JP2021172417A - 注出口部材および注出口部材を備える液体用容器 - Google Patents

注出口部材および注出口部材を備える液体用容器 Download PDF

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Abstract

【課題】注射針をゴム栓に刺したときの内容物の漏れ,および注射針をゴム栓から抜いた後の内容物の漏れを効果的に防止する。【解決手段】注出口部材3は,筒状周壁部32および周壁部下部を閉じる底部31を備えるゴム栓30と,ゴム栓30を収納する収納部27を形成する筒部23,筒部23の内周面側でゴム栓30の底部31を支持する,中心に孔21があけられた底受け部26,および液体用容器に接着するためのフランジ部22を備える口栓部材20と,環状の天面部41,天面部41の外周縁から下方にのびる外筒部42,および天面部41の内周縁から外筒部42と同じ方向にのびる内筒部43を備えるキャップ部材40とを備える。ゴム栓30の周壁部32の厚さが口栓部材20の筒部23とキャップ部材40の内筒部43の間隔を超えており,厚さ方向に圧縮されたゴム栓30の周壁部32が口栓部材20の筒部23とキャップ部材40の内筒部43の間に挟まれる。【選択図】図3

Description

この発明は,注出口部材および注出口部材を備える液体用容器に関する。
医療用試薬の容器としてバイアル瓶が使われている(特許文献1)。バイアル瓶の口部にゴム栓が押し入れられ,これによってバイアル瓶の口部が塞がれる。ゴム栓が押し入れられたバイアル瓶の口部には,天面部に孔があけられたアルミ製キャップ部材が被せられて周縁部が上下方向にかしめられる。使用時にはアルミ製キャップ部材の天面部の孔を通じて注射針がゴム栓に突き刺され,注射針を通して医療用試薬は外に(注射器内に)取り出される。
特開昭63−296756号公報
一般には,ゴム栓の直径はバイアル瓶の口部の内径よりもわずかに大きく,これによってバイアル瓶の口部にゴム栓がきつく押し入れられる。また,その上からアルミキャップを被せてかしめることによって,ゴム栓の周囲からの医療用試薬の漏れが防止される。しかしながら,上述のようにバイアル瓶は注射針がゴム栓に刺されることで医療用試薬が取り出されるので,注射針を刺したときの漏れおよび注射針を抜いたあとの漏れも防ぐ必要がある。
また,バイアル瓶はガラス製品であるから,大きな衝撃が加わると当然に割れが発生する。
この発明は,注射針をゴム栓に刺したときの液体内容物の漏れ,および注射針をゴム栓から抜いた後の液体内容物の漏れを効果的に防止することを目的とする。
この発明はまた,大きな衝撃が加わったとしても割れにくい液体用容器を提供することを目的とする。
第1の発明による注出口部材は,液体用容器に接着されて用いられるものであって,筒状の周壁部および上記周壁部の下部を閉じる底部を備え,中空針によって上記底部を穿刺可能な弾性体,上方に開口し,上記弾性体を収納する弾性体収納部を形成する筒部,上記筒部の内面側に形成され,上記弾性体収納部に収納される弾性体の底部を支持する,中心に上記中空針が通る針通過孔があけられた底受け部,および上記液体用容器に接着するための接着面部を備える口栓部材,ならびに環状の天面部,上記天面部の外周縁に一体に形成されて下方にのびる外筒部,および上記天面部の内周縁に一体に形成されて上記外筒部と同じ方向にのびる内筒部を備え,上記外筒部が上記口栓部材の筒部の上端部に外側から被せられ,かつ上記内筒部が上記弾性体の周壁部の内側に沿わせられるキャップ部材を備え,上記弾性体の周壁部の厚さが,上記口栓部材の筒部内面と上記キャップ部材の内筒部外面の間隔を超えており,厚さ方向に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記口栓部材の筒部と上記キャップ部材の内筒部の間に挟まれることを特徴とする。
第1の発明による注出口部材は,液体用容器とともに用いられるもので,注出口部材が備える弾性体に穿刺される中空針(注射針)を通じて液体用容器内の液体が外に取り出される。
弾性体は,筒状の周壁部および周壁部の下部を閉じる底部を備えるもので,この底部に中空針が穿刺される。弾性体の底部に穿刺された中空針は液体用容器内に侵入し,中空針を通じて液体用容器の内外が連通する。
