JP2021162475A - 走査装置、走査方法及び走査プログラム - Google Patents

走査装置、走査方法及び走査プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】歪みの少ない鮮明な測距画像を得られる走査装置、走査方法及び走査プログラムを提供する。【解決手段】走査装置10は、1の方向に伸長したライン状の1又は複数の照射光を照射する照射部と、前記照射部による照射を制御する照射制御部と、前記照射光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向に走査しかつ前記走査方向と垂直な方向にそれぞれオフセットした複数の領域の各々に照射する走査部と、を、含み、前記照射制御部は、前記照射光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射されるように前記照射部を制御し、前記照射制御部は、前記照射光による前記複数の領域の走査において、前記複数の領域の各々が一度ずつ順次走査されることによる前記複数の領域の全体の走査が繰り返されるように前記照射部を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、光を走査する走査装置及び走査方法に関する。
従来から、光を対象物に照射し、当該対象物によって反射された光を検出することで、当該対象物までの距離を測定するTOF(Time Of Flight)法を用いた測距装置が知られている。
また、特許文献1には、TOF法を用い且つ、照射する光の光走査を行うことで複数の対象物に対する測距を行い、2次元の距離分布を示す画像データ(以下、測距画像と称する)を生成する撮像システムが開示されている。
特開2018-124271号公報
例えば、測距装置及びそれを用いた撮像装置には、測距用のレーザ光を投光する投光部と、対象物によって反射された光を受光する受光部とが設けられている。また、投光部及び受光部の構成としては、例えば、投光部が所定の細長いビーム形状のレーザ光(以下、単にラインレーザ光と称する場合もある)を対象領域に走査させるように投光し、受光部が複数の受光素子によって対象物からの反射光を受光する構成が挙げられる。この場合、複数の対象領域(複数の対象物や当該対象物における複数の表面領域など)に対して一括して投受光を行うことができる。
しかしながら、さらに広範囲な対象領域に対して投受光を行うために、複数のラインレーザ光を垂直方向にオフセットさせて複数の対象領域に投受光するような場合には、複数の対象領域の各々を走査する際の時間差により、生成された測距画像が歪む可能性があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数のラインレーザ光で複数の対象領域を走査しても歪みの少ない鮮明な測距画像を得られる走査装置、走査方法及び走査プログラムを提供することを目的の一つとしている。
請求項1に記載の発明は、1の方向に伸長したライン状の1又は複数の照射光を照射する照射部と、前記照射部による照射を制御する照射制御部と、前記照射光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向に走査しかつ前記走査方向と垂直な方向にそれぞれオフセットした複数の領域の各々に照射する走査部と、を、含み、前記照射制御部は、前記照射光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射されるように前記照射部を制御し、前記照射制御部は、前記照射光による前記複数の領域の走査において、前記複数の領域の各々が一度ずつ順次走査されることによる前記複数の領域の全体の走査が繰り返されるように前記照射部を制御することを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、1又は複数の照射光を複数の領域に複数回の走査をする走査装置の走査方法であって、1の方向に伸長したライン状の1又は複数の照射光を照射して、前記照射光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向に走査しかつ前記走査方向と垂直な方向にそれぞれオフセットした複数の領域の各々に照射する走査ステップを含み、前記走査ステップにおいて、前記照射光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射し、前記走査ステップにおいて、前記照射光による前記複数の領域の走査において、前記複数の領域の各々が一度ずつ順次走査されることによる前記複数の領域の全体の走査が繰り返されるように前記1又は複数の照射光を照射することを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、コンピュータによって実行される走査プログラムであって、前記コンピュータに、1の方向に伸長したライン状の1又は複数の照射光を照射して、前記照射光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向に走査しかつ前記走査方向と垂直な方向にそれぞれオフセットした複数の領域の各々に照射する走査ステップを実行させ、前記走査ステップにおいて、前記照射光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射し、前記走査ステップにおいて、前記照射光による前記複数の領域の走査において、前記複数の領域の各々が一度ずつ順次走査されることによる前記複数の領域の全体の走査が繰り返されるように前記1又は複数の照射光を照射することを特徴としている。
