータ情報(指定情報の一例)を、ユーザは、印刷設定パラメータ,設定ファイル等とともにワークフロー作成時に設定する。そして、ホーム画面100においてワークフローアイコン102cが操作され(S216:YES)、設定ファイルから取得された画像データに対象画像パラメータが付加されている場合(S220:YES)に、制御プログラム30は、パラメータ情報が、対象画像パラメータと設定印刷パラメータとの何れを指定しているかを判断する。そして、パラメータ情報が対象画像パラメータを指定している場合に、制御プログラム30は、対象画像パラメータと、設定ファイルから取得した画像データとをMFP50に送信する。一方、パラメータ情報が設定印刷パラメータを指定している場合に、制御プログラム30は、設定印刷パラメータと、設定ファイルから取得した画像データとをMFP50に送信する。このように、ワークフロー作成時にパラメータ情報を設定しておくことでも、ユーザの意思に従った印刷パラメータにより印刷処理を行うことができる。
上記した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
制御プログラム30は、スキャンデータ等の画像データを取得すると、その画像データに基づく画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータ、つまり、対象画像パラメータを決定する。そして、制御プログラム30は、取得した画像データに対象画像パラメータを付加する。これにより、取得した画像データに基づく画像の印刷処理を、画像データ取得時に決定された印刷パラメータに従って行うことができる。また、画像データの取得先はユーザ操作により指定される。これにより、ユーザの意思に応じた取得先から画像データを取得し、取得した画像データに、対象画像パラメータを付加することができる。さらに言えば、画像データの取得先としてMFP50が指定されることで、そのMFP50により作成されたスキャンデータを取得し、取得したスキャンデータに、対象画像パラメータを付加することができる。
また、制御プログラム30は、印刷時設定画面124において入力された印刷パラメータを、対象画像パラメータとして決定する。そして、制御プログラム30は、印刷時設定画面124において入力された対象画像パラメータを、スキャンデータに付加する。これにより、スキャンデータを作成したユーザの意思に従った印刷パラメータでの印刷処理を行うことが可能となる。
また、エコスキャンボタン118が操作された場合に、制御プログラム30は、画像データがドキュメント画像であるかピクチャ画像であるか否かに応じて、印刷色に関する設定項目の印刷パラメータを自動的に設定する。また、制御プログラム30は、画像データに基づく画像に含まれる文字のサイズに応じて、画像のレイアウトに関する設定項目の印刷パラメータを自動的に設定する。つまり、制御プログラム30は、画像データがドキュメント画像であるかピクチャ画像であるかを示す画像の種類情報、若しくは、画像に含まれる文字のサイズを示すサイズ情報を、印刷設定項目に関連する関連情報として取得し、その関連情報に基づいて、印刷パラメータを自動的に設定する。そして、制御プログラム30は、自動的に設定した印刷パラメータを、スキャンデータに付加する。つまり、ユーザが印刷パラメータを入力しなくても、印刷設定項目に関連する関連情報に基づいて印刷パラメータが自動的に設定され、自動的に設定された印刷パラメータが、スキャンデータに付加される。これにより、ユーザ操作の負担を軽減するとともに、関連情報に応じた印刷パラメータでの印刷処理が実行される。特に、PC10では、印刷色に関する設定項目,画像のレイアウトに関する設定項目のようにエコ印刷処理を実行するための印刷設定項目に関連する関連情報に基づいて印刷パラメータが自動的に設定され、自動的に設定された印刷パラメータが、スキャンデータに付加される。これにより、関連情報、つまり、画像の種類情報,文字のサイズ情報に応じて自動的に設定された印刷パラメータでのエコ印刷処理を実行することができる。
また、制御プログラム30は、印刷処理実行時に、印刷対象の画像データに対象画像パラメータが付加されている場合に、対象画像パラメータと、印刷対象の画像データとをMFP50に送信する。これにより、画像データに付加された印刷パラメータに従った印刷処理を実行することが可能となる。また、制御プログラム30は、印刷処理実行時に、印刷対象の画像データに対象画像パラメータが付加されていない場合に、デフォルトのパラメータと、印刷対象の画像データとをMFP50に送信する。これにより、対象画像パラメータが付加されていない画像データであっても、印刷処理を実行することができる。
