JP2021183137A - 閉塞防止静脈管ポート - Google Patents

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Abstract

【課題】管の閉塞を防止するため、閉塞防止静脈(「IV」)管ポートを伴う注入ポンプ筐体を提供する。【解決手段】注入ポンプ100は、筐体110を含む。筐体は、静脈(「IV」)管120を受容するように適合される、管ポート150を含む。管ポートは、管チャネルと、リブとを含む。管チャネルは、入口端部と、出口端部とを有する。リブは、出口端部に隣接するチャネルに沿って位置付けられる。リブは、管が、管ポートを通過されると、管に向かって延在し、それによって、管を湾入させ、管の完全な閉塞を防止する傾向になるように形成される。管ポートはまた、筐体の外側上の管ポートの周のまわりに位置付けられる、複数のリブを含んでもよい。複数のリブは、管が筐体の外側上で屈曲されるとき、管内の閉塞を防止するように構成される。【選択図】図1A

Description

(優先権主張)
本願は、2016年12月30日に出願され“Anti−Occlusion Intravenous Tube Port”と題された米国仮特許出願第62/440,738号の通常出願に対する優先権およびそれとしての利益を主張するものであり、その内容は、参照により、本明細書中に援用され、依拠される。
注入ポンプは、長時間にわたって、患者に流体(例えば、薬物または薬剤)を送達する。具体的には、注入ポンプは、直接注射によって投与することが禁止され得る長い持続時間にわたって、患者に薬物を投与するために使用されてもよい。注入ポンプは、種々の理由に起因して遮断または閉塞され得る静脈(「IV」)管を通して、流体(例えば、薬剤)を送達し得る。
管の閉塞は、注入ポンプに誤った注入容積を表示させ得るため、問題となる。加えて、総注入容積の不正確な記録が、さらなるIV療法を処方するとき、不適切な臨床的決定をもたらし得る。加えて、管の閉塞は、重要な薬剤の投与を遅延させ得る。患者への薬剤の投与の遅延は、合併症をもたらし、患者の健康に悪影響を及ぼし得る。例えば、鎮痛剤等の即効性薬物(例えば、ドーパミン、オキシトシン、ニトロプルシド)の投与の遅延は、閉塞が是正されるまで、患者により長い時間周期にわたって苦痛を被らせ得る。加えて、その効果が即座に認識されず、数時間にわたって実感されない場合がある、より遅効性薬剤(例えば、ヘパリン、インスリン、リドカイン)の投与を遅延させることの結果は、薬物の効果をさらに遅延させ得る。薬物が適切に投与される時間までに、患者が薬物の利点を受ける前に、さらに数時間がかかり得る。
本開示は、閉塞防止静脈(「IV」)管ポートを伴う、改良された注入ポンプ筐体を提供する。閉塞防止IV管ポートは、管がポンプから退出する場所における完全なエラストマIV管の閉塞を防止し、特に、管が鋭い出口角度でポンプから退出するときの事例において有用である。管ポートは、IV管が屈曲され、ポンプから出ると、完全に圧潰されない2つ以上の領域に分割され、それによって、液体(例えば、薬剤)が、管を通して患者に流動し続けることを可能にすることを確実にするための、1つ以上の徐々に増加するリブを含んでもよい。リブ外形における緩やかな増加は、たとえ管がポンプ筐体に対して複数の方向に屈曲または捻転されても、IV管が完全に閉塞しないことを確実にする。閉塞防止IV管ポートは、複数のリブを含んでもよい。例えば、方略的にポンプ筐体の外部上に離間された複数のリブは、有利には、管が種々の出口角度で屈曲されるとき、IV管の圧潰および閉塞を防止し得る。
本明細書に説明される主題の側面は、単独で、または本明細書に説明される他の側面のうちの任意の1つ以上のものとの組み合わせにおいて有用であり得る。前述の説明を限定することなく、別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第1の側面では、注入ポンプは、IV管を受容するように適合される管ポートを含む、筐体を含む。管ポートは、管チャネルと、リブとを含む。チャネルは、入口端部と、出口端部とを有する。リブは、出口端部に隣接するチャネルに沿って位置付けられる。加えて、リブは、管が、管ポートを通過されると、管に向かって延在し、それによって、管を湾入させ、管の完全な閉塞を防止する傾向になるように形成される。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第2の側面では、リブは、管チャネルを、第1のチャネルと、第2のチャネルとに分岐させるように構成される。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第3の側面では、管チャネルは、筐体の内壁に沿って位置付けられ、管ポートに対して少なくとも略垂直である。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第4の側面では、管チャネルは、筐体の内壁に沿って位置付けられ、管ポートに対して少なくとも略平行である。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第5の側面では、注入ポンプは、管が管ポートを通して圧迫されると、管が管チャネルに沿って延在するように構成される。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第6の側面では、注入ポンプのための筐体は、IV管を受容するように適合される、管ポートを含む。管ポートは、管チャネルと、リブとを含む。管チャネルは、入口端部と、出口端部とを有する。リブは、出口端部に隣接するチャネルに沿って位置付けられる。加えて、リブは、管が、管ポートを通過されるにつれて、管に向かって延在し、それによって、管を湾入させ、管の完全な閉塞を防止する傾向になるように形成される。