JP2021162396A - 異物検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】設置制約が少なく、かつ簡単な構成で異物を検出することが可能な異物検出システムを提供する。【解決手段】異物検出システム1は、同一温度場内の流体温度を検出する第一温度センサ20及び第二温度センサ21と、第一温度センサ20が検出した第一温度と第二温度センサ21が検出した第二温度の温度変化から異物の有無を判断する演算処理部22とを備える。第一温度センサ20は、異物となる検出対象物と接触する状態を取り得る位置に設置される。第二温度センサ21が同一温度場内の流体温度を検出している状態において、第一温度と第二温度との温度変化に差異が生じた場合、演算処理部22は、第一温度センサ20が異物と接触していると判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、異物を検出する異物検出システムに関する。
配管内の付着物を検出する技術としては、例えば特許文献1乃至4に記載のものがある。特許文献1には、配管の外周表面に、断熱材で側面を断熱した金属片を取り付け、金属片の内部に半径方向に間隔をあけて2個の熱電対を取り付け、これらの温度差があらかじめ設定した限界値よりも小さくなった場合に、配管内部に付着物が存在すると判断する技術が開示されている。
また、特許文献2には、金属壁面の非汚染箇所と汚れが生じる金属壁面の汚染箇所とに温度センサを設置して、その温度差が所要の温度差になった場合に汚れが付着していると検知する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、ダクト内へのフィルタ有無を検出する手法として、フィルタ前後の温度を測定し、その温度差または経時変化を用いて判定する技術が開示されている。
さらにまた、特許文献4には、空気調和機において、空気温度とドレン水温度をサーミスタで検知し温度差によりドレン水の有無を検知する技術が開示されている。
特開平7−229865号公報 特開2004−101187号公報 特開2016−535831号公報 特開平5−322282号公報
特許文献1に開示された技術においては、配管内の付着物により配管内部から外側への熱抵抗が増大するので、半径方向の熱流束または温度差を測定することで、付着物が検知できるとしている。しかしながら、これは配管の熱伝導率が付着物の熱伝導率よりも十分高い場合は有効であるものの、配管が金属でない場合、例えば樹脂製の配管には適用が困難であった。また、この技術は、配管内の異物に限定されるという課題もあった。
特許文献2に開示された技術は、金属壁面において、汚れのない箇所と汚れた箇所とでは壁面に温度差が生じることに着目し、温度差に応じて汚れの状態を報知できるとしている。しかしながら、2点の壁面温度を比較するために、金属壁面に限定されるという課題があった。また、汚れない箇所の温度を検知するために、壁面等を加工する必要もあった。さらに、一方のセンサが庇状のもので覆われているので、流れ方向が限定されることに加え、付着物に流動性がある場合には覆われているセンサにも汚れが付着し、汚れを検出する効果が得られないという課題があった。加えて、一方のセンサが庇状のもので覆われている場合には、センサに汚れが付着していない状態においても、両者のセンサに温度差が生じ、誤検知する可能性があった。
また、特許文献3に開示された技術では、粒子フィルタの熱質量の効果、またはフィルタ内に堆積したカーボン粒子の燃焼時における排ガス温度への影響に基づいて、前後の温度差または経時変化からフィルタの有無を検知できるとしている。本手法は、フィルタのように風路断面全体に存在する異物の検知には有効であるが、壁面に付着する汚れのように、風路断面の一部にしか存在しない異物の場合には、効果が限定的となるという課題があった。すなわち、壁面に付着した汚れが、風路内を流れるガス温度へ与える影響は非常に小さいので、検出精度という点で課題があった。また風の流れが一方向となるダクト内に限定されるという課題もあった。
