JP2021175934A - プレート式空気熱交換器および冷却装置 - Google Patents
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Abstract
Description
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
隣合う前記伝熱板の縁部どうしは重ね合わせられたものであり、
前記伝熱板の重ね合わせられた縁部と縁部の隙間にシール剤が充填されていることを特徴とする。
前記伝熱面は、矩形状のものであり、
前記縁部は、前記伝熱面の各縁から外側に向かって突出し、隣合う前記伝熱板の縁部における突出方向先端側部分を挟み込むようにヘミング形状に加工されたものと、隣合う該伝熱板の縁部がヘミング形状に加工されることで突出方向先端側部分が該縁部に挟み込まれたものとがあり、
ヘミング形状の折り曲げ線部と、挟み込まれた前記突出方向先端側部分の先端縁との間にシール剤が充填されていることを特徴としてもよい。
隣合う前記伝熱板における伝熱面どうしの間隔を所定間隔に維持するスペーサを備え、
前記スペーサは、隣合う前記伝熱板における伝熱面の間で複数の厚さ調整部材が積み重ねられたものである態様であってもよい。
第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した第2突出部が設けられたものであり、
前記第1突出部は、前記第2突出部と形状が異なるものであり、
前記第1伝熱板と前記第2伝熱板を重ね合わせたときに前記第1突出部の形状と前記第2突出部の形状が異なることにより該第1突出部と該第2突出部が嵌まり合うことなく該第1伝熱板と該第2伝熱板の間隔が該第1突出部の突出長に維持されることを特徴としてもよい。
第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した第2突出部が設けられたものであり、
前記第1突出部は、中心位置が前記第2突出部の中心位置からずれたものであり、
前記第1伝熱板と前記第2伝熱板を重ね合わせたときに前記第1突出部の中心位置と前記第2突出部の中心位置がずれていることにより該第1突出部と該第2突出部が嵌まり合うことなく該第1伝熱板と該第2伝熱板の間隔が該第1突出部の突出長に維持されることを特徴としてもよい。
第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した1又は複数の第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した1又は複数の第2突出部が設けられたものであり、
前記1又は複数の第1突出部の中心位置と、前記1又は複数の第2突出部の中心位置が一致している態様であってもよい。
前記スペーサ部は、隣合う前記伝熱板のうちの一方の伝熱板の伝熱面における一部が他方の伝熱板の伝熱面に向かって突出したものであってもよい。
隣合う前記伝熱板のうちの一方の伝熱板の伝熱面から他方の伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1スペーサ部と、
前記他方の伝熱板の伝熱面から前記第1スペーサ部の突出先端面に向かって突出した第2スペーサ部とを備え、
前記第1スペーサ部と前記第2スペーサ部によって、前記一方の伝熱板の伝熱面と前記他方の伝熱板の伝熱面との間隔を所定間隔に維持する態様であってもよい。
隣合う前記伝熱板のうちの一方の伝熱板の伝熱面から他方の伝熱板の伝熱面に向かって突出し、該一方の伝熱板の伝熱面と該他方の伝熱板の伝熱面との間隔を所定間隔に維持する第3スペーサ部と、
前記他方の伝熱板の伝熱面における、前記第3スペーサ部の突出先端面の位置からずれた位置から前記一方の伝熱板とは反対側の反対側伝熱板の伝熱面に向かって突出し、該他方の伝熱板の伝熱面と該反対側伝熱板の伝熱面との間隔を所定間隔に維持する第4スペーサ部とを備えた態様であってもよい。
前記伝熱板は、0.08mm以上0.12mm以下の厚さのアルミ板であることを特徴としてもよい。
前記伝熱面は、左右方向に延在した溝部が上下方向に複数並べられたものであり、
前記溝部は、傾斜面によって窪んだものであることを特徴としてもよい。
前記伝熱板における、前記第1空気通路側の伝熱面に向けて散水する散水手段を備え、
前記伝熱板における、前記第1空気通路側の伝熱面は、親水性塗膜で被覆されたものであることを特徴としてもよい。
前記伝熱板における、前記第1空気通路側の伝熱面に向けて散水する散水手段を備えたものであることを特徴としてもよい。
前記散水手段は、冷却用の水を散水する場合と、加熱用の温水を散水する場合とがあることを特徴としてもよい。
前記第1空気通路と前記第2空気通路のいずれか一方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の後面の上部からこのプレート式空気熱交換器の下面に連通した空気通路であり、他方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の前面の下部からこのプレート式空気熱交換器の上面に連通した空気通路であり、
