JP2021175257A - 充電制御装置及び電力システム - Google Patents
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Abstract
【課題】産業車両の稼働時間が短くなることを抑制すること。【解決手段】電力システムは、充電システムと、充電システムを制御する充電制御装置と、を備える。充電システムは、複数の産業車両と、複数の充電設備と、を備える。充電設備は、蓄電装置と、蓄電BMSと、充電装置と、を備える。充電制御装置は、充電システムの制御を行う。充電制御装置は、複数の産業車両のうち充電率が最も低い車載蓄電装置を搭載した産業車両を優先産業車両とすると、優先産業車両に対して、蓄電装置の充電率が閾値以上の充電装置であって車載蓄電装置の充電を行っていない充電装置のうち、優先産業車両の現在位置に最も近い充電装置で充電を行うように指示を行う。【選択図】図3
Description
本発明は、充電制御装置及び電力システムに関する。
系統電源と、系統電源とは別に設けられた蓄電装置とを用いて、産業車両に搭載された車載蓄電装置の充電を行う充電装置としては、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の充電装置は、充電装置に車載蓄電装置が接続されている場合、系統電源及び蓄電装置の両方を用いて車載蓄電装置の充電を行う。また、充電装置は、充電装置に車載蓄電装置が接続されていない場合、蓄電装置の充電を行う。車載蓄電装置の充電を行わないときに蓄電装置を充電し、蓄電装置を用いて車載蓄電装置の充電を可能にすることで、電力の平準化を図っている。
蓄電装置の充電率が低い状態で車載蓄電装置の充電を行うと、蓄電装置の残容量が不足する場合がある。すると、車載蓄電装置を充電するのに要する時間が長くなり、産業車両の稼働時間が短くなるおそれがある。
本発明の目的は、産業車両の稼働時間が短くなることを抑制できる充電制御装置及び電力システムを提供することにある。
上記課題を解決する充電制御装置は、車載蓄電装置を搭載した複数の産業車両と、前記車載蓄電装置を蓄電装置及び系統電源を用いて充電する複数の充電装置とを備えた充電システムを制御する充電制御装置であって、前記複数の産業車両毎に現在位置を示す情報を取得する位置取得部と、前記複数の産業車両毎に前記車載蓄電装置の充電率を示す情報を取得する車載蓄電装置充電率取得部と、前記複数の充電装置毎に個別に設けられた前記蓄電装置の充電率を示す情報を取得する蓄電装置充電率取得部と、前記複数の産業車両のうち充電率が最も低い前記車載蓄電装置を搭載した前記産業車両を優先産業車両とすると、前記優先産業車両に対して、前記蓄電装置の充電率が閾値以上の前記充電装置であって前記車載蓄電装置の充電を行っていない前記充電装置のうち、前記優先産業車両の前記現在位置に最も近い前記充電装置で充電を行うように指示を行う指示部と、を備える。
優先産業車両に搭載された車載蓄電装置の充電を行う際には、蓄電装置の残容量が不足しやすい。優先産業車両に搭載された車載蓄電装置については蓄電装置の充電率が閾値以上の充電装置で充電を行うことで、車載蓄電装置の充電を行う際に、蓄電装置の残容量が不足することを抑制することができる。また、蓄電装置の充電率が閾値以上の充電装置のうち優先産業車両の現在位置から最も近い充電装置で充電を行うことで、移動に要する時間が少なくなる。移動に要する時間が長いと、移動のために消費される車載蓄電装置の電力が大きくなる。従って、優先産業車両に指示を行い、上記した充電装置で車載蓄電装置の充電を行わせることで、産業車両の稼働時間が短くなることを抑制できる。
上記充電制御装置について、前記指示部が前記優先産業車両に指示した前記充電装置に対して、前記優先産業車両に搭載された前記車載蓄電装置の充電を許容する一方で、前記優先産業車両とは異なる前記産業車両に搭載された前記車載蓄電装置の充電を禁止する指示を行う充電制限部を備えていてもよい。
上記課題を解決する電力システムは、車載蓄電装置を搭載した複数の産業車両と、前記車載蓄電装置を蓄電装置及び系統電源を用いて充電する複数の充電装置とを備えた充電システムと、前記充電システムを制御する充電制御装置と、を備えた電力システムであって、前記産業車両は、車載検出部によって検出した前記車載蓄電装置の充電率を示す情報を前記充電制御装置に送信する車載通信部を備え、前記充電装置は、検出部によって検出した前記蓄電装置の充電率を示す情報を前記充電制御装置に送信する充電装置通信部を備え、前記充電制御装置は、前記複数の産業車両毎に現在位置を示す情報を取得する位置取得部と、前記複数の産業車両毎に前記車載蓄電装置の充電率を示す情報を取得する車載蓄電装置充電率取得部と、前記複数の充電装置毎に個別に設けられた前記蓄電装置の充電率を示す情報を取得する蓄電装置充電率取得部と、前記複数の産業車両のうち充電率が最も低い前記車載蓄電装置を搭載した前記産業車両を優先産業車両とすると、前記優先産業車両に対して、前記蓄電装置の充電率が閾値以上の前記充電装置であって前記車載蓄電装置の充電を行っていない前記充電装置のうち、前記優先産業車両の前記現在位置に最も近い前記充電装置で充電を行うように指示を行う指示部と、を備える。
優先産業車両に指示を行い、蓄電装置の充電率が閾値以上の充電装置であって車載蓄電装置の充電を行っていない充電装置のうち、優先産業車両の現在位置に最も近い充電装置で車載蓄電装置の充電を行わせることで、産業車両の稼働時間が短くなることを抑制できる。
本発明によれば、産業車両の稼働時間が短くなることを抑制できる。
以下、充電制御装置及び電力システムの一実施形態について説明する。
図1に示すように、電力システム10は、充電システム11と、充電システム11を制御する充電制御装置50と、を備える。充電システム11は、工場、港湾、公共施設、商用施設などの敷地内に設けられている。充電システム11は、複数の産業車両20と、複数の充電設備31と、を備える。
図1に示すように、電力システム10は、充電システム11と、充電システム11を制御する充電制御装置50と、を備える。充電システム11は、工場、港湾、公共施設、商用施設などの敷地内に設けられている。充電システム11は、複数の産業車両20と、複数の充電設備31と、を備える。