さらに、特許文献4に開示された技術では、空調調和機のドレス水の有無を、室内吸込空気温度サーミスタとドレン水検知用サーミスタの温度差で検知できるので、フロートスイッチの固渋といった機械的な動作不良がなく、安価なドレン水検知手段を提供できることが示されている。しかしながら、ドレン水の温度は冷房運転している空気調和機の熱交換量や吸込空気の湿度によって変化するので、吸込空気温度との温度差で判定する本手法は使用条件がわかっている場合には有効であるが、空気調和機の運転条件が異なる場合においては適用できないといった課題があった。
本発明の目的は、設置制約が少なく、かつ簡単な構成で異物を検出することが可能な異物検出システムを提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、検出した流体温度から異物の有無を判断する異物検出システムにおいて、同一温度場内にあって、前記同一温度場内の流体温度を検出する第一温度センサ及び第二温度センサと、前記第一温度センサが検出した第一温度と前記第二温度センサが検出した第二温度とを入力し、前記第一温度と前記第二温度の温度変化から異物の有無を判断する演算処理部と、を備え、前記第一温度センサは、異物となる検出対象物と接触する状態を取り得る位置に設置され、前記第一温度センサと前記第二温度センサは、前記同一温度場内の流体温度を検出している状態においては、前記第一温度と前記第二温度とが略同一の温度変化を示すように変動し、前記第二温度センサが前記同一温度場内の流体温度を検出している状態において、前記第一温度と前記第二温度との温度変化に差異が生じた場合には、前記演算処理部は、前記第一温度センサが異物と接触していると判断することを特徴とする。
本発明によれば、設置制約が少なく、かつ簡単な構成で異物を検出することが可能な異物検出システムを提供することができる。
実施例1に関する異物検出システムの概略構成図である。 実施例1に関する第一温度センサ20及び第二温度センサ21の温度変化、温度差、温度差絶対値の積算値を示す図である。 実施例1に関する演算処理部22での判定方法を示すフローチャートである。 実施例2に関する演算処理部22での判定方法を示すフローチャートである。 実施例3に関する異物検出システムの概略構成図である。 図5のVI−VI線矢視断面図である。 実施例4に関する異物検出システムの概略構成図である。 実施例5に関する異物検出システムの概略構成図である。
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照しつつ説明する。同様の構成要素には同様の符号を付し、同様の説明は繰り返さない。
本発明の各種の構成要素は必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、一の構成要素が複数の部材から成ること、複数の構成要素が一の部材から成ること、或る構成要素が別の構成要素の一部であること、或る構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複すること、などを許容する。
本発明の実施例1について、図1から図3を用いて説明する。図1は、実施例1に関する異物検出システムの概略構成図である。実施例1では、例えば室温が−20℃に設定された冷凍倉庫1内の冷却ユニット10におけるドレンパン13内の水を検出する場合を想定した動作について説明する。
図1において、冷却ユニット10は、主として冷却用熱交換器12と送風ファン11によって構成される。冷却ユニット10は、屋外に設けた室外ユニット(図示せず)と冷媒配管で接続されており、室外ユニットから送られてくる低温の冷媒を、冷凍倉庫1内の空気と熱交換することで、冷凍倉庫1内の空気を冷却する。このとき、冷凍倉庫1内の空気は送風ファン11によって、冷却用熱交換器12へ送られる。 このようなシステムにおいては、通常冷却用熱交換器12表面に徐々に霜が付着して冷却性能が低下するので、定期的に霜を融かす運転が行われる。この際、融解した霜は水となりドレンパン13に落ちて、そこから排水路14へと流出するが、排水路14に繋がる排水口が何らかの原因にて閉塞した場合などには、ドレンパン13内部にて融解した水が溜まってしまう。この場合、ドレンパン13に溜まった水が冷凍室内の冷気で冷却され、氷結することになる。この氷が成長すると、機器の破損や、融解した水がドレンパン13の外部へ漏れるなど不具合が生じる可能性がある。したがって、ドレンパン13内の水がうまく排水されずに水が溜まった状態を早期に検出することが求められる。
