JP2021184315A - 商品確認システム - Google Patents

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Abstract

【課題】厳重なセキュリティ対策が不要である簡単なシステム構成で、対象となる商品が持ち込みした又は持ち込み依頼した顧客の商品であるかどうかの確認を行うことができる商品確認システムを提供する。【解決手段】端末装置10は、商品毎に個別に付与された商品番号情報を入手する番号情報入手部と、この商品を実際に持ち込みした又は持ち込み依頼した顧客を表す顧客情報を入手する顧客情報入手部と、番号情報入手部が入手した商品番号情報及び顧客情報入手部が入手した顧客情報をサーバ装置に送信する端末側送信部15とを備える。サーバ装置20は、端末装置から商品番号情報及び顧客情報を受信するサーバ側受信部23と、複数の商品に関する商品番号情報及び顧客情報を互いに対応させてあらかじめ記憶しているデータベースとを備え、受信した顧客情報とデータベースから読み出した顧客情報とが一致するか否かを判別する。【選択図】図1

Description

本発明は、対象となる商品が持ち込みした顧客の商品であるかどうかを確認可能な商品確認システムに関する。
対象となる商品( 製品、物品) が持ち込みした顧客名義の商品であるかどうかを確認するシステムではないが、その商品が本物であるか偽物であるかを確認するシステムとして、特許文献1 には、商品を出荷する際にメーカがその商品を製造したことを証明する証明書データを記録した商品タグを付けて出荷し、店舗において購入者が読み取り端末により商品タグから証明書を読み取りできるようにし、また、商品の購入者が予めネットワーク、郵送などを経由して証明書解読のための情報を入手しておき、店舗にて商品タグの証明書情報を復号することにより、その商品が本物であるか、偽物であるかを確認する真正品検査システムが記載されている。
特開2000−011114号公報
特許文献1に記載された検査システムのように、商品タグにその商品を所有している顧客の情報を記憶させておき、その商品が持ち込みした顧客名義の商品であることを確認しようとすると、商品タグに顧客情報を全て記録しておく必要がある。このため、商品タグとして記憶容量が充分にあるICタグを用いると共に、記録されている顧客情報のセキュリティ対策を行うことが必須となり、システム構成が非常に複雑となってしまう。
従って本発明の目的は、厳重なセキュリティ対策が不要である簡単なシステム構成で、対象となる商品が持ち込みした又は持ち込み依頼した顧客名義の商品であるかどうかの確認を行うことができる商品確認システムを提供することにある。
本発明によれば、商品確認システムは、端末装置と、端末装置と情報の送受を行うことが可能なサーバ装置とを備えている。端末装置は、商品毎に個別に付与された商品番号情報を入手する番号情報入手手段と、この商品を実際に持ち込みした又は持ち込み依頼した顧客を表す顧客情報を入手する顧客情報入手手段と、番号情報入手手段が入手した商品番号情報及び顧客情報入手手段が入手した顧客情報をサーバ装置に送信する端末側送信手段とを備えている。サーバ装置は、端末装置から商品番号情報及び顧客情報を受信するサーバ側受信手段と、複数の商品に関する商品番号情報及び顧客情報を互いに対応させてあらかじめ記憶しているデータベースと、受信した商品番号情報に対応する顧客情報をデータベースから読み出し、読み出した顧客情報と受信した顧客情報とが一致するか否かを判別するサーバとを備えている。
サーバ装置のデータベースには、複数の商品に関する商品番号情報及び顧客情報が互いに対応してあらかじめ記憶されている。端末装置において、対象となる商品の商品番号情報とこの商品を実際に持ち込みした又は持ち込み依頼した顧客を表す顧客情報とが入手されてサーバ装置に送信される。サーバ装置においては、受信した商品番号情報に対応する顧客情報がデータベースから読み出され、読み出した顧客情報と受信した顧客情報とが一致するか否かが判別される。このように、商品の顧客情報はサーバ装置側のデータベースに記憶されており、商品には付加されていない。商品に付加されているのは商品番号情報のみであり、端末装置においてこの商品番号情報が入力されてサーバ装置へ送信される。このため、商品に関するセキュリティ対策が不要となり、システム構成が大幅に簡易化される。
なお、本明細書において、「商品」とは、買い取りの対象となるあらゆる製品又は物品を意味しており、例えば、時計、指輪、ネックレス、ペンダント、ジュエリー、衣類、財布、鞄及びハンドバック等の鞄類、絵画を含む美術品、食器、家具並びに骨董品等を含んでいる。
