JP2021162928A - 介護記録作成システム、介護記録作成方法、診療記録作成システム、診療記録作成方法、及びプログラム - Google Patents

介護記録作成システム、介護記録作成方法、診療記録作成システム、診療記録作成方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】介護職員の介護記録の記載に要する負荷を軽減する。【解決手段】被介護者との対話を行う対話装置から、介護記録に用いられる内容に関する被介護者からの回答を得るための質問を、被介護者との対話の中に含めて発話する発話手段と、質問に対する被介護者からの回答を記憶する記憶手段と、記憶された回答から得られた情報を解析する解析手段と、解析された情報を用いて介護記録に文字情報を記録する記録手段とを備えたことを特徴とする介護記録作成システム。【選択図】図4

Description

本発明は、介護記録作成システム、介護記録作成方法、診療記録作成システム、診療記録作成方法、及びプログラムに関する。
特許文献1では、センサにより対象者の動作を検知した時に呼びかけ音声を再生し、呼びかけ音声に対する回答を考慮して対象者の動作を解析して、医療従事者が対象者のもとに急行する必要があるか否かの解析を行うことにより、歩行が禁止されている対象者に歩行をしないように促す等の行動抑制を一般通報として行い、さらに必要に応じて医療従事者が対象者のもとに急行することを促す緊急通報を行うことにより、医療従事者が急行すべきかどうかを見極めて医療従事者の処置を最小限に止めながら、対象者が禁止動作を行うことを抑制している。
特許文献2では、介護者に余計な手間を強いることなく、記憶に頼らない正確な介護記録を実現するために、介護者の音声を取得し、音声認識を行い、キーワードを認識し、キーワードの前または後の言葉を介護状況情報として出力し、介護記録を作成している([0049])。その際、音声情報と位置情報を用いている。
特開2016−32500号公報 特開2019−8656号公報
被介護者は、老人福祉施設や病院等の施設に入所し、又は在宅にて訪問介護等を利用し、介護を受けている。この介護を行う介護職員は、例えば交替する介護職員へ伝達するためや、より適したケアを被介護者に提供するためなど、例えば介護職員間における情報共有の目的で、一般に介護記録を記載している。
しかしながら、介護記録の記載は、介護職員にとって負担が大きい。例えば、日々の業務に追われ、介護を受ける被介護者とのやり取りが終わった後で事務処理を行っており、その流れの中で介護記録の記載が行われる。そのために、介護記録を記載することは介護職員の負担が非常に大きい。
また、同様の課題は、介護分野だけでなく診療分野にも存在する。
本発明は、介護従業者又は診療従業者の介護記録又は診療記録の記載に要する負荷を軽減することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、被介護者との対話を行う対話装置から、介護記録に用いられる内容に関する被介護者からの回答を得るための質問を、被介護者との対話の中に含めて発話する発話手段と、その質問に対する被介護者からの回答を記憶する記憶手段と、記憶された回答から得られた情報を解析する解析手段と、解析された情報を用いて介護記録に文字情報を記録する記録手段とを備えた介護記録作成システムを提供する。
発話手段は、対話装置における被介護者との対話に基づいて、質問を決定する、ものであってよい。
被介護者の行動又は状態を感知するセンサを更に備え、解析手段は、センサから得られたセンシング情報を用いて、記憶された回答から得られた情報を解析する、ものであってよい。
記憶手段は、介護者による質問に対する被介護者からの回答を更に記憶する、ものであってよい。
また、本発明は、被介護者との対話を行う対話装置から、介護記録に用いられる内容に関する被介護者からの回答を得るための質問を、被介護者との対話の中に含めて発話するステップと、質問に対する被介護者からの回答を記憶するステップと、記憶された回答から得られた情報を解析するステップと、解析された情報を用いて介護記録に文字情報を記録するステップとを含む介護記録作成方法も提供する。
更に、本発明は、コンピュータに、被介護者との対話を行う対話装置から、介護記録に用いられる内容に関する被介護者からの回答を得るための質問を、被介護者との対話の中に含めて発話する機能と、質問に対する被介護者からの回答を記憶する機能と、記憶された回答から得られた情報を解析する機能と、解析された情報を用いて介護記録に文字情報を記録する機能とを実現させるためのプログラムも提供する。
