JP2021182887A - 作業車両の監視制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、この並走作業システムでは、その2台の作業車両が1つの圃場において例えば作業幅の異なる作業機をそれぞれ装着して並走作業を行う場合や複雑な走行経路を走行して並走作業を行う場合、その作業を並走して同時に行うことが困難になる。
第1の制御装置(2A)、測位装置(3A)および通信装置(4A)を有し、圃場(9)で先行の工程の作業を行う自動走行可能な先行の作業車両(1A)と、
第2の制御装置(2B)、測位装置(3B)および通信装置(4B)を有し、前記圃場(9)で後続の工程の作業を行う自動走行可能な後続の作業車両(1B)と、
前記第1の通信装置(4A)と前記第2の通信装置(4B)に対する通信が可能な通信装置(6)を有し、圃場情報、作業情報、位置情報、検知情報等の情報を通信して前記先行の作業車両(1A)の動作と前記後続の作業車両(1B)の動作を監視するとともに制御する監視制御装置(5)と、
を備え、
前記監視制御装置(5)は、前記先行の作業車両(1A)による前記圃場(9)での作業が完了した作業情報を取得するまで、前記後続の作業車両(1B)を当該圃場(9)の入口(91)で待機させる制御を行うことを特徴とする作業車両の監視制御システムである。
たとき、前記後続の作業車両(1B)の前記待機を解除する制御を行うことを特徴とするものである。
このため、請求項1に記載の発明によれば、複数の作業車両を監視して制御することで、圃場において順次行う複数の工程を有する作業を円滑に行うことができる。
図1から図3には、本発明の実施形態1に係る作業車両の監視制御システムの一部又は全部が示されている。
本実施形態1に係る監視制御システムは、図1から図3に示されるように、圃場9で先行の工程の作業を行う自動走行可能な先行の作業車両1Aと、その圃場9で後続の工程の作業を行う自動走行可能な後続の作業車両1Bと、圃場情報、作業情報、位置情報、検知情報等の情報を通信して先行の作業車両1Aの動作と前記後続の作業車両1Bの動作を監視するとともに制御する監視制御装置5とを備えている。
図2は、実線では、先行の作業車両1Aが圃場9Bでの先行の工程の作業を完了させた後に圃場9Bから次の圃場9Aに移動して先行の工程の作業を行っている状態と、後続の作業車両1Bが圃場9Aでの後続の工程の作業を完了させた後に圃場9Bに移動している途上の状態を示している。図2における符号9Cから9Fは他の圃場、符号91は車両進入の入口、符号92は車両退出の出口、符号95は農道、符号97は公道、をそれぞれ示している。
先行の作業車両1Aであるトラクタ10Aは、図1に示されるように、その走行車体の後部に先行の工程の作業を行う作業機35Aが装着されている。一方、後続の作業車両1Bであるトラクタ10Bは、図1に示されるように、その走行車体の後部に後続の工程の作業を行う作業機35Bが装着されている。この作業機35A,35Bは、そのいずれもISOBUSに対応可能の作業機である。
異なる種類の作業機としては、例えば、圃場が牧草地であれば、牧草を刈る作業機(牧草モア等)、刈草を列状に集める作業機(牧草レーキ等)、列状に集めた刈草をロール状にまとめる作業機(牧草ロールベーラー等)等のうち作業が前後する作業機の組み合わせが挙げられる。この他にも、圃場が水田や畑であれば、耕うんを行う作業機(ロータリ作業機等)、肥料を散布する作業機(ブロードキャスタ等)等が挙げられる。
同じ種類の作業機としては、例えば、耕うんを行うロータリ作業機、プラウ等が挙げられる。
また、トラクタ10Aとトラクタ10Bは、そのいずれも走行車体の上部にキャビン16が設けられている。キャビン16は、その内部に、運転座席16aが配置され、運転座席16aの前方にステアリングホイール16bが配置されている。運転座席16aやステアリングホイール16bの近傍には、図示しない各種の操作レバーやスイッチ、必要な情報を表示する表示パネル等が配置されている。またキャビン16は、その内部の下部に、クラッチペダル16c、ブレーキペダル16d、図示しないアクセルペダル等が配置されている。