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第7の側面では、リブは、管チャネルを、第1のチャネルと、第2のチャネルとに分岐させるように構成されてもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第8の側面では、管チャネルは、筐体の内壁に沿って位置付けられてもよく、管ポートに対して少なくとも略垂直であってもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第9の側面では、管チャネルは、筐体の内壁に沿って位置付けられてもよく、管ポートに対して少なくとも略平行である。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第10の側面では、リブは、第1の端部と、第2の端部とを含んでもよく、第1の端部は、第1の直径を有してもよく、第2の端部は、第2の異なる直径を有してもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第11の側面では、第2の直径は、第1の直径より大きくてもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第12の側面では、リブは、第1の端部から第2の端部まで徐々に増加する外形を含んでもよく、第1の端部は、第2の端部よりポートの外側開口部により近接してもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第13の側面では、リブは、IV管を、2つの非閉塞領域に分割するように構成されてもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第14の側面では、リブは、筐体の内側上に位置付けられてもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第15の側面では、リブは、筐体の外側上に位置付けられてもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第16の側面では、注入ポンプは、筐体の壁を通して延在する管ポートを有する、筐体を含む。管ポートは、静脈(「IV」)管を受容するように構成される。管ポートは、筐体の外側上の管ポートの周のまわりに位置付けられる、複数のリブを含む。加えて、複数のリブは、管が筐体の外側上で屈曲されるとき、管内の閉塞を防止するように構成されてもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第17の側面では、複数のリブは、周のまわりに円周方向に位置付けられてもよく、それぞれ、ポートの中心に向けられる。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第18の側面では、複数のリブはそれぞれ、少なくともほぼ同一のサイズおよび形状を有してもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第19の側面では、複数のリブは、第1のリブと、第2のリブとを含んでもよく、第1のリブは、第2のリブと異なる形状、サイズ、および/または配向を有してもよい。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第20の側面では、複数のリブはそれぞれ、ポートの中心に向かって半径方向に延在する。
別様に規定されない限り、本明細書に列挙される任意の他の側面と組み合わせられ得る、本開示の第21の側面では、注入ポンプは、静脈(「IV」)管を受容するように適合される管ポートを含む、筐体を含む。管ポートは、管チャネルと、リブとを含む。チャネルは、入口端部と、出口端部とを有する。リブは、出口端部に隣接するチャネルに沿って位置付けられる。加えて、リブは、チャネルから離れるように延在するように形成される。
本開示の第22の側面では、図1−19Cのうちの任意の1つ以上のものまたはその全てと関連付けられる、任意の構造および機能性が、図1−19Cのうちの任意の他の1つ以上のものまたはその全てと関連付けられる、任意の構造および機能性と組み合わされてもよい。
これらの側面のうちの任意のものが相互排他的である限り、そのような相互排他性は、そのような側面が明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、そのような側面と任意の他の側面の組み合わせをいかようにも限定するものではない。これらの側面のうちの任意のものは、限定ではないが、システム、方法、装置、デバイス、媒体等として請求され得る。
本明細書における上記の側面および説明に照らして、故に、IV管が注入ポンプから退出するとき、エラストマ静脈管の閉塞を防止することは、本開示の利点である。
管を、完全に圧潰されない2つの領域に分割することは、本開示の別の利点である。
管が急激に圧潰されないことを確実にすることによって、管の閉塞を防止することは、本開示のさらなる利点である。
さらに、いくつかの管出口角度に関して管の閉塞を防止することは、本開示のさらなる利点である。
さらに、既存の静脈管セットに関して管の閉塞を防止することは、本開示の別の利点である。
なおも、臨床的治療ステップを変化させることなく管の閉塞を防止することは、本開示のさらなる利点である。
閉塞防止管ポートを含む、開示される注入ポンプおよび筐体の付加的な特徴および利点は、以下の詳細な説明および図面において説明され、そしてそれらから明白となるであろう。本明細書に説明される特徴および利点は、包括的ではなく、特に、多くの付加的な特徴および利点は、図面および説明に照らして当業者に明白となるであろう。また、任意の特定の実施形態は、本明細書に列挙される利点を全て有する必要はない。そのうえ、本明細書において使用される言い回しは、主として、可読性および指導的な目的のために選択され、本発明の主題の範囲を限定するものではないことに留意されたい。
図1Aは、本開示の例示的実施形態による、注入ポンプの等角図である。
図1Bおよび1Cは、本開示の例示的実施形態による、注入ポンプの部分的等角図である。 図1Bおよび1Cは、本開示の例示的実施形態による、注入ポンプの部分的等角図である。
図1Dは、本開示の例示的実施形態による、注入ポンプを通り、管ポートから退出する、静脈(「IV」)管の経路を示す断面図である。