前記後面は、下の部分がカバー板で覆われたものであり、
前記前面は、上下方向中央部分から上の部分の少なくとも一部がカバー板で覆われたものであることを特徴としてもよい。
前記第1空気通路と前記第2空気通路のいずれか一方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の前面と後面のいずれか一方の面から他方の面に連通した空気通路であり、他方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の上面と下面のいずれか一方の面から他方の面に連通した空気通路であることを特徴としてもよい。
前記第1空気通路と前記第2空気通路のいずれか一方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の前面における上部と下部のいずれか一方から他方に連通した空気通路であり、他方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の上面と下面のいずれか一方の面から他方の面に連通した空気通路であり、
このプレート式空気熱交換器の後面は、遮蔽板で全面が覆われたものであることを特徴としてもよい。
上記プレート式空気熱交換器と、
前記第2空気通路を通過した空気が流れ込む下方に向けて延在した下向きダクト通風路と、
前記第1空気通路を通過した空気が流れ込む上方に向けて延在した上向きダクト通風路とを備え、
前記第2空気通路から前記下向きダクト通風路にかけて送風機が設置されておらず、
前記第1空気通路から前記上向きダクト通風路にかけても送風機が設置されていないことを特徴とする。
上記プレート式空気熱交換器と、
前記第2空気通路を通過した空気が流れ込む下方に向けて延在した下向きダクト通風路と、
前記第1空気通路を通過した空気が流れ込み、冷却される空気が発生するボックスよりも高い位置まで延在した上向きダクト通風路とを備え、
前記第2空気通路は、入口が、前記ボックスの最上部に接続されたものであり、
前記プレート式空気熱交換器が、前記ボックスの上下方向の中間位置よりも高い位置に配置されることを特徴とする。
上記プレート式空気熱交換器と、
冷却される空気が発生するボックスの最上部に入口が接続され前記第2空気通路の入口に出口が接続した取込通風路と、
前記第2空気通路の出口からつながった送風路と、
前記送風路に設けられた送風機とを備え、
前記プレート式空気熱交換器が、前記ボックスの上下方向の中間位置よりも低い位置に配置され、前記送風路が該ボックスの下方側に接続されることを特徴とする。
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
隣合う前記伝熱板における伝熱面どうしの間隔を所定間隔に維持するスペーサを備え、
前記スペーサは、隣合う前記伝熱板における伝熱面の間で複数の厚さ調整部材が積み重ねられたものであることを特徴とするプレート式空気熱交換器。
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
隣合う前記伝熱板の伝熱面どうしの間隔を所定間隔に維持するスペーサを備え、
前記スペーサは、隣合う前記伝熱板のうちの一方の伝熱板の伝熱面における一部が他方の伝熱板の伝熱面に向かって突出したものであることを特徴とするプレート式空気熱交換器であってもよい。
隣合う前記伝熱板のうちの一方の伝熱板の伝熱面から他方の伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1スペーサ部と、
前記他方の伝熱板の伝熱面から前記第1スペーサ部の突出先端面に向かって突出した第2スペーサ部とを備え、
前記第1スペーサ部と前記第2スペーサ部によって、前記一方の伝熱板の伝熱面と前記他方の伝熱板の伝熱面との間隔を所定間隔に維持することを特徴とする付記2記載のプレート式空気熱交換器
(付記4)
隣合う前記伝熱板のうちの一方の伝熱板の伝熱面から他方の伝熱板の伝熱面に向かって突出し、該一方の伝熱板の伝熱面と該他方の伝熱板の伝熱面との間隔を所定間隔に維持する第3スペーサ部と、
前記他方の伝熱板の伝熱面における、前記第3スペーサ部の突出先端面の位置からずれた位置から前記一方の伝熱板とは反対側の反対側伝熱板の伝熱面に向かって突出し、該他方の伝熱板の伝熱面と該反対側伝熱板の伝熱面との間隔を所定間隔に維持する第4スペーサ部とを備えたことを特徴とする付記2記載のプレート式空気熱交換器
(付記5)
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した第2突出部が設けられたものであり、
前記第1突出部は、前記第2突出部と形状が異なるものであり、
前記第1伝熱板と前記第2伝熱板を重ね合わせたときに前記第1突出部の形状と前記第2突出部の形状が異なることにより該第1突出部と該第2突出部が嵌まり合うことなく該第1伝熱板と該第2伝熱板の間隔が該第1突出部の突出長に維持されることを特徴とするプレート式空気熱交換器。