本実施例に係る走査装置の全体構成を示す図である。 本実施例に係る走査装置の走査領域の照射領域を示す図である。 本実施例に係る走査装置の走査領域の照射領域を示す図である。 自動車が走行中に走査装置から見た実際の風景を示す図である。 従来の走査方法によって生成された測距画像の比較例である。 本実施例に係る走査方法によって生成された測距画像の画像例RI2である。
以下に本発明の好適な実施例を詳細に説明する。尚、以下の各実施例における説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
図1は、本実施例に係る走査装置10の全体構成を示す図である。走査装置10は、所定の領域(以下、走査領域と称する)である第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の光走査を行い、第1及び第2の走査領域内に存在する対象物OBの測距画像を生成する走査装置である。図1を用いて、走査装置10について説明する。尚、図1には、第1の走査領域R1、第2の走査領域R2及び対象物OBを模式的に示している。尚、本実施例においては、2のラインレーザ光を射出する2の光源を有する場合について説明する。
まず、走査装置10は、第1の射出光(以下、単に射出光と称する場合もある)を生成及び射出する光源11Aと、第1のパルス光と垂直方向にオフセットして配された第2の射出光(以下、単に射出光と称する場合もある)を生成及び射出する光源11Bと、を含む照射部11を有する。本実施例においては、光源11A及び11Bは、射出光として赤外領域にピーク波長を有するレーザ光を生成し、これをパルス状に断続的に出射する。また、光源11A及び11Bは、例えば、射出光を垂直方向に連続するように光軸中心からオフセットされて配されている。また、光源11A及び11Bは、例えば、水平方向に対して、射出光の光軸中心から各々所定の距離だけオフセットされて配されている。
走査装置10は、照射部11から射出される射出光の各々の断面形状を示す像を結像する結像光学系12を有する。結像光学系12は、例えば、コリメートレンズ12A及び12Bを含む。また、本実施例においては、同形状のコリメートレンズ12A及び12Bが光源11A及び11Bのラインレーザ光の射出口に取り付けられている場合について説明する。また、光源11A及び11Bの各々から射出され、コリメートレンズ12A及び12Bに入射する射出光の各々は、例えば、各々が光軸中心からの垂直方向及び水平方向のオフセット量と同一のオフセット位置に入射される。
走査装置10は、射出光を投光する投光光学系15を有する。投光光学系15は、例えば、射出光を集光及び整形して出射する少なくとも1つのレンズを含む。
走査装置10は、走査部として、射出光を方向可変に偏向して投光する偏向素子16を有する。偏向素子16は、周期的な動作を行って射出光の偏向方向を周期的に変化させる。偏向素子16は、射出光の進行方向を屈曲させつつ出射し、またその屈曲方向を周期的に変化させる。偏向素子16によって偏向された射出光は、走査光としてそれぞれ第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2に向けて投光される。
本実施例においては、偏向素子16は、揺動軸AYの周りに揺動し、射出光を反射させる少なくとも1つの揺動ミラー16Aを有する。例えば、偏向素子16は、1軸揺動式のMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラー又はガルバノミラーを含む。尚、本実施例においては、偏向素子16は、揺動ミラー16がMEMSミラーである場合について説明する。偏向素子16は、揺動ミラー16Aが揺動しつつ射出光を反射させることで、走査光の投光方向を周期的に変化させる。
尚、第1及び第2の走査領域R1及びR2は、偏向素子16を経た走査光の各々が投光される仮想の3次元空間である。図1においては、第1及び第2の走査領域R1及びR2の外縁を破線で模式的に示した。
本実施例においては、光源11A及び11Bは、揺動ミラー16Aの揺動軸AYの軸方向に沿って延びるライン状の断面形状を有するレーザ光を走査光として出射する。従って、例えば、第1及び第2の走査領域R1及びR2は、走査光の断面における長手方向に沿った高さ方向の方向範囲と、偏向素子16による走査光の偏向方向の可変範囲に対応する方向である走査方向SLに沿った幅方向の方向範囲と、走査光が所定の強度を維持できる距離方向の範囲である、すなわち奥行範囲と、を有する錐状の空間として定義されることができる。