敷地内には、第1充電ステーションCS1と、第2充電ステーションCS2と、が設けられている。各充電ステーションCS1,CS2には、それぞれ、複数の充電設備31が設けられている。第1充電ステーションCS1と、第2充電ステーションCS2とは地理的に離間している。
敷地内には、複数の無線基地局WBが設けられている。無線基地局WBは、広域無線通信規格に準拠した通信サービスを提供する装置である。本実施形態では、広域無線通信規格として5G:第5世代移動通信システムを採用している。無線基地局WBは、電力システム10の管理者によって設定される地理的な区画であるセル毎に配置されている。例えば無線基地局WBは、半径数百m程度のエリアを1つのセルとしてカバーするように構成されている。無線基地局WBが担当するセルの大きさは適宜変更可能である。2つの充電ステーションCS1,CS2は、異なる無線基地局WBのセルに属している。
本実施形態の産業車両20は、搭乗者による操作によって動作するフォークリフトである。産業車両20は、敷地内での荷役作業に用いられる。
図2に示すように、産業車両20は、車載蓄電装置21と、車載制御部22と、車載BMS25と、車載通信部28と、表示器29と、を備える。
図2に示すように、産業車両20は、車載蓄電装置21と、車載制御部22と、車載BMS25と、車載通信部28と、表示器29と、を備える。
車載蓄電装置21は、複数の二次電池を接続したユニットである。二次電池としては、リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池など充放電可能なものであればどのようなものを用いていてもよい。本実施形態では、二次電池はリチウムイオン二次電池を用いている。
車載制御部22は、ハードウェアとしてCPUなどのプロセッサ23と、ROMやRAMなどの記憶部24を備える制御装置である。記憶部24は、処理をプロセッサ23に実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。記憶部24、すなわち、コンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。車載制御部22は、ASIC:Application Specific Integrated CircuitやFPGA:Field Programmable Gate Array等のハードウェア回路によって構成されていてもよい。車載制御部22は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASICやFPGA等の1つ以上のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含み得る。
車載検出部としての車載BMS25は、車載蓄電装置21の状態を検出するバッテリマネジメントシステムである。車載BMS25は、車載蓄電装置21の状態を検出するための車載センサ26と、車載監視部27と、を備える。車載センサ26には、少なくとも、車載蓄電装置21の端子間電圧を検出する電圧センサと、車載蓄電装置21の充放電電流を検出する電流センサとが含まれる。車載センサ26として、車載蓄電装置21の温度を検出する温度センサなどが設けられていてもよい。
車載監視部27は、プロセッサと、記憶部と、を備える制御装置である。記憶部は、処理をプロセッサに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。記憶部、すなわち、コンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。車載監視部27は、ASICやFPGA等のハードウェア回路によって構成されていてもよい。車載監視部27は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASICやFPGA等の1つ以上のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含み得る。
車載監視部27は、車載センサ26の検出結果から車載蓄電装置21の充電率を推定する。車載蓄電装置21の充電率の推定手法としては、例えば、充放電電流を積算することで車載蓄電装置21の充電率を推定する電流積算法、開回路電圧と充電率との相関から車載蓄電装置21の充電率を推定する手法を挙げることができる。また、これらの手法を組み合わせて車載蓄電装置21の充電率を推定してもよい。
車載通信部28は、充電制御装置50と通信を行うための装置である。本実施形態では、車載通信部28は、無線基地局WBを介して充電制御装置50と通信を行う。従って、車載通信部28は、第5世代移動通信システムを用いて通信を行う無線通信装置である。車載通信部28は、例えば、受信した無線信号を復調して車載制御部22に出力したり、車載制御部22から入力されたデータに応じて変調を行った無線信号を送信するテレマティクス装置である。
表示器29は、産業車両20の搭乗者が視認可能な位置に配置されたディスプレイである。表示器29には、産業車両20に関する情報が表示される。産業車両20に関する情報としては、例えば、車載蓄電装置21の残容量を挙げることができる。車載蓄電装置21の残容量を示す表示は任意である。例えば、車載蓄電装置21の残容量は、充電率[%]で表示されてもよいし、残容量の増減に応じて表示が変化するシンボルによって表示されてもよい。
産業車両20の操作者は、産業車両20により敷地内の作業場で荷役作業を行う。作業場は、敷地内において充電ステーションCS1,CS2とは異なる場所である。なお、作業場は、充電ステーションCS1,CS2とは、異なる無線基地局WBのセルに属している。
充電設備31は、産業車両20に搭載された車載蓄電装置21を充電するための設備である。充電設備31は、蓄電装置32と、蓄電BMS33と、充電装置40と、を備える。蓄電装置32、及び蓄電BMS33は、充電装置40毎に個別に設けられているといえる。
