JP2021187686A - ガス供給・濃度管理システム - Google Patents
ガス供給・濃度管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021187686A JP2021187686A JP2020091093A JP2020091093A JP2021187686A JP 2021187686 A JP2021187686 A JP 2021187686A JP 2020091093 A JP2020091093 A JP 2020091093A JP 2020091093 A JP2020091093 A JP 2020091093A JP 2021187686 A JP2021187686 A JP 2021187686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- concentration
- determination signal
- sensor
- gas concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
Description
このオゾンガス発生器には、いくつかの方式のものがある。例えば、特許文献1には、オゾン源となる酸素を含む原料ガスに、所定範囲の波長の紫外線を照射してオゾンガスを発生させる構成のものが開示されている。
そのため、オゾンガスが脱臭や除菌に優れた効果を発揮することが知られているにも関わらず、現状において、不特定多数の人が多く集まる施設の建物内の大きなエリア(空間)等において、オゾンガスの濃度を管理しながら、オゾンガスを供給することは行われておらず、そのための装置やシステムも知られていない。
なお、空気中の脱臭や除菌に用いられる市販されているオゾンガス発生器は、不特定多数の人が多く集まることがない、住宅の室内やトイレ等の比較的に狭い空間において用いられているものが多く、オゾンガスの濃度を監視する必要がないレベルの微小量のオゾンガスを供給している。
この構成によれば、床面からの高さが異なる複数の位置において、それぞれ、ガス濃度が所定濃度以上であるか否かを監視して、監視結果に基づいてガス発生器のオン・オフ動作を制御できる。そのため、本発明によれば、特定多数の人が多く集まる施設の建物内の大きなエリア(空間)に空気と異なる比重のガスを供給する場合において、すなわち、ガス濃度が高さ位置によりばらついて濃度管理が困難な環境においても、所定濃度条件を満たすようにガスの供給を行うことができる。
なお、大型施設等の建物内の大きなエリア(百貨店やスーパ等のフロアー、展示ホール、イベントホール、ライブハウス、劇場、遊技場ホール等のエリア)に対して、ガス発生器から直接ガスを供給(ファンで噴出して供給)する方法もあるが、この場合、ガス発生器に大型のファンを設ける必要がある。一方、本発明のように、上記の構成を採用した場合、空調システムのダクトに、ガスを注入すれば良く、ガス発生器毎に大型のファンを設ける必要がない。また、本発明の構成によれば、所定エリアに対してガス発生器から直接ガスを供給する場合と比べて、所定エリアの全域に対してムラなくガスを供給することができる。
さらに、上記の構成によれば、大型施設等の建物内の大きなエリアであっても、既存の「ダクトを備えた空調システム」があれば、後付けで設置するこができるため、コストを抑えて、オゾンガスによる除菌及び脱臭が実現できる。
また、前記ガス濃度センサは、設置されている高さ寸法の位置における前記ガス濃度が所定濃度以上であることを検知した場合に第1の濃度判定信号を出力し、該設置されている高さ寸法の位置におけるガス濃度が所定濃度未満であると検知した場合に第2の濃度判定信号を出力し、前記ガス発生器は、動作している最中に自身に対応付けられている前記ガス濃度センサが出力する濃度判定信号が前記第1の濃度判定信号であるときには、前記制御装置に制御されて該動作を停止してガスの供給を止めて、停止している最中に前記ガス濃度センサが出力する濃度判定信号が前記第2の濃度判定信号であるときには、前記制御装置に制御されてオン動作を開始してガスを発生させて前記ダクトの内部を流れる空気に該ガスを混入するようになっていることが望ましい。
また、前記センサ設置位置には、少なくとも、前記床面を基準にして第1の高さ寸法の設置位置と、前記第1の高さ寸法よりも高い第2の高さ寸法の設置位置と、前記第2の高さ寸法よりも高い第3の高さ寸法の設置位置とが含まれていることが望ましい。