尚、偏向素子16の揺動ミラー16Aに入射される射出光の位置は、例えば、揺動ミラー16Aの中心点に対し、射出光の各々が光軸中心からの垂直方向及び水平方向のオフセット量と同一のオフセット位置に入射される。従って、第1の走査領域R1と第2の走査領域R2の垂直方向は、光源11A及び11Bから射出される射出光の位置関係に対応して垂直方向に連続するような範囲を有する。また、第1の走査領域R1と第2の走査領域R2の水平方向は、射出光の各々の光軸中心からのオフセット量に応じた走査領域のずれが生じる。
また、図1に示すように、第1及び第2の走査領域R1及びR2に対象物OB(すなわち走査光であるラインレーザ光に対して反射性又は散乱性を有する物体又は物質)が存在する場合、走査光は、対象物OBによって反射又は散乱される。対象物OBによって反射された走査光は、その一部が、反射光として、走査光とほぼ同一の光路を走査光とは反対の方向に向かって進み、偏向素子16に戻って来る。
走査装置10は、反射光の光路上、本実施例においては偏向素子16と投光光学系15との間の射出光及び反射光に共通の光路上に設けられ、反射光を偏向する偏向素子SPを有する。例えば、偏向素子SPは、射出光を透過させかつ反射光を反射させることで射出光及び反射光を分離する光分離素子であり、本実施例においてはビームスプリッタである。
また、本実施例においては、偏向素子16は、動作することで射出光を方向可変に偏向する走査用の可動偏向素子である。一方、偏向素子SPは、固定式の偏向素子である。
走査装置10は、偏向素子SPによって偏向された反射光を受光する受光光学系17を有する。受光光学系17は、反射光を集光しつつ整形する。受光光学系17は、例えば、少なくとも1つのレンズを含む。
また、走査装置10は、反射光の各々を受光する受光素子18A及び18Bを含む受光部18を有する。受光素子18A及び18Bは、例えば、受光光学系17によって集光された反射光のそれぞれの焦点位置に配置されている。例えば、受光素子18Aは、光源11Aから射出され対象物OBで反射された反射光を検出し、受光素子18Bは、光源11Bから射出され対象物OBで反射された反射光を検出する。また、受光素子18A及び18Bの各々は、反射光に応じた電気信号を生成する検出素子を有する。
受光素子18A及び18Bの各々は、当該電気信号を反射光の検出結果(受光結果)として生成する。すなわち、走査装置10は、受光素子18Aによって生成された当該電気信号を第1の走査領域R1の走査結果として生成し、受光素子18Bによって生成された当該電気信号を第2の走査領域R2の走査結果として生成する。
すなわち、光源11A及び11Bから射出されたライン状のパルスレーザ光である射出光は、結像光学系12及び投光光学系15を介し偏向素子16に入射され、当該偏向素子16で偏向されて走査光として第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2に投光される。また、第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2に投光された走査光は、対象物OBで反射されて反射光として当該射出光と同じ光路を経て偏向素子SPに入射される。反射光は、偏向素子SPで反射され、受光光学系17を介して受光素子18A及び18Bで受光される。
上記によれば、照射部11は、各々がライン状の複数の照射光の各々を断続的に照射する複数の光源11A及び11Bを有する。
走査装置10は、照射部11、偏向素子16及び受光部18の駆動及びその制御を行う制御部20を有する。例えば、本実施例においては、制御部20は、光源11A及び11Bの各々の駆動及び制御をそれぞれ独立して行う照射制御部としての光源制御部21を含む。また、制御部20は、偏向素子16、受光素子18A及び18Bの各々の駆動をそれぞれ独立して行う。
また、制御部20は、受光素子18A及び18Bによる反射光の受光結果に基づいて対象物OBまでの距離を測定する測距部22を有する。本実施例においては、測距部22は、当該電気信号から反射光を示すパルスを検出する。また、測距部22は、走査光の投光タイミングと反射光の受光タイミングとの間の時間差に基づくTOF法によって、対象物OB又はその一部の表面領域までの距離を測定する。また、測距部22は、第1及び第2の走査領域R1及びR2で測定した距離情報を示すデータの測距データを生成する。
また、制御部20は、測距画像生成部として、測距部22が生成した第1及び第2の測距データと揺動ミラー16Aの変異を示す情報とに基づいて、第1及び第2の走査領域R1及びR2の測距画像を生成する画像生成部23を有する。本実施例においては、画像生成部23は、測距部22が生成した測距データと揺動ミラー16Aの変位とを示す情報とを対応付け、測距データの距離値を画素として示す第1及び第2の走査領域R1及びR2を含む全体の走査領域の2次元画像データである測距画像を生成する。