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した第2突出部が設けられたものであり、
前記第1突出部は、中心位置が前記第2突出部の中心位置からずれたものであり、
前記第1伝熱板と前記第2伝熱板を重ね合わせたときに前記第1突出部の中心位置と前記第2突出部の中心位置がずれていることにより該第1突出部と該第2突出部が嵌まり合うことなく該第1伝熱板と該第2伝熱板の間隔が該第1突出部の突出長に維持されることを特徴とするプレート式空気熱交換器。
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した1又は複数の第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した1又は複数の第2突出部が設けられたものであり、
前記1又は複数の第1突出部の中心位置と、前記1又は複数の第2突出部の中心位置が一致していることを特徴とするプレート式空気熱交換器。
前記伝熱板は、0.08mm以上0.12mm以下の厚さのアルミ板であることを特徴とする付記1から付記7のうちいずれか1記載のプレート式空気熱交換器。
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
前記伝熱面は、左右方向に延在した凹部が上下方向に複数並べられたものであり、
前記凹部は、傾斜面によって凹んだものであることを特徴とするプレート式空気熱交換器。
前記傾斜面は、曲面であり、
前記伝熱面は、前記凹部と該凹部に隣合う凹部との間に平坦部を有するものであることを特徴とする付記9記載のプレート式空気熱交換器。
前記伝熱面は、前記凹部と該凹部に隣合う凹部との間に凸部を有し、該凹部と該凸部が上下方向に連続した波状部が形成されたものであることを特徴とする付記9記載のプレート式空気熱交換器。
前記伝熱板における、前記第1空気通路側の伝熱面に向けて散水する散水手段を備え、
前記伝熱板における、前記第1空気通路側の伝熱面は、親水性塗膜で被覆されたものであることを特徴とする付記9から付記11のうちいずれか1記載のプレート式空気熱交換器。
多数平行して平面視超細長い楕円形の溝部(溝部24)が形成された、(熱交換流路面となる)矩形面の四辺縁に、山折り立ち下がり面と同面縁に続く谷折りハゼ巻き込まれ面とを突出させた辺と、谷折りハゼ巻き込まれ受け面と同面縁に続く谷折りハゼ折り巻き込み面とを突出させた辺とを、90度づつ交互に形成した、概略十字状のアルミプレートを(基に)、山折り立ち下がり面を90度に山折り曲げ、谷折りハゼ巻き込まれ面と谷折りハゼ折り巻き込み面とを90度にそれぞれ谷折りした上で、多数のアルミプレートを、交互に90度ずつ回転させて(位相をズラして)、前記矩形面を山折り立ち下がり面の幅だけ隔離しながら、重ね合わされた状態の谷折りハゼ巻き込まれ面を、そこに対向位置する隣接アルミプレートの谷折りハゼ巻き込まれ受け面上において谷折りハゼ折り巻き込み面をハゼ折りして挟持し、多数のアルミプレートを一体化しつつ、隣接する矩形面間にて交差する貫通空気流路を形成するようにしたことを特徴とするプレート式空気熱交換器。
プレートを薄板化すれば、軽量化され、小型で取り回しも容易になるが、薄板のまま強度を得ようとすると、複雑な形状と組み立て構造と方法になってしまい、結局、コスト高となってしまう。逆に、板厚を厚くすれば、強度は出し易いが、重くなり取り回しが容易でなくなり、材料費でコストアップしてしまう。他方、プレート式空気熱交換器は、冷やす空気と冷やされる空気との間でプレートを介して熱交換しようとするものである為、その温度差(温度勾配)は冷媒による熱交換と比べて遥かに小さい。このため、できるだけ冷やす空気と冷やされる空気の有利な取り回しを行う必要があり、熱交換する風(冷やす空気)と熱交換される風(冷やされる空気)とを、施工現場の諸事情に合わせ、対向させたり、あるいは、交差させたり、適宜判断して行いたくなる。
谷折りハゼ巻き込まれ面が隣接アルミプレートの谷折りハゼ巻き込まれ受け面上において谷折りハゼ折り巻き込み面をハゼ折りして挟持した面部分の両各端面において形成される角入隅部を枠材(角柱部材28)及び/又はコーキング材(シリコン製のシール剤)にて固定したことを特徴とする付記α記載のプレート式空気熱交換器。
平面状の多数枚数の伝熱平板を、その間に空気通路ができる様に間隔を開けて重ね合わせて全体で二つの空気通路を構成し、冷却する空気と冷却される空気を夫々前記二つの空気通路の中を通過させ、前記伝熱平板を通して前記二つの空気間で熱交換させるプレート空気熱交換器に於いて、
前記伝熱平板として4つの辺をもつ外形が長方形のアルミニウムの薄板を用い、隣り合わせの前記伝熱平板の4辺の端面同士を折り曲げへミング加工に依り空気漏れの無い様に接合して組みたてると共に、前記4つの辺のコーナー部は空気漏れの無い様に接着材乃至は補填材を塗り固めたことを特徴としたアルミプレート空気熱交換器。
前記伝熱平板として0.08mmより厚肉で0.25mmより薄肉のアルミニウム製の平板を用い、該平板間の隙間を保持させるスペーサを挿入させたことを特徴とした付記Aに記載のアルミプレート空気熱交換器。