また、制御プログラム30は、ワークフローアイコン102cが操作されて印刷処理が実行される際に、印刷対象の画像データに対象画像パラメータが付加されている場合に、対象画像パラメータと、印刷対象の画像データとをMFP50に送信する。これにより、画像データに付加された印刷パラメータに従った印刷処理を実行することが可能となる。また、制御プログラム30は、ワークフローアイコン102cが操作されて印刷処理が実行される際に、印刷対象の画像データに対象画像パラメータが付加されていない場合に、ワークフローアイコン102cに応じたワークフロー作成時に設定された印刷パラメータ、つまり、設定印刷パラメータと、印刷対象の画像データとをMFP50に送信する。これにより、ワークフロー作成時に設定された印刷パラメータに従った印刷処理を実行することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施形態では、エコスキャンボタン118が操作された場合に、制御プログラム30が、エコ印刷処理を実行するための印刷設定項目の印刷パラメータを自動的に設定するが、エコスキャンボタン118の代わりにチェックボックスをスキャン実行画面110に表示し、そのチェックボックスが操作された状態で通常スキャンボタン116が操作された場合に、制御プログラム30が、エコ印刷処理を実行するための印刷設定項目の印刷パラメータを自動的に設定してもよい。また、そのチェックボックスが操作された状態で、制御プログラム30が、制御プログラム30と異なるアプリケーションプログラムからスキャン指示を受け付けた場合に、印刷パラメータを自動的に設定してもよい。また、エコ印刷処理を実行するための印刷設定項目に限定されず、各種の印刷処理を実行するための印刷設定項目の印刷パラメータが自動的に設定されてもよい。
また、上記実施形態では、スキャンデータが分析され、スキャンデータに基づく画像の種類、つまり、ドキュメント画像であるかピクチャ画像であるかが特定されているが、他の手法により画像の種類が特定されてもよい。例えば、ドキュメント画像とピクチャ画像との何れかを選択するための画面がLCD16に表示され、その画面に対するユーザ操作に応じて、画像の種類が特定されてもよい。また、例えば、画像データの拡張子に基づいて画像の種類が特定されてもよい。つまり、拡張子が「.jpg」,「.raw」である場合に、画像がピクチャ画像であると特定してもよく、拡張子が「.docx」,「.xlsx」である場合に、画像がドキュメント画像であると特定してもよい。また、例えば、画像データが格納されるフォルダに基づいて画像の種類が特定されてもよい。つまり、画像データがピクチャフォルダ,スキャンフォルダ,カメラフォルダ等に格納される場合に、画像がピクチャ画像であると特定してもよく、画像データがドキュメントフォルダ等のピクチャ画像が格納されないフォルダに格納される場合に、対象画像がドキュメント画像であると特定してもよい。また、例えば、制御プログラム30が、制御プログラム30と異なるアプリケーションプログラムからスキャン指示を受け付けたことに応じて、MFP50にスキャン指示を送信するように構成されている場合には、そのアプリケーションプログラムの種類に基づいて画像の種類が特定されてもよい。つまり、アプリケーションプログラムがイラストレーター等のピクチャ画像を形成するものである場合に、画像がピクチャ画像であると特定してもよく、アプリケーションプログラムがオフィス等のドキュメント画像を形成するものである場合に、画像がドキュメント画像であると特定してもよい。
また、上記実施形態では、画像の種類,画像に含まれる文字のサイズ等に基づいて、印刷パラメータが自動的に設定されているが、印刷処理を実行するデバイスの機能に基づいて、印刷パラメータが自動的に設定されてもよい。具体的には、例えば、印刷処理を実行するデバイスが両面印刷機能を有している場合に、制御プログラム30が、印刷面を示す設定項目の印刷パラメータを両面印刷に設定し、印刷処理を実行するデバイスが両面印刷機能を有していない場合に、制御プログラム30が、印刷面を示す設定項目の印刷パラメータを片面印刷に設定してもよい。なお、制御プログラム30は、印刷処理を実行するデバイスが両面印刷機能を有しているか否かを判断するために、印刷処理を実行するデバイスの機能を示す機能情報が必要である。このため、制御プログラム30は、機能情報を選択デバイスから取得してもよい。また、機能情報がデータ記憶領域34に記憶されており、制御プログラム30は、機能情報をデータ記憶領域34から取得してもよい。具体的には、例えば、デバイスドライバのインストール時にデバイスの機能情報が、そのデバイスのデバイス名と関連付けてデータ記憶領域34に記憶される。また、例えば、制御プログラム30が、PC10と通信可能なデバイスから機能情報とデバイス名とを取得し、取得した機能情報とデバイス名とを関連付けてデータ記憶領域34に記憶させる。そして、制御プログラム30がデバイスからデバイス名を取得し、取得したデバイス名と関連付けられている機能情報をデータ記憶領域34から取得してもよい。
また、例えば、印刷処理を実行するデバイスの機能でなく、画像の供給元に基づいて、印刷パラメータが自動的に設定されてもよい。具体的には、例えば、LCD16に撮像ボタンが表示され、その撮像ボタンが操作されることで、カメラから画像データを取得し、その画像データがカメラ用のフォルダに格納されるように構成されており、そのカメラ用のフォルダから画像が選択された場合に、制御プログラム30は、画像の供給元をカメラと特定する。また、例えば、LCD16にコピーボタンが表示され、そのコピーボタンが操作されることで、スキャナから画像データを取得し、その画像データがスキャナ用のフォルダに格納されるように構成されており、そのスキャナ用のフォルダから画像が選択された場合に、制御プログラム30は、画像の供給元をスキャナと特定する。そして、例えば、画像の供給元がカメラである場合に、制御プログラム30が、印刷色を示す設定項目の印刷パラメータをカラー印刷に設定してもよい。また、例えば、画像の供給元がスキャナである場合に、制御プログラム30が、印刷色を示す設定項目の印刷パラメータをモノクロ印刷に設定してもよい。
また、上記実施形態では、画像の特徴を示す特徴情報として、対象画像に含まれる文字のサイズを示すサイズ情報が採用されているが、サイズ情報以外の情報を特徴情報として採用することができる。例えば、特徴情報として、画像にバーコードを含むか否かを示すバーコード情報,画像の画像データに含まれるテキストデータの含有率を示す情報などを、特徴情報として採用することができる。そして、例えば、バーコード情報が画像にバーコードが含まれていないことを示している場合に、制御プログラム30が、画像のレイアウトに関する設定項目の印刷パラメータを割付印刷に設定し、バーコード情報が画像にバーコードが含まれていることを示している場合に、制御プログラム30が、画像のレイアウトに関する設定項目の印刷パラメータを通常のレイアウト印刷に設定してもよい。つまり、バーコードを含まない画像は割付印刷に設定されるが、バーコードを含む画像は割付印刷に設定されない。これにより、画像が印刷用紙に印刷された場合に、バーコードの適切な読み込みを担保することができる。
また、制御プログラム30は、自動的に設定した印刷パラメータを、スキャン処理時の設定項目のスキャンパラメータに基づいて調整してもよい。具体的には、例えば、スキャン処理時の画像のレイアウトに関する設定項目が2in1スキャンに設定されている場合がある。なお、2in1スキャンは、2枚の原稿のスキャンデータに基づく画像を、1枚の原稿にレイアウトするスキャン処理である。このため、例えば、制御プログラム30により画像のレイアウトに関する印刷設定項目が2in1印刷に自動的に設定された場合に、2in1スキャンで作成されたスキャンデータを2in1印刷すると、スキャンされた1枚の原稿に記されていた画像が、1/4に縮小された状態で1枚の印刷用紙に印刷される。このため、制御プログラム30により画像のレイアウトに関する印刷設定項目が2in1印刷に自動的に設定された場合であっても、スキャン処理時の画像のレイアウトに関する設定項目が2in1スキャンに設定されていれば、制御プログラム30は、自動的に設定した2in1印刷を、通常のレイアウト印刷、つまり、1in1印刷に調整してもよい。
また、制御プログラム30が印刷画像の画質を自動的に設定する場合に、スキャン処理時のスキャン解像度に基づいて、自動的に設定した印刷画像の画質を調整してもよい。つまり、例えば、制御プログラム30が印刷画像の画質を中画質に自動的に設定した場合に、スキャン処理時のスキャン解像度が高解像度であれば、印刷画像の画質を低画質に調整してもよい。そして、制御プログラム30は、調整した印刷パラメータを、対象画像パラメータとしてスキャンデータに付加し、データ記憶領域34に記憶する。一方、制御プログラム30が、スキャンデータに、調整前の対象画像パラメータと、スキャン処理時のスキャンパラメータとを付加し、そのスキャンデータをデータ記憶領域34に記憶しておいて、印刷指示が送信される前に、制御プログラム30が、対象画像パラメータを調整してもよい。つまり、制御プログラム30は、印刷指示を送信する前に、スキャンデータに付加されている対象画像パラメータを、スキャンデータに付加されているスキャンパラメータに基づいて調整する。そして、制御プログラム30は、調整した対象画像パラメータを印刷指示とともに送信してもよい。
また、上記実施形態では、印刷時設定画面124で入力された対象画像パラメータが画像データに付加されている場合に、印刷実行画面130において、その対象画像パラメータが印刷設定ボタン126に表示されるが、印刷設定ボタン126への表示をユーザ操作により切り替え可能としてもよい。つまり、例えば、制御プログラム30が、対象画像パラメータの有効と無効とを選択する選択画面をLCD16に表示する。そして、その選択画面において対象画像パラメータの有効が選択された場合に、制御プログラム30は、印刷実行画面130において、対象画像パラメータを印刷設定ボタン126に表示し、選択画面において対象画像パラメータの無効が選択された場合に、制御プログラム30は、印刷実行画面130において、デフォルトのパラメータを印刷設定ボタン126に表示してもよい。
