JP2021168811A - 口腔内測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】口腔内形状の測定精度を向上させる口腔内測定装置を提供する。【解決手段】口腔内測定装置1は、口腔内の測定対象Tの形状を測定する測定光学系40と、測定対象に向けて空気を射出し、当該測定対象表面の異物を除去する流体射出手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、口腔内測定装置に関する。
近年、歯科で行われる型取りの代替手段として、口腔内を三次元測定する装置の利用が進んできている(例えば、特許文献1参照)。
この種の装置は、光学的な測定手段を用いているため、口腔内の色や反射率の違い等によって測定精度が低下するおそれがある。
特許第4255720号公報
本発明は、従来に比べ、口腔内形状の測定精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、口腔内測定装置であって、
口腔内の測定対象の形状を測定する測定光学系と、
前記測定対象に向けて流体を射出し、当該測定対象表面の異物を除去する流体射出手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、従来に比べ、口腔内形状の測定精度を向上させることができる。
実施形態に係る口腔内測定装置の装置本体の構成を示す側断面図である。 実施形態に係るチップを示す図であって、(a)が側面図であり、(b)が(a)のII−II線での断面図である。 実施形態に係るチップを示す図であって、(a)が基端側から見た斜視図であり、(b)が先端側から見た透過斜視図であり、(c)が筐体の部分断面図である。 実施形態に係る口腔内測定装置の概略の機能構成を示すブロック図である。 実施形態に係るチップの変形例の構成を示す側断面図である。 実施形態に係るチップの他の変形例の構成を示す側断面図である。 実施形態に係る口腔内測定装置の変形例の概略の機能構成を示すブロック図である。 実施形態に係る口腔内測定装置の他の変形例の概略の機能構成を示すブロック図である。 図8の他の変形例における複数の射出口の配置を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る口腔内測定装置1の装置本体10の構成を示す側断面図であり、図2及び図3は、装置本体10が備える後述のチップ20を示す図である。
口腔内測定装置1は、主に人(人体)の口腔内の三次元形状を測定するものであり、図1に示すように、装置本体10を備える。
装置本体10は、口腔内に挿入される部分であり、その筐体11の内部空間Sに、口腔内を三次元測定するための測定光学系40を収容している。
測定光学系40は、光源41、ハーフミラー42、集光レンズ43、反射ミラー44、受光センサー45を含む。光源41の光軸Ax上には、ハーフミラー42、集光レンズ43及び反射ミラー44が光源41側からこの順に配列され、ハーフミラー42の側方には受光センサー45が配置されている。
測定光学系40では、光源41から出射した光がハーフミラー42と集光レンズ43を経て反射ミラー44で側方に反射され、装置本体10先端の透光窓21bを通じて口腔内の測定対象(例えば歯T)に照射される。この光の少なくとも一部は、測定対象で反射して透光窓21bから装置本体10内に入射し、反射ミラー44と集光レンズ43を経てハーフミラー42で反射され、受光センサー45に受光される。そして、受光された光の光学情報に基づいて、口腔内の測定対象の形状が測定される。
なお、測定光学系40は、口腔内を光学的に三次元測定できるものであれば、その具体構成は特に限定されない。
装置本体10は、長尺な略棒状に形成されており、先に口腔内に挿入される側のチップ20と、その反対側のチップ支持部30とを備えて構成されている。
なお、以下の説明では、装置本体10の長手方向(図1の左右方向)のうち、先に口腔内に挿入される側を「先端」側といい、先端側とは反対側を「基端」側という。
チップ20は筐体21を有している。筐体21内には、特に限定はされないが、測定光学系40のうちの光源41以外が収容されている。
筐体21は、先端側が閉塞された円筒状に形成され、内筒22及び外筒23からなる二重円筒構造となっている。具体的には、内筒22が測定光学系40を内部に収容しており、外筒23は内筒22との間に所定幅の空間を介在させつつ当該内筒22の外径側に同心状に設けられている。このように、筐体21が二重円筒構造となっているため、内筒22を外気から断熱できる。ひいては、外気よりも温度が高い口腔内に装置本体10(チップ20)を挿入した場合でも、測定光学系40を保持する内筒22の熱変形に伴う測定精度の低下を抑制できる。