或いは、本発明は、被診療者との対話を行う対話装置から、診療記録に用いられる内容に関する被診療者からの回答を得るための質問を、被診療者との対話の中に含めて発話する発話手段と、質問に対する被診療者からの回答を記憶する記憶手段と、記憶された回答から得られた情報を解析する解析手段と、解析された情報を用いて診療記録に文字情報を記録する記録手段とを備えた診療記録作成システムを提供する。
また、本発明は、被診療者との対話を行う対話装置から、診療記録に用いられる内容に関する被診療者からの回答を得るための質問を、被診療者との対話の中に含めて発話するステップと、質問に対する被診療者からの回答を記憶するステップと、記憶された回答から得られた情報を解析するステップと、解析された情報を用いて診療記録に文字情報を記録するステップとを含む診療記録作成方法も提供する。
更に、本発明は、コンピュータに、被診療者との対話を行う対話装置から、診療記録に用いられる内容に関する被診療者からの回答を得るための質問を、被診療者との対話の中に含めて発話する機能と、質問に対する被診療者からの回答を記憶する機能と、記憶された回答から得られた情報を解析する機能と、解析された情報を用いて診療記録に文字情報を記録する機能とを実現させるためのプログラムも提供する。
本発明によれば、介護従業者又は診療従業者の介護記録又は診療記録の記載に要する負荷を軽減することができる。
本発明の実施の形態における介護支援システムの全体構成例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるロボットのハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における介護支援サーバのハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における介護支援サーバの機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における介護支援サーバの変換規則記憶部に記憶された変換規則の一例を示した図である。 本発明の実施の形態における介護支援サーバの質問取得部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における介護支援サーバの情報変換部の動作例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[介護支援システムの全体構成]
図1は、本実施の形態における介護支援システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、この介護支援システム1は、センサ10a,10b,10cと、ロボット20と、端末装置30と、介護支援サーバ40とが通信回線80に接続されることにより構成されている。尚、図では、センサ10a,10b,10cを示したが、これらを区別しない場合はセンサ10と称することもある。センサ10は3つ示したが、2つ以下しか存在しなくても4つ以上存在してもよい。ロボット20及び端末装置30は、1つずつしか示していないが、複数存在してもよい。また、通信回線80は、例えばインターネットとすればよい。
センサ10は、被介護者が入所している老人福祉施設や病院等の施設や、被介護者が訪問介護を受けている自宅に設置され、被介護者の行動又は状態を感知する。例えば、マイクセンサ、カメラセンサ、ベッドセンサ、ドアセンサ、人感センサ等がこれに該当する。また、センサ10は、被介護者の周囲の状態を感知するものであってもよい。例えば、温度センサ、湿度センサ等がこれに該当する。センサ10は、施設内や自宅内の複数の場所に設置されていてよい。また、センサ10のうち、マイクセンサ、カメラセンサ、温度センサ等は、ロボット20の中に設置されることもあるが、以下では、センサ10がロボット20の中に設置されているかロボット20の外に設置されているかを限定せずに説明する。センサ10は、被介護者の行動又は状態や被介護者の周囲の状態のセンシングの結果を示す情報(以下、「センシング情報」という)を、通信回線80を介して介護支援サーバ40へ送信する。以下では、こうすることにより介護支援サーバ40がセンシング情報を処理する場合を例にとって説明するが、センサ10内でセンシング情報を処理するエッジ処理を行うようにしてもよい。
