JP2021187770A - 外用剤 - Google Patents

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Hiroyuki Okazaki
実佐紀 川口
Misaki Kawaguchi
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Abstract

【課題】ゲル化剤及び低級アルコールを含有していながら、塗布時にヨレが発生せず使用感が良好な外用剤の提供。【解決手段】ゲル化剤、低級アルコール及び多価アルコールを含有する外用剤。【選択図】なし

Description

本発明は、外用剤に関する。
低級アルコールが配合されている外用剤は、粘度が低く広範囲に塗布でき速乾性のある外用剤として好まれるが、塗布量によっては液だれが生じる。このような液だれを防止するためにゲル化剤が配合されるが、低級アルコールにゲル化剤を組み合わせた場合には、摩擦塗布時にゲル化剤に起因する垢状にたまったヨレが発生して使用感が悪くなるという問題があった。
このようなヨレの発生を抑制するために、低級アルコール、カルボキシビニルポリマー及び殺菌消毒薬に加えて、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体及び環状シリコーンを殺菌消毒剤組成物に配合することが提案されている(特許文献1)。
しかしながら、低級アルコールにゲル化剤を組み合わせた外用剤の需要が高まる近年では、使用感の更なる改善が要求されている。また、環状シリコーンについては、その使用が制限されることがあるという問題もあった。
特開2006−83120号公報
本発明の課題は、ゲル化剤及び低級アルコールを含有していながら、塗布時にヨレが発生せず使用感が良好な外用剤を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、ゲル化剤及び低級アルコールに加えて、グリセリン等の多価アルコールを含有せしめることによって、驚くべきことに、塗布時のヨレの発生が抑えられ、使用感のよい外用剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ゲル化剤、低級アルコール及び多価アルコールを含有する外用剤を提供するものである。
本発明によれば、摩擦塗布時にゲル化剤が垢状となって発生するヨレを抑制できる。従って、使用感に優れた外用剤を提供することができる。
本明細書において「ゲル化剤」とは、ゲル化作用を有するものであれば特に限定されるものではなく、具体的には例えば、カルボキシビニルポリマー等の(メタ)アクリル酸系高分子;ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の水溶性あるいは水膨潤性のセルロース系高分子の他、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、トラガントガム、グァーガム、ゼラチン、アラビアゴム、アルギン酸、アルブミン等が挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて用いればよい。
これらの中でも、ヨレの発生を抑制する観点から、(メタ)アクリル酸系高分子が好ましく、架橋型(メタ)アクリル酸系高分子がより好ましく、カルボキシビニルポリマーが特に好ましい。
これらのゲル化剤は公知の成分であり、公知の方法により製造できるほか、市販のものを使用してもよい。
ゲル化剤の含有量は特に限定されないが、外用剤の安定性、使用感等の観点から、外用剤全質量に対して、0.005質量%以上であるのが好ましく、0.01〜10質量%であるのがより好ましく、0.02〜7.5質量%であるのがさらに好ましく、0.03〜3質量%であるのがさらに好ましく、0.05〜0.2質量%であるのが特に好ましい。
本明細書において「低級アルコール」とは、炭素数1〜6の直鎖状又は分岐鎖状の1価のアルコールを意味し、具体的には例えば、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール等が挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて用いればよい。これらの中でも、エタノールが好ましい。
これらの低級アルコールは公知の成分であり、公知の方法により製造できるほか、市販のものを使用してもよい。
低級アルコールの含有量は特に限定されないが、外用剤の使用感、製造性等の観点から、外用剤全質量に対して、20質量%以上であるのが好ましく、25〜90質量%であるのがより好ましく、30〜85質量%であるのがさらに好ましく、35〜80質量%であるのがさらに好ましく、40〜60質量%であるのが特に好ましい。
また、(A)ゲル化剤に対する(B)低級アルコールの含有質量比〔(B)/(A)〕は、外用剤の安定性、使用感等の観点から、好ましくは1以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは7.5以上、特に好ましくは10以上であり、また、外用剤の安定性、使用感等の観点から、好ましくは30以下、より好ましくは25以下、更に好ましくは22.5以下、特に好ましくは20以下である。
本明細書において「多価アルコール」とは、2価以上のアルコールを意味する。
多価アルコールとしては、グリコール類;グリセリン、ポリグリセリン等のグリセリン類等が挙げられる。
グリコール類としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等のアルキレングリコール;マクロゴール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール等が挙げられる。
多価アルコールは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
上記多価アルコールの中でも、ヨレの発生を抑制する観点から、グリセリンが好ましい。
上記多価アルコールは公知の成分であり、公知の方法により製造できるほか、市販のものを使用してもよい。