本発明において、ガス発生器を動作させて所定エリアにオゾンガスを供給している最中に、所定エリアのガス濃度が上昇している状態のときには、空気より比重が重いオゾンガスのガス濃度は、床面からの高さ寸法が低い位置から順次に大きな値になっていく。
一方、複数のガス発生器のうちのいずれかだけを動作させて(或いは、全てを停止させて)いる最中に、所定エリアのガス濃度が減少している状態のときには、床面からの高さ寸法が高い位置からガス濃度が順次に小さな値になっていく。
また、上記のガス発生器の動作を停止させても、ガス濃度の上昇が続く場合には、次に、高さ寸法が二番目に低い位置(第2の高さ寸法の位置)に設置されたガス濃度センサが所定濃度以上であることを判定して、第1の濃度判定信号を出力する。この際、制御装置は、二番目に低い位置に設置されたガス濃度センサが出力する第1の濃度判定信号に基づいて、二番目に低い位置に設置されたガス濃度センサに対応付けられているガス発生器の動作を停止させる。これにより、さらにガス濃度の上昇が抑えられる。
その後、例えば、所定エリアのガス濃度が減少に転じた場合には、高さ寸法が二番目に低い位置(第2の高さ寸法の位置)に設置されたガス濃度センサが所定濃度未満であることを判定して第2の検知信号を出力するようになる。この際、制御装置は、二番目に低い位置に設置されたガス濃度センサが出力する第2の濃度判定信号に基づいて、二番目に低い位置に設置されたガス濃度センサに対応付けられているガス発生器の動作を開始させる。
なお、二番目に低い位置に設置されたガス濃度センサに対応付けられているガス発生器の動作を停止させても、ガス濃度が上昇する場合には、高さ寸法が三番目に低い位置(第3の高さ寸法の位置)に設置されたガス濃度センサが所定濃度以上であることを判定して、三番低い位置に設置されたガス濃度センサに対応付けられているガス発生器の動作を停止させる。
また、本実施形態では、所定エリアSが「百貨店やスーパ等の売り場フロアー、展示ホール、イベントホール、ライブハウス、劇場、遊技場ホール等の不特定多数の人が多く集まる大きなエリア(空間)である場合」を例にしている。
先ず、本実施形態のガス供給・濃度管理システムの概略構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態のガス供給・濃度管理システムは、建物の所定エリアSに空気より比重が重いオゾンガスを供給するものであって、複数のオゾンガス発生器10(10a、10b、10c1、10c2、10d、10e)と、オゾンガス発生器10のオン・オフ動作を制御する制御装置20(20a、20b、20c1、20c2、20d、20e)と、複数のオゾンガス濃度センサ30(30a、30b、30c、30d、30e)と、複数の通信機器40(40a、40b、40c、40d、40e)とを有している。
なお、本実施形態では、制御装置20aが、ガス発生器10aに対応付けられているガス濃度センサ30aが出力する濃度判定信号を用いてガス発生器10aのオン・オフ動作を制御するようになっている。また、制御装置20bが、ガス発生器10bに対応付けられているガス濃度センサ30bが出力する濃度判定信号を用いてガス発生器10bのオン・オフ動作を制御するようになっている。制御装置20c1が、ガス発生器10c1に対応付けられているガス濃度センサ30cが出力する濃度判定信号を用いてガス発生器10c2のオン・オフ動作を制御するようになっている。制御装置20c2が、ガス発生器10c2に対応付けられているガス濃度センサ30cが出力する濃度判定信号を用いてガス発生器10c2のオン・オフ動作を制御するようになっている。制御装置20dが、ガス発生器10dに対応付けられているガス濃度センサ30dが出力する濃度判定信号を用いてガス発生器10dのオン・オフ動作を制御するようになっている。制御装置20eが、ガス発生器10eに対応付けられているガス濃度センサ30eが出力する濃度判定信号を用いてガス発生器10dのオン・オフ動作を制御するようになっている。
以下、本実施形態の各部の構成について詳細に説明する。
先ず、本実施形態のガス供給・濃度管理システムの設置環境について説明する。
ガス供給・濃度管理システムが設置される建物の所定エリアSは、2台の熱交換器1a、1bに接続されたダクト3を介して熱交換器1a、1bから送風される空気(熱交換された空気)が供給されるようになっている。図1に示す例では、建物の所定エリアSの室外(屋外)に、床置ダクトタイプのエアコン(空調機)で構成された、2台の熱交換器1a、1bが設置されている。
