JP2021163373A - 表示装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のセンサに関する情報が存在する場合に情報を容易に認識することができる表示装置およびプログラムを提供する。【解決手段】制御システム1000において、第1代表火災警報器、第2代表火災警報器200b、第1火災警報器220a、第2火災警報器220b、第3火災警報器220c、第4火災警報器220dが施設100に設置されている。携帯端末装置500の入力部540は、第1代表火災警報器、第2代表火災警報器200b、第1火災警報器220a、第2火災警報器220b、第3火災警報器220c、第4火災警報器220dのそれぞれに関する情報を受付可能である。携帯端末装置500の表示制御部542は、携帯端末装置500の入力部540が複数の情報を受けつけた場合に、優先度の高い方の情報の存在を知らせるための通知を表示部518に表示させる。【選択図】図1

Description

本開示は、表示技術に関し、特に情報を表示する表示装置およびプログラムに関する。
建物等の施設には火災警報器が設置されており、火災警報器は、火災を感知すると、火災信号をサーバに送信する。携帯端末装置は、サーバとの通信を実行し、火災についての支援情報を表示する(例えば、特許文献1参照)。
特許第6240744号公報
施設において、火災警報器のようなセンサが複数設置されているときに、複数のセンサのそれぞれに関する情報をまとめて表示させる場合、情報の数が増えるほど情報を認識しにくくなる可能性がある。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、複数の情報が存在する場合に情報を容易に認識させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の表示装置は、施設に複数のセンサが設置されており、複数のセンサのそれぞれに関する情報を受付可能な入力部と、入力部が複数の情報を受けつけた場合に、優先度の高い方の情報の存在を知らせるための通知を表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、またはコンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、複数の情報が存在する場合に情報を容易に認識できる。
本実施例に係る制御システムの構成を示す図である。 図1の記憶部に記憶される状態テーブルのデータ構造を示す図である。 図1の記憶部に記憶されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図4(a)−(c)は、図1の表示部に表示される画面を示す図である。 図1の表示部に表示される別の画面を示す図である。 図6(a)−(c)は、図1の表示部に表示される画面を示す図である。 図1の制御システムによる表示手順を示すシーケンス図である。 図1の制御システムによる別の表示手順を示すシーケンス図である。 図1の制御システムによる表示手順を示すフローチャートである。
本開示の実施例を具体的に説明する前に、本実施例の概要を説明する。実施例は、住宅等の施設に設置された複数のセンサのそれぞれに関する情報を表示する制御システムに関する。複数のセンサは、例えば、火災警報器である。複数の火災警報器は、施設に設置された制御装置に接続され、火災を検知した場合に発報情報を制御装置に送信するとともに、故障を検知した場合に故障情報を制御装置に送信する。また、複数の火災警報器は、電池により駆動しており、電池残量も制御装置に送信する。制御装置は、ネットワークを介して施設外のサーバに接続され、発報情報、故障情報、電池残量(以下、「情報」と総称する)をサーバに送信する。サーバには、スマートフォン等の情報端末装置からアクセス可能である。
情報端末装置あるいは制御装置は、表示装置であり、複数の情報のそれぞれを表示可能である。例えば、発報情報、故障情報を知らせるための通知が表示される。火災警報器の数が増加したり、1つの火災警報器から発報情報と故障情報が送信されたりする場合に、通知の表示数が増加する。これによりユーザにとっては情報を認識しにくくなる。
複数の火災警報器のそれぞれに関する情報を容易に認識するために、本実施例に係る表示装置は、複数の火災警報器を1以上のグループに分類する。また、表示装置は、各グループを代表する情報が示される領域(以下、「第1領域」という)と、各グループに含まれる2以上の火災警報器のそれぞれに関する情報が示される領域(以下、「第2領域」という)とを別の画面に表示する。グループに含まれる2以上の火災警報器から発報情報と故障情報とを受信した場合、表示装置は、各種情報に予め付与した優先度をもとに、いずれかの情報を選択し、選択した情報が存在することを知らせるための通知(以下、「第1通知」という)を第1領域に表示する。また、表示装置は、発報情報と故障情報とを受けつけたことを個別に知らせるための通知(以下、「第2通知」という)を第2領域に表示する。
ユーザは、第1領域が含まれる画面の中に、第1通知を発見すると、グループ中に、複数の情報のうち、優先度が高い情報が存在することを認識する。この段階において、ユーザは、どの火災警報器から当該情報を受けつけているか、および当該情報以外の情報を受けつけているかを認識していない。そのため、ユーザは、当該グループに対する第2領域が含まれる画面において第2通知を見つけると、第2通知をもとに、当該情報を送信した火災報知器、当該情報以外の情報を送信した火災報知器を認識する。
図1は、制御システム1000の構成を示す。制御システム1000は、代表火災警報器200と総称される第1代表火災警報器200a、第2代表火災警報器200b、火災警報器220と総称される第1火災警報器220a、第2火災警報器220b、第3火災警報器220c、第4火災警報器220d、制御装置300、ルータ400、ネットワーク420、サーバ440、携帯端末装置500を含む。ここで、代表火災警報器200の数は「2」とされ、火災警報器220の数は「4」とされるが、それらに限定されない。
