JP2021177328A - 設計支援システム、設計検証方法及び設計検証プログラム - Google Patents

設計支援システム、設計検証方法及び設計検証プログラム Download PDF

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【課題】部分的に設計変更のされた3DCADデータの設計検証を効率化する。【解決手段】設計支援装置121は、ルールファイルから所定の設計要件の検証範囲を分析し、設計変更後の3DCADデータのうち、当該設計変更による変更箇所から所定の設計要件の検証範囲を画定した判定対象3DCADデータを作成し、ルールファイルに定義された手順にしたがって共通モジュールを呼び出して判定対象3DCADデータに対して実行し、ルールファイルに定義された違反情報と手順にしたがって求められた検証特徴量とに基づき、設計変更後の3DCADデータについて、所定の設計要件の違反有無を判定する。【選択図】図6

Description

本発明は、設計支援システム、設計検証方法及び設計検証プログラムに関する。
製品設計において、3次元CAD(Computer Aided Design)が普及している。3次元CAD(以下、3DCADと表記する)は、設計者が設計する部品、部材等を3次元空間での立体モデルとして設計するツールであり、多くの企業の設計部門にて使用されるようになっている。しかし、3DCADにおいては計算機上で自由に仮想の立体モデルを作成できる一方、設計者は多数存在するルールを遵守しながら、部品形状を設計しなければならない。例えば、材料が樹脂である板状部品の場合、3DCAD上では板状部品の厚みを自由に設定可能であるとしても、厚すぎると成型工程において均一に冷却されず、製造工程で不具合が生じやすい。このため製品設計においては、例えば「樹脂設計においてはその厚みをある一定以内で作成しなければならない」といったルールが存在している。このように設計者が守るべきルールをここでは設計要件と呼ぶ。
特許文献1には、設計検証において確認するべき対象を容易に判別するため、設計データと実績ある過去設計データとの差異を示す差分データを抽出し、差分データ及びその近傍形状を含む差分近傍データを作成し、差分近傍データに対して設計ルールに合致しているかどうかの判定を行うことが開示されている。
特開2013−206169号公報
特許文献1では、差分近傍データは、差分データから一定の距離の形状、同じ平面の形状など一律の基準で作成している。
一方、設計対象の3DCADデータの複雑化、遵守しなければならない設計要件が膨大になると、3DCADデータの手直しを繰り返さなければならない場合がある。このような場合、手直しした部分についての設計検証に必要な部分のみに絞り込んで、設計検証を効率的に行うことが望ましい。特許文献1のように一律に近傍とする領域を設定して、差分近傍データを抽出すると、本来検証に不要な周辺部分までも差分近傍データに含まれてしまう可能性がある。これにより、例えば、手直し前に3DCADデータで既に設計検証済みの設計要件についても改めて設計検証を行われたりすることにより、設計検証の時間を十分削減することができない。
本発明は、部分的に設計変更のされた3DCADデータの設計検証を効率化することを目的とする。
本発明の一実施の態様である設計支援システムは、3DCADデータまたは3DCADデータから抽出された特徴量に対する処理を行う共通モジュールを複数格納する共通モジュールデータベースと、共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを用いて、3DCADデータから設計要件を検証するための検証特徴量を求める手順、及び当該検証特徴量に基づき当該設計要件の違反有無を判定する違反情報を定義するルールファイルを複数格納するルールファイルデータベースと、設計支援装置と、を有し、
設計支援装置は、検証する第1の3DCADデータが第2の3DCADデータを設計変更した3DCADデータである場合、第1の3DCADデータに対して検証したい設計要件に対応する第1のルールファイルがルールファイルデータベースから選択されると、第1のルールファイルから第1のルールファイルに対応する設計要件の検証範囲を分析し、第1の3DCADデータのうち、当該設計変更による変更箇所から第1のルールファイルに対応する設計要件の検証範囲を画定した判定対象3DCADデータを作成し、第1のルールファイルに定義された手順にしたがって共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを呼び出して判定対象3DCADデータに対して実行し、第1のルールファイルに定義された違反情報と手順にしたがって求められた検証特徴量とに基づき、第1の3DCADデータについて、第1のルールファイルに対応する設計要件の違反有無を判定する。
部分的に設計変更のされた3DCADデータの設計検証を効率化する。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