図2Aは、本開示の例示的実施形態による、注入ポンプのための筐体の等角図である。
図2Bおよび2Cは、本開示の例示的実施形態による、注入ポンプのための筐体の部分的等角図である。 図2Bおよび2Cは、本開示の例示的実施形態による、注入ポンプのための筐体の部分的等角図である。
図3は、本開示の例示的実施形態による、管ポートの等角図である。
図4A−4Dは、本開示の種々の例示的実施形態による、管ポートの等角図である。
図5Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図5Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図6Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図6Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図7Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図7Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図8Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図8Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図9Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図9Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図10Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図10Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図10Cは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの断面図である。
図11Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図11Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図12Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図12Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図13Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図13Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図14Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図14Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図15は、本開示の例示的実施形態による、注入ポンプの等角図である。
図16は、本開示の例示的実施形態による、管ポートの等角図である。
図17Aは、従来の管開口部から外に延在する、例示的な完全に圧潰され閉塞された管の図である。
図17Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートから外に延在する、非閉塞管の図である。
図18Aおよび18Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートから外に延在する、非閉塞管の図である。 図18Aおよび18Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートから外に延在する、非閉塞管の図である。
図18Cは、本開示の例示的実施形態による、管ポート内のリブにわたって変形された、静脈管を図示する。
図19Aは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの上面図である。
図19Bは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの底面図である。
図19Cは、本開示の例示的実施形態による、管ポートの断面図である。
本明細書において議論されるように、管のポンプからの退出に応じて静脈管の閉塞を防止するための、閉塞防止静脈管ポートを伴う改良された注入ポンプが、提供される。管の閉塞は、注入ポンプに誤った注入容積を表示させ得るため、問題となる。加えて、総注入容積の不正確な記録が、さらなるIV療法を処方するとき、不適切な臨床的決定をもたらし得る。さらに、管の閉塞は、重要な薬剤の投与を遅延させ得る。患者への薬剤の投与の遅延は、合併症をもたらし得、患者の健康に悪影響を及ぼし得る。例えば、鎮痛剤等の即効性薬物(例えば、ドーパミン、オキシトシン、ニトロプルシド)の投与の遅延は、閉塞が是正されるまで、患者により長い時間周期にわたって苦痛を被らせ得る。加えて、その効果が即座に認識されず、数時間にわたって実感されない場合がある、より遅効性薬剤(例えば、ヘパリン、インスリン、リドカイン)の投与を遅延させることは、薬物の効果をさらに遅延させ得る。薬物が適切に投与される時間までに、患者が薬物の利点を受ける前に、さらに数時間がかかり得る。
閉塞防止IV管ポートは、管がポンプから退出する場所におけるエラストマIV管の閉塞を防止し、特に、管が鋭い出口角度で退出するときの事例において有用である。管ポートは、IV管が屈曲されると、完全に閉塞しない2つ以上の領域に分割され、それによって、液体(例えば、薬剤)が、管を通して患者に流動し続けることを可能にすることを確実にするための、1つ以上の徐々に増加するリブを含んでもよい。リブ外形における緩やかな増加は、特に、ポンプ筐体に対して横または複数の方向に屈曲されるとき、IV管が完全に圧潰されないことを確実にし得る。閉塞防止IV管ポートはまた、複数のリブを含んでもよい。例えば、方略的にポンプ筐体の外部上に離間された複数のリブは、有利には、管が種々の出口角度で屈曲されるとき、IV管の圧潰および閉塞を防止し得る。