ロボット20は、被介護者が入所している老人福祉施設や病院等の施設や、被介護者が訪問介護を受けている自宅において、被介護者との対話を行う。具体的には、ロボット20は、被介護者又は介護支援サーバ40からの指示により発話を行ったり、周囲の状況に応じて自律的に発話を行ったりして、この発話に基づき被介護者との対話を行う。この意味で、ロボット20は、被介護者との対話を行う対話装置の一例である。また、ロボット20は、介護支援サーバ40からの指示により又は周囲の状況に応じて、被介護者の介護をサポートする動作を行ってもよい。尚、ロボット20は、例えば、ぬいぐるみのような外観を有していることが、被介護者にとって親しみがわくという観点からは好ましい。
端末装置30は、介護従事者によって使用される。具体的には、端末装置30は、介護支援サーバ40から受信した情報を介護従事者に対して表示したり、介護従事者が入力した情報を介護支援サーバ40へ送信したりする。ここで、介護従事者とは、被介護者の状況に応じたケアプランを作成するケアマネージャや、被介護者に実際に接してケアプランに従い介護サービスを提供する介護職員である。介護職員とは、老人福祉施設等の施設で介護サービスを提供する福祉施設介護員や、被介護者の自宅等を訪問して介護サービスを提供する訪問介護員である。また、介護従事者には、被介護者の介護に従事する家族等を含めてもよい。本明細書では、介護従事者を介護者と表記することもある。尚、端末装置30は、例えば、PC(Personal Computer)であってよい。
介護支援サーバ40は、センサ10から受信したセンシング情報に基づいて、介護従事者が被介護者に介護サービスを提供する際の様々な支援を行う。介護支援サーバ40の機能及び動作の詳細については、後述する。
[ロボットのハードウェア構成]
図2は、ロボット20のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、ロボット20は、装置全体の動作を制御する制御ユニット21と、データ等を記憶する外部記憶媒体装置22と、無線通信の規格に準拠する各種の通信インターフェース23と、音が入力される音入力デバイス24と、音が出力される音出力デバイス25とを備えている。
制御ユニット21は、CPU(Central Processing Unit)211と、ファームウェアやBIOS(Basic Input Output System)等が記憶されたROM(Read Only Memory)212と、ワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)213とを有している。CPU211はマルチコアでもよい。また、ROM212は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリでもよい。
外部記憶媒体装置22は、円盤状の基板表面に磁性体を塗布した不揮発性の記憶媒体にデータを読み書きする装置である。不揮発性の記憶媒体は、半導体メモリ等でもよい。通信インターフェース23は、例えば介護支援サーバ40との接続に使用されるインターフェースである。音入力デバイス24は、例えばマイクロフォンであり、音出力デバイス25は、例えばスピーカである。
制御ユニット21と、外部記憶媒体装置22と、通信インターフェース23と、音入力デバイス24と、音出力デバイス25とは、バス29や不図示の信号線を通じて接続されている。
[介護支援サーバ及び端末装置のハードウェア構成]
図3は、介護支援サーバ40のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、介護支援サーバ40は、装置全体の動作を制御する制御ユニット41と、データ等を記憶する外部記憶媒体装置42と、LAN(Local Area Network)ケーブル等を介した通信を実現する通信インターフェース43と、情報が入力される入力デバイス44と、情報が表示される表示デバイス45とを備えている。
制御ユニット41は、CPU411と、基本ソフトウェアやBIOS等が記憶されたROM412と、ワークエリアとして用いられるRAM413とを有している。CPU411はマルチコアでもよい。また、ROM412は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリでもよい。制御ユニット41は、所謂コンピュータである。
