JP2021179938A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来、支払いの取引において、株での支払いのための適切な処理ができなかった。【解決手段】企業に関する価値を特定する企業価値情報と企業の株数を特定する株数情報とを有する企業情報が格納される企業格納部と、請求される金額を特定する金額情報を含む見積情報、または金額情報を含む請求情報を受け付ける金額受付部と、金額受付部が受け付けた金額情報が特定する金額の全部または一部と等価の株数であり、支払いに対応する株数を、企業価値情報と株数情報とを用いて、決定する株数決定部と、株数決定部が決定した株数を特定する情報を含み、金額情報が特定する金額に対する支払いに関する支払情報を取得する支払取得部と、支払情報を出力する支払出力部とを具備する情報処理装置により、支払いの取引において、株での支払いのための適切な処理が可能となる。【選択図】図2

Description

本発明は、株を用いた支払いに関する処理を支援する情報処理装置等に関するものである。
従来、請求書に対する決済業務を支援する決済業務支援方法があった(例えば、特許文献1参照)。
かかる決済業務支援方法は、企業間の電子商取引を仲介するコンピュータが、電子商取引におけるサプライヤーの端末より、バイヤーに宛てた請求書データを受信して記憶装置に格納し、前記バイヤーの端末からの取得要求に応じて前記請求書データを記憶装置から読み出してバイヤーの端末に送信する処理を実行し、前記バイヤーの端末が、当該バイヤー宛ての請求書データの取得要求を前記コンピュータに送り、前記コンピュータから該当する請求書データを受信し、当該請求書データに、予め定めた決済用の情報ないし入力装置からバイヤーが指定した決済用の情報を付与して前記サプライヤー宛の支払予定データを生成し、前記コンピュータに送信する処理を実行し、前記コンピュータが、前記バイヤーの端末から受信した支払予定データのうち、予め定めた所定項目ないし前記バイヤー端末から指定を受けた所定項目が共通する支払予定データを特定し、前記特定した各支払予定データにおける支払金額を合算して該当支払予定データらマージし、当該マージ後の支払予定データを集約後支払予定データとして記憶装置に格納する処理を実行する、ことを特徴とする決済業務支援方法である。
WO2014/041642
しかしながら、従来技術においては、支払いの取引において、株での支払いのための適切な処理ができなかった。
本第一の発明の情報処理装置は、企業に関する価値を特定する企業価値情報と企業の株数を特定する株数情報、または株価を特定する株価情報を有する企業情報が格納される企業格納部と、請求される金額を特定する金額情報を含む見積情報、または金額情報を含む請求情報を受け付ける金額受付部と、金額受付部が受け付けた金額情報が特定する金額の全部または一部と等価の株数であり、支払いに対応する株数を、企業価値情報と株数情報、または前記株価情報を用いて、決定する株数決定部と、株数決定部が決定した株数を特定する情報を含み、金額情報が特定する金額に対する支払いに関する支払情報を取得する支払取得部と、支払情報を出力する支払出力部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、支払いの取引において、株での支払いのための適切な処理が可能となる。
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、支払いのために使用する現金を特定する現金特定情報を受け付ける現金受付部と、支払取得部は、株数決定部が決定した株数を特定する情報と現金特定情報とを用いて、支払情報を取得する情報処理装置である。
かかる構成により、支払いの取引において、現金と株の両方を用いた支払いのための適切な処理が可能となる。
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、株数決定部は、顕在株の株数、潜在株の株数のうち、1種類または2種類の株数を決定する情報処理装置である。
かかる構成により、支払いの取引において、顕在株と潜在株のうち、1種類以上の株での支払いのための適切な処理が可能となる。
また、本第四の発明の情報処理装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、株数決定部は、金額受付部が受け付けた金額情報が特定する金額と比較して、少ない金額と等価の株数を決定する情報処理装置である。
かかる構成により、支払いの取引において、支払いのために使用される株数が、株に対応する実際の金額と比較して少なく算出されることにより、株での支払いのための適切な処理が可能となる。
また、本第五の発明の情報処理装置は、第四の発明に対して、株数決定部が少ない金額と等価の株数を決定する場合、決定の根拠に関する根拠情報を取得する根拠取得部と、根拠情報を出力する根拠出力部とをさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、支払いのために使用される株数が株に対応する実際の金額と比較して少なく算出される場合に、取引者に納得して頂くことを支援できる。
また、本第六の発明の情報処理装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、企業価値情報または株価情報を受け付ける価値受付部と、企業価値情報または株価情報の受け付けを承認する承認フラグを取得するフラグ取得部と、企業価値情報または株価情報と、承認フラグとを有する企業情報を企業格納部に蓄積する企業蓄積部とをさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、企業価値情報に対して承認が得られたことを管理できる。
また、本第七の発明の情報処理装置は、第六の発明に対して、価値受付部は、評価者識別子をも受け付け、フラグ取得部は、価値受付部が受け付けた評価者識別子が予め決められた条件を満たす場合に、承認フラグを取得する情報処理装置である。
かかる構成により、企業価値情報を入力した評価者に応じて、承認フラグを自動的に取得できる。
また、本第八の発明の情報処理装置は、第六または第七の発明に対して、企業価値情報、株価情報、または承認フラグの取得に対して、企業価値情報、株価情報、または承認フラグのうちの少なくとも一つを含む企業信用情報を、ブロックチェーン技術により、スマートコントラクトを用いて、1以上の他の情報処理装置において管理するための信用担保処理を行う信用処理部をさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、企業価値情報または承認フラグに対する改竄等を防止でき、適正な管理が可能となる。
また、本第九の発明の情報処理装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、評価者識別子と1以上の評価者属性値とを有する1以上の評価者情報が格納される評価者格納部と、評価者識別子と、企業価値情報または株価情報を受け付ける価値受付部と、評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値を用いて、企業価値情報または株価情報の保証の度合いを示す保証スコアを取得するスコア取得部と、保証スコアを、企業価値情報または株価情報に対応付けて企業格納部に蓄積する企業蓄積部とをさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、企業価値情報に対して、適正なスコアを付与できる。
また、本第十の発明の情報処理装置は、第八の発明に対して、1以上の評価者属性値は、評価者の評価を特定する評価者スコアを含む情報処理装置である。
かかる構成により、企業価値情報に対して、評価者スコアを用いて取得された適正なスコアを付与できる。
また、本第十一の発明の情報処理装置は、第九の発明に対して、評価者スコアは、評価者に対するコメントの情報であり、評価者識別子に対応付いている情報である1以上の口コミ情報を用いて、取得されたスコアである情報処理装置である。
かかる構成により、適正な評価者スコアを取得できる。
また、本第十二の発明の情報処理装置は、第一から第十一の発明に対して、株数決定部は、予め決められた条件を満たすか否かを判断し、当該条件を満たす場合のみ、支払いに対応する株数を決定し、支払取得部は、株数決定部が株数を決定しない場合、株数を特定する情報を含まない支払情報を取得する情報処理装置である。
かかる構成により、株を用いた柔軟な支払いを支援できる。
本発明による情報処理装置によれば、支払いの取引において、株での支払いのための適切な処理が可能となる。
実施の形態1における情報システムAの概念図 同情報システムAのブロック図 同情報処理装置1の動作例について説明するフローチャート 同株数決定処理の例について説明するフローチャート 同株金額決定処理の例について説明するフローチャート 同保証スコア取得処理の例について説明するフローチャート 同評価者スコア取得処理の例について説明するフローチャート 同承認フラグ取得処理の例について説明するフローチャート 同評価者情報管理表を示す図 同企業情報管理表を示す図 同根拠情報管理表を示す図 同情報処理装置4のブロック図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、金額情報を含む見積情報または請求情報を受け付け、金額情報の全部または一部に対応する株数であり、株での支払いを行うための株数を、格納されている企業価値情報と株数情報とを用いて取得し、当該取得した株数を含む支払情報を取得し、出力する情報処理装置を含む情報システムについて説明する。なお、顕在株の株数、潜在株の株数のうち、1種類または2種類の株である。
また、本実施の形態において、支払いのために使用する現金を特定する現金特定情報を受け付け、支払情報は当該現金特定情報に関する情報をも含む情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、取得される株数が、対応する金額の価値と比較して少ない株数である場合について説明する。
また、本実施の形態において、取得される株数が対応する金額の価値と比較して少ない株数である場合、その根拠に関する情報を出力する情報処理装置を含む情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、企業価値情報に対応する承認フラグを取得し、蓄積する情報処理装置を含む情報システムについて説明する。なお、企業価値情報を入力した評価者によって、承認フラグが付与されたり、付与されなかったりすることは好適である。また、蓄積される企業価値情報または/および承認フラグは、ブロックチェーン技術により正確性が担保されることは好適である。
さらに、本実施の形態において、蓄積される企業価値情報に対する保証の程度を示す保証スコアを、企業価値情報に対応付けて蓄積することは好適である。また、保証スコアは、評価者に対する信頼の度合いである評価者スコアを用いて取得されることは好適である。また、評価者スコアは、第三者からの評価者に対する口コミの情報を用いて決定されることは好適である。
図1は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、情報処理装置1、1または2以上の端末装置2、および1または2以上のサーバ装置3を備える。情報処理装置1およびサーバ装置3は、いわゆるサーバであり、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバである。但し、情報処理装置1およびサーバ装置3の種類は問わない。端末装置2は、評価者が使用する端末である。端末装置2は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話等である。但し、端末装置2の種類は問わない。なお、サーバ装置3は、評価者に対する口コミ情報を管理する装置である。サーバ装置3は、口コミ情報と、口コミの対象となる評価者を識別する評価者識別子とを対応付けて格納している。サーバ装置3は、公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
図2は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。情報システムAを構成する情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。
格納部11は、評価者格納部111、企業格納部112、および根拠格納部113を備える。受付部12は、価値受付部121、金額受付部122、および現金受付部123を備える。処理部13は、企業蓄積部131、フラグ取得部132、スコア取得部133、信用処理部134、株数決定部135、支払取得部136、および根拠取得部137を備える。出力部14は、支払出力部141、および根拠出力部142を備える。
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
情報処理装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、後述する評価者情報、後述する企業情報、後述する根拠情報、後述する口コミ情報、後述する評価者スコアである。
評価者格納部111には、1または2以上の評価者情報が格納される。評価者情報は、評価者に関する情報である。評価者は、通常、企業価値情報または株価情報を入力したり、企業価値情報に対して承認したりする評価者である。評価者は、例えば、企業を評価する者である。評価者は、例えば、企業の価値を評価する者である。評価者は、個人でも良いし、企業や部門等の組織でも良い。評価者情報は、評価者を識別する評価者識別子と1以上の評価者属性値とを有する。評価者識別子は、例えば、評価者ID、氏名、企業名、企業ID、部門名、部門ID、メールアドレス、電話番号等である。評価者属性値は、例えば、評価者種類識別子、評価者スコアである。評価者種類識別子は、評価者の種類を識別する情報である。評価者種類識別子は、例えば、エンジェルまたは公認会計士等の個人であることを示す情報、エンジェルであることを示す情報、公認会計士であることを示す情報、ベンチャーキャピタルまたは株式評価会社等の法人であることを示す情報、ベンチャーキャピタルであることを示す情報、株式評価会社であることを示す情報である。評価者スコアは、評価者の評価を特定する情報である。評価者スコアは、例えば、企業価値を算定するための信頼性を示す情報である。評価者スコアは、例えば、数値であるが、A,B,C等のレベルを特定する情報でも良い。評価者スコアは、例えば、1〜5の5段階のレベルのうちの一の値である。評価者スコアは、例えば、1〜100の100段階のレベルのうちの一の値である。評価者スコアは、例えば、処理部13が取得した情報、または受付部12がサーバ装置3から受信した情報である。
企業格納部112には、1または2以上の企業情報が格納される。企業情報は、企業に関する情報である。企業情報は、例えば、企業価値情報と株数情報とを有する。企業情報は、例えば、株価情報を有する。企業情報は、負債価値を特定する負債価値情報を有しても良い。
企業価値情報とは、企業に関する価値を特定する情報である。企業価値情報は、企業の価値に関する情報と言っても良い。企業価値情報は、例えば、企業価値を特定する情報、事業価値を特定する情報、株式価値を特定する情報等のいずれでも良い。企業情報は、通常、企業を識別する企業識別子を有する。企業識別子は、例えば、企業名、ID、証券コード(登録商標)、銘柄コード、新証券コード、ISINコード、証券会社等標準コードである。
株数情報とは、企業の株数を特定する情報である。株は、顕在株と潜在株の両方でも良いし、顕在株だけでも良い。つまり、株数情報は、顕在株と潜在株の各々の数を特定する情報でも良いし、顕在株と潜在株の合計数を示す情報でも良いし、顕在株の数を示す情報のみでも良いし、潜在株の数を示す情報のみでも良い。なお、顕在株とは、株式としての権利が発生している発行済みの株式をいい、例えば、発行済みの普通株式、優先株式等である。また、潜在株とは、実際には株式ではないが、株式を取得できる権利や株式に転換することができるもののことをいい、例えば、新株予約権や転換社債等である。
株価情報は、株価を特定する情報である。なお、株価情報は、例えば、「株価情報=(企業価値情報?負債価値情報)/株数情報」により算出された値である。株価情報は、単位株数(例えば、1株)あたりの株の価格を特定する情報である。
根拠格納部113は、1または2以上の根拠情報が格納される。根拠情報とは、株数決定部135が対象金額より少ない金額と等価の株数を決定する場合に、当該決定の根拠に関する情報である。
根拠情報は、例えば、企業情報に対応付いている。例えば、企業ごとに、株数を決定する場合の考え方が異なる。
受付部12は、各種の指示や情報等を受け付ける。各種の指示や情報等とは、例えば、企業価値情報、評価者識別子、後述する金額情報、後述する見積情報、後述する請求情報、後述する現金特定情報、支払指示、口コミ情報、後述する評価者スコア、承認指示、承認フラグである。
なお、支払指示とは、支払に関する指示である。支払指示は、支払いに関する処理を行う指示である。支払いに関する処理は、決済処理、または支払に関する情報を蓄積したりする処理等である。決済処理は、決済に関する処理であり、例えば、決済を行うことまたは決済サーバに決済に必要な情報を送信すること等であり、決済を支援する処理を含む。支払指示は、例えば、請求情報または見積情報または金額情報を有する。支払指示は、例えば、現金特定情報を有する。
また、口コミ情報とは、評価者に対する口コミの情報である。口コミ情報は、他の評価者が入力した一の評価者に対する口コミの情報である。口コミ情報は、通常、文字列である。口コミ情報は、通常、サーバ装置3から受信される情報である。
また、承認指示とは、承認対象の一の企業の企業価値情報を承認することの指示である。なお、承認指示は、通常、承認対象の企業の企業識別子、および承認する評価者の評価者識別子を有する。
承認フラグとは、承認対象の一の企業の企業価値情報を承認することを示すフラグである。例えば、一の企業の企業価値情報に対応する承認フラグが「1」である場合は「承認する」ことを示し、企業価値情報に対応する承認フラグが「0」である場合は「承認しない」ことを示す。
ここで、受け付けとは、通常、端末装置2またはサーバ装置3等の外部の装置からの受信である。ただし、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である、と考えても良い。
受付部12は、例えば、サーバ装置3から、1以上の評価者識別子ごとに、1以上の口コミ情報を受信する。受付部12は、例えば、サーバ装置3から、1以上の評価者識別子ごとに評価者スコアを受信する。
価値受付部121は、例えば、企業価値情報を受け付ける。価値受付部121は、例えば、株価情報を受け付ける。価値受付部121は、例えば、評価者識別子をも受け付ける。価値受付部121は、例えば、評価者識別子と企業価値情報を受け付ける。価値受付部121は、例えば、評価者識別子と株価情報を受け付ける。なお、評価者識別子は、企業価値情報を入力した評価者の識別子である。
価値受付部121は、通常、企業識別子に対応付けて、企業価値情報または株価情報を受け付ける。この企業識別子は、企業価値情報が特定する価値を有する企業の識別子、または株価情報が特定する株価の企業の識別である。
価値受付部121の受け付けとは、通常、端末装置2からの受信である。
金額受付部122は、金額情報を受け付ける。金額情報は、金額を特定する情報である。金額受付部122は、例えば、見積情報、または請求情報を受け付ける。金額受付部122は、通常、企業識別子に対応付けて金額情報を受け付ける。金額受付部122は、通常、企業識別子に対応付けて、見積情報、または請求情報を受け付ける。企業識別子に対応付けた受け付けとは、企業識別子をも受け付けることでも良いし、企業識別子に対応する情報をも受け付けること等でも良い。また、この企業識別子は、見積または請求に対応する金額を支払う側の企業の識別子である。
見積情報とは、見積書に関する情報、見積もりに関する情報である。見積情報は、請求される金額を特定する金額情報を含む。請求される金額は、例えば、見積額である。見積情報は、金額情報だけでも良い。見積情報は、例えば、見積書識別子、企業識別子、相手先識別子を有する。見積書識別子は、見積書を識別する情報である。企業識別子は、支払う側の企業の識別子である。相手先識別子は、見積書を作成した企業等を識別する情報である。
請求情報とは、請求書に関する情報、請求に関する情報である。請求情報は、請求される金額を特定する金額情報を含む。請求情報は、金額情報だけでも良い。請求情報は、例えば、請求書識別子、企業識別子、相手先識別子、銀行の口座情報を有する。請求書識別子は、請求書を識別する情報である。企業識別子は、支払う側の企業の識別子である。相手先識別子は、請求書を作成した企業等を識別する情報である。
金額受付部122は、見積情報または請求情報または金額情報を含む支払指示を受け付けても良い。支払指示は、金額に対する支払いを行う指示である。支払指示は、通常、企業識別子を有する。
現金受付部123は、現金特定情報を受け付ける。現金受付部123は、通常、見積情報、または請求情報または支払指示に対応付けて、現金特定情報を受け付ける。現金特定情報とは、支払いのために使用する現金を特定する情報である。現金特定情報は、金額の絶対値でも良いし、株と現金との割合を示す情報等でも良い。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、企業蓄積部131、フラグ取得部132、スコア取得部133、信用処理部134、株数決定部135、支払取得部136、根拠取得部137が行う処理である。
処理部13は、例えば、サーバ装置3から受信した情報を用いて、評価者スコアを取得する。処理部13は、例えば、後述するサーバ処理部の処理と同様の処理により、口コミ情報または口コミ情報を投稿した1以上の人が入力したスコアを用いて、評価者ごとに、評価者スコアを取得する。
処理部13は、例えば、支払指示の受け付けに応じて、支払いに関する処理を行う。処理部13は、支払指示の受け付けに応じて、決済処理を行っても良い。
企業蓄積部131は、例えば、企業価値情報と承認フラグとを有する企業情報を企業格納部112に蓄積する。企業蓄積部131は、例えば、株価情報と承認フラグとを有する企業情報を企業格納部112に蓄積する。企業蓄積部131は、企業価値情報または株価情報と、承認フラグとを同時に蓄積する必要はない。企業蓄積部131は、例えば、企業価値情報または株価情報を蓄積した後、当該企業価値情報または株価情報と対になる承認フラグを蓄積しても良い。
なお、蓄積される企業価値情報は、通常、価値受付部121が受信した情報である。また、蓄積される承認フラグは、受付部12が受信した情報、または後述するフラグ取得部132が取得した情報である。
企業蓄積部131は、保証スコアを、企業価値情報に対応付けて企業格納部112に蓄積する。ここでの保証スコアは、通常、スコア取得部133が取得した保証スコアである。
フラグ取得部132は、企業価値情報の受け付けを承認する承認フラグを取得する。フラグ取得部132は、例えば、受付部12が受信した承認フラグを取得する。フラグ取得部132は、例えば、価値受付部121が受け付けた企業価値情報と対になる評価者識別子が予め決められた条件を満たす場合に、承認フラグを取得する。承認フラグは、例えば、「1」であり、通常、予め決められた情報であり、例えば、格納部11に格納されている。
予め決められた条件とは、例えば、管理されている評価者識別子であること、管理されている評価者種類識別子と対になる評価者識別子であること、評価者識別子と対になる評価者スコアが閾値以上または閾値より大きいことである。
フラグ取得部132は、予め決められた評価者識別子に対応する企業価値情報に対して、承認グラフを取得しても良い。予め決められた評価者識別子とは、信頼がおける評価者を識別する情報である。予め決められた評価者識別子は、例えば、格納部11に格納されている1以上の評価者識別子である。予め決められた評価者識別子とは、例えば、予め決められた1以上の各評価者種類識別子と対になる評価者識別子である。
承認フラグは、企業価値情報と共に端末装置2から受付部12が受信しても良い。
ここでの評価者識別子は、企業価値情報を決定する人を識別する情報である。評価者識別子で識別される人は、例えば、エンジェル等の個人、ベンチャーキャピタル等の法人、株式評価会社、公認会計士等である。
フラグ取得部132が承認フラグを取得するタイミングは問わない。フラグ取得部132は、企業価値情報の受け付けに応じて承認フラグを取得しても良いし、企業価値情報の受け付け後、予め決められたトリガーにより承認フラグを取得しても良い。予め決められたトリガーは、予め決められた時刻、評価者の指示の受け付け等である。
スコア取得部133は、例えば、企業価値情報に対応する評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値を用いて、当該企業価値情報の保証スコアを取得する。スコア取得部133は、例えば、株価情報に対応する評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値を用いて、当該企業価値情報の保証スコアを取得する。保証スコアとは、保証の度合いを示す情報である。保証スコアとは、企業価値情報または株価情報に対する信頼度を示す情報である、と言っても良い。スコア取得部133は、例えば、評価者スコアが高いほど高い保証スコアを取得する。また、スコア取得部133は、例えば、評価者種類識別子が「エンジェル等の個人<公認会計士<ベンチャーキャピタル等の法人<株式評価会社」の順で、高い保証スコアを取得する。
スコア取得部133は、例えば、企業価値情報または株価情報に対応する評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値、および企業価値情報と対になる1以上の企業属性値を用いて、保証スコアを取得しても良い。
スコア取得部133は、例えば、1以上のパラメータを用いて、機械学習のアルゴリズムにより、保証スコアを取得しても良い。スコア取得部133は、例えば、1以上のパラメータを保証スコアの算出のための演算式に代入して、保証スコアを取得しても良い。スコア取得部133は、例えば、1以上の各パラメータを要素とするベクトルに最も近いベクトルと対になる保証スコアを対応表から取得しても良い。かかる場合、対応表は、1以上の各パラメータを要素とするベクトルと保証スコアとの対である2以上の対応情報を有する。なお、1以上の各パラメータは、例えば、評価者属性値である。また、1以上の各パラメータは、例えば、評価者属性値または企業属性値である。
また、機械学習のアルゴリズムを用いる場合、スコア取得部133は、例えば、1以上のパラメータと保証スコアとの組である2以上の教師データを用いて、機械学習のアルゴリズムにより学習処理を行い、学習器を構成する。そして、スコア取得部133は、例えば、学習器と評価対象の1以上のパラメータとを用いて、機械学習のアルゴリズムにより予測処理を行い、保証スコアを取得する。なお、機械学習のアルゴリズムとは、例えば、深層学習、SVR、ランダムフォレスト、決定木等、問わない。また、機械学習のアルゴリズムを用いて学習処理を行うことは、機械学習のアルゴリズムを実現する関数(例えば、TinySVM、fastText、TensorFlow の関数)に、2以上の教師データを与え、学習処理を実行することである。また、機械学習のアルゴリズムを用いて予測処理を行うことは、機械学習のアルゴリズムを実現する関数(例えば、TinySVM、fastText、TensorFlow の関数)に、学習器と評価対象の1以上のパラメータとを与え、予測処理を実行することである。なお、関数は、メソッド、モジュール等と言っても良い。
また、スコア取得部133は、格納部11の演算式に1以上のパラメータを与え、当該演算式を実行し、保証スコアを取得しても良い。なお、演算式は、保証スコアを算出する式である。
スコア取得部133は、例えば、企業価値情報または株価情報に対応する評価者識別子と対になる評価者スコアをパラメータとする増加関数により保証スコアを算出する。
スコア取得部133は、例えば、企業価値情報または株価情報に対応する評価者識別子と対になる評価者スコアを保証スコアとして取得する。
スコア取得部133は、例えば、企業価値情報または株価情報に対応する評価者識別子と対になる評価者種類識別子に対応するランクをパラメータとする増加関数により保証スコアを算出する。かかる場合、評価者種類識別子とランクの組が、2組以上、格納部11に格納されている。
信用処理部134は、例えば、企業価値情報と承認フラグとの取得に対して、企業価値情報または承認フラグの少なくとも一方を含む企業信用情報を、ブロックチェーン技術により、スマートコントラクトを用いて、1以上の他の情報処理装置において管理するための信用担保処理を行う。信用処理部134は、例えば、株価情報と承認フラグとの取得に対して、株価情報または承認フラグの少なくとも一方を含む企業信用情報を、ブロックチェーン技術により、スマートコントラクトを用いて、1以上の他の情報処理装置において管理するための信用担保処理を行う。
信用担保処理とは、例えば、企業信用情報を1以上の他の情報処理装置に送信することである。また、信用担保処理とは、例えば、企業信用情報を暗号化し、1以上の他の情報処理装置に送信することである。なお、1以上の他の情報処理装置は、予め決められている装置である。信用担保処理により、ブロックチェーンの仕組みにより、複数の装置で、企業信用情報が管理される状態となる。
株数決定部135は、金額受付部122が受け付けた金額情報が特定する金額の全部または一部と等価の株数であり、支払いに対応する株数を、例えば、企業価値情報と株数情報とを用いて、決定する。株数決定部135は、金額受付部122が受け付けた金額情報が特定する金額の全部または一部と等価の株数であり、支払いに対応する株数を、例えば、株価情を用いて、決定する。
株数決定部135は、第一条件を満たすか否かを判断し、第一条件を満たす場合のみ、支払いに対応する株数を決定しても良い。なお、第一条件は、支払いのために株を使用するための条件である。第一条件は、例えば、金額情報に関する条件である金額条件、企業情報に関する条件である企業条件、または金額条件と企業条件との組み合わせである。金額条件は、金額情報が閾値以上または閾値より大きいことある。企業条件は、例えば、対象のなる企業の企業識別子に対応付けて、承認フラグが対応づいていること、または企業識別子に対応付く保証スコアが閾値以上または閾値より大きいことある。
金額受付部122が受け付けた金額情報が特定する金額のうち、一部を株で支払う場合、どの程度、株を使用するかについて、予め決められていても良いし、動的に変化しても良い。
予め決められている場合は、例えば、株での支払いと現金での支払いとの割合が決められている場合、株での支払いまたは現金での支払いの金額が決められている場合等がある。また、動的に変化する場合は、株数決定部135は、当該企業の株数に基づいて変化しても良い。株数に基づいて変化する場合、例えば、企業格納部112の株数情報が大きい値であるほど、株数決定部135は、より多くの株数を決定する。
株数決定部135は、例えば、一株の株価を取得し、「金額情報/株価」により、支払いに対応する株数を算出する。なお、株数決定部135は、例えば、演算式「株価=(企業価値情報?負債価値情報)/株数情報」を実行し、一株の株価を算出する。また、株数決定部135は、例えば、一株の株価を特定する株価情報を企業格納部112から読み出す。
株数決定部135は、例えば、取得した一株の株価を用いて、「金額情報×割合/株価」により、支払いに対応する株数を算出する。なお、割合は予め決められており、支払いに対応する株数は、金額情報のうちの割合の分の金額と等価の株数である。なお、株価を予め算出し、企業情報が有する属性値の一つとして、当該株価を予め企業格納部112に格納していても良い。
株数決定部135は、顕在株の株数、潜在株の株数のうち、1種類または2種類の株数を決定する。株数決定部135が2種類の株数を決定する場合、顕在株の株数と潜在株の株数の割合は予め決められていても良いし、動的に変化しても良い。動的に変化する場合は、例えば、現在の顕在株及び潜在株の発行または割当ての状況に応じて、動的に決定される。その他、潜在株の状況(残存するオプションプールの数、発行済みで未割当の新株予約権の数等)に基づき動的に決定しても良い。株数決定部135は、例えば、現在の顕在株及び潜在株の発行数の割合と同じ割合となるように、顕在株の株数および潜在株の株数を決定する。株数決定部135は、例えば、現在の顕在株の数のうちの予め決められた割合の数以下を顕在株の株数とし、現在の顕在株で足らないと判断した場合に、残りの価値に対する潜在株の株数を決定する。
株数決定部135は、例えば、金額受付部122が受け付けた金額情報が特定する金額と比較して、少ない金額と等価の株数を決定する。かかる決定は、企業のビジネスの将来的な進展を考慮した場合の決定方法であり、例えば、事業計画などから将来的に企業価値が増大する見込みに応じて、少ない株数を決定する。株数決定部135は、例えば、事業計画のスコアと、減じる割合または減じる金額を示す削減情報との組である2以上の対応情報を有する対応表を参照し、着目している企業の事業計画のスコアを格納部11から取得し、当該スコアと対になる削減情報を取得し、金額受付部122が受け付けた金額情報が特定する金額と当該削減情報とを用いて、少ない金額を取得し、当該少ない金額と等価の株数を決定する。株数決定部135は、例えば、事業計画のスコアをパラメータとする演算式であり、減じる割合または減じる金額を示す削減情報を算出する演算式に、着目している企業の事業計画のスコアを代入し、当該演算式を実行し、削減情報を取得し、金額受付部122が受け付けた金額情報が特定する金額と当該削減情報とを用いて、少ない金額を取得し、当該少ない金額と等価の株数を決定する。なお、対応表、または演算式は、格納部11に格納されている、とする。
株数決定部135は、例えば、金額受付部122が受け付けた金額情報が特定する金額のうち、予め決められた金額を引いた額と等価の株数を決定する。つまり、株数決定部135は、例えば、「株数=(金額情報−予め決められた金額)/株価」により、支払いに対応する株数を算出する。なお、予め決められた金額は、通常、現金での支払いの金額である。
また、株数決定部135は、例えば、金額受付部122が受け付けた金額情報が特定する金額のうち、予め決められた割合(例えば、0.9)の金額と等価の株数を決定する。つまり、例えば、支払い金額のうち予め決められた割合(例えば、X%)を現金で支払う場合、株数決定部135は、例えば、「株数=(金額情報×(100−X)/100)/株価」により、支払いに対応する株数を算出する。
なお、株数決定部135は、企業価値情報または株価情報を用いて株数を取得する際に、過去に認定された企業価値情報または株価情報をそのまま使用しても良いし、変動要因を加味して企業価値情報または株価情報を使用しても良い。変動要因とは、例えば、個々の企業の企業価値の上昇または減少や、平均株価の上昇または減少による、企業価値情報または株価情報の変動である。株数決定部135は、例えば、企業価値が承認された時期から一定期間経過後に、株数を決定する場合、当該期間中に生じた変動要因を加味して、取得した企業価値情報または株価情報に一定の係数を乗じ、変動要因を加味した企業価値情報または株価情報を用いて、上述した処理により、株数を取得する。株数決定部135は、例えば、変動要因を特定する情報である変動要因情報を格納部11から取得し、取得した企業価値情報または株価情報に対して、当該変動要因情報を乗算し、現在の予測される企業価値情報または株価情報を取得し、当該予測される企業価値情報または株価情報を使用して、株数を取得しても良い。なお、変動要因情報は、例えば、当該期間中の日経平均株価の変化率、当該期間中の当該企業の業種の株価の平均変化率である。
支払取得部136は、株数決定部135が決定した株数を特定する情報を含み、金額情報が特定する金額に対する支払いに関する支払情報を取得する。例えば、株のみで支払う場合、支払情報は、例えば、株数情報である。例えば、株のみで支払う場合、支払情報は、例えば、株種類識別子と株数情報の組である。例えば、株のみで支払う場合、支払情報は、例えば、株種類識別子と株数情報の組を2組有する。なお、株種類識別子は、顕在株または潜在株のいずれかを特定する情報である。
支払取得部136は、例えば、株数決定部135が決定した株数を特定する情報と現金特定情報とを用いて、支払情報を取得する。つまり、かかる場合であり、現金特定情報が現金を示す現金情報である場合、支払情報は、株数情報と現金情報とを含む。また、現金特定情報が株と現金との割合を示す情報である場合は、支払情報は、例えば、株数情報と、現金特定情報が示す割合を用いて算出した現金情報とを含む。かかる場合、例えば、「現金情報=金額受付部122が受け付けた金額情報×現金特定情報が示す割合」である。
支払取得部136は、例えば、株数決定部135が株数を決定しない場合、株数を特定する情報を含まない支払情報を取得する。かかる場合、支払情報は、通常、現金情報である。
根拠取得部137は、株数決定部135が少ない金額と等価の株数を決定する場合、決定の根拠に関する根拠情報を取得する。根拠取得部137は、例えば、金額受付部122が受け付けた金額情報に対応する企業識別子と対になる根拠情報を根拠格納部113から取得する。
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、支払情報、根拠情報である。ここで、出力とは、通常、端末装置2等への送信であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である、と考えても良い。
支払出力部141は、支払取得部136が取得した支払情報を出力する。ここで、出力とは、通常、端末装置2等への送信である。
根拠出力部142は、根拠取得部137が取得した根拠情報を出力する。ここで、出力とは、通常、端末装置2等への送信である。
端末装置2を構成する端末格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、企業識別子、見積情報、請求情報、金額情報である。
端末受付部22は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報とは、例えば、見積情報、請求情報、金額情報、支払指示、企業価値情報、承認指示、または承認フラグである。支払指示とは、支払情報を出力する指示である。支払指示は、例えば、見積情報、請求情報、または金額情報を含む。支払指示は、例えば、支払する側の企業の企業識別子を含む。
各種の指示や情報の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、端末受付部22が受け付けた各種の指示や情報を、送信するデータ構造の各種の指示や情報にすることである。各種の処理とは、例えば、端末受信部25が受信した情報を、出力するデータ構造の情報にすることである。
端末送信部24は、各種の指示や情報を情報処理装置1に送信する。各種の指示や情報とは、例えば、見積情報、請求情報、金額情報、支払指示、企業価値情報、承認指示、または承認フラグである。端末送信部24は、端末処理部23が構成した情報を情報処理装置1に送信する。
端末受信部25は、各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、支払情報である。各種の情報とは、例えば、支払情報を用いた決済処理の結果である。
端末出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、支払情報、支払情報を用いた決済処理の結果である。端末出力部26は、端末処理部23が構成した情報を出力する。
サーバ装置3の図示しないサーバ格納部は、1以上の各評価者識別子に対応付けて、1以上の口コミ情報を格納している。また、サーバ格納部は、1以上の各評価者識別子に対応付けて、口コミ情報の件数を示す件数情報を格納していても良い。また、サーバ格納部は、1以上の各評価者識別子に対応付けて、評価者スコアを格納していても良い。なお、評価者スコアは、評価者の評価を特定する情報である。
サーバ装置3の図示しないサーバ処理部は、サーバ格納部の口コミ情報を用いて、評価者スコアを取得しても良い。サーバ処理部は、例えば、評価者ごとに、評価者識別子に対応する口コミ数が多いほど高いスコアを取得する。サーバ処理部は、例えば、口コミ情報を投稿した1以上の人が入力したスコアの代表値(例えば、平均値、中央値等)を評価者スコアとして取得する。
サーバ処理部は、例えば、1以上の各口コミ情報に対して言語処理を行い、各口コミ情報がポジティブかネガティブかを決定し、当該決定結果を用いて、評価者スコアを取得しても良い。サーバ処理部は、通常、ポジティブである口コミ情報が多いほど高い評価者スコアを取得し、ネガティブである口コミ情報が多いほど低い評価者スコアを取得する。サーバ処理部は、例えば、ポジティブである口コミ情報の数をパラメータとする増加関数であり、ネガティブである口コミ情報の数をパラメータとする減少関数により、評価者スコアを算出する。
サーバ処理部は、例えば、1以上の各口コミ情報に対して言語処理を行い、各口コミ情報のポジティブ度、またはネガティブ度を算出し、当該ポジティブ度、またはネガティブ度を用いて評価者スコアを取得しても良い。ポジティブ度またはネガティブ度は、例えば、1から5の5段階評価、1から100までの自然数である。
サーバ処理部は、例えば、各口コミ情報のポジティブ度(正の値)、ネガティブ度(負の値)を加算し、評価者スコアを算出する。また、サーバ処理部は、例えば、1から5の5段階の数値と評価者スコアの幅の情報との5つの対応情報を有する対応表を参照し、算出した評価者スコアと対になる数値(1から5のいずれかの値)を、最終的な評価者スコアとして取得しても良い。
そして、サーバ装置3の図示しないサーバ受信部は、情報処理装置1から指示を受信し、図示しないサーバ送信部は、当該指示の受信により、サーバ格納部の口コミ情報または/および評価者スコアを情報処理装置1に送信する。なお、例えば、指示が評価者識別子を有する場合、サーバ送信部は、当該指示に含まれる評価者識別子と対になる1以上の口コミ情報または/および評価者スコアを情報処理装置1に送信する。
格納部11、評価者格納部111、企業格納部112、根拠格納部113、および端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受付部12、価値受付部121、金額受付部122、現金受付部123、および端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、企業蓄積部131、フラグ取得部132、スコア取得部133、信用処理部134、株数決定部135、支払取得部136、根拠取得部137、および端末処理部23は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、例えば、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
出力部14、支払出力部141、根拠出力部142、および端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
端末受付部22は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報システムAの動作について説明する。まず、情報処理装置1の動作例について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)受付部12は、支払指示を端末装置2から受信したか否かを判断する。支払指示を受信した場合はステップS302に行き、支払指示を受信しなかった場合はステップS312に行く。
(ステップS302)株数決定部135は、ステップS301で受信された支払指示から金額情報等を取得する。金額情報等とは、例えば、金額情報、現金特定情報、支払う側の企業の企業識別子である。
(ステップS303)株数決定部135は、支払いのために株を使用するための条件である第一条件を満たすか否かを判断する。第一条件を満たす場合はステップS304に行き、第一条件を満たさない場合はステップS310に行く。なお、第一条件が、金額条件(例えば、「金額情報>=10万円」)、および企業条件(例えば、「保証スコア>=80」AND「承認フラグ=ON」)である場合、株数決定部135は、ステップS302で取得した金額情報が金額条件を満たすか否かを判断し、かつ受信された企業識別子と対になる保証スコアと承認フラグとを企業格納部112から取得し、当該保証スコアと承認フラグとが企業条件を満たすか否かを判断し、金額条件も企業条件も満たす場合に、第一条件を満たす、と判断する。
(ステップS304)株数決定部135は、株数決定処理を行う。株数決定処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS305)支払取得部136は、ステップS304で決定された株数を特定する株数情報と、ステップS301で受信された支払指示が有する現金特定情報を用いて取得される現金情報とを有する支払情報を構成する。なお、現金特定情報が現金を特定する情報である場合、現金情報は現金特定情報である。また、現金特定情報が現金の割合を特定する情報である場合、現金情報は「金額情報×現金特定情報」である。また、支払情報は、例えば、「<種類識別子>顕在株<株数情報>X株,<種類識別子>現金<金額>Y円」といった構造である。また、支払取得部136は、株での支払いを、顕在株と潜在株とで折半する等しても良い。かかる場合、支払情報は、例えば、「<種類識別子>顕在株<株数情報>X株,<種類識別子>潜在株<株数情報>X株,<種類識別子>現金<金額>Y円」といった構造である。
(ステップS306)支払出力部141は、ステップS305で取得された支払情報を出力する。なお、かかる出力により、支払支援処理が行われる。支払支援処理は、支払情報を用いた支払いのための処理であり、例えば、図示しない決済サーバへの支払情報の送信、端末装置2への支払情報の送信、支払情報の格納部11への蓄積、支払情報の処理部13への引渡等である。支払支援処理は、例えば、支払出力部141が行う。
(ステップS307)ステップS304で株数決定部135が、株での支払対象の実際の金額より少ない金額に対応する株数を決定したか否かを判断する。少ない金額である場合はステップS308に行き、同じ金額である場合はステップS301に戻る。
(ステップS308)根拠取得部137は、支払指示に含まれる企業識別子と対になる根拠情報を根拠格納部113から取得する。
(ステップS309)根拠出力部142は、ステップS308で取得された根拠情報を端末装置2に送信する。ステップS301に戻る。
(ステップS310)支払取得部136は、ステップS302で取得された金額情報が現金であることを示す支払情報を構成する。構成される支払情報は、例えば、「<種類識別子>現金<金額>Z円」といった構造である。
(ステップS311)支払出力部141は、ステップS310で取得された支払情報を出力する。なお、かかる出力により、支払支援処理が行われる。ステップS301に戻る。
支払支援処理は、支払情報を用いた支払いのための処理であり、例えば、図示しない決済サーバへの支払情報の送信、端末装置2への支払情報の送信、支払情報の格納部11への蓄積、支払情報の処理部13への引渡等である。
(ステップS312)価値受付部121は、端末装置2から企業価値情報等を受信したか否かを判断する。企業価値情報等を受信した場合はステップS313に行き、企業価値情報等を受信しなかった場合はステップS321に行く。企業価値情報等とは、例えば、企業価値情報、評価者識別子、企業識別子である。評価者識別子は、企業価値情報を入力した評価者の識別子である。企業識別子は、価値評価の対象の企業の識別子である。
(ステップS313)スコア取得部133は、保証スコア取得処理を行う。保証スコア取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS314)フラグ取得部132は、承認フラグ取得処理を行う。承認フラグ取得処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS315)企業蓄積部131は、ステップS314において承認フラグを取得したか否かを判断する。承認フラグを取得した場合はステップS316に行き、承認フラグを取得しなかった場合はステップS319に行く。
(ステップS316)企業蓄積部131は、ステップS312で受信された企業価値情報、評価者識別子、保証スコア、承認フラグを有する情報を構成する。
(ステップS317)企業蓄積部131は、ステップS316で構成した情報を、ステップS312で受信された企業識別子に対応付けて蓄積する。
(ステップS318)信用処理部134は、信用担保処理を行う。ステップS301に戻る。なお、信用担保処理は、例えば、ブロックチェーン技術を用いた処理である。信用担保処理は、例えば、企業蓄積部131が蓄積した企業価値情報、承認フラグ等を含む企業信用情報を暗号化し、1以上の他の情報処理装置に送信することである。
(ステップS319)企業蓄積部131は、ステップS312で受信された企業価値情報、評価者識別子、保証スコアを有する情報を構成する。なお、ここで構成される情報は、承認フラグを有さない。
(ステップS320)企業蓄積部131は、ステップS319で構成した情報を、ステップS312で受信された企業識別子に対応付けて蓄積する。ステップS301に戻る。
(ステップS321)受付部12は、端末装置2から承認指示を受信したか否かを判断する。承認指示を受信した場合はステップS322に行き、承認指示を受信しなかった場合はステップS301に戻る。なお、承認指示は、承認フラグと同じ情報でも良い。
(ステップS322)処理部13は、ステップS321で受信された承認指示が、承認の条件を満たすか否かを判断する。承認の条件を満たす場合はステップS323に行き、承認の条件を満たさない場合はステップS325に行く。なお、処理部13は、例えば、承認指示が有する評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値を用いて、承認の条件を満たすか否かを判断する。処理部13は、例えば、承認指示が有する評価者識別子と対になる評価者スコアが閾値以上または閾値より大きい場合は、承認の条件を満たすと判断する。
また、一の企業価値情報に対して、2以上の評価者からの承認指示が受信された場合、処理部13は、例えば、承認指示が有する2以上の各評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値を用いて、承認の条件を満たすか否かを判断する。処理部13は、例えば、承認指示が有する2以上の各評価者識別子と対になる評価者スコアを用いて、総合スコアを算出し、当該総合スコアが閾値以上または閾値より大きい場合は、承認の条件を満たすと判断する。なお、総合スコアは、例えば、2以上の評価者スコアの和、2以上の評価者スコアの最大値、2以上の評価者スコアの平均値、2以上の評価者スコアの最低値等である。
また、一の企業価値情報に対して、2以上の評価者からの承認指示が受信された場合、処理部13は、例えば、承認指示の数が閾値以上または閾値より大きい場合は、承認の条件を満たすと判断する。
(ステップS323)処理部13は、ステップS321で受信された承認指示が有する企業識別子と対に、承認フラグを蓄積する。
(ステップS324)信用処理部134は、信用担保処理を行う。ステップS301に戻る。なお、信用担保処理は、例えば、処理部13が蓄積した承認フラグと、当該承認フラグと対になる企業価値情報等を含む企業信用情報を暗号化し、1以上の他の情報処理装置に送信することである。
(ステップS325)処理部13は、エラーメッセージを端末装置2に送信する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、ステップS320の後に、ステップS318と同様の処理を信用処理部134が行っても良い。
また、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次にステップS304の株数決定処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)株数決定部135は、ステップS301で受信された支払指示が有する企業識別子を取得する。
(ステップS402)株数決定部135は、株で支払いをする対象の金額を決定する。かかる株金額決定処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS403)株数決定部135は、株価を取得する。なお、株数決定部135は、例えば、ステップS401で取得した企業識別子と対になる株価を企業格納部112から読み出す。また、株数決定部135は、例えば、ステップS401で取得した企業識別子と対になる企業価値情報、負債価値情報、株数情報を企業格納部112から読み出し、格納部11の演算式「株価=(企業価値情報?負債価値情報)/株数情報」に読み出した企業価値情報、負債価値情報、株数情報を代入し、演算式を実行し、株価を取得する。
(ステップS404)株数決定部135は、ステップS402で取得した株で支払いをする対象の金額(株金額)と、ステップS403で取得した株価とを用いて、演算式「株金額/株価」により、株数を算出する。上位処理にリターンする。
次に、ステップS402の株金額決定処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)株数決定部135は、現金特定情報が存在するか否かを判断する。現金特定情報が存在する場合はステップS502に行き、現金特定情報が存在しない場合はステップS503に行く。なお、現金特定情報が存在する場合は、例えば、受信された支払指示に現金特定情報が含まれる場合、企業格納部112の中に、企業識別子と対に現金特定情報が格納されている場合、格納部11の中に、共通の現金特定情報が格納されている場合等である。
(ステップS502)株数決定部135は、株で支払う金額である株金額の変数に「金額情報から現金の金額分を減じた額」を代入する。ステップS504に行く。
(ステップS503)株数決定部135は、株数決定部135は、株で支払う金額である株金額の変数に「金額情報」を代入する。
(ステップS504)株数決定部135は、株に対応する金額より少ない金額を、株での支払いに当てるか否かを判断する。少ない株数の場合はステップS505に行き、株に対応する金額と同じ価値の株数である場合は、上位処理にリターンする。
(ステップS505)株数決定部135は、ステップS502またはステップS503で算出した変数「株金額」の値を減じる処理を行う。上位処理にリターンする。なお、株数決定部135は、例えば、予め決められているルール(例えば、「n円マイナス」「m%」)に従って、変数「株金額」の値を減じ、新しい変数「株金額」の値を取得する。例えば、株数決定部135は、「株金額=株金額−n円」「株金額=株金額×(m/100)」により、新しい変数「株金額」の値を算出する。予め決められているルールは、企業識別子に対応付いていても良いし、全企業で共通であり、格納部11に格納されていても良い。
次に、ステップS313の保証スコア取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)スコア取得部133は、受信された企業価値情報に対応する評価者識別子を取得する。
(ステップS602)スコア取得部133は、評価者スコア取得処理を行う。評価者スコア取得処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS603)スコア取得部133は、ステップS601で取得した評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値を評価者格納部111から取得する。なお、1以上の評価者属性値の中に、ステップS602で取得した評価者スコアが含まれることは好適である。
(ステップS604)スコア取得部133は、企業価値情報と対になる1以上の企業属性値を企業格納部112から取得する
(ステップS605)スコア取得部133は、ステップS603で取得した1以上の評価者属性値、ステップS604で取得した1以上の企業属性値を用いて、保証スコアを取得する。上位処理にリターンする。
なお、図6のフローチャートにおいて、スコア取得部133は、1以上の企業属性値を用いずに保証スコアを取得しても良い。かかる場合、ステップS604は不要である。
次に、ステップS602の評価者スコア取得処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)スコア取得部133は、評価者識別子をキーとしてサーバ装置3を検索し、サーバ装置3から評価者識別子と対になる1以上の口コミ情報を受信する。
(ステップS702)スコア取得部133は、ステップS701で取得した口コミ情報の数を取得する。
(ステップS703)スコア取得部133は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS704)スコア取得部133は、i番目の口コミ情報が存在するか否かを判断する。i番目の口コミ情報が存在する場合はステップS705に行き、i番目の口コミ情報が存在しない場合はステップS707に行く。
(ステップS705)スコア取得部133は、i番目の口コミ情報に対して自然言語処理を行い、ポジネガ度を取得する。なお、口コミ情報のポジネガ度を取得する処理は公知技術であるので、ここでの説明は省略する。ポジネガ度とは、ポジティブ度またはネガティブ度である。
(ステップS706)スコア取得部133は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS704に戻る。
(ステップS707)スコア取得部133は、ステップS705で取得したポジネガ度、口コミ情報の数を用いて、評価者スコアを取得する。上位処理にリターンする。なお、スコア取得部133は、ポジティブである度合いが大きいほど、口コミ情報の数が多いほど、高い評価者スコアを取得する。スコア取得部133がスコアを取得する処理の詳細は上述したので、ここでの詳細な説明は省略する。
なお、図7のフローチャートにおいて、評価者識別子と対に評価者スコアが評価者格納部111に格納されている場合、スコア取得部133は、評価者格納部111から取得した評価者識別子と対に評価者スコアを読み出しても良い。
次に、ステップS314の承認フラグ取得処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)フラグ取得部132は、受信された企業価値情報に対応する評価者識別子を取得する。
(ステップS802)フラグ取得部132は、ステップS801で取得した評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値を評価者格納部111から取得する。
(ステップS803)フラグ取得部132は、ステップS802で取得した1以上の評価者属性値が、承認の条件を満たすか否かを判断する。承認の条件を満たす場合はステップS804に行き、承認の条件を満たさない場合はステップS805に行く。
(ステップS804)フラグ取得部132は、承認フラグ(例えば、「1」)を取得する。
(ステップS805)フラグ取得部132は、承認フラグを取得しないことを決定する。なお、フラグ取得部132は、承認されないことを示す承認フラグ(例えば、「0」)を取得しても良い。
次に、端末装置2の動作について説明する。端末装置2の端末受付部22は、各種の指示や情報を受け付ける。次に、端末処理部23は、端末受付部22が受け付けた各種の指示や情報を、送信するデータ構造の各種の指示や情報にする。次に、端末送信部24は、端末処理部23が構成した情報を情報処理装置1に送信する。そして、構成した情報の送信に応じて、端末受信部25は、各種の情報を情報処理装置1から受信する。次に、端末処理部23は、端末受信部25が受信した情報を、出力するデータ構造の情報にする。端末出力部26は、端末処理部23が構成した情報を出力する。
以下、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作について説明する。情報システムAの概念図は図1である。
今、情報処理装置1の評価者格納部111には、図9に示す評価者情報管理表が格納されている。評価者情報管理表は、「評価者識別子」「評価者属性値」を有する1以上のレコードが格納される。「評価者属性値」は、「評価者名」「評価者種類識別子」「評価者スコア」「連絡先情報」を有する。なお、「連絡先情報」は、ここではメールアドレスであるが、電話番号、住所等でも良い。
また、企業格納部112には、図10に示す企業情報管理表が格納されている。企業情報管理表は、「企業識別子」「企業属性値」を有する1以上のレコードが格納される。「企業属性値」は、「企業名」「企業価値情報」「負債価値情報」「株数情報」「株価情報」「保証スコア」「承認フラグ」「評価者識別子」を有する。
さらに、根拠格納部113には、図11に示す根拠情報管理表が格納されている。根拠情報管理表は、「企業識別子」「支払関連情報」「減算率」「根拠情報」を有する1以上のレコードが格納される。「支払関連情報」は「支払条件」「支払内容」を有する。「支払関連情報」は、株または/および現金を用いた支払方法等に関する情報である。「支払条件」は、「支払内容」を決定する条件である。「支払内容」は、株または/および現金を用いた支払方法を特定する情報である。「減算率」は、株での支払いがある場合に、実際の価値に対して減じる程度を特定する情報である。「減算率=20%」は、株で支払う対象に費用が100である場合、当該100のうち、20を減じて、80の価値の分を株で支払うことを意味する。
かかる状況において、企業識別子「C1」で識別される企業に100万円を請求する支払指示を、評価者Uが端末装置2に入力した、とする。すると、端末受付部22は、かかる支払指示を受け付ける。また、端末処理部23は、送信する支払指示「<金額情報>100万円,<企業識別子>C1」を構成する。次に、端末送信部24は、支払指示「<金額情報>100万円,<企業識別子>C1」を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の受付部12は、支払指示「<金額情報>100万円,<企業識別子>C1」を端末装置2から受信する。
次に、株数決定部135は、受信された支払指示から金額情報「100万円」、企業識別子「C1」を取得する。
次に、株数決定部135は、企業識別子「C1」と金額情報「100万円」とを用いて、図11の根拠情報管理表を参照し、企業識別子「C1」、支払条件「100万円<=金額情報<200万円」にマッチする、と判断する。つまり、株数決定部135は、支払いのために株を使用するための条件である第一条件を満たす、と判断する。
次に、株数決定部135は、以下のように株数決定処理を行う。つまり、株数決定部135は、企業識別子「C1」、支払条件「100万円<=金額情報<200万円」と対になる支払内容「<株>40%、<現金>50%」を取得する。次に、株数決定部135は、現金特定情報「<現金>50%」と金額情報「100万円」とから、「100万円×50%」を演算し、支払う現金「50万円」を取得する。次に、株数決定部135は、「<株>40%」と金額情報「100万円」とから、「100万円×40%」を演算し、株で支払う金額である株金額「40万円」を取得する。
次に、株数決定部135は、企業識別子「C1」と対になる株価情報「SV1」を、図10の企業情報管理表から取得する。なお、株価情報「SV1」は、例えば、株数決定部135が、予め格納されている「企業価値情報(V1)」「負債価値情報(L1)」「株数情報(S1)」を図10から読み出し、演算式「株価=(企業価値情報?負債価値情報)/株数情報」に読み出した値を代入し、算出した値である。
次に、株数決定部135は、株金額「40万円」と株価情報「SV1」とを、格納部11に格納されている演算式「株金額/株価情報」に代入し、当該演算式を実行し、支払う株数(PS)を算出する。
次に、支払取得部136は、支払う現金「50万円」、支払う株数(PS)から、支払情報は、例えば、「<種類識別子>株<株数情報>PS株,<種類識別子>現金<金額>50万円」を構成する。
次に、支払出力部141は、取得された支払情報「<種類識別子>株<株数情報>PS株,<種類識別子>現金<金額>50万円」を評価者Uの端末装置2に送信する。また、支払出力部141は、当該支払情報を用いて、支払支援処理を行う。
次に、根拠取得部137は、企業識別子「C1」、支払条件「100万円<=金額情報<200万円」と対になる根拠情報「100万円から200万円の場合、・・・」を根拠情報管理表(図11)から取得する。
次に、根拠出力部142は、取得された根拠情報「100万円から200万円の場合、・・・」を評価者Uの端末装置2に送信する。
次に、評価者Uの端末装置2の端末受信部25は、支払情報「<種類識別子>株<株数情報>PS株,<種類識別子>現金<金額>50万円」、および根拠情報「100万円から200万円の場合、・・・」を情報処理装置1から受信する。次に、端末処理部23は、端末受信部25が受信した情報を、出力するデータ構造の情報にする。端末出力部26は、端末処理部23が構成した支払情報と根拠情報とをディスプレイに表示する。
以上、本実施の形態によれば、支払いの取引において、株での支払いのための適切な処理が可能となる。
また、本実施の形態によれば、支払いの取引において、現金および株での支払いのための適切な処理が可能となる。
また、本実施の形態によれば、支払いの取引において、顕在株と潜在株のうち、1種類以上の株での支払いのための適切な処理が可能となる。
また、本実施の形態によれば、支払いの取引において、支払いのために使用される株数が、株に対応する実際の金額と比較して少なく算出されることにより、株での支払いのための適切な処理が可能となる。
また、本実施の形態によれば、支払いのために使用される株数が株に対応する実際の金額と比較して少なく算出される場合に、根拠情報の出力により、取引者に納得して頂くことを支援できる。
また、本実施の形態によれば、承認フラグにより、企業価値情報に対して承認が得られたことを管理できる。
また、本実施の形態によれば、企業価値情報を入力した評価者に応じて、承認フラグを自動的に取得できる。
また、本実施の形態によれば、企業価値情報または承認フラグに対する改竄等を防止でき、適正な管理が可能となる。
また、本実施の形態によれば、企業価値情報に対して、適正なスコア(保証スコア)を付与できる。
また、本実施の形態によれば、評価者スコアを用いて取得された適正なスコアを付与できる。
また、本実施の形態によれば、評価者に対する口コミ情報を用いて、適正な評価者スコアを取得できる。
さらに、本実施の形態によれば、予め決められた条件を満たすか否かを判断し、当該条件を満たす場合のみ、支払いに対応する株数を決定することにより、株を用いた柔軟な支払いを支援できる。
なお、本実施の形態において、情報処理装置1は、スタンドアロンの装置でも良い。かかる場合の情報処理装置1のブロック図は、図12の情報処理装置4のブロック図である。
図12において、情報処理装置4は、格納部11、受付部42、処理部13、および出力部44を備える。受付部42は、価値受付部421、金額受付部422、および現金受付部423を備える。出力部44は、支払出力部441、および根拠出力部442を備える。
受付部42は、各種の指示や情報等を受け付ける。各種の指示や情報等とは、例えば、企業価値情報、評価者識別子、後述する金額情報、後述する見積情報、後述する請求情報、後述する現金特定情報、支払指示、口コミ情報、評価者スコア、承認指示、承認フラグである。
価値受付部421は、企業価値情報を受け付ける。価値受付部421は、通常、企業識別子に対応付けて、企業価値情報を受け付ける。金額受付部422は、見積情報、または請求情報を受け付ける。現金受付部423は、現金特定情報を受け付ける。
ここで、受け付けとは、通常、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
出力部44は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、支払情報、根拠情報である。支払出力部441は、支払取得部136が取得した支払情報を出力する。根拠出力部442は、根拠取得部137が取得した根拠情報を出力する。
ここで、出力とは、通常、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
また、上記の実施の形態において、株式が1種類であることを前提に説明をしたが、普通株や優先株など、複数の種類の株式を会社が発行していることがあり、かかる場合、株価は、株式の種類によって異なる。そのため、付与する株式の種類によって、株価が異なることとなる。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置1、情報処理装置4を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、企業に関する価値を特定する企業価値情報と当該企業の株数を特定する株数情報とを有する企業情報が格納される企業格納部にアクセス可能なコンピュータを、請求される金額を特定する金額情報を含む見積情報、または金額情報を含む請求情報を受け付ける金額受付部と、前記金額受付部が受け付けた金額情報が特定する金額の全部または一部と等価の株数であり、支払いに対応する株数を、前記企業価値情報と前記株数情報とを用いて、決定する株数決定部と、前記株数決定部が決定した株数を特定する情報を含み、前記金額情報が特定する金額に対する支払いに関する支払情報を取得する支払取得部と、前記支払情報を出力する支払出力部として機能させるためのプログラムである。
また、図13は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図13は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図14は、システム300のブロック図である。
図13において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図14において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD−ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(端末情報送信部、端末情報受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、支払いの取引において、株での支払いのための適切な処理が可能となるという効果を有し、取引処理装置等として有用である。
1、4 情報処理装置
2 端末装置
3 サーバ装置
11 格納部
12、42 受付部
13 処理部
14、44 出力部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 評価者格納部
112 企業格納部
113 根拠格納部
121、421 価値受付部
122、422 金額受付部
123、423 現金受付部
131 企業蓄積部
132 フラグ取得部
133 スコア取得部
134 信用処理部
135 株数決定部
136 支払取得部
137 根拠取得部
141、441 支払出力部
142、442 根拠出力部

Claims (14)

  1. 企業に関する価値を特定する企業価値情報と当該企業の株数を特定する株数情報、または株価を特定する株価情報を有する企業情報が格納される企業格納部と、
    請求される金額を特定する金額情報を受け付ける金額受付部と、
    前記金額受付部が受け付けた金額情報が特定する金額の全部または一部と等価の株数であり、支払いに対応する株数を、前記企業価値情報と前記株数情報、または前記株価情報を用いて、決定する株数決定部と、
    前記株数決定部が決定した株数を特定する情報を含み、前記金額情報が特定する金額に対する支払いに関する支払情報を取得する支払取得部と、
    前記支払情報を出力する支払出力部とを具備する情報処理装置。
  2. 支払いのために使用する現金を特定する現金特定情報を受け付ける現金受付部と、
    前記支払取得部は、
    前記株数決定部が決定した株数を特定する情報と前記現金特定情報とを用いて、支払情報を取得する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記株数決定部は、
    顕在株の株数、潜在株の株数のうち、1種類または2種類の株数を決定する請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記株数決定部は、
    前記金額受付部が受け付けた金額情報が特定する金額と比較して、少ない金額と等価の株数を決定する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記株数決定部が前記少ない金額と等価の株数を決定する場合、当該決定の根拠に関する根拠情報を取得する根拠取得部と、
    前記根拠情報を出力する根拠出力部とをさらに具備する請求項4記載の情報処理装置。
  6. 企業価値情報または株価情報を受け付ける価値受付部と、
    前記企業価値情報または前記株価情報の受け付けを承認する承認フラグを取得するフラグ取得部と、
    前記企業価値情報または前記株価情報と、前記承認フラグとを有する企業情報を前記企業格納部に蓄積する企業蓄積部とをさらに具備する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記価値受付部は、
    評価者識別子をも受け付け、
    前記フラグ取得部は、
    前記価値受付部が受け付けた評価者識別子が予め決められた条件を満たす場合に、承認フラグを取得する請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記企業価値情報、前記株価情報、または前記承認フラグの取得に対して、前記企業価値情報、前記株価情報、または前記承認フラグのうちの少なくとも一つを含む企業信用情報を、ブロックチェーン技術により、スマートコントラクトを用いて、1以上の他の情報処理装置において管理するための信用担保処理を行う信用処理部をさらに具備する請求項6または請求項7記載の情報処理装置。
  9. 評価者識別子と1以上の評価者属性値とを有する1以上の評価者情報が格納される評価者格納部と、
    評価者識別子と、企業価値情報または株価情報とを受け付ける価値受付部と、
    前記評価者識別子と対になる1以上の評価者属性値を用いて、前記企業価値情報または前記株価情報の保証の度合いを示す保証スコアを取得するスコア取得部と、
    前記保証スコアを、前記企業価値情報または前記株価情に対応付けて前記企業格納部に蓄積する企業蓄積部とをさらに具備する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記1以上の評価者属性値は、評価者の評価を特定する評価者スコアを含む請求項8記載の情報処理装置。
  11. 前記評価者スコアは、
    評価者に対するコメントの情報であり、評価者識別子に対応付いている情報である1以上の口コミ情報を用いて、取得されたスコアである請求項10記載の情報処理装置。
  12. 前記株数決定部は、
    予め決められた条件を満たすか否かを判断し、当該条件を満たす場合のみ、支払いに対応する株数を決定し、
    前記支払取得部は、
    前記株数決定部が株数を決定しない場合、株数を特定する情報を含まない支払情報を取得する請求項1から請求項11いずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 企業に関する価値を特定する企業価値情報と当該企業の株数を特定する株数情報、、または株価を特定する株価情報を有する企業情報が格納される企業格納部と、金額受付部と、株数決定部と、支払取得部と、支払出力部とを用いて実現される情報処理方法であって、
    前記金額受付部が、請求される金額を特定する金額情報を含む見積情報、または金額情報を含む請求情報を受け付ける金額受付ステップと、
    前記株数決定部が、前記金額受付ステップで受け付けられた金額情報が特定する金額の全部または一部と等価の株数であり、支払いに対応する株数を、前記企業価値情報と前記株数情報、または前記株価情報を用いて、決定する株数決定ステップと、
    前記支払取得部が、前記株数決定ステップで決定された株数を特定する情報を含み、前記金額情報が特定する金額に対する支払いに関する支払情報を取得する支払取得ステップと、
    前記支払出力部が、前記支払情報を出力する支払出力ステップとを具備する情報処理方法。
  14. 企業に関する価値を特定する企業価値情報と当該企業の株数を特定する株数情報、または株価を特定する株価情報を有する企業情報が格納される企業格納部にアクセス可能なコンピュータを、
    請求される金額を特定する金額情報を含む見積情報、または金額情報を含む請求情報を受け付ける金額受付部と、
    前記金額受付部が受け付けた金額情報が特定する金額の全部または一部と等価の株数であり、支払いに対応する株数を、前記企業価値情報と前記株数情報、または前記株価情報を用いて、決定する株数決定部と、
    前記株数決定部が決定した株数を特定する情報を含み、前記金額情報が特定する金額に対する支払いに関する支払情報を取得する支払取得部と、
    前記支払情報を出力する支払出力部として機能させるためのプログラム。
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