表面に妨錆効果、親水性効果及び潤滑性効果のある塗膜を塗布し、垂直方向の断面が凸凹で水平方向に直線的な形状に成型した波板状の成型を施した前記伝熱平板を用いたことを特徴とした付記A、Bの何れか一に記載のアルミプレート空気熱交換器。
前記アルミプレート空気熱交換機内を流れる前記空気通路を、前記冷却する空気と前記冷却される空気用に2通路とし、一つの通路は前記アルミプレート空気熱交換機の前面の上部から前記アルミプレート空気熱交換機の下面に連通させ、他の一通路を前記プレート熱交換器の後面の下部から前記アルミプレート空気熱交換機の上面に連通させ、且つ前記前面は下の部分をカバー板で覆い且つ前記後面は上の部分をカバー板で覆うことにより構成し、この前記2通路を通風する空気が対向流となる様に構成したことを特徴とした付記A、B、Cの何れか一に記載のアルミプレート空気熱交換器。
前記アルミプレート空気熱交換機内の前記空気通路を、前記冷却する空気と前記冷却される空気用に2通路とし、一つの通路を前記アルミプレート空気熱交換機の前面から後面に連通させ、他の一つの通路を前記アルミプレート空気熱交換機の下面から上面に連通させ、二つの通路を通風する空気が交差流となる様に構成したことを特徴とした付記A、B、Cの何れか一に記載のアルミプレート空気熱交換器
(付記F)
前記アルミプレート空気熱交換機内の前記空気通路を、前記冷却する空気と前記冷却される空気用に2通路とし、一つの通路は前記アルミプレート空気熱交換機の前面の上部から前面の下部に又はその反対に連通させ、他の一つの通路を前記プレート熱交換器の下面から上面に又はその反対に連通させ、且つ前記アルミプレート空気熱交換機の後面は遮蔽板で全面を覆うことに依り構成し、前記2通路を通風する空気が対向流となる様に構成したことを特徴とした付記A、B、Cの何れか一に記載のアルミプレート空気熱交換器。
付記A、B、C、D、Fの何れか一に記載の前記アルミプレート空気熱交換器を利用し、前記冷却される空気が前記アルミプレート空気熱交換器で冷却された後に下方に延長されたダクト通風路を通過するときの逆煙突効果で下降し、前記冷却する空気が前記アルミプレート空気熱交換器で加熱された後に上方に延長されたれたダクト通風路を通過するときの煙突効果で上昇し、前記冷却される空気と冷却する空気は送風機に依ること無しに通風させて熱交換させることを特徴としたアルミプレート空気熱交換装置。
多数枚数のアルミプレートを重ねて、一つ置きのプレート間に2種の空気を流して相互に熱交換させるアルミプレート空気熱交換器を用い、
ボックス内の高温度の空気をボックス外の空気で冷却するために、前記双方の空気を熱交換させる前記アルミプレート空気熱交換器の上下方向の中間位置が前記ボックスの中間位置よりたかい位置になるように設置し、
前記冷却される空気を前記ボックスの最上部より取り込んで前記アルミプレート空気熱交換器の上部側面から下面にむけて下方に延長されたダクト通風路に流し、前記冷却する空気を前記プレート熱交換器の下部側面から取り込んで前記ボックスの上面依り上方に延長された前記ダクト通風路に流す様にしたことを特徴としたアルミプレート空気熱交換装置。
多数枚数のアルミプレートを重ねて、一つ置きのプレート間に2種の空気を流して相互に熱交換させるアルミプレート空気熱交換器を用い、
ボックス内の高温度の空気をボックス外の空気で冷却するために、前記双方の空気を熱交換させる前記アルミプレート空気熱交換器の上下方向の中間位置が前記ボックスの中間より低い位置になるように設置し、
冷却される前記ボックス内の高温度の空気を前記ボックスの最上部より取り込んで前記プレート熱交換器の上部から熱交換器に導入して下方から前記ボックス内の下方部に向けてファンに依り送風し流出させ、前記ボックス外の冷却する空気を前記プレート熱交換器の下部から導入して高温度にした後に前記プレート熱交換器の上部から流出させて上方に延長されたダクト通風路内における煙突効果により自然循環させる様にしたことを特徴とした強制及びアルミプレート空気熱交換装置。
平面状の多数枚数の伝熱平板を、その間に空気通路ができる様に間隔を開けて重ね合わせて二つの空気通路を構成し、冷却する空気とボックス内乃至は室内の冷却される空気を夫々前記二つの空気通路の中を通過させ、前記伝熱平板を通して前記二つの空気を相互に熱交換させるアルミプレート空気熱交換器を前記伝熱平板の壁面が垂直状態になる様に組み込み、前記ボックス乃至は室内の外壁面に設置する冷却装置に於いて、
前記冷却する空気の通る前記空気通路にはその前記伝熱平板表面を濡らす様に水道水などの水を散水させてその表面で蒸発させて該伝熱面を冷却し、該伝熱平板の裏面を流れる前記冷却される空気を該伝熱平板を通して冷却する方式の熱交換器として付記A、B、C、D、E、Fの何れか一項に記載のアルミプレート空気熱交換器を用いたことを特徴とした水蒸発式冷却装置。
平面状の多数枚数の伝熱平板を、その間に空気通路ができる様に間隔を開けて重ね合わせて二つの空気通路を構成し、冷却する空気とボックス内乃至は室内の冷却される空気を夫々前記二つの空気通路の中を通過させ、前記伝熱平板を通して前記二つの空気を相互に熱交換させるアルミプレート空気熱交換器を前記伝熱平板の壁面が垂直状態になる様に組み込み、前記ボックス乃至は室内の外壁面に設置する装置に於いて、