また、熱交換器1bには、所定エリアSの壁面に設けられた吸入口(排気口)5bに接続されたダクト3b1と、所定エリアSの天井面に設けられた吹出口(吸気口)4b1、4b2に接続されたダクト3b2とが接続されている。熱交換器1bは、ダクト3b1を介して空気吸入口5bから所定エリアSの空気を吸入し、吸入した空気を熱交換して(冷却或いは加熱して)、ダクト3a2を介して吹出口4b1、4b2から熱交換した空気を吹き出すようになっている。
なお、熱交換器1a、1bは、市販の床置ダクトタイプのエアコンであるため、詳細な説明を省略する。
次に、オゾンガス発生器10(10a、10b、10c1、10c2、10d、10e)の説明を行う(図1参照)。
オゾンガス発生器10a、10b、10c1は、建物の所定エリアSの室外に設置されており、オゾンガスを発生させると共に、熱交換器1aに接続されたダクト3a2の内部に流れる空気(熱交換された熱交換器1aから送り出された空気)に、発生したオゾンガスを混入する。また、オゾンガス発生器10d、10e、10c2は、所定エリアSの室外に設置されており、オゾンガスを発生させると共に、熱交換器1bに接続されたダクト3b2の内部に流れる空気(熱交換された熱交換器1aから送り出された空気)に、発生したオゾンガスを混入する。
また、オゾンガス注入管13は、一端部が装置本体部11の吹出口11aに接続されており、他端部側がダクト3(3a2、3b2)に貫通してダクト3の内部と連通している。そして、装置本体部11の吹出口11aから噴き出されるオゾンガスが、オゾンガス注入管13を通ってダクト3(3a2、3b2)に注入されて、ダクト3(3a2、3b2)の内部(管内)を流れる空気にオゾンガスが混入されるようになっている。
なお、例えば、オゾンガス発生器10には、『株式会社タムラテコ社製』(Ala Cleantターボ)や(Bactecter HK3)や『オーニット株式会社社製』(GWN-2000S)等を用いることができる。
次に、制御装置20(20a、20b、20c1、20c2、20d、20e)の説明を行う(図1参照)。
なお、本実施形態では、制御装置20aがオゾンガス発生器10aのオン・オフ動作を制御し、制御装置20bがオゾンガス発生器10bのオン・オフ動作を制御し、制御装置20c1がオゾンガス発生器10c1のオン・オフ動作を制御し、制御装置20c2がオゾンガス発生器10c2のオン・オフ動作を制御し、制御装置20dがオゾンガス発生器10dのオン・オフ動作を制御し、制御装置20eがオゾンガス発生器10eのオン・オフ動作を制御するようになっている。
具体的には、上記の制御回路は、上記の無線通信回路が受信した濃度判定信号が「ガス濃度が所定濃度(指定数値)以上であることを示す信号(第1の濃度判定信号)」の場合には、スイッチ装置23に、オフ制御信号を送信する。また、上記の制御回路は、上記の無線通信回路が受信した濃度判定信号が「ガス濃度が所定濃度(指定数値)未満であることを示す信号(第2の濃度判定信号)」の場合には、スイッチ装置23に、オン制御信号を送信する。
また、スイッチ装置23の電力制御回路は、通信制御装置21からの制御信号が「オフ制御信号」のときには、オゾンガス発生器10への電力の供給を停止する。これにより、オゾンガス発生器10が駆動を停止し(オフ動作となり)、ダクトへのオゾンガスの注入が停止される。
次に、ガス濃度センサ置30(30a、30b、30c、30d、30e)の説明を行う(図1参照)。
本実施形態では、所定エリアSの床面FLを基準にして高さ寸法が異なる、3つの高さのセンサ設置位置(第1の高さ寸法の設置位置、第2の高さ寸法の設置位置と、第3の高さ寸法の設置位置)が定められている(「第1の高さ寸法の設置位置」<「第2の高さ寸法の設置位置」<「第3の高さ寸法の設置位置」)。
例えば、第1の高さ寸法が「70cm」で、第2の高さ寸法が「150cm」で、第3の高さ寸法が「220cm」になっている。
また、第2の高さ寸法の設置位置(床面FLから150cmの高さの位置)に、ガス濃度センサ30bと、ガス濃度センサ30dとが設置されている。
また、第3の高さ寸法の設置位置(床面FLから220cmの高さの位置)に、ガス濃度センサ30cが設置されている。
このように構成することで、高さが異なる複数の位置において、それぞれ、オゾンガス濃度をモニタリングすることができる。
また、ガス濃度センサ30cは、所定エリアSの中心部(図1に示す左右方向の中心部)の位置に配置されている。
また、ガス濃度センサ30d及びガス濃度センサ30eは、所定エリアSにおいて、熱交換器1bに接続されたダクト3b2の吐出口4b1、4b2が配置されている側(図1では向かって右側)の位置に設置されている。
そして、判定処理部は、検知信号が示すオゾンガス濃度が、記憶している所定濃度(指定数値)以上である場合には、通信機器40に、ガス濃度が所定濃度(指定数値)以上であることを示す濃度判定信号(第1の濃度判定信号)」を送信する。