代表火災警報器200は、検知部202、制御部204、通信部206を含む。制御装置300は、第1通信部310、第2通信部312、記憶部314、操作部316、表示部318、処理部330を含み、処理部330は、入力部340、表示制御部342を含む。携帯端末装置500は、通信部510、記憶部514、操作部516、表示部518、処理部530を含み、処理部530は、入力部540、表示制御部542を含む。
代表火災警報器200、火災警報器220、制御装置300、ルータ400は、施設100に設置され、ネットワーク420、サーバ440は、施設100の外部に設置される。施設100は、制御システム1000による制御の対象となる建物であり、例えば戸建て住宅である。施設100は戸建て住宅に限定されず、集合住宅の住戸でもよいし、オフィスビル、商業施設などでもよい。施設100の複数の部屋のそれぞれには、火災の発生を検知するためのセンサとして、代表火災警報器200、火災警報器220が設置される。代表火災警報器200と火災警報器220は、制御装置300との間で無線通信を実行する。無線通信として、例えば、特定小電力無線が使用されるが、これに限定されず、さらに有線通信が実行されてもよい。
代表火災警報器200と火災警報器220と制御装置300との間における無線通信について、ここではさらに詳細に説明する。代表火災警報器200と火災警報器220は、グループ240と総称される第1グループ240aと第2グループ240bとに分類される。第1グループ240aは、第1代表火災警報器200a、第1火災警報器220a、第2火災警報器220bを含み、第2グループ240bは、第2代表火災警報器200b、第3火災警報器220c、第4火災警報器220dを含む。つまり、1つのグループは、1つの代表火災警報器200と、1つ以上の火災警報器220とを含む。
代表火災警報器200は、926MHz帯のような第1周波数帯を使用することによって、制御装置300との間の無線通信を実行するとともに、426MHz帯のような第2周波数帯を使用することによって、火災警報器220との間の無線通信も実行する。一方、火災警報器220は、426MHz帯のような第2周波数帯を使用することによって、代表火災警報器200との間の無線通信を実行するが、制御装置300との間で無線通信を直接実行しない。ここで、火災警報器220は、代表火災警報器200を介して制御装置300との無線通信を実行する。そのため、代表火災警報器200は、制御装置300との無線通信を実行する機能に加えて、制御装置300と火災警報器220との間の無線通信を中継する機能も有する。
代表火災警報器200と火災警報器220との違いは中継機能の有無であり、これらの間で火災を検知する機能等は同一である。そのため、無線通信以外のことを説明する場合に、代表火災警報器200を火災警報器220と呼ぶこともある。
代表火災警報器200は、施設100の部屋等における火災の発生を検知可能なセンサである。代表火災警報器200の検知部202は、煙を検知したり、熱を検知したりすることによって、火災の発生を検知する。煙を検知する煙式の場合、代表火災警報器200の内部に煙が入って、発光ダイオードの光が煙の粒子に反射して受光部に届くことによって、火災の発生が検知される。また、熱を検知する熱式の場合、感熱素子が一定の温度に達することによって、火災の発生が検知される。制御部204は、検知部202において火災の発生を検知した場合に、火災発生を知らせるための音声をスピーカ(図示せず)から出力するとともに、火災発生を知らせるための発報情報を生成する。ここで、発報情報には、火災発生、動作試験のうちの少なくとも1つが含まれる。火災発生は火災の発生を示し、動作試験は、動作試験による強制的な鳴動を示す。通信部206は、制御装置300に第1周波数帯で発報情報を送信する。その際、通信部206は、発報情報を第2周波数帯で火災警報器220に送信してもよい。
制御部204は、代表火災警報器200における故障あるいはスピーカの断線を検知する。これらの検知には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。また、制御部204は、計時機能も有し、製造してからの期間あるいは前回のメンテナンスを行ってからの期間を計測する。制御部204は、故障あるいはスピーカの断線を検知した場合、故障あるいはスピーカの断線を示す故障・断線が含まれる故障情報を生成し、10年の経過を検知した場合、10年の経過を示す10年経過が含まれる故障情報を生成する。故障情報に、故障・断線と10年経過とが含まれてもよい。通信部206は、制御装置300に第1周波数帯で故障情報を送信する。
また、検知部202は、代表火災警報器200を駆動させる電池の残量を検知する。電池残量の検知には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。電池残量は、例えば、80%、50%のように示される。制御部204は、検知部202において検知された電池残量が変化すると、電池残量を通信部206から制御装置300に第1周波数帯で送信させる。ここで、電池残量の送信は、電池残量が変化する度ではなく、5%のような所定の量だけ変化した場合になされてもよい。
火災警報器220の構成は、代表火災警報器200の構成と同様であるが、火災警報器220の通信部206(図示せず)は、発報情報、故障情報、電池残量を第2周波数帯で送信する。発報情報、故障情報の宛先は、代表火災警報器200であるが、他の火災警報器220を含んでもよい。また、電池残量の宛先は、代表火災警報器200である。
代表火災警報器200の通信部206は、中継処理として、火災警報器220からの第2周波数帯での発報情報、故障情報、電池残量を受信すると、当該発報情報、当該故障情報、当該電池残量を制御装置300に第1周波数帯で送信する。さらに、代表火災警報器200あるいは火災警報器220は、火災発生が含まれた発報情報を受信すると、火災発生を知らせるための音声をスピーカ(図示せず)から出力してもよい。
