JP2021186739A - 拭取清掃具と拭取清掃方法 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、特許文献1、特許文献2の何れに記載された拭取清掃具の場合にも、例えば、浴室のタイル製の床面、タイル製の壁面、建物のガラス面等に付着した水垢等の汚れに対して、擦り洗いを入念に施す必要がある或いは強い押し当て力を必要とする等、これらを効率良く除去することができないという問題があった。
又、請求項2による拭取清掃具は、請求項1記載の拭取清掃具において、上記拭取清掃布体は着脱可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項3による拭取清掃具は、請求項1又は請求項2記載の拭取清掃具において、上記拭取清掃布体はシート状でありその繊維は極細又は超極細繊維からなるものであることを特徴とするものである。
又、請求項4による拭取清掃具は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の拭取清掃具において、上記拭取清掃布体はその拭取清掃面を新しい拭取清掃面に変更可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項5による拭取清掃具は、請求項4記載の拭取清掃具において、上記磨き清掃布体はロール状に巻き取られていて対向・配置された別のロールに巻き取られることによりその拭取清掃面を変更可能に構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項6による拭取清掃具は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の拭取清掃具において、上記洗浄液タンクと上記拭取清掃布体の間には洗浄液浸透用緩衝材が介挿されていて、洗浄液タンク内の洗浄液を上記洗浄液浸透用緩衝材を介して上記拭取清掃布体に供給されることを特徴とするものである。
又、請求項7による拭取清掃具は、請求項1〜請求項6の何れかに記載の拭取清掃具において、上記洗浄液タンクは上記拭取清掃具本体の外側に外付けされていることを特徴とするものである。
又、請求項8による拭取清掃具は、請求項1〜請求項6の何れかに記載の拭取清掃具において、上記洗浄液タンクは上記拭取清掃具本体内に内装されていることを特徴とするものである。
又、請求項9による拭取清掃方法は、拭取清掃布体に超音波振動を付与することにより被清掃対象部に付着した汚れを拭き取って除去するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2による拭取清掃具によると、請求項1記載の拭取清掃具において、上記拭取清掃布体は着脱可能に取り付けられているので、適宜新しい拭取清掃布体に交換して拭取清掃作業を行うことができる。
又、請求項3による拭取清掃具によると、請求項1又は請求項2記載の拭取清掃具において、上記拭取清掃布体はシート状でありその繊維は極細又は超極細繊維からなるものであるので、上記効果をさらに高いものとすることができる。
又、請求項4による拭取清掃具によると、請求項1〜請求項3の何れかに記載の拭取清掃具において、上記拭取清掃布体はその拭取清掃面を新しい拭取清掃面に変更可能に取り付けられているので、拭取清掃布体の交換作業が軽減される。
又、請求項5による拭取清掃具によると、請求項4記載の拭取清掃具において、上記磨き清掃布体はロール状に巻き取られていて対向・配置された別のロールに巻き取られることによりその拭取清掃面を変更可能に構成されているので、簡単な構成により上記軽減効果を得ることができる。
又、請求項6による拭取清掃具によると、請求項1〜請求項5の何れかに記載の拭取清掃具において、上記洗浄液タンクと上記拭取清掃布体の間には洗浄液浸透用緩衝材が介挿されていて、洗浄液タンク内の洗浄液を上記洗浄液浸透用緩衝材を介して上記拭取清掃布体に供給されるように構成されているので、洗浄液を少しずつ長期間にわたって供給することができる。
又、請求項7による拭取清掃具によると、請求項1〜請求項5の何れかに記載の拭取清掃具において、上記洗浄液タンクは上記拭取清掃具本体の外側に外付けされているので、洗浄液の補充作業が容易である。
又、請求項8による拭取清掃具によると、請求項1〜請求項7の何れかに記載の拭取清掃具において、上記洗浄液タンクは上記拭取清掃具本体内に内装されているので、外観の構成を単純化させることができる。
又、請求項9による拭取清掃方法によると、拭取清掃布体に超音波振動を付与することにより被清掃対象部に付着した汚れを拭き取って除去するようにしたので、例えば、浴室のタイル製の床面、タイル製の壁面、建物のガラス面に付着している水垢等の汚れを効率良く拭き取って除去することができる。
尚、この実施の形態における超音波振動は、後述する拭取清掃布体を溶かすことなく、所望の汚れ除去効果を維持しつつ、被清掃面を損傷させることのない出力(周波数、振幅)に制御される。又、上記超音波ホーン9の形状もそのような観点から決定されている。
又、別の例として、株式会社クラレ製のクランプ(登録商標)、ソリブ(登録商標)が挙げられる。これらクランプ(登録商標)、ソリブ(登録商標)は極細分割繊維からなり高い拭取性能を備えたワイピングクロスである。
さらに、上記緩衝材31の例としては、例えば、ホーザン株式会社製のセルロース材のスポンジが挙げられる。
まず、図5に示すように、本実施の形態による拭取清掃具1の把持部5を把持して拭取清掃を行う。図5(a)に示す場合には、浴室51のタイル製壁面53に拭取清掃を施している。図5(b)に示す場合には、浴室51のタイル製床面55に拭取清掃を施している。
まず、図6を参照して、トレシー(登録商標)の場合について説明する。図6(a)中左側に示す図は比較例を示す図で、比較的太い繊維からなる拭取清掃布体25´によって拭き取ると汚れ61の拭き残しが発生し、且つ、超音波振動の減衰も大きくなる。これに対して、本実施の形態の拭取清掃布体25の場合には、図6(a)中右側に示すように、超極細繊維(マイクロファイバー)から構成されているので、仮に、最初の拭取時には汚れ61の拭き残しが発生しても、超極細繊維(マイクロファイバー)が次々と拭き取っていくことにより、最終的には汚れ61の拭き残しをなくすことができる。
