JP2021172882A - 鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法 - Google Patents

鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法 Download PDF

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祁成林
cheng lin Qi
馮根生
Gen Sheng Feng
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Abstract

【課題】鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法の提供。【解決手段】焼結トロリーが焼結排ガス成分をテストし、点火前にサンプリングチューブ及び熱電対を挿入し、煙道ガス分析計が煙道ガス成分及び煙道ガス温度を記録し、次にサンプリングチューブ及びピトットチューブを挿入して焼結機風箱における煙道ガス成分、温度及び動圧をテストし、次にサンプリングチューブを挿入して大煙道における煙道ガス成分、温度及び動圧をテストし、最後にファン入口における煙道ガス成分、温度及び動圧をテストする。本方法は二酸化炭素バランス、酸素バランス、炭素バランスを結合する計算方法を採用し、操作性が高く、テスト手段及びテストデータが多く、テスト頻度が高く、計算方法が科学的である。【選択図】図1

Description

本発明は焼結プロセス技術分野に関し、特に鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法に関する。
焼結生産は「風」を綱とし、風は2種類に分けられ、1つは焼結ケーキを通過する有効な風で、もう1つは漏れスポットを通過する不要な風である。焼結過程における不要な風は少ないほどよく、焼結メインポンピングパワーは一定で、不要な漏風が多ければ多いほど、材料層を通過する有効な風は少なくなり、焼結鉱の品質、生産量、単位電力消費、固体燃料消費、工程エネルギー消費及び焼結機生産作業率などの各経済技術指標に対する影響は大きい。そして、焼結機漏風率は冶金環境保護参入を測定する一つの重要な指標でもある。
焼結機漏風箇所は多数あり、主に1)換気扇と焼結各風箱との間の漏風、2)焼結機の頭尾シール装置とトロリー底面との間の漏風、3)焼結トロリー本体の漏風、4)トロリーとベローズスライドウェイとの間の漏風に集中している。焼結システムへの改良により、経済効果は最も直観的で、焼結漏風率は10%低下し、焼結鉱の生産量は5%向上し、電力消費は1.5kWh/t以上低下し、焼結鉱の品質は明らかに向上し、焼結材料層の通気性が向上する。
焼結機漏風率をいかに的確に測定するかは依然として冶金業界の1つの難点である。焼結生産環境が限られているため、多くの焼結機漏風率のテストは非常に簡単で、1つの大きな煙道の酸素含有量をテストするだけでよく、また理論あるいは想像にとどまっているだけのものも多く、多くのデータは憶測なものであり、最後に焼結漏風率を算出するが、これは非科学的である。1)流量法について、焼結漏風は主に総風量に対する漏風量の比であり、各部の風量を直接測定することが最も直接的な方法であるが、操作の角度から、焼結は高温運転ではほとんど不可能である。2)シール法について、焼結機静止状態での流量法では、テストデータに非常に大きなばらつきがある。3)材料表面風速法について、熱球風速計を用いて材料表面風速を測定し、材料表面風量を算出し、有効な風量とする。この方法に関する報告が少なく、計算データも納得できない。4)漏風点風速測定法について、漏れポイントは探しにくく、漏風をテストすることそのものは漏れポイントを探す方式であり、本末転倒である。5)経験式の推定法について、大部分のテスト者が喜んで受け入れたものであり、テスト点が少なく、操作が便利であるが、精度が悪く、結果の意味が限られている。6)ガスバランス計算法について、現在知られている比較的適切な方法であるが、測定点が多く、仕事量が多く、テスト精度に限界があるという問題がある。7)流体エネルギー保存による焼結機本体漏風率の等価テスト方法、8)ソフト測定モデルによる焼結機漏風率の推定。
上記方法によっても焼結機漏風率をテストする多くの特許が導き出された。
特許文献1は、鉄鉱焼結漏風率の検出方法であって、焼結過程の有効な風量測定及び計算方法を改善することにより、評価値計算の代わりに曲線積分の方法を用いる。
特許文献2は、焼結機換気システム及び漏風検出判定方法であって、レーザ酸素含有量分析計により総酸素含有量の傾向を検出し、尾部プロセス漏風を判定する。
特許文献3は、焼結機システムの漏風率を測定する方法で、焼結過程においてNが反応に参与せず、Nバランスを行う漏風測定方法を開示し、焼結トロリーの側板の高さを上に延ばし、焼結材料層の厚さは変えず、焼結材料層の上方にマテリアルスペースを形成させ、生産の時に、マテリアルスペースに給風緩衝帯を形成し、焼結トロリーの側板頂部の給風風速が各点で均一になり、焼結材料層の通気性及びエッジ効果の問題による材料層上方の各点における給風速度の深刻な不均一の状況を解決し、焼結材料層の給風速度V前を測定する的確性に便利である。