制御装置300の第1通信部310は、前述のごとく、例えば特定小電力無線に対応し、代表火災警報器200から発報情報、故障情報を受信する。発報情報には、送信元になる代表火災警報器200あるいは火災警報器220を識別するための識別情報(以下、「センサ識別情報」という)が含まれる。第1通信部310は、発報情報、故障情報を処理部330に出力する。第1通信部310は、代表火災警報器200から電池残量を受信する。電池残量にもセンサ識別情報が含まれる。第1通信部310は、電池残量を処理部330に出力する。
処理部330は、受けつけた発報情報、故障情報、電池残量を記憶部314に記憶する。記憶部314は、発報情報、故障情報、電池残量をセンサ識別情報毎に記憶する。これは、発報情報、故障情報、電池残量をセンサ毎に記憶することに相当する。図2は、記憶部314に記憶される状態テーブルのデータ構造を示す。第1グループ240aに第1代表火災警報器200a、第1火災警報器220a、第2火災警報器220bが含まれることと、第2グループ240bに第2代表火災警報器200b、第3火災警報器220c、第4火災警報器220dが含まれることは予め登録されている。代表火災警報器200、火災警報器220に対して電池残量の値が示される。火災発生が含まれた発報情報を受信した場合に、「火災発生」に「1」が示される。火災発生が含まれた発報情報を受信しない場合に、「火災発生」に「0」が示される。発報情報における動作試験、故障情報における故障・断線、10年経過についても同様である。日時情報は、発報がなされた日時を示す。日時情報は、代表火災警報器200あるいは火災警報器220において生成され、発報情報に含まれる。図1に戻る。
処理部330は、代表火災警報器200、火災警報器220のそれぞれに対して、接続を確認するための確認信号を第1通信部310から定期的に送信させる。代表火災警報器200、火災警報器220は、確認信号を受信すると、確認信号に対する応答を示すための応答信号を制御装置300に送信する。応答信号にもセンサ識別情報が含まれる。ここで、火災警報器220に対する確認信号の送信と応答信号の受信は、代表火災警報器200を介してなされる。
制御装置300の第1通信部310は、応答信号を受信すると、応答信号を処理部330に出力する。このような処理によって、処理部330は、確認信号に対する応答信号を受信した代表火災警報器200あるいは火災警報器220との通信が可能であると判定する。一方、処理部330は、確認信号に対する応答信号を一定期間受信しない代表火災警報器200あるいは火災警報器220との通信が不可能であると判定する。処理部330は、通信可能であるか通信不可能であるかを示す通信状態情報をセンサ識別情報毎に記憶する。図2に示される状態テーブルにおいて、「通信状態情報」の「取得失敗」の「1」は通信不可能を示し、「通信状態情報」の「取得失敗」の「0」は通信可能を示す。
以下では、代表火災警報器200および火災警報器220に関する情報を表示する画面を、(1)携帯端末装置500に表示される画面、(2)制御装置300に表示される画面の順に説明する。本実施例では、これらの画面のうち、少なくとも1つの画面が表示されればよい。
(1)携帯端末装置500に表示される画面
第2通信部312は、例えば、無線通信あるいは有線通信を実行し、ルータ400、ネットワーク420を介してサーバ440に接続される。無線通信として、例えば、無線LAN(Local Area Network)が使用されるが、これに限定されない。第2通信部312は、記憶部314に記憶した発報情報、故障情報、通信状態情報、電池残量のいずれかが変化したタイミングにおいて、変化した情報をサーバ440に送信する。第2通信部312から送信される情報には、センサ識別情報に加えて、施設100を識別するための施設識別情報も含まれる。サーバ440は、情報を受信すると、発報情報、故障情報、通信状態情報、電池残量のいずれかを、施設識別情報毎およびセンサ識別情報毎に記憶する。このような処理によって、サーバ440の状態テーブルは記憶部314の状態テーブルに所定の期間遅延してから同期する。
携帯端末装置500は、例えば、スマートフォン、タブレット端末装置、携帯電話装置であり、施設100に居住するユーザによって使用される。携帯端末装置500の通信部510は、無線通信を実行することによって、ネットワーク420を介してサーバ440に接続される。無線通信として、例えば、LTE(Long Term Evolution)等の携帯電話システムあるいは無線LANが使用されるが、これに限定されない。記憶部514には、携帯端末装置500において実行可能なプログラム、例えば、アプリケーションプログラムが記憶される。本実施例では、制御システム1000における処理を実行可能なアプリケーションプログラム(以下、「制御システムアプリケーション」という)に着目する。
操作部516は、例えば、タッチパネルであり、ユーザによる操作入力を受付可能である。操作部516は、ユーザによる操作入力を受け付けると、操作入力に応じた操作信号を処理部530に出力する。表示部518は、表示制御部542において生成された画面を表示する。表示部518は、操作部516と一体的に構成されてもよく、ボタンが含まれた画面を表示部518が表示し、ユーザがボタンに触れることによる操作入力を操作部516が受けつける。
処理部530は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成される。プロセッサが、記憶部514に記録されたプログラムを実行することにより、コンピュータシステムによって処理部530の各種の機能が実現される。本実施例における処理部530は、制御システムアプリケーションを実行する。処理部530は、通信部510、ネットワーク420を介してサーバ440に対して接続を要求するための信号(以下、「接続要求信号」という)を送信する。接続要求信号には、携帯端末装置500を識別するための識別情報(以下、「端末識別情報」という)が含まれる。
