JP2021188528A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】煤の排出量を抑制する。【解決手段】内燃機関1は、シリンダ3、シリンダヘッド4およびピストン2により画成された燃焼室6と、燃焼室の半径方向の中心部に配置されたインジェクタ7であって、半径方向外側に向かって燃料を噴射する複数の噴孔20を有するインジェクタとを備える。噴孔は、燃料噴射時期における燃焼室の天井面29と、噴孔の真下に位置するピストンの表面24との間の高さ方向の間隔Aの略中間部に位置されている。【選択図】図1

Description

本開示は内燃機関に係り、特に、ディーゼルエンジンに好適な内燃機関に関する。
内燃機関、特に直噴式燃焼室を備えたディーゼルエンジンにおいては、シリンダ内に形成された燃焼室と、燃焼室の半径方向の中心部に配置されたインジェクタとを備えている。インジェクタは複数の噴孔を有し、これら噴孔から、燃焼室の半径方向外側に向かって放射状に燃料を噴射するようになっている。
特開2015−094314号公報
一般に噴孔は、燃焼室の天井面から比較的近い高さ位置にあり、燃料を斜め下向きに噴射するよう指向されている。
しかし、こうした一般的な噴孔位置では、燃料噴霧の周囲に存在する空気を十分に利用できず、煤の排出量が増加する傾向がある。
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、煤の排出量を抑制することができる内燃機関を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、
シリンダ、シリンダヘッドおよびピストンにより画成された燃焼室と、
前記燃焼室の半径方向の中心部に配置されたインジェクタであって、半径方向外側に向かって燃料を噴射する複数の噴孔を有するインジェクタと、
を備え、
前記噴孔は、燃料噴射時期における前記燃焼室の天井面と、前記噴孔の真下に位置する前記ピストンの表面との間の高さ方向の間隔の略中間部に位置されている
ことを特徴とする内燃機関が提供される。
好ましくは、前記間隔をAとし、前記燃焼室の天井面と前記噴孔との間の高さ方向の間隔をBとした場合、B/Aは40〜60%の範囲内に設定されている。
好ましくは、前記B/Aは50%に設定されている。
好ましくは、前記ピストンの頂面にキャビティが設けられ、前記キャビティ内には、その底部から隆起する凸部が設けられ、前記ピストンの表面は、前記凸部の頂面により形成される。
前記キャビティは、リエントラント型キャビティであってもよい。
好ましくは、前記噴孔は、これより噴射された燃料噴霧の噴霧軸がシリンダ軸と略直角になるように指向されている。
好ましくは、前記噴孔は、これより噴射された燃料噴霧の噴霧軸が、シリンダ軸に直角な方向に対し斜め下向きとなるように指向されている。
本開示によれば、煤の排出量を抑制することができる。
本実施形態の内燃機関を示す縦断面図である。 比較例の内燃機関を示す縦断面図である。 比較例と本実施形態のシミュレーション結果を示すグラフである。 第1変形例の内燃機関を示す縦断面図である。 第2変形例の内燃機関を示す縦断面図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお本開示は以下の実施形態に限定されない点に留意されたい。
本実施形態に係る内燃機関は、直噴式内燃機関、特にディーゼルエンジンである。エンジンは車両用であり、特にトラック等の大型車両の動力源として使用される。しかしながら、内燃機関および車両の種類、形式、用途等はこれらに限定されない。例えば車両は乗用車等の小型車両であってもよいし、エンジンはガソリンエンジンであってもよい。
エンジンは、車両以外の移動体、例えば船舶、建設機械、または産業機械に搭載されるものであってもよい。またエンジンは、移動体に搭載されるものではなく、定置式のものであってもよい。
図1に示すように、本実施形態のエンジン1は、ピストン2と、ピストン2が昇降可能かつ同軸に収容されたシリンダ3と、シリンダ3の上端開口を閉じるシリンダヘッド4と、ピストン2の外周面に装着された複数(本実施形態では三つ)のピストンリング5と、これらにより画成された閉空間である燃焼室6とを備える。シリンダ3はシリンダブロック9に形成される。またエンジン1は、シリンダヘッド4に取り付けられ燃焼室6内に燃料を噴射するインジェクタ7を備える。インジェクタ7は、コモンレール(図示せず)から供給された高圧燃料を噴射する。本実施形態の燃焼室6が副室式ではなく、直噴式であることに留意されたい。