特許文献4は、焼結機漏風率のテスト方法はオルソアナライザーを用いて、COとOの2成分の含有量をテストし、薬剤は30%の水酸化カリウム、焦性没食子酸を採用した。
特許文献5は、流体エネルギー保存による焼結機本体漏風量の等価テスト方法であって、焼結漏風の2段階のテストに分けて、第一の段階では、焼結機トロリー負荷生産テストであり、各風箱枝管の全圧、密度、温度、流速をテストして、風箱枝管ごとの質量流量を求め、第二の段階では、焼結機トロリー空荷静密封テストであり、等価テスト焼結機セクションの風箱負荷ごとの等価漏風量をテストすることを開示する。
特許文献6は、焼結機本体漏風率の測定方法であって、電対により各セクションの温度を測定し、焼結機漏風率を推定する方法を開示する。
各種のテスト方法にはその長所と短所、応用性と限界があるが、どのように焼結システムの漏風率をシステム的且つ的確に測定するかは依然として難題であり、同様に焼結機漏風率はまた迅速な結果が得られるコスト削減、効率向上、環境保護にやさしい重要な手段。
中国特許出願公開第109490001号明細書 中国特許出願公開第110345767号明細書 中国特許出願公開第104034371号明細書 中国特許出願公開第101995448号明細書 中国特許出願公開第108020384号明細書 中国特許出願公開第1661311号明細書
本発明は操作性が強く、テスト手段及びテストデータが多く、テストシステムが完備である鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法を提供するという技術問題を解決しようとする。
該方法において、まず焼結トロリーが焼結排ガス成分をテストし、点火前にサンプリングチューブ及び熱電対を挿入し、煙道ガス分析計が煙道ガス成分及び煙道ガス温度を記録し、次にサンプリングチューブ及びピトットチューブを挿入して焼結機風箱における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、次にサンプリングチューブを挿入して大煙道における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、最後にサンプリングチューブを挿入してファン入口における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、各点におけるCO、O、COの温度及び動圧をテストし、二酸化炭素バランス、酸素バランス及び炭素バランスの計算方法を採用して計算を行い、焼結機本体漏風率と焼結除塵システムの漏風率を加算して、焼結機システムの漏風率を得て、ここで、サンプリング中に焼結機の正常な生産を保証する。
具体的には次のようなステップを含み、
(1)焼結トロリーが焼結排ガス成分をテストすることについて、点火前に焼結トロリーにサンプリングチューブ及び熱電対を挿入し、煙道ガス分析計により煙道ガス成分MO2(1)、MCO(1)、MCO2(1)及び煙道ガス温度Tを記録し、ただし、MO2(1)は点火前の焼結トロリーにおけるO含有量、MCO(1)は点火前の焼結トロリーにおけるCO含有量、MCO2(1)は点火前の焼結トロリーにおけるCO含有量であり、
(2)焼結機風箱における煙道ガス成分、温度及び動圧について、点火後にサンプリングチューブ及びピトットチューブを挿入して風箱煙道ガス成分MO2(2)、MCO(2)、MCO2(2)、安定後の風箱における煙道ガス温度T及び安定後の風箱における動圧Hdp2をテストし、煙道ガス成分は成分安定後の平均値を取り、ただし、MO2(2)は安定後の風箱におけるO含有量であり、MCO(2)は安定後の風箱におけるCO含有量であり、MCO2(2)は安定後の風箱におけるCO含有量であり、
(3)大煙道における煙道ガス成分、温度及び動圧について、点火後にサンプリングチューブを挿入して大煙道における煙道ガス成分MO2(3)、MCO(3)、MCO2(3)、大煙道における平均煙道ガス温度T及び大煙道における平均動圧Hdp3をテストし、ただし、MO2(3)は大煙道におけるOの平均含有量であり、MCO(3)は大煙道におけるCOの平均含有量であり、MCO2(3)は大煙道におけるCOの平均含有量であり、
(4)ファン入口における煙道ガス成分、温度及び動圧について、点火後にファン入口における煙道ガス成分MO2(4)、MCO(4)、MCO2(4)、ファン入口における平均温度T及びファン入口における平均動圧Hdp4をテストし、ただしMO2(4)はファン入口におけるO平均含有量、MCO(4)はファン入口におけるCO平均含有量、MCO2(4)はファン入口におけるCO平均含有量であり、
ここで、ステップ(1)でサンプリングチューブの測定点は火格子(grate)の下方にあり、挿入深さは1000−1200mmであり、煙道ガス分析計のデータ記録頻度は5s/組であり、テスト時間は点火器を出てから焼結機尾の最後の風箱までであり、ステップ(2)でサンプリングチューブ及びピトットチューブの挿入深さは500mm以上でありかつ平らにして固定し、データ記録頻度は5s/組であり、テスト時間は3分以上であり、ステップ(3)で、サンプリングチューブの挿入深さは1000mm以上であり、挿入領域は成層圏で、テスト時間は5分以上であり、データ記録頻度は5s/組であり、ステップ(4)でサンプリングチューブの挿入深さが1000mm以上であり、テスト時間が5分以上であり、データ記録頻度が5s/組である。