サーバは、読み出した顧客情報と受信した顧客情報とが一致するか否かの顧客情報判別結果を端末装置に送信するサーバ側送信手段とを備えており、端末装置は、サーバから顧客情報判別結果を受信する端末側受信手段と、顧客情報判別結果を表示する表示手段とを備えていることが好ましい。
サーバは、顧客情報判別結果が読み出した顧客情報と受信した顧客情報とが一致しない判別結果である場合は、商品の真の所有者である読み出した顧客情報の顧客に連絡するように構成されていることも好ましい。
データベースは、盗難品の番号情報を記憶するように構成されており、サーバは、受信した商品番号情報とデータベースに記憶されている盗難品の番号情報とが一致するか否かを判別するように構成されており、サーバ側送信手段は、受信した商品番号情報と盗難品の番号情報とが一致するか否かの盗難品番号情報判別結果を端末装置に送信するように構成されており、表示手段は、サーバ側受信手段を介して受信した盗難品番号情報判別結果を表示するように構成されていることも好ましい。
この場合、サーバは、盗難品番号情報判別結果が受信した商品番号情報とデータベースに記憶されている盗難品の番号情報とが一致した結果である場合は、外部に警報を出力するように構成されていることがより好ましい。
番号情報入手手段は、商品に付加されたICタグから商品の商品番号情報を読み出すICタグリーダであることも好ましい。
番号情報入手手段は、商品の商品番号情報をスキャニングで入力可能な入力手段であることも好ましい。
番号情報入手手段は、商品の商品番号情報を手動で入力可能な入力手段であることも好ましい。
顧客情報入手手段は、顧客が提示した身分証による顧客情報をスキャニングで入力可能な入力手段であることも好ましい。
顧客情報入手手段は、顧客が提示した身分証による顧客情報を手動で入力可能な入力手段であることも好ましい。
顧客情報入手手段は、顧客が提示した登録カードのバーコードを読み取り可能なバーコード入力手段であることも好ましい。
データベースは、複数の商品に関する型番、商品名、登録日及び購入店を含む商品番号情報と、顧客の姓名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、登録日及び登録期限を含む顧客情報とを互いに対応させてあらかじめ記憶していることも好ましい。
本発明によれば、対象となる商品が所持者又は持ち込み者名義の商品であるかどうかの確認を行う場合に、商品に関するセキュリティ対策が不要となり、システム構成が大幅に簡易化される。
本発明の一実施形態における商品確認システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1の実施形態における商品確認システム全体の流れを概略的に示す説明図である。 図1の実施形態における端末装置の処理動作の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。 図1の実施形態におけるサーバ装置の処理動作の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。 図1の実施形態における端末装置の処理動作の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。 図1の実施形態におけるサーバ装置の処理動作の一部の流れを概略的に示すフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態における商品確認システムの構成を概略的に示している。
同図において、10は例えば商品買い取り業者の店舗等に設置される端末装置、20はこの端末装置10に通信回線等を介して接続されているクラウド上のサーバ装置をそれぞれ示している。
端末装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、このCPU11に接続された番号情報入手部(本発明の番号情報入手手段に対応)12と、このCPU11に接続された顧客情報入手部(本発明の顧客情報入手手段に対応)13と、このCPU11に接続された表示部(本発明の表示手段に対応)14と、このCPU11に接続された送信部(本発明の端末側送信手段に対応)15と、このCPU11に接続された受信部(本発明の端末側受信手段に対応)16とを備えている。
CPU11は、この端末装置10における番号情報入手部12、顧客情報入手部1と、表示部14、送信部15、受信部16及びその他の機器の動作を制御するコンピュータ装置である。