外部記憶媒体装置42は、円盤状の基板表面に磁性体を塗布した不揮発性の記憶媒体にデータを読み書きする装置である。不揮発性の記憶媒体は、半導体メモリ等でもよい。通信インターフェース43は、他の装置との接続に使用されるインターフェースである。入力デバイス44は、例えばキーボード、マウス、タッチパネルであり、表示デバイス45は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。
制御ユニット41と、外部記憶媒体装置42と、通信インターフェース43と、入力デバイス44と、表示デバイス45とは、バス49や不図示の信号線を通じて接続されている。
また、図3に示したハードウェア構成例は、端末装置30のハードウェア構成例として捉えることもできる。但し、端末装置30について述べるときは、図3の制御ユニット41、CPU411、ROM412、ROM413、外部記憶媒体装置42、通信インターフェース43、入力デバイス44、表示デバイス45をそれぞれ、制御ユニット31、CPU311、ROM312、ROM313、外部記憶媒体装置32、通信インターフェース33、入力デバイス34、表示デバイス35と表記するものとする。
[介護支援サーバの機能構成]
図4は、本実施の形態における介護記録作成システムの一例としての介護支援サーバ40の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、本実施の形態における介護支援サーバ40は、センシング情報取得部51と、センシング情報記憶部52と、変換規則記憶部53と、情報変換部54と、介護記録作成部55と、介護記録記憶部56と、日常会話用質問記憶部57と、質問取得部58と、送信部59とを備えている。
センシング情報取得部51は、各センサ10から、センシング情報と、センシング情報が得られた時刻とを取得する。特に、ロボット20が被介護者に介護記録のための質問(以下、「介護記録用質問」という)をする発話を行い、被介護者がこれに応答すると、センサ10の1つであるマイクセンサがこの応答の音声を検知するので、センシング情報取得部51は、マイクセンサから音声と時刻とを取得する。ここで、介護記録用質問とは、具体的には、介護記録に用いられる内容に関する被介護者からの回答を得るための質問である。
センシング情報記憶部52は、センシング情報取得部51が取得したセンシング情報と時刻とを記憶する。このセンシング情報には、センシング情報取得部51がマイクセンサから取得した音声が含まれる。本実施の形態では、質問に対する被介護者からの回答を記憶する記憶手段の一例として、センシング情報記憶部52を設けている。
変換規則記憶部53は、センシング情報記憶部52に記憶された音声を介護記録に用いられるワード(以下、「介護記録ワード」という)に変換するための変換規則を記憶する。また、変換規則記憶部53は、センシング情報記憶部52に記憶された音声を用いて介護記録用質問を取得するための規則も変換規則に含めて記憶する。
情報変換部54は、センシング情報記憶部52に記憶された音声を、変換規則記憶部53に記憶された変換規則に基づいて介護記録ワードに変換する。そして、時刻と介護記録ワードとを対応付けることにより、介護記録情報を生成する。本実施の形態では、記憶された回答から得られた情報の一例として、介護記録ワードを用いており、記憶された回答から得られた情報を解析する解析手段の一例として、情報変換部54を設けている。或いは、情報変換部54は、センシング情報記憶部52に記憶された音声以外のセンシング情報も用いて介護記録ワードを生成し、これを時刻と対応付けて介護記録情報を生成してもよい。この場合、情報変換部54は、センサから得られたセンシング情報を用いて、記憶された回答から得られた情報を解析する解析手段の一例である。
介護記録作成部55は、情報変換部54が生成した介護記録情報に含まれる時刻とセンシング情報とを定型文書に埋め込むことにより介護記録を作成する。本実施の形態では、解析された情報を用いて介護記録に文字情報を記録する記録手段の一例として、介護記録作成部55を設けている。
介護記録記憶部56は、介護記録作成部55が作成した介護記録を記憶する。
日常会話用質問記憶部57は、日常会話で行われる質問(以下、「日常会話用質問」という)を記憶する。