サーバ440は、接続要求信号を受信すると、接続要求信号に含まれた端末識別情報をもとに認証処理を実行する。サーバ440は、認証処理が成功した場合、携帯端末装置500との接続を許可し、ネットワーク420を介して携帯端末装置500に許可信号を送信する。一方、サーバ440は、認証処理が失敗した場合、携帯端末装置500との接続を拒否し、ネットワーク420を介して携帯端末装置500に拒否信号を送信する。接続を許可した場合、サーバ440は、状態テーブルをネットワーク420を介して携帯端末装置500に送信する。状態テーブルを送信した後、サーバ440は、状態テーブルに含まれる情報が更新されると、ネットワーク420を介して携帯端末装置500に、更新された情報を逐次送信する。
携帯端末装置500の通信部510は、ネットワーク420を介してサーバ440からの許可信号あるいは拒否信号を受信する。また、許可信号を受信した場合、通信部510は、サーバ440からの状態テーブルを受信するとともに、状態テーブルの後に更新された情報を逐次受信する。処理部530は、通信部510が拒否信号を受信した場合に処理を終了し、通信部510が許可信号を受信した場合に処理を続行する。処理を続行する場合、処理部530は、通信部510が受信した状態テーブルを記憶部514に記憶させる。それに続いて、処理部530は、通信部510が逐次受信した情報によって、記憶部514の状態テーブルを更新する。
処理部530の入力部540は、代表火災警報器200、火災警報器220のそれぞれに関する情報を記憶部514から受けつける。情報は、例えば、発報情報、故障情報、通信状態情報、電池残量であり、発報情報には発報の日時情報が含まれる。入力部540における情報の受付は、記憶部514に記憶された情報が更新されるタイミングで逐次なされる。
図3は、記憶部514に記憶されるテーブルのデータ構造を示す。一例として、火災発生に優先度「1」が付与され、動作試験に優先度「2」が付与され、故障・断線に優先度「3」が付与される。また、10年経過に優先度「4」が付与され、取得失敗に優先度「1」が付与される。ここで、優先度「1」が最も優先度が高く、優先度「5」が最も優先度が低い。図2に戻る。
表示制御部542は、入力部540において受けつけた情報を表示部518に表示するための画面を生成する。ここでは、表示制御部542において生成される画面を説明するために、図4(a)−(c)を使用する。図4(a)−(c)は、表示部518に表示される画面を示す。図4(a)は、各グループの代表情報が示される画面を示し、図4(b)は、1つのグループの詳細情報が示される画面を示し、図4(c)は、情報の履歴が示されるタイムラインの画面を示す。1つのグループの詳細情報を示すための領域を「第1領域628」と呼ぶ場合、各グループの代表情報を示すための領域は「第2領域626」と呼ばれ、タイムラインを示すための領域は「第2領域630」と呼ばれる。そのため、図4(a)は第1領域628を含む画面に相当し、図4(b)は第2領域626を含む画面に相当し、図4(c)は第2領域630を含む画面に相当する。
図4(a)のように、表示制御部542は、第1領域628において、第1部分620と第2部分622とが同一の画面に含まれるように画面を生成する。具体的には、表示制御部542は、第1部分620、第2部分622を縦方向に並べた画面を生成する。第1部分620は、第1グループ240aに関する情報を示すための部分であり、第2部分622は、第2グループ240bに関する情報を示すための部分である。表示制御部542は、第1部分620に第1グループ表示欄710を設け、第1グループ表示欄710に、第1代表火災警報器200aである「火災警報器1」の名称、第1メッセージ通知642、第1電池切れ通知662を示す。また、表示制御部542は、第2部分622に第2グループ表示欄712を設け、第2グループ表示欄712に、第2代表火災警報器200bである「火災警報器2」の名称、第1メッセージ通知642、第1電池切れ通知662を示す。第1メッセージ通知642、第1電池切れ通知662等の第1グループ240aの代表情報、第2グループ240bの代表情報の詳細は後述する。
第1部分620における「火災警報器1」の表示部分をユーザが触れることによって、操作部516は、第1グループ240aの詳細情報が示される画面への遷移の指示を受けつける。これに応じて、表示制御部542は、図4(b)のように第2領域626において第1部分620が含まれる画面を生成する。表示制御部542は、第1部分620に第1代表火災警報器表示欄700、第1火災警報器表示欄702、第2火災警報器表示欄704を設ける。第1代表火災警報器表示欄700には、第1代表火災警報器200aである「火災警報器1」の名称が示され、第1火災警報器表示欄702には、第1火災警報器220aである「リビング・火災警報器」の名称が示される。また、第2火災警報器表示欄704には、第2火災警報器220bである「ダイニング・火災警報器」の名称が示される。
第1グループ240aの第1代表火災警報器200aに関する発報情報、故障情報、通信状態情報のうちの1つ少なくともを受けつけている場合、表示制御部542は、第1部分620の第1代表火災警報器表示欄700に第2メッセージ通知640を表示させる。第1グループ240aの第1火災警報器220aに関する発報情報、故障情報、通信状態情報のうちの1つ少なくともを受けつけている場合、表示制御部542は、第1部分620の第1火災警報器表示欄702に第2メッセージ通知640を表示させる。第1グループ240aの第2火災警報器220bに関する発報情報、故障情報、通信状態情報のうちの1つ少なくともを受けつけている場合、表示制御部542は、第1部分620の第2火災警報器表示欄704に第2メッセージ通知640を表示させる。一方、発報情報、故障情報、通信状態情報のすべてを受けつけていない場合、表示制御部542は、第2メッセージ通知640を表示させない。