蓄電装置32は、複数の二次電池を接続したユニットである。二次電池としては、リチウムイオン二次電池やニッケル水素電池など充放電可能なものであればどのようなものを用いていてもよい。二次電池としては、車載蓄電装置21と同一種類のものを用いることが好ましい。本実施形態では、蓄電装置32の二次電池としてリチウムイオン二次電池を用いている。
蓄電BMS33は、蓄電装置32の状態を検出するバッテリマネジメントシステムである。蓄電BMS33は、蓄電装置32の状態を検出するための蓄電センサ34と、蓄電監視部35と、を備える。蓄電センサ34には、少なくとも、蓄電装置32の端子間電圧を検出する電圧センサと、蓄電装置32の充放電電流を検出する電流センサと、が含まれる。蓄電センサ34として、蓄電装置32の温度を検出する温度センサなどが設けられていてもよい。
蓄電監視部35は、ハードウェアとしてCPUなどのプロセッサと、ROMやRAMなどの記憶部を備える制御装置である。記憶部は、処理をプロセッサに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納しているといえる。蓄電監視部35は、ASICやFPGA等のハードウェア回路によって構成されていてもよい。蓄電監視部35は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASICやFPGA等の1つ以上のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含み得る。
蓄電監視部35は、蓄電センサ34の検出結果から蓄電装置32の充電率を推定する。蓄電装置32の充電率の推定手法としては、例えば、電流積算法や、開回路電圧と充電率との相関から蓄電装置32の充電率を推定する手法を挙げることができる。また、これらの手法を組み合わせて蓄電装置32の充電率を推定してもよい。
充電装置40は、充電コネクタ41と、電力変換部42と、充電装置制御部43と、充電装置通信部46と、を備える。充電装置40は、系統電源SPを通じて電力供給者から供給される電力及び蓄電装置32の電力を用いて車載蓄電装置21を充電する。充電装置40は、系統電源SPを通じて電力供給者から供給される電力を用いて蓄電装置32を充電する。
充電コネクタ41は、産業車両20に対して着脱可能である。充電コネクタ41は、充電装置40を用いて車載蓄電装置21を充電する際に産業車両20に装着される。充電コネクタ41が産業車両20に装着されることで、充電装置40から車載蓄電装置21に充電電力を供給することができる。また、充電コネクタ41が産業車両20に装着されることで、充電装置制御部43と車載制御部22とが接続され、互いに情報の送受信が可能になる。
電力変換部42は、少なくとも系統電源SPから供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを含む。電力変換部42は、AC/DCコンバータの出力を変圧させて出力するDC/DCコンバータや、蓄電装置32の電圧を変圧させて出力するDC/DCコンバータを含んでいてもよい。電力変換部42は、系統電源SP及び蓄電装置32から供給される電力を車載蓄電装置21の充電に適した電力に変換して出力することが可能である。電力変換部42から出力された電力は、充電コネクタ41を介して車載蓄電装置21に供給される。これにより、車載蓄電装置21の充電が行われる。また、電力変換部42は、系統電源SPから供給された電力を蓄電装置32の充電に適した電力に変換して出力することが可能である。
充電装置制御部43は、ハードウェアとしてCPUなどのプロセッサ44と、ROMやRAMなどの記憶部45を備える制御装置である。記憶部45は、処理をプロセッサ44に実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。記憶部45、すなわち、コンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。充電装置制御部43は、ASICやFPGA等のハードウェア回路によって構成されていてもよい。充電装置制御部43は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASICやFPGA等の1つ以上のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含み得る。充電装置制御部43と車載制御部22とは充電コネクタ41を介して互いに情報の送受信が可能である。
充電装置制御部43は、充電装置40の制御を行う。例えば、充電装置制御部43は、充電コネクタ41が産業車両20に接続され、充電装置制御部43と車載制御部22との接続が確立すると、電力変換部42を制御して車載蓄電装置21の充電を行う。例えば、充電装置制御部43は、蓄電装置32の残容量が尽きている場合には、系統電源SPを用いて車載蓄電装置21の充電を行い、蓄電装置32の残容量が尽きていない場合には系統電源SP及び蓄電装置32を用いて車載蓄電装置21の充電を行う。
また、充電装置制御部43は、電力変換部42を制御して蓄電装置32の充電を行う。蓄電装置32の充電は、充電コネクタ41が産業車両20に装着されていない状態や、車載蓄電装置21の充電が終了した場合など、車載蓄電装置21の充電を行う必要がない期間に行われる。
充電装置通信部46は、充電制御装置50と通信を行うための装置である。本実施形態では、充電装置通信部46は、無線基地局WBを介して充電制御装置50と通信を行う。従って、充電装置通信部46は、第5世代移動通信システムを用いて通信を行う無線通信装置である。充電装置通信部46は、例えば、受信した無線信号を復調して充電装置制御部43に出力したり、充電装置制御部43から入力されたデータに応じて変調を行った無線信号を送信する装置である。
充電制御装置50は、充電システム11の制御を行う。本実施形態の充電制御装置50は、エッジコンピュータである。充電制御装置50は、CPUやGPU等のプロセッサ51と、ROM及びRAMを含む記憶部52と、補助記憶装置53と、可搬型記憶媒体54が接続される接続部55と、無線通信部56と、を備える。プロセッサ51、記憶部52、補助記憶装置53及び接続部55は、互いにバスによって接続されている。