そこで本実施例では、冷却ユニット10の下方に設置されたドレンパン13の底部近傍に、氷を検出する第一温度センサ20を設置し、また底面に対して垂直方向に、第一温度センサ20から離れた位置に周囲空気の温度を検出する第二温度センサ21を配置した。第一温度センサ20は支持部材26によって、ドレンパン13の側壁に掛けられている。第一温度センサ20は、排水されずドレンパン13内に溜まった水(異物となる検出対象物)と接触する状態を取り得る位置に設置されている。第一温度センサ20及び第二温度センサ21からの出力は、それぞれ第一温度50及び第二温度51として演算処理部22に入力される。演算処理部22では、ハードディスク等の補助記憶装置に記憶されたプログラムを、半導体メモリ等の主記憶装置のロードし、これをCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等が演算を実行する。
ここで、第一温度センサ20はドレンパン13の底部から離して配置したので、通常の状態で検出する温度は周囲の空気温度(流体温度)となる。そして、第二温度センサ21をさらにその上方に設置し、周囲空気温度(流体温度)を検出するように構成した。すなわち、壁面である底部のドレンパン13の温度は用いておらず、ドレンパン13の形状や材質による影響を受けることはない。したがって、ドレンパン13が金属製であって、樹脂製であっても良い。また、第一温度センサ20と第二温度センサ21の間には空気温度を変える手段や、両者間の空気の流れを阻害する構造物は存在しないので、これらのセンサは同一温度場にあり、同一温度場の空気温度(流体温度)を検出することになる。
冷凍倉庫1内は、例えば設定温度よりも所定温度上がった場合に冷凍機が稼働するといったように、所定温度となるように冷凍機の動作が制御されており、冷凍機の動作によって庫内の温度が変動する。したがって、同一温度場にある第一温度センサ20及び第二温度センサ21が検出する温度は、冷凍機の動作等によって変動する庫内温度に追従して変化する。このとき第一温度センサ20及び第二温度センサ21で検出する温度も変動するが、第一温度センサ20及び第二温度センサ21は略同一の温度変化を示すように変動するので、その温度差はほぼ無く、0程度で一定となる。温度センサには個体差がある可能性があるので、前記した略同一の温度変化とは、温度センサの個体差があった場合も含むことを意味している。仮に温度センサの個体差等により温度差があった場合も、その温度差は条件によらず、ほぼ一定となるので、温度を補正することで温度差をほぼ0とすることも容易にできる。
ここで、ドレンパン13の内部に何らかの要因で水が溜まり、第一温度センサ20が水に浸かった場合の動作について、図2を用いて説明する。図2は、実施例1に関する第一温度センサ20及び第二温度センサ21の温度変化、温度差、温度差絶対値の積算値を示す図である。温度差、温度差絶対値の積算値の演算は、演算処理部22で実行される。演算処理部22は、第一温度センサ20が検出した第一温度50と第二温度センサ21が検出した第二温度51とを入力し、第一温度50と第二温度51の温度変化から異物の有無を判断する。温度差絶対値の積算値は、演算処理部22内の記憶装置に記憶される。演算処理部22にて異物が有りと判断された場合には、異物が有る旨のアラームを表示部23(報知部)に表示して、外部に報知する。
図2には横軸を経過時間とし、縦軸に第一温度センサ20が検出する第一温度50、第二温度センサ21の検出する第二温度51、および両者の温度差dT52を示している。また、ある時刻aまではドレンパン13内に水が溜まっておらず、それ以降は水が溜まった場合の温度変化を示している。すなわち、時刻a以降は、第一温度センサ20が水に接触した状態となっている。