第2メッセージ通知640は、対応する代表火災警報器200、火災警報器220に関して、発報情報、故障情報、通信状態情報を受けつけたことを知らせるための通知であり、第2メッセージ通知640の内容は、図3の「メッセージ」に示される。例えば、発報情報の火災発生を受けつけた場合、第2メッセージ通知640は「火災発生」と示される。図4(b)では、第1代表火災警報器表示欄700の第2メッセージ通知640は「火災発生」と示されているので、第1代表火災警報器200aに関して発報情報の火災発生が受けつけられている。また、第1火災警報器表示欄702の第2メッセージ通知640は「故障・スピーカ断線」と示されているので、第1火災警報器220aに関して故障情報の故障・断線が受けつけられている。さらに、第2火災警報器表示欄704の第2メッセージ通知640は「10年経過通知」と示されているので、第2火災警報器220bに関して故障情報の10年経過が受けつけられている。
表示制御部542は、電池残量と比較すべきしきい値、例えば、第1しきい値、第2しきい値(第1しきい値>第2しきい値)を保持する。一例として、第1しきい値が「20%」であり、第2しきい値が「10%」である。表示制御部542は、電池残量が第1しきい値より少なく、かつ第2しきい値以上である場合、電池消耗と判定し、電池残量が第2しきい値より少ない場合、電池切れと判定する。表示制御部542は、電池消耗と判定した代表火災警報器200、火災警報器220に対して、第2電池消耗通知(図示せず)を第1部分620に表示させ、電池切れと判定した代表火災警報器200、火災警報器220に対して、第2電池切れ通知660を第1部分620に表示させる。第2電池消耗通知は、電池消耗を知らせるための通知であり、第2電池切れ通知660は、電池切れを知らせるための通知である。
ここでは、第1代表火災警報器200aと第2火災警報器220bの電池残量が第2しきい値よりも少ないので、第1代表火災警報器表示欄700と第2火災警報器表示欄704に第2電池切れ通知660が示される。一方、第1火災警報器220aの電池残量は第1しきい値以上であるので、第1火災警報器表示欄702に第2電池消耗通知あるいは第2電池切れ通知660が示されない。第2電池消耗通知と第2電池切れ通知660は「第2電池残量通知」と総称され、第2電池残量通知は、電池残量がしきい値よりも少ないことを知らせるための通知であるといえる。
図4(a)の第2部分622における「火災警報器2」の表示部分をユーザが触れることによって、操作部516は、第2グループ240bの詳細情報が示される画面への遷移の指示を受けつける。この画面の図示は省略するが、表示制御部542は、図4(b)と同様の画面を生成する。その画面では、第2領域626において第2部分622が含まれ、表示制御部542は、第2部分622に第2代表火災警報器表示欄、第3火災警報器表示欄、第4火災警報器表示欄を設ける。第2代表火災警報器表示欄には、第2代表火災警報器200bである「火災警報器2」の名称が示され、第3火災警報器表示欄には、第3火災警報器220cに対する名称が示され、第4火災警報器表示欄には、第4火災警報器220dに対する名称が示される。さらに、第2メッセージ通知640、第2電池切れ通知660等もこれまでと同様に示される。
このように、第2領域626の第1部分620と、第2領域626の第2部分622と、第1領域628は、互いに異なった画面に含まれる。また、第1領域628が含まれた画面から、第2領域626の第1部分620が含まれた画面に遷移可能であるとともに、第2領域626の第2部分622が含まれた画面にも遷移可能である。
図4(a)に戻り、第1グループ240aの代表情報の詳細を説明する。表示制御部542は、図4(b)に示される第2領域626の第1部分620に1つ以上の第2メッセージ通知640を示す場合、第1グループ表示欄710に第1メッセージ通知642を表示させる。一方、表示制御部542は、図4(b)に示される第2領域626の第1部分620に第2メッセージ通知640を示さない場合、第1グループ表示欄710に第1メッセージ通知642を表示させない。ここでは、第2領域626の第1部分620における第1代表火災警報器表示欄700と第1火災警報器表示欄702と第2火災警報器表示欄704に第2メッセージ通知640が示されるので、第1グループ表示欄710に第1メッセージ通知642が示される。
しかしながら、第2領域626の第1部分620における第1代表火災警報器表示欄700と第1火災警報器表示欄702と第2火災警報器表示欄704に示される第2メッセージ通知640の内容が異なる。これは、第1グループ240aに含まれる第1代表火災警報器200a、火災警報器220に関して火災発生、故障・断線、10年経過が受けつけられていることに相当する。表示制御部542は、入力部540が複数の情報を受けつけた場合に、図3のテーブルに示された優先度を参照して、最も優先度の高い情報を選択する。ここでは、火災発生の優先度が「1」であり、故障・断線の優先度が「3」であり、10年経過の優先度が「4」であるので、火災発生が選択される。表示制御部542は、図4(a)の第1領域628のうち、第1部分620の第1グループ表示欄710における第1メッセージ通知642として、選択した「火災発生」を表示させる。つまり、第1メッセージ通知642は、複数の情報を受けつけた場合に、優先度の高い方の情報の存在を知らせるための通知であるといえる。
表示制御部542は、図4(b)に示される第2領域626の第1部分620に1つ以上の第2電池残量通知を示す場合、1つ以上の電池残量通知の存在を知らせるための第1電池残量通知を第1グループ表示欄710に表示させる。第2領域626の第1部分620に第2電池消耗通知だけが示される場合、第1グループ表示欄710には第1電池消耗通知が示され、第2領域626の第1部分620に第2電池切れ通知660だけが示される場合、第1グループ表示欄710には第1電池切れ通知662が示される。つまり、第2領域626の第1部分620に示される第2電池残量通知と、第1グループ表示欄710に示される第1電池残量通知は同一である。