記憶部52は、処理をプロセッサ51に実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。記憶部52、すなわち、コンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。補助記憶装置53としては、ハードディスクドライブや、ソリッドステートドライブが用いられる。充電制御装置50では、ROM、補助記憶装置53、あるいは可搬型記憶媒体54から読み取ったプログラムをプロセッサ51が実行する。充電制御装置50は、ASICやFPGA等のハードウェア回路によって構成されていてもよい。充電制御装置50は、コンピュータプログラムに従って動作する1つ以上のプロセッサ、ASICやFPGA等の1つ以上のハードウェア回路、或いは、それらの組み合わせを含み得る。
無線通信部56は、車載通信部28や充電装置通信部46と通信を行うための装置である。本実施形態では、無線通信部56は、無線基地局WBを介して通信を行う。従って、無線通信部56は、第5世代移動通信システムを用いて通信を行う無線通信装置である。無線通信部56、充電装置通信部46、無線基地局WB、及び車載通信部28によってローカル5Gネットワークが構築されているといえる。無線通信部56は、例えば、受信した無線信号を復調してプロセッサ51に出力したり、プロセッサ51から入力されたデータに応じて変調を行った無線信号を送信する装置である。
次に、本実施形態の電力システム10で行われる制御について説明する。
図3に示すように、ステップS1において、車載制御部22は車両情報を車載通信部28から送信する。車両情報には、車載蓄電装置21の充電率を示す情報と、産業車両20の識別情報と、が含まれる。産業車両20の識別情報とは、車両情報がいずれの産業車両20から送信されたものであるかを充電制御装置50に識別させるための情報である。本実施形態では、産業車両20の識別情報として車載蓄電装置21のIDコードを示す情報が用いられる。車両情報には、車載蓄電装置21の温度等、種々の情報が含まれていてもよい。車載制御部22は、定期的にステップS1の処理を行い、車両情報を車載通信部28から送信する。なお、ステップS1の処理は、敷地内に設けられた各産業車両20で行われる。
図3に示すように、ステップS1において、車載制御部22は車両情報を車載通信部28から送信する。車両情報には、車載蓄電装置21の充電率を示す情報と、産業車両20の識別情報と、が含まれる。産業車両20の識別情報とは、車両情報がいずれの産業車両20から送信されたものであるかを充電制御装置50に識別させるための情報である。本実施形態では、産業車両20の識別情報として車載蓄電装置21のIDコードを示す情報が用いられる。車両情報には、車載蓄電装置21の温度等、種々の情報が含まれていてもよい。車載制御部22は、定期的にステップS1の処理を行い、車両情報を車載通信部28から送信する。なお、ステップS1の処理は、敷地内に設けられた各産業車両20で行われる。
ステップS11において、充電装置制御部43は、充電設備情報を充電装置通信部46から送信する。充電設備情報には、蓄電装置32の充電率を示す情報と、充電装置40の識別情報と、充電コネクタ41が産業車両20に装着されているか否かを示す接続情報と、が含まれる。充電装置40の識別情報とは、充電設備情報がいずれの充電装置40から送信されたものであるかを充電制御装置50に識別させるための情報である。本実施形態では、充電装置40の識別情報として蓄電装置32のIDコードを示す情報が用いられる。充電設備情報には、蓄電装置32の温度等、種々の情報が含まれていてもよい。充電装置制御部43は、定期的にステップS11の処理を行い、充電設備情報を充電装置通信部46から送信する。なお、ステップS11の処理は、敷地内に設けられた各充電装置40で行われる。
ステップS21において、充電制御装置50は、車載通信部28から送信された車両情報を受信する。また、充電制御装置50は、充電装置通信部46から送信された充電設備情報を受信する。詳細にいえば、充電制御装置50のプロセッサ51は、無線通信部56によって復調された車両情報及び充電設備情報を受信する。ステップS21の処理を行うことで、充電制御装置50は、車載蓄電装置充電率取得部及び蓄電装置充電率取得部として機能している。
ステップS22において、充電制御装置50は、受信した車両情報から産業車両20の現在位置を把握する。充電制御装置50は、車両情報を受信する度に、当該車両情報がいずれの無線基地局WBから送信されたものかを把握する。詳細にいえば、無線基地局WBから充電制御装置50に送信される無線信号には無線基地局WB毎に個別に設定された識別情報が含まれており、充電制御装置50は、この識別情報から車両情報がいずれの無線基地局WBから送信されたものかを把握することができる。充電制御装置50は、車両情報に含まれる車載蓄電装置21のIDコードと、無線基地局WBの識別情報から、産業車両20がいずれのセルに位置しているかを把握することができる。従って、本実施形態における産業車両20の現在位置とは、セル単位での位置である。ステップS22の処理を行うことで、充電制御装置50は位置取得部として機能している。
次に、ステップS23において、充電制御装置50は、産業車両20と充電装置40とのマッチングを行う。マッチングは、産業車両20と、車載蓄電装置21の充電を行っていない充電装置40、即ち、充電コネクタ41が産業車両20に装着されていない充電装置40とで行われる。充電コネクタ41が産業車両20に装着されているか否かは、充電装置40から送信された接続情報から判定することができる。
充電制御装置50は、ゲーム理論による最適化により産業車両20と充電装置40とをマッチングさせる。ゲーム理論による最適化は、車載蓄電装置21の充電率、産業車両20の現在位置、及び蓄電装置32の充電率に基づいて行われている。詳細に言えば、車載蓄電装置21の充電率が低いほど蓄電装置32の充電率が高い充電装置40にマッチングされやすく、産業車両20と、当該産業車両20の現在位置に近い充電装置40とがマッチングされやすいようにゲーム理論による最適化は行われている。