図2において、時刻aまでは第一温度50と第二温度51は、共に部屋の温度変化に追随した動作を継続し、両者に温度差がなかったことを示している。一方、時刻a以降は、水に接触した第一温度センサ20では、熱容量が大きくなる分だけ、同じように冷やしてもその温度変化が小さくなる。また、水は空気によって冷やされるので、空気温度が下がってから、遅れて冷やされることになる。したがって、第一温度50の温度変化は、第二温度51の変動に対して追随できず、図の破線50aで示すように温度変化が小さくなり、さらにその変化にも遅れが生じる。時刻a以降は、第二温度センサ21が同一温度場内の流体温度を検出している状態において、第一温度50と第二温度51との温度変化に差異が生じている。したがって、第一温度50(破線50a)と第二温度51の温度差dT52は、図2に示すように時刻a以降変動するので、この変動が所定値より大きくなった場合に検出できるように、閾値を設定しておけば、温度差dT52を用いてドレンパン13内の水の有無を検出することができる。すなわち、温度差dT52が所定の値よりも大きくなったことを検出した場合には、演算処理部22は、温度変化に差異が生じたと判断し、その結果、水等の異物があると判断して報知する。
ところで、温度差dT52を瞬時値で判断すると、検出タイミングによっては小さな値が出力されるので、閾値を超えるデータと超えないデータが混在することになる。この場合、異物の有無を判断するのが困難になる恐れがある。そこで、実施例1では、所定時間内における温度差絶対値の積算値53を用いるようにした。図2のΣ(dT)はこの温度差絶対値を所定時間積算して算出した積算値53を示したものである。積算値53は温度差絶対値を積算しているので、第一温度50(破線50a)と第二温度51とに温度差がある場合には必ず増大することになるので、検出タイミングによって値が小さくなることはない。したがって所定時間における積算値53の最大値を用いることにより、安定した判定結果が得られるので、より信頼性の高い異物検出システムを構築することができる。そして、演算処理部22は、積算値53が所定の値よりも大きくなった場合に、温度変化に差異が生じたと判断する。
また、温度差瞬時値を用いる場合には、温度差そのものが小さいので、閾値を設定するためにも温度センサに精度が必要となる。しかし、実施例1に示した積算値53は温度差を積算したものであり、温度差の瞬時値よりも値が大きい。したがって、閾値の値も大きくすることができるので、高精度な温度センサが必要無く、安価なシステムを構成しやすいというメリットも得られる。
次に異物の有無の判定方法について図3を用いて説明する。図3は、実施例1に関する演算処理部22での判定方法を示すフローチャートである。
第一温度センサ20及び第二温度センサ21によって同一温度場内の測定開始後は、演算処理部22の記憶装置に記憶された積算値53をリセットしてゼロクリア(ステップS301)し、温度差絶対値を所定時間だけ積算し、積算値53を算出する(ステップS302)。そして、その積算値53が予め設定された閾値(所定の値)よりも小さな場合(ステップS303のYes)には、異物は無いと判断(ステップS304)し、積算値53をリセット(ステップS301)した上で同様のフローを繰り返す。
一方、積算値53が閾値(所定の値)よりも大きな場合(ステップS303のNo)には、異物が有ると判断(ステップS305)し、表示部23にアラームを報知(ステップS306)したうえで、積算値53をリセット(ステップS301)した上で同様のフローを繰り返す。
ここでは積算値53が閾値を超えた場合に、すぐアラームを報知するとしたが、所定回数連続して超えた場合にアラームを報知するなどと変更しても良く、この場合には測定誤差の影響を抑制できるので、異物検出システムの信頼性をさらに向上することができる。
実施例1では、第一温度センサ20及び第二温度センサ21を送風ファン11の上流側に配置した。これは、第二温度センサ21の測定温度だけが冷却ユニット10の動作の影響を受けて変動し、同一温度場にあるという状態が担保されない可能性があるためである。このように温度を変化させる手段がある場合には、第一温度センサ20及び第二温度センサ21をその上流側に配置するほうが望ましい。
なお実施例1では、氷を検出する事例として説明したが、本発明は空気に対して比熱の異なる物体を異物として検出するので、融解した水の状態であっても検出が可能である。また水や氷に限らず、ドレンパン内部に堆積する例えば埃や土などの堆積物であっても良く、例えばドレンパンの清掃をおこなうための情報として活用することができる。また冷凍倉庫内における冷却器である必要性はなく、オフィスビルに設置された空調機のドレンパンにおける水検出や汚れ検出システムとして活用しても良い。
実施例1によれば、設置制約が少なく、かつ簡単な構成で異物を検出することが可能な異物検出システムを提供することができる。