上記弾性体は口栓部材に収納され,口栓部材が液体用容器に接着される。口栓部材は,上方に開口する,上記弾性体を収納する弾性体収納部を形成する筒部,上記筒部の内周面側に形成され,上記弾性体収納部に収納される弾性体の底部を支持する,中心に上記中空針が通る針通過孔があけられた底受け部,および上記液体用容器に接着するための接着面部を備える。弾性体の底部に穿刺された中空針は,口栓部材の底受け部の中心にあけられた針通過孔を通じて液体用容器内に入る。
上記口栓部材の接着面部は,一実施態様では,上記口栓部材の筒部の下端周縁部から外方に広がるフランジ部である。フランジ部を接着面として用いることで,広い面積にわたって口栓部材を液体用容器に接着して一体化することができる。
口栓部材の接着面部は,他の実施態様では,上記口栓部材の筒部の外面から互いに反対方向に外方に突出する一対の翼部である。液体用容器が表面フィルムと裏面フィルムとから構成される場合に,表面フィルムと裏面フィルムの間に一対の翼部を挟むことで,広い面積にわたって口栓部材を液体用容器に接着して一体化することができる。
弾性体は口栓部材の弾性体収納部に収納されるのみならず,キャップ部材によっても把持される。キャップ部材は,環状の天面部,上記天面部の外周縁に一体に形成されて下方にのびる外筒部,および上記天面部の内周縁に一体に形成されて上記外筒部と同じ方向にのびる内筒部を備える。上記外筒部が上記口栓部材の筒部の上端部に外側から被せられ,かつ上記内筒部が上記弾性体の周壁部の内側に沿わせられる。すなわち,キャップ部材の外筒部と内筒部との間に,弾性体の周壁部および口栓部材の筒部が入る。
第1の発明によると,上記弾性体の周壁部の厚さが,上記口栓部材の筒部内面と上記キャップ部材の内筒部外面の間隔を超えており,厚さ方向(径方向)に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記口栓部材の筒部と上記キャップ部材の内筒部の間に挟まれる。弾性体の周壁部の内外周面が気密かつ水密に閉じられるので,液体用容器の液体内容物が弾性体の周壁部の周囲から漏れ出すことがない。
また,第1の発明によると,弾性体の周壁部に厚さ方向の圧縮力が加えられることで,弾性体の底部にもその中心に向かう圧縮力が加わる。弾性体の底部に中空針が穿刺されたときに,弾性体の底部では,穿刺された中空針に向かう力が中空針の全周囲から加わり,中空針の全周囲から中空針に弾性体の底部が押し付けられる。中空針を弾性体の底部に穿刺したときに中空針の周囲から液体内容物が漏れ出すこともない。
さらに,中空針を弾性体の底部から引き抜くと,注射針が刺されたことによって形成される孔に向かって底部の圧縮力が開放され,中空針を底部から抜くと同時に中空針によって底部に形成された孔が塞がれる。中空針を弾性体の底部から抜いた後においても,液体内容物が漏れ出すこともない。
キャップ部材は,剛性の高いプラスチックまたは塑性変形可能な金属で作ることができる。剛性の高いプラスチック製のキャップ部材であれば,キャップ部材の内筒部の変形力によって弾性部材の周壁部を内外周面から圧縮することができる。塑性変形可能な金属製のキャップ部材であれば,キャップ部材の外筒部と内筒部とが近づくようにキャップ部材をかしめることによって弾性部材の周壁部を内外周面から圧縮することができる。
好ましくは,上記弾性体の周壁部の高さが弾性体収納部の高さよりも高く,かつ上記キャップ部材の天面部と上記口栓部材の底受け部の間隔を超えており,厚さ方向(径方向)および高さ方向に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記キャップ部材の天面部と上記口栓部材の底受け部の間に挟まれる。弾性体の周壁部の内外周面のみならず,上下面も気密かつ水密に閉じることができる。弾性体の周壁部の高さは弾性体収納部の高さよりもわずか高く,上記キャップ部材の天面部(その下面)と上記口栓部材の底受け部(その上面)の間隔をわずかに超えれば十分であり,弾性体の周壁部を必要以上に高くする必要はないのは言うまでもない。上記弾性体の周壁部の高さは弾性体収納部の高さと同じであってもよく,この場合であっても,弾性体の周壁部の内外周面を気密かつ水密に閉じることができるのは上述したとおりである。
一実施態様では,上記キャップ部材の外筒部の下端周縁部と上記口栓部材の筒部の上端周縁部とに,上下に係合する爪部がそれぞれ形成されている。弾性体の周壁部を口栓部材とキャップ部材とによってしっかりと包囲することができる。