焼結機本体漏風率の計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
ただし、
δは焼結機本体漏風率で、%であり、δはi号風箱の漏風率で、%であり、nは風箱の数である。
i号風箱の漏風率の計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
ただし、
Liはi号風箱の漏風量であり、単位はm/minであり、Qはi号風箱の総風量であり、単位はm/minであり、
の計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
ただし、
は煙道ガス流量であり、単位はm/minであり、Qの計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
ただし、
は風箱の立管断面積であり、単位はmであり、Kはピトットチューブ修正係数であり、Hdpiはダクト内の煙道ガス動圧の平均値であり、単位はkPaであり、i=2、3、4であり、Pはダクト内の絶対圧力であり、単位はkPaであり、Pは標準大気圧力であり、単位はkPaであり、tはダクト内の煙道ガス温度であり、単位は℃であり、ρは煙道ガス密度であり、単位はkg/Nmであり、gは重力の加速度9.8m/sであり、
Liの計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
ただし、
Kは焼結機システムのi番目の風箱の平均漏風係数で、%であり、Kの計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
ただし、
CO2は測定点で取ったガスのCO含有量変化の漏風率で、%であり、KO2は測定点で取ったガスO含有量変化の漏風率で、%であり、Kは測定点での炭素含有量変化から求めた漏風率で、%である。
CO2の計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
O2の計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
ただし、
O2(atm)は大気中の実測O含有量で、%であり、
の計算式は以下の通りである。
Figure 2021172882
焼結除塵システムの漏風率の計算式は以下の通りであり、
Figure 2021172882
ただし、
δIIは焼結除塵システムの漏風率で、%であり、QLiiは焼結除塵漏風量であり、単位はm/minであり、QIIは焼結除塵総風量で、単位はm/minであり、QII=Qであり、そうすると、焼結機システムの漏風率δΣの計算式は以下の通りである。
Figure 2021172882
本発明は焼結機の正常生産下で、焼結材料面に陥没などの生産異常があれば、すべて「廃サンプル」と見なし、再測定する必要がある。
本発明の上記技術内容の有益な効果は以下の通りである。
上記の方案の中で、本発明は操作性が強く、テスト手段及びテストデータが多く、テストシステムが完備で、的確的且つシステム的に焼結機の各セクションのシステム漏風率をテストすることができ、焼結システムの漏れを補うために理論的根拠を提供する。
図1は本発明の焼結システムの漏風率の煙道ガステストサンプリングポイントの模式図である。 図2は本発明の焼結機及び風箱のテストサンプリングポイントの模式図である。 図3は本発明の焼結機除塵機の漏風テストのサンプリングポイントの模式図である。 図4は本発明の焼結トロリーの煙道ガスOテスト結果の模式図である。 図5は本発明の焼結トロリーの煙道ガスCOテスト結果の模式図である。 図6は本発明の焼結トロリーの煙道ガスCOテスト結果の模式図である。
本発明が解決しようとする技術的課題、技術内容及び利点をより明確にするために、添付図面及び具体的な実施例を参照して以下に詳細に説明する。
本発明は鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法を提供し、該方法において、まず焼結トロリーが焼結排ガス成分をテストし、点火前にサンプリングチューブ及び熱電対を挿入し、煙道ガス分析計が煙道ガス成分及び煙道ガス温度を記録し、次にサンプリングチューブ及びピトットチューブを挿入して焼結機風箱における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、次にサンプリングチューブを挿入して大煙道における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、最後にサンプリングチューブを挿入してファン入口における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、各点におけるCO、O、COの温度及び動圧をテストし、二酸化炭素バランス、酸素バランス及び炭素バランスの計算方法を採用して計算を行う。そのサンプリング点を図2に示す。トロリー煙道ガス測定点Iと風箱煙道ガス測定点IIに分けられる。焼結吸引自然風6はトロリー煙道ガス測定点Iを通過し、材料層通過後焼結煙道ガス7となり、煙道ガスが前に進み、トロリー側壁漏風3、材料面収縮焼結材料面エッジ漏風1、焼結トロリースライドウェイ漏風2が発生し、そして、侵食焼結風箱破損4も生じ、各風箱枝管5のガスはある風箱煙道ガス量の合計8に集約され、最終的に風箱煙道ガス測定点IIを経て排出される。