図面、特に、図1A−1Dを参照すると、一実施形態では、本開示の注入ポンプ100は、筐体110を含む。ポンプ100の構成要素は全て、金属、プラスチック、ゴム、およびそれらの組み合わせから作製されてもよい。筐体110は、単一の金型または複数の金型から形成されてもよく、単一の区分、またはともに継合し、筐体エンクロージャ110を形成する、複数の区分を含んでもよい。例えば、筐体110は、筐体110の背部に接続し、ポンプエンクロージャを形成する、ドアを含んでもよい。加えて、筐体110は、IV管120を受容するように適合される、管ポート150を含んでもよい。管ポート150は、筐体エンクロージャ110の壁を通して延在してもよい。例えば、管ポート150は、(図1A−1Cに図示されるように)筐体110の上壁を通して垂直に延在してもよい。別の実施例では、管ポート150は、(下記により詳細に議論される図1Dに図示されるように)筐体110内のスロットまたは間隙を通して水平に延在してもよい。ある実施形態では、ポンプ100は、管ポート150が、実質的には任意の角度で延在し得るように、必要に応じて回転可能である。
図1Dに図示されるように、管120は、屈曲されてもよく、および/または筐体110を通して種々の経路を辿ってもよい。例えば、管120は、管ポート150を通して筐体110から退出する前に、屈曲され、筐体110の内壁に沿って延在してもよい。別の例示的実施形態では、管120は、屈曲することおよび/または筐体110の内壁に沿って延在することなく、筐体110の内部を通過し、開口部またはスロット(例えば、管ポート150の出口)を通して退出してもよい。管120は、異なるポンプ構成および配列に起因して、筐体110内の種々の経路に沿って進行し得ること、および管ポート150は、そのような配列毎に構成され得ることを理解されたい。
ここで、図2A−2Cを参照すると、注入ポンプ100のための筐体110が、図示される。筐体110は、筐体エンクロージャ110のドア210上に、管ポート150を含んでもよい。別の例示的実施形態では、管ポート150は、筐体110の壁を通して延在してもよい。加えて、管ポート150は、筐体110の2つの継合片の継目に(例えば、ドアが筐体110の残部と界面接触する場所に)位置付けられてもよい。筐体110はまた、管ポート150が退出する場所にスリットまたは間隙を含んでもよい。
図2Bおよび2Cにより詳細に図示されるように、管ポート150は、管チャネル240を含んでもよい。管チャネル240は、図示される実施形態では、入口端部254と、出口端部258とを有する。例えば、管チャネル240は、入口端部254から出口端部258まで延在してもよい。加えて、管チャネル240は、種々の長さを有してもよい。例えば、管チャネル240の長さは、管120に逃げを十分に提供するように構成されてもよい。管チャネル240は、例えば、管120が、屈曲し、筐体110から退出するにつれて、より緩やかに遷移し得るように長くあり得る。例示的実施形態では、入口端部254において、管チャネル240は、浅くてもよく、チャネル240が出口端部258に向かって延在するにつれて、深度が徐々に増加してもよい。例えば、徐々に増加するチャネル深度は、有利には、管120が徐々に屈曲し、それによって、管内の応力を低減させ、管の完全な圧潰を防止することを可能にし得る。別の例示的実施形態では、管チャネル240は、入口端部254から出口端部258まで実質的に同一の深度を有してもよい。
加えて、管チャネル240は、筐体110の内側から筐体110の外側まで延在してもよい。例えば、管120は、筐体110内の開口または孔(例えば、管ポート)を通して一直線に延在してもよい。例示的実施形態では、管チャネル240は、そのような開口または孔の内側表面であってもよい。例えば、入口端部254および出口端部258は、それぞれ、筐体110を通した開口または孔の内側および外側であってもよい。加えて、管チャネル240は、筐体110内の壁の厚さに等しい長さを有してもよい。
さらなる例示的実施形態では、管ポート250は、チャネル240に沿って位置付けられる、リブ280を含んでもよい。リブ280は、チャネル240の種々の長さに沿って延在してもよい。例えば、リブ280は、チャネル240の一部に沿って延在してもよい。別の実施例では、リブ280は、チャネル240の長さ全体に沿って延在してもよい。加えて、リブ280は、管チャネル240の出口端部258に隣接して位置してもよい。リブ280は、チャネル240から離れるように延在するように形成されてもよい。加えて、リブ280は、管120が管ポート150を通過されると、IV管120に向かって延在するように形成されてもよい。例えば、リブ280は、管120を湾入させ、それによって、有利には、(下記により詳細に説明される)管120の完全な閉塞を防止してもよい。リブ280は、管120が管ポート150から退出する方法にかかわらず(例えば、出口角度、引動力、方向等にかかわらず)、管120を湾入させてもよい。例示的実施形態では、リブ280は、管120が特定の方向に屈曲または引動されると、管120を湾入させてもよい。加えて、リブ280は、管チャネル240を、第1のチャネル244と、第2のチャネル248とに分岐させてもよい。リブ280が管120を部分的に変形させるにつれて、管120は、開放した状態に留まり、管120を完全に閉塞させることを防止するために、管120の領域のために十分な空間を提供するように構成される、第1および第2のチャネル244、248に嵌入してもよい。ある実施例では、第1および第2のチャネル244、248は、対称的であってもよい。例えば、リブ280は、チャネル240の中心線に沿って位置付けられてもよい。別の例示的実施形態では、第1および第2のチャネル244、248は、非対称的であってもよい。例えば、第1および第2のチャネル244、248は、異なる外形および/または異なる形状を有してもよい。加えて、リブ280は、管チャネル240の中心線からオフセットされ、それによって、非対称的な第1および第2のチャネル244、248を作成してもよい。