質問取得部58は、センシング情報記憶部52に記憶された音声から変換規則記憶部53に記憶された変換規則に基づいて介護記録用質問が決定された場合に、その介護記録用質問を取得する。また、センシング情報記憶部52に記憶された音声から変換規則記憶部53に記憶された変換規則に基づいて介護記録用質問が決定されなかった場合には、日常会話用質問記憶部57から日常会話用質問を取得する。そして、取得された日常会話用質問又は介護記録用質問を送信部59に出力する。これにより、ロボット20が日常会話を行いながらその中に介護記録用質問を含めて対話を行うようになる。本実施の形態では、被介護者との対話を行う対話装置から、介護記録に用いられる内容に関する被介護者からの回答を得るための質問を、被介護者との対話の中に含めて発話する発話手段の一例として、また、対話装置における被介護者との対話に基づいて、質問を決定する発話手段の一例として、質問取得部58を設けている。
送信部59は、質問取得部58が出力した日常会話用質問又は介護記録用質問をロボット20へ送信する。
図5は、変換規則記憶部53に記憶された変換規則の一例を示した図である。図示するように、変換規則は、変換規則IDと、トリガーキーワードと、介護記録用質問と、音声特徴情報と、介護記録ワードと、パラメータ算出式とを対応付けたものとなっている。
変換規則IDは、変換規則を一意に識別する情報である。図では、変換規則IDを数字としたが、アルファベット等の文字を含んでいてもよい。
トリガーキーワードは、センサ10の1つであるマイクセンサから得られる音声を音声認識して得られるキーワードのうち、介護記録用質問を行うトリガーとなるキーワードである。
介護記録用質問は、センサ10の1つであるマイクセンサから得られる音声を音声認識した結果が、対応するトリガーキーワードを含む場合に、次に行うべき介護記録用の質問である。
音声特徴情報は、対応する介護記録用質問に応答してセンサ10の1つであるマイクセンサから得られた音声に関する特徴情報である。そして、音声が音声特徴情報を満足するかどうかは、音声が音声特徴情報に類似するかどうかによって判定される。
介護記録ワードは、センサ10の1つであるマイクセンサから得られた音声が、対応する音声特徴情報を満足する場合に、介護記録に記載すべきワードである。
パラメータ算出式は、対応する介護記録ワードに含まれるパラメータを算出するための式である。パラメータ算出式において、T(ON)及びT(OFF)は、それぞれ、センサ10の1つであるベッドセンサが「ON」及び「OFF」になった時刻を示す。尚、ここでは、ベッドセンサとして、ベッドのマットレスの上の肩から腰辺りにセンサパッドを敷いて、体重がセンサパッドにかかると「ON」になり、体重がセンサパッドにかからなくなると「OFF」になるものを想定している。従って、T(ON)は入床時刻を意味し、T(OFF)は離床時刻を意味することになる。対応する介護記録ワードにパラメータが含まれない場合は、パラメータ算出式は設定されていなくてよい。
ここで、図5に示した個々の変換規則の意味について説明する。
変換規則ID「1」の変換規則は、マイクセンサから得られる音声を音声認識した結果がトリガーキーワードとして「暑い」を含む場合に、「昨日はよく眠れた?」という介護記録用質問を行うべきことを示している。また、この介護記録用質問に応答してマイクセンサから得られた音声が「よく眠れた」の音声特徴情報に類似するものであった場合、XをT(OFF)からT(ON)を減算した時間とした上で、介護記録に「前日の睡眠X時間」と記載すべきことを示している。つまり、前日の睡眠時間として、入床時刻から離床時刻を減算した時間を記載すべきこととしている。
変換規則ID「2」の変換規則も、変換規則ID「1」の変換規則と同様に、マイクセンサから得られる音声を音声認識した結果がトリガーキーワードとして「暑い」を含む場合に、「昨日はよく眠れた?」という介護記録用質問を行うべきことを示している。また、この介護記録用質問に応答してマイクセンサから得られた音声が「あまり眠れなかった、Y分間寝付けなかった」の音声特徴情報に類似するものであった場合、XをT(OFF)からT(ON)を減算して更にY/60を減算した時間とした上で、介護記録に「前日の睡眠X時間」と記載すべきことを示している。つまり、前日の睡眠時間として、入床時刻から離床時刻を減算して更に寝付けなかった時間を減算した時間を記載すべきこととしている。