多価アルコールの含有量は特に限定されないが、外用剤のヨレ抑制、使用感等の観点から、外用剤全質量に対して、0.005質量%以上であるのが好ましく、0.01〜30質量%であるのがより好ましく、0.02〜25質量%であるのがさらに好ましく、0.05〜20質量%であるのがさらに好ましく、1〜10質量%であるのが特に好ましい。
また、(A)ゲル化剤に対する(C)多価アルコールの含有質量比〔(C)/(A)〕は、ヨレの発生を抑制する観点から、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.5以上、特に好ましくは1以上であり、また、ヨレの発生を抑制する観点から、好ましくは15以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下、特に好ましくは3以下である。
また、(B)低級アルコールに対する(C)多価アルコールの含有質量比〔(C)/(B)〕は、ヨレの発生を抑制する観点から、好ましくは0.005以上、より好ましくは0.01以上、更に好ましくは0.025以上、特に好ましくは0.05以上であり、また、ヨレの発生を抑制する観点から、好ましくは1以下、より好ましくは0.5以下、更に好ましくは0.3以下、特に好ましくは0.15以下である。
本発明の外用剤としては、上記各成分に加えて、更に水を含有するものが好ましい。
水の含有量は特に限定されないが、外用剤の使用時の安全性や変色抑制作用の観点から、外用剤全質量に対して、1質量%以上であるのが好ましく、5質量%以上であるのがより好ましく、10〜70質量%であるのがさらに好ましく、15〜65質量%であるのがさらに好ましく、25〜55質量%であるのが特に好ましい。
また、外用剤は、薬効成分として、上記以外の成分を含んでいてもよい。このような薬効成分としては特に限定されないが、例えば、クロタミトン、サリチル酸類、殺菌剤、防腐剤、収れん・保護剤、アンモニア水、ビタミンE類、パンテノール、ビタミンA類、ロートエキス、血管収縮剤、サルファ剤、消炎剤、生薬、抗白癬菌剤、角質溶解剤等が挙げられる。これらのうち1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
サリチル酸類としては、サリチル酸グリコール、サリチル酸メチル等が挙げられる。
殺菌剤としては、ベンザルコニウム塩化物、ベンゼトニウム塩化物、アクリノール、アルキルポリアミノエチルグリシン、セチルピリジニウム塩化物、デカリニウム塩化物、デカリニウム酢酸塩、ベルベリン塩化物、ベルベリン安息香酸塩、クロルヘキシジン塩酸塩、クロルへキシジングルコン酸塩液、セトリミド、レゾルシン等が挙げられる。
防腐剤としては、安息香酸、クロロブタノール、酢酸、フェノール、ヨードチンキ等が挙げられる。
収れん・保護剤としては、カラミン、酸化亜鉛、クロルヒドロキシアルミニウム等が挙げられる。
ビタミンE類としては、トコフェロール、トコフェロール酢酸エステル等が挙げられる。
ビタミンA類としては、ビタミンA油、レチノールパルミチン酸エステル、肝油、強肝油等が挙げられる。
血管収縮剤としては、エピネフリン液、エフェドリン塩酸塩、テトラヒドロゾリン塩酸塩、ナファゾリン塩酸塩、フェニレフリン塩酸塩、dl−メチルエフェドリン塩酸塩等が挙げられる。
サルファ剤としては、スルファジアジン、スルフイソミジン、スルフイソミジンナトリウム、ホモスルファミン等が挙げられる。
消炎剤等としては、アラントイン、アルミニウム・クロルヒドロキシアラントイネート、アルジオキサ、イクタモール、リゾチーム塩化物、乾燥硫酸アルミニウムカリウム、ジメチルイソプロピルアズレン、卵黄油、硫酸アルミニウムカリウム等が挙げられる。
生薬としては、シコン、セイヨウトチノキ種子、ハマメリス、加工ダイサン等が挙げられる。
抗白癬菌剤としては、ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、フェニル−11−ヨード−10−ウンデシノエート、エキサラミド、クロトリマゾール、エコナゾール硝酸塩、ミコナゾール硝酸塩、チオコナゾール、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、シクロピロクスオラミン、シッカニン、トリコマイシン、ピロールニトリン、チアントール、2,4,6−トリブロムフェニルカプロン酸エステル、トリメチルセチルアンモニウムペンタクロロフェネート、トルシクラート、トルナフタート、ハロプロジン、イオウ、木槿皮等が挙げられる。
角質溶解剤としては、尿素、フタル酸ジエチル等が挙げられる。
本発明の外用剤には、医薬、医薬部外品又は化粧品分野の外用剤に用いられる添加物を、外用剤の剤形等に応じて配合してもよい。こうした添加物としては、例えば、油脂類、乳化剤、可溶化剤、pH調整剤、抗酸化剤、軟化剤、保湿剤、防腐剤、安定化剤、経皮吸収促進剤等が挙げられる。これらのうち1種を単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
油脂類としては、例えば、スクワラン、パラフィン、流動パラフィン、軽質流動パラフィン、ワセリン等の炭化水素類;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の脂肪酸エステル類;べへニルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール類;ベヘニン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;カルナウバロウ、鯨ロウ、セラック、ホホバ油、ミツロウ、サラシミツロウ、モンタンロウ、ラノリン、精製ラノリン、還元ラノリン等のロウ類;鎖状シリコーン、環状シリコーン等のシリコーン油等が挙げられる。
シリコーン油(特に環状シリコーン)の含有量は、外用剤全質量に対して、好ましくは0質量%以上0.01質量%未満、より好ましくは0質量%以上0.005質量%未満、特に好ましくは0質量%である。