また、判定処理部は、検知信号が示すオゾンガス濃度が、記憶している所定濃度(指定数値)未満である場合には、通信機器40に、ガス濃度が所定濃度(指定数値)未満であることを示す濃度判定信号(第2の濃度判定信号)」を送信する。
次に、通信機器40(40a、40b、40c、40d、40e)の説明を行う(図1参照)。
本実施形態では、通信機器40は、ガス濃度センサ30毎に設けられている。
すなわち、通信機器40aがガス濃度センサ30aに対応して設けられ、通信機器40bがガス濃度センサ30bに対応して設けられ、通信機器40cがガス濃度センサ30cに対応して設けられ、通信機器40dがガス濃度センサ30dに対応して設けられ、通信機器40eがガス濃度センサ30eに対応して設けられている。
通信機器40bは、ガス濃度センサ30bから濃度判定信号を取得して、ガス濃度センサ30bに対応付けられているオゾンガス発生器10bを制御する制御装置20bに、無線通信により濃度判定信号を送信する。
通信機器40dは、ガス濃度センサ30dから濃度判定信号を取得して、ガス濃度センサ30dに対応付けられているオゾンガス発生器10dを制御する制御装置20dに、無線通信により濃度判定信号を送信する。
通信機器40eは、ガス濃度センサ30eから濃度判定信号を取得して、ガス濃度センサ30eに対応付けられているオゾンガス発生器10eを制御する制御装置20eに、無線通信により濃度判定信号を送信する。
次に、ガス供給・濃度管理システムが行うオゾンガスの供給処理について説明する。
なお、以下では、説明の便宜上、建物の所定エリアSにオゾンガスが供給されていない状態において、全ての(6台の)オゾンガス発生器10(10a、10b、10c1、10c2、10d、10e)を動作させて所定エリアSにオゾンガスの供給を開始した場合を例にする。
そして、3つの高さのセンサ設置位置(第1の高さ寸法の設置位置、第2の高さ寸法の設置位置と、第3の高さ寸法の設置位置)のうち、第1の高さ寸法の設置位置(床面FLから70cmの高さの位置)のオゾンガス濃度だけが所定濃度(指定数値)を「0.03ppm」を超えた値になったものとする(説明の便宜上「ケース1」という)。
そして、ガス濃度センサ30a(ガス濃度センサ30e)は、通信機器40a(通信機器40e)を介して、制御装置20a(制御装置20e)に、「ガス濃度が所定濃度(指定数値)以上であることを示す濃度判定信号(第1の濃度判定信号)」を送信する。
制御装置20a(制御装置20e)は、「ガス濃度が所定濃度(指定数値)以上であることを示す濃度判定信号(第1の濃度判定信号)」を受信すると、オゾンガス発生装置10a(オゾンガス発生装置10e)への電力供給を停止して、オゾンガス発生装置10a(オゾンガス発生装置10e)の動作を停止させる。
これにより、4台のオゾンガス発生機10(10b、10c1、10c2、10d)を動作させたオゾンガスの供給処理になり、所定エリアSのオゾンガス濃度の上昇が抑えられる(或いは、上昇が緩やかになる)。
そして、ガス濃度センサ30b(ガス濃度センサ30d)は、通信機器40b(通信機器40d)を介して、制御装置20b(制御装置20d)に、「ガス濃度が所定濃度(指定数値)以上であることを示す濃度判定信号(第1の濃度判定信号)」を送信する。
制御装置20b(制御装置20d)は、「ガス濃度が所定濃度(指定数値)以上であることを示す濃度判定信号(第1の濃度判定信号)」を受信すると、オゾンガス発生装置10b(オゾンガス発生装置10d)への電力供給を停止して、オゾンガス発生装置10b(オゾンガス発生装置10d)の動作を停止させる。
これにより、2台のオゾンガス発生機10(10c1、10c2)を動作させたオゾンガスの供給処理になり、さらに、所定エリアSのオゾンガス濃度の上昇が抑えられる(或いは、上昇が緩やかになる)。
そして、ガス濃度センサ30b(ガス濃度センサ30d)は、通信機器40b(通信機器40d)を介して、制御装置20b(制御装置20d)に、「ガス濃度が所定濃度(指定数値)未満であることを示す濃度判定信号(第2の濃度判定信号)」を送信する。
制御装置20b(制御装置20d)は、「ガス濃度が所定濃度(指定数値)未満であることを示す濃度判定信号(第2の濃度判定信号)」を受信すると、オゾンガス発生装置10b(オゾンガス発生装置10d)を動作させて電力供給を開始する。
そして、ガス濃度センサ30cは、通信機器40cを介して、制御装置20c1及び制御装置20c2に、「ガス濃度が所定濃度(指定数値)以上であることを示す濃度判定信号(第1の濃度判定信号)」を送信する。