以下、具体的な実施例を組合わせて説明する。
図1に示すように、次の手順で行う。
1)焼結トロリーテスト焼結排ガス成分
点火前にサンプリングチューブおよび熱電対を挿入し、挿入深さは1000−1200mmである。煙道ガス分析計は5s/組のデータ記録、煙道ガス成分MO2(1)、MCO(1)、MCO2(1)及び煙道ガス温度Tである。テスト時間はヘッドからテールまでである。風箱と風箱の接続箇所の漏風状況を効果的にテストすることができ、測定値は図4に示すようになる。
2)焼結機風箱における煙道ガス成分、温度及び動圧
図2、図3に示すように、サンプリングチューブ及びピトットチューブを挿入して風箱の煙道ガス成分MO2(2)、MCO(2)、MCO2(2)及び煙道ガス温度T、平均動圧Hdp2をテストし、テストサンプリングチューブ及びピトットチューブ挿入要求>500mm、かつ平らにして固定し、乱流による測定誤差を減少させ、テスト時間>3分、記録データ5s/組であり、各風箱における煙道ガス成分は成分安定後の平均値を取り、
3)大煙道における煙道ガス成分、温度及び動圧
図3に示すように、サンプリングチューブ挿入>1000mm、できるだけ成層圏にあり、乱流による測定誤差を減少させ、テスト時間は5分以上であり、風箱煙道ガス成分MO2(3)、MCO(3)、MCO2(3)及び煙道ガス温度T、動圧Hdp3をテストし、平均値を取り、結果を図4、図5及び図6に示す。
4)ファン入口における煙道ガス成分、温度及び動圧
テストファン入口における煙道ガス成分、温度及び圧力は風箱と同じであり、焼結機の正常生産を保証し、かつ材料面が平らで、サンプリングチューブ挿入>1000mm、テスト時間が5分以上であり、風箱の煙道ガス成分MO2(4)、MCO(4)、MCO2(4)および排煙道ガス温度T、動圧Hdp4をテストし、平均値を取り、計算結果を表1に示す。
Figure 2021172882
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、当業者であれば、本発明の原理から逸脱することなく、いくつかの改良及び仕上げを加えることができることに留意すべきである。これらの改良及び仕上げもまた本発明の特許請求する範囲内であると考えられるべきである。
1 材料面収縮焼結材料面エッジ漏風
2 焼結トロリースライドウェイ漏風
3 トロリー側壁漏風
4 侵食焼結風箱破損
5 各風箱枝管
6 焼結吸引自然風
7 材料層通過後焼結煙道ガス
8 ある風箱の煙道ガス量の総和
I トロリーの煙道ガス測定点
II 風箱の煙道ガス測定点

Claims (7)

  1. 鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法であって、
    まず焼結トロリーが焼結排ガス成分をテストし、点火前にサンプリングチューブ及び熱電対を挿入し、煙道ガス分析計が煙道ガス成分及び煙道ガス温度を記録し、次に点火後にサンプリングチューブ及びピトットチューブを挿入して焼結機風箱における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、次にサンプリングチューブを挿入して大煙道における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、最後にサンプリングチューブを挿入してファン入口における煙道ガス成分、煙道ガス温度及び動圧をテストし、各点におけるCO、O、COの温度及び動圧をテストし、二酸化炭素バランス、酸素バランス及び炭素バランスの計算方法を採用して計算を行い、焼結機本体漏風率と焼結除塵システムの漏風率を加算して、焼結機システムの漏風率を得て、ここで、サンプリング中に焼結機の正常な生産を保証することを特徴とする、鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法。
  2. 具体的には次のようなステップを含み、
    (1)焼結トロリーが焼結排ガス成分をテストすることについて、点火前に焼結トロリーにサンプリングチューブ及び熱電対を挿入し、煙道ガス分析計により煙道ガス成分MO2(1)、MCO(1)、MCO2(1)及び煙道ガス温度Tを記録し、ただし、MO2(1)は点火前の焼結トロリーにおけるO含有量、MCO(1)は点火前の焼結トロリーにおけるCO含有量、MCO2(1)は点火前の焼結トロリーにおけるCO含有量であり、
    (2)焼結機風箱における煙道ガス成分、温度及び動圧について、点火後にサンプリングチューブ及びピトットチューブを挿入して風箱煙道ガス成分MO2(2)、MCO(2)、MCO2(2)、安定後の風箱における煙道ガス温度T及び安定後の風箱における動圧Hdp2をテストし、煙道ガス成分は成分安定後の平均値を取り、ただし、MO2(2)は安定後の風箱におけるO含有量であり、MCO(2)は安定後の風箱におけるCO含有量であり、MCO2(2)は安定後の風箱におけるCO含有量であり、
    (3)大煙道における煙道ガス成分、温度及び動圧について、点火後にサンプリングチューブを挿入して大煙道における煙道ガス成分MO2(3)、MCO(3)、MCO2(3)、大煙道における平均煙道ガス温度T及び大煙道における平均動圧Hdp3をテストし、ただし、MO2(3)は大煙道におけるOの平均含有量であり、MCO(3)は大煙道におけるCOの平均含有量であり、MCO2(3)は大煙道におけるCOの平均含有量であり、