乳化剤としては、例えば、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、エチレングリコールモノ脂肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、メチルグルコシド脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド等の多価アルコール脂肪酸エステル又は多価アルコールアルキルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシエチレンフィトスタノール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル等のポリオキシエチレンエーテル;ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールジ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン植物油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等のエーテルエステル等の非イオン性界面活性剤;ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム等のイオン性界面活性剤等が挙げられる。
可溶化剤としては、例えば、上記の乳化剤として例示した非イオン性界面活性剤又はイオン性界面活性剤に加え、流動パラフィン、クロタミトン、マクロゴール等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、クエン酸、クエン酸ナトリウム、無水クエン酸、リンゴ酸、マレイン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、酒石酸ナトリウム、乳酸、乳酸カルシウム、乳酸ナトリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、氷酢酸等の有機酸又はその塩;塩酸、硫酸、リン酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸二水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機酸又はその塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等の水酸化アルカリ;トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン等のアミン類等が挙げられる。
抗酸化剤としては、例えば、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、亜硫酸水素ナトリウム、エデト酸ナトリウム、エリソルビン酸、塩酸システイン、クエン酸、トコフェロール、酢酸トコフェロール、大豆レシチン、没食子酸プロピル等が挙げられる。
軟化剤としては、例えば、アラントイン、アーモンド油、オリブ油、流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、精製ラノリン、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ナタネ油、ヒマシ油、ポリブテン等が挙げられる。
保湿剤としては、ヒアルロン酸ナトリウム、尿素、ショ糖、エリスリトール、ソルビトール等が挙げられる。
防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸ベンジル、安息香酸ナトリウム、安息香酸、安息香酸ベンジル、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、アミノエチルスルホン酸等が挙げられる。
安定化剤としては、例えば、アジピン酸、アスコルビン酸、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、硬化油、システイン等が挙げられる。
経皮吸収促進剤としては、例えば、アジピン酸ジイソプロピル等の脂肪酸エステル類が挙げられる。
本発明の外用剤の25℃におけるpHは、外用剤の安定性及び皮膚刺激のなさ等の点から、通常3〜9、好ましくは4〜8である。
本発明の外用剤の剤形としては、液状又は半固形状の剤形が好ましい。具体的には、クリーム剤、軟膏剤、液剤、ゲル剤、ローション剤が挙げられる。これらの中では、液剤、ゲル剤、ローション剤が好ましい。
また、本発明の外用剤は、好ましくは皮膚外用剤である。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。なお、以下の試験例において各成分の使用量は、換算量を特に断らない限り、表示した成分そのものの量を示す。
実施例1
エタノール52gに、カルボキシビニルポリマー3.0g、グリセリン5.0g、ベンザルコニウム塩化物0.05g、トリエタノールアミン0.4gを添加し、精製水で全量100gとした後、混合し、ゲル剤を得た。pHは5.8(25℃)であった。
比較例1
エタノール52gに、カルボキシビニルポリマー3.0g、ベンザルコニウム塩化物0.05g、トリエタノールアミン0.4gを添加し、精製水で全量100gとした後、混合し、ゲル剤を得た。pHは5.9(25℃)であった。
[試験例1]官能試験
実施例1及び比較例1のゲル剤の使用感について、5名のパネラーにより官能試験にて評価を行った。ゲル剤0.5gを被験者の手に10回塗擦し、その際のヨレの発生を観察し、以下の基準で評価した。結果を表1に示す。
(評価基準)
〇:ヨレが発生せず使用感がよい。
△:ヨレがわずかに発生し、使用感がわずかに悪い。
×:ヨレが発生し使用感が悪い。
Figure 2021187770
以上の試験結果から、カルボキシビニルポリマー等のゲル化剤及びエタノール等の低級アルコールを含有するゲル剤において生じるヨレを、グリセリン等の多価アルコールを更に含有せしめることにより抑制できることが明らかとなった。
本発明によれば、ゲル化剤及び低級アルコールを含有していながら、塗布時にヨレが発生せず使用感が良好な外用剤を提供できる。

Claims (1)

  1. ゲル化剤、低級アルコール及び多価アルコールを含有する外用剤。
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