JP2021163110A - 消耗品の管理方法及び消耗品の管理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
所定の施設内で使用される消耗品の管理方法であって、
供給者から前記施設へ、前記施設に応じた所定数の消耗品を供給する第1供給工程と、
前記消耗品の廃棄物を回収する回収工程と、
前記施設での前記消耗品の消費量に関する情報を前記供給者の管理装置に通知する消費量通知工程と、
前記消費量に応じた数の消耗品を前記施設へ供給する第2供給工程と、を備え、
前記消費量通知工程は、前記回収工程又は前記消耗品の状態情報の検知に基づいて通知する。
前記回収工程にて回収された廃棄物をリサイクルし、得られた再生資源を前記供給者に供給する第3供給工程をさらに含む。
前記第2供給工程は、前記消費量を前記施設毎の規定値から引いた値が所定の閾値を下回った場合に、前記規定値までの差分を補充する消耗品の数として供給する。
前記第2供給工程を前記供給者が行う。
前記第2供給工程を、前記回収工程を行う回収業者が行う。
前記消耗品は、紙おむつであり、
前記紙おむつは、交換タイミングを特定するための状態情報を検知する状態検知部を有し、
前記消費量通知工程は、前記状態検知部によって検知された状態情報を前記管理装置に通知し、
前記施設での前記紙おむつの消費量を前記状態情報から演算する消費量演算工程を有する。
前記状態情報を、当該紙おむつの着用者を世話する管理者の管理者端末に通知する通知工程を有する。
前記施設は、前記状態検知部が検知した状態情報である検知情報を取得し、取得された状態情報を通知する取得装置を備え、
前記消費量通知工程において、前記取得装置は、前記状態情報を前記管理装置に送信する。
前記通知工程において、前記取得装置は、前記検知情報に基づいて、前記紙おむつ取替えの要否を判断し、判断結果を前当該紙おむつの着用者を世話する管理者の管理者端末に通知する。
前記状態検知部は、RFIDシステムを利用したものである。
前記消耗品の供給に対して予め定められた期間ごとに定額料金を課金する課金工程を含む。
前記回収された廃棄物に含まれる排泄物量に関する排泄物情報を取得する排泄物情報取得工程と、
取得された前記排泄物情報を供給者に通知する排泄物情報通知工程と、
を備える。
前記消耗品の利用者毎に、所定期間ごとの前記排泄物量を集計した集計データを算出する集計データ算出工程と、
算出された集計データを前記紙おむつの着用者の保護者に通知する集計データ通知工程と、
を備える。
排泄物に潜血反応が認められた場合の潜血情報を取得する潜血情報取得工程と、
取得された潜血情報を前記紙おむつの着用者の保護者に通知する潜血情報通知工程と、
を備える。
所定の施設内で使用される消耗品の管理を行う管理装置であって、
前記施設での前記消耗品の消費量に関する消費量情報を取得する取得手段と、
取得された消費量を、前記施設毎に設定された規定値から引いた値が所定の閾値を下回った場合に、補充する補充量を算出する算出手段と、
を備える。
図1〜図4を参照して、本発明に係る第1実施形態を説明する。まず、図1は、本発明の消耗品の管理システム1の概念図である。
供給側管理サーバ112は、記憶部112aと、通信部112bと、制御部112cを備える。
供給者施設110は、消費施設120に所定数の紙おむつを供給する(第1供給工程:S1)。
また、供給者施設110は、紙おむつの消費量に応じた未使用の紙おむつを消費施設120に適宜供給する(第2供給工程:S4)。
なお、本実施形態では供給者施設110は紙おむつの製造メーカとするが、販売代理店や問屋などであっても構わない。
消費施設120は、供給者施設110から受領した未使用の紙おむつを収容するための倉庫である消費側倉庫121、紙おむつの在庫を管理するための管理サーバである消費側管理サーバ122、使用済みの紙おむつを収容するためのダストボックス123を有する。消費側倉庫121に収容された紙おむつは、サイズごと、または、使用する園児ごとに分別されている。また、ダストボックス123には、使用済みの紙おむつが使用した園児ごとに袋分け等で分別されている。
消費側管理サーバ122は、記憶部122aと、通信部122bと、制御部122cを備えている。
回収業者施設130は、リサイクル業者施設140に回収した使用済み紙おむつを移送する役割を担うが、法令に準じて適正に処理するのであればそれに限られない。