次に、本発明の実施例2について図4を用いて説明する。図4は、実施例2に関する演算処理部22での判定方法を示すフローチャートである。
実施例1では、温度差絶対値の積算値を用いて判断する例を示したが、実施例2では、第一温度50と第二温度51の温度変化を利用するようにした。実施例2は、異物と接触した第一温度センサ20が、異物の熱容量の分だけ温度変化が小さくなるという性質を利用して、所定時間の温度変化を比較することで、異物を検出するものである。
第一温度センサ20及び第二温度センサ21によって同一温度場内の測定開始後は、演算処理部22の記憶装置に記憶された第一温度50と第二温度51のそれぞれの最大値・最小値をリセットしてゼロクリア(ステップS401)し、予め設定された所定時間内における第一温度50の最大値Tx1と最小値Tn1を取得する(ステップS402)。そして、第一温度50の最大値Tx1と最小値Tn1の差dT1(=最大値Tx1−最小値Tn1)を算出する(ステップS403)。
同様に、予め設定された所定時間内における第二温度51の最大値Tx2と最小値Tn2を取得する(ステップS404)。そして、第二温度51の最大値Tx2と最小値Tn2の差dT2(=最大値Tx2−最小値Tn2)を算出する(ステップS405)。
次に、dT2とdT1の温度差を算出し、その温度差(dT2−dT1)が予め設定された閾値よりも小さな場合(ステップS406のYes)には、異物は無いと判断(ステップS407)し、最大値・最小値をリセット(ステップS401)した上で同様のフローを繰り返す。
一方、温度差(dT2−dT1)が閾値よりも大きな場合(ステップS406のNo)には、異物が有ると判断(ステップS408)し、表示部23にアラームを報知(ステップS409)したうえで、最大値・最小値をリセット(ステップS401)した上で同様のフローを繰り返す。
異物に接触した第一温度センサ20では検出される第一温度50の温度変化が小さくなるので、dT2とdT1の温度差を算出すると、異物が無い場合には温度差は小さいままとなるが、異物が有る場合にはこの差が大きくなる。したがって、dT2とdT1の差が小さな場合には、異物が無いと判断でき、差が予め設定した閾値(所定値)よりも大きくなった場合には、温度変化に差異が生じたと判断し、異物が有ると判断することができる。
実施例2によれば、所定時間内における最大温度と最小温度を用いているので、瞬時値を用いる場合に対して変動が少なく、安定した判定結果を得ることができる。したがって、より信頼性の高い異物検出システムを構築することが可能となる。
次に、本発明の実施例3について図5及び図6を用いて説明する。図5は、実施例3に関する異物検出システムの概略構成図であり、図6は、図5のVI−VI線矢視断面図である。
実施例3では、配管30内部における汚れを検出する場合の動作について示す。実施例3において、配管30の内部には、壁面近傍で壁面から離れた箇所に第一温度センサ20を設置し、配管壁面から離れた中央付近に第二温度センサ21を設置した。第一温度センサ20及び第二温度センサ21は、配管30の内壁から中央部に向かって延びた支持部材27に固定されている。支持部材27は、配管30の内壁から中央部に向かって複数本延び、配管30の中央部で交わるように構成されている。第一温度センサ20は、複数本の支持部材27の何れかに設置され、第二温度センサ21は、複数本の支持部材27が交わる中央部に設置されている。
したがって、壁面に汚れ等の堆積物31がない場合には、第一温度センサ20と第二温度センサ21は、同一温度場内(配管30内部)にあるので、流体40とほぼ同じ温度を検出することになる。しかし、壁面近傍に汚れが付着・堆積し第一温度センサ20が堆積物31の内部に入った状態となると、第一温度センサ20は堆積物31の温度を検出することになる。一方、第二温度センサ21は同一温度場内を流れる流体40の温度を検出している。一般に、配管30内を流れる流体40の温度が完全に一定ということは無く、ある程度の変動がある。その際に、堆積物31の温度変化は流体40の温度変化に対して遅れが生じる。したがって、実施例1と同様に、第一温度50と第二温度51の温度差絶対値が拡大することになる。この温度差もしくはこの温度差絶対値の積算値53を用いることで、第一温度センサ20が異物に接触しているか否かを判断することができる。