また、本実施例においては、走査装置10は、揺動ミラー16Aの1回の走査において、第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2のどちらかの走査領域に走査光が照射されるように光源11A又は11Bを制御する。すなわち、走査装置10は、1の測距部22に対し、2の光源及び2の受光素子を駆動するように構成される。従って、測距部22は、揺動ミラー16Aの1回の走査において、受光素子18A又は18Bのどちらかの受光結果に基づいて測距を行う。
また、本実施例の走査装置10は、第1及び第2の走査領域R1及びR2の各々の走査方向SLにおける走査光の照射を密にするために、第1及び第2の走査領域R1及びR2をそれぞれ複数回走査して各々1の測距データとする水平インターレース方式を採用している。
具体的には、第1及び第2の走査領域R1及びR2の各々において、走査方向SLに沿って配列されかつ走査方向SLと垂直な方向に沿って伸張しているストライプ状の複数の照射領域が規定される。この複数の照射領域の各々は、走査時に1のパルス光が照射される領域である。1回の走査では、走査領域の各々において、複数の照射領域のうちの一部の照射領域にのみパルス光が照射される。
第1及び第2の走査領域R1及びR2の各々において、それぞれが所定の間隔で並んでいる複数の照射領域からなる複数の照射領域群が規定される。走査装置10は、揺動ミラー16Aの1回の走査において、第1の走査領域R1又は第2の走査領域R2のいずれかの1の照射領域群に走査光を照射するように光源11A及び11Bを制御する。
すなわち、本実施例においては、走査装置10は、走査光を第1の走査領域R1に第1の走査領域R1に含まれる照射領域群の数と同じ回数走査し、第2の走査領域R2に第2の走査領域R2に含まれる照射領域群の数と同じ回数走査して測距データ及び測距画像を生成する。
尚、本実施例においては、第1及び第2の走査領域R1及びR2の各々が4の照射領域群を有する場合について説明する。すなわち、本実施例においては、第1及び第2の走査領域R1及びR2でそれぞれ4回ずつ走査した、計8回の走査をもって測距データ及び測距画像を生成する。
図2及び図3は、本実施例に係る走査装置10の走査領域の照射領域を示す図である。図2は、第1の走査領域R1の照射領域を上から見た図を示し、図3は、第2の走査領域R2の照射領域を上から見た図を示す。尚、前述の通り、本実施例においては第1及び第2の走査領域R1及びR2の各々が4の照射領域群を有する場合について説明する。
第1の走査領域R1は、第1の照射領域群に属する第1の照射領域P11、第2の照射領域群に属する第2の照射領域P12、第3の照射領域群に属する第3の照射領域P13及び第4の照射領域群に属する第4の照射領域P14を有する。また、照射領域P11〜P14は、例えば、走査方向SLに対して走査開始位置から照射領域P11、P12、P13、P14、P11、・・・、P14の順に並んでいる。また、照射領域P11〜P14の各々は、光源11Aが射出するパルス状の射出光の出射間隔に基づいて、走査方向SLに対し等間隔(等角度間隔)を有するように並んでいる。また、照射領域P11〜P14の位置は、走査方向SLの走査位置に対して固定されるように光源11Aが制御される。具体的には、例えば、揺動ミラー16Aの揺動速度から光源11Aが出射するパルス状の射出光の出射間隔を算出してもよいし、揺動ミラー16Aの変異位置を監視してその監視結果に基づいて光源11Aの射出光の出射を制御してもよい。
同様に、第2の走査領域R2は、第5の照射領域群に属する第5の照射領域P21、第6の照射領域群に属する第6の照射領域P22、第7の照射領域群に属する第7の照射領域P23及び第8の照射領域群に属する第8の照射領域P24を有する。また、照射領域P21〜P24は、例えば、走査方向SLに対して走査開始位置から照射領域P21、P22、P23、P24、P21、・・・、P24の順に並んでいる。また、照射領域P21〜P24の各々は、光源11Bが射出するパルス状の射出光の出射間隔に基づいて、走査方向SLに対し等間隔(等角度間隔)を有するように並んでいる。また、照射領域P21〜P24の位置は、走査方向SLの走査位置に対して固定されるように光源11Bが制御される。具体的には、例えば、揺動ミラー16Aの揺動速度から光源11Bが出射するパルス状の射出光の出射間隔を算出してもよいし、揺動ミラー16Aの変異位置を監視してその監視結果に基づいて光源11Bの射出光の出射を制御してもよい。
前述の通り、走査装置10は、揺動ミラー16Aの1回の走査において、光源11A又は11Bから射出された走査光のいずれかが第1の走査領域R1又は第2の走査領域R2のいずれかの1の照射領域に照射されるように光源11A又は11Bを制御する。具体的には、例えば、第1の走査領域R1の照射領域P11に走査光が照射される場合、図2に示す通り、走査方向SLの走査開始位置から順に第1の走査領域R1の照射領域P11に走査光が照射され、その他の照射領域P12〜P24には照射されない。