好ましくは,上記弾性体がブチルゴム製である。ブチルゴムは酸素バリア性が高く,液体内容物の劣化を効果的に防止することができる。
好ましくは,上記弾性体の周壁部の厚さ方向(径方向)の圧縮量が10〜20%である。周壁部の径方向の圧縮量(圧縮前の周壁部の肉厚から圧縮後の周壁部の肉厚を減算し,減算値を圧縮前の周壁部の肉厚で除算して100を乗算した値)は,気密性および水密性を確保する観点,弾性体の塑性変形を避ける観点,および上記口栓部材の筒部内面と上記キャップ部材の内筒部外面とによる周壁部の挟み込みを阻害しない観点から,規定される。
第2の発明による注出口部材は,液体用容器に接着されて用いられるものであって,筒状の周壁部および上記周壁部の下部を閉じる底部を備え,中空針によって上記底部を穿刺可能な弾性体,上方に開口し,上記弾性体を収納する弾性体収納部を形成する筒部,上記筒部の内面側に形成され,上記弾性体収納部に収納される弾性体の底部を支持する,中心に上記中空針が通る針通過孔があけられた底受け部,および上記液体用容器に接着するための接着面部を備える口栓部材,ならびに環状の天面部,上記天面部の外周縁に一体に形成されて下方にのびる外筒部,上記天面部の内周縁に一体に形成されて上記外筒部と同じ方向にのびる第1の内筒部,第1の内筒部の下端周縁部に連続する内向きの段差部を介して上記段差部の先端部に連続する,上記第1の内筒部よりも径の小さい,上記第1の内筒部と同じ方向にのびる第2の内筒部を備え,上記外筒部が上記口栓部材の筒部の上端部に外側から被せられ,かつ上記第2の内筒部が上記弾性体の周壁部の内側に沿わせられるキャップ部材と,を備え,上記弾性体の周壁部の厚さが,上記口栓部材の筒部内面と上記キャップ部材の第2の内筒部外面の間隔を超えており,厚さ方向に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記口栓部材の筒部と上記キャップ部材の第2の内筒部の間に挟まれることを特徴とする。
第2の発明においても,上記弾性体の周壁部の厚さが,上記口栓部材の筒部内面と上記キャップ部材の第2の内筒部外面の間隔を超えており,厚さ方向(径方向)に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記口栓部材の筒部と上記キャップ部材の第2の内筒部の間に挟まれるので,液体用容器の液体内容物が弾性体の周壁部の周囲から漏れ出すことはない。また,弾性体の底部に中空針が穿刺されたとき,およびその後に中空針が弾性体の底部から引き抜かれたときにも液体内容物が外に漏れ出すことがない。
第2の発明による注出口部材では,弾性体の周壁部の上下面は,キャップ部材の段差部と口栓部材の底受け部の間に挟まれる。好ましくは,上記弾性体の周壁部の高さが,上記キャップ部材の段差部と上記口栓部材の底受け部の間隔を超えており,厚さ方向(径方向)および高さ方向に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記キャップ部材の段差部と上記口栓部材の底受け部の間に挟まれる。弾性体の周壁部の内外周面のみならず,上下面も気密かつ水密に閉じることができる。
この発明は,上述した第1および第2の発明による注出口部材を備えるプラスチック製液体用容器も提供する。プラスチック製であるから,大きな衝撃が加わったとしても割れにくい。
注出口付ブリスターパックの斜視図である。 注出口付ブリスターパックを構成する注出口部材を構成する口栓,ゴム栓およびキャップ部材の拡大分解断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 変形例の注出口付ブリスターパックの図3に相当する断面図である。 他の変形例の注出口付ブリスターパックの図3に相当する断面図である。 注出口付パウチ容器の斜視図である。 図6のVII−VII線に沿う注出口付パウチ容器の注出口部材の断面図である。
図1は,この発明の第1実施例を示すもので,注出口付ブリスターパック1の斜視図である。図2は,注出口付ブリスターパック1を構成する注出口部材3の拡大分解断面図である。図3は図1のIII−III線に沿う注出口付ブリスターパック1の断面図である。
