JP2021181959A - 試験方法および試験器 - Google Patents
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Abstract
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例えば下記特許文献2には、滴下型の降雨強度計が開示されている。滴下型の降雨強度計は、底部に水を上部に灯油を収容し、上部から雨水が流入する受水筒と、受水筒への雨水の流入による静水圧を利用して受水筒から底部の水を導出して先端から水滴を滴下させるための導水管と、導水管から滴下される水滴の個数を計数するための水滴計数機構と、を備えている。導水管から滴下される水滴の個数は、降雨強度に比例する。降雨強度計は、水滴計数機構で水滴の個数を計数することにより、降雨強度を計測する。
上記の雨量計や降雨強度計の試験は、雨量計や降雨強度計に対して、例えば油さしやメスシリンダー等を用いて人手で水を吐出することによって行われていた。
しかしながら、人手で試験を行う従来の方法では、試験中に水の吐出速度を一定に維持することはほぼ不可能である。このため、雨量計や降雨強度計が動作するかを確認することはできても、雨量計や降雨強度計の計測精度を試験することは困難であった。
また、例えば降雨強度計を試験する場合、従来の試験方法では、試験中に水滴の吐出速度が変化する可能性が高いため、降雨強度計の精度を試験することは極めて困難である。このため、降雨強度計の異常の原因が、例えば導水管につまったゴミや、水滴計数機構に用いられている計測用の光源(LED等)の劣化であることに気が付かず、降雨強度計の一部を修理または交換したり、降雨強度計を校正したりすればいい場合であっても、降雨強度計の全体を取り換えてしまうことも多くあった。
また、本態様によれば、試験方法は、降雨強度計に、試験器を用いて一定の吐出速度で水を吐出する吐出工程を備えている。これにより、人手で降雨強度計に水を吐出する場合と比較して、容易に水の吐出速度を一定に維持できる。このため、例えば降雨強度計を試験する場合、試験中に水の吐出速度が急激に変化することを抑制できる。したがって、降雨強度計に異常が無い場合、試験器の水の吐出速度と降雨強度計の試験の計測値との誤差は、降雨強度計に異常がある場合と比較して、極めて小さくなる。さらに、試験方法は、試験器の水の吐出速度と降雨強度計による計測値との比較を行う比較工程を備えている。これにより、試験器の水の吐出速度と降雨強度計による計測値との誤差を計測できる。ここで、降雨強度計に異常が無い場合、試験器の水の吐出速度と降雨強度計の試験の計測値との誤差は、降雨強度計に異常がある場合と比較して、極めて小さくなる。このため、試験器の水の吐出速度と降雨強度計による計測値との誤差を見ることにより、降雨強度計の精度を試験できる。したがって、人手で試験を行う場合と比較して、容易に降雨強度計の精度を試験できる。
本態様によれば、試験器を使用することで、雨量計に水を一定の吐出速度で吐出できる。これにより、人手で雨量計に水を吐出する場合と比較して、容易に水の吐出速度を一定に維持できる。このため、例えば雨量計を試験する場合、試験中に水の吐出速度が急激に上昇して、水が雨量計から零れ出ることを抑制できる。したがって、雨量計に異常が無い場合、試験器の水の吐出量と雨量計の試験の計測値との誤差は、雨量計に異常がある場合と比較して、極めて小さくなる。よって、試験器の水の吐出量と雨量計による計測値との誤差を見ることにより雨量計の精度を試験できるので、人手で試験を行う場合と比較して、容易に雨量計の精度を試験できる。
本態様によれば、試験器を使用することで、降雨強度計に水を一定の吐出速度で吐出できる。これにより、人手で降雨強度計に水を吐出する場合と比較して、容易に水の吐出速度を一定に維持できる。このため、例えば降雨強度計を試験する場合、試験中に水の吐出速度が急激に変化することを抑制できる。したがって、降雨強度計に異常が無い場合、試験器の水の吐出速度と降雨強度計の試験の計測値との誤差は、降雨強度計に異常がある場合と比較して、極めて小さくなる。よって、試験器の水の吐出速度と降雨強度計による計測値との誤差を見ることにより降雨強度計の精度を試験できるので、人手で試験を行う場合と比較して、容易に降雨強度計の精度を試験できる。
本態様によれば、ポンプによる水の吐出量よりも大容量の雨量計および降雨強度計に試験器を使用する場合、水が雨量計および降雨強度計から溢れることを抑制できる。
また、本態様によれば、雨量計を試験する場合、目的の吐出量だけ水を吐出した時にポンプを停止させる必要がないため、ポンプが水を吐出し続ける場合と比較して容易に雨量計を試験できる。したがって、ポンプが水を吐出し続ける場合と比較して容易に雨量計の精度を試験できる。
本態様によれば、試験する雨量計および降雨強度計に応じて、水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方の調節できる。これにより、試験器を用いて試験できる雨量計および降雨強度計の選択肢を増やすことができる。
本態様によれば、操作部を回転させることにより、ポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方を調節できる。これにより、例えばテンキーによりポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方を入力して調節する場合と比較して、容易にポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方を調節できる。
本態様によれば、表示部にポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方が表示されない場合と比較して、容易に試験器の水の吐出量と雨量計による計測値との誤差、または試験器の水の吐出速度と降雨強度計による計測値との誤差を見ることができる。したがって、表示部にポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方が表示されない場合と比較して、容易に雨量計および降雨強度計の精度を試験できる。
図1は、実施形態に係る試験器1の斜視図である。
図2は、実施形態に係る試験器の要部を示す構成図である。
図1および図2に示す試験器1は、雨量計4または降雨強度計6の動作状態を試験するためのものである。試験器1で試験される雨量計4、降雨強度計6は、それぞれ例えば転倒枡型の雨量計、滴下型の降雨強度計である。雨量計4、降雨強度計6は、それぞれ200mm径の円柱型の受水ロート(不図示)と、計測値を表示する監視トレンド画面(不図示)と、を有している。試験器1は、筐体10と、ポンプ20と、制御部30と、調節部40と、表示部50と、を備えている。
筐体10の第一面10aには、バッテリ収容部11が設けられている。バッテリ収容部11は、第一面10aに略平行な一面を有する直方体の箱状に形成されている。バッテリ収容部11は、第一面10aから突出している。バッテリ収容部11には、第一面10aの面方向外側に向けて開口する開口部12が形成されている。
続いて、図1から図11に基づいて試験器1の操作方法を説明する。
図3から図11は、それぞれ実施形態に係る表示部50の画面51の一例(その1からその9)を示す図である。
図1および図2に示す試験器1を使用する前に、ポンプ20、吸入チューブ23および吐出チューブ24の内部から空気を抜く必要がある。図1および図2に基づいて空気抜きの方法を説明する。具体的な手順は、以下の通りである。
以下では、吐出量を雨量の単位(mm等)で表し、吐出速度を降雨強度の単位(mm/h等)で表すことがある。
図2に示すように、試験器1の付近に水が収容されているタンク5を配置する。タンク5は、例えばポリタンクである。吸入チューブ23の他端をタンク5内の水に浸ける。エア抜き弁25を開く。電源スイッチ3(図1参照)をONにして、試験器1を起動する。後述する雨量計モードで、吐出量を2mmから3mmに設定し、ポンプ20を起動させる。これにより、タンク5内の水は、吸入チューブ23、ポンプ20、吐出チューブ24の順に流通し、吐出チューブ24の他端から外部に排出される。ポンプ20、吸入チューブ23および吐出チューブ24の内部に溜まった空気は、水の流通によって外部に押し出されて排出される。その後、ポンプ20を強制的に停止させる。このようにして、ポンプ20、吸入チューブ23および吐出チューブ24の内部の空気抜きが完了する。
続いて、図1から図5に基づいて、雨量計4を試験する試験器1の雨量計モードを説明する。
まず、図2に示すように、試験対象の雨量計4の付近に試験器1および水が収容されているタンク5を配置する。吸入チューブ23の他端をタンク5内の水に浸ける。吐出チューブ24の他端を雨量計4の受水ロート内に配置する。電源スイッチ3(図1参照)をONにして、試験器1を起動する。バッテリ2から制御部30に電気が供給される。制御部30から表示部50に信号が送信される。
モード表示部102は、画面51の長手方向に沿って延びている。モード表示部102には、試験器1が、雨量計4の試験を行う雨量計モード、降雨強度計6の試験を行う降雨強度計モード、試験器1自体の校正を行う設定モードのいずれかに設定されているかを示す記載が表示される。図示の例では、モード表示部102には、「ウリョウケイ コウセイキ」の記載が表示されている。「ウリョウケイ コウセイキ」の記載は、試験器1が雨量計モードに設定されていることを示している。
つまみ部41を回してカーソル104を「ウリョウ」に合わせ、スイッチ面44(図1参照)を押す。これにより、試験器1は雨量計モードに設定される。
つまみ部41を回して、設定吐出量を例えば10mmに変更する。使用者から見てつまみ部41を右に回すと数値が増加し、つまみ部41を左に回すと数値が減少する。スイッチ面44を押すと、吐出量が10mmに設定される。
吐出量確認部121は、画面51の長手方向に沿って延びている。吐出量確認部121には、設定吐出量を確認する表示される。図示の例では、吐出量確認部121には、「10mmデOK?」の記載が表示されている。
以下、試験器1の雨量計モードによって、雨量計4の精度を試験する試験方法について説明する。雨量計4を試験する試験方法は、雨量計4に、試験器1を用いて水を一定の吐出速度で吐出して供給する供給工程と、試験器1の水の吐出量と雨量計4による雨量の計測値との比較を行う比較工程と、を備えている。
このようにして、雨量計4の精度が試験される。
雨量計4の精度が低下している場合、雨量計4に対して、修理や一部の交換、校正等を行い、雨量計4の精度を正常値に戻す。
続いて、図1から図3、図6から図8に基づいて、降雨強度計6を試験する試験器1の降雨強度計モードを説明する。
まず、図2に示すように、試験対象の降雨強度計6の付近に試験器1および水が収容されているタンク5を配置する。吸入チューブ23の他端をタンク5内の水に浸ける。吐出チューブ24の他端を降雨強度計6の受水ロート内に配置する。電源スイッチ3をONにして、試験器1を起動する。バッテリ2から制御部30に電気が供給される。制御部30から表示部50に信号が送信される。
図6に示すように、つまみ部41を回して、カーソル104を「キョウド」に合わせて、スイッチ面44を押す。これにより、試験器1は降雨強度計モードに設定される。
つまみ部41を回して、設定吐出速度を10mm/hに設定する。使用者から見てつまみ部41を右に回すと数値が増加し、つまみ部41を左に回すと数値が減少する。
吐出速度確認部141は、画面51の長手方向に沿って延びている。吐出速度確認部141には、設定吐出速度を確認する表示される。図示の例では、吐出速度確認部141には、「10mm/hデOK?」の記載が表示されている。
以下、試験器1の降雨強度計モードによって、降雨強度計6の精度を試験する試験方法について説明する。降雨強度計6を試験する試験方法は、降雨強度計6に、試験器1を用いて水を一定の吐出速度で吐出して供給する供給工程と、試験器1の水の吐出速度と降雨強度計6による降雨強度の計測値との比較を行う比較工程と、を備えている。
このようにして、降雨強度計6の精度が試験される。
降雨強度計6の精度が低下している場合、降雨強度計6に対して、修理や一部の交換、校正等を行い、降雨強度計6の精度を正常値に戻す。
続いて、図1から図3、図9から図11に基づいて、試験器1自体の校正を行う設定モードを説明する。
まず、雨量計モードを校正する場合を説明する。
まず、図2に示すように、試験器1の付近に、水が収容されたタンク5および例えば500mL容量の空のメスシリンダー7を配置する。吸入チューブ23の他端をタンク5内の水に浸ける。吐出チューブ24の他端をメスシリンダー7内に配置する。電源スイッチ3をONにして、試験器1を起動する。続いて、雨量計モードで、例えば10mm分の水量をメスシリンダー7内へ供給する。
つまみ部41を回してカーソル152を「P/mm」に合わせ、スイッチ面44を押す。
つまみ部41を回して、雨量1mmあたりのポンプ動作指令回数の値を適切な値に変更する。このようにして、試験器1の雨量計モードが校正される。
まず、図2に示すように、試験器1の付近に、水が収容されたタンク5およびメスシリンダー7を配置する。吸入チューブ23の他端をタンク5内の水に浸ける。吐出チューブ24の他端をメスシリンダー7内に配置する。例えば、ストップウォッチ(不図示)等、時間を計測できるものを別途用意する。
電源スイッチ3(図1参照)をONにして、試験器1を起動する。降雨強度計モードで例えば吐出速度を60mm/hに設定して、メスシリンダー7内へ水を供給する。ストップウォッチを使用して、10分丁度で水の供給を停止させる。
つまみ部41を回して、補正度を適切な値に変更する。このようにして、試験器1の降雨強度計モードが校正される。
このように、本実施形態において、試験方法は、雨量計4に、試験器1を用いて一定の吐出速度で水を吐出する吐出工程を備えている。これにより、人手で雨量計4に水を吐出する場合と比較して、容易に水の吐出速度を一定に維持できる。このため、例えば雨量計4を試験する場合、試験中に水の吐出速度が急激に上昇して、水が雨量計4から零れ出ることを抑制できる。したがって、雨量計4に異常が無い場合、試験器1の水の吐出量と雨量計4の試験の計測値との誤差は、雨量計4に異常がある場合と比較して、極めて小さくなる。さらに、試験方法は、試験器1の水の吐出量と雨量計4による計測値との比較を行う比較工程を備えている。これにより、試験器1の水の吐出量と雨量計4による計測値との誤差を計測できる。ここで、雨量計4に異常が無い場合、試験器1の水の吐出量と雨量計4の試験の計測値との誤差は、雨量計4に異常がある場合と比較して、極めて小さくなる。このため、試験器1の水の吐出量と雨量計4による計測値との誤差を見ることにより、雨量計4の精度を試験できる。したがって、人手で試験を行う場合と比較して、容易に雨量計4の精度を試験できる。これにより、試験を行う者によって、試験の結果に違いが生じることを抑制できる。
