JP2021182680A - 防災機器管理システム、防災システム、防災機器管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態の防災機器管理システム100(図1参照)は、防災機器5(図1参照)を管理するためのシステムである。本開示でいう「防災機器」は、例えば火災等の災害を未然に防いだり、災害による被害の拡大を防いだりするために用いられる機器である。防災機器5は、一例として、自動火災報知システム300(図2参照)における受信機5A、感知器、発信機、又は地区音響装置等を含み得る。また、防災機器5は、一例として、誘導灯等を含み得る。
以下、本実施形態の防災機器管理システム100について図面を参照して詳しく説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一部に過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
まず、自動火災報知システム300について、図2を参照して説明する。本実施形態の自動火災報知システム300は、図2に示すように、1棟の集合住宅A11に対して、1台の受信機5Aと、複数台の子機5Bと、が設置されている。また、この自動火災報知システム300では、一対の電線を1つの通信線L1として、複数(ここでは4つ)の通信線L1が受信機5Aに接続されている。各通信線L1には、2以上(ここでは4台)の子機5Bが接続されている。
次に、防災機器管理システム100について、図1を参照して説明する。本実施形態の防災機器管理システム100は、自動火災報知システム300における受信機5Aと共に、防災システム200を構成している。言い換えれば、防災システム200は、防災機器管理システム100と、防災機器管理システム100により管理される防災機器5と、を備えている。
以下、本実施形態の防災機器管理システム100の動作の一例について、図4を参照して説明する。以下では、情報端末6を所持する施工者H1が、防災機器5の設置場所に赴いている、と仮定する。また、以下では、1つの防災機器5についての識別情報及び位置情報を登録する過程について説明する。
上述のように、本実施形態では、情報端末6から識別情報及び位置情報を送信してもらうことにより、防災機器5の設置場所から離れた遠隔地にあっても、識別情報及び位置情報を紐付けて登録することが可能である。ここで、情報端末6から送信される位置情報は、必ず正しいとは限らない。例えば、本実施形態のように端末位置情報を位置情報とする、つまり情報端末6の位置を防災機器5の設置場所とみなす場合、情報端末6の位置によっては、実際の防災機器5の設置場所から離れた場所について位置情報を誤って登録する可能性がある。
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つにすぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、防災機器管理システム100と同様の機能は、防災機器管理方法の他に、(コンピュータ)プログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。
以上述べたように、第1の態様に係る防災機器管理システム(100)は、通信部(1)と、登録部(21)と、判断部(22)と、を備える。通信部(1)は、情報端末(6)と通信可能である。登録部(21)は、情報端末(6)から送信される識別情報を、情報端末(6)から送信される位置情報に紐付けて登録する。識別情報は、少なくとも防災機器(5)の種類に関する情報を含む。位置情報は、防災機器(5)が設置された位置に関する情報である。判断部(22)は、情報端末(6)から送信される情報に基づいて、位置情報の正当性を判断する。
200 防災システム
300 自動火災報知システム
1 通信部
21 登録部
22 判断部
23 作成部
5 防災機器
5A 受信機
6 情報端末
C1 情報コード
ST1 登録ステップ
ST2 判断ステップ
Claims (13)
- 情報端末と通信可能な通信部と、
前記情報端末から送信される少なくとも防災機器の種類に関する情報を含む識別情報を、前記情報端末から送信される前記防災機器が設置された位置に関する位置情報に紐付けて登録する登録部と、
前記情報端末から送信される情報に基づいて、前記位置情報の正当性を判断する判断部と、を備える、
防災機器管理システム。 - 前記防災機器には、前記情報端末で読み取り可能であって前記識別情報及び前記位置情報を前記通信部へ送信する手順が記録された情報コードが付されており、
前記識別情報及び前記位置情報は、前記情報端末が前記情報コードを読み取ることをトリガとして、前記情報端末から前記通信部へ送信される、
請求項1記載の防災機器管理システム。 - 前記識別情報は、前記情報コードに記録されており、
前記位置情報は、前記情報端末が取得した前記情報端末の位置に関する端末位置情報である、
請求項2記載の防災機器管理システム。 - 前記判断部は、前記情報コードを前記情報端末が読み取った時点を含む所定の期間にて前記端末位置情報を前記情報端末が取得しているか否かに基づいて、前記位置情報の正当性を判断する、
請求項3記載の防災機器管理システム。 - 前記登録部は、前記情報端末にて撮像された前記防災機器の設置場所に関する画像を、前記位置情報に紐付けて登録する、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の防災機器管理システム。 - 前記画像は、前記防災機器が設置される前における前記設置場所に関する画像と、前記防災機器が設置された後における前記設置場所に関する画像と、の少なくとも一方を含む、
請求項5記載の防災機器管理システム。 - 前記情報端末は、前記防災機器から前記識別情報を2種類以上取得して、前記通信部へ送信する、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の防災機器管理システム。 - 前記位置情報は、前記防災機器が設置された場所の地図情報を含む、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の防災機器管理システム。 - 前記防災機器は、自動火災報知システムにおける受信機を含む、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の防災機器管理システム。 - 設置されている前記防災機器の種類及び台数を示すリストを作成する作成部を更に備える、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の防災機器管理システム。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載の防災機器管理システムと、
前記防災機器管理システムにより管理される前記防災機器と、を備える、
防災システム。 - 情報端末から送信される少なくとも防災機器の種類に関する情報を含む識別情報を、前記情報端末から送信される前記防災機器が設置された位置に関する位置情報に紐付けて登録する登録ステップと、
前記情報端末から送信される情報に基づいて、前記位置情報の正当性を判断する判断ステップと、を有する、
防災機器管理方法。 - 1以上のプロセッサに、
請求項12記載の防災機器管理方法を実行させる、
プログラム。
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