前記冷却する空気の通る前記空気通路にはその前記伝熱平板表面を濡らす様に水道水などの水を散水させてその表面で蒸発させて該伝熱面を冷却するモードと、
前記冷却する空気の通風を停止するとともに、前記散水する水を、温水に切り替えることに依り前記冷却される空気を加熱することに依り暖房用として作動させることを特徴とした冷暖房装置。
肉厚が0.12mmより薄いアルミ板製の長方形又は四角形の平板を伝熱板として用い、隣接する前記伝熱板の間が一定の隙間ピッチになる様に多数枚を積み重ね、前記伝熱板の辺の端部を前記隙間ピッチ寸法に一致する段差寸法に折り曲げ、他方、前記伝熱板に隣接する伝熱板の相対する一辺の端部を折り返してヘミング形状として前記段差状に折り曲げた辺の端部を挟み込んだ状態で圧接して結合させて、隣接する2枚の伝熱板を前記隙間ピッチを保持して結合し、全体を適宜箇所を同様に結合することにより、その内部に二つの独立した通風路を設けた熱交換器体となし、前記熱交換器体の4つの外側面から該通風路を流れる二つの空気を導入及び排気させるように構成させ、且つ前記二つの空気の間で前記伝熱板を通して熱交換を行う方式としたプレート式空気熱交換器において、
前記二つの空気が導入乃至は排気する前記熱交換器体の前記4つの外側面に於いて、隣接する伝熱板間の隙間ピッチに前記熱交換器体の外側から前記ピッチ寸法に合わせた寸法のスペーサを挿入して固定することにより、前記伝熱板と隣接する前記伝熱板間の隙間ピッチを所定の設定値に保ったことを特徴としたプレート式空気熱交換器。
前記伝熱板間に外側から挿入する前記スペーサを二つ以上のスペーサが連結された一体のスペーサ組立とし、隣接する伝熱板間に挿入させて前記伝熱板間の間隔ピッチを適正範囲に保ったことを特徴とした付記aに記載のプレート式空気熱交換器。
アルミ板製の長方形の又は四角形の平板を伝熱板として用い、隣接する伝熱板の間が一定の隙間ピッチをもって多数枚積み重ね、前記伝熱板の端辺を前記隙間ピッチの1/2の寸法になる様に段差状に折り曲げ、他方前記隣接する伝熱板の相対する一辺を前記隙間ピッチの1/2の寸法になる様に逆段差状に折り曲げて、さらにその先端をヘミング形状となして相対する前記伝熱板の段差状に折り曲げた辺の端辺を挟み込んだ状態で圧接して結合させて、隣接する2枚の前記伝熱板の間を前記隙間ピッチとなる様に保持して結合し、この結合を必要な全ての辺に適宜展開させることにより全体をその内部に二つの独立した通風路を設けた熱交換器体となし、前記熱交換器体の4つの外側面から該通風路を流れる二つの空気を導入及び排気させるように構成させ、且つ前記二つの空気の間で前記伝熱板を通して熱交換を行う方式のプレート式空気熱交換器において、
前記ヘミング形状で結合した伝熱板における伝熱面の中央位置又はその近傍位置の一部を互いに接触させたことを特徴とするプレート式空気熱交換器。
薄いアルミ板製の長方形又は四角形の平板を伝熱板として用い、隣接する前記伝熱板の間が一定の隙間ピッチをもって多数枚積み重ね、前記伝熱板の端辺を前記隙間ピッチ寸法に一致する段差寸法に折り曲げ、他方、前記伝熱板に隣接する伝熱板の相対する端辺を適宜寸法で折り返してヘミング形状として前記段差状に折り曲げた端辺を挟み込んだ状態で圧接して結合させて、隣接する2枚の前記伝熱板を前記隙間ピッチを保持して結合し、全体をその内部に二つの独立した通風路を設けた熱交換器体となし、前記熱交換器体の4つの外側面から該通風路を流れる二つの空気を導入及び排気させるように構成させて且つ前記二つの空気の間で前記伝熱板を通して熱交換を行う方式としたプレート式空気熱交換器において、
前記ヘミング形状の結合部分の空気シール性を確実にさせるべく、前記熱交換器体の空気を導入及び排気させる前記4つの面のうち一面が外側が下向きで且つ水平になるように前記熱交換器体を保持し、当該面の全ての前記ヘミング形状の結合部分をシール液が満たすように液槽に浸漬させて、前記ヘミング加工で圧接した面同士の隙間に染み込ませた後に、前記液槽から引き上げて、余分な前記シール液を廃棄させ、その後に、該接合隙間に残ったシール液を乾燥させるなどの硬化させる処理を行って、前記4つの面に渡り同様の処理を行って、全ての前記ヘミング形状の結合部分の空気又は水のシール性を強化させて完成させたことを特徴としたプレート式空気熱交換器。
薄いアルミ板製の長方形又は四角形の平板を伝熱板として用い、隣接する前記伝熱板の間が一定の隙間ピッチをもって多数枚積み重ね、前記伝熱板の辺を前記隙間ピッチ寸法に一致する段差寸法に折り曲げ、他方、前記伝熱板に隣接する伝熱板の相対する一辺の端部を適宜寸法で折り返してヘミング形状として前記段差状に折り曲げた辺の端部を挟み込んだ状態で圧接して結合させて、隣接する2枚の伝熱板を前記隙間ピッチを保持して結合し、全体をその内部に二つの独立した通風路を設けた熱交換器体となし、前記熱交換器体の4つの外側面から該通風路を流れる二つの空気を導入及び排気させるように構成させて且つ前記二つの空気の間で前記伝熱板を通して熱交換を行う方式としたプレート式空気熱交換器において、