また、P11の走査光が対象物OBによって反射された反射光を受光素子18Aが受光し、当該受光結果に基づいて測距部22が照射領域P11に対応する位置の測距データを生成する。
上記の処理を照射領域P11〜P24の全ての照射領域で実行し且つ、その各々の反射光が受光された受光結果に基づいて、測距部22はそれぞれの照射領域に対応する位置の測距データを生成する。また、画像生成部23は、当該各々の測距データに基づいて、それぞれ対応する位置の測距画像を生成し、それらを合成して走査領域全体を示す1の測距画像を生成する。
本実施例においては、走査光を照射する照射領域の順序を図2及び図3に示した順で照射する。例えば、ラスタスキャン方式のような従来の走査方法では、測距画像の上部から順に走査して測距画像を完成させる。すなわち、まず第1の走査領域R1の走査を完了させ、第1の走査領域R1の測距データ及び測距画像を生成させた後、第2の走査領域R2を走査して第2の走査領域R2の測距データ及び測距画像を生成させる方法である。具体的には、走査光を照射させる照射領域の順序は、照射領域P11、P12、P13、P14の順で光源11Aからの走査光を照射した後、照射領域P21、P22、P23、P24の順で光源11Bからの走査光を照射する。
上記の走査方法では、第1の走査領域R1の走査を開始した時と第2の走査領域R2の走査を開始した時とでは時間差が生じる。自動車は、この間にも前方に走行しており、風景が大きく変化する可能性がある。
本実施例では、第1の走査領域R1の照射領域P11を走査して測距画像を生成した後、第2の走査領域R2の照射領域P21を走査して測距画像を生成する。すなわち、揺動ミラー16Aの1回の走査ごとに光源11A又は11Bからの走査光を交互に照射するように光源11A及び11Bを制御する。具体的には、走査光を照射領域P11、P21、P12、P22、P13、P23、P14、P24の順で走査して各々の測距画像を生成し、当該各々の測距画像を合成して走査領域全体を示す1の測距画像を生成する。
このように、第1の走査領域R1と第2の走査領域R2とを交互に走査することにより、第1の走査領域R1の測距画像と第2の走査領域R2の測距画像との間の時間差を少なくすることが可能となる。
図4〜6は、例えば、走査装置10が自動車の前方の風景を走査光が走査して測距画像を生成するように取り付けられている場合に生成される測距画像を示す図である。本実施例においては、当該自動車が走行中に所定のタイミングで測距画像を生成する場合について説明する。
図4は、自動車が走行中に走査装置10から見た実際の風景SCを示す図である。また、図5は、従来の走査方法によって生成された測距画像の比較例RI1である。また、図6は、本実施例に係る走査方法によって生成された測距画像の画像例RI2である。
図5に示すように、従来の走査方法では、前述のように第1の走査領域R1の測距データ及び測距画像を生成させた後、第2の走査領域R2を走査して第2の走査領域R2の測距データ及び測距画像を生成させる。従って、生成された測距画像は、第1の走査領域R1の測距画像と第2の走査領域R2の測距画像との間で時間差による歪みが生じる。特に、第1の走査領域R1の測距画像の下端部と第2の走査領域R2の測距画像の上端部で連続性が取れなくなる。
本実施例の走査方法は、上記した従来の走査方法で生じた走査領域の走査の時間差による問題を防ぐために、前述の通り、例えば、走査光を照射領域P11、P21、P12、P22、P13、P23、P14、P24等の順で照射する。
このように、本実施例においては、揺動ミラー16Aの1回の走査ごとに走査光を第1の走査領域R1と第2の走査領域R2とに交互に照射することにより、第1の走査領域R1の測距画像と第2の走査領域R2の測距画像との間の時間差を少なくすることができ、歪みの少ない測距画像を生成することが可能となる。
尚、走査光を照射する照射領域の順序は、上記した順に限定されない。例えば、P11、P22、P13、P24、P21、P12、P23、P14等の順で走査光を照射してもよい。これにより、水平方向に並ぶ照射領域の時間差も軽減することが可能となる。
すなわち、本発明による走査装置10は、1の方向に伸長したライン状の1又は複数の射出光を照射する光源11A及び11Bと、光源11A及び11Bによる照射を制御する光源制御部21と、射出光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向SLに走査しかつ走査方向SLと垂直な方向にそれぞれオフセットした第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々に照射する偏向素子16と、を、含み、光源制御部21は、走査光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射されるように光源11A及び11Bを制御し、光源制御部21は、射出光による第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の走査において、第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々が一度ずつ順次走査されることによる第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の全体の走査が繰り返されるように光源11A及び11Bを制御する。