なお、本明細書において、「径方向」及び「周方向」とは、特に断りのない限り、円筒形状の筐体21(又は後述の筐体31)における方向をいう。
筐体21の内筒22と外筒23とは、先端側では固定されず、基端部で固定されるのが好ましい。本実施形態では、内筒22と外筒23とが、基端部における周上4箇所(図1では2箇所のみ図示)の接合部21aで互いに接合(固定)されている。また、チップ20の長手方向の長さは、一般的な口腔内の奥行きよりも長い。そのため、チップ20(装置本体10)が口腔内に先端部から挿入されたときに、接合部21aが設けられたチップ20の基端部は口腔外に位置する。換言すれば、内筒22と外筒23とは、先端から口腔内に挿入されたときに口腔外に位置する基端側の部分で固定されている。これにより、外気よりも温度が高い口腔内に挿入された場合であっても、接合部21aを通じて外筒23から内筒22に熱が伝わることを抑制でき、筐体21の断熱効果を担保できる。
なお、内筒22と外筒23とは、接合部21aが基端部になくともよく、口腔内に挿入される領域で固定されていなければよい(つまり、先端から接合部21aまでの距離が、一般的な口腔内の奥行きである所定の長さ以上であればよい)。また、後述の透光窓21bが設けられる先端部において内筒22と外筒23を固定せざるを得ない場合には、その固定部に熱伝導率の小さい材料を使用したり、当該固定部での内筒22と外筒23の接触面積を小さくしたりするのが望ましい。
筐体21の先端部には、測定光学系40から出射した測定光を透過させる透光窓21bが設けられている。透光窓21bは、内筒22と外筒23を貫通させた孔部に透光部材を嵌合させて構成される。透光窓21bは、反射ミラー44の側方の周方向位置に設けられており、光源41から出射されて反射ミラー44で反射された測定光を筐体21外へ透過させるとともに、測定対象で反射された測定光を筐体21内へ透過させる。
筐体21の先端部のうち、透光窓21bの周囲には、図1及び図2に示すように、空気を射出する複数の射出口21cが設けられている。本実施形態では、透光窓21bの周方向両側に2つずつ(計4つ)の射出口21cが設けられている。なお、図1では、分かり易さのために、透光窓21bの長手方向の両側に配置させた射出口21cを図示している。各射出口21cは、外筒23を径方向に貫通する貫通孔であり、測定光学系40から出射した測定光の集光位置の近傍(当該集光位置を含むその近傍)に向けて空気を射出する。
この空気の射出により、測定対象表面の異物(例えば、唾液や食物カス等)を吹き飛ばして除去し、当該異物に測定光が照射されることによる測定精度の低下を抑制する。
なお、射出口21cの個数は特に限定されないが、複数の射出位置から測定対象に向けて空気を射出することで被射出エリアを広げるのが好ましい。また、射出口21cの配置や形状も特に限定されず、例えば径方向に対して傾斜させるなどしてもよい。
内筒22と外筒23の間の空間G2は、4つの射出口21cに空気を流すための空気の流路を構成している。本実施形態では、図3(a)、(b)に示すように、チップ20の長手方向に沿って立設された4つの仕切壁24によって、空間G2が周方向に4つに分割され、4つの流路21dが構成されている。より詳しくは、仕切壁24は、透光窓21bの周方向位置を含む、空間G2を周上4等配する4箇所の周方向位置に設けられている。4つの流路21dは、個別に空気が流れるようになっており、本実施形態では、このうち、透光窓21bの周方向両側に位置する2つの流路21dの各々が、当該周方向側に位置する2つの射出口21cと連通している。残る2つの流路21dは、先端側で互いに連通しているものの、射出口21cとは連通していない。
また、各仕切壁24は、図3(c)に示すように、内筒22から立設され、外筒23との間に隙間を介在させている。そのため、仕切壁24を介した内筒22と外筒23との伝熱が抑制される。ただし、仕切壁24は、外筒23から立設されていてもよいし、外筒23(又は内筒22)との間の隙間に熱伝導率の小さい部材を介在させてもよい。また、この仕切壁24の隙間を通じた2つの流路21dの繋がりは、本明細書における「連通」には該当しない。
なお、流路21d(すなわち仕切壁24)の数量や形状は特に限定されず、例えば3つ以下であってもよいし、長手方向に沿ったものでなくともよい。また、流路21dと射出口21cとの個数及び位置の対応関係も特に限定されない。例えば、流路21dと射出口21cとが一対一で対応(連通)していてもよいし、1つの流路21dのみが全ての射出口21cと連通していてもよいし、周方向のどの位置の流路21dがどの射出口21cと連通していてもよい。ただし、周方向での筐体21の熱変形の偏りを抑制するために、空間G2の全周に均等に空気が流れるように構成されるのが好ましい。