注出口付ブリスターパック1は,容器本体2と,容器本体2に取り付けられる注出口部材3とから構成される。
容器本体2は,透明または半透明の比較的硬質のプラスチック製のもので,液体内容物M,典型的には液体試薬を充填するための凸状充填部11を備える。凸状充填部11の天面部14および側面部15はほぼ平坦につくられ,これらの境界は滑らかな弧を描いてつながっている。凸状充填部11の底面側は開口しており,底面開口の周囲にフランジ部13が形成されている。凸状充填部11の底面開口はフランジ部13に接着されるフィルム12によって閉じられる。
凸状充填部11(天面部14および側面部15)およびフランジ部13は,その外層から内層に向けて25μmポリプロピレン(PP)(印刷層)/熱ラミネート層/23μmまたは51μmポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)/ドライ接着剤/100〜250μmPPから構成される原反を真空成形することによって形成される。PCTFEは水蒸気バリア性および酸素バリア性が高い。内層側のPPが比較的厚いのはドライ接着剤が浸透して液体内容物Mを汚染するのを防止するためである。凸状充填部11の底面開口を閉じるフィルム12には,その外層から内層に向けてポリエチレンテレフタレート(PET)/シリカ蒸着PET/ナイロン/50μmPPからなる多層シートを用いることができる。
凸状充填部11およびフランジ部13を構成する上述した原反において,ドライ接着剤を使用せずに,PCTFEとPPとの間にも熱ラミネート層を挟んでもよく,この場合には最内層のPPは25μm程度の厚さであってもよい。
凸状充填部11の天面部14のほぼ中央に円形孔16があけられており,この円形孔16に次に説明する注出口部材3の口栓部材20が通される。
図2を参照して,注出口部材3は,口栓部材20と,ゴム栓30と,キャップ部材40とから構成される。
口栓部材20は,ポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)製のもので,中央に円形の針通過孔21が開けられた環状の底受け部26と,底受け部26の外縁から針通過孔21を囲むようにして立ち上がる円筒形の筒部23を備えている。筒部23の下端周縁部には外方に広がる環状のフランジ部22が一体に形成されている。
図3を参照して,口栓部材20の筒部23が容器本体2の凸状充填部11の内側から円形孔16に通され,フランジ部22の上面が凸状充填部11の天面部14の裏面に熱溶着されることによって,口栓部材20は容器本体2に気密かつ水密にしっかりと固定される。
口栓部材20にあけられた針通過孔21の中心と筒部23の中心軸とは一致している。また,針通過孔21の直径よりも筒部23の内周面の直径の方が大きく,針通過孔21から筒部23にかけての底受け部26の肉厚はフランジ部22の肉厚よりもやや厚い。底受け部26と筒部23とによって形成される円柱形空間に,以下に説明するゴム栓30が収納される(押し入れられる)。底受け部26と筒部23とによって形成される円柱形空間を,以下「ゴム栓収納部27」と呼ぶ。
口栓部材20の筒部23の上端周縁部に,外向きにわずかに突出する,下向きの係合面を有する爪部25が形成されている。後述するように,筒部23の上端周縁部の爪部25にはキャップ部材40が備える爪部45が係合される。
ゴム栓30は,弾性を有しかつ酸素バリア性の高いブチルゴム製のもので,円形の底部31と底部31の外周縁部から立ち上がる円筒形の周壁部32とを備えている。ゴム栓30の底部31には,後述するように注射針が穿刺される。注射針を穿刺しやすくするために,ゴム栓30の底部31はゴム栓30の周壁部32よりもやや肉薄に形成されている。
ゴム栓30の周壁部32の外径は,口栓部材20のゴム栓収納部27の内径よりも少し大きい。ゴム栓30は,その底部31からゴム栓収納部27に押し入れられる。ゴム栓30はゴム栓収納部27内にきつく嵌め込まれ,かつゴム栓30の底部31が口栓部材20の底受け部26に接する。口栓部材20の底受け部26が肉厚に形成されているので,ゴム栓収納部27に押し入れられたゴム栓30は口栓部材20の底受け部26によってしっかりと支持される。
図2を参照して,ゴム栓30の周壁部32の外周面にわずかに外向きに突出する突出部を一体形成してもよい。ゴム栓30をゴム栓収納部27に押し入れやすくすることができる。