番号情報入手部12は、本実施形態においては、RFIDによるICタグリーダ、ハンディスキャナ又はキーボードで構成され、対象とする商品にICタグが取り付けられている場合は、ICタグリーダによって番号情報を読み取りし、対象とする商品にICタグが取り付けられていないが番号が刻印等で記載されている場合は、ハンディスキャナによってその番号を読み取って自動入力するか、キーボードによってその番号を手動入力する。
顧客情報入手部13は、スキャナ、キーボード又はバーコードリーダで構成され、顧客が提示した身分証等の顧客情報をスキャナによって読み取って自動入力するか、キーボードによって手動入力する。その顧客が既に顧客情報を登録済みの場合は、登録カード等のバーコードをバーコードリーダ(本発明のバーコード入力手段に対応)で読み取り登録番号を入手する。
表示部14は一般的なディスプレイ装置であり、送信部15及び受信部16はインターネット回線又は電話回線によってサーバ装置20に常時又は必要時に接続される通信装置である。
サーバ装置20は、サーバ21と、このサーバ21に接続されたデータベース22と、このサーバ21に接続された受信部(本発明のサーバ側受信手段に対応)23と、このサーバ21に接続された送信部(本発明のサーバ側送信手段に対応)24とを備えている。
サーバ21は、このサーバ装置20におけるデータベース22、受信部23、送信部24及びその他の機器の動作を制御するコンピュータ装置である。
データベース22は、複数の商品の番号情報とそれら商品を現在所有する顧客情報とを互いに対応させ登録情報としてあらかじめ記憶していると共に、保険会社等から入手した盗難品の番号情報を記憶している記憶装置である。具体的には、商品番号情報として、例えば、その商品の型番(シリアル番号、製造番号、システム発行番号)、商品名、登録年月日(1年ごとの自動更新)、購入店(登録店舗)、購入価格、保険加入の有無、及びICタグとして登録されているか否か等があり、顧客情報として、例えば、顧客の姓名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、顧客登録日及び顧客登録期限等が含まれる。
受信部23及び送信部24はインターネット回線又は電話回線によって端末装置10に常時又は必要時に接続される通信装置である。
図2は本実施形態における商品確認システム全体の流れを概略的に示している。
同図に示すように、顧客30が商品買い取り業者の店舗31に商品、例えば鞄を持ち込んで買い取りを依頼すると、商品買い取り業者は端末装置31aのICタグリーダ31bによってその商品に取り付けられているICタグに記憶されている商品番号情報を読み取る。商品番号情報をキーボードによって手動入力しても良い。さらに、顧客30の身分証(例えば自動車免許証)から顧客情報を端末装置31aのスキャナ30cで読み取る。身分証の顧客情報をキーボードによって手動入力しても良い。読み取った又は入力した商品番号情報及び顧客情報はサーバ装置20に送信される。顧客30が既に登録済みであり登録カードを有している場合は、その登録番号を表すバーコードがバーコードリーダで読み取られてサーバ装置20に送信される。
サーバ装置20では、受信した商品番号情報がデータベース22にあらかじめ記憶されている盗難品番号情報に一致するか否か判別し、一致すると判別した場合は警備会社に自動的に通報し、さらに、警備会社から警察へ通報が行われ、警察が店舗31において事情聴取を行い、逮捕又は拘束が行われる。
サーバ装置20において、受信した商品番号情報が盗難品番号情報に一致しないと判別した場合は、データベース22にあらかじめ記憶されている、受信した商品番号情報に対応する顧客情報を読み出し、読み出した顧客情報と受信した顧客情報とが一致するか否か判別する。一致すると判別した場合は、持ち込み者が商品の真の所有者であると判断し、端末装置10へ買い取り可能である旨を通知する。一致しないと判別した場合は、持ち込み者が商品の真の所有者ではないと判断し、真の所有者に連絡する。その後、持ち込まれた商品が盗難品であると分かった場合は、警察へ連絡すると共にその商品を真の所有者に返却する。
商品買い取り業者の店舗31において、持ち込まれた商品の買い取りが成立した場合は、その旨が端末装置10からサーバ装置20へ通知され、これによりサーバ装置20はデータベース22に記憶されているその商品の名義の書き換えを行う。即ち、その商品に対応する顧客情報を商品買い取り業者のものに更新する。その後、その商品が販売されると、データベース22に記憶されているその商品に対応する顧客情報が販売後の新しい所有者のものに更新される。
なお、サーバ装置20は、保険会社32に対して、盗難品情報について定期的に問い合わせを行っており、必要に応じて新たな盗難品情報がデータベース22にアップロードされる。