別の例示的実施形態では、複数のリブ280が、チャネル240に沿って位置付けられてもよい。例えば、チャネル240に沿って直列配列に位置付けれられる、2つのリブが、存在してもよい。別の例示的実施形態では、直列配列に位置付けれられる、2つを上回るリブ280が、存在してもよい。加えて、複数のリブ280は、横並びに位置付けられる、または管チャネル140の中心線からオフセットされてもよい。そのような実施形態では、リブ280は、管チャネル240を、管120が嵌入する、2つ以上のチャネルに分岐させてもよい。
ここで、図3を参照すると、リブ280は、第1の端部310と、第2の端部320とを含んでもよい。第2の端部320は、第1の端部310より管ポ−ト250の外側開口部に近接してもよい。第1の端部310において、リブ280は、チャネル240に類似する薄型外形を有してもよく、リブが第2の端部320に向かって延在するにつれて、リブ280は、大きい外形(例えば、第1の端部310における外形より高く、幅広い)を有してもよい。例示的実施形態では、リブ280の第1の端部310は、管チャネル240の入口端部254から開始してもよい。別の実施例では、第1の端部310は、管チャネル240の入口端部254と出口端部258との間のある場所から開始してもよい。例えば、リブ280は、チャネル240の中間点から開始する、第1の端部310を有してもよく、チャネル240の後半部に沿って延在してもよい。他の実施例では、リブ280は、管チャネル240の長さの3分の1に沿って延在してもよい。加えて、リブ280の第2の端部320は、管チャネル240の出口端部258に位置してもよい。別の例示的実施形態では、第2の端部320は、出口端部258の前に位置付けられてもよい。
例示的実施形態では、リブ280は、丸みを帯びた外形を有してもよく、出口端部258に向かって管チャネル240に沿って延在するにつれて、徐々に増加してもよい。例えば、第1の端部310は、第1の直径312を有してもよく、第2の端部320は、第2の直径322を有してもよい。ある実施例では、第1および第2の直径312、322は、異なってもよい。加えて、第2の直径322は、リブ280の外形が管ポート150の出口端部258の近傍の第2の端部320から増加する(例えば、より高くおよび/またはより幅広くなる)ように、第1の直径312より大きくてもよい。徐々に増加するリブ280は、有利には、(下記により詳細に説明される図17A−18Cに図示されるように)IV管120が屈曲されると、管120が、圧潰されず、それによって、管の完全な閉塞を防止する、2つの領域に徐々に分割されることを確実にする。
リブ280は、例えば、図3に図示されるような管チャネル240を伴う、丸みを帯びた「W」形状を形成する(または形成されることに役立つ)ように、丸みを帯びた外形を含んでもよい。例えば、第1および第2のチャネル244および248は、丸みを帯びた「W」部の谷部の中に存在し得る一方、リブ280は、丸みを帯びた「W」部の中央に頂部を形成する。リブ280の外形が徐々に増加する場合、丸みを帯びた「W」部の頂部は、リブ280が管チャネル240の出口端部258に向かって延在するにつれて、徐々により高くかつより幅広くなってもよい。リブ280は、管120を湾入させるように、位置付けされ、配列されてもよく、これは、有利には、管120の完全な閉塞を防止する傾向にあってもよい。例えば、徐々に増加する外形は、有利には、管120が屈曲されると、完全に圧潰されず、それによって、管120の完全な閉塞を防止する、2つの領域に分割されることを確実にし得る。
図4A−4Dは、管ポート150の種々の他の例示的実施形態を図示する。例えば、図4Aに図示されるように、管チャネル240は、入口端部254から出口端部258への実質的に類似するチャネル幅410を有してもよい。別の例示的実施形態では、管チャネル240は、可変のチャネル幅410を有してもよい。例えば、図4B−4Dに図示されるように、チャネル幅410は、出口端部258において、入口端部254におけるものより大きくてもよい。ある実施例では、チャネル幅410は、管120の外径より大きくてもよい。別の実施例では、チャネル幅410は、管120の外径に実質的に類似してもよい。加えて、チャネル幅410は、管120に追加の支持を提供し、管120が屈曲の間に完全に平坦化して完全に閉塞されることを防止するように構成されてもよい。さらに加えて、チャネル幅410は、管120が、リブ280にわたって屈曲され変形する(例えば、それによって、管120のより幅広い外形を作成する)につれて、十分な空間を提供するために、出口端部258においてより大きくてもよい。
図5A−10Cは、管ポート150の他の例示的実施形態を図示する。例えば、管チャネル240は、管チャネル240が管ポート150の出口に対して略垂直になるように、筐体110の内壁に沿って位置付けられてもよい。例えば、管ポート150を通過する管120は、筐体110の内壁に沿って管チャネル240の中に着座されてもよく、筐体110から退出する前に、少なくとも実質的に90度曲がってもよい(例えば、図1D参照)。他の例示的実施形態では、管120は、種々の出口角度で筐体110から退出してもよい。例示的実施形態では、管チャネル240の長さは、筐体110上に、それを通して管120が通過する、隆起部510を含むことによって延在されてもよい。隆起部510は、筐体110が、筐体110の構造的完全性を低減させることなく、十分な深度を伴うチャネル240を支持するために十分な厚さを有することを確実にするように提供されてもよい。隆起部510は、有利には、筐体110に、管120が筐体110から退出する場所における面積の中に付加的な支持を提供してもよい。例えば、ある場合には、管120は、急激に曲がることによって注入ポンプ100から退出し得、これは、管120および筐体110に付加的な応力を追加し得る。隆起部510は、管チャネル240および関連付けられるリブ280が、長さが増加することを可能にし、それによって、有利には、管120に、圧潰されることなく屈曲を通して遷移するためのさらなる空間を可能にする。