この第1の制御装置2Aは、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置、ROM(Read only Memory),RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置、入力装置等からなるコンピュータ等で構成されており、その処理装置がROM又はHDDの記憶部21Aに格納されている制御用のプログラム、データおよび検知情報に基づいて情報処理することで必要な制御対象に制御情報を送信するようになっている。
車両制御部22Aは、車両制御駆動部42Aの動作について、その制御に必要な状態を検知する各種センサ41Aにより検知した検知情報を取得しながら必要に応じて制御する。このような制御に使用される各種センサ41Aは、例えば、エンジン13の回転数、走行速度、ステアリングホイール16bの切れ角、操作レバー、操作ペダル、走行車体の傾き、燃料タンクの残量、障害物の有無等の各状態をそれぞれ検知する複数のセンサである。
作業機制御部25Aは、作業機制御駆動部45Aの動作について、その制御に必要な状態を検知する各種センサ41Aにより検知した検知情報を取得しながら必要に応じて制御する。このような制御に使用される各種センサ41Aは、例えば、PTO軸15の回転速度、作業機35Aの昇降位置、駆動速度等の各状態をそれぞれ検知する複数のセンサである。
第2の制御装置2Bは、第1の制御装置2Aと同様にコンピュータ等で構成されており、そのコンピュータ等における処理装置がROM又はHDDの記憶部21Bに格納されている制御用のプログラム、データおよび検知情報に基づいて情報処理することで必要な制御対象に制御情報を送信するようになっている。
そして車両制御部22Bは、車両制御駆動部42Bの動作について、その制御に必要な状態を検知する各種センサ41Bにより検知した検知情報を取得しながら必要に応じて制御する。このような制御に使用される各種センサ41Bは、車両制御駆動部42Aの制御に用いた上記各種センサ41Aの場合と同様である。
そして、作業機制御部25Bは、その作業機制御駆動部45Bの動作について、その制御に必要な状態を検知する各種センサ41Bにより検知した検知情報を取得しながら必要に応じて制御する。このような制御に使用される各種センサ41Bは、作業機制御部25Aの制御に用いた上記各種センサ41Aの場合と同様である。
この各測位装置3A,3Bは、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)を利用した装置で構成され、受信アンテナ31A,31Bにより航法衛星からの電波をそれぞれ受信して所定時間ごとにGNSS座標を個別に取得して地球上での位置情報を取得するようになっている。受信アンテナ31A,31Bは、各作業車両1A,1Bの所定の部位に設けられるものであり、本実施の形態におけるトラクタ10A,10Bでは例えば各キャビン16の上面に設けられている。
クラウドコンピューティングは、インターネット等の通信ネットワーク40に接続されたコンピュータ(サーバー)やストレージを利用して情報の管理や必要な処理を行うよう構築されるシステムである。その接続先のコンピュータ(サーバー)やストレージとしては、例えば、遠隔監視センターに設置されるコンピュータ、外部記憶装置等が適用される。
圃場情報は、作業対象になる圃場の場所を示す地図情報に関連付けて、圃場の形状や、圃場の入口91、出口92の位置に関する情報が含まれている。作業情報は、圃場ごとに行う作業の内容、条件、作業の開始、作業の完了等の情報である。経路情報は、予め定める監視制御エリア内で自動走行や自動作業で移動するときの経路に関する情報である。なお、これらの圃場情報、作業情報、経路情報等については、上記クラウドコンピューティング上に記憶させて管理するようにしてもよい。
また記憶部55には、監視制御する作業車両の作業経路を生成する経路生成プログラム等も格納されている。