商品買い取り業者の店舗31に持ち込まれた商品にICタグが取り付けられていない場合は、顧客の依頼に応じてICタグの取り付け処理が行われる。ICタグの取り付け処理は、その商品に応じた工場33に取り付け依頼することによって行われる。
顧客が商品を店舗31に直接持ち込まず、例えば宅配業者等の他人に商品を持ち込み依頼した場合も同様の動作が行われる。
図3は本実施形態における端末装置10のCPU11の処理動作の一部の流れを概略的に示している。
商品買い取り業者の店舗31において、顧客30が買い取り依頼を行うと、買い取り業者は端末装置10を起動して同図に示す処理を行わせる。まず、ICタグリーダ31aによって商品に付けられたICタグを読み、商品の番号情報を読み取る(ステップS1)。
次いで、番号情報の読み取りが成功したか否かを判別し(ステップS2)、成功と判別した場合(YESの場合)は、読み取った番号情報を送信部15を介してサーバ装置20へ送信する(ステップS3)。
続けて、顧客の顧客情報又は登録情報(登録済みの顧客の場合)を入手する(ステップS4)。顧客情報の入手は、顧客が提示した身分証等の顧客情報をスキャナによって読み取って自動入力するか、キーボードによって手動入力することによって行う。登録情報の入手は、登録カード等のバーコードをバーコードリーダで読み取ることによって行う。
次いで、顧客情報又は登録情報の入手が成功したか否かを判別し(ステップS5)、成功と判別した場合(YESの場合)は、入手した顧客情報又は登録情報を送信部15を介してサーバ装置20へ送信する(ステップS6)。
ステップS2において、番号情報の読み取りが成功しなかったと判別した場合(NOの場合)は、商品にICタグが取り付けられていないと判断し、顧客にICタグの取り付け処理及び登録処理を行うかどうか問い合わせする(ステップS7)。ICタグの取り付けを依頼された場合は、必要に応じて商品の鑑定を行い、鑑定に合格した場合にのみ、ICタグの取り付け処理及び登録処理を行う(ステップS8)。ICタグの取り付け処理は、その商品に応じた工場に取り付けを依頼する。登録処理は、その商品に番号情報を付与すると共に顧客情報を入手してサーバ装置20へ送信し、データベース22に互いに対応させて記憶することにより行う。ICタグの登録料は、1つのICタグについて、例えば1000円/年である。
ステップS5において、顧客情報又は登録情報の入手が成功しなかったと判別した場合(NOの場合)は、その商品が登録されていないと判断し、顧客に登録処理を行うかどうか問い合わせする(ステップS9)。登録を依頼された場合は、必要に応じて商品の鑑定を行い、鑑定に合格した場合にのみ、顧客情報をその商品の番号情報に対応した登録処理を行う(ステップS10)。登録処理は、顧客情報を入手してサーバ装置20へ送信し、データベース22に商品番号情報に対応させて記憶することにより行う。
図4は本実施形態におけるサーバ装置20のサーバ21の処理動作の一部の流れを概略的に示している。
商品番号情報を端末装置10より受信部23を介して受信すると、サーバ21は、まず、その受信した商品番号情報が、データベース22から読み出した盗難品の番号情報に一致するか否か判別する(ステップS21)。
盗難品の番号情報に一致しないと判別した場合(NOの場合)は、受信した商品番号情報に対応する顧客情報をデータベース22から読み出し、読み出した顧客情報と受信した顧客情報とが一致するか否かを判別する(ステップS22)。読み出した顧客情報と受信した顧客情報とが一致すると判別した場合(YESの場合)は、顧客情報一致を表す顧客情報判別結果を送信部24を介して端末装置10へ送信する(ステップS23)。
ステップS21において、受信した商品番号情報が盗難品の番号情報に一致したと判別した場合(YESの場合)は、商品が盗難品であると判断し、その旨を端末装置10へ送信してその表示部14に表示させると共に、外部に警報を出力する(ステップS24)。具体的には、警備会社に自動的に通報を行う。警備会社は必要に応じて警察へ通報を行い、これにより、警察が店舗31において事情聴取を行い、必要であれば逮捕又は拘束が行われる。
ステップS22において、読み出した顧客情報(真の所有者の顧客情報)と受信した顧客情報とが一致しないと判別した場合(NOの場合)は、持ち込み者が真の所有者ではないと判断し、その旨を端末装置10へ送信して表示部14に表示すると共に、読み出した顧客情報に示される顧客(真の所有者)に連絡する(ステップS25)。その後、持ち込まれた商品が盗難品であると分かった場合は、警察へ連絡すると共にその商品が真の所有者に返却される。