隆起部510は、種々の形状およびサイズ(例えば、幅、高さ等)を有してもよい。ある実施例では、隆起部510は、(図5A−6Bに図示されるように)筐体110の外側に沿って、例えば、管チャネル240の長さに沿って延在してもよい。別の実施例では、隆起部510は、図7A−10Bに図示されるように、主に、管チャネル240の出口端部258の近傍に位置付けられてもよい。
ここで、図11A−13Bを参照すると、管ポート150は、筐体110の外側上に位置付けられる、リブ680を含んでもよい。例えば、管120がリブ680に向かって屈曲されるにつれて、リブ680は、選択的に管120を湾入させ、管の完全な閉塞を防止してもよい。図11Aおよび11Bに図示されるように、リブ680は、管120が筐体110から退出し、筐体110の外部に沿って延在するシナリオに好適であり得る。例えば、管120が経路650(矢印によって示される)に沿って延在するにつれて、リブ680は、有利には、管120を2つの非閉塞領域に分割してもよい。図11Bおよび12Bに図示されるように、管チャネル640は、2つの別個の領域(例えば、第1の領域664および第2の領域668)を有し、管120が筐体110の縁にわたって徐々に丸まることを補助してもよい。例えば、管120は、管チャネル640内に着座されてもよく、筐体110に向かって戻り、そしてリブ680の周囲で徐々に丸まる前に、筐体110から離れるように湾曲し始めてもよい。図12A−13Bは、リブ680および管チャネル640の他の構成を図示する。
ここで、図14Aおよび14Bを参照すると、管ポート150は、リブ780を含む、または形成してもよい。例示的実施形態では、リブ780は、管チャネルに沿って延在しない場合があるが、代わりに、管チャネル240の出口端部258に位置付けられてもよい。例えば、リブ780は、筐体110の2つの部分が衝合する筐体110の部分の縁(例えば、筐体エンクロージャの残部と噛合するドアの縁)上に位置付けられてもよい。例示的実施形態では、リブ780は、筐体110の出口開口(例えば、管チャネル240の出口端部258)内に「W」形状外形を作成してもよい。管120が出口開口を通して延在するにつれて、リブ280は、有利には、管120を、完全に圧潰されず、それによって、管120の完全な閉塞を防止する、2つの領域に分割する。
ここで、図15および16を参照すると、筐体110は、その壁のうちの1つを通して延在する、管ポート850を含んでもよい。例示的実施形態では、管ポート850は、IV管120を受容するように構成される。加えて、管ポート850は、複数のリブ880を含んでもよい。複数のリブ880は、管ポート850の周830のまわり、例えば、筐体110の外側上に位置付けられてもよい。例えば、複数のリブ880は、周830のまわりに円周方向に位置付けられ(所望されるように、均一または非均一に離間され)てもよい。図示される実施形態では、複数のリブ880の各リブは、管ポート850の中心832に向かって半径方向に延在してもよい。リブ880は、代替として、管ポート850の中心832に対して非半径方向に延在してもよい。
図16に図示されるように、各リブは、ほぼ同一のサイズおよび形状を有してもよい。例えば、複数のリブ880の第1のリブ882および複数のリブ880の第2のリブ884は両方とも、円筒形状を有してもよい。例示的実施形態では、第1および第2のリブ882、884は、異なるサイズおよび/または形状(例えば、異なる高さ、長さ、および/または外形等)を有してもよい。例えば、複数のリブ880は、複数のリブ880が管ポート850の周830のまわりに位置付けられるにつれて交互に入れ替わる、2つの異なるリブ外形を含んでもよい。具体的には、複数のリブ880が周830を中心として位置付けられるにつれて、それらは、1つおきのリブが、異なる外形(例えば、外形A、外形B、外形A、・・・等)を有するようにパターン化されてもよい。
例示的実施形態では、複数のリブ880内の各リブの間の間隔は、リブ880が管ポート850に接近するにつれて、徐々に減少してもよい。例えば、第1のリブ882および第2のリブ884は、リブ間隔860によって分離されてもよい。別の例示的実施形態では、リブ間隔860は、リブ間で実質的に一定のままであってもよい。加えて、リブ880は、管120の寸法(例えば、高さ、幅、外形等)に基づいて成形されてもよい。例えば、リブ880は、関連付けられるポンプ筐体からの管出口角度にかかわらず、リブ間隔860、リブ880の外形等が、管120内の完全な閉塞を防止するように構成され、配列されてもよい。
ここで、図17Aおよび17Bを参照すると、管120は、(図17Aに図示されるような)本開示の閉塞防止特徴を用いずに筐体から退出するように、代替として、(図17Bに図示されるような)本開示の閉塞防止特徴(例えば、リブ280)を用いて筐体から退出するように示される。図17Aに図示されるように、管120は、筐体から退出することに応じて屈曲されている管120によってもたらされる、管壁上の過度の応力に起因する張力下で圧潰される。代替として、図17Bは、筐体110が、徐々に増加するリブ(例えば、リブ280)を有する管ポート150を含むことを示す。図示されるように、徐々に増加するリブ(例えば、リブ280)は、管120が屈曲されるとき、管が閉塞される場合、管120が、完全に圧潰または閉塞しない2つの領域(例えば、第1の領域910および第2の領域920)に分割され、液体(例えば、薬物または薬剤)が、管120を通して流動し続けることを可能にすることを確実にする。加えて、リブ280は、管120の中央を徐々に圧縮させ、液体が管120を通して流動し続けることを可能にする、2つの領域(例えば、第1および第2の領域910、920)を第1および第2のチャネル244、248に形成させる。さらに加えて、管チャネル240の第1および第2のチャネル244、248は、管120に、リブ280の周辺に共形化し、第1および第2の領域910、920を作成するために十分な空間を提供する。