また、換言すれば、本発明による走査装置10は、各々が1の方向に伸長したライン状の射出光を照射する光源11A及び11Bと、光源11A及び11Bによる射出光の各々の照射を制御する光源制御部21と、射出光の各々を揺動軸AY回りの方向に沿った走査方向SLに走査しかつ走査方向SLと垂直な方向にそれぞれオフセットした第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々に照射する偏向素子16と、を、含み、光源制御部21は、走査光の各々が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射されるように光源11A及び11Bを制御し、光源制御部21は、走査光による第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の走査において、第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々が一度ずつ順次走査されることによる第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の全体の走査が繰り返されるように光源11A及び11Bを制御する。
また、走査装置10は、走査光の各々が対象物OBによって反射された反射光の各々を受光する受光素子18A及び18Bと、受光素子18A及び18Bによる受光結果に基づいて対象物OBまでの距離を測定する測距部22と、測距部22による測距結果に基づいて第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2全体の測距画像を生成する画像生成部23と、を、さらに含む。
また、画像生成部23は、第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々について走査光による複数回の走査による測距結果に基づいて1の測距画像を生成する。
また、本発明は、例えば制御部20の動作に対応するステップを実行することで、走査装置10の走査方法としても実施されることができる。すなわち、例えば、走査装置10の走査方法は、1又は複数の照射光を第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2に複数回の走査をする走査装置10の走査方法であって、1の方向に伸長したライン状の1又は複数の射出光を照射して、射出光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向SLに走査しかつ走査方向SLと垂直な方向にそれぞれオフセットした第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々に照射する走査ステップを含み、走査ステップにおいて、射出光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射し、走査ステップにおいて、走査光による第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の走査において、第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々が一度ずつ順次走査されることによる第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の全体の走査が繰り返されるように1又は複数の走査光を照射する。
また、本発明は、例えばコンピュータを制御部20として機能させるプログラムとしても実施されることができる。すなわち、例えば、走査装置10の走査プログラムは、コンピュータによって実行される走査プログラムであって、コンピュータに、1の方向に伸長したライン状の1又は複数の射出光を照射して、射出光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向SLに走査しかつ走査方向SLと垂直な方向にそれぞれオフセットした第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々に照射する走査ステップを含み、走査ステップにおいて、射出光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射し、走査ステップにおいて、走査光による第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の走査において、第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々が一度ずつ順次走査されることによる第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の全体の走査が繰り返されるように1又は複数の走査光を照射する。