図5は本実施形態における端末装置10のCPU11の処理動作の一部の流れを概略的に示している。
サーバ装置20から読み出した顧客情報と受信した顧客情報とが一致することを表す顧客情報判別結果が送信され、端末装置10が受信部16を介してこれを受信すると、持ち込まれた商品が買い取り可能である旨を表示部14に表示する(ステップS11)。この結果に基づいて持ち込まれた商品の買い取りが成立すると、その旨を送信部15を介してサーバ装置20へ送信する(ステップS12)。
図6は本実施形態におけるサーバ装置20のサーバ21の処理動作の一部の流れを概略的に示している。
端末装置10から買い取り成立の通知を受け取ると、サーバ21は、データベース22内の買い取り商品に対応する顧客情報を買い取り業者の情報に更新する(ステップS31)。後日、その商品が販売された場合、データベース22に記憶されているその商品に対応する顧客情報を販売後の新しい所有者のものに更新する。
図示していないが、サーバ装置20のサーバ21は、保険会社32に対して、盗難品情報について定期的に問い合わせを行っており、得られた新たな盗難品情報はデータベース22に記憶される。
以上の説明は、商品が例えば鞄であり、RFIDによるICタグが内部に、例えば表地と裏地との間に、接着して取り付けられている場合であるが、ハンドバック等のその他の鞄類、衣類、財布、時計、ジュエリー、絵画を含む美術品、食器、家具並びに骨董品等についても内部又は見えない部分にRFIDによるICタグを取り付け可能であれば、同様の商品確認を行うことが可能である。時計においては、裏蓋にICタグを取り付け可能であり、ジュエリーにおいては、一部を溶かしてICチップを埋め込み元に戻せば良い。絵画においては、キャンパスの裏側にICタグを取り付け可能であり、食器、家具並びに骨董品においては、背面又は底面にICタグを取り付け可能である。
一方、一部の時計や指輪、ネックレス及びペンダント等については、ICタグを使用せず、既存のシリアル番号又は新たに彫り入れたシリアル番号を商品番号情報として使用する。その場合、端末装置10において、シリアル番号をハンディスキャナで読み取り、電子データに自動的に変換して入力するか、又は目視で読み取ってキーボードを介して手動で入力する。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、サーバ装置20のデータベース22には、定期的に更新される盗品の番号情報が記憶されており、さらに、複数の商品に関する商品番号情報及び顧客情報が互いに対応してあらかじめ記憶されている。端末装置10において、対象となる商品の商品番号情報とこの商品を実際に持ち込みした顧客を表す顧客情報とが入手されてサーバ装置20に送信される。サーバ装置20においては、受信した商品番号情報がデータベース22に記憶されている盗品番号情報と一致するか否かが判別され、一致すると判別した場合は警備会社等の外部に警報が出される。盗品番号情報と一致しないと判別した場合は、受信した商品番号情報に対応する顧客情報がデータベース22から読み出され、読み出された顧客情報と受信した顧客情報とが一致するか否かが判別される。一致すると判別した場合は、持ち込み者が商品の真の所有者であると判断し、端末装置10へ買い取り可能である旨を通知する。このように、本発明によれば、商品の顧客情報はサーバ装置20側のデータベース22内に記憶されており、商品には付加されていない。商品に付加されているのは商品番号情報のみであり、端末装置10においてこの商品番号情報が入力されてサーバ装置20へ送信される。このため、商品に関するセキュリティ対策が不要となり、システム構成が大幅に簡易化される。
なお、上述した実施形態では、顧客が買い取り業者の店舗に商品を実際に持ち込みした場合を想定しているが、顧客が他人、例えば宅配業者、に商品を持ち込み依頼した場合であっても本発明は適用可能である。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10、31a 端末装置
11 CPU
12 番号情報入手部
13 顧客情報入手部
14 表示部
15、24 送信部
16、23 受信部
20 サーバ装置
21 サーバ
22 データベース
30 顧客
31 店舗
31b ICタグリーダ
31c スキャナ
32 保険会社
33 工場

Claims (12)

  1. 端末装置と、該端末装置と情報の送受を行うことが可能なサーバ装置とを備えている商品確認システムであって、
    前記端末装置は、商品毎に個別に付与された商品番号情報を入手する番号情報入手手段と、前記商品を実際に持ち込みした又は持ち込み依頼した顧客を表す顧客情報を入手する顧客情報入手手段と、前記番号情報入手手段が入手した商品番号情報及び前記顧客情報入手手段が入手した顧客情報を前記サーバ装置に送信する端末側送信手段とを備えており、