仮に、第2領域626の第1部分620に第2電池消耗通知と第2電池切れ通知660が示される場合、第1グループ表示欄710には、第1電池切れ通知662が示される。一方、表示制御部542は、第2領域626の第1部分620に1つ以上の第2電池残量通知を示さない場合、第1電池残量通知を第1グループ表示欄710に表示させない。ここでは、第2領域626の第1部分620における第1代表火災警報器表示欄700と第2火災警報器表示欄704に第2電池切れ通知660が示されるので、第1グループ表示欄710に第1電池切れ通知662が示される。第1グループ表示欄710に表示可能な第1メッセージ通知642、第2電池残量通知は、第1グループ240aの代表情報である。第2グループ240bの代表情報は、第2グループ表示欄712に示されるが、第1グループ240aの代表情報と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図4(c)は、表示制御部542において生成されるタイムラインの画面を示す。タイムラインの画面は、第2領域630において第1部分620が含まれる画面であり、代表火災警報器200と火災警報器220のうちの1つに関する情報の履歴を示す画面である。ここでは、一例として、第1代表火災警報器200aに関する情報の履歴を示す。このようなタイムラインの画面には、1つのグループの詳細情報が示される画面、つまり図4(b)の第2領域626が示される画面から遷移可能である。また、タイムラインの画面には、各グループの代表情報が示される画面、つまり図4(a)の第1領域628が示される画面から遷移可能であってもよい。
図4(c)の第2領域630の第1部分620には、第1代表火災警報器200aに関するすべての第2メッセージ通知644が示される。ここでは、一例として2つの第2メッセージ通知644が示される。2つの第2メッセージ通知644では、「火災発生」と「10年経過通知」が示される。これは、図2に示されている通りである。表示制御部542は、第1代表火災警報器200aに関して2つ以上の情報を受けつけている場合、図3のテーブルに示された優先度を参照して、最も優先度の高い情報を選択する。また、表示制御部542は、選択した情報に対応するメッセージを、図4(b)の第1代表火災警報器表示欄700の第2メッセージ通知640に表示させる。さらに、表示制御部542は、第1代表火災警報器200aを電池消耗あるいは電池切れと判定した場合に、そのように判定した第1代表火災警報器200aの履歴をタイムラインの画面に表示させる。
表示制御部542は、第1グループ240aに含まれる第1火災警報器220aと第2火災警報器220bに関しても図4(c)と同様のタイムラインの画面を生成して表示する。さらに、表示制御部542は、第2グループ240bに含まれる第2代表火災警報器200b、第3火災警報器220c、第4火災警報器220dに関してもタイムラインの画面を生成して表示する。そのタイムラインの画面は、第2領域630において第2部分622が含まれる画面であり、代表火災警報器200と火災警報器220のうちの1つに関する情報の履歴を示す画面である。図1に戻る。
前述のごとく、代表火災警報器200は、制御装置300と直接通信するが、火災警報器220は、代表火災警報器200を介して制御装置300と通信する。そのため、代表火災警報器200における通信が不可能になる場合、当該代表火災警報器200に接続される火災警報器220の通信も不可能になる。一方、火災警報器220の通信が不可能である場合でも、他の火災警報器220、代表火災警報器200は影響を及ぼされない。つまり、火災警報器220が通信不可能になる影響よりも、代表火災警報器200が通信不可能になる影響の方が大きい。そのため、表示制御部542は、代表火災警報器200が通信不可能になった場合、第1メッセージ通知642および第2メッセージ通知640における「取得失敗」の表示に加えて、あるいはこれらの表示とは別に、代表火災警報器200との通信が不可能であることを表示部518に表示してもよい。
図5は、表示部518に表示される別の画面を示す。ここでは、第1代表火災警報器200aが通信不可能である場合、つまり第1代表火災警報器200aに対する取得失敗が受けつけられた場合に、表示制御部542は、「火災警報器1がオフラインになりました」とのメッセージを表示する。ユーザは、このメッセージを見ることによって、第1グループ240aに含まれる第1代表火災警報器200aと火災警報器220との通信が不可能であることを認識可能である。また、第2代表火災警報器200bが通信不可能である場合も同様のメッセージが表示される。図1に戻る。
(2)制御装置300に表示される画面
これまでは、各種センサの情報を示す画面を携帯端末装置500の表示部518に表示させる場合を説明した。このような画面は、制御装置300の表示部318に表示されてもよい。表示部518に表示される画面として、横方向よりも縦方向に長い画面を想定していたが、ここでは、表示部318に表示される画面として、縦方向よりも横方向に長い画面を想定する。
入力部340は、入力部540と同様の処理を実行する。記憶部314は、図3と同一のテーブルを記憶する。表示制御部342は、入力部340において受けつけた情報を表示部318に表示するための画面を生成する。ここでは、表示制御部342において生成される画面を説明するために、図6(a)−(c)を使用する。図6(a)−(c)は、表示部318に表示される画面を示す。図6(a)は、各グループの代表情報が示される画面を示し、図6(b)は、1つのグループの詳細情報が示される画面を示し、図6(c)は、情報の履歴が示されるタイムラインの画面を示す。つまり、図6(a)−(c)は、図4(a)−(c)にそれぞれ対応しており、図6(a)は第1領域628を含む画面に相当し、図6(b)は、第2領域626を含む画面に相当し、図6(c)は、第2領域630を含む画面に相当する。