また、本発明は、例えば上記した走査プログラムが記録された記録媒体としても実施されることができる。これによって、歪みの少ない測距画像を生成する走査装置10の走査プログラム及び当該プログラムが記録された記録媒体を提供することができる。
尚、本実施例においては、垂直方向に連続するように射出光を射出する2の光源11A及び11Bを有する走査装置10について説明したが、走査装置10に備える光源の数はこれに限定されない。具体的には、垂直方向に連続するように射出光を射出する複数の光源を備え、揺動ミラー16Aの1回の走査ごとに走査光の各々を照射する複数の走査領域に対して、射出光を射出する光源を順に変更すればよい。
また、複数の光源において、射出光を射出する順についても、垂直方向に上部から順に限定されない。例えば、複数の走査領域の中央付近から走査光の照射を開始してもよいし、複数の走査領域の走査光照射部分の上端と下端から中央に向かって交互に照射するようにしてもよい。また、予め複数の走査領域の各々の重要性を決めておき、重要性の高い走査領域から照射を開始するようにしてもよい。
また、複数の光源を備えることに限定されず、例えば、垂直方向に並んだ複数の発光セグメントを有する光源を用い、揺動ミラー16Aの1回の走査ごとに射出光を射出する領域の発光セグメントを発光させるように制御するようにしてもよい。
また、本実施例においては、走査装置10がライン状のレーザ光を断続的に射出する光源11A及び11Bを備える場合について説明した。しかし、ライン状のレーザ光を射出する方法はこれに限定されない。例えば、シリンドリカルレンズ又はフライアイレンズ等の光学系をさらに備え、点状の断面形状を有するレーザ光をライン状のレーザ光に成形するように射出してもよい。
また、本実施例においては、走査領域を水平方向に分割した第1の走査領域R1及び第2の走査領域R2の各々において、走査光を水平方向である走査方向SLに走査する場合について説明したが、走査領域の分割方向及び走査方向はこれに限定されない。例えば、水平方向に伸長したライン状の走査光を、走査領域を垂直方向に分割した複数の走査領域の各々において垂直方向に走査するようにしてもよい。
また、本実施例においては、走査装置10が1の測距画像を生成する場合について説明したが、生成されるのは画像に限定されない。例えば、1の測距画像を生成する処理を連続して繰り返し、測距動画を生成するとしてもよい。
また、複数の光源及び走査領域を走査して測距動画を生成する場合において、測距動画の全てのフレーム画像で全ての走査領域の測距画像を生成しなくてもよい。具体的には、複数の走査領域のうち重要性の高い走査領域においては全てのフレームで走査を行い、重要性の低い走査領域においては2フレームに1枚の測距画像を生成するようにしてもよい。これにより、測距動画のフレームレートを向上させることが可能となる。
また、本実施例においては、揺動ミラー16Aの走査方向SLを1の方向で走査させる場合について説明したが、走査方向はこれに限定されない。具体的には、例えば、複数の走査領域の上から奇数段を揺動ミラー16Aの往路(走査方向SLに相当)で走査を行い、上から偶数段を揺動ミラー16Aの復路(走査方向SLの逆方向に相当)で走査を行ってもよい。これにより、揺動ミラー16Aの往復の揺動で投受光を行うことが可能となり、生成される測距画像の複数の走査領域の間で生じる時間差をより小さくすることが可能となる。
また、本実施例においては、1の照射領域に対して走査光を1回照射して測距画像を生成する場合について説明したが、1の照射領域に対する走査光の照射回数はこれに限定されない。例えば、1の照射領域に対して、走査光を複数回照射し反射された反射光の受光結果、すなわち受光部18の各々の検出信号を積算するようにしてもよい。これにより、より鮮明な測距画像を生成することが可能となる。
また、本実施例においては、複数の光源からの出射光を偏向素子16のMEMSミラーである揺動ミラー16Aが反射させて複数の走査領域に走査光を走査する場合について説明した。しかし、複数の走査領域に走査光を走査させる方法はこれに限定されない。
例えば、複数の光源と揺動ミラー16Aの代わりに、1の光源と回動ミラーとを用いてもよい。回動ミラーは、例えば、多面ミラーであって、光源と各々のミラー面の組み合わせごとにそれぞれ異なる領域に走査光を照射するポリゴンミラーであってもよい。具体的には、回動ミラーは、互いに異なる反射角を有する複数の反射面を備えた多角形体であって、当該回動ミラーの回転運動によって複数の照射領域に走査光を照射する。尚、回動ミラーを用いる場合においても、走査装置は複数の光源を備えていてもよい。
10 走査装置
11 光源
12 結像光学系
15 投光光学系
16 偏向素子
17 受光光学系
18 受光部
20 制御部
21 光源制御部
22 測距部
23 画像生成部

Claims (9)