    前記サーバ装置は、前記端末装置から前記商品番号情報及び前記顧客情報を受信するサーバ側受信手段と、複数の商品に関する商品番号情報及び顧客情報を互いに対応させてあらかじめ記憶しているデータベースと、前記受信した商品番号情報に対応する顧客情報を前記データベースから読み出し、該読み出した顧客情報と受信した前記顧客情報とが一致するか否かを判別するサーバとを備えていることを特徴とする商品確認システム。
  2. 前記サーバは、前記読み出した顧客情報と受信した前記顧客情報とが一致するか否かの顧客情報判別結果を前記端末装置に送信するサーバ側送信手段とを備えており、
    前記端末装置は、前記サーバから前記顧客情報判別結果を受信する端末側受信手段と、該顧客情報判別結果を表示する表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の商品確認システム。
  3. 前記サーバは、前記顧客情報判別結果が前記読み出した顧客情報と受信した前記顧客情報とが一致しない判別結果である場合は、前記商品の真の所有者である前記読み出した顧客情報の顧客に連絡するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の商品確認システム。
  4. 前記データベースは、盗難品の番号情報を記憶するように構成されており、
    前記サーバは、前記受信した商品番号情報と前記データベースに記憶されている前記盗難品の番号情報とが一致するか否かを判別するように構成されており、
    前記サーバ側送信手段は、前記受信した商品番号情報と前記盗難品の番号情報とが一致するか否かの盗難品番号情報判別結果を前記端末装置に送信するように構成されており、
    前記表示手段は、前記サーバ側受信手段を介して受信した盗難品番号情報判別結果を表示するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の商品確認システム。
  5. 前記サーバは、前記盗難品番号情報判別結果が前記受信した商品番号情報と前記データベースに記憶されている前記盗難品の番号情報とが一致した結果である場合は、外部に警報を出力するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の商品確認システム。
  6. 前記番号情報入手手段は、前記商品に付加されたICタグから前記商品の商品番号情報を読み出すICタグリーダであることを特徴とする請求項1から5いずれか1項に記載の商品確認システム。
  7. 前記番号情報入手手段は、前記商品の商品番号情報をスキャニングで入力可能な入力手段であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の商品確認システム。
  8. 前記番号情報入手手段は、前記商品の商品番号情報を手動で入力可能な入力手段であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の商品確認システム。
  9. 前記顧客情報入手手段は、顧客が提示した身分証による顧客情報をスキャニングで入力可能な入力手段であることを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の商品確認システム。
  10. 前記顧客情報入手手段は、顧客が提示した身分証による顧客情報を手動で入力可能な入力手段であることを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の商品確認システム。
  11. 前記顧客情報入手手段は、顧客が提示した登録カードのバーコードを読み取り可能なバーコード入力手段であることを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の商品確認システム。
  12. 前記データベースは、複数の商品に関する型番、商品名、登録日及び購入店を含む商品番号情報と、顧客の姓名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、顧客登録日及び顧客登録期限を含む顧客情報とを互いに対応させてあらかじめ記憶していることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の商品確認システム。
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