実施例3では、流体40が水平方向に流れる水平配管を例に示したが、垂直方向に流れる場合であっても同様の形態にて検出することができる。
演算処理部22において異物があると判断した場合には、表示部23に異物があることをアラーム表示しても良く、また外部に設けた表示機器(図示せず)等へ信号を送信しても良い。さらに上位システムに対して、異物検出したことを報知するシステムを構成するとしても良い。さらには、演算処理部22で行うとした処理の一部またはすべてを上位システムの機能としても良い。このように実施例3によれば、温度センサだけで簡易に異物を検出することができ、信頼性の高い異物検出システムを構築することができる。
また実施例3では、第二温度センサ21を第一温度センサ20とほぼ同じ円筒断面内に配置するとしたが、二つの温度センサは同一温度場にあれば良く、軸方向に異なる位置に配置するようにしても良い。ここで同一温度場にあるとは、第一温度センサ20と第二温度センサ21の間に流体温度を積極的に変える手段もしくは流体の流れを阻害する構造物がないことを意味している。したがって、配管外部との積極的な熱交換がない配管系においては、例えば、第二温度センサ21を配管系統の入口に配置する一方で、第一温度センサ20を異物の付着を検出したい場所に配置する構成としても良い。
このように実施例3は、流体や配管の材質等にかかわらず、様々なシステムにおける配管内の汚れ検出に適用可能である。また実施例3では、配管内部の汚れ検出を例に示したが、開放系の流路や堆積物を検出したい箇所が対象であっても良い。
次に、本発明の実施例4について図7を用いて説明する。図7は、実施例4に関する異物検出システムの概略構成図である。実施例4では、異物検出システムを容器36内の水位検出に適用した場合の動作を説明する。
実施例4では、同一温度場内である室内2に容器36を設置し、容器36の壁面である底部の近傍に第一温度センサ20aを配置し、そこから壁面から離れる方向(上方向)に順に第一温度センサ20b、20cをそれぞれ配置した。さらに第一温度センサ20cよりも壁面から離れた場所に1つの第二温度センサ21を配置している。すなわち、実施例4では、複数の第一温度センサ20a,20b,20cは上下方向に高さが異なるように配置し、1つの第二温度センサ21を共用するようにした。
実施例1乃至3では、第一温度50と第二温度51との温度差dT52に応じて、第一温度センサ20の設置個所における異物有無を検出できるとしている。実施例4では、この特性を活用して、壁面からの高さの異なる複数の第一温度センサ20a,20b,20cを用い、高さ方向における異物(実施例4では水)の有無を検出するとした。
すなわち図7に示す通り、第一温度センサ20a,20bが水面32より下の水中にあり、第一温度センサ20cだけがまだ空気中にある場合には、第一温度センサ20cは第二温度センサ21と略同一温度となるので温度差は小さなまま維持されるが、第一温度センサ20a,20bの場合は水の熱容量の分だけ温度変化が緩慢になるため、第二温度センサ21との温度差が大きくなる。したがって、水位が第一温度センサ20bと第一温度センサ20cの間にあることが推定できる。推定結果は表示部23にて報知する。
このように複数の第一温度センサ20a,20b,20cを高さを変えて配置することにより、各第一温度センサの場所における水の有無を判断することができるので、水位を第一温度センサの設置幅に応じてある程度推定することが可能となる。また、第一温度センサ20と第二温度センサ21をすべて対にしても同じ効果が得られるが、実施例3では、第二温度センサ21を共通とした。これにより温度センサの数を過剰に増やすことなく安価に水位計測が可能なシステムを構築できる。
なお、実施例4では容器内の水位検出として例を示したが、必ずしも容器である必要はなく、例えば河川の水位検出など流れのある場所において、垂直方向に高さの異なる位置に第一温度センサ20及び第二温度センサ21を配置するとしても良い。この場合も例えば気温の変動を利用して、その温度変化に対する追随性を評価することで異物すなわち水位の検出が可能である。なお、河川の水位検出にあたっては、河川の周囲を同一温度場内とする。
次に、本発明の実施例5について図8を用いて説明する。図8は、実施例5に関する異物検出システムの概略構成図である。実施例5は、冷凍倉庫1内における凍結箇所を検出する場合の適用例である。