例えば、図4に示すように、4つの産業車両20と4つの充電装置40とをマッチングさせる場合を想定する。なお、図4では、産業車両20の数と充電装置40の数とを一致させているが、産業車両20の数と充電装置40の数とは一致していなくてもよい。
4つの産業車両20をそれぞれ、第1産業車両20A、第2産業車両20B、第3産業車両20C、第4産業車両20Dとする。第1産業車両20Aに搭載された車載蓄電装置21を第1車載蓄電装置21A、第2産業車両20Bに搭載された車載蓄電装置21を第2車載蓄電装置21B、第3産業車両20Cに搭載された車載蓄電装置21を第3車載蓄電装置21C、第4産業車両20Dに搭載された車載蓄電装置21を第4車載蓄電装置21Dとする。なお、図4では、車載蓄電装置21の充電率をインジケータM1で模式的に示している。
4つの充電装置40をそれぞれ、第1充電装置40A、第2充電装置40B、第3充電装置40C、第4充電装置40Dとする。第1充電装置40Aに接続された蓄電装置32を第1蓄電装置32A、第2充電装置40Bに接続された蓄電装置32を第2蓄電装置32B、第3充電装置40Cに接続された蓄電装置32を第3蓄電装置32C、第4充電装置40Dに接続された蓄電装置32を第4蓄電装置32Dとする。なお、図4では、蓄電装置32の充電率をインジケータM2で模式的に示している。
4つの車載蓄電装置21のうち、第2車載蓄電装置21Bの充電率は最も低く、第1車載蓄電装置21Aの充電率は2番目に低い。第3車載蓄電装置21Cの充電率は3番目に低く、第4車載蓄電装置21Dの充電率は最も高い。複数の産業車両20のうち充電率が最も低い車載蓄電装置21を搭載した産業車両20を優先産業車両とすると、4つの産業車両20のうち第2産業車両20Bが優先産業車両となる。
4つの蓄電装置32のうち、第4蓄電装置32Dの充電率は最も低く、第3蓄電装置32Cの充電率は2番目に低い。第2蓄電装置32Bの充電率は3番目に低く、第1蓄電装置32Aの充電率は最も高い。
充電制御装置50は、4つの蓄電装置32のうち充電率が閾値以上のものを抽出する。本実施形態では、閾値として、蓄電装置32を用いて優先産業車両に搭載された車載蓄電装置21を充電する際に、車載蓄電装置21が目標充電率に到達するまで蓄電装置32の残容量が尽きないように設定されている。即ち、車載蓄電装置21が目標充電率に到達するまで蓄電装置32を用いた充電を行えるように設定されている。閾値は、優先産業車両の車載蓄電装置21の充電率が低いほど高い値になるといえる。目標充電率は、産業車両20の管理者などが任意に設定することができる。図4に示す例では、充電率が閾値以上の蓄電装置32として第1蓄電装置32A及び第2蓄電装置32Bが抽出される。
充電制御装置50は、第1蓄電装置32Aが接続されている第1充電装置40A、及び第2蓄電装置32Bが接続されている第2充電装置40Bのうち、優先産業車両である第2産業車両20Bの現在位置に近い方と第2産業車両20Bとをマッチングさせる。なお、充電制御装置50は、敷地内の地図情報を記憶部52や補助記憶装置53に記憶しており、充電装置40の識別情報に対応付けて敷地内での充電装置40の位置を記憶している。このため、第2産業車両20Bの現在位置と各充電装置40との位置関係を把握することができ、第1充電装置40A及び第2充電装置40Bのうちいずれが第2産業車両20Bに近いかを把握することができる。図4に示す例では、第2産業車両20Bは第1充電装置40Aにマッチングされる。これにより、充電制御装置50は、優先産業車両である第2産業車両20Bに対して、蓄電装置32の充電率が閾値以上の充電装置40のうち第2産業車両20Bの現在位置に最も近い充電装置40をマッチングさせることができる。
第1産業車両20A、第3産業車両20C、及び第4産業車両20Dに対しても、第2産業車両20Bと同様にマッチングが行われる。第1車載蓄電装置21Aは、第3車載蓄電装置21C及び第4車載蓄電装置21Dよりも充電率が低い。充電制御装置50は、蓄電装置32を用いて第1車載蓄電装置21Aを充電する際に、第1車載蓄電装置21Aが目標充電率に到達するまで蓄電装置32の残容量が尽きないと想定される充電装置40を抽出する。図4に示す例では、第1充電装置40A、第2充電装置40B及び第3充電装置40Cが抽出される。第1充電装置40Aは、第2産業車両20Bとマッチングされているため、充電制御装置50は第2充電装置40B及び第3充電装置40Cのうち第1産業車両20Aの現在位置に近い方である第3充電装置40Cと第1産業車両20Aとをマッチングさせる。同様に、第3産業車両20Cは第2充電装置40Bに、第4産業車両20Dは第4充電装置40Dにマッチングされる。
図3に示すように、ステップS24において、充電制御装置50は、各産業車両20に指示情報を送信する。指示情報とは、各産業車両20に対して、ステップS23でマッチングされた充電装置40を指示するための情報である。図4に示す例では、第1産業車両20Aに対しては第3充電装置40C、第2産業車両20Bに対しては第1充電装置40A、第3産業車両20Cに対しては第2充電装置40B、第4産業車両20Dに対しては第4充電装置40Dを指示するように指示情報が送信される。指示情報とは、例えば、充電装置40の識別情報である。ステップS24の処理を行うことで、充電制御装置50は、指示部として機能している。
ステップS2において、車載制御部22は、指示情報を受信すると、指示情報で指示された充電装置40での充電を促すように表示器29に表示を行う。例えば、充電装置40に固有の番号などが付されている場合には、充電装置40に対応した番号を表示器29に表示してもよいし、指示情報で指示された充電装置40の位置を示す情報を表示器29に表示してもよい。即ち、指示情報で指示された充電装置40での充電を促す表示は、任意に設定することができる。
ステップS25において、充電制御装置50は、各充電装置40に許容情報を送信する。許容情報とは、各充電装置40に対して、ステップS23でマッチングされた産業車両20を通知するための情報である。図4に示す例では、第3充電装置40Cに対しては第1産業車両20A、第1充電装置40Aに対しては第2産業車両20B、第2充電装置40Bに対しては第3産業車両20C、第4充電装置40Dに対しては第4産業車両20Dを通知するように許容情報が送信される。許容情報とは、例えば、産業車両20の識別情報である。ステップS25の処理を行うことで、充電制御装置50は、充電制限部として機能している。