チップ支持部30は、図1に示すように、筐体31を有している。筐体31内には、特に限定はされないが、測定光学系40のうちの光源41が収容されている。
筐体31は、基端部を除き、先端が開口した円筒状に形成され、内筒32及び外筒33からなる二重円筒構造となっている。筐体31は、基端部を除く円筒部ではチップ20の筐体21と同じ大きさに形成されており、その先端開口をチップ20の筐体21の基端開口で開閉させるようにして、当該チップ20の筐体21と着脱自在に構成されている。チップ支持部30にチップ20が装着された状態では、内筒22、32同士の当接面と、外筒22、33同士の当接面とは、それぞれ空気漏れの無いようシールされる。装置本体10の筐体11は、チップ20の筐体21とチップ支持部30の筐体31とから構成され、装置本体10の内部空間Sは、チップ20の内筒22の内部空間とチップ支持部30の内筒32の内部空間とから構成される。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、チップ支持部30にチップ20が装着された状態であるものとする。
チップ支持部30の内筒32と外筒33の間の空間G3は、チップ20の空間G2と連通しており、当該空間G2に空気を流す流路を構成している。この空間G3は、チップ20の空間G2と同様に複数の流路に区画されていてもよいし、区画されていなくともよい。
筐体31の基端部は、先端側に向かって錘状に広がるように形成されている。すなわち、内筒32と外筒33の間の空間G3は、筐体31の基端部において、先端側に向かって錘状に広がるように形成されている。
筐体31(外筒23)の基端には、図示しない空気管や測定光学系40の電気配線が挿通されたチューブ12の一端が接続されている。チューブ12の他端は後述のポンプ50及び制御装置60に接続されている(図4参照)。チューブ12内の電気配線は、内筒32の基端部を通じて内部空間S内の測定光学系40に接続されている。チューブ12内の空気管から筐体31の空間G3に流れてきた空気は、円錐状の基端部を全周に亘って径方向に広がって円筒部へ流れた後に、チップ20の空間G2に流れていく。
図4は、口腔内測定装置1の概略の機能構成を示すブロック図である。
この図に示すように、口腔内測定装置1は、上述の装置本体10のほか、ポンプ(エアポンプ)50と制御装置60を備える。
ポンプ50は、チューブ12内の空気管を介して装置本体10の筐体11に接続されており、当該筐体11内に空気を圧送し、流路21dを通じて射出口21cから空気を射出させる。本発明に係る流体射出手段は、ポンプ50と、装置本体10の筐体11を含んで構成される。
制御装置60は、ユーザ操作等に基づいて、口腔内測定装置1を中央制御する。具体的に、制御装置60は、測定光学系40の動作を制御して口腔内の三次元形状を取得したり、ポンプ50の動作を制御したりする。
[実施形態の技術的効果]
以上のように、本実施形態の口腔内測定装置1によれば、測定光学系40の測定対象に向けて空気を射出することで、当該測定対象表面の異物が除去される。
これにより、異物に測定光が照射されることによる測定精度の低下(例えば唾液のテカリに起因する誤差の発生等)を抑制できる。したがって、従来に比べ、口腔内形状の測定精度を向上させることができる。
また、本実施形態の口腔内測定装置1によれば、測定光学系40から出射した測定光の集光位置の近傍に向けて空気が射出されるので、集光位置近傍の異物を効果的に除去できる。
また、本実施形態の口腔内測定装置1によれば、複数の射出口21cから測定対象に向けて空気が射出されるので、測定光学系40の測定箇所をより確実に含む広いエリアの異物を除去できる。
また、本実施形態の口腔内測定装置1によれば、装置本体10の筐体11が、測定光学系40を収容する内筒22、32と、その外側に設けられた外筒23、33とを有する。
これにより、内筒22、32を外気から断熱できる。ひいては、外気よりも温度が高い口腔内に装置本体10(チップ20)を挿入した場合でも、測定光学系40を保持する内筒22、32の熱変形に伴う測定精度の低下を抑制できる。
また、本実施形態の口腔内測定装置1によれば、内筒と外筒の間の空間G2、G3に空気が流されるので、内筒と外気とをより効果的に断熱できる。
また、空間G3は、筐体31の基端部において、先端側に向かって錐状に広がるように形成されているので、筐体31の基端から空間G3に流れてきた空気を、全周に亘って均等に滑らかに径方向に広げつつ、先端部の射出口21cに向けて流すことができる。
また、本実施形態の口腔内測定装置1によれば、筐体21の内筒22と外筒23とが、先端から口腔内に挿入されたときに口腔外に位置する基端側の接合部21aで固定されている。