[介護支援サーバの動作]
介護支援サーバ40では、まず、質問取得部58が、日常会話用質問記憶部57から日常会話用質問を取得する。
すると、送信部59が、この日常会話用質問を被介護者との対話を行うロボット20へ送信する。
これにより、ロボット20が被介護者にこの日常会話用質問の発話を行い、これに対して被介護者がロボット20に音声で回答すると、マイクセンサが音声をセンスする。そして、センシング情報取得部51がマイクセンサから音声を取得し、音声とこれを取得した時刻とをセンシング情報記憶部52に記憶する。
次に、質問取得部58が、センシング情報記憶部52に記憶された音声を用いて、次にロボット20を介して行うべき質問を取得する。
図6は、このときの質問取得部58の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、質問取得部58は、まず、センシング情報記憶部52から音声を読み出す(ステップ501)。例えば、質問取得部58は、送信部59が日常会話用質問を送信した後の一定時間内に取得された音声をこれに対応付けられた時刻に基づいて読み出すとよい。
次に、質問取得部58は、ステップ501で読み出した音声を音声認識する(ステップ502)。
次いで、質問取得部58は、変換規則記憶部53に記憶された変換規則におけるトリガーキーワードの中に、ステップ502における音声認識の結果に含まれるトリガーキーワードがあるかどうかを判定する(ステップ503)。
ステップ503で音声認識の結果に含まれるトリガーキーワードがあると判定すれば、質問取得部58は、変換規則記憶部53から、ステップ503で特定したトリガーキーワードに対して設定された介護記録用質問を取得する(ステップ504)。
一方、ステップ503で音声認識の結果に含まれるトリガーキーワードがあると判定しなければ、質問取得部58は、日常会話用質問記憶部57から日常会話用質問を取得する(ステップ505)。
そして、質問取得部58は、ステップ504で取得した介護記録用質問又はステップ505で取得した日常会話用質問を送信部59に出力する(ステップ506)。
すると、送信部59が、ステップ506で出力された介護記録用質問又は日常会話用質問を被介護者との対話を行うロボット20へ送信する。
これにより、ロボット20が被介護者に介護記録用質問又は日常会話用質問の発話を行い、これに対して被介護者がロボット20に音声で回答すると、マイクセンサが音声をセンスする。そして、センシング情報取得部51がマイクセンサから音声を取得し、音声とこれを取得した時刻とをセンシング情報記憶部52に記憶する。
そこで、質問取得部58は、処理を終了するための条件が満たされたかどうかを判定する(ステップ507)。ここで、処理を終了するための条件としては、例えば、ロボット20と被介護者との対話時間が一定の時間に達した、という条件がある。その結果、処理を終了するための条件が満たされたと判定しなければ、質問取得部58は、処理をステップ501へ戻す。一方、処理を終了するための条件が満たされたと判定すれば、質問取得部58は、処理を終了する。
次に、情報変換部54が、センシング情報記憶部52に記憶された音声を用いて介護記録情報を生成する。
図7は、このときの情報変換部54の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、情報変換部54は、まず、センシング情報記憶部52から時刻及び音声を読み出す(ステップ551)。例えば、情報変換部54は、時刻及び音声を時刻順に読み出すとよい。
次に、情報変換部54は、変換規則記憶部53に記憶された変換規則における音声特徴情報の中に、ステップ551で読み出した音声が満足する音声特徴情報があるかどうかを判定する(ステップ552)。
ステップ552で音声が満足する音声特徴情報があると判定すれば、情報変換部54は、その音声特徴情報に対して設定された介護記録ワードを取得する(ステップ553)。
次いで、情報変換部54は、ステップ553で取得した介護記録ワードがパラメータを含むかどうかを判定する(ステップ554)。
ステップ554で介護記録ワードがパラメータを含むと判定すれば、情報変換部54は、その介護記録ワードに対して設定されたパラメータ算出式を用いて、パラメータの値を算出する(ステップ555)。その際、パラメータの値の算出に必要があれば、情報変換部54は、センシング情報記憶部52に記憶された音声以外のセンシング情報を参照する。これにより、情報変換部54は、ステップ555で算出したパラメータの値を介護記録ワードにセットする(ステップ556)。そして、処理をステップ557へ進める。