ステップS12において、充電装置制御部43は、許容情報を受信すると、許容情報で通知された産業車両20に搭載された車載蓄電装置21の充電を許容する。一方で、充電装置制御部43は、許容情報で通知された産業車両20とは異なる産業車両20に搭載された車載蓄電装置21の充電を禁止する。図4に示す例では、第3充電装置40Cでは第1車載蓄電装置21A、第1充電装置40Aでは第2車載蓄電装置21B、第2充電装置40Bでは第3車載蓄電装置21C、第4充電装置40Dでは第4車載蓄電装置21Dの充電がそれぞれ許容される。
充電コネクタ41が産業車両20に接続され、車載制御部22と充電装置制御部43との接続が確立すると、充電装置制御部43は、車載制御部22から産業車両20の識別情報を取得する。充電装置制御部43は、許容情報で通知された産業車両20の識別情報と、車載制御部22から取得した産業車両20の識別情報とを照合し、両識別情報が一致している場合には、車載蓄電装置21の充電を行う。一方で、充電装置制御部43は、両識別情報が一致しない場合には、車載蓄電装置21の充電を行わない。この場合、充電装置制御部43は、充電を行えない旨の報知を行ってもよい。例えば、充電装置40が表示部を備えている場合には表示部に充電を行えない旨を表示してもよいし、ブザー音による報知を行ってもよい。また、充電装置制御部43は車載制御部22に指令を送信することで、産業車両20の表示器29に充電を行えない旨の表示を行わせてもよい。
充電制御装置50は、ステップS21〜ステップS25の処理を定期的に行ってもよい。また、充電制御装置50は、充電条件の成立を契機としてステップS21〜ステップS25の処理を行ってもよい。充電条件とは、車載蓄電装置21の充電が行われ得る状況を判定するための条件である。充電条件としては、例えば、各産業車両20のいずれかの車載蓄電装置21の充電率が充電閾値を下回ったこと、各産業車両20のいずれかが充電ステーションCS1,CS2に進入したこと等が挙げられる。充電閾値としては、車載蓄電装置21の充電率の低下により搭乗者が車載蓄電装置21の充電を行うと想定される値が設定される。充電閾値としては、例えば、20%〜40%の値が設定される。各産業車両20のいずれかが充電ステーションCS1,CS2に進入した場合、搭乗者が車載蓄電装置21の充電を行うと想定される。産業車両20が充電ステーションCS1,CS2に進入したことは、無線基地局WBの切り替わりにより判定することができる。なお、充電条件としては、単数の条件が設定されていてもよいし、複数の条件が設定されていてもよい。充電条件として複数の条件が設定されている場合、少なくともいずれかが成立した場合に充電条件が成立したと判定してもよいし、全ての条件の成立により充電条件が成立したと判定してもよい。また、充電制御装置50は、ステップS21〜ステップS23の処理を定期的に行い、充電条件の成立を契機としてステップS24及びステップS25の処理を行ってもよい。
本実施形態の作用について説明する。
敷地内では、複数の産業車両20が稼働しており、産業車両20の搭乗者は車載蓄電装置21の充電率が低くなると、充電ステーションCS1,CS2に移動し、充電装置40を用いて車載蓄電装置21の充電を行う。車載蓄電装置21を同一の充電率まで充電する場合、車載蓄電装置21の充電率が低いほど車載蓄電装置21を充電するのに要する時間が長くなる。このため、優先産業車両に搭載された車載蓄電装置21の充電を行う際には、蓄電装置32の残容量が不足しやすい。また、産業車両20の現在位置から充電装置40までの距離が長いと、移動に要する時間が長くなり、移動のために消費される車載蓄電装置21の電力が大きくなる。
敷地内では、複数の産業車両20が稼働しており、産業車両20の搭乗者は車載蓄電装置21の充電率が低くなると、充電ステーションCS1,CS2に移動し、充電装置40を用いて車載蓄電装置21の充電を行う。車載蓄電装置21を同一の充電率まで充電する場合、車載蓄電装置21の充電率が低いほど車載蓄電装置21を充電するのに要する時間が長くなる。このため、優先産業車両に搭載された車載蓄電装置21の充電を行う際には、蓄電装置32の残容量が不足しやすい。また、産業車両20の現在位置から充電装置40までの距離が長いと、移動に要する時間が長くなり、移動のために消費される車載蓄電装置21の電力が大きくなる。
従って、敷地内で用いられる全ての産業車両20の稼働時間を考慮した場合、車載蓄電装置21の充電率が低いほど蓄電装置32の充電率が高い充電装置40で充電され、かつ、産業車両20から近い充電装置40で充電を行うことが好ましい。優先産業車両の車載蓄電装置21を蓄電装置32の充電率が閾値未満の充電装置40で充電したとすると、車載蓄電装置21の充電率が目標充電率に到達する前に蓄電装置32の残容量が尽きる。蓄電装置32の残容量が尽きると、以降は系統電源SPの電力のみで充電が行われるため、車載蓄電装置21の充電時間が長くなる。また、車載蓄電装置21の充電率が高いにも関わらず、蓄電装置32の充電率が高い充電装置40で充電が行われると、蓄電装置32の充電率が高い充電装置40が車載蓄電装置21の充電率が高い産業車両20によって使用されることになる。この場合、充電率が低い車載蓄電装置21を、蓄電装置32の充電率が低い充電装置40を用いて充電せざるを得ない状況が生じる。即ち、産業車両20と充電装置40とのミスマッチが生じ得る。特に、優先産業車両に搭載された車載蓄電装置21については、充電時間が最も長くなるため、優先産業車両と充電装置40とのミスマッチが生じ、車載蓄電装置21の充電に要する時間が長くなると、優先産業車両の稼働時間だけでなく、優先産業車両とは異なる産業車両20の稼働時間も短くなるおそれがある。例えば、充電装置40で車載蓄電装置21を充電している間は蓄電装置32を充電することができないため、優先産業車両と充電装置40とのミスマッチが生じ、車載蓄電装置21の充電に要する時間が長くなると、蓄電装置32の充電に使用できる時間が短くなる。また、優先産業車両と充電装置40とのミスマッチが生じ、車載蓄電装置21の充電に要する時間が長くなると、優先産業車両が充電装置40を占有する時間が長くなる。優先産業車両とは異なる産業車両20は、優先産業車両で使用されていない充電装置40を使用して車載蓄電装置21を充電することになるため、産業車両20を分散させることができない場合がある。すると、優先産業車両とは異なる産業車両20に搭載された車載蓄電装置21を充電する際にも、蓄電装置32の残容量が不足する場合があり、電力システム10全体として産業車両20の稼働時間が短くなるおそれがある。