図8は、冷凍倉庫1の内側から入口の壁面34側を見た場合を示しており、冷凍倉庫1の入口が水平方向にスライドして開閉される扉33によって閉止された状態である。
扉33はスライドレール35の上をスライドして水平方向に動作可能であり、扉33を開ける際には、図8の右側に位置する扉33を左側にスライドさせる。扉33を開けると、冷凍倉庫外の比較的暖かく湿気を含んだ風が冷凍倉庫1の内部に流入することになるので、流入した空気に含まれた水分が倉庫内の冷たい壁面によって冷やされると、表面で水分が凝縮し、霜となって成長することがある。特に冷凍倉庫外の空気によって扉開放時に融解する場合には、融解と凍結を繰り返し、堅い氷になる場合もある。このような氷がスライドレール35上で生じると、扉33の開閉動作に支障が生じる恐れがある。扉33が閉まらない場合には、冷凍倉庫1内の温度が上昇し保管物に損害を与える可能性があるので、このような凍結による動作不具合を早期に検出することが望まれる。
そこで、実施例5ではスライドレールの近傍に第一温度センサ20a,20bを設置し、第一温度センサ20a,20bの設置位置よりも上方、かつ第一温度センサ20a,20bの設置位置よりも壁面34からの距離も離れた箇所(冷凍倉庫内側)に第二温度センサ21を設置するとした。
実施例5においても第二温度センサ21は、複数の第一温度センサ20a,20bに対して共用としている。これらの温度センサはスライドレール35上に霜もしくは氷がない場合には、近傍の空気温度(流体温度)を検出するので、冷凍倉庫内のほぼ同じ温度を検出することになる。したがって、第一温度センサ20a,20bと第二温度センサ21の検出する温度はほぼ等しくなり、温度差はほぼゼロとなる。
次にスライドレール35上に氷が生じた場合について考える。この場合は、第一温度センサ20a,20bの温度が倉庫内の空気温度ではなく、氷の温度を検出することになる。なお氷は下方のスライドレール面もしくは、壁面34側から成長することになるので、双方からの距離をともに第一温度センサ20a,20bの設置位置よりも壁面34からの距離を大きくとった場所に配置した第二温度センサ21は、倉庫内の空気温度を検出した状態を維持できる。このような状態では、空気温度の変化に対して氷の温度変化には、遅れが生じるので、第一温度センサ20a,20bと、第二温度センサ21の間には温度差が生じる。したがって、この温度差を検出することで氷の有無を検出することができる。また温度差絶対値の積算値を用いることで、温度差が逆転した場合も含めて温度差が生じたことを検出できるので、検出精度を向上できる。また温度差だけだと検出タイミングによっては温度差が小さくなることもあるが、積算値を用いることで、このような検出タイミングによる影響を排除して、安定的に大きな出力値を得ることができるので、検出精度が高く、信頼性の高い検出システムを構築することができる。
実施例5では、第一温度センサ20a,20b及び第二温度センサ21は演算処理部22に接続されており、ここで温度差絶対値の積算値が演算される。この演算処理結果は上位システムの遠隔監視システム24に送信され、遠隔監視システム24において送信された温度差絶対値の積算値を用いて、氷の有無を判定する。遠隔監視システム24にて異物が有りと判断された場合には、異物が有る旨のアラームを表示部23にて報知する。遠隔監視システム上では、冷凍倉庫1内の温度だけでなく、例えば扉の開閉情報などと合わせて、総合的な判断をおこなってもよく、この場合には氷有無の判定結果の信頼性をさらに高めることが可能となる。
また実施例5では、第一温度センサ20a,20bに対して第二温度センサ21を共通としたので、コストの増加を抑制した上で第一温度センサ20の数を増やして、検出箇所を増やすことができる。霜が壁面やスライドレール上に付着する場合、全体に均一に霜が成長することはなく、霜の厚さは不均一となりやすいので、センサの設置個所を一か所に絞ることが難しく、複数個所にセンサを設置しようとすると必要なコストが大きくなりやすい。しかしながら、実施例5では、温度がほぼ同じ空間内であれば、第二温度センサ21を共用化できるので、必要なセンサの数を減らすことができる。また汎用的な温度センサを用いて検出が可能となるので、コストも比較的安価にできるメリットが得られる。