Cはシリンダ3の中心軸(シリンダ軸という)を示す。以下、特に断らない限り、軸方向、半径方向および周方向といった場合、シリンダ軸Cを基準とした軸方向、半径方向および周方向をいうものとする。軸方向は高さ方向ともいい、図中上方が高さ方向の上側、下方が下側である。
ピストン2はシリンダ軸Cと同軸に配置される。ピストン2は、その頂面8の半径方向内側の部分に凹設されたキャビティ11を有する。本実施形態のキャビティ11はリエントラント型であり、凸部25と、外周側面部26と、リップ部27と、傾斜面部28とを有する。
凸部25は、キャビティ11内の半径方向中心部においてその底部から上方に向かって隆起して形成されている。凸部25は、その半径方向中心部に位置された頂面すなわち凸部頂面24と、凸部頂面24の半径方向外側に隣接された凸部傾斜面23とを有する。凸部頂面24は、シリンダ軸Cに垂直な円形の平面により形成される。凸部傾斜面23は、半径方向外側に向かうにつれ下側に向かうよう傾斜された円錐面により形成される。
外周側面部26は、凸部25(具体的には凸部傾斜面23)の半径方向外側に隣接され、凸部25に連続されると共に、半径方向外側に向かって凸となる円弧状の断面形状を有する。リップ部27は、外周側面部26の上側に隣接され、外周側面部26に連続されると共に、半径方向内側に向かって凸となる円弧状の断面形状を有する。これによりリップ部27はキャビティ11の入口を絞る。
傾斜面部28は、リップ部27の半径方向外側に隣接され、リップ部27に連続されると共に、リップ部27とピストン頂面8を繋ぐ。ピストン頂面8がシリンダ軸Cに垂直な平面により形成されるのに対し、傾斜面部28は、シリンダ軸Cに垂直な方向に対して小角度で傾斜された平面により形成される。傾斜面部28は、半径方向内側に向かうにつれ下側に向かうよう傾斜されている。
もっとも、キャビティ11の形状は任意であり、トロイダル型、深皿型、浅皿型等であってもよい。
インジェクタ7は、その先端部10を下向きにしてシリンダ軸Cと同軸に配置されている。インジェクタ7の先端部10は、シリンダヘッド4の下面すなわち燃焼室6の天井面29よりも下方に突出され、燃焼室6の半径方向の中心部に配置されている。インジェクタ7の先端部10には、複数(例えば8個)の噴孔20が周方向等間隔で設けられている。但し図には一つの噴孔20のみが示される。一つの噴孔20は半径方向外側に向かって燃料を噴射し、全噴孔20は放射状に燃料を噴射する。これにより燃焼室6内には、噴孔20の位置を起点もしくは頂点とした円錐状の燃料噴霧Fが形成される。
符号Cfは燃料噴霧Fの中心軸(噴霧軸という)を表す。燃料噴霧Fは、噴孔20から噴霧軸Cf方向に離間するにつれ、噴霧軸Cfを中心とした半径方向外側に徐々に拡散するような形状を有する。図では便宜上、燃料噴霧Fを単純な円錐形として示す。符号Sfは燃料噴霧Fにおける円錐面形状の外周面を示す。符号Tfは、噴孔20から最も遠方に到達した燃料噴霧Fの先端を示す。
図1は、圧縮上死点近傍の燃料噴射時期で燃料噴射(特にメイン噴射)が行われた直後の様子を示す。このタイミングは実質的に燃料噴射時期に等しい。
ここで本実施形態は、シリンダ軸C方向における噴孔20の高さ位置が通常のエンジンよりも下方である点に特徴がある。すなわち、図示の如き燃料噴射時期において、燃焼室6の天井面29(特にインジェクタ7の近傍の天井面29)と、噴孔20の真下に位置するピストン2の表面との間には、高さ方向の間隔Aが形成される。そして噴孔20は、この間隔Aの略中間部(丁度中間を含む)に位置されている。
ここでピストン2の表面とは、本実施形態の場合、凸部頂面24を意味する。燃料噴射時期における燃焼室6の天井面29と、噴孔20との間の高さ方向の間隔をBとした場合、B/A(間隔比という)は、好ましくは40〜60%の範囲内に設定され、より好ましくは約50%に設定され、より好ましくは50%に設定される。図示例では53%に設定されている。
このように噴孔20の高さ位置を下げるため、本実施形態のインジェクタ7の先端部10は、通常のエンジンよりも大きく、燃焼室6の天井面29から下方に突出されている。