前記ヘミング形状の結合部分の空気シール性を強化させるべく、前記熱交換器体の空気を導入及び排気させる前記4つの面のうち一面を外側が下向きで、水平になるように前記熱交換器体を保持し、当該面の全ての前記ヘミング形状の結合部分の隙間内面に行きわたる様に内面までシール液を補給して満たし、前記ヘミング加工で圧接した面同士の隙間に内側から染み込ませた後に、余分な前記シール液を排出させ、その後に、該隙間に残ったシール液を乾燥させるなどの硬化させる処理を行い、前記4つの面に渡り同様の処理を行って、全ての前記ヘミング形状の結合部分の空気又は水のシール性を強化させて完成させたことを特徴としたプレート式空気熱交換器。
水性ラッカー、硝化綿ラッカー、液状エポキシなど、液状で大気中に放置して10時間以内に固まる塗料乃至は充填液を前記シール液の材料として用いたことを特徴とした付記d、eに記載のプレート式空気熱交換器。
前記伝熱板として、表裏の全表面に渡り、前記ヘミング加工、シール液塗膜加工を後から追加施工可能な、剛体膜状になる親水性と耐食性塗膜を事前に表面に塗布処理をしたアルミ薄板製で、前記伝熱板の表面の中央部に水保持性と伝熱特性を高めるため又は前記伝熱板間の隙間ピッチを得るための凹凸形状をプレス加工で成形し、前記伝熱面外周部には当該凸凹の形状の成型は行わずに平坦面のままとし、多数枚数を積み重ね、前記平坦面の部分を使って前記ヘミング加工を行って、前記シール液浸漬により接合強度と空気漏れ水漏れシール性を十分に確保したことを特徴とした付記aからjのうちいずれか1に記載のプレート式空気熱交換器。
付記aからgのうちいずれか1に記載のプレート式空気熱交換器を用いて、作動させる2つの空気を、冷却する側の空気に散水させて水の蒸発潜熱でもう一方の冷却される側の空気を冷却させ、冷却される空気の冷却された後の空気の一部を分離して、前記プレート式空気熱交換器において冷却される空気の流出する出口側部分へと、送風機を追加することなく、冷却される空気の送風圧乃至は、及び冷却される空気の誘引により、冷却する空気に追加して流しこんで、前記冷却される空気の吹き出し温度の低温化に貢献させるべく活用させたことを特徴とした冷却装置。
付記aからgのうちいずれか1に記載のプレート式空気熱交換器を、作動させる前記2つの空気を内部に流し、前記冷却する側の空気に散水させて水の蒸発潜熱でもう一方の前記冷却される側の空気を冷却させる交差流形式の空気対空気熱交換器として利用し、前記2つの空気のうち、排気出力された前記冷却された空気を人間、家畜、電子機器などの冷房冷却用に用い、散水した水の蒸発潜熱を利用して前記冷却された空気を冷却した前記冷却する空気の排気空気を天井、壁面、などその他の冷却用に用い、双方の空気を対象とする全体の空間、機器の冷房冷却に利用することにより、冷却性能の有効利用に活用させたことを特徴とした冷却装置。
101 第1空気通路
102 第2空気通路
16 スペーサ
161 第1スペーサ部
162 第2スペーサ部
163 第3スペーサ部
164 第4スペーサ部
165 第5スペーサ部
166 第6スペーサ部
160 厚さ調整部材
2 伝熱板
201 伝熱面
211 第1縁部
212 第2縁部
213 第3縁部
214 第4縁部
211i,212i,213i,214i 伝熱面側部分
211t,212t,213t,214t 突出方向先端側部分
214h 折り曲げ線部
24 溝部
241 傾斜面
25 平坦部
26 突部
9 冷却する空気
10 外気吹き出し空気
11 冷却される空気
12 庫内吹き出し空気
3 冷却装置
4 電気回路収納庫
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
隣合う前記伝熱板の縁部どうしは重ね合わせられたものであり、
前記伝熱板の重ね合わせられた縁部と縁部の隙間にシール剤が充填されており、
第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した第2突出部が設けられたものであり、
前記第1突出部は、前記第2突出部と形状が異なるものであり、
前記第1伝熱板と前記第2伝熱板を重ね合わせたときに前記第1突出部の形状と前記第2突出部の形状が異なることにより該第1突出部と該第2突出部が嵌まり合うことなく該第1伝熱板と該第2伝熱板の間隔が該第1突出部の突出長に維持されることを特徴とする。
上記目的を解決する本発明の第2のプレート式空気熱交換器は、
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
隣合う前記伝熱板の縁部どうしは重ね合わせられたものであり、
前記伝熱板の重ね合わせられた縁部と縁部の隙間にシール剤が充填されており、
前記第1空気通路と前記第2空気通路のいずれか一方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の後面の上部からこのプレート式空気熱交換器の下面に連通した空気通路であり、他方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の前面の下部からこのプレート式空気熱交換器の上面に連通した空気通路であり、