すなわち、内筒22と外筒23とは口腔内に挿入される領域では固定されていないので、外気よりも温度が高い口腔内に挿入された場合でも、内筒22と外気とをより確実に断熱できる。
[変形例1]
図5は、チップ20の変形例の構成を示す側断面図である。
この図に示すように、複数の射出口21cは、測定対象に向けて空気を射出するもののほかに、透光窓21bに向けて空気を射出するものを含んでもよい。この場合、透光窓21bに向けて空気を射出させる射出口21cには、当該射出口21cから射出された空気を透光窓21bに向けるガイド部材21eを設ければよい。
これにより、透光窓21bの曇りや異物の付着を防ぎ、透光窓21bの曇りや汚れによる測定精度の低下を抑制できる。
[変形例2]
図6(a)、(b)は、チップ20の他の変形例の構成を示す側断面図である。
これらの図に示すように、複数の射出口21cの各々には可動弁21fを設けてもよい。各可動弁21fは、対応する射出口21cを閉塞した状態(図6(a)の状態)と、透光窓21b上に位置した状態(図6(b)の状態)とを取り得るように動作可能であり、制御装置60により動作制御される。そして、測定前の空気射出時には可動弁21fを透光窓21b上に位置させて当該透光窓21bを覆っておき、測定時には可動弁21fで射出口21cを閉塞させておく。
これにより、空気射出時における透光窓21bへの異物の付着や、測定時(もしくは空気射出時以外)における射出口21cへの異物の侵入を防止できる。
なお、可動弁21fは、複数の射出口21cに対応して設けられていれば、当該複数の射出口21cに個別に設けられていなくともよく、例えば1つの可動弁21fで2つの射出口21cを同時に開閉させてもよい。
[変形例3]
図7は、口腔内測定装置1の変形例の概略の機能構成を示すブロック図である。
口腔内測定装置1では、複数の流路21dを流れる空気の流量を制御してもよい。この場合には、複数の流路21dの温度を均一化するように、複数の流路21dの流量を制御するのがよい。
具体的には、図7に示すように、複数の流路21dに対応付けて設けられ、当該複数の流路21dの温度を計測する複数の温度センサー13と、複数の流路21dに対応付けて設けられ、ポンプ50からの空気を当該複数の流路21dに個別に流す複数のバルブ(例えば電磁弁)51とを設ける。各温度センサー13は、対応する流路21dの温度を計測可能なように、内筒22又は外筒23に取り付ければよい。複数の流路21dと射出口21cとの対応は特に限定されない。
そして、制御装置60が、複数の温度センサー13が検出した温度情報に基づいて、複数の流路21dの温度を均一化するように、複数のバルブ51の開度を制御して各流路21dを流れる空気の流量を調整すればよい。例えば、4つの流路21dのうちの1つが他よりも高い温度だった場合、この流路21dに流れる空気の流量を増やして当該流路21dの温度を他と同程度まで下げればよい。
これにより、周方向での筐体21の熱変形の偏りを抑制でき、ひいては、当該熱変形の偏りに起因する測定精度の低下を抑制できる。
[変形例4]
図8は、口腔内測定装置1の他の変形例の概略の機能構成を示すブロック図であり、図9は、当該他の変形例における複数の射出口21cの配置を示す図である。
射出口21cから射出するものは、空気に限定されず、人体に影響のない流体であれば、空気以外の気体や液体(例えば水)も利用できる。
また、気体と液体の双方を同時に用いてもよい。
この場合には、例えば図8に示すように、ポンプ(エアポンプ)50とは別に、液体として水を圧送する水ポンプ52と、液体を吸引するバキュームポンプ(吸引手段)53とを設ける。水ポンプ52とバキュームポンプ53は、ポンプ50が接続された流路21d及び射出口21cとは独立した(連通していない)流路21d及び射出口21cに個別に接続される。
この場合の射出口21cの配置は、特に限定はされないが、例えば図9に示すように、透光窓21bを周方向に挟んだ2つの射出口21cBから水を射出し、これらとは異なる射出口21cAから気体を射出する。また、気体を射出する射出口21cAとは透光窓21bを挟んで反対側に位置する射出口21cCが、バキュームポンプ53と接続され、2つの射出口21cBから射出された水や唾液を回収する。
[その他]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態及びその変形例に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態及びその変形例では、装置本体10の筐体11が円筒状であることとしたが、当該筐体11は筒状であればよく、円筒状でなくともよい。