一方、監視制御装置5からは、先行の作業車両1Aと後続の作業車両1Bに対して圃場情報、作業情報、経路情報等の情報がそれぞれ送信される。これにより、作業車両1A,1Bでは車両制御部22A,22B(車両ECU)や作業機制御部25A,25B(作業機ECU)における記憶部21A,21Bにそれぞれ記憶される。
また、操作者は、監視制御装置5において、作業機35A,35Bの情報や位置情報等に基づき作業車両1A,1Bにより行う自動作業の手順、経路、条件等について経路生成プログラム等を利用しながら設定する。
監視制御システムでは、圃場9Aで先行の作業を開始した先行の作業車両1Aから、その作業する圃場9Aの情報(位置情報、圃場情報)や先行作業を開始した作業情報が、クラウドコンピューティングを経由して監視制御装置5に送信される。
ステップS12において最初の圃場9Aであると判断されると、後続の作業車両1Bが最初の圃場9Aに自動走行して移動することが開始される(S13)。図2において符号1Btが付されて破線で表された後続の作業車両が、圃場9Aに移動する途上にある後続の作業車両1Bを示している。
ステップS14において先行作業の完了した作業情報を取得しない場合は、先行の作業車両1Aが図2に符号1Adを付して示されるように圃場9A内での作業が残っていて依然として圃場9A内を走行する可能性があるため、図2において符号1Bsaが付されて破線で示されるように、圃場9Aに移動させた後続の作業車両1Bを圃場9Aの入口91で待機させるよう制御する(S15)。
この待機が解除されると、監視制御装置5では、後続の作業車両1Bを移動した最初の圃場9A内に入口91から進入させるよう制御する(S18)。
また後続の作業車両1Bが圃場9Aでの後続の工程の作業を開始するときは、圃場9Aの出口92付近で待機していた先行の作業車両1Aが出口92から退出して農道95上の経路にそって自動走行して次の圃場9Bに移動するように第1の制御装置2Aにより制御されるため、圃場9A内に先行の作業車両1Aが存在しないようになる。
このときも先行の作業車両1Aから次の圃場9Bの位置情報や先行の工程の作業を開始した作業情報が上記クラウドコンピューティングを介して監視制御装置5に送られる。また、このときの監視制御装置5は、先行の作業車両1Aが作業を行う次の圃場9Bの位置情報等を後続の作業車両1Bに送信する。
また、他の作業車両1Xが移動経路上にあることは、その他の作業車両1Xの位置情報が上記クラウドコンピューティングに送信されて管理されている場合であれば、監視制御装置5では、その位置情報を取得して判定することになる。
このうち特にステップS14における先行作業完了の作業情報とは、先行の作業車両1Aが次の圃場9Bで行う先行の工程の作業が完了したことを示す情報になる。また、ステップS15における移動先の圃場の入口で待機とは、後続の作業車両1Bが次の圃場9Bにおける入口91で待機することになる。さらに、ステップS18における移動先の圃場内へ進入とは、後続の作業車両1Bが自動走行で次の圃場9Bにおける入口91から圃場9B内に進入することになる。
これにより、最終的には、次の圃場9Bにおいて後続の作業車両1Bによる後続の工程の作業が開始されることになる。
このときの圃場9A内での待機は、例えば後続の作業車両1Bを圃場9Aの出口92付近に停止させることで行われる。
このときも最終的には、次の圃場9Bにおいて後続の作業車両1Bによる後続の工程の作業が開始されることになる。
これにより、同じ圃場9A又は圃場9B内において複数の作業車両1A,1Bの経路、動作等の調整や監視を行う必要がない。また、圃場9A又は圃場9B内で後続の作業車両1Bが先行の作業車両1Aの作業を妨げるおそれがない。後続の作業車両1Bが圃場間を移動する際に他の作業車両1Xの存在により不要なトラブルが発生することや自動走行の余計な調整が必要になることもない。
したがって、この監視制御システムによれば、上記したように複数の作業車両1A,1Bを監視して制御することで、圃場9Aや圃場9Bに対して先行の工程と後続の工程を有する作業を複数の作業車両1A,1Bで行う場合であっても円滑に行うことができる。
これにより、同じ圃場9A又は圃場9B内において先行の作業車両1Aが後続の作業車両1Bの作業を妨げるおそれがない。