前記後面は、下の部分がカバー板で覆われたものであり、
前記前面は、上下方向中央部分から上の部分の少なくとも一部がカバー板で覆われたものであることを特徴とする。
上記目的を解決する本発明の第3のプレート式空気熱交換器は、
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
隣合う前記伝熱板の縁部どうしは重ね合わせられたものであり、
前記伝熱板の重ね合わせられた縁部と縁部の隙間にシール剤が充填されており、
前記第1空気通路と前記第2空気通路のいずれか一方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の前面における上部と下部のいずれか一方から他方に連通した空気通路であり、他方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の上面と下面のいずれか一方の面から他方の面に連通した空気通路であり、
このプレート式空気熱交換器の後面は、遮蔽板で全面が覆われたものであることを特徴とする。
上記目的を解決する本発明の冷却装置は、
上記第1のプレート式空気熱交換器から上記第3のプレート式空気熱交換器のうちいずれか1つのプレート式空気熱交換器と、
前記第2空気通路を通過した空気が流れ込む下方に向けて延在した下向きダクト通風路と、
前記第1空気通路を通過した空気が流れ込み、冷却される空気が発生するボックスよりも高い位置まで延在した上向きダクト通風路とを備え、
前記第2空気通路は、入口が、前記ボックスの最上部に接続されたものであり、
前記プレート式空気熱交換器が、前記ボックスの上下方向の中間位置よりも高い位置に配置されたものであり、
前記第2空気通路から前記下向きダクト通風路にかけて送風機が設置されておらず、
前記第1空気通路から前記上向きダクト通風路にかけても送風機が設置されていないことを特徴とする。
伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
隣合う前記伝熱板の縁部どうしは重ね合わせられたものであり、
前記伝熱板の重ね合わせられた縁部と縁部の隙間にシール剤が充填されていることを特徴とする。
なお、前記伝熱面は、前記縁部よりも内側の面である。
Claims (15)
- 伝熱板が隣合った状態で配置され、交互に設けられた第1空気通路と第2空気通路が該伝熱板によって仕切られ、第1方向から該第1空気通路に冷却する空気を通過させ、第2方向から該第2空気通路に冷却される空気を通過させ、該伝熱板における伝熱面を通して、冷却する空気と冷却される空気との間で熱交換させるプレート式空気熱交換器において、
隣合う前記伝熱板の縁部どうしは重ね合わせられたものであり、
前記伝熱板の重ね合わせられた縁部と縁部の隙間にシール剤が充填されていることを特徴とするプレート式空気熱交換器。 - 前記伝熱面は、矩形状のものであり、
前記縁部は、前記伝熱面の各縁から外側に向かって突出し、隣合う前記伝熱板の縁部における突出方向先端側部分を挟み込むようにヘミング形状に加工されたものと、隣合う該伝熱板の縁部がヘミング形状に加工されることで突出方向先端側部分が該縁部に挟み込まれたものとがあり、
ヘミング形状の折り曲げ線部と、挟み込まれた前記突出方向先端側部分の先端縁との間にシール剤が充填されていることを特徴とする請求項1記載のプレート式空気熱交換器。 - 第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した第2突出部が設けられたものであり、
前記第1突出部は、前記第2突出部と形状が異なるものであり、
前記第1伝熱板と前記第2伝熱板を重ね合わせたときに前記第1突出部の形状と前記第2突出部の形状が異なることにより該第1突出部と該第2突出部が嵌まり合うことなく該第1伝熱板と該第2伝熱板の間隔が該第1突出部の突出長に維持されることを特徴とする請求項1又は2記載のプレート式空気熱交換器。 - 第1伝熱板と、
前記第1伝熱板に隣合った第2伝熱板と、
前記第2伝熱板に隣合った第3伝熱板とを備え、
前記第1伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第2伝熱板の伝熱面に向かって突出した第1突出部が設けられたものであり、
前記第2伝熱板は、伝熱面の中心又はその近傍部分に前記第3伝熱板の伝熱面に向かって突出した第2突出部が設けられたものであり、
前記第1突出部は、中心位置が前記第2突出部の中心位置からずれたものであり、
前記第1伝熱板と前記第2伝熱板を重ね合わせたときに前記第1突出部の中心位置と前記第2突出部の中心位置がずれていることにより該第1突出部と該第2突出部が嵌まり合うことなく該第1伝熱板と該第2伝熱板の間隔が該第1突出部の突出長に維持されることを特徴とする請求項1又は2記載のプレート式空気熱交換器。 - 前記伝熱板は、0.08mm以上0.12mm以下の厚さのアルミ板であることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器。