一方、ステップ554で介護記録ワードがパラメータを含むと判定しなければ、情報変換部54は、パラメータの値を算出して介護記録ワードにセットする処理を行うことなく、処理をステップ557へ進める。
これにより、情報変換部54は、ステップ551で読み出した時刻と、ステップ553で取得され、ステップ556でパラメータの値がセットされた介護記録ワード、又は、ステップ553で取得されたパラメータを含まない介護記録ワードとを対応付けて、介護記録情報を生成する(ステップ557)。そして、この介護記録情報を介護記録作成部55に出力し(ステップ558)、処理をステップ559へ進める。
ステップ552で音声が満足する音声特徴情報があると判定しなければ、情報変換部54は、そのまま処理をステップ559へ進める。
その後、情報変換部54は、処理を終了するための条件が満たされたかどうかを判定する(ステップ559)。ここで、処理を終了するための条件としては、例えば、ステップ501で読み込んだ時刻が、現時点でその時刻の介護記録を作成する必要がない時刻に達した、という条件がある。その結果、処理を終了するための条件が満たされたと判定しなければ、情報変換部54は、処理をステップ551へ戻す。一方、処理を終了するための条件が満たされたと判定すれば、情報変換部54は、処理を終了する。
次に、介護記録作成部55が、図7のフローチャートで示された動作例により出力された介護記録情報に含まれる時刻とセンシング情報とを定型文書に埋め込むことにより介護記録を作成する。
[変形例]
上記では、質問取得部58は、センシング情報記憶部52に記憶された音声がトリガーキーワードを含む場合に介護記録用質問を取得したが、これには限らない。センシング情報記憶部52に記憶された音声がトリガーキーワードを含まない場合にもランダムに介護記録用質問を取得してよい。
また、上記では、介護支援サーバ40は、センシング情報記憶部52に記憶された音声が変換規則記憶部53に登録された音声特徴情報を満足する場合に、変換規則記憶部53から介護記録ワードを取得して介護記録情報を生成したが、これには限らない。
例えば、介護支援サーバ40は、センシング情報記憶部52に記憶された音声が予め定められた被介護者の健康上注意すべきキーワードの音声特徴情報を満足する場合に、その旨の情報をケアマネージャが使用する端末装置30へ送信してもよい。
また、介護支援サーバ40は、センシング情報記憶部52に記憶された音声が予め定められた特徴のあるキーワードの音声特徴情報を満足する場合に、その部分をテキスト化し、介護記録情報としてもよい。例えば「いつもより多くトイレに起きちゃった」のように「トイレ」というキーワードが出た場合に、その部分のみをテキスト化することで、トイレに行く頻度がいつもと違うことに気付くことができる。
更に、上記では、介護支援サーバ40は、被介護者が質問に対して回答することによりセンシング情報記憶部52に記憶された音声を用いて介護記録を作成したが、これには限らない。被介護者が質問に対して回答することによりセンシング情報記憶部52に記憶された映像も用いて介護記録を作成してよい。
更に、上記では、ロボット20から被介護者への質問に対する回答をセンシング情報記憶部52にセンシング情報として記憶し、このセンシング情報に基づいて介護記録を作成するようにしたが、これには限らない。介護者から被介護者への質問に対する回答をセンシング情報記憶部52にセンシング情報として記憶し、このセンシング情報に基づいて介護記録を作成するようにしてもよい。
更にまた、上記では、介護支援サーバ40が、センサ10から受信した音声等に基づいて介護記録を作成したが、これには限らない。例えば、ロボット20が介護記録を作成してもよいし、端末装置30が介護記録を作成してもよいし、ロボット20、端末装置30、介護支援サーバ40の少なくとも2つが分担して介護記録を作成してもよい。
[本実施の形態の効果]
以上述べたように、本実施の形態では、ロボットの質問に対する被介護者の回答から介護記録を自動で生成するようにした。これにより、今まで介護記録の入力にかかっていた時間を削減できるようになった。
[他の適用例]