ゴム栓30の周壁部32の高さはゴム栓収納部27の高さよりもわずかに高い。このため,図3に示すように,ゴム栓収納部27に嵌め込まれたゴム栓30の周壁部32の上端は,口栓部材20の筒部23よりもわずかに上方に突出する。次に説明するキャップ部材40が取りつけられたときの上記キャップ部材40の天面部41と上記口栓部材20の底受け部26の間隔よりもゴム栓30の周壁部32の高さは高く,キャップ部材40が取り付けられると,ゴム栓30の周壁部32はキャップ部材40と口栓部材20の底受け部26とによって上下からわずかに押され,高さ方向にわずかに圧縮される。ゴム栓30の上下面に隙間が生じることはない。
ゴム栓30には,その底部31と周壁部32とによって上方に開口する円柱状空間33が形成される。ゴム栓30の円柱状空間33には,以下に説明するキャップ部材40の内筒部43が押し入れられる。
キャップ部材40は,ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP),ポリスチレン(PS),アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS),ポリカーボネート(PC),ポリアセタール,ナイロンなどのプラスチックの他,アルミ,ステンレス,鉄などの金属から作られる。キャップ部材40は,環状の天面部41と,天面部41の外周縁と一体に形成されて下向きにのびる外筒部42と,天面部41の内周縁と一体に形成され,外筒部42と同じ方向にのびる内筒部43とを備えている。外筒部42の高さの方が内筒部43の高さよりもわずかに高い。外筒部42の下端周縁部はわずかに内向きに突出しており,上向きの係合面を有する爪部45が形成されている。内筒部43の下端周縁部には,円形の針通過孔46を中央に残すようにして,内向きにわずかにのびる補強部47が形成されている。
はじめにキャップ部材40にゴム栓30が取り付けられる。キャップ部材40の内筒部43の外径はゴム栓30の上方に開口する円柱状空間33の内径と同じか少し大きい。ゴム栓30の円柱状空間33にキャップ部材40の内筒部43を押し入れることで,キャップ部材40の内筒部43の外周面にゴム栓30が取り付けられる。キャップ部材40の内筒部43の下端周縁部の針通過孔46は,ゴム栓30の底部31によって閉じられる。
ゴム栓30が取り付けられたキャップ部材40は,次に口栓部材20に取り付けられる。ゴム栓30が取り付けられているキャップ部材40では,ゴム栓30の周壁部32の外周面とキャップ部材40の外筒部42の内周面の間に環状の隙間があいている。この環状の隙間に,口栓部材20の筒部23が押し入れられる。
図3を参照して,キャップ部材40を口栓部材20に向けてしっかりと押し込むと,キャップ部材40の外筒部42の下端周縁部に形成された爪部45が,口栓部材20の筒部23の上端周縁部に形成された爪部25と係合する。上述したように,キャップ部材40の天面部41の裏面と口栓部材20の底受け部26によって,ゴム栓30の周壁部32は上下からわずかに押される。
ゴム栓30の周壁部32は,口栓部材20の筒部23の内周面とキャップ部材40の内筒部43の外周面とに挟まれ,これらによってその内外周面からも径方向に押される。キャップ部材40が剛性の高いプラスチック製のものであれば,キャップ部材40の内筒部43の変形力によってゴム栓30の周壁部32を圧縮することができる。キャップ部材40が金属製であればキャップ部材40の外筒部42と内筒部43とを互いに近づく向きに締め付けてもよい(かしめてもよい)。ゴム栓30の周壁部32をその内外周面から強く押して圧縮することができる。ゴム栓30の周壁部32の内外周面にも隙間が生じることはなく,液体内容物Mがゴム栓30の周壁部32の周囲から漏れ出すことはない。
ゴム栓30の周囲の気密性および水密性は,基本的には,口栓部材20の筒部23の内周面とキャップ部材40の内筒部43の外周面とによってゴム栓30の周壁部32が径方向に押されて圧縮されることによって確保される。周壁部32の径方向の圧縮量(圧縮前の周壁部32の肉厚から圧縮後の周壁部32の肉厚を減算し,減算値を圧縮前の周壁部32の肉厚で除算して100を乗算した値)は10〜20%が望ましい。10パーセントを未満であると気密性および水密性が劣る可能性が生じ,20%を超えるとゴム栓30が塑性変形して元の形状に戻らなくなる可能性が生じるからである。