また、回収業者施設130は、回収された使用済み紙おむつの量を測定するための重量計131及び外部との通信を行うためのハンディターミナル132を有する。回収業者施設130は、重量計131を用いて測定した使用済み紙おむつ量、つまり、紙おむつの消費量を、ハンディターミナル132を用いて供給側管理サーバ112に通知を行う(消費量通知工程:S3)。
また、リサイクル業者施設140は、生成した再生パルプを供給者施設110に供給する(第3供給工程:S5)。
消耗品の管理システム1では、まず、供給者施設110から消費施設120へ所定数の紙おむつを供給する第1供給工程(S1)が行われる。
次いで、回収業者施設130が消費施設120から使用済み紙おむつを回収する回収工程(S2)が行われる。
次いで、回収業者施設130が紙おむつの消費量を供給側管理サーバ112に通知を行う消費量通知工程(S3)が行われる。
次いで、消費施設120へ紙おむつの消費量に応じた数の未使用の紙おむつが供給される第2供給工程(S4)が行われ、回収工程(S2)に戻る。
また、リサイクル業者施設140が生成した再生パルプを供給者施設110に供給する第3供給工程(S5)は、回収工程(S2)の後に行われ、消費量通知工程(S3)及び第2供給工程(S4)と同時に行われる。
図3では、消費施設120として施設A及び施設Bを例示している。施設Aでは、規定数としてSサイズの紙おむつを100枚、Mサイズの紙おむつを50枚、Lサイズの紙おむつを50枚と設定されている。同様に、施設Bでは、規定数としてSサイズの紙おむつを50枚、Mサイズの紙おむつを50枚、Lサイズの紙おむつを50枚と設定されており、当該テーブルで設定された規定数の紙おむつを各消費施設120に供給する。
ここで、供給者施設110では、消費施設120が所定の日数分で消費する紙おむつの消費数に相当する紙おむつの数量を供給側倉庫111に維持するように紙おむつを製造する。または、供給者施設110が販売代理店や問屋である場合には、製造メーカに製造を依頼する。
供給側倉庫111の在庫数を図4に示す。図4では、規定数は消費施設120である施設A及び施設Bの規定数を合わせた数であり、在庫数は消費施設120である施設A及び施設Bでの10日分の消費数を合わせた数になっている。
また、供給数のデータについては消費施設120からインターネット等を介して、消費側管理サーバ122に提供されてもよい。また、消費施設120がネットワークにつながっていない場合には、消費施設120の職員が供給者施設110に直接連絡して、供給者施設110が供給数を消費側管理サーバ122に入力するようにしても良い。
なお、園児ごとの使用する紙おむつのサイズについては消費側管理サーバ122に記憶させ、必要に応じて確認できるようにする。また、紙おむつの取替えの際には取替え前の紙おむつのサイズを参考にしてサイズを選んでも良い。
次いで、使用済みの紙おむつは、ダストボックス123に園児ごとに分けて収容(廃棄)される。
回収工程(S2)として、回収業者施設130は、消費施設120から使用済みおむつを回収し、重量計131を用いて園児ごとの排泄物量(ここでは紙おむつの重量も含む)を測定する。これを排泄物情報取得工程とする。また、目視で紙おむつの消費枚数を計数する。
次いで、消費量通知工程(S3)として、回収業者施設130は、園児ごとの排泄物量及び紙おむつの消費枚数のデータをネットワーク接続されたハンディターミナル132に入力する。ハンディターミナル132に入力されたデータはネットワークを介して、供給者施設110の供給側管理サーバ112に送信される。回収業者施設130のハンディターミナル132は、園児ごとの排泄物量を、供給側管理サーバ112に送信する排泄物情報通知工程として機能する。また、供給側管理サーバ112の制御部112cは、消費施設120における紙おむつの消費量を取得する取得手段として機能する。
次いで、第2供給工程(S4)として、供給者施設110の制御部112cは、算出した消費量の合計数を消費施設120毎に設定された規定値から引き、その値が消費施設120毎に設定された閾値を下回った場合に、規定値までの差分の数の紙おむつを消費施設120に供給する。ここで制御部112cは、紙おむつを補充する補充量を算出する算出手段として機能する。