設計支援装置が使用される設計環境の一例である。 共通モジュールデータベースに格納される共通モジュール(プログラム)の例である。 情報処理装置のハードウェア構成例である。 設計支援装置の補助記憶装置に格納されるプログラム及びデータを示す図である。 3DCADデータの設計検証を行う処理フローである。 ルールファイルのデータ構造を示す図である。 手順情報及び入出力設定情報を示す図である。 設計検証画面の例である。 3DCADデータの設計再検証を行う処理フローである。 スポット溶接打点を含む3DCADデータ(形状情報)の例である。 検証対象3DCADデータ(形状情報)の例である。 検証対象3DCADデータ(形状情報)の例である。 設計変更箇所の抽出例を示す図である。
(設計環境)
図1Aに本実施例による設計支援装置が使用される設計環境の一例を示す。設計システム100は3DCADを用いて部品や部材の3次元形状を設計する設計装置101を有する。3DCADデータベース102には設計装置101により設計された設計対象の形状情報(立体モデル)である3DCADデータとそれに紐づけられた3DCAD属性データとが格納されている。3DCADデータは、設計対象を面、線、点により表現した形状情報であり、3DCAD属性データには設計対象の名称やさまざまな属性情報を含む。
設計支援システム120は、設計装置101が設計した3DCADデータが当該設計対象に適用される設計要件を満たしているかどうかを検証する設計支援装置121を有する。設計要件データベース122は設計部門あるいは設計者が設計対象に対して遵守するよう求めている設計要件が格納されている。設計要件は、設計対象個別に定められているものであっても、多数の設計対象に共通に定められているものであってもよい。また、ここでは電子ファイルとしてデータベース化されている例を示しているが、ルールファイル化される設計要件は紙媒体により、あるいはノウハウとして保持されている設計要件であってもよい。設計要件がどのような媒体で保持されているかは問わず、本実施例の設計支援装置121は、設計要件をルールファイルデータベース124に格納されるルールファイル(定義書)に落とし込み、ルールファイルに定められた手順にしたがって3DCADデータを検証することにより、設計した立体モデルが設計要件に対して違反していないかどうかをチェックする。詳細は後述するが、本実施例では、共通モジュールデータベース123に格納された共通モジュール(プログラム)をルールファイルに定義される順番にしたがって3DCADデータに適用することにより設計検証を行う。
図1Bに、共通モジュールデータベース123に格納される共通モジュール(プログラム)の例を示す。共通モジュールは、設計検証を行う際、3DCADデータに対して実行する所定の基本的な処理をプログラム化したものである。具体的には、幾何形状探索カテゴリ131、特徴量演算カテゴリ132、数値演算カテゴリ133の3カテゴリの共通プログラムがある。幾何形状探索カテゴリ131には、面、線、点で構成されている3DCADデータ(立体モデル)から、設計要件に規定される特徴形状に応じた幾何形状を探索するためのプログラムが含まれている。特徴量演算カテゴリ132には、特徴形状に関する距離、大きさ、角度など、特徴形状を特徴づける特徴量を演算するためのプログラムが含まれている。数値演算カテゴリ133には、数値演算を行うプログラムが含まれている。図1Bに示されるブロックが1つ1つのプログラムであり、ブロック内の名称は当該プログラムの機能を表している。設計者は、設計を検証する手順を、これら共通プログラムの組み合わせとしてルールファイルに定義する。これにより、設計者はプログラミング言語やマクロ等の専門知識がなくても、設計支援システム120上で3DCADデータの設計検証を実行できる。
設計システム100と設計支援システム120とはネットワーク110で接続されていることが望ましい。設計装置101を使用する設計者は、設計要件DB122にアクセスし、設計中の部品や部材など(設計対象)に適用される設計ルールを参照することができる。
図2Aに、設計装置101または設計支援装置121として機能する情報処理装置200のハードウェア構成例を示す。情報処理装置200は、プロセッサ201、主記憶202、補助記憶装置203、入出力インタフェース204、表示インタフェース205、ネットワークインタフェース206、入出力(I/O)ポート207を含み、これらはバス208により結合されている。入出力インタフェース204は、キーボードやマウス等の入力装置210と接続され、表示インタフェース205は、ディスプレイ209に接続され、GUI(Graphical User Interface)を実現する。ネットワークインタフェース206はネットワーク110と接続するためのインタフェースである。補助記憶装置203は通常、HDD、SSDやROM、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成され、設計装置101あるいは設計支援装置121が実行するプログラムやプログラムが処理対象とするデータ等を記憶する。主記憶202はRAMで構成され、プロセッサ201の命令により、プログラムやプログラムの実行に必要なデータ等を一時的に記憶する。プロセッサ201は、補助記憶装置203から主記憶202にロードしたプログラムを実行する。情報処理装置200は例えば、PC(Personal Computer)やサーバにより実現できる。