本実施形態では、優先産業車両に充電装置40を指示することで、優先産業車両と充電装置40とのミスマッチが生じることを抑制している。これにより、優先産業車両の車載蓄電装置21の充電を行う際に、蓄電装置32の残容量が不足することを抑制できる。また、優先産業車両が充電装置40まで移動する時間も短く、移動により消費される車載蓄電装置21の電力も少ない。
本実施形態の効果について説明する。
(1)充電制御装置50は、車載蓄電装置21の充電を行う際に用いる充電装置40を優先産業車両に指示する。充電制御装置50に指示された充電装置40で車載蓄電装置21の充電を行うことで、優先産業車両の稼働時間が短くなることを抑制できる。
(1)充電制御装置50は、車載蓄電装置21の充電を行う際に用いる充電装置40を優先産業車両に指示する。充電制御装置50に指示された充電装置40で車載蓄電装置21の充電を行うことで、優先産業車両の稼働時間が短くなることを抑制できる。
(2)蓄電装置32の充電率が閾値以上の充電装置40のうち優先産業車両から最も近い充電装置40と優先産業車両とをマッチングさせることで、車載蓄電装置21の充電時間が長くなることを抑制できる。結果として、電力システム10全体として産業車両20の稼働時間が短くなることを抑制できる。
(3)充電制御装置50は、充電装置40に許容情報を送信する。従って、充電制御装置50は、優先産業車両に指示した充電装置40に対して、優先産業車両に搭載された車載蓄電装置21の充電を許容する一方で、優先産業車両とは異なる産業車両20に搭載された車載蓄電装置21の充電を禁止する指示を行うことになる。優先産業車両に指示情報を送信してから、優先産業車両が充電装置40に移動するまでの間に、優先産業車両に指示した充電装置40が優先産業車両とは異なる産業車両20に使用されることを抑制できる。
実施形態は、以下のように変更して実施することができる。実施形態及び以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○充電制御装置50は、1つの充電装置40に対して、複数の産業車両20をマッチングさせてもよい。例えば、充電制御装置50は、充電装置40毎に優先順位の高い2つの産業車両20をマッチングさせる。この場合、充電装置40では、優先順位の高い2つの産業車両20に搭載された車載蓄電装置21を充電することができる。
○充電制御装置50は、1つの充電装置40に対して、複数の産業車両20をマッチングさせてもよい。例えば、充電制御装置50は、充電装置40毎に優先順位の高い2つの産業車両20をマッチングさせる。この場合、充電装置40では、優先順位の高い2つの産業車両20に搭載された車載蓄電装置21を充電することができる。
○充電制御装置50は、サーバーなど、充電システム11を制御できるものであれば、どのような装置であってもよい。
○車載蓄電装置21の充電率を示す情報とは、車載蓄電装置21の開回路電圧、車載蓄電装置21の残容量など、車載蓄電装置21の充電率と相関のあるものであればよい。即ち、車載蓄電装置21の充電率を示す情報とは、充電率そのものを示す情報に限らず、充電率を推定することができる情報であればよい。同様に、蓄電装置32の充電率を示す情報とは、蓄電装置32の開回路電圧、蓄電装置32の残容量など、蓄電装置32の充電率と相関のあるものであればよい。
○車載蓄電装置21の充電率を示す情報とは、車載蓄電装置21の開回路電圧、車載蓄電装置21の残容量など、車載蓄電装置21の充電率と相関のあるものであればよい。即ち、車載蓄電装置21の充電率を示す情報とは、充電率そのものを示す情報に限らず、充電率を推定することができる情報であればよい。同様に、蓄電装置32の充電率を示す情報とは、蓄電装置32の開回路電圧、蓄電装置32の残容量など、蓄電装置32の充電率と相関のあるものであればよい。
○車載検出部としては、車載蓄電装置21の充電率を推定することができれば、どのようなものであってもよい。例えば、車載検出部としては、車載蓄電装置21の端子間電圧を検出する電圧センサ及び車載蓄電装置21の充放電電流を検出する電流センサの少なくともいずれかと、これらのセンサの検出結果から車載蓄電装置21の充電率を推定する推定部を備えていればよい。推定部は、専用の装置であってもよいし、車両の制御を行う装置に推定部としての機能を備えさせてもよい。同様に、検出部としては、蓄電装置32の充電率を推定することができれば、どのようなものであってもよい。
○産業車両20としては、搭乗者による操作が行われることなく動作する自動運転の産業車両であってもよい。この場合、車載制御部22は、指示情報で指示された充電装置40で充電を行う。産業車両20を自動運転の産業車両とする場合、指示情報で指示された充電装置40とは異なる充電装置40を使用して車載蓄電装置21の充電が行われることが抑制されるため、充電制御装置50は許容情報を送信しなくてもよい。
○充電制御装置50は、ステップS25の処理を行わなくてもよい。即ち、充電制御装置50は、充電制限部を備えていなくてもよい。
○産業車両20の現在位置は、産業車両20で推定された自己位置であってもよい。自己位置の推定は、例えば、GPS衛星信号を受信して位置情報を求めるGPS装置、オドメトリ、ミリ波レーダーやステレオカメラなどの周辺環境の構造を認識するための装置を用いて行うことができる。この場合、車載制御部22は、自己位置の推定によって得られた自己位置の情報を車両情報として充電制御装置50に送信する。これにより、充電制御装置50は、産業車両20の現在位置を取得することができる。