より具体的には、図3に示すように、記憶部112aに、予め消費施設120及びサイズ毎に閾値が設定されたテーブルが記憶されている。例えば、消費施設120である施設AのSサイズの紙おむつの規定数は100枚、閾値は50枚であるから、算出した消費量の合計数が60枚であった場合、消費量の合計数を規定値から引いた値は40枚であるので、閾値の50枚を下回っている。このとき、規定値までの差分の60枚の紙おむつを供給する。
これによって、紙おむつの配送業者のスケジュールに合わせた供給タイミングで、消費施設120に紙おむつを供給することができる。
供給側管理サーバ112の制御部112cは、通信部112bを介して毎日の園児ごとの排泄量のデータや統計処理されたデータを、保護者150の連絡先に通知する。ここで、制御部112cは集計データ通知工程10として機能する。これによって、保護者150は衛生的に自らの子供の健康状態を把握することができる。例えば排泄量が多い場合は、肥満など、少ない場合には、健康上のリスクを把握することができる。
また、制御部112cは、毎日の園児ごとの排泄量のデータや統計処理されたデータを消費施設120の消費側管理サーバ122にも通知し、それによって消費施設120では、園児ごとの健康状態の把握、園児間での排泄物量の差の統計処理により、保育園での食事や、運動などについての評価の一環として、あるいは保護者150の面談資料として利用することができる。
次いで、供給側管理サーバ112の制御部112cは、算出の結果を基に、供給側管理サーバ112に記憶された園児の使用する紙おむつのサイズ(典型的には紙おむつの吸収量(回数)に応じて紙おむつのサイズが設定されている)、あるいは紙おむつの一日当たりの数が適正であるか判断する。適正でないと判断すると、自動で、あるいは供給者施設110または消費施設120の管理者に連絡して許可が得られたら、その園児に対して記憶された紙おむつのサイズ、あるいは供給数を変更し、次回の紙おむつ供給時の供給数に反映させる。
また、自動で変更された場合は変更されたことを供給者施設110または消費施設120の管理者に通知する。
ここで、消費施設120では、変更前のサイズの在庫については運送会社に返却することとしているが、在庫を使い切ってから変更を反映するようにしてもよい。
リサイクル業者施設140は、引き受けた使用済み紙おむつをリサイクル処理施設に運び、所定の手順で再生パルプを得る。
ここで、近年、高分子吸収体(SAPシート)を紙おむつに適用したものが多いが、オゾン水での処理によって、これらを分解し、高品質の再生パルプを得ることができるため、このオゾン処理を用いて再生処理を行うのが好ましい。
本発明の消耗品の管理システム1においては、提携する消費施設120から一定数の使用済み紙おむつが回収できること、また、使用済み紙おむつのメーカをそろえることで、一定のリサイクル対象の紙おむつが得られる。そのため、オゾン処理の条件(高分子を分解し、低分子量化し、可溶化する処理条件)設定が容易になるため、オゾン処理に適している。
したがって、資源を再利用することができるため、環境負荷を低減することができる。
また、消耗品の管理システム1は、回収された廃棄物に含まれる排泄物の量を保護者150に通知する。
また、回収業者施設130によって回収された廃棄物をリサイクルし、供給者施設110(または消耗品製造メーカー)に提供することによって、環境負荷を低減することができる。
さらに、回収業者施設130が回収時に、消耗品の個数だけでなく、便や尿に関する情報を取得し、供給者施設110を介して保護者150等にその情報を供給することによって、保護者150等は衛生的に被保護者の健康状態に関する情報を取得することができる。
図5を参照して、上記第1実施形態の変形例を説明する。図5は、本発明の第1実施形態の変形例の消耗品の管理システムの概略図を示す図である。
次いで、供給者施設110は、算出された次回供給時までの紙おむつの消費数を消費施設120毎に設定された規定値から引き、その値が消費施設120毎に設定された閾値を下回った場合に、規定値までの差分の数の紙おむつを回収業者施設130に供給する。回収業者施設130は、供給された紙おむつを消費施設120に供給する。以上が本変形例の第2供給工程(S4)である。
上記第1実施形態及び変形例では、使用済み紙おむつを回収する回収業者施設130が消費量通知工程(S3)として、供給者施設110に消費施設120における紙おむつの消費量を通知するとした。