制御装置20c1(制御装置20c2)は、「ガス濃度が所定濃度(指定数値)以上であることを示す濃度判定信号(第1の濃度判定信号)」を受信すると、オゾンガス発生装置10c1(オゾンガス発生装置10c2)への電力供給を停止して、オゾンガス発生装置10b(オゾンガス発生装置10d)の動作を停止させる。
例えば、床置ダクトタイプのエアコンではなく、天井埋め込み型のダクトタイプのエアコンであってもよい。また、例えば、所定エリアSに、熱交換するエアコン(空調機)を用いた空調システムではなく、単に外気を吸気するダクトを用いた換気システム(熱交換しない換気扇(空調機)を備えた空調システム)においても、本実施形態を適用することができる。
FL…床面
1、1a、1b…熱交換器
3、3a1、3a2、3b1、3b2…ダクト
4a1、4a2、4b1、4b2…吐出口
5a、5b…吐入口
10、10a、10b、10c1、10c2、10d、10e…オゾンガス発生器
11…装置本体部(オゾンガス発生器)
11a…吹出口(オゾンガス発生器)
13…オゾンガス注入管(オゾンガス発生器)
20、20a、20b、20c1、20c2、20d、20e…制御装置
21…通信制御部(制御装置)
23…スイッチ装置(制御装置)
30、30a、30b、30c、30d、30e…オゾンガス濃度センサ
31…センサ本体部(オゾンガス濃度センサ)
31a…表示部(オゾンガス濃度センサ)
33…センサ素子(オゾンガス濃度センサ)
40、40a、40b、40c、40d、40e…通信機器
Claims (6)
- 建物の所定エリアに空気と比重が異なるガスを供給するガス供給・濃度管理システムであって、
前記所定エリアに前記ガスを供給する複数のガス発生器と、
前記ガス発生器のオン・オフ動作を制御する制御装置と、
前記所定エリアに設置された複数のガス濃度センサとを有し、
前記所定エリアには、該所定エリアの床面を基準にして高さ寸法が異なる、複数の高さのセンサ設置位置が設けられており、複数の高さの前記センサ設置位置のいずれにも、前記ガス濃度センサが設置されており、
前記ガス濃度センサは、自身の設置された高さ寸法の位置における前記ガスのガス濃度を検知すると共に、該検知したガス濃度が所定濃度以上であるか否を判定し、該ガス濃度が所定濃度以上であるか否を示す濃度判定信号を出力するようになっており、
前記制御装置は、前記ガス濃度センサから前記濃度判定信号を取得し、該取得した濃度判定信号を用いて、前記ガス発生器のオン・オフ動作を制御することを特徴とするガス供給・濃度管理システム。 - 前記建物の所定エリアは、空調機に接続されたダクトを介して該空調機から送風される空気が供給されるようになっており、
複数の前記ガス発生器は、前記ダクトの内部を流れる空気に前記発生させたガスを混入することにより、前記所定エリアに前記ガスを供給するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のガス供給・濃度管理システム。 - 複数の前記ガス発生器は、該ガス発生器毎に、複数の前記ガス濃度センサのいずれかのガス濃度センサに対応付けられており、
前記ガス発生器は、前記制御装置に制御されて、自身に対応付けられた前記ガス濃度センサが出力する濃度判定信号に基づいてオン・オフ動作をするようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス供給・濃度管理システム。 - 前記ガス発生器は、オゾンガス発生器であり、
前記ガスがオゾンガスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガス供給・濃度管理システム。 - 前記ガス濃度センサは、設置されている高さ寸法の位置における前記ガス濃度が所定濃度以上であることを検知した場合に第1の濃度判定信号を出力し、該設置されている高さ寸法の位置におけるガス濃度が所定濃度未満であると検知した場合に第2の濃度判定信号を出力し、
前記ガス発生器は、動作している最中に自身に対応付けられている前記ガス濃度センサが出力する濃度判定信号が前記第1の濃度判定信号であるときには、前記制御装置に制御されて該動作を停止してガスの供給を止めて、停止している最中に前記ガス濃度センサが出力する濃度判定信号が前記第2の濃度判定信号であるときには、前記制御装置に制御されてオン動作を開始してガスを発生させて前記ダクトの内部を流れる空気に該ガスを混入するようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガス供給・濃度管理システム。 - 複数の前記ガス濃度センサは、