尚、図6は東レ株式会社のホーム頁(https://www.toraysee.toray/)からの抜粋である。
これに対して、比較的太い繊維からなる磨き清掃布体25´の場合には、図7(b)に示すように、汚れ61の拭き残しが発生し、且つ、拭き取った汚れ61が内部に取り込まれることはない。
尚、図7は株式会社クラレのホーム頁(https://www.kuraflex.com/products/industrialwiper/soliv/)
尚、この顕微鏡写真はクラレクラフレックス株式会社のホーム頁(https://www.kuraflex.com/products/others/cramp/)からの抜粋である。
尚、図9は株式会社くらし科学研究所のホーム頁(http://www.kurashikakgu.co.jp/report/index30.html)からの抜粋である。
まず、例えば、浴室51のタイル製壁面53、タイル製床面55に付着している水垢等の汚れを効率良く除去することができる。これは、拭取清掃布体25に超音波ホーン9を介して超音波振動を付与しながら拭取清掃作業を行うようにしたからである。
又、拭取清掃布体25を使用しているので、例えば、ブラシのようなものと比較すると、超音波振動の減衰は殆どなく振動効果を十分に得ることができる。
又、微細繊維からなる拭取清掃布体25を使用しているので拭取清掃効果も高い。
又、洗浄液23を拭取清掃布体25に滲出させて拭取清掃作業を行うようにしているので、汚れを洗浄液23によって溶かすことができ、
又、洗浄液23へ伝達する超音波振動により発生するキャビテーションで汚れの分解も促進し、それによって、水垢等の汚れを効率良く除去することができる。
又、超音波振動によるキャビテーション作用によって殺菌・滅菌を行うことができる。
まず、図10に示すように、予めロール状になっている拭取清掃布体ロール101が設置されているとともに巻取ロール103が設けられていて、巻取操作部105を把持して上記巻取ロール103を適宜巻き取ることにより、新しい拭取清掃布体107を順次出現させる。
尚、その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
又、拭取清掃布体ロール101を使用しているので、煩雑な拭取清掃布体の交換作業が軽減される。
尚、その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
又、洗浄液タンク、拭取精粗布体を外筐201内に内装しているので外観上もシンプルである。
尚、その他の構成は前記第1の実施の形態の構成と同じであり図知友同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
尚、その他の構成は前記第1の実施の形態の構成と同じであり図知友同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
まず、前記第1〜第5の実施の形態の場合には、ハンディタイプ、モップタイプの拭取清掃具を例に挙げて説明したが、されに限定されるものではなく、様々なタイプが考えられる。
又、拭取清掃布体の素材としては、トレシー(登録商標)、クランプ(登録商標)、ソリブ(登録商標)に限定されるものではなく、その他の素材から構成されるものであってもよい。
又、ホーザン株式会社製のセルロース材のスポンジについても同様であり、その他の構成の緩衝材を使用してもよい。
又、洗浄液タンクを外付けする場合において、前記第1、第2の実施の形態においては後方に洗浄液タンクを設置したが、それに限定されるものではなく、例えば、前方に設置するような構成も考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
3 外筐
7 超音波振動子
9 超音波ホーン
11 超音波発振器
13 電源
21 洗浄液タンク
23 洗浄液
25 拭取清掃布体
Claims (9)
- 開口を備えた拭取清掃具本体と、
上記拭取清掃具本体内に内装された超音波振動子と、
上記拭取清掃具本体内に内装されその先端が上記開口の外に突出・配置され上記超音波振動子により超音波振動が付与される超音波ホーンと、
上記超音波ホーンの先端を覆うように取り付けられた拭取清掃布体と、
上記拭取清掃具本体内に内装され洗浄液を収容していて上記拭取清掃布体に上記洗浄液を供給する洗浄液タンクと、
を具備したことを特徴とする磨き清掃具。 - 請求項1記載の拭取清掃具において、
上記拭取清掃布体は着脱可能に取り付けられていることを特徴とする拭取清掃具。 - 請求項1又は請求項2記載の拭取清掃具において、
上記拭取清掃布体はシート状でありその繊維は極細又は超極細繊維からなるものであることを特徴とする拭取清掃具。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の拭取清掃具において、
上記拭取清掃布体はその拭取清掃面を新しい拭取清掃面に変更可能に取り付けられていることを特徴とする拭取清掃具。 - 請求項4記載の拭取清掃具において、
上記拭取清掃布体はロール状に巻き取られていて対向・配置された別のロールに巻き取られることによりその拭取清掃面を変更可能に構成されていることを特徴とする拭取清掃具。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載の拭取清掃具において、
上記洗浄液タンクと上記拭取清掃布体の間には洗浄液浸透用緩衝材が介挿されていて、洗浄液タンク内の洗浄液を上記洗浄液浸透用緩衝材を介して上記拭取清掃布体に供給されることを特徴とする拭取清掃具。 - 請求項1〜請求項6の何れかに記載の拭取清掃具において、
上記洗浄液タンクは上記拭取清掃具本体の外側に外付けされていることを特徴とする拭取清掃具。 - 請求項1〜請求項6の何れかに記載の拭取清掃具において、
上記洗浄液タンクは上記拭取清掃具本体内に内装されていることを特徴とする拭取清掃具。 - 拭取清掃布体に超音波振動を付与することにより被清掃対象部に付着した汚れを拭き取って除去するようにしたことを特徴とする拭取清掃方法。
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