また図示するように、本実施形態の噴孔20は、燃料噴霧Fの噴霧軸Cfがシリンダ軸Cと略直角(直角を含む)になるように指向されている。この向きは通常のエンジンよりも上向きである。噴霧軸Cfは、リップ部27の上端付近に向けられている。
次に、本実施形態の作用効果を比較例と比較しつつ説明する。なお比較例のうち本実施形態と同様の部分については図中同一符号を付して説明を省略する。
図2に示す比較例では、噴孔20の高さ位置が本実施形態よりも高く、通常のエンジンと同等とされ、噴孔20が本実施形態よりも燃焼室6の天井面29に近づけられている。間隔比B/Aは28%である。また噴孔20は、通常のエンジンと同様、燃料を斜め下向きに噴射するよう指向されている。噴霧軸Cfは、リップ部27の下端付近に向けられている。
しかし、この噴孔位置だと、燃料噴霧Fの周囲に存在する空気を十分に利用できず、煤の排出量が増加する傾向があることが判明した。
すなわち、燃料噴霧Fは、外周面Sfの周囲に存在する空気を取り込みながら先端Tf側に向かう。そして取り込んだ空気と共に燃焼する。
ここで、噴孔20の近辺の空気に着目する。燃料噴霧Fの下側では、燃料噴霧Fとピストン2の表面、具体的には凸部25の表面との間に比較的大きな高さ方向の隙間が形成される。従って比較的多量の空気G1を利用可能であり、かつ、燃料噴霧Fに導入可能である。
しかし、燃料噴霧Fの上側では、燃料噴霧Fと燃焼室6の天井面29との間の高さ方向の隙間が小さい。よって比較的少量の空気G2しか利用できず、燃料噴霧Fに導入される空気も自ずと少量となる。
こうなると、空気利用率が低下し、煤の排出量が増加してしまう。
一方、図1に示す本実施形態の場合だと、噴孔20の高さ位置を下げた結果、燃料噴霧Fの上側に形成される、燃料噴霧Fと燃焼室天井面29との間の高さ方向の隙間を比較例よりも拡大することができる。よって、比較的多量の空気G2が利用可能となり、かつ、燃料噴霧Fに導入可能となる。
これにより、空気利用率を増加し、煤の排出量を抑制することが可能となる。
ところで、このように噴孔20の高さ位置を下げるだけだと、燃料噴霧Fの下側で、燃料噴霧Fとピストン表面との間の隙間が縮小し、利用可能な空気量が減少する虞がある。よって本実施形態では、これを回避するため、併せてピストン表面の高さ位置を比較例(仮想線aで示す)よりも下げている。具体的には比較例よりも、凸部頂面24の高さ位置を下げ、凸部傾斜面23の傾斜を緩くしている。こうすることにより、燃料噴霧Fの下側で燃料噴霧Fとピストン表面との間の隙間を比較例と同等に維持し、比較的多量の空気G1が利用可能となる。
本実施形態のように、噴孔20の高さ位置を間隔Aの略中間部に設定することで、燃料噴霧Fの下側だけでなく、上側にも大きな隙間ないしスペースを確保することができ、燃料噴霧F内部への空気導入に有利である。また間隔比B/Aを40〜60%に設定したり、より好ましくは約50%に設定したり、より好ましくは50%に設定したりすることも、燃料噴霧F内部への空気導入に有利である。
また本実施形態では、燃料噴霧Fの噴霧軸Cfがシリンダ軸Cと略直角(直角を含む)になるように、すなわち略水平方向に燃料を噴射するように、噴孔20が指向されている。このことも、燃料噴霧Fの上下に大きな隙間ないしスペースを確保するのに有利である。また比較例に比べ、噴孔20の位置を下げるだけで向きを変えないと、燃料噴霧Fの到達先の位置も下がってしまう。本実施形態では、噴孔20の位置を下げるのと同時に向きも若干上向きに変更しているので、燃料噴霧Fの到達先の位置を同等に保つことができる。
図3に示すように、シミュレーション結果によれば、本実施形態は比較例よりも煤排出量を98%減少できることが確認できた。
次に、変形例を説明する。なお前記基本実施形態と同様の部分には図中同一符号を付して説明を割愛し、以下、基本実施形態との相違点を主に説明する。
図4には第1変形例を示す。この第1変形例では、噴孔20の高さ位置が基本実施形態と同様であるが、噴孔20の向きが基本実施形態と異なる。
本変形例の噴孔20は、噴霧軸Cfが、シリンダ軸Cに直角な方向に対し斜め下向きとなるように指向されている。つまり噴孔20は、比較例と同様、斜め下向きに燃料を噴射するよう指向されている。これにより本変形例の噴孔20の向きは、基本実施形態の噴孔20の向きより下向きとなる。図示例の場合、燃料噴霧Fの外周面Sfの上端に位置する母線Bfは、シリンダ軸Cに略直角(直角を含む)とされている。