また、上記実施形態では、通常スキャンボタン116が操作され、印刷時設定画面124において設定された印刷パラメータを対象画像パラメータとして決定する処理(S116)と、エコスキャンボタン118が操作され、自動的に設定された印刷パラメータを対象画像パラメータとして決定する処理(S136)とが、別の処理として実行されているが、それらの処理が同じ処理として実行されてもよい。つまり、例えば、S134,S138,S140の処理が実行された後に、S116の処理が実行されてもよい。このような場合には、S136及びS140の処理が削除される。
また、上記実施形態では、CPU12によって図2乃至図6に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPU等やASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
10:PC、12:CPU、16:LCD、18:入力I/F、30:制御プログラム、50:MFP

Claims (12)

  1. 情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    画像データを取得する第1取得手段と、
    対象画像パラメータを決定する決定手段と、
    して機能させ、前記対象画像パラメータは、前記第1取得手段により取得された画像データに基づく画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータであり、
    前記決定手段により決定された対象画像パラメータを、前記第1取得手段により取得された画像データに付加する付加手段と、
    して機能させることを特徴とする制御プログラム。
  2. 前記コンピュータを、
    画像データの取得先を指定する操作を、前記情報処理装置のユーザインタフェースを介して受け付ける第1受付手段として機能させ、
    前記第1取得手段は、
    前記第1受付手段が受け付けた操作により指定される取得先から画像データを取得し、
    前記付加手段は、
    前記決定手段により決定された対象画像パラメータを、前記取得先から前記第1取得手段により取得された画像データに付加することを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム。
  3. 前記第1受付手段は、
    スキャナを画像データの取得先として指定する操作を、前記ユーザインタフェースを介して受け付け、
    前記第1取得手段は、
    前記第1受付手段が受け付けた操作により指定されるスキャナから、当該スキャナが作成した画像データを取得し、
    前記付加手段は、
    前記決定手段により決定された対象画像パラメータを、前記スキャナから前記第1取得手段により取得された画像データに付加することを特徴とする請求項2に記載の制御プログラム。
  4. 前記コンピュータを、
    画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータを、前記情報処理装置のユーザインタフェースを介して受け付ける第2受付手段として機能させ、
    前記決定手段は、
    前記第2受付手段が受け付けた印刷パラメータを、前記第1取得手段により取得された画像データに基づく画像を印刷する際に用いるための対象画像パラメータとして決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の制御プログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    印刷を実行するための印刷設定項目に関連する関連情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段が取得した関連情報に基づいて、画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータを自動的に設定する設定手段と、
    して機能させ、
    前記決定手段は、
    前記設定手段が自動的に設定した印刷パラメータを、前記第1取得手段により取得された画像データに基づく画像を印刷する際に用いるための対象画像パラメータとして決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の制御プログラム。
  6. 前記第2取得手段は、
    エコ印刷の実行指示を、前記情報処理装置のユーザインタフェースを介して受け付けた場合に、エコ印刷を実行するための印刷設定項目に関連する関連情報を取得し、
    前記設定手段は、
    前記第2取得手段が取得した関連情報に基づいて、画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータを自動的に設定し、
    前記決定手段は、
    前記設定手段が自動的に設定した印刷パラメータを、前記第1取得手段により取得された画像データに基づく画像を印刷する際に用いるための対象画像パラメータとして決定することを特徴とする請求項5に記載の制御プログラム。
  7. 情報処理装置のコンピュータが読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    印刷対象とする画像である対象画像の画像データに、当該対象画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータである対象画像パラメータが付加されている場合に、前記対象画像パラメータに従った印刷指示を出力し、前記対象画像の画像データに前記対象画像パラメータが付加されていない場合に、前記制御プログラムに対して設定されている印刷パラメータに従った印刷指示を出力する第1出力手段として機能させることを特徴とする制御プログラム。
  8. 予め設定された印刷パラメータである設定パラメータに従った印刷処理を実行するためのオブジェクトへの操作を、前記情報処理装置のユーザインタフェースを介して受け付ける第3受付手段と、
    前記第3受付手段が前記オブジェクトへの操作を受け付けた場合に、前記対象画像に前記対象画像パラメータが付加されていなければ、前記設定パラメータに従った印刷指示を出力し、前記対象画像に前記対象画像パラメータが付加されていれば、前記対象画像パラメータに従った印刷指示を出力する第2出力手段と、
    して機能させることを特徴とする請求項7に記載の制御プログラム。
  9. 前記コンピュータを、
    前記対象画像パラメータと前記設定パラメータとの何れかを指定する操作を、前記ユーザインタフェースを介して受け付ける第4受付手段として機能させ、
    前記第2出力手段は、
    前記第3受付手段が前記オブジェクトへの操作を受け付けた場合に、前記対象画像に前記対象画像パラメータが付加されていれば、前記第4受付手段が受け付けた操作が前記対象画像パラメータを指定していることを条件として、前記対象画像パラメータに従った印刷指示を出力し、前記対象画像に前記対象画像パラメータが付加されていても、前記第4受付手段が受け付けた操作が前記設定パラメータを指定していれば、前記設定パラメータに従った印刷指示を出力することを特徴とする請求項8に記載の制御プログラム。
  10. 前記オブジェクトへの操作により実行される印刷処理に対して前記設定パラメータが設定される際に、前記対象画像パラメータが付加されている前記対象画像の印刷パラメータとして、前記対象画像パラメータと前記設定パラメータとの何れかを指定する指定情報も設定されており、
    前記第2出力手段は、
    前記第3受付手段が前記オブジェクトへの操作を受け付けた場合に、前記対象画像に前記対象画像パラメータが付加されていれば、前記指定情報が前記対象画像パラメータを指定していることを条件として、前記対象画像パラメータに従った印刷指示を出力し、前記対象画像に前記対象画像パラメータが付加されていても、前記指定情報が前記設定パラメータを指定していれば、前記設定パラメータに従った印刷指示を出力することを特徴とする請求項8に記載の制御プログラム。
  11. コンピュータを備える情報処理装置であって、
    前記コンピュータを、
    画像データを取得する第1取得手段と、
    対象画像パラメータを決定する決定手段と、
    して機能させ、前記対象画像パラメータは、前記第1取得手段により取得された画像データに基づく画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータであり、
    前記決定手段により決定された対象画像パラメータを、前記第1取得手段により取得された画像データに付加する付加手段と、
    して機能させることを特徴とする情報処理装置。
  12. コンピュータを備える情報処理装置であって、
    前記コンピュータを、
    印刷対象とする画像である対象画像の画像データに、当該対象画像を印刷する際に用いるための印刷パラメータである対象画像パラメータが付加されている場合に、前記対象画像パラメータに従った印刷指示を出力し、前記対象画像の画像データに前記対象画像パラメータが付加されていない場合に、前記コンピュータに対して設定されている印刷パラメータに従った印刷指示を出力する第1出力手段として機能させることを特徴とする情報処理装置。
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