補助記憶装置203には、情報処理装置200を設計装置101または設計支援装置121として機能させるためのプログラムが記憶されている。補助記憶装置203には、I/Oポート207に接続された光学ドライブを介してCDやDVDなどの光学的記録媒体に記憶された、あるいは外付けのHDDに記憶された、あるいは、ネットワーク110を介して配信されたプログラムを格納してもよい。なお、本実施例では設計装置101または設計支援装置121の機能は、補助記憶装置203に格納されたプログラムがプロセッサ201によって実行されることで、定められた処理を他のハードウェアと協働して実現される。コンピュータなどが実行するプログラム、その機能、あるいはその機能を実現する手段を、「機能」、「部」、「モジュール」等と呼ぶ場合がある。
図2Bに、補助記憶装置203に格納されるプログラム、データを示す。これらの詳細については後述する。
(設計検証フロー)
最初に、3DCADで設計された形状情報(3DCADデータ)が設計要件を満たしているか検証するフローについて説明する。この設計検証フローは、設計支援装置121が設計検証プログラム220を実行することによって実現される。図3に、3DCADデータが設計要件を満たしているか検証するフローを示す。図2Bに示される設計検証プログラム220の有する3DCADデータ呼び出し部221、ルールファイル読み込み部222、共通モジュール呼び出し部223、共通モジュール実行部224、設計要件違反判定部225、違反情報表示部226を実行することによりこのフローを実現する。
まず、3DCADデータ呼び出し部221は、設計検証する3DCADデータ(立体モデル(形状情報))を3DCADDB102から呼び出す(S301)。このとき、3DCADデータから3DCADの形状情報を解釈し、立体モデルとして成立しているかどうかをチェックすることが望ましい。例えば、同一部品内で面と面が離れていて隙間ができてしまっているような立体モデルは形状として成立せず、設計要件を満たすか検証する意味がない。この場合は、設計エラーであることを設計者に警告し、設計検証プロセスは終了する。
以降のフローの説明に先立って、ルールファイルについて説明する。一般に、設計要件には設計対象(部品、部材)が遵守すべき内容が記載されているのみであり、形状情報から違反箇所を特定するには、3DCADデータからチェック箇所を抽出するロジックや、違反か否かを判定する判定基準を手順として定義する必要がある。ルールファイルは、その手順を、共通モジュールを用いて定義する。これにより、設計者は3DCADデータについて、設計要件を設計支援システム120上で検証することが可能になる。ルールファイルのデータ構造を図4Aに示す。図4Aは、板金部品に設けられている穴のピッチに関するルールファイルの例である。板金加工においては、穴を互いに近接させて設けると板金加工時に穴の周辺に歪みを生じるおそれがあるため、板金部品に対して複数の穴を設ける場合には、穴のピッチを一定以上の大きさとすることが設計要件とされているものである。
ルールファイル400は、ルール基本情報410、ルール実行処理手順情報420、共通モジュール入出力設定情報430、違反通知情報440、違反判定情報450といった情報を含んでいる。
ルール基本情報410は、ルールファイルが定義する設計要件の内容を示すものであり、例えば、ルールファイルを一意に特定するためのルール名411、設計要件の分類であるルール分類412、設計対象を示すルール部品413、設計要件の概要を示すルール説明文414を含む。この例では、ルール分類412として設計要件が定められている工程による分類がなされている。なお、以上は例示であり、ルール基本情報として設定する内容は、上述した項目に限定されるものではない。
ルール実行処理手順情報420及び共通モジュール入出力設定情報430は、共通モジュールを用いて、3DCADデータから設計要件に応じた検証特徴量を求めるロジックを定義するものである。ルール実行処理手順情報420は、3DCADデータが設計要件を満たしているか検証するための手順を共通モジュールの組み合わせとして定義する。例えば、「穴のピッチを一定以上の大きさとする」という設計要件について、形状情報しか有しない3DCADデータから該当する特徴形状を抽出する手順は、「穴を特定する」、「穴の中心位置を特定する」、「間隔を測定する」といった手順に分解できる。この分解された手順は異なる設計対象や設計要件においても実行される汎用的な手順であり、そのような汎用的な手順が共通モジュールとして共通モジュールDB123にあらかじめ登録されている。