したがって、この監視制御システムによれば、圃場9Aや圃場9Bに対して先行の工程と後続の工程を有する作業を複数の作業車両1A,1Bで行う場合であってもより一層円滑に行うことができる。
本発明の実施形態2の監視制御システムは、図3に示されるように、本実施形態1の監視制御システムにおいて後続の作業車両1Bにその作業車両1Bが盗難されることを防止する機能を発揮する盗難防止装置43を設けるとともに、図5に示されるように、その盗難防止装置43を必要な時期に利用するように構成したものである。
すなわち、監視制御装置5では、後続の作業車両1Bを圃場9A又は圃場9Bの入口91で待機させるとき(ステップ:S15)や圃場9A内で待機させるときに(S22)、盗難防止装置43を作動させ始める制御を行う(S30,S32)。実施形態2では、盗難防止装置43の作動によりクラッチ装置が無効化されて(強制的に切り状態に保たれて)回転動力の伝達がなされず走行や作業が不能になる。これにより、待機中の後続の作業車両1Bが盗難されて無くなるおそれが低減又は解消される。
また、監視制御装置5では、後続の作業車両1Bを圃場9A又は圃場9Bの入口91での待機を解除するとき(S17)や圃場9A内での待機を解除するときに(S24)、盗難防止装置43の作業を解除する制御を行う(S31,S33)。これにより、後続の作業車両1Bが圃場9A又は圃場9B内に移動することや圃場9Aから次の圃場9Bに移動することが盗難防止装置43の作動で妨げられることなくスムーズに開始される。
実施形態1,2の監視制御システムは、作業車両の圃場間の自動走行による移動が可能な規定エリア(ブロック)を設けた場合、少なくとも後続の工程の作業を行う後続の作業車両1Bを確実に監視して制御するという基本的な機能を有効に保つ観点から、その後続の作業車両1Bがその規定エリア内に存在していることが必要になる。
この場合、上記監視制御システムでは、例えば、後続の作業車両1Bがその規定エリア内に存在しないと、後続の作業車両1Bを監視して制御する基本的な機能が働かなくなる。この結果、上記監視制御システムでは、後続の作業車両1Bを後続の工程の作業を行うべき圃場に移動させることができず、その作業を行うこともできなくなる。
すなわち、監視制御装置5は、その別の作業車両が別の圃場(例えば圃場9C等)で後続の工程の作業を終了した後に、先行の作業車両1Aが先行の工程の作業を行った圃場の位置情報を取得した段階で、その別の作業車両を取得した位置情報の圃場(例えば圃場9A又は圃場9B)に自動走行して移動させる制御を行うようにする。
この場合、燃料補給が必要になった先行の作業車両1Aについては、作業を一時中断してその作業中の圃場9の入口91等に移動させて停止させるよう制御する。また、その先行の作業車両1Aについては、例えば現場作業者が入口91で燃料補給の作業を行った後、残る作業を再開するよう制御される。
また、実施形態1,2の監視制御システムでは、後続の作業車両1Bにおいて次の圃場に移動する前に燃料補給を要するレベルになったことが上記各種センサ41Bにおける該当するセンサで検知された場合、その後続の作業車両1Bをその作業が完了した又は継続中の圃場9の入口91に移動させるよう制御し、その燃料補給の作業を行わせるよう構成するとよい。
このときの障害物の検知は、監視制御装置5が、上記各種センサ41Bにおける障害物検知センサで得られる検知情報を取得して行えばよい。また、障害物の検知は、後続の作業車両1B等に搭載されているカメラ47B(図1、図3)で得られる映像をクラウドコンピューティング経由で監視制御装置5に送信して表示装置58に表示して作業者が肉眼で検知するか或いは画像処理により検知するようにしてもよい。カメラ47Bは、キャビン16の上面に限らず、それ以外の必要な場所にも設けられる。
盗難防止装置43については、上記した構成の機能以外の防止機能を発揮するものであってもよい。また、盗難防止装置43は、先行する作業車両1Aに設けて使用するようにしてもよい。
圃場9の種類や形状等については前記例示したものに限定されない。圃場9の入口91と出口92は、兼用方の出入口であってもよく、また、その入口91と出口92と出入口は、複数あってもよい。