図6(a)のように、表示制御部342は、第1領域628において、第1部分620と第2部分622とが同一の画面に含まれるように画面を生成する。具体的には、表示制御部542は、第1部分620、第2部分622を横方向に並べた画面を生成する。第1部分620に第1グループ表示欄710を設け、かつ第2部分622に第2グループ表示欄712を設けることと、第1グループ表示欄710と第2グループ表示欄712における表示の内容は、図4(a)と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図6(b)のように、表示制御部342は、第2領域626において第1部分620が含まれる画面を生成する。第1部分620に第1代表火災警報器表示欄700、第1火災警報器表示欄702、第2火災警報器表示欄704を設けることと、第1代表火災警報器表示欄700、第1火災警報器表示欄702、第2火災警報器表示欄704における表示の内容は、図4(b)と同様であるので、ここでは説明を省略する。図6(c)のように、表示制御部342は、第2領域630において第1部分620が含まれる履歴の画面を生成する。履歴の画面には、各グループの代表情報が示される画面、あるいは1つのグループの詳細情報が示される画面から遷移可能であってもよい。履歴の画面における表示の内容は、図4(c)と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成による制御システム1000の動作を説明する。図7は、制御システム1000による表示手順を示すシーケンス図である。制御装置300は、情報を受けつける(S10)。制御装置300は、状態テーブルをサーバ440に送信する(S12)。サーバ440は状態テーブルを記憶する(S14)。携帯端末装置500は接続要求信号をサーバ440に送信する(S16)。サーバ440は状態テーブルを携帯端末装置500に送信する(S18)。携帯端末装置500は状態テーブルを受けつける(S20)。携帯端末装置500は、優先度に応じて情報を選択し(S22)、選択した情報を表示する(S24)。
図8は、制御システム1000による別の表示手順を示すシーケンス図である。制御装置300は情報を受けつける(S50)。制御装置300は、優先度に応じて情報を選択し(S52)、選択した情報を表示する(S54)。制御装置300は、状態テーブルをサーバ440に送信する(S56)。サーバ440は状態テーブルを記憶する(S58)。
図9は、制御システム1000による表示手順を示すフローチャートである。入力部540は情報を受けつける(S100)。複数の情報を受けつけた場合(S102のY)、表示制御部542は、優先度に応じて情報を選択し(S104)、情報を表示部518に表示する(S106)。複数の情報を受けつけていない場合(S102のN)、表示制御部542は情報を表示部518に表示する(S106)。
本実施例によれば、複数の情報を受けつけた場合に、優先度の高い方の情報の存在を知らせるための第1メッセージ通知642を表示させるので、複数の情報が存在する場合に情報を容易に認識させることができる。また、第1メッセージ通知642を第1領域628に表示させるので、情報を受けつけていることを容易に認識させることができる。また、発報情報は、発報の日時情報が含まれるので、発報の原因を特定しやすくできる。また、発報情報は故障情報よりも優先度が高いので、発報情報と故障情報とを受けつけている場合に、第1メッセージ通知642として発報情報を優先的に知らせることができる。また、発報情報は通信状態情報よりも優先度が高いので、発報情報と通信状態情報とを受けつけている場合に、第1メッセージ通知642として発報情報を優先的に知らせることができる。
また、複数の情報を受けつけたことを知らせるための第2メッセージ通知640を表示するので、複数のセンサのそれぞれに関する情報を容易に認識させることができる。また、複数の情報のそれぞれに対して、第2メッセージ通知640を第2領域626、第2領域630に表示させるので、情報を受けつけていることを容易に認識させることができる。また、1つ以上の電池残量のそれぞれに対して、第2電池残量通知を第2領域626、第2領域630に表示させるとともに、第1電池残量通知を第1領域628に表示させるので、電池残量がしきい値より少ないことを容易に認識させることができる。
また、火災警報器220と代表火災警報器200を複数のグループ240に分類し、各グループ240に対する第1メッセージ通知642を表示するので、各グループ240の情報の受付状況を容易に認識させることができる。また、第1領域628の第1部分620と、第1領域628の第2部分622を同一の画面に含めるので、第1グループ240aの代表情報と第2グループ240bの代表情報との一覧性を向上できる。
また、第2領域626、第2領域630の第1部分620と、第2領域626、第2領域630の第2部分622と、第1領域628とは互いに異なった画面に含まれるので、情報を分けることによってわかりやすくできる。また、第1領域628が含まれた画面から、第2領域626、第2領域630の第1部分620が含まれた画面に遷移可能であるので、情報の関連性を容易に認識させることができる。また、第1領域628が含まれた画面から、第2領域626、第2領域630の第1部分620が含まれた画面に遷移可能であるので、第1代表火災警報器200aと他の火災警報器220の接続関係を容易に認識させることができる。
また、第1領域628が含まれた画面から、第2領域626、第2領域630の第2部分622が含まれた画面に遷移可能であるので、情報の関連性を容易に認識させることができる。また、第1領域628が含まれた画面から、第2領域626、第2領域630の第2部分622が含まれた画面に遷移可能であるので、第2代表火災警報器200bと他の火災警報器220の接続関係を容易に認識させることができる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の表示装置(300、500)は、施設に複数のセンサが設置されており、複数のセンサのそれぞれに関する情報を受付可能な入力部(340、540)と、入力部(340、540)が複数の情報を受けつけた場合に、優先度の高い方の情報の存在を知らせるための通知を表示部(318、518)に表示させる表示制御部(342、542)と、を備える。
入力部(340、540)において受けつけられる情報は、複数のセンサのそれぞれにおける発報情報と故障情報の少なくとも1つであり、発報情報は、故障情報よりも優先度が高い。
入力部(340、540)において受けつけられる情報には、通信状態情報が含まれることもあり、発報情報は、通信状態情報よりも優先度が高い。