図4Bに、ルール実行処理手順情報420の具体的な内容である手順情報421を示す。「穴のピッチを一定以上の大きさとする」という設計要件を検証するため、その検証特徴量を抽出するロジックが、「AF:属性取得」「AC:穴」「09:円弧中心」「01:点点距離」という共通モジュールを順に実行するものとして設定されている。
ここで、共通モジュール(プログラム)とする手順の内容は、幅広い立体モデルに適用可能とするために汎用性を、かつ設計者にある程度のまとまりをもった処理として認識できる程度の具体性を持たせることが望ましい。また、一般的に前段の共通モジュールの処理結果を入力として、次段の共通モジュールの処理がなされる。このため、共通モジュールはそれぞれ入出力パラメータを有しており、各共通モジュールの入出力パラメータを設計要件の内容に即して設定したり、前段の共通モジュールの処理結果を後段の共通モジュールに受け渡したりする必要がある。このため、共通モジュールの組み合わせが設計要件に応じた処理を行えるように、各共通モジュールの入出力パラメータが、ルールファイル400の共通モジュール入出力設定情報430に定義されている。
図4Bに、共通モジュール入出力設定情報430の具体的な内容である入出力設定情報431を示す。入出力設定情報431には、各共通モジュールに対して必要な入力パラメータ432及び出力パラメータ433が設定されている。共通モジュールによって入出力パラメータの数が異なり、図のハッチングされていない入出力パラメータの欄に、所定の値や共通モジュールが参照する引数などが指定されている。
違反通知情報440は、3DCADデータに設計要件違反が検出された場合に、設計者に表示する情報である。違反種類441は、設計要件違反の重大性に応じて、「警告」や「情報提示」等違反のレベルを定義するものであり、違反説明文442は設計要件違反が検出された場合に、ポップアップ画面にて表示するメッセージである。
違反判定情報450は、検証特徴量により設計違反か否かを判定する条件を定義するものである。ハイライト形状451は設計要件に関係する形状を定義する。この例では、板金部品に設けられた穴となるので、共通モジュールACの出力する、立体モデル(3DCADデータ)に含まれる穴を示す出力パラメータ(ここでは「OUT_aaa」)が設定されている。違反判定識別子452は、プログラムが設計要件違反か否かを判定するために用いる特徴量(検証特徴量)を定義する。この例では、穴と穴との距離となるので、共通モジュール01の出力する点(ここでは、穴の中心)間の距離を示す出力パラメータ(ここでは「OUT_bbb」)が設定されている。すなわち、この例では「OUT_bbb」が検証特徴量である。違反しきい値453は、設計要件違反か否かを判定するしきい値を定義する。この例では、穴と穴との距離が狭すぎる場合(例えば、6.0mm未満)を設計要件違反とするので、検証特徴量につき違反か否かを判定するしきい値(ここでは「<6.0mm」)が設定されている。
図3のフローの説明に戻る。ステップS301で呼び出した3DCADデータに対して、検証したい設計要件に対応するルールファイルを選択する(S302)。図5に設計検証画面501の例を示す。ルールファイル読み込み部222は、設計検証画面501に、検証対象とする設計対象の3DCAD図面502とルール選択画面503とを表示する。この例では、ルール選択画面503には、ルールファイルに定義された基本情報にしたがい、ルール分類504とルール名505とが表示されるようになっている。ルール分類504には、ルールファイルに定義されているルール分類が表示され、ルール名505には選択したルール分類504に属するルールファイルのルール名が表示されるようになっている。設計者は、ルール名505に表示されたルール名を選択する(ここでは、網掛け506で指定する)ことにより、検証する設計要件に対応するルールファイルを選択する。なお、ここで、ルール名505に含まれる「ALL」を選択することにより、ルール分類「生技要件」に含まれるルールファイルはまとめてルールチェックを実行することが可能となる。多数の設計要件について検証を要する場合に、選択を容易にすることができる。
ルールファイル読み込み部222は、選択されたルールファイルをルールファイルDB124から呼び出す。以上により、検証対象とする3DCADデータ240とルールファイル230とが設計支援装置121に読み込まれるので、以下、ルールファイルに定義された手順にしたがって設計検証を実行する(S303)。
共通モジュール呼び出し部223は、ルールファイル230のルール実行処理手順情報を読取り、必要な共通モジュールを呼び出す(S303a)。ルールファイル230には、特徴形状の抽出に使用する共通モジュールの情報が記載されているので、IDあるいは共通モジュール名称に基づき、共通モジュールDB123を検索し、共通モジュール250として格納する。
共通モジュール実行部224は、ルールファイル230の共通モジュール入出力設定情報を読取り、ルールファイル230に定義された入出力パラメータを共通モジュール250に設定し、実行する(S303b)。このとき、共通モジュール実行部224はルールファイルのロジックの確実性をもチェックする。例えば、共通モジュール01(点点距離)では、入力パラメータとして2つの点形状を定義する必要がある。ここで、ルールファイルにおいて点形状が1つしか指定されていなかったならば、ロジックが不確実としてエラーを出力する。