この構成によれば、試験器1を使用することで、雨量計4に水を一定の吐出速度で吐出できる。これにより、人手で雨量計4に水を吐出する場合と比較して、容易に水の吐出速度を一定に維持できる。このため、例えば雨量計4を試験する場合、試験中に水の吐出速度が急激に上昇して、水が雨量計4から零れ出ることを抑制できる。したがって、雨量計4に異常が無い場合、試験器1の水の吐出量と雨量計4の試験の計測値との誤差は、雨量計4に異常がある場合と比較して、極めて小さくなる。よって、試験器1の水の吐出量と雨量計4による計測値との誤差を見ることにより雨量計4の精度を試験できるので、人手で試験を行う場合と比較して、容易に雨量計4の精度を試験できる。これにより、試験を行う者によって、試験の結果に違いが生じることを抑制できる。
この構成によれば、ポンプ20による水の吐出量よりも大容量の雨量計4に試験器1を使用する場合、水が雨量計4から溢れることを抑制できる。
また、この構成によれば、雨量計4を試験する場合、目的の吐出量だけ水を吐出した時にポンプ20を停止させる必要がないため、ポンプ20が水を吐出し続ける場合と比較して容易に雨量計4を試験できる。したがって、ポンプ20が水を吐出し続ける場合と比較して容易に雨量計4の精度を試験できる。これにより、試験を行う者によって、試験の結果に違いが生じることを抑制できる。
この構成によれば、試験する雨量計4および降雨強度計6に応じて、水の吐出速度および吐出量を調節できる。これにより、試験器1を用いて試験できる雨量計4および降雨強度計6の選択肢を増やすことができる。
この構成によれば、つまみ部41を回転させることにより、ポンプ20による水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方を調節できる。これにより、例えばテンキーによりポンプ20による水の吐出速度および吐出量を入力して調節する場合と比較して、容易にポンプ20による水の吐出速度および吐出量を調節できる。
本態様によれば、表示部50にポンプ20による水の吐出速度および吐出量が表示されない場合と比較して、容易に試験器1の水の吐出量と雨量計4による計測値との誤差、または試験器1の水の吐出速度と降雨強度計6による計測値との誤差を見ることができる。したがって、表示部50にポンプ20による水の吐出速度および吐出量が表示されない場合と比較して、容易に雨量計4および降雨強度計6の精度を試験できる。
4…雨量計
6…降雨強度計
20…ポンプ
30…制御部
40…調節部
41…つまみ部(操作部)
42…検出部
50…表示部
Claims (6)
- 雨量計または降雨強度計を試験するための試験方法であって、
雨量計または降雨強度計に、試験器を用いて水を一定の吐出速度で吐出して供給する供給工程と、
前記試験器の水の吐出量と前記雨量計による計測値との比較、または前記試験器の水の吐出速度と前記降雨強度計による計測値との比較を行う比較工程と、を備える試験方法。 - 請求項1に記載の試験方法で用いられる試験器であって、
水を一定の吐出速度で吐出するポンプを備える試験器。 - 前記ポンプは、水を一定の吐出量だけ吐出する請求項2に記載の試験器。
- 前記ポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方を調節する調節部を備える請求項2または請求項3に記載の試験器。
- 前記ポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方を制御する制御部を備え、
前記調節部は、
前記ポンプに対して回転可能な操作部と、
前記操作部の回転位置を検出し、前記回転位置に基づいて、前記ポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方を調節する情報を前記制御部に出力する検出部と、を有する請求項4に記載の試験器。 - 前記ポンプによる水の吐出速度および吐出量の少なくとも一方を表示する表示部を備える請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の試験器。
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Title |
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精密機械部会 気象計器専門委員会: "B 7309-1982 転倒ます雨量計", 日本産業規格, JPN7023004191, 1 March 1982 (1982-03-01), pages 1 - 7, ISSN: 0005190412 * |
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