こうすると、噴孔20近辺における燃料噴霧Fの上側の隙間がより大きくなるので、周囲空気の取り込みに有利である。なおこれとのトレードオフで、燃料噴霧Fの下側の隙間はより小さくなるが、元々この隙間は大きいのでそれ程問題はない。
シリンダ軸Cに直角な方向に対する噴霧軸Cfの斜め下向きの角度は、あまり大きくすると、燃料噴霧Fの下側の隙間を過度に縮小したり、燃料噴霧Fの到達先の位置を過度に下げたりする虞があるので、そうならないよう適度な大きさとされている。
次に、図5を参照して第2変形例を説明する。この第2変形例では、噴孔20の向きがさらに上向きとされている。
すなわち、噴孔20の高さ位置は基本実施形態と同様であるが、噴孔20は斜め上向きに燃料を噴射するよう指向されている。噴孔20は、噴霧軸Cfが、シリンダ軸Cに直角な方向に対し斜め上向きとなるように指向されている。
こうしても、噴孔20の高さ位置は依然として下がっているので、噴孔20近辺において燃料噴霧Fの上側に比較的大きな隙間を確保でき、周囲空気の取り込みに有利である。実際、この上側の隙間は比較例より大である。
こうすると、燃料噴霧Fの先端Tf付近で燃料噴霧Fが燃焼室6の天井面29に近づく傾向にある。しかし、燃料噴霧Fの先端Tf付近では、噴霧軸Cfを中心とした半径方向において、燃料噴霧Fから近い距離の空気しか取り込めない傾向がある。よって燃料噴霧Fが天井面29に近づいても問題とならない可能性がある。また、燃料噴霧Fが燃焼室6の天井面29に到達して接触する可能性がある。これを防止するため、シリンダ軸Cに直角な方向に対する噴霧軸Cfの斜め上向きの角度を小さくしたり、燃料噴霧Fの貫徹力を小さく(すなわち噴孔20から燃料噴霧先端Tfまでの距離を短く)したりすることが考えられる。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示の実施形態および変形例は他にも様々考えられる。
(1)例えば、ピストンの形状は任意であり、キャビティが無いものであってもよい。同様に、キャビティ内の凸部は無くてもよい。
(2)傾斜面部28は省略されてもよく、リップ部27と頂面8を直接接続してもよい。
本開示の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 内燃機関(エンジン)
2 ピストン
3 シリンダ
4 シリンダヘッド
6 燃焼室
7 インジェクタ
11 キャビティ
20 噴孔
24 凸部頂面
25 凸部
29 天井面
C シリンダ軸
F 燃料噴霧
Cf 噴霧軸

Claims (7)

  1. シリンダ、シリンダヘッドおよびピストンにより画成された燃焼室と、
    前記燃焼室の半径方向の中心部に配置されたインジェクタであって、半径方向外側に向かって燃料を噴射する複数の噴孔を有するインジェクタと、
    を備え、
    前記噴孔は、燃料噴射時期における前記燃焼室の天井面と、前記噴孔の真下に位置する前記ピストンの表面との間の高さ方向の間隔の略中間部に位置されている
    ことを特徴とする内燃機関。
  2. 前記間隔をAとし、前記燃焼室の天井面と前記噴孔との間の高さ方向の間隔をBとした場合、B/Aは40〜60%の範囲内に設定されている
    請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記B/Aは50%に設定されている
    請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記ピストンの頂面にキャビティが設けられ、前記キャビティ内には、その底部から隆起する凸部が設けられ、前記ピストンの表面は、前記凸部の頂面により形成される
    請求項1〜3の何れか一項に記載の内燃機関。
  5. 前記キャビティがリエントラント型キャビティである
    請求項1〜4の何れか一項に記載の内燃機関。
  6. 前記噴孔は、これより噴射された燃料噴霧の噴霧軸がシリンダ軸と略直角になるように指向されている
    請求項1〜5の何れか一項に記載の内燃機関。
  7. 前記噴孔は、これより噴射された燃料噴霧の噴霧軸が、シリンダ軸に直角な方向に対し斜め下向きとなるように指向されている
    請求項1〜5の何れか一項に記載の内燃機関。
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