共通モジュールの呼び出し(S303a)と共通モジュールの実行(S303b)とはルールファイルに定義されている共通モジュールの数だけ実行が繰り返され、設計要件の遵守/違反を判定するための検証特徴量が抽出される。設計要件違反判定部225は、抽出された検証特徴量とルールファイル230の違反判定情報とを照合し、設計要件違反の有無を判定する(S303c)。例えば、ルールファイル230にしたがって抽出された検証特徴量(点間距離)がルールファイルに記載されている判定条件により違反と判定された場合には、該当箇所を違反形状として抽出する。
違反情報表示部226は、設計要件違反判定部225によって抽出された違反形状についてアラームを表示する(S304)。設計検証画面(図5参照)に、例えば、警告を示すアラーム画面を表示し、3DCAD図面502に違反箇所を強調して(例えば、CAD形状とは異なる色に着色する等)、表示する。さらに、違反形状に関わる数値(この場合であれば、CADデータにおける点間距離、設計要件における点間距離等)をリスト化して表示してもよい。
このような設計支援システム120により、設計者は3DCADデータについて設計要件違反が指摘された場合、当該違反を解消するよう、設計システム100により立体モデルを手直しする。しかしながら、一つの設計要件違反を解消するために、形状設計を変更すると、別の設計要件違反を引き起こすおそれがある。そこで、設計変更後の3DCADデータについても再度設計検証フローを実行する必要がある。本実施例では、設計変更後の3DCADデータの設計検証(ここでは「設計再検証」という)を効率化するため、図6に示す設計再検証フローを実行する。
設計再検証について、スポット溶接打点を例に説明する。スポット溶接打点は、スポット溶接打点同士の間隔が近すぎると短絡が発生し、溶接不良を起こす場合がある。また、スポット溶接打点が溶接対象とする板金の終端に近すぎると溶接不良を起こす場合がある。このように、スポット溶接打点には周囲の構造から一定の距離を離す、という設計要件が定められている。
図7に、スポット溶接打点を含む3DCADデータ(形状情報)の例を示す。板金701と板金702とはスポット溶接により溶接され、さらに板金701及び板金702は板金703とスポット溶接により溶接されている。3DCADデータ(形状情報)700は、最初に設計された形状を示している。このとき、板金701と板金702とを溶接するスポット溶接打点704とスポット溶接打点705との間の距離はd(d<b)であり、「スポット溶接打点間の距離はb以上とする」という設計要件に違反していたとする。そこで、設計者は、スポット溶接打点705の位置をスポット溶接打点706に移動させた3DCADデータ(形状情報)710を作成した。このとき、板金701と板金702とを溶接するスポット溶接打点704とスポット溶接打点706との間の距離がd(d>b)となっており、最初に違反していた設計要件を満たすものとなっている。設計者は、図6に示す設計再検証フローによって、設計変更後の3DCADデータ(形状情報)710について設計再検証を実行する。図2Bに示される設計検証プログラム220の有する3DCADデータ呼び出し部221、ルールファイル読み込み部222、共通モジュール呼び出し部223、共通モジュール実行部224、設計要件違反判定部225、違反情報表示部226に加えて、3DCADデータ形状比較部227、判定対象3DCADデータ作成部228、ルールファイル分析部229を実行することにより、このフローを実現する。以下、図6のフローについて説明するが、図3と同様の処理を行うステップについては重複する説明を省略するものとする。
まず、3DCADデータ呼び出し部221は、設計検証する3DCADデータを3DCADDB102から呼び出す(S601)。本ステップは図3のステップS301に相当する。この例では、3DCADDB102から呼び出され、補助記憶装置203に格納される3DCADデータ240が3DCADデータ(形状情報)710(図7参照)にあたる。
続いて、3DCADデータ呼び出し部221は、設計変更前3DCADデータを3DCADDB102から呼び出す(S602)。この例では、3DCADデータ(形状情報)700が設計変更前3DCADデータにあたるので、3DCADデータ(形状情報)700を3DCADDB102から呼び出し、設計変更前3DCADデータ241として補助記憶装置203に格納する。なお、3DCADデータ呼び出し部221はGUIにより設計変更前の3DCADデータの有無を問い合わせ、設計者がそれに応じて設計変更前3DCADデータを指定することにより、図6のフローの再検証モードに入る。あるいは、3DCADデータ240に紐づけられた3DCADの操作ログなどにより、3DCADデータ240が設計変更前3DCADデータ241とリンクされており、設計支援システム120に3DCADデータ240の設計検証履歴が残っている場合には、自動的に図6のフローの再検証モードに入り、3DCADデータ呼び出し部221が設計変更前3DCADデータを特定して呼び出すようにしてもよい。
続いて、3DCADデータ形状比較部227は、3DCADデータ240の形状と設計変更前3DCADデータ241の形状とを比較し、形状の変更された箇所を抽出する(S603)。この変更箇所の抽出は、公知の手法により行える。この例では、スポット溶接打点706が抽出される。
次に、3DCADデータ240に対して、検証したい設計要件に対応するルールファイルを選択する(S604)。本ステップは図3のステップS302に相当する。
検証する設計要件が特定されると、ルールファイル分析部229はルールファイルを分析する(S605)。この分析は、当該ルールファイルを用いて3DCADデータ240の設計検証を行う範囲を画定するために行う。本実施例では、3DCADデータ240のうち、ルールファイルごとに、ルールファイルに対応する設計要件の検証範囲を画定し、当該範囲についてのみ設計要件の再検証を行う。これにより、設計変更した3DCADデータの設計再検証を効率的に行うことができる。
設計要件の検証範囲は、設計要件の内容に応じて異なるため、ルールファイルごとに分析する。例えば、設計者が「スポット溶接打点が、板金の終端から距離a以上離れている」という設計要件について再検証する場合の検証範囲について、以下説明する。
上記設計要件の検証範囲は、図4Aに示したルールファイル400における違反判定情報450から抽出できる。上記設計要件の場合、
・ハイライト形状451は、スポット溶接打点を示す「点」とスポット溶接がなされる板金の面の「終端線」、
・違反判定識別子452は、ハイライト形状451の「点」と「終端線」との「距離」
・違反しきい値453は、違反判定識別子452の「距離」が「a未満」
となっている。
したがって、本設計要件については、溶接がなされる面における、変更箇所であるスポット溶接打点を示す「点」を中心とする半径aの円の範囲が検証範囲であるとの分析がなされる。
次に、判定対象3DCADデータ作成部228は、3DCADデータ240からステップS605での設計要件の検証範囲についての分析に基づき、判定対象とする3DCADデータ(判定対象3Dデータと呼ぶ)を作成する(S606)。この場合、スポット溶接打点706によって溶接される板金の面は、板金701の溶接面及び板金702の溶接面の2つある。したがって、判定対象3DCADデータとして、図8A、図8Bに示す面形状を有する3DCADデータ811、3DCADデータ812が得られる。3DCADデータ811は、板金701の溶接面801の一部であって、スポット溶接打点706を中心とする半径aの円形状(ハッチングした範囲)をしている。これに対して、3DCADデータ812は、板金702の溶接面802の一部であって、その形状はスポット溶接打点706を中心とする半径aの円から、溶接面802の終端線を弦とする弓形部分を除いた形状(ハッチングした範囲)をしている。
以上により、3DCADデータ240に対して、「スポット溶接打点が、板金の終端から距離a以上離れている」という設計要件を満たすかどうかを判定するためには、判定対象3DCADデータ811及び判定対象3DCADデータ812について設計検証をすればよいことが分かるので、以下、ルールファイルに定義された手順にしたがって設計検証を実行する(S607)。本ステップは図3のステップS303に相当し、3DCADデータ811及び3DCADデータ812のそれぞれに対して設計検証が実行される。その結果、違反形状があれば、図3のステップS304に相当するステップS608において、設計要件違反判定部225によって抽出された違反形状についてアラームを表示される。この場合では、3DCADデータ812には、スポット溶接打点706からa未満の距離に溶接面802の終端線が存在するため、違反形状として抽出される。なお、検証結果の表示(S608)では、表示する3DCADデータは、判定対象3DCADデータではなく、3DCADデータ240(ここでは、3DCADデータ(形状情報)710)とする。設計者への分かりやすさのためである。
スポット溶接の例では、設計変更箇所が立体モデルにおける点であったが、これに限られず、立体モデルの線(アーク溶接のような場合)や面(板金の曲げのような場合)にかかるものであってもよい。図6のフローにより、同様に設計再検証の効率化を図ることができる。ただし、設計変更箇所が立体モデルの線や面にかかる場合、設計変更箇所が複雑な形状を呈する場合もある。このような場合には、ステップS603において、設計変更箇所を、これらの線や面を内包する仮想図形(例えば、仮想多角形や円または仮想角柱、角錐、円柱、円錐など)として抽出してもよい。例えば、図9に示すように、設計変更箇所が曲線901であるときに、変更箇所を四角形902として抽出する。これにより、ステップS606における判定対象3DCADデータの作成がより容易に行うことができるようになる。
以上、本発明を実施の態様に沿って説明したが、本発明は上記記載の内容に限定されるものではない。例えば、設計環境として設計装置101と設計支援装置121と別々のコンピュータで実現している例を示しているが、同じコンピュータで実現してもよい。この場合、例えば、設計検証プログラムを3DCAD設計ソフトのプラグインプログラムとすることにより、設計者は3DCADの設計ごとに、設計検証、再検証を行うことが容易になる。また、本実施例の設計検証プログラムをクラウド上に実現してもよく、プログラムの実装形態には限定されるものではない。
100:設計システム、101:設計装置、102:3DCADデータベース、110:ネットワーク、120:設計支援システム、121:設計支援装置、122:設計要件データベース、123:共通モジュールデータベース、124:ルールファイルデータベース、131:幾何形状探索カテゴリ、132:特徴量演算カテゴリ、133:数値演算カテゴリ、200:情報処理装置、201:プロセッサ、202:主記憶、203:補助記憶装置、204:入出力インタフェース、205:表示インタフェース、206:ネットワークインタフェース、207:入出力ポート、208:バス、209:ディスプレイ、210:入力装置、220:設計検証プログラム、221:3DCADデータ呼び出し部、222:ルールファイル読み込み部、223:共通モジュール呼び出し部、224:共通モジュール実行部、225:設計要件違反判定部、226:違反情報表示部、227:3DCADデータ形状比較部、228:判定対象3DCADデータ作成部、229:ルールファイル分析部、230,400:ルールファイル、240:3DCADデータ、241:設計変更前3DCADデータ、250:共通モジュール、410:ルール基本情報、411:ルール名、412:ルール分類、413:ルール部品、414:ルール説明文、420:ルール実行処理手順情報、421:手順情報、430:共通モジュール入出力設定情報、431:入出力設定情報、432:入力パラメータ、433:出力パラメータ、440:違反通知情報、441:違反種類、442:違反説明文、450:違反判定情報、451:ハイライト形状、452:違反判定識別子、453:違反しきい値、501:設計検証画面、502:3DCAD図面、503:ルール選択画面、504:ルール分類、505:ルール名、700,710:3DCADデータ(形状情報)、701〜703:板金、704〜706:スポット溶接打点、801,802:溶接面、811,812:判定対象3DCADデータ。

Claims (12)

  1. 3DCADデータが設計要件を満たしているかを検証する設計支援システムであって、
    3DCADデータまたは3DCADデータから抽出された特徴量に対する処理を行う共通モジュールを複数格納する共通モジュールデータベースと、
    前記共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを用いて、3DCADデータから設計要件を検証するための検証特徴量を求める手順、及び当該検証特徴量に基づき当該設計要件の違反有無を判定する違反情報を定義するルールファイルを複数格納するルールファイルデータベースと、
    設計支援装置と、を有し、
    前記設計支援装置は、検証する第1の3DCADデータが第2の3DCADデータを設計変更した3DCADデータである場合、前記第1の3DCADデータに対して検証したい設計要件に対応する第1のルールファイルが前記ルールファイルデータベースから選択されると、前記第1のルールファイルから前記第1のルールファイルに対応する設計要件の検証範囲を分析し、前記第1の3DCADデータのうち、当該設計変更による変更箇所から前記第1のルールファイルに対応する設計要件の検証範囲を画定した判定対象3DCADデータを作成し、前記第1のルールファイルに定義された前記手順にしたがって前記共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを呼び出して前記判定対象3DCADデータに対して実行し、前記第1のルールファイルに定義された前記違反情報と前記手順にしたがって求められた検証特徴量とに基づき、前記第1の3DCADデータについて、前記第1のルールファイルに対応する設計要件の違反有無を判定する設計支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記設計支援装置は、前記第1のルールファイルに対応する設計要件の違反有と判定した場合には、前記第1の3DCADデータの形状を示す3DCAD画面において、違反有と判定された箇所を強調表示する設計支援システム。
  3. 請求項1において、
    前記検証特徴量は距離であり、
    前記設計支援装置は、前記第1のルールファイルの前記違反情報に基づき、前記第1のルールファイルに対応する設計要件の検証範囲を、前記設計変更による変更箇所から所定の距離内の領域として求める設計支援システム。
  4. 請求項1において、
    前記ルールファイルデータベースに格納されるルールファイルには、3DCADデータから設計要件を検証するための検証特徴量を求める手順として、前記共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを使用する順序、及び使用される共通モジュールの入出力パラメータが設定されている設計支援システム。
  5. 請求項1において、
    前記設計支援装置は、前記第2の3DCADデータから前記第1の3DCADデータへの設計変更が立体モデルの線または面にかかる場合には、前記設計変更による変更箇所を、前記線または面を内包する仮想図形とする設計支援システム。
  6. 3DCADデータまたは3DCADデータから抽出された特徴量に対する処理を行う共通モジュールを複数格納する共通モジュールデータベースと設計支援装置とを用いて、第2の3DCADデータを設計変更した第1の3DCADデータが所定の設計要件を満たしているかを検証する設計検証方法であって、
    前記設計支援装置は、前記共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを用いて、3DCADデータから前記所定の設計要件を検証するための検証特徴量を求める手順、及び当該検証特徴量に基づき前記所定の設計要件の違反有無を判定する違反情報を定義するルールファイルを読み込み、
    前記設計支援装置は、前記ルールファイルから前記所定の設計要件の検証範囲を分析し、前記第1の3DCADデータのうち、当該設計変更による変更箇所から前記所定の設計要件の検証範囲を画定した判定対象3DCADデータを作成し、
    前記設計支援装置は、前記ルールファイルに定義された前記手順にしたがって前記共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを呼び出して前記判定対象3DCADデータに対して実行し、
    前記設計支援装置は、前記ルールファイルに定義された前記違反情報と前記手順にしたがって求められた検証特徴量とに基づき、前記第1の3DCADデータについて、前記所定の設計要件の違反有無を判定する設計検証方法。
  7. 請求項6において、
    前記設計支援装置は、前記所定の設計要件の違反有と判定した場合には、前記第1の3DCADデータの形状を示す3DCAD画面において、違反有と判定された箇所を強調表示する設計検証方法。
  8. 請求項6において、
    前記検証特徴量は距離であり、
    前記設計支援装置は、前記ルールファイルの前記違反情報に基づき、前記所定の設計要件の検証範囲を、前記設計変更による変更箇所から所定の距離内の領域として求める設計検証方法。
  9. 請求項6において、
    前記ルールファイルには、3DCADデータから前記所定の設計要件を検証するための検証特徴量を求める手順として、前記共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを使用する順序、及び使用される共通モジュールの入出力パラメータが設定されている設計検証方法。
  10. 請求項6において、
    前記設計支援装置は、前記第2の3DCADデータから前記第1の3DCADデータへの設計変更が立体モデルの線または面にかかる場合には、前記設計変更による変更箇所を、前記線または面を内包する仮想図形とする設計検証方法。
  11. 3DCADデータまたは3DCADデータから抽出された特徴量に対する処理を行う共通モジュールを複数格納する共通モジュールデータベースを用いて、第2の3DCADデータを設計変更した第1の3DCADデータが所定の設計要件を満たしているかを検証する設計検証プログラムであって、
    前記共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを用いて、3DCADデータから前記所定の設計要件を検証するための検証特徴量を求める手順、及び当該検証特徴量に基づき前記所定の設計要件の違反有無を判定する違反情報を定義するルールファイルを読み込む第1ステップと、
    前記ルールファイルから前記所定の設計要件の検証範囲を分析し、前記第1の3DCADデータのうち、当該設計変更による変更箇所から前記所定の設計要件の検証範囲を画定した判定対象3DCADデータを作成する第2ステップと、
    前記ルールファイルに定義された前記手順にしたがって前記共通モジュールデータベースに格納された共通モジュールを呼び出して前記判定対象3DCADデータに対して実行する第3ステップと、
    前記ルールファイルに定義された前記違反情報と前記手順にしたがって求められた検証特徴量とに基づき、前記所定の設計要件の違反有無を判定する第4ステップと、
    をコンピュータにより実行可能な設計検証プログラム。
  12. 請求項11において、
    前記第3ステップにおいて、前記第2の3DCADデータから前記第1の3DCADデータへの設計変更が立体モデルの線または面にかかる場合には、前記設計変更による変更箇所を、前記線または面を内包する仮想図形とする設計検証プログラム。
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