本発明は診療分野にも適用可能である。この場合、上記実施の形態において、介護者は診療者(医師等)、被介護者は被診療者(患者等)、介護記録は診療記録、介護支援は診療支援のように、介護を診療と読み替えればよい。
1…介護支援システム、10…センサ、20…ロボット、30…端末装置、40…介護支援サーバ、51…センシング情報取得部、52…センシング情報記憶部、53…変換規則記憶部、54…情報変換部、55…介護記録作成部、56…介護記録記憶部、57…日常会話用質問記憶部、58…質問取得部、59…送信部

Claims (9)

  1. 被介護者との対話を行う対話装置から、介護記録に用いられる内容に関する当該被介護者からの回答を得るための質問を、当該被介護者との対話の中に含めて発話する発話手段と、
    前記質問に対する前記被介護者からの回答を記憶する記憶手段と、
    記憶された前記回答から得られた情報を解析する解析手段と、
    解析された前記情報を用いて前記介護記録に文字情報を記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とする介護記録作成システム。
  2. 前記発話手段は、前記対話装置における前記被介護者との対話に基づいて、前記質問を決定することを特徴とする請求項1に記載の介護記録作成システム。
  3. 前記被介護者の行動又は状態を感知するセンサを更に備え、
    前記解析手段は、前記センサから得られたセンシング情報を用いて、記憶された前記回答から得られた情報を解析することを特徴とする請求項1に記載の介護記録作成システム。
  4. 前記記憶手段は、介護者による質問に対する前記被介護者からの前記回答を更に記憶することを特徴とする請求項1に記載の介護記録作成システム。
  5. 被介護者との対話を行う対話装置から、介護記録に用いられる内容に関する当該被介護者からの回答を得るための質問を、当該被介護者との対話の中に含めて発話するステップと、
    前記質問に対する前記被介護者からの回答を記憶するステップと、
    記憶された前記回答から得られた情報を解析するステップと、
    解析された前記情報を用いて前記介護記録に文字情報を記録するステップと
    を含むことを特徴とする介護記録作成方法。
  6. コンピュータに、
    被介護者との対話を行う対話装置から、介護記録に用いられる内容に関する当該被介護者からの回答を得るための質問を、当該被介護者との対話の中に含めて発話する機能と、
    前記質問に対する前記被介護者からの回答を記憶する機能と、
    記憶された前記回答から得られた情報を解析する機能と、
    解析された前記情報を用いて前記介護記録に文字情報を記録する機能と
    を実現させるためのプログラム。
  7. 被診療者との対話を行う対話装置から、診療記録に用いられる内容に関する当該被診療者からの回答を得るための質問を、当該被診療者との対話の中に含めて発話する発話手段と、
    前記質問に対する前記被診療者からの回答を記憶する記憶手段と、
    記憶された前記回答から得られた情報を解析する解析手段と、
    解析された前記情報を用いて前記診療記録に文字情報を記録する記録手段と
    を備えたことを特徴とする診療記録作成システム。
  8. 被診療者との対話を行う対話装置から、診療記録に用いられる内容に関する当該被診療者からの回答を得るための質問を、当該被診療者との対話の中に含めて発話するステップと、
    前記質問に対する前記被診療者からの回答を記憶するステップと、
    記憶された前記回答から得られた情報を解析するステップと、
    解析された前記情報を用いて前記診療記録に文字情報を記録するステップと
    を含むことを特徴とする診療記録作成方法。
  9. コンピュータに、
    被診療者との対話を行う対話装置から、診療記録に用いられる内容に関する当該被診療者からの回答を得るための質問を、当該被診療者との対話の中に含めて発話する機能と、
    前記質問に対する前記被診療者からの回答を記憶する機能と、
    記憶された前記回答から得られた情報を解析する機能と、
    解析された前記情報を用いて前記診療記録に文字情報を記録する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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