前記センサ設置位置には、少なくとも、前記床面を基準にして第1の高さ寸法の設置位置と、前記第1の高さ寸法よりも高い第2の高さ寸法の設置位置と、前記第2の高さ寸法よりも高い第3の高さ寸法の設置位置とが含まれていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガス供給・濃度管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020091093A JP6857925B1 (ja) | 2020-05-26 | 2020-05-26 | ガス供給・濃度管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020091093A JP6857925B1 (ja) | 2020-05-26 | 2020-05-26 | ガス供給・濃度管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6857925B1 JP6857925B1 (ja) | 2021-04-14 |
JP2021187686A true JP2021187686A (ja) | 2021-12-13 |
Family
ID=75378018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020091093A Active JP6857925B1 (ja) | 2020-05-26 | 2020-05-26 | ガス供給・濃度管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6857925B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114034816B (zh) * | 2021-11-03 | 2023-10-27 | 广德绿巨人环境管理咨询有限公司 | 基于物联网的挥发性有机物气体检测系统及方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263974A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Hitachi Ltd | トナ−供給制御装置 |
JPH06117663A (ja) * | 1992-10-01 | 1994-04-28 | Plant Service:Kk | オゾンによる広域空間処理システム |
JPH07194685A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-01 | Blue Medical Sci:Kk | オゾン供給装置とオゾン濃度調整方法 |
JPH0956791A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-03-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 脱臭殺菌装置 |
WO2004047877A2 (en) * | 2002-11-22 | 2004-06-10 | Daniel Mertens | Method and device for the sanitization of air |
JP2008089290A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 空調システム |
JP2009261503A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Toyota Motor Corp | オゾン供給システム及び建物 |
-
2020
- 2020-05-26 JP JP2020091093A patent/JP6857925B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263974A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Hitachi Ltd | トナ−供給制御装置 |
JPH06117663A (ja) * | 1992-10-01 | 1994-04-28 | Plant Service:Kk | オゾンによる広域空間処理システム |
JPH07194685A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-01 | Blue Medical Sci:Kk | オゾン供給装置とオゾン濃度調整方法 |