表示制御部(342、542)は、通知を第1通知として表示部(318、518)の第1領域に表示させ、表示制御部(342、542)は、入力部(340、540)が複数の情報を受けつけたことを知らせるための第2通知を表示部(318、518)の第2領域であって、かつ第1領域とは異なった第2領域に表示させる。
複数のセンサのうちの一部は第1グループに含まれ、複数のセンサのうちの別の一部は第2グループに含まれ、表示制御部(342、542)は、第1グループに対する第1通知を第1領域の第1部分に表示させるとともに、第1グループに対する第2通知を第2領域の第1部分に表示させ、表示制御部(342、542)は、第2グループに対する第1通知を第1領域の第2部分に表示させるとともに、第2グループに対する第2通知を第2領域の第2部分に表示させる。
第1領域の第1部分と、第1領域の第2部分は、同一の画面に含まれ、第2領域の第1部分と、第2領域の第2部分と、第1領域は、互いに異なった画面に含まれ、第1領域が含まれた画面から、第2領域の第1部分が含まれた画面に遷移可能であり、第1領域が含まれた画面から、第2領域の第2部分が含まれた画面に遷移可能である。
第1グループに含まれる一部のセンサのうちの1つが第1代表のセンサであり、第1グループに含まれる一部のセンサのうちの残りは、第1代表のセンサを介して本表示装置(300、500)と通信し、第2グループに含まれる一部のセンサのうちの1つが第2代表のセンサであり、第2グループに含まれる一部のセンサのうちの残りは、第2代表のセンサを介して本表示装置(300、500)と通信する。
本表示装置(300、500)は、端末装置(500)に搭載される。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、センサが代表火災警報器200、火災警報器220であるとしている。しかしながらこれに限らず例えば、センサはガス警報器等であってもよく、異なった種類の警報器が混在してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
100 施設、 200 代表火災警報器、 202 検知部、 204 制御部、 206 通信部、 220 火災警報器、 240 グループ、 300 制御装置、 310 第1通信部、 312 第2通信部、 314 記憶部、 316 操作部、 318 表示部、 330 処理部、 340 入力部、 342 表示制御部、 400 ルータ、 420 ネットワーク、 440 サーバ、 500 携帯端末装置、 510 通信部、 514 記憶部、 516 操作部、 518 表示部、 530 処理部、 540 入力部、 542 表示制御部、 1000 制御システム。

Claims (9)

  1. 施設に複数のセンサが設置されており、前記複数のセンサのそれぞれに関する情報を受付可能な入力部と、
    前記入力部が複数の前記情報を受けつけた場合に、優先度の高い方の前記情報の存在を知らせるための通知を表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える表示装置。
  2. 前記入力部において受けつけられる前記情報は、前記複数のセンサのそれぞれにおける発報情報と故障情報の少なくとも1つであり、
    前記発報情報は、前記故障情報よりも優先度が高い、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記入力部において受けつけられる前記情報には、通信状態情報が含まれることもあり、
    前記発報情報は、前記通信状態情報よりも優先度が高い、
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記通知を第1通知として前記表示部の第1領域に表示させ、
    前記表示制御部は、前記入力部が複数の前記情報を受けつけたことを知らせるための第2通知を前記表示部の第2領域であって、かつ前記第1領域とは異なった第2領域に表示させる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記複数のセンサのうちの一部は第1グループに含まれ、前記複数のセンサのうちの別の一部は第2グループに含まれ、
    前記表示制御部は、前記第1グループに対する前記第1通知を前記第1領域の第1部分に表示させるとともに、前記第1グループに対する前記第2通知を前記第2領域の第1部分に表示させ、
    前記表示制御部は、前記第2グループに対する前記第1通知を前記第1領域の第2部分に表示させるとともに、前記第2グループに対する前記第2通知を前記第2領域の第2部分に表示させる、
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記第1領域の第1部分と、前記第1領域の第2部分は、同一の画面に含まれ、
    前記第2領域の第1部分と、前記第2領域の第2部分と、前記第1領域は、互いに異なった画面に含まれ、
    前記第1領域が含まれた画面から、前記第2領域の第1部分が含まれた画面に遷移可能であり、
    前記第1領域が含まれた画面から、前記第2領域の第2部分が含まれた画面に遷移可能である、
    請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記第1グループに含まれる前記一部のセンサのうちの1つが第1代表のセンサであり、前記第1グループに含まれる前記一部のセンサのうちの残りは、前記第1代表のセンサを介して本表示装置と通信し、
    前記第2グループに含まれる前記一部のセンサのうちの1つが第2代表のセンサであり、前記第2グループに含まれる前記一部のセンサのうちの残りは、前記第2代表のセンサを介して本表示装置と通信する、
    請求項5または6に記載の表示装置。
  8. 本表示装置は、端末装置に搭載される、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の表示装置に実行させるためのプログラム。
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