ここで、図18A−18Cを参照すると、管120は、(i)(図18Aに図示されるように、筐体110の内側に平行な平面から)筐体の背面に向かって120度の角度で筐体110から退出し、(ii)(図18Bに図示されるように)筐体の背面に向かって120度および側面に対して45度の角度で筐体110から退出するように示される。加えて、図18Cは、リブ280等の閉塞防止特徴にわたって変形された、IV管120を図示する。図18A−18Cのそれぞれにおける管120は、完全に圧潰されない2つの領域(例えば、第1および第2の領域910、920)に分割された、変形面積950を含む。上記で議論されるように、リブ外形を徐々に増加させることは、IV管が、屈曲されると、完全または急激に圧潰されないことを確実にする。図18Bに図示されるように、本開示のリブ(例えば、リブ280)はさらに、IV管120もまた、完全に圧潰されることなく、ポンプ筐体に対して複数の方向に屈曲または捻転され得、容積を流体流に開放したままにすることを確実にする。
ここで、図19A−19Cを参照すると、代替実施形態では、筐体110は、管ポート1050を含んでもよい。管ポート1050は、リブ280に類似する、小さいリブを含んでもよい。代替として、管ポート1050は、リブを提供しない。管ポート1050は、管120が、筐体110から退出するとき、完全に閉塞しないように、管120の壁に支持を提供するように構成される、ある深度および幅を有する、管チャネル1040を含んでもよい。加えて、筐体110は、管120がより長い距離にわたって管チャネル1040に沿って延在し、それによって、管チャネル1040が管120を支持し、管のより大きい区分に沿って管の圧潰を防止することを可能にする、隆起部1010を含んでもよい。
本明細書に開示される特徴はまた、筐体110に、水の進入に対する保護を提供する。例えば、下記の表1に示されるように、それぞれが、本開示の閉塞防止リブを伴う筐体110が水の進入に関するIPX2試験に合格したことを示す、少なくとも20回の試験が、実施された。本リブを伴う筐体110は、それによって、たとえエンクロージャ(例えば、筐体110)が最大15度傾けられたときであっても、(例えば、薬物供給バッグから)筐体上に垂直に落下する水の液滴に対して保護される。垂直に落下する水の液滴は、したがって、その筐体110が垂直部の両側から最大15度の任意の角度で傾けられるとき、注入ポンプに害をもたらさない。
Figure 2021183137
加えて、流量精度(「FRA」)試験が、本明細書に説明される管ポートを使用して、流量精度(FRA)に及ぼす影響がないことを検証した。下記の試験データは、閉塞防止リブを伴うFRAが、閉塞防止リブを伴わない設計より良好に性能を発揮することを実証する。表2に示されるように、閉塞防止リブ(例えば、リブ280)は、120度の角度で管120を屈曲させたとき、流量における最も低い誤差率を示した。例えば、流量における誤差率は、他の筐体構成に関する約0.60%、1.00%、および2.00%と比較すると、閉塞防止リブを採用するポンプに関して約0.20%であった。加えて、背面に向かって120度の角度、かつ側面に対して45度の角度で管120を屈曲させたとき、閉塞防止リブ(例えば、リブ280)は、流量における最も低い誤差率(例えば、それぞれ、約6.00%対−8.00%、−8.50%、および−11.00%)を示した。
Figure 2021183137
本開示の多くの特徴および利点は、記述された説明から明白であり、したがって、添付の請求項は、本開示のそのような特徴および利点を全て網羅することが意図される。さらに、多数の修正および変更が、当業者に容易に想起されるであろうため、本開示は、図示され説明されるような厳密な構成および動作に限定されない。したがって、説明される実施形態は、現在または将来において予測可能または予測不可能であるかどうかにかかわらず、例証的であり、制限的ではないと捉えられるべきであり、本開示は、本明細書において与えられた詳細に限定されるべきではなく、以下の請求項およびそれらの均等物の全範囲によって定義されるべきである。
(項目1)
注入ポンプであって、
静脈(「IV」)管を受容するように構成される管ポートを含む筐体であって、上記管ポートは、
入口端部と、出口端部とを有する管チャネルと、
上記出口端部に隣接する上記チャネルに沿って位置付けられるリブであって、上記リブは、上記チャネルから離れるように延在するように形成される、リブと
を含む、筐体
を備える、注入ポンプ。
(項目2)
上記リブは、上記管チャネルを、第1のチャネルと、第2のチャネルとに分岐させるように構成される、項目1に記載の注入ポンプ。
(項目3)
上記管チャネルは、上記筐体の内壁に沿って位置付けられ、上記管ポートに対して少なくとも略垂直である、項目1−2のいずれかに記載の注入ポンプ。
(項目4)
上記管チャネルは、上記筐体の内壁に沿って位置付けられ、上記管ポートに対して少なくとも略平行である、項目1−2のいずれかに記載の注入ポンプ。
(項目5)
上記管が、上記管ポートを通して圧迫されると、上記管が上記管チャネルに沿って延在するように構成される、項目1−4のいずれかに記載の注入ポンプ。
(項目6)
注入ポンプのための筐体であって、
静脈(「IV」)管を受容するように構成される管ポートであって、上記管ポートは、
入口端部と、出口端部とを有する管チャネルと、
上記出口端部に隣接する上記チャネルに沿って位置付けられるリブであって、上記リブは、上記管が、上記管ポートを通過されるにつれて、上記管に向かって延在し、それによって、上記管を湾入させ、上記管の完全な閉塞を防止する傾向になるように形成される、リブと
を含む、管ポート
を備える、筐体。
(項目7)
上記リブは、上記管チャネルを、第1のチャネルと、第2のチャネルとに分岐させるように構成される、項目6に記載の筐体。
(項目8)
上記管チャネルは、上記筐体の内壁に沿って位置付けられ、上記管ポートに対して少なくとも略垂直である、項目6−7のいずれかに記載の筐体。
(項目9)
上記管チャネルは、上記筐体の内壁に沿って位置付けられ、上記管ポートに対して少なくとも略平行である、項目6−7のいずれかに記載の筐体。
(項目10)
上記リブは、第1の端部と、第2の端部とを含み、上記第1の端部は、第1の直径を有し、上記第2の端部は、第2の異なる直径を有する、項目6−9のいずれかに記載の筐体。
(項目11)
上記第2の直径は、上記第1の直径より大きい、項目10に記載の筐体。
(項目12)