さらに言えば、装置本体10は測定対象に向けて流体を射出できればよく、その流路は筐体11に設けられていなくともよい。
1 口腔内測定装置
10 装置本体
11 筐体
13 温度センサー
20 チップ
21 筐体
21a 接合部
21b 透光窓
21c、21cA、21cB、21cC 射出口
21d 流路
21e ガイド部材
21f 可動弁(可動部)
22 内筒
23 外筒
24 仕切壁
30 チップ支持部
31 筐体
32 内筒
33 外筒
40 測定光学系
50 ポンプ
51 バルブ
52 水ポンプ
53 バキュームポンプ(吸引手段)
60 制御装置
Ax 光軸
G2、G3 空間
S 内部空間
T 歯(測定対象)

Claims (14)

  1. 口腔内の測定対象の形状を測定する測定光学系と、
    前記測定対象に向けて流体を射出し、当該測定対象表面の異物を除去する流体射出手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする口腔内測定装置。
  2. 前記流体射出手段は、前記測定光学系から出射した光の集光位置の近傍に向けて前記流体を射出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の口腔内測定装置。
  3. 前記流体射出手段は、複数の射出位置から前記測定対象に向けて前記流体を射出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の口腔内測定装置。
  4. 前記測定光学系を収容する筐体を備え、
    前記筐体は、前記測定光学系を収容する内筒と、当該内筒との間に空間を介在させつつ当該内筒の外側に設けられた外筒とを有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の口腔内測定装置。
  5. 前記空間は前記流体の流路を構成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の口腔内測定装置。
  6. 前記空間は、前記筐体の基端部において、先端側に向かって錐状に広がるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の口腔内測定装置。
  7. 前記筐体は、前記内筒と前記外筒とが、先端から口腔内に挿入されたときに口腔外に位置する基端側の部分で固定されている、
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の口腔内測定装置。
  8. 前記流体射出手段は、前記流体が個別に流れる複数の流路を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の口腔内測定装置。
  9. 前記複数の流路に対応付けられた複数の温度センサーと、
    前記複数の温度センサーが検出した温度情報に基づいて、前記複数の流路の温度を均一化するように、前記複数の流路の各々を流れる前記流体の流量を制御する流量制御手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項8に記載の口腔内測定装置。
  10. 前記測定光学系を収容する筐体を備え、
    前記筐体は、前記測定光学系から出射した光を透過させる透光部と、当該透光部の周囲に配置されて前記流体を射出する複数の射出口とを有する、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の口腔内測定装置。
  11. 前記複数の射出口は、前記測定対象に向けて前記流体を射出するものと、前記透光部に向けて前記流体を射出するものとを含む、
    ことを特徴とする請求項10に記載の口腔内測定装置。
  12. 前記複数の射出口の各々には、当該射出口を閉塞した状態と、前記透光部上に位置した状態とを取り得るように動作可能な可動部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の口腔内測定装置。
  13. 前記流体は液体と気体の双方を含み、
    前記流体射出手段は、前記複数の射出口のうち、2つの射出口から液体を射出し、前記2つの射出口とは異なる射出口から気体を射出する、
    ことを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の口腔内測定装置。
  14. 前記複数の射出口のうち、気体を射出する射出口とは前記透光部を挟んで反対側に位置する射出口は、液体を吸引する吸引手段に接続されている、
    ことを特徴とする請求項13に記載の口腔内測定装置。
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