なお実施例5では、温度差絶対値を積算する演算処理を、演算処理部22で行おうとしたが、これらの処理は上位システムとなる遠隔監視システム24で行うとしてもよい。この場合、演算処理部22の機能を抑制することができるので、演算処理部22を複数個に増やすことも容易となる。
本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。
1…冷凍倉庫、2…室内、10…冷却ユニット、11…送風ファン、12…冷却用熱交換器、13…ドレンパン、14…排水路、20,20a,20b,20c…第一温度センサ、21…第二温度センサ、22…演算処理部、23…表示部、24…遠隔監視システム、26,27…支持部材、30…配管、31…堆積物、32…水面、33…扉、34…壁面、35…スライドレール、36…容器、40…流体、50…第一温度、51…第二温度、52…温度差dT、53…積算値

Claims (10)

  1. 検出した流体温度から異物の有無を判断する異物検出システムにおいて、
    同一温度場内にあって、前記同一温度場内の流体温度を検出する第一温度センサ及び第二温度センサと、
    前記第一温度センサが検出した第一温度と前記第二温度センサが検出した第二温度とを入力し、前記第一温度と前記第二温度の温度変化から異物の有無を判断する演算処理部と、を備え、
    前記第一温度センサは、異物となる検出対象物と接触する状態を取り得る位置に設置され、
    前記第一温度センサと前記第二温度センサは、前記同一温度場内の流体温度を検出している状態においては、前記第一温度と前記第二温度とが略同一の温度変化を示すように変動し、
    前記第二温度センサが前記同一温度場内の流体温度を検出している状態において、前記第一温度と前記第二温度との温度変化に差異が生じた場合には、前記演算処理部は、前記第一温度センサが異物と接触していると判断することを特徴とする異物検出システム。
  2. 請求項1において、
    前記演算処理部は、前記第一温度と前記第二温度の温度差が所定の値よりも大きくなった場合に、 温度変化に差異が生じたと判断することを特徴とした異物検出システム。
  3. 請求項1において、
    前記演算処理部は、前記第一温度と前記第二温度の温度差絶対値を所定時間積算して積算値を算出し、前記積算値が所定の値よりも大きくなった場合に、温度変化に差異が生じたと判断することを特徴とする異物検出システム。
  4. 請求項1において、
    所定時間内における前記第一温度の最大値と最小値の差をdT1とし、所定時間内における前記第二温度の最大値と最小値の差をdT2とし、
    前記dT2と前記dT1の差が所定値よりも大きくなった場合、前記演算処理部は、温度変化に差異が生じたと判断することを特徴とする異物検出システム。
  5. 請求項1において、
    前記同一温度場内は配管であり、
    前記配管には、前記配管の内壁から中央部に向かって延びた支持部材が備えられ、前記支持部材に前記第一温度センサ及び前記第二温度センサを備えたことを特徴とする異物検出システム。
  6. 請求項5において、
    前記支持部材は、前記配管の内壁から中央部に向かって複数本延び、前記配管の中央部で交わるように構成され、
    前記第一温度センサは前記複数本の支持部材の何れかに設置され、前記第二温度センサは前記複数本の支持部材が交わる中央部に設置されたことを特徴とする異物検出システム。
  7. 請求項1乃至4の何れか1項において、
    前記第一温度センサは複数備えられ、
    前記第二温度センサは1つ備えられ、共用することを特徴とする異物検出システム。
  8. 請求項7において、
    前記複数の第一温度センサは上下方向に高さが異なるように配置され、前記複数の第一温度センサにより、高さ方向における異物の有無を検出すること特徴とする異物検出システム。
  9. 請求項1乃至6の何れか1項において、
    異物があると判断した場合に、外部へ報知する報知部を備えたことを特徴とする異物検出システム。
  10. 請求項1において、
    前記同一温度場内は、冷凍倉庫、配管内部の何れかであることを特徴とする異物検出システム。
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