  1. 1の方向に伸長したライン状の1又は複数の照射光を照射する照射部と、
    前記照射部による照射を制御する照射制御部と、
    前記照射光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向に走査しかつ前記走査方向と垂直な方向にそれぞれオフセットした複数の領域の各々に照射する走査部と、
    を、含み、
    前記照射制御部は、前記照射光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射されるように前記照射部を制御し、
    前記照射制御部は、前記照射光による前記複数の領域の走査において、前記複数の領域の各々が一度ずつ順次走査されることによる前記複数の領域の全体の走査が繰り返されるように前記照射部を制御することを特徴とする走査装置。
  2. 請求項1に記載の走査装置であって、
    各々が1の方向に伸長したライン状の複数の照射光を照射する照射部と、
    前記照射部による前記複数の照射光の各々の照射を制御する照射制御部と、
    前記複数の照射光の各々を第1の軸回りの方向に沿った走査方向に走査しかつ前記走査方向と垂直な方向にそれぞれオフセットした複数の領域の各々に照射する走査部と、
    を、含み、
    前記照射制御部は、前記複数の照射光の各々が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射されるように前記照射部を制御し、
    前記照射制御部は、前記複数の照射光による前記複数の領域の走査において、前記複数の領域の各々が一度ずつ順次走査されることによる前記複数の領域の全体の走査が繰り返されるように前記照射部を制御することを特徴とする走査装置。
  3. 前記照射部は、各々が前記ライン状の複数の照射光の各々を断続的に照射する複数のラインレーザ光源を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の走査装置。
  4. 前記走査装置は、
    前記複数の照射光の各々が対象物によって反射された複数の反射光の各々を受光する受光部と、
    前記受光部による受光結果に基づいて前記対象物までの距離を測定する測距部と、
    前記測距部による測距結果に基づいて前記複数の領域全体の測距画像を生成する測距画像生成部と、
    を、さらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の走査装置。
  5. 前記画像生成部は、前記複数の領域の各々について前記複数の照射光による複数回の走査による前記測距結果に基づいて1の画像を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の走査装置。
  6. 前記照射部は、ライン状の照射光を照射し、
    前記走査部は、多面ミラーであって、それぞれの面は前記複数の領域のそれぞれ異なる領域に前記照射光を照射することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載の走査装置。
  7. 1又は複数の照射光を複数の領域に複数回の走査をする走査装置の走査方法であって、
    1の方向に伸長したライン状の1又は複数の照射光を照射して、前記照射光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向に走査しかつ前記走査方向と垂直な方向にそれぞれオフセットした複数の領域の各々に照射する走査ステップを含み、
    前記走査ステップにおいて、前記照射光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射し、
    前記走査ステップにおいて、前記照射光による前記複数の領域の走査において、前記複数の領域の各々が一度ずつ順次走査されることによる前記複数の領域の全体の走査が繰り返されるように前記1又は複数の照射光を照射することを特徴とする走査方法。
  8. コンピュータによって実行される走査プログラムであって、前記コンピュータに、
    1の方向に伸長したライン状の1又は複数の照射光を照射して、前記照射光を第1の軸回りの方向に沿った走査方向に走査しかつ前記走査方向と垂直な方向にそれぞれオフセットした複数の領域の各々に照射する走査ステップを実行させ、
    前記走査ステップにおいて、前記照射光が複数回の走査の各々の間で互いに異なる領域に照射し、
    前記走査ステップにおいて、前記照射光による前記複数の領域の走査において、前記複数の領域の各々が一度ずつ順次走査されることによる前記複数の領域の全体の走査が繰り返されるように前記1又は複数の照射光を照射することを特徴とする走査プログラム。
  9. 請求項8に記載の走査プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読取可能な記録媒体。
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