- 前記伝熱面は、左右方向に延在した溝部が上下方向に複数並べられたものであり、
前記溝部は、傾斜面によって窪んだものであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器。 - 前記伝熱板における、前記第1空気通路側の伝熱面に向けて散水する散水手段を備え、
前記伝熱板における、前記第1空気通路側の伝熱面は、親水性塗膜で被覆されたものであることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器。 - 前記伝熱板における、前記第1空気通路側の伝熱面に向けて散水する散水手段を備えたものであることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器。
- 前記散水手段は、冷却用の水を散水する場合と、加熱用の温水を散水する場合とがあることを特徴とする請求項8記載のプレート式空気熱交換器。
- 前記第1空気通路と前記第2空気通路のいずれか一方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の後面の上部からこのプレート式空気熱交換器の下面に連通した空気通路であり、他方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の前面の下部からこのプレート式空気熱交換器の上面に連通した空気通路であり、
前記後面は、下の部分がカバー板で覆われたものであり、
前記前面は、上下方向中央部分から上の部分の少なくとも一部がカバー板で覆われたものであることを特徴とする請求項1から8のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器。 - 前記第1空気通路と前記第2空気通路のいずれか一方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の前面と後面のいずれか一方の面から他方の面に連通した空気通路であり、他方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の上面と下面のいずれか一方の面から他方の面に連通した空気通路であることを特徴とする請求項1から8のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器。
- 前記第1空気通路と前記第2空気通路のいずれか一方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の前面における上部と下部のいずれか一方から他方に連通した空気通路であり、他方の空気通路は、このプレート式空気熱交換器の上面と下面のいずれか一方の面から他方の面に連通した空気通路であり、
このプレート式空気熱交換器の後面は、遮蔽板で全面が覆われたものであることを特徴とする請求項1から8のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器。 - 請求項1から8のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器と、
前記第2空気通路を通過した空気が流れ込む下方に向けて延在した下向きダクト通風路と、
前記第1空気通路を通過した空気が流れ込む上方に向けて延在した上向きダクト通風路とを備え、
前記第2空気通路から前記下向きダクト通風路にかけて送風機が設置されておらず、
前記第1空気通路から前記上向きダクト通風路にかけても送風機が設置されていないことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1から8のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器と、
前記第2空気通路を通過した空気が流れ込む下方に向けて延在した下向きダクト通風路と、
前記第1空気通路を通過した空気が流れ込み、冷却される空気が発生するボックスよりも高い位置まで延在した上向きダクト通風路とを備え、
前記第2空気通路は、入口が、前記ボックスの最上部に接続されたものであり、
前記プレート式空気熱交換器が、前記ボックスの上下方向の中間位置よりも高い位置に配置されることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1から8のうちいずれか1項記載のプレート式空気熱交換器と、
冷却される空気が発生するボックスの最上部に入口が接続され前記第2空気通路の入口に出口が接続した取込通風路と、
前記第2空気通路の出口からつながった送風路と、
前記送風路に設けられた送風機とを備え、
前記プレート式空気熱交換器が、前記ボックスの上下方向の中間位置よりも低い位置に配置され、前記送風路が該ボックスの下方側に接続されることを特徴とする冷却装置。
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