ここで、第2実施形態では、RFIDシステムを利用する。より具体的には、紙おむつの交換タイミングを特定するための状態情報を検知する状態検知部としてのRFIDタグ12aを有する紙おむつを使用する。紙おむつの状態情報とは、園児の排泄物によって紙おむつが濡れているか否かの情報である。RFIDタグ12aが紙おむつの濡れを検知すると、検知したことを供給者施設110の供給側管理サーバ112に自動で通知を行う(消費量通知工程:S3)。
第2実施形態では、消費施設120は、紙おむつに備えられたRFIDタグ12aが検知した状態情報である紙おむつの濡れの検知情報を取得し、取得した情報を供給側管理サーバ112及び、保育士が所持する管理者端末125に通知する取得装置124と、保育士が所持し、取得装置124からの通知を受信する管理者端末125と、をさらに備える。
取得装置124は、園児の排泄によってRFIDタグ12aから固有識別番号を取得できなくなると、紙おむつが濡れているため交換が必要と判断し、保育士が所持する管理者端末125に、濡れている紙おむつの固有識別番号及び交換が必要である旨を送信する(通知工程)。
図7は、紙おむつ展開状態を示す図であり、図8Aは、紙おむつ11aが濡れていない状態の図7におけるA−A'断面図、図8Bは、尿や便による液体によって濡れた状態の図7におけるA−A'断面図である。
らなり、液体を透過させる特性を有する。
なお、不織布の原料繊維は、特に限定されず、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等や、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維等であってもよい。
また、不織布の加工方法は、公知の方法として、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等があるが、どのような加工によって製造されたものであってもよい。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法を、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法を用いる等、適宜好ましい加工方法を用いればよい。
なお、中間材は、必ずしも表面材と同様の素材で形成する必要はないが、同様の素材を用いた場合、表面材160aと中間材113aの融点が同じであるため、表面材160aと中間材113aとの接合に、ヒートシールや超音波シールを好適に用いることができる。
紙おむつのアンテナパターン1141aを含むアンテナ部121a〜121cと取得装置124のアンテナ部141が通信を行うことによって、紙おむつの情報を読み取ることができる。
立体ギャザー117aは、尿や便が太もも周りから漏れる(一般的に、横漏れと呼ばれる。)ことを防ぐ。
また、テープ119aは、使用済の紙おむつを破棄する際に、紙おむつを丸め、固定する用途としても使用でき、尿や便が外部に漏れるのを防ぐ。
また、紙おむつは、パンツ型の紙おむつであってもよい。
より具体的には、供給側管理サーバ112は、各消費施設120から検知情報を取得すると、検知情報に含まれる施設情報及びサイズ情報などにより、消費施設及びサイズ毎に消費量を計数して消費量を演算する。
そして、供給側管理サーバ112は、図3に示すテーブルの該当施設及びサイズの規定値から消費量を引いた値が閾値を下回っているとき、規定値までの差分の紙おむつを供給する。
また、保育士は、管理者端末125における通知によって、紙おむつが濡れたことを確認し、紙おむつが濡れている園児を識別することができるため、紙おむつの取替えを容易に行うことができる。
図9A、図9B、図10A及び図10Bを参照し、第2実施形態の変形例について説明する。
紙おむつ11aが濡れていない状態では、アンテナパターン1141aは非導通状態であるため、取得装置124で紙おむつ11aの情報を読み取ることはできない。
潜血反応があった場合には、排泄物量を保護者150等に通知する際に、潜血反応があったことを通知してもよい。これを、潜血情報通知工程とする。
S1 第1供給工程
S2 回収工程
S3 消費量通知工程
S4 第2供給工程
S5 第3供給工程
10 集計データ通知工程
110 供給者施設
111 供給側倉庫
112 供給側管理サーバ(管理装置)
112a 記憶部
112b 通信部
112c 制御部(取得手段、算出手段)
11a 紙おむつ
12a RFIDタグ