JPH0956791A (ja) * | 1995-08-28 | 1997-03-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 脱臭殺菌装置 |
WO2004047877A2 (en) * | 2002-11-22 | 2004-06-10 | Daniel Mertens | Method and device for the sanitization of air |
JP2008089290A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 空調システム |
JP2009261503A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Toyota Motor Corp | オゾン供給システム及び建物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6857925B1 (ja) | 2021-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3070420A1 (en) | Indoor unit | |
JP6857925B1 (ja) | ガス供給・濃度管理システム | |
US10852015B2 (en) | Controlled dilution flow in critical environments | |
JP7459999B2 (ja) | 浴室換気乾燥暖房機 | |
JP2004150679A (ja) | 空気調和システム | |
JP2021185337A (ja) | 空気調和システム | |
JP2007018240A (ja) | 避難誘導システム | |
JP2012042138A (ja) | 空気調和機およびリモートコントロール装置 | |
JP2011069592A (ja) | 制御装置 | |
JP2007198648A (ja) | パーソナル空調システム | |
KR20060089994A (ko) | 에어컨의 자동 조절장치 및 그 제어방법 | |
CN114852828A (zh) | 电梯消毒方法、消毒装置、电梯、存储介质及程序产品 | |
KR20220115144A (ko) | 각 방 환기 제어시스템 | |
JP5791389B2 (ja) | 空気調和システム | |
JP2017058072A (ja) | 空気調和機 | |
JPH11146905A (ja) | オゾン燻蒸殺菌装置 | |
KR20160109846A (ko) | 공기조화기 및 그 제어방법 | |
JP2003130423A (ja) | 空気調和装置 | |
JP2021008975A (ja) | ファン制御システム | |
JP2001174026A (ja) | 空気調和システム及びそれを用いた空気調和方法 | |
EP3926245A1 (en) | Protective air supply system and method for supplying protective air flow in a clean room | |
JP2006183938A (ja) | 熱電素子を用いた吹き出し空調装置 | |
KR0177061B1 (ko) | 2개의 ptc 히터를 이용한 가습기 동작 제어장치 및 그 방법 | |
JP2002153549A (ja) | 脱臭システム | |
KR100191512B1 (ko) | 문자표시기가 내장된 공기조화기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200619 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200619 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200929 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210302 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210316 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6857925 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |