JP2021188674A - ジャーナル軸受および回転機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャーナル軸受および回転機械において、軸受パッドの作動性を向上して回転軸を安定して支持することで振動の発生を抑制する。【解決手段】環状をなして回転軸の周囲に配置されるハウジングと、ハウジングと回転軸との間でハウジングの周方向に所定間隔を空けて配置される複数の軸受パッドと、軸受パッドにおける回転軸の軸心方向の少なくとも一方の端部を軸心方向に平行な軸心を支点としてハウジングに揺動自在に支持する支持部とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、遠心圧縮機や多軸多段圧縮機などの圧縮機、蒸気タービンやガスタービンなどの駆動用タービンなどの回転機械に適用されるジャーナル軸受、ジャーナル軸受を備える回転機械に関するものである。
回転機械の回転軸を支持する装置としてジャーナル軸受があり、ジャーナル軸受としてティルティングパッド軸受がある。ティルティングパッド軸受は、ハウジングと、ハウジングの内部に周方向に沿って配列されて回転軸を回転可能に支持する複数の軸受パッドとを有する。ティルティングパッド軸受は、回転軸と複数の軸受パッドとの間に油膜を形成すると共に、軸受パッドを揺動させることで、回転軸を支持する。そのため、ティルティングパッド軸受は、油膜を介して回転軸を支持することで、回転軸の回転を許容しつつ、回転軸が励振する場合であっても、油膜の減衰効果により回転軸の振動を減衰させることができる。
このようなジャーナル軸受(ティルティングパッド軸受)としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載されたジャーナル軸受は、複数の軸受パッドの外周部がハウジングから突出する位置決めピンにより支持される。
特許第6452010号公報
上述したように従来のジャーナル軸受は、複数の軸受パッドの外周部が位置決めピンにより点支持(線支持)される構造である。ところが、軸受パッドの外周部の摩耗や位置決めピンのがたなどにより、回転軸の外周面と軸受パッドの内周面との間に適正な油膜厚さ分布が形成されないことがある。すると、振動安定性に優れていると考えられているティルティングパッド軸受であっても、回転軸の振動を減衰することができず、非同期振動が発生するおそれがある。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、軸受パッドの作動性を向上して回転軸を安定して支持することで振動の発生を抑制するジャーナル軸受および回転機械を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示のジャーナル軸受は、環状をなして回転軸の周囲に配置されるハウジングと、前記ハウジングと前記回転軸との間で前記ハウジングの周方向に所定間隔を空けて配置される複数の軸受パッドと、前記軸受パッドにおける前記回転軸の軸心方向の少なくとも一方の端部を前記軸心方向に平行な軸心を支点として前記ハウジングに揺動自在に支持する支持部と、を備える。
本開示の回転機械は、回転軸と、前記回転軸を回転自在支持する前記ジャーナル軸受と、を備える。
本開示のジャーナル軸受および回転機械によれば、軸受パッドの作動性を向上して回転軸を安定して支持することで振動の発生を抑制することができる。
図1は、第1実施形態のジャーナル軸受を表す概略図である。 図2は、ジャーナル軸受の要部断面を表す図1のII−II断面図である。 図3は、軸受パッドにおける支持部を表す図1のIII−III断面図である。 図4は、軸受パッドにおける支持部の変形例を表す図3と同様な断面図である。 図5は、第2実施形態のジャーナル軸受を表す概略図である。 図6は、ジャーナル軸受の要部断面を表す図5のVI−VI断面図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[第1実施形態]
<ジャーナル軸受の構成>
図1は、第1実施形態のジャーナル軸受を表す概略図、図2は、ジャーナル軸受の要部断面を表す図1のII−II断面図、図3は、軸受パッドにおける支持部を表す図1のIII−III断面図である。なお、以下の実施形態の説明にて、回転軸の軸方向をDa方向、回転軸の径方向をDr方向、回転軸の周方向をDc方向と称して説明する。
第1実施形態において、図1および図2に示すように、回転機械10は、回転軸11と、ジャーナル軸受12とを備える。回転機械10は、例えば、圧縮機や駆動用タービンであるが、この装置に限定されるものではない。ジャーナル軸受12は、回転軸11を回転自在に支持する。回転軸11は、円柱形状をなし、Da方向に沿う軸心O1を中心に回転可能である。
ジャーナル軸受12は、ティルティングパッド軸受である。ジャーナル軸受12は、ハウジング21と、複数(本実施形態では、5個)の軸受パッド22と、2個の支持部23,24とを備える。なお、軸受パッド22は、5個に限らず、4個以下や6個以上であってもよい。また、支持部23,24は、軸方向2個に限らず、軸方向片側1個であってもよい。
ハウジング21は、円環形状をなす。ハウジング21は、ハウジング本体部31と、一対の側壁部32,33とを有する。ハウジング本体部31は、円環形状であって、長方形の断面形状をなす。一対の側壁部32,33は、円環形状であって、長方形の断面形状をなす。一対の側壁部32,33は、ハウジング本体部31におけるDa方向の一端部と他端部に設けられる。一対の側壁部32,33は、ハウジング本体部31の内周部から軸心O1に向けてDr方向に沿って設けられる。ハウジング21は、ハウジング本体部31と一対の側壁部32,33とにより、U字形の断面形状をなす。一対の側壁部32,33は、同形状をなす。なお、ハウジング本体部31と一対の側壁部32,33とは、別体に設けてから一体に固定してもよいし、一体に設けてもよい。
ハウジング21は、ハウジング本体部31の内周面31aと一対の側壁部32,33の各端面32a,33aとにより円環形状をなす収容凹部34が設けられる。収容凹部34は、軸心O1に向けて開口する。
5個の軸受パッド22は、ハウジング21と回転軸11との間でハウジング21のDc方向に所定間隔を空けて配置される。5個の軸受パッド22は、ハウジング21の収容凹部34に配置される。軸受パッド22は、円弧形状をなし、外周面22aと、内周面22bと、側面22c,22dと、端面22e,22fを有する。軸受パッド22の外周面22aは、曲率半径がハウジング21の内周面(ハウジング本体部31の内周面31a)の曲率半径より小さい。軸受パッド22の内周面22bは、曲率半径が回転軸11の外周面の曲率半径と同様または大きい。軸受パッド22の側面22c,22dは、平面であって、Dc方向に隣接する軸受パッド22の側面22c,22dとの間に所定隙間が確保される。軸受パッド22の端面22e,22fは、平面形状をなす。5個の軸受パッド22は、同形状をなす。
支持部23,24は、軸受パッド22におけるDa方向の少なくとも一方の端部をDa方向に平行な軸心O2を支点としてハウジング21に揺動自在に支持する。第10実施形態にて、支持部23,24は、軸受パッド22におけるDa方向の一方の端部と他方の端部をハウジング21に揺動自在に支持する。また、支持部23,24は、ハウジング21に対して軸受パッド22を揺動自在に支持するだけでなく、ハウジング21に対して軸受パッド22を位置決め支持する。
支持部23,24は、ハウジング21に設けられる凸部41,42と、軸受パッド22に設けられる凹部43,44とを有する。凸部41,42は、側壁部32,33の各端面32a,33aに設けられる。凹部43,44は、軸受パッド22の端面22e,22fに設けられる。
図1および図3に示すように、凸部41,42は、半球凸形状をなし、凹部43,44は、半球凹形状をなす。凸部41,42は、凹部43,44に侵入する。凸部41,42と凹部43,44とは、外面41a,42aと内面43a,44aとの間にDr方向に所定隙間Srが設けられ、Dc向に所定隙間Scが設けられる。また、凸部41,42と凹部43,44とは、外面41a,42aと内面43a,44aとの間にDa方向に所定隙間Saが設けられる。ここで、所定隙間Srと所定隙間Scは、ハウジング21に対して軸受パッド22が軸心O2を支点として揺動可能な揺動代である。一方、所定隙間Saは、ハウジング21に対して軸受パッド22が軸心O2を支点として揺動可能とする隙間であり、所定隙間Srと所定隙間Scより小さく設定することが好ましい。なお、所定隙間Saは、側壁部32,33の端面32a,33aと軸受パッド22の端面22e,22fとの隙間Sa1と同等である。
そして、支持部23,24による軸受パッド22の支持位置、つまり、軸受パッド22が揺動する中心となる軸心O2は、軸受パッド22におけるDr方向の中間位置に位置する。但し、軸心O2は、軸受パッド22におけるDr方向の中間位置より外方、つまり、外周面22a側に位置するようにしてもよい。
なお、支持部23,24は、上述した形状に限定されるものではない。図4は、軸受パッドにおける支持部の変形例を表す図3と同様な断面図である。
図4に示すように、支持部25は、ハウジング21に設けられる凸部46と、軸受パッド22に設けられる凹部47とを有する。凸部46は、側壁部32の各端面32aに設けられる。凹部47は、軸受パッド22の端面22eに設けられる。
図1および図3に示すように、凸部46は、円柱凸形状をなし、凹部47は、円柱凹形状をなす。凸部46は、凹部47に侵入する。この場合、凸部46と凹部47は、端面46bと底面47bが平面であるが、端面46bを半球凸形状とし、底面47bを半球凹形状としてもよい。凸部46と凹部47とは、外周面46aと内周面47aとの間にDr方向に所定隙間Srが設けられ、Dc向に所定隙間Scが設けられる。また、凸部46と凹部47とは、端面46bと底面47bとの間にDa方向に所定隙間Saが設けられる。なお、所定隙間Saは、側壁部32の端面32aと軸受パッド22の端面22eとの隙間Sa1と同等である。
また、支持部23,24,25は、上述した形状に限定されるものではなく、凸部41,42,46と凹部43,44,47の形状は、円錐形状や錐台形状など、パッドの周方向の位置決めが可能でパッド揺動可能な程度にガタがある構造であればよい。さらに、支持部として、ハウジング21に凹部43,44,47を設け、軸受パッド22に凸部41,42,46を設けてもよい。
なお、ジャーナル軸受12は、図示しないが、外部から回転軸11の外周面と各軸受パッド22の内周面22bとの間に潤滑油を供給する給油装置が設けられる。給油装置は、例えば、給油配管が外部からハウジング21を貫通し、各軸受パッド22の間の空間部まで設けられて構成される。給油配管は、1本に限らず、複数本配置してもよい。そのため、潤滑油が給油配管を通って回転軸11の外周面や各軸受パッド22の内周面22bに供給され、各軸受パッド22の周りが潤滑油で満たされる。
<ジャーナル軸受の作動>
図1および図2に示すように、回転軸11の周囲にジャーナル軸受12が配置された状態で、潤滑油が回転軸11と各軸受パッド22との間に供給され、回転軸11の外周面と各軸受パッド22の内周面22bとの間に油膜が形成される。このとき、回転軸11がDr方向に振動すると、回転軸11に合わせて各軸受パッド22が軸心O2を支点として揺動しながら回転軸11を支持する。そのため、回転軸11の下方の軸受パッド22は、回転軸11の荷重を受けて適正に作動し、回転軸11を安定して支持し、回転軸11の振動減衰することができる。また、回転軸11の上方の軸受パッド22は、回転軸11の変動に応じて自重により適正に作動し、回転軸11を安定して支持することができる。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態のジャーナル軸受を表す概略図、図4は、ジャーナル軸受の要部断面を表す図3のIV−VI断面図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第1実施形態において、図5および図6に示すように、回転機械10Aは、回転軸11と、ジャーナル軸受12Aとを備える。ジャーナル軸受12は、回転軸11を回転自在に支持する。回転軸11は、円柱形状をなし、Da方向に沿う軸心O1を中心に回転可能である。
ジャーナル軸受12Aは、ティルティングパッド軸受である。ジャーナル軸受12Aは、ハウジング21と、複数(本実施形態では、5個)の軸受パッド22と、2個の支持部51,52とを備える。
ハウジング21は、ハウジング本体部31と、一対の側壁部32,33とを有する。ハウジング21は、収容凹部34が設けられる。5個の軸受パッド22は、ハウジング21の収容凹部34に配置される。
支持部51,52は、軸受パッド22におけるDa方向の少なくとも一方の端部をDa方向に平行な軸心O2を支点としてハウジング21に揺動自在に支持する。第2実施形態にて、支持部51,52は、軸受パッド22におけるDa方向の一方の端部と他方の端部をハウジング21に揺動自在に支持する。また、支持部51,52は、ハウジング21に対して軸受パッド22を揺動自在に支持するだけでなく、ハウジング21に対して軸受パッド22を位置決め支持する。
支持部51,52は、軸受パッド22に設けられる軸部61,62と、ハウジング21に設けられて軸部61,62を回転自在に支持する軸受63,64とを有する。軸部61,62は、軸受パッド22の端面22e,22fに設けられる。軸受63,64は、側壁部32,33の各端面32a,33aに設けられる。軸部61,62は、軸受パッド22の端面22e,22fからDaに沿って側壁部32,33側に突出して設けられる。軸受63,64は、側壁部32,33の内部に設けられ、軸受パッド22の端面が各端面32a,33aに段差なく連続する。軸受63,64は、転がり軸受であることが好ましいが、その他の種類の軸受であってもよい。
そして、支持部51,52による軸受パッド22の支持位置、つまり、軸受パッド22が揺動する中心となる軸心O2は、軸受パッド22におけるDr方向の中間位置よりDr方向の外方に位置する。但し、軸心O2は、軸受パッド22におけるDr方向の中間位置に位置するようにしてもよい。
なお、支持部51,52は、上述した形状に限定されるものではない。ハウジング21に軸部61,62を設け、軸受パッド22に軸部61,62を回転自在に支持する軸受63,64を設けてもよい。
第2実施形態のジャーナル軸受12Aの作動は、第1実施形態のジャーナル軸受12とほぼ同様であることから、説明は省略する。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係るジャーナル軸受は、環状をなして回転軸11の周囲に配置されるハウジング21と、ハウジング21と回転軸11との間でハウジング21の周方向に所定間隔を空けて配置される複数の軸受パッド22と、軸受パッド22におけるDa方向(回転軸11の軸心O1方向)の少なくとも一方の端部を軸心O1方向に平行な軸心O2を支点としてハウジング21に揺動自在に支持する支持部23,24,25,51,52とを備える。
第1の態様に係るジャーナル軸受は、軸受パッド22におけるDa方向の端部が支持部23,24,25,51,52により軸心O1方向に平行な軸心O2を支点として揺動自在に支持されることから、軸受パッド22の作動性を向上して回転軸11を安定して支持することで、振動の発生を抑制することができる。
第2の態様に係るジャーナル軸受は、支持部23,24,25,51,52は、軸受パッド22におけるDa方向の一方の端部および他方の端部を揺動自在に支持する。これにより、支持部23,24,25,51,52により軸受パッド22を安定して支持することができる。
第3の態様に係るジャーナル軸受は、支持部23,24,25は、ハウジング21と軸受パッド22の一方に設けられる凸部41,42,46と、ハウジング21と軸受パッド22の他方に設けられる凹部43,44,47とを有する。これにより、簡単な構成で軸受パッド22を安定して支持することができる。
第4の態様に係るジャーナル軸受は、凸部41,42,46は、凹部43,44,47に侵入し、凸部41,42,46と凹部43,44,47とは、少なくともDr方向およびDc方向に所定隙間Sr,Scが設けられる。これにより、ハウジング21に対して軸受パッド22のDr方向およびDc方向に揺動代を確保することができ、軸受パッド22の作動性を向上して回転軸11を安定して支持することができる。
第5の態様に係るジャーナル軸受は、凸部41,42は、半球凸形状をなし、凹部43,44は、半球凹形状をなす。これにより、軸受パッド22の作動性を向上することができる。
第6の態様に係るジャーナル軸受は、凸部46は、円柱凸形状をなし、凹部47は、円柱凹形状をなす。これにより、軸受パッド22の作動性を向上することができる。
第7の態様に係るジャーナル軸受は、支持部51,52は、ハウジング21と軸受パッド22の一方の設けられる軸部61,62と、ハウジング21と軸受パッド22の他方に設けられて軸部61,62を回転自在に支持する軸受63,64とを有する。これにより、軸受パッド22の作動安定性を向上することができる。
第8の態様に係るジャーナル軸受は、支持部23,24,25による軸受パッド22の支持位置は、軸受パッド22におけるDr方向の中間位置に位置する。これにより、軸受パッド22を安定して支持することができる。
第9の態様に係るジャーナル軸受は、支持部51,52による軸受パッド22の支持位置は、軸受パッド22におけるDr方向の中間位置よりDr方向の外方に位置する。これにより、軸受パッド22を安定して支持することができる。
第10の態様に係る回転機械は、回転軸11と、回転軸11を回転自在支持するジャーナル軸受12とを備える。これにより、軸受パッド22の作動性を向上して回転軸11を安定して支持することで、振動の発生を抑制することができる。
10,10A 回転機械
11 回転軸
12,12A ジャーナル軸受
21 ハウジング
22 軸受パッド
22a 外周面
22b 内周面
22c,22d 側面
22e,22f 端面
23,24,25,51,52 支持部
31 ハウジング本体部
31a 内周面
32,33 側壁部
32a,33a 端面
34 収容凹部
41,42,46 凸部
41a 外面
43,44,47 凹部
43a 内面
46a 外周面
46b 端面
47a 内周面
47b 底面
61,62 軸部
63,64 軸受
O1,O2 軸心
Sa,Sr,Sc 所定隙間
Sa1 隙間

Claims (10)

  1. 環状をなして回転軸の周囲に配置されるハウジングと、
    前記ハウジングと前記回転軸との間で前記ハウジングの周方向に所定間隔を空けて配置される複数の軸受パッドと、
    前記軸受パッドにおける前記回転軸の軸心方向の少なくとも一方の端部を前記軸心方向に平行な軸心を支点として前記ハウジングに揺動自在に支持する支持部と、
    を備えるジャーナル軸受。
  2. 前記支持部は、前記軸受パッドにおける前記軸心方向の一方の端部および他方の端部を揺動自在に支持する、
    請求項1に記載のジャーナル軸受。
  3. 前記支持部は、前記ハウジングと前記軸受パッドの一方に設けられる凸部と、前記ハウジングと前記軸受パッドの他方に設けられる凹部とを有する、
    請求項1または請求項2に記載のジャーナル軸受。
  4. 前記凸部は、前記凹部に侵入し、前記凸部と前記凹部とは、少なくとも前記回転軸の径方向および周方向に所定隙間が設けられる、
    請求項3に記載のジャーナル軸受。
  5. 前記凸部は、半球凸形状をなし、前記凹部は、半球凹形状をなす、
    請求項3または請求項4に記載のジャーナル軸受。
  6. 前記凸部は、円柱凸形状をなし、前記凹部は、円柱凹形状をなす、
    請求項3または請求項4に記載のジャーナル軸受。
  7. 前記支持部は、前記ハウジングと前記軸受パッドの一方の設けられる軸部と、前記ハウジングと前記軸受パッドの他方に設けられて前記軸部を回転自在に支持する軸受とを有する、
    請求項1または請求項2に記載のジャーナル軸受。
  8. 前記支持部による前記軸受パッドの支持位置は、前記軸受パッドにおける前記回転軸の径方向の中間位置に位置する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のジャーナル軸受。
  9. 前記支持部による前記軸受パッドの支持位置は、前記軸受パッドにおける前記回転軸の径方向の中間位置より前記回転軸の径方向の外方に位置する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のジャーナル軸受。
  10. 回転軸と、
    前記回転軸を回転自在支持する請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のジャーナル軸受と、
    を備える回転機械。
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