○産業車両20の現在位置は、産業車両20で推定された自己位置であってもよい。自己位置の推定は、例えば、GPS衛星信号を受信して位置情報を求めるGPS装置、オドメトリ、ミリ波レーダーやステレオカメラなどの周辺環境の構造を認識するための装置を用いて行うことができる。この場合、車載制御部22は、自己位置の推定によって得られた自己位置の情報を車両情報として充電制御装置50に送信する。これにより、充電制御装置50は、産業車両20の現在位置を取得することができる。
○敷地内に設けられる充電ステーションCS1,CS2は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
○充電制御装置50は、第1充電ステーションCS1の充電装置40の全てを同一位置にあるとみなし、第2充電ステーションCS2の充電装置40の全てを同一位置にあるとみなしてもよい。即ち、充電制御装置50は産業車両20に最も近い充電装置40を判定する際に、産業車両20から第1充電ステーションCS1までの距離と産業車両20から第2充電ステーションCS2までの距離とを比較すればよい。
○充電制御装置50は、第1充電ステーションCS1の充電装置40の全てを同一位置にあるとみなし、第2充電ステーションCS2の充電装置40の全てを同一位置にあるとみなしてもよい。即ち、充電制御装置50は産業車両20に最も近い充電装置40を判定する際に、産業車両20から第1充電ステーションCS1までの距離と産業車両20から第2充電ステーションCS2までの距離とを比較すればよい。
○蓄電装置32の出力する電力は、電力変換部42による電力変換を行わないで出力されてもよい。即ち、蓄電装置32から出力される電力が車載蓄電装置21に直接供給されるようにしてもよい。
○充電制御装置50は、優先産業車両に対して、蓄電装置32の充電率が閾値以上の充電装置40であって車載蓄電装置21の充電を行っていない充電装置40のうち、優先産業車両の現在位置に最も近い充電装置40で充電を行うように指示を行えればよい。即ち、優先産業車両とは異なる産業車両20に対して指示される充電装置40は任意である。また、優先産業車両とは異なる産業車両20に対しては、充電装置40の指示を行わなくてもよい。
○車載通信部28、充電装置通信部46及び無線通信部56は、任意の通信方式で情報の送受信を行うことができる。例えば、車載通信部28、充電装置通信部46及び無線通信部56は、LPWA通信方式、IEEE802.11の規格に準拠した通信方式などで情報の送受信を行ってもよい。
○位置取得部、車載蓄電装置充電率取得部、蓄電装置充電率取得部、指示部、及び充電制限部は、個別の装置であってもよい。
10…電力システム、11…充電システム、20…産業車両、21…車載蓄電装置、25…車載検出部としての車載BMS、28…車載通信部、32…蓄電装置、33…検出部としての蓄電BMS、40…充電装置、46…充電装置通信部、50…位置取得部、車載蓄電装置充電率取得部、蓄電装置充電率取得部、指示部、及び充電制限部として機能する充電制御装置。
Claims (3)
- 車載蓄電装置を搭載した複数の産業車両と、前記車載蓄電装置を蓄電装置及び系統電源を用いて充電する複数の充電装置とを備えた充電システムを制御する充電制御装置であって、
前記複数の産業車両毎に現在位置を示す情報を取得する位置取得部と、
前記複数の産業車両毎に前記車載蓄電装置の充電率を示す情報を取得する車載蓄電装置充電率取得部と、
前記複数の充電装置毎に個別に設けられた前記蓄電装置の充電率を示す情報を取得する蓄電装置充電率取得部と、
前記複数の産業車両のうち充電率が最も低い前記車載蓄電装置を搭載した前記産業車両を優先産業車両とすると、前記優先産業車両に対して、前記蓄電装置の充電率が閾値以上の前記充電装置であって前記車載蓄電装置の充電を行っていない前記充電装置のうち、前記優先産業車両の前記現在位置に最も近い前記充電装置で充電を行うように指示を行う指示部と、を備える充電制御装置。 - 前記指示部が前記優先産業車両に指示した前記充電装置に対して、前記優先産業車両に搭載された前記車載蓄電装置の充電を許容する一方で、前記優先産業車両とは異なる前記産業車両に搭載された前記車載蓄電装置の充電を禁止する指示を行う充電制限部を備える請求項1に記載の充電制御装置。
- 車載蓄電装置を搭載した複数の産業車両と、前記車載蓄電装置を蓄電装置及び系統電源を用いて充電する複数の充電装置とを備えた充電システムと、
前記充電システムを制御する充電制御装置と、を備えた電力システムであって、
前記産業車両は、
車載検出部によって検出した前記車載蓄電装置の充電率を示す情報を前記充電制御装置に送信する車載通信部を備え、
前記充電装置は、
検出部によって検出した前記蓄電装置の充電率を示す情報を前記充電制御装置に送信する充電装置通信部を備え、
前記充電制御装置は、
前記複数の産業車両毎に現在位置を示す情報を取得する位置取得部と、
前記複数の産業車両毎に前記車載蓄電装置の充電率を示す情報を取得する車載蓄電装置充電率取得部と、
前記複数の充電装置毎に個別に設けられた前記蓄電装置の充電率を示す情報を取得する蓄電装置充電率取得部と、
前記複数の産業車両のうち充電率が最も低い前記車載蓄電装置を搭載した前記産業車両を優先産業車両とすると、前記優先産業車両に対して、前記蓄電装置の充電率が閾値以上の前記充電装置であって前記車載蓄電装置の充電を行っていない前記充電装置のうち、前記優先産業車両の前記現在位置に最も近い前記充電装置で充電を行うように指示を行う指示部と、を備える電力システム。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
WO2023218907A1 (ja) * | 2022-05-12 | 2023-11-16 | 村田機械株式会社 | 搬送車システム、及び搬送車制御方法 |
-
2020
- 2020-04-23 JP JP2020076725A patent/JP2021175257A/ja active Pending
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