ゴム栓30の周壁部32が径方向に圧縮されることでゴム栓30に加わる応力は上方および/または下方に向かう。上述したように,キャップ部材40の天面部41と口栓部材20の底受け部26とによってゴム栓30の周壁部32を上下方向にもわずかに圧縮することで,以下に説明するように,注射針の針刺し時および注射針の針抜き時の液漏れを効果的に抑制することができる。
図2および図3を参照して,組み立て前のゴム栓30の周壁部32の幅をT1とすると(図2),組み立て後のゴム栓30の周壁部32の幅はT1よりも狭いT2となる(図3)。組み立て後のゴム栓30の周壁部32は圧縮力が周囲から加えられた状態で平衡する。ゴム栓30の周壁部32に周囲から圧縮力が加えられることで,ゴム栓30の底部31にもその中心に向かう圧縮力が加えられる。
図3を参照して,注射針(図示略)が,キャップ部材40の内筒部43内および内筒部43の下端周縁部の針通過孔46を通じて,ゴム栓30の底部31に刺し込まれる。注射針の先端がゴム栓30を貫通し,口栓部材20の針通過孔21を通過し,容器本体2の凸状充填部11内に到達することで,注射針を通して,液体内容物Mは外に(注射器内)に取り出される。
上述したように,ゴム栓30の底部31および周壁部32には圧縮力が加えられているので,注射針が刺し込まれたゴム栓30の底部31では,刺し込まれた注射針に向かう力が全周囲から加わる。すなわち,注射針をゴム栓30の底部31に刺すと,注射針にはその周囲から底部31が押し付けられる。注射針をゴム栓30の底部31に刺し込んだときに注射針の周囲から液体内容物Mが漏れることがない。
また,注射針をゴム栓30の底部31から引き抜くと,注射針が刺されたことによって形成された孔に向かって圧縮力が開放されるので,注射針を底部31から抜くと同時に注射針によって底部31に形成された孔が塞がれる。注射針を抜いた後においても,液体内容物Mが外に漏れることはない。注射針をゴム栓30に刺したときの液体内容物Mの漏れ,および注射針をゴム栓30から抜いた後の液体内容物Mの漏れを効果的に防止することができる。
また,注出口付ブリスターパック1は,全体がプラスチック製であるので,大きな衝撃が加わったとしても割れにくい。
上述した第1実施例の注出口付ブリスターパック1では,注出口部材3を構成する口栓部材20のフランジ部22(および底受け部26)が容器本体2の凸状充填部11内に配置され,それ以外が容器本体2の凸状充填部11の天面部14に形成された円形孔16から外に出されている(図3)。図4に示す変形例の注出口付ブリスターパック1Aのように,注出口部材3の全体を,容器本体2の外に設けてもよい。この場合には,フランジ部22の下面が凸状充填部11の天面部14の表面に熱溶着される。なお,この変形例では,容器本体2の天面部14に円形孔16を必ずしもあらかじめ形成しなくてもよく,この場合には注射針によって天面部14が穿刺される。
図5に示す他の変形例の注出口付ブリスターパック1Bのように,注出口部材3の全体を,容器本体2の凸状充填部11内に設けることもできる。この場合には,フランジ部22の下面(図5においては上面)を,凸状充填部11の天面部14の裏面に熱溶着すればよい。
図6は,この発明の第2実施例を示すもので,注出口付パウチ容器5の斜視図である。図7は注出口付パウチ容器5が備える注出口部材7のVII−VII線に沿う拡大断面図である。
注出口付パウチ容器5は,パウチ容器本体6と,パウチ容器本体6の上端縁部に固定される注出口部材7を備えている。注出口部材7が備える一対の平板状の翼部54がパウチ容器本体6の上端縁部に広い面積で熱溶着されることによって,パウチ容器本体6の上端縁部に注出口部材7が気密かつ水密に,しっかりと固定される。パウチ容器本体6は,その外層から内層に向けてPET/シリカ蒸着PET/ナイロン/PPまたはPEから構成される多層シート,またはPET/バリアナイロン/PPまたはPEからなる多層シートから形成され,透明性およびバリア性を備えている。