1141a アンテナパターン
1142a アンテナ層
1143a 樹脂層
1145a SAP
1146a 導電材料
1147a フィルム
13a 固有識別番号
120 消費施設
121 消費側倉庫
122 消費側管理サーバ
122a 記憶部
122b 通信部
122c 制御部
123 ダストボックス
124 取得装置
125 管理者端末
130 回収業者施設
131 重量計
132 ハンディターミナル
140 リサイクル業者施設
150 保護者
Claims (15)
- 所定の施設内で使用される消耗品の管理方法であって、
供給者から前記施設へ、前記施設に応じた所定数の消耗品を供給する第1供給工程と、
前記消耗品の廃棄物を回収する回収工程と、
前記施設での前記消耗品の消費量に関する情報を前記供給者の管理装置に通知する消費量通知工程と、
前記消費量に応じた数の消耗品を前記施設へ供給する第2供給工程と、を備え、
前記消費量通知工程は、前記回収工程又は前記消耗品の状態情報の検知に基づいて通知する、消耗品の管理方法。 - 前記回収工程にて回収された廃棄物をリサイクルし、得られた再生資源を前記供給者に供給する第3供給工程をさらに含む、請求項1に記載の消耗品の管理方法。
- 前記第2供給工程は、前記消費量を前記施設毎の規定値から引いた値が所定の閾値を下回った場合に、前記規定値までの差分を補充する消耗品の数として供給する、請求項1又は2に記載の消耗品の管理方法。
- 前記第2供給工程を前記供給者が行う、請求項1から3のいずれか一項に記載の消耗品の管理方法。
- 前記第2供給工程を、前記回収工程を行う回収業者が行う、請求項1から3のいずれか一項に記載の消耗品の管理方法。
- 前記消耗品は、紙おむつであり、
前記紙おむつは、交換タイミングを特定するための状態情報を検知する状態検知部を有し、
前記消費量通知工程は、前記状態検知部によって検知された状態情報を前記管理装置に通知し、
前記施設での前記紙おむつの消費量を前記状態情報から演算する消費量演算工程と、
を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の消耗品の管理方法。 - 前記状態情報を、当該紙おむつの着用者を世話する管理者の管理者端末に通知する通知工程を有する、請求項6に記載の消耗品の管理方法。
- 前記施設は、前記状態検知部が検知した状態情報である検知情報を取得し、取得された状態情報を通知する取得装置を備え、
前記消費量通知工程において、前記取得装置は、前記状態情報を前記管理装置に送信する、請求項7に記載の消耗品の管理方法。 - 前記通知工程において、前記取得装置は、前記検知情報に基づいて、前記紙おむつ取替えの要否を判断し、判断結果を前当該紙おむつの着用者を世話する管理者の管理者端末に通知する、請求項8に記載の消耗品の管理方法。
- 前記状態検知部は、RFIDシステムを利用したものである、請求項6から9のいずれか一項に記載の消耗品の管理方法。
- 前記消耗品の供給に対して定額料金を課金する課金工程を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の消耗品の管理方法。
- 前記回収された廃棄物に含まれる排泄物量に関する排泄物情報を取得する排泄物情報取得工程と、
取得された前記排泄物情報を供給者に通知する排泄物情報通知工程と、
を備える、請求項1から11のいずれか一項に記載の消耗品の管理方法。 - 前記消耗品の利用者毎に、所定期間ごとの前記排泄物量を集計した集計データを算出する集計データ算出工程と、
算出された集計データを前記紙おむつの着用者の保護者に通知する集計データ通知工程と、
を備える、請求項12に記載の消耗品の管理方法。 - 排泄物に潜血反応が認められた場合の潜血情報を取得する潜血情報取得工程と、
取得された潜血情報を前記紙おむつの着用者の保護者に通知する潜血情報通知工程と、
を備える、請求項12又は13に記載の消耗品の管理方法。 - 所定の施設内で使用される消耗品の管理を行う管理装置であって、
前記施設での前記消耗品の消費量に関する消費量情報を取得する取得手段と、
取得された消費量を、前記施設毎に設定された規定値から引いた値が所定の閾値を下回った場合に、補充する補充量を算出する算出手段と、
を備える消耗品の管理装置。
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