    (4)ファン入口における煙道ガス成分、温度及び動圧について、点火後にファン入口における煙道ガス成分MO2(4)、MCO(4)、MCO2(4)、ファン入口における平均温度T及びファン入口における平均動圧Hdp4をテストし、ただしMO2(4)はファン入口におけるO平均含有量、MCO(4)はファン入口におけるCO平均含有量、MCO2(4)はファン入口におけるCO平均含有量であることを特徴とする、請求項1に記載の鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法。
  3. 前記ステップ(1)でサンプリングチューブの測定点は火格子の下にあり、挿入深さは1000−1200mmであり、煙道ガス分析計のデータ記録頻度は5s/組であり、テスト時間は点火器を出てから焼結機尾の最後の風箱までであり、ステップ(2)でサンプリングチューブ及びピトットチューブの挿入深さは500mm以上でありかつ平らにして固定し、データ記録頻度は5s/組であり、テスト時間は3分以上であり、ステップ(3)で、サンプリングチューブの挿入深さは1000mm以上であり、挿入領域は成層圏で、テスト時間は5分以上であり、データ記録頻度は5s/組であり、ステップ(4)でサンプリングチューブの挿入深さが1000mm以上であり、テスト時間が5分以上であり、データ記録頻度が5s/組であることを特徴とする、請求項2に記載の鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法。
  4. 焼結機本体漏風率の計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    ただし、
    δは焼結機本体漏風率で、%であり、δはi号風箱の漏風率で、%であり、nは風箱の数であることを特徴とする、請求項2に記載の鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法。
  5. 前記i号風箱の漏風率の計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    ただし、
    Liはi号風箱の漏風量であり、単位はm/minであり、Qはi号風箱の総風量であり、単位はm/minであり、
    の計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    ただし、
    は煙道ガス流量であり、単位はm/minであり、Qの計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    ただし、
    は風箱の立管断面積であり、単位はmであり、Kはピトットチューブ修正係数であり、Hdpiはダクト内の煙道ガス動圧の平均値であり、単位はkPaであり、i=2、3、4であり、Pはダクト内の絶対圧力であり、単位はkPaであり、Pは標準大気圧力であり、単位はkPaであり、tはダクト内の煙道ガス温度であり、単位は℃であり、ρは煙道ガス密度であり、単位はkg/Nmであり、gは重力の加速度9.8m/sであり、
    Liの計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    ただし、
    Kは焼結機システムのi番目の風箱の平均漏風係数で、%であり、Kの計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    ただし、
    CO2は測定点で取ったガスのCO含有量変化の漏風率で、%であり、KO2は測定点で取ったガスO含有量変化の漏風率で、%であり、Kは測定点での炭素含有量変化から求めた漏風率で、%であることを特徴とする、請求項4に記載の鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法。
  6. 前記KCO2の計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    前記KO2の計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    ただし、
    O2(atm)は大気中の実測O含有量で、%であり、
    の計算式は以下の通りである、
    Figure 2021172882
    ことを特徴とする、請求項5に記載の鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法。
  7. 焼結除塵システムの漏風率の計算式は以下の通りであり、
    Figure 2021172882
    ただし、
    δIIは焼結除塵システムの漏風率で、%であり、QLiiは焼結除塵漏風量であり、単位はm/minであり、QIIは焼結除塵総風量で、単位はm/minであり、QII=Qであり、そうすると、焼結機システムの漏風率δΣの計算式は以下の通りである、
    Figure 2021172882
    ことを特徴とする、請求項2に記載の鉄鉱石焼結機システム漏風率のテスト方法。
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