上記リブは、第1の端部から第2の端部まで徐々に増加する外形を含み、上記第1の端部は、上記第2の端部より上記ポートの外側開口部により近接する、項目6−9のいずれかに記載の筐体。
(項目13)
上記リブは、上記IV管を、2つの非閉塞領域に分割するように構成される、項目6−12のいずれかに記載の筐体。
(項目14)
上記リブは、上記筐体の内側上に位置付けられる、項目6−13のいずれかに記載の筐体。
(項目15)
上記リブは、上記筐体の外側上に位置付けられる、項目6−13のいずれかに記載の筐体。
(項目16)
注入ポンプであって、
静脈(「IV」)管を受容するように構成される管ポートを含む筐体であって、上記管ポートは、
上記筐体の外側上の上記管ポートの周のまわりに位置付けられる複数のリブであって、上記複数のリブは、上記管が上記筐体の外側上で屈曲されるとき、上記管内の閉塞を防止するように構成される、複数のリブ
を含む、筐体
を備える、注入ポンプ。
(項目17)
上記複数のリブは、上記周のまわりに円周方向に位置付けられ、それぞれ、上記ポートの中心に向けられる、項目16に記載の注入ポンプ。
(項目18)
上記複数のリブはそれぞれ、少なくともほぼ同一のサイズおよび形状を有する、項目16−17のいずれかに記載の注入ポンプ。
(項目19)
上記複数のリブは、第1のリブと、第2のリブとを含み、上記第1のリブは、上記第2のリブと異なる形状、サイズ、および/または配向を有する、項目16−17のいずれかに記載の注入ポンプ。
(項目20)
上記複数のリブはそれぞれ、上記管ポートの中心に向かって半径方向に延在する、項目16−19のいずれかに記載の注入ポンプ。

Claims (20)

  1. 静脈(「IV」)管を受容するように構成される管ポートを含む筐体を備える注入ポンプであって、前記管ポートが、
    前記筐体の縁に位置する第1の端部と、前記筐体内に位置する第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間の長さとを有する管チャネルと、
    前記筐体の前記縁に少なくとも2つのチャネルを形成するために、前記第1の端部において前記管チャネルから横方向に延在するように形成されたリブと
    を含むことを特徴とする、注入ポンプ。
  2. 前記管チャネルは、前記筐体の内壁に沿って位置付けられている、請求項1に記載の注入ポンプ。
  3. 前記IV管の一部が前記筐体内に挿入されると前記IV管が前記管チャネルに沿って延在するように構成されている、請求項1に記載の注入ポンプ。
  4. 前記管チャネルにおける前記筐体の前記縁は、陥凹区分を含む、請求項1に記載の注入ポンプ。
  5. 前記リブは、前記少なくとも2つのチャネルを形成するために、前記筐体の前記縁の前記陥凹区分内に延在するように位置付けられている、請求項4に記載の注入ポンプ。
  6. 前記IV管が前記リブを圧迫するときに前記IV管内での流体閉塞を防止するように、前記少なくとも2つのチャネルは、前記IV管のそれぞれの管領域を受け入れるように構成されている、請求項1に記載の注入ポンプ。
  7. 前記管チャネルは、前記IV管の一部を抱持するように構成されている、請求項1に記載の注入ポンプ。
  8. 前記リブおよび前記少なくとも2つのチャネルの外形は、波形を形成する、請求項1に記載の注入ポンプ。
  9. 静脈(「IV」)管を受容するように構成される管ポートを有するドアを含む筐体を備える注入ポンプであって、前記管ポートが、
    前記ドアの縁に位置する第1の端部と、前記筐体内に位置する第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との間の長さとを有する管チャネルと、
    前記第1の端部において前記管チャネルから横方向に延在するように形成され、それによって、前記IV管を湾入させ、前記IV管の管領域が前記IV管の流路に沿って少なくとも2つの同一直線上の管領域に分割されることをもたらし、前記IV管の完全な閉塞を防止する傾向になるようにする、リブと
    を含むことを特徴とする、注入ポンプ。
  10. 前記管チャネルは、前記ドアの内壁に沿って位置付けられている、請求項9に記載の注入ポンプ。
  11. 前記IV管の一部が前記筐体内に挿入されかつ前記ドアが閉鎖されると前記IV管が前記管チャネルに沿って延在するように構成されている、請求項9に記載の注入ポンプ。
  12. 前記管チャネルにおける前記ドアの前記縁は、陥凹区分を含む、請求項9に記載の注入ポンプ。
  13. 前記管チャネルは、前記ドアの前記縁において少なくとも2つの管チャネルを形成する、請求項12に記載の注入ポンプ。
  14. 前記リブは、前記少なくとも2つのチャネルを形成するために、前記ドアの前記縁の前記陥凹区分内に延在するように位置付けられている、請求項13に記載の注入ポンプ。
  15. 前記IV管が前記リブを圧迫するときに前記IV管内での流体閉塞を防止するように、前記少なくとも2つのチャネルは、前記IV管のそれぞれの管領域を受け入れるように構成されている、請求項12に記載の注入ポンプ。
  16. 前記管チャネルは、前記IV管の一部を抱持するように構成されている、請求項9に記載の注入ポンプ。
  17. 静脈(「IV」)管を受容するように構成される管ポートを有するドアを含む筐体を備える注入ポンプであって、前記管ポートが、
    前記ドアの縁の一部に位置する陥凹区分と、
    前記陥凹区分において少なくとも2つのチャネルを形成するために、前記陥凹区分内に横方向に延在するように形成されたリブと
    を含むことを特徴とする、注入ポンプ。
  18. 前記IV管が前記リブを圧迫するときに前記IV管内での流体閉塞を防止するように、前記少なくとも2つのチャネルは、前記IV管のそれぞれの管領域を受け入れるように構成されている、請求項17に記載の注入ポンプ。
  19. 前記リブは、丸みを帯びた端部または平坦な端部のうちの少なくとも1つを含む、請求項17に記載の注入ポンプ。
  20. 前記リブの端部の曲率は、前記陥凹区分の曲率と一致する、請求項17に記載の注入ポンプ。
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