図7を参照して,注出口部材7は,口栓部材50と,ゴム栓60と,キャップ部材70とから構成される。第1実施例と同様,口栓部材50はポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP)から,ゴム栓60はブチルゴムから,キャップ部材70はポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP),ポリスチレン(PS),アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS),ポリカーボネート(PC),ポリアセタール,ナイロンなどのプラスチックの他,アルミ,ステンレス,鉄などの金属から,それぞれ作られる。
口栓部材50は,円筒状の筒部51,筒部51の内周面に一体形成され,針通過孔53を中央に残して内向きに広がる底受け部52,筒部51の外周面に一体形成される一対の翼部54を備えている。平面から見て翼部54は一直線上に形成される。口栓部材50の筒部51の外周面および翼部54の両面がパウチ容器本体6の上端縁部(表面フィルムおよび裏面フィルム)に熱溶着され,これによって注出口部材7の口栓部材50がパウチ容器本体6に気密かつ水密に固定される。
第1実施例の口栓部材20と同様に,口栓部材50を構成する筒部51の上端周縁部にも,外向きにわずかに突出する,下向きの係合面を有する爪部55が形成されている。
ゴム栓60は,第1実施例のゴム栓30とほぼ同様のもので,円形の底部61と底部61の外周縁部から立ち上がる円筒形の周壁部62とを備えている。ゴム栓60の底部61に注射針が穿刺される。注射針を穿刺しやすくするために,ゴム栓60の底部61はゴム栓60の周壁部62よりもやや肉薄に形成されている。
ゴム栓60の周壁部62の外径は,口栓部材50の筒部51の内径よりも少し大きい。ゴム栓60は,その底部61から口栓部材50の筒部51内に押し入れられる。ゴム栓60は筒部51内にきつく嵌め込まれる。また,ゴム栓60の底部61が口栓部材50の筒部51内に形成された底受け部52によってしっかりと支持される。
キャップ部材70は,環状の天面部71と,天面部71の外周縁と一体に形成されて下向きにのびる外筒部72と,天面部71の内周縁と一体に形成され,外筒部72と同じ方向にのびる第1の内筒部73とを備えている。第1の内筒部73の下端周縁部に連続して内向きの段差部77が形成されており,この段差部77の先端部に連続して,第1の内筒部73よりも径の小さい,第1の内筒部73と同じ方向にのびる第2の内筒部76がさらに形成されている。第2の内筒部76の下端周縁部には,円形の針通過孔78を中央に残すようにして,内向きにわずかにのびる補強部79が形成されている。キャップ部材70の外筒部72の下端周縁部に上向きの係合面を有する爪部75が形成されており,キャップ部材70の外筒部72の爪部75は,口栓部材50の筒部51の上端周縁部に形成された爪部55と係合する。
第2実施例では,ゴム栓60の周壁部62は,キャップ部材70の段差部77の底面と口栓部材50の底受け部52によって上下から押される。また,ゴム栓60の周壁部62は,口栓部材50の筒部51の内周面とキャップ部材70の第2の内筒部76の外周面とに挟まれ,これらによってその内外周面からも径方向に押される。第1実施例と同様に,注出口部材7を構成するゴム栓60の周壁部62は,組み立て前(圧縮前)の肉厚よりも組み立て後(圧縮後)の肉厚の方が狭い(上述のように圧縮量は10〜20%程度)。ゴム栓60の周壁部62の上下面および内外周面は隙間なく閉じられ,ゴム栓60の周囲から液体内容物Mが漏れることはない。注射針をゴム栓60の底部61に刺したとき,および注射針をゴム栓60の底部61から抜いた後も液体内容物Mが漏れることがない。
1,1A,1B 注出口付ブリスターパック
2 容器本体
3,7 注出口部材
5 注出口付パウチ容器
6 パウチ容器本体
11 凸状充填部
12 フィルム
13 フランジ部
14 天面部
15 側面部
16 円形孔
20,50 口栓部材
21,46,53,78 針通過孔
22 フランジ部
23,51 筒部
25,45,55,75 爪部
26,52 底受け部
27 ゴム栓収納部
30,60 ゴム栓
31,61 底部
32,62 周壁部
33 円柱状空間
40,70 キャップ部材
41,71 天面部
42,72 外筒部
43 内筒部
47,79 補強部
54 翼部
73 第1の内筒部
76 第2の内筒部
77 段差部
M 液体内容物

Claims (10)

  1. 液体用容器に接着されて用いられる注出口部材であって,
    筒状の周壁部および上記周壁部の下部を閉じる底部を備え,中空針によって上記底部を穿刺可能な弾性体,