圃場(9)で先行の工程の作業を行う自動走行が可能な先行の作業車両(1A)に設けられる第1の制御装置(2A)、測位装置(3A)および通信装置(4A)と、
前記圃場(9)で後続の工程の作業を行う自動走行が可能な後続の作業車両(1B)に設けられる第2の制御装置(2B)、測位装置(3B)および通信装置(4B)と、
前記第1の通信装置(4A)と前記第2の通信装置(4B)に対する通信が可能な通信装置(6)を有し、圃場情報、作業情報、位置情報、検知情報等の情報を通信して前記先行の作業車両(1A)の動作と前記後続の作業車両(1B)の動作を監視するとともに制御する監視制御装置(5)と、
を備え、
前記監視制御装置(6)は、前記先行の作業車両(1A)が前記圃場(9)での作業を完了させるまで、前記後続の作業車両(1B)を当該圃場(9)の入口(91)で待機させる制御を行うことを特徴とする作業車両の監視制御システム。
1B…後続の作業車両
1X…他の作業車両
2A…第1の制御装置
2B…第2の制御装置
3A…第1の測位装置
3B…第2の測位装置
4A…第1の通信装置
4B…第2の通信装置
5 …監視制御装置
9 …圃場
43…盗難防止装置
91…入口
Claims (6)
- 第1の制御装置(2A)、第1の測位装置(3A)および通信装置(4A)を有し、圃場(9)で先行の工程の作業を行う自動走行可能な先行の作業車両(1A)と、
第2の制御装置(2B)、第2の測位装置(3B)および通信装置(4B)を有し、前記圃場(9)で後続の工程の作業を行う自動走行可能な後続の作業車両(1B)と、
前記第1の通信装置(4A)と前記第2の通信装置(4B)に対する通信が可能な通信装置(6)を有し、圃場情報、作業情報、位置情報、検知情報等の情報を通信して前記先行の作業車両(1A)の動作と前記後続の作業車両(1B)の動作を監視するとともに制御する監視制御装置(5)と、
を備え、
前記監視制御装置(5)は、前記先行の作業車両(1A)による前記圃場(9)での作業が完了した作業情報を取得するまで、前記後続の作業車両(1B)を当該圃場(9)の入口(91)で待機させる制御を行うことを特徴とする作業車両の監視制御システム。 - 前記監視制御装置(5)は、前記後続の作業車両(1B)が圃場(9A)での作業を完了させた後に次の圃場(9B)に移動する場合、前記次の圃場(9B)に移動する経路上に他の作業車両(1X)がいる情報を取得したとき、当該後続の作業車両(1B)を前記圃場(9A)内に待機させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の作業車両の監視制御システム。
- 前記監視制御装置(5)は、前記先行の作業車両(1A)による前記圃場(9)での作業が完了した作業情報を取得したとき、前記後続の作業車両(1B)の前記待機を解除する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の作業車両の監視制御システム。
- 前記監視制御装置(5)は、前記経路上に前記他の作業車両(1X)がいない情報を取得したとき、前記後続の作業車両(1B)の前記待機を解除する制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の作業車両の監視制御システム。
- 前記後続の作業車両(1B)は、当該作業車両(1B)が盗難されることを防止する機能を発揮する盗難防止装置(43)を有し、
前記監視制御装置(5)は、前記後続の作業車両(1B)の前記待機を行うときに、前記盗難防止装置(43)を作動させる制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の作業車両の監視制御システム。 - 前記監視制御装置(5)は、前記後続の作業車両(1B)の前記待機が解除されたときに、前記盗難防止装置(43)の作動を解除する制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の作業車両の監視制御システム。
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