    上方に開口し,上記弾性体を収納する弾性体収納部を形成する筒部,上記筒部の内面側に形成され,上記弾性体収納部に収納される弾性体の底部を支持する,中心に上記中空針が通る針通過孔があけられた底受け部,および上記液体用容器に接着するための接着面部を備える口栓部材,ならびに
    環状の天面部,上記天面部の外周縁に一体に形成されて下方にのびる外筒部,および上記天面部の内周縁に一体に形成されて上記外筒部と同じ方向にのびる内筒部を備え,上記外筒部が上記口栓部材の筒部の上端部に外側から被せられ,かつ上記内筒部が上記弾性体の周壁部の内側に沿わせられるキャップ部材を備え,
    上記弾性体の周壁部の厚さが,上記口栓部材の筒部内面と上記キャップ部材の内筒部外面の間隔を超えており,厚さ方向に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記口栓部材の筒部と上記キャップ部材の内筒部の間に挟まれる,
    注出口部材。
  2. 上記弾性体の周壁部の高さが弾性体収納部の高さよりも高く,かつ上記キャップ部材の天面部と上記口栓部材の底受け部の間隔を超えており,厚さ方向および高さ方向に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記キャップ部材の天面部と上記口栓部材の底受け部の間に挟まれる,
    請求項1に記載の注出口部材。
  3. 液体用容器に接着されて用いられる注出口部材であって,
    筒状の周壁部および上記周壁部の下部を閉じる底部を備え,中空針によって上記底部を穿刺可能な弾性体,
    上方に開口し,上記弾性体を収納する弾性体収納部を形成する筒部,上記筒部の内面側に形成され,上記弾性体収納部に収納される弾性体の底部を支持する,中心に上記中空針が通る針通過孔があけられた底受け部,および上記液体用容器に接着するための接着面部を備える口栓部材,ならびに
    環状の天面部,上記天面部の外周縁に一体に形成されて下方にのびる外筒部,上記天面部の内周縁に一体に形成されて上記外筒部と同じ方向にのびる第1の内筒部,第1の内筒部の下端周縁部に連続する内向きの段差部を介して上記段差部の先端部に連続する,上記第1の内筒部よりも径の小さい,上記第1の内筒部と同じ方向にのびる第2の内筒部を備え,上記外筒部が上記口栓部材の筒部の上端部に外側から被せられ,かつ上記第2の内筒部が上記弾性体の周壁部の内側に沿わせられるキャップ部材を備え,
    上記弾性体の周壁部の厚さが,上記口栓部材の筒部内面と上記キャップ部材の第2の内筒部外面の間隔を超えており,厚さ方向に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記口栓部材の筒部と上記キャップ部材の第2の内筒部の間に挟まれる,
    注出口部材。
  4. 上記弾性体の周壁部の高さが,上記キャップ部材の段差部と上記口栓部材の底受け部の間隔を超えており,厚さ方向および高さ方向に圧縮された状態の上記弾性体の周壁部が,上記キャップ部材の段差部と上記口栓部材の底受け部の間に挟まれる,
    請求項3に記載の注出口部材。
  5. 上記キャップ部材の外筒部の下端周縁部と上記口栓部材の筒部の上端周縁部とに,上下に係合する爪部がそれぞれ形成されている,
    請求項1から4のいずれか一項に記載の注出口部材。
  6. 上記弾性体がブチルゴム製である,
    請求項1から5のいずれか一項に記載の注出口部材。
  7. 上記口栓部材の接着面部が,上記口栓部材の筒部の下端周縁部から外方に広がるフランジ部である,
    請求項1から6のいずれか一項に記載の注出口部材。
  8. 上記口栓部材の接着面部が,上記口栓部材の筒部の外面から互いに反対方向に外方に突出する一対の翼部である,
    請求項1から6のいずれか一項に記載の注出口部材。
  9. 上記弾性体の周壁部の厚さ方向の圧縮量が10〜20%である,
    請求項1から8のいずれか一項に記載の注出口部材。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の注出口部材を備える,プラスチック製液体用容器。
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