JP2021160694A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】飛行移動体の利用を促進する。【解決手段】情報処理装置は、飛行移動体を収容する収容施設50に設けられ、飛行移動体が収容施設に収容されるときに該飛行移動体が着地する着地盤120であって、収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納された格納状態と、収容施設の外周壁から突出された突出状態とに、可動可能に構成された着地盤に対する、飛行移動体の着地に関する着地情報を取得することと、その着地情報に基づいて、着地盤を格納状態に制御するための指令を出すことと、を実行する制御部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
特許文献1には、飛行と地上移動とが可能な空飛ぶ自動車に関する技術が開示されている。この技術によれば、地上移動時には翼類や推進装置が機体内へ収納され、飛行時には逆動作でこれらが展開される。また、兼用の動力源が用いられ、地上移動時に車輪へ伝えられていた動力が、飛行時には動力伝達切り替え装置を介してプロペラへと伝えられる。
特開2004−82992号公報
本発明の目的は、飛行移動体の利用を促進することができる情報処理装置及び情報処理方法を提供することにある。
本願開示の情報処理装置は、飛行移動体を収容する収容施設に設けられ、前記飛行移動体が前記収容施設に収容されるときに該飛行移動体が着地する着地盤であって、前記収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納された格納状態と、前記収容施設の外周壁から突出された突出状態とに、可動可能に構成された着地盤に対する、前記飛行移動体の着地に関する着地情報を取得することと、前記着地情報に基づいて、前記着地盤を前記格納状態に制御するための指令を出すことと、を実行する制御部を備える。
また、本願開示の情報処理装置は、飛行移動体を収容する収容施設に設けられ、前記飛行移動体が前記収容施設に収容されるときに該飛行移動体が着地する着地盤であって、その一部が前記収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納され、残部が前記収容施設の外周壁から突出され、該着地盤と略直交する仮想軸に対して回転することで、該着地盤における前記収容施設の外周壁から突出した突出部と、該着地盤における前記内部空間に格納された格納部と、が入れ替わるように構成された着地盤に対する、前記飛行移動体の着地に関する着地情報を取得することと、前記着地情報に基づいて、前記着地盤の回転動作を制御するための指令を出すことと、を実行する制御部を備える。
また、本願開示は、コンピュータによる情報処理方法の側面から捉えることができる。すなわち、本願開示の情報処理方法は、コンピュータが、飛行移動体を収容する収容施設に設けられ、前記飛行移動体が前記収容施設に収容されるときに該飛行移動体が着地する着地盤であって、前記収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納された格納状態と、前記収容施設の外周壁から突出された突出状態とに、可動可能に構成された着地盤に対する、前記飛行移動体の着地に関する着地情報を取得することと、前記着地情報に基づいて、前記着地盤を前記格納状態に制御するための指令を出すことと、を実行する。
本願開示によれば、飛行移動体の利用を促進することができる。
第1の実施形態における情報処理システムの概略構成を示す図である。 第1の実施形態における情報処理システムの構成要素をより詳細に示した図である。 第1の実施形態において、サーバが無人飛行機を収容施設に収容させるために行う処理についてのフローチャートである。 第1の実施形態において、着地盤が格納状態にされた収容施設を示す図である。 第1の実施形態において、格納状態から突出状態に動作する着地盤について説明するための図である。 第1の実施形態において、突出状態から格納状態に動作する着地盤について説明するための第1の図である。 第1の実施形態において、突出状態から格納状態に動作する着地盤について説明するための第2の図である。 着地盤の水平方向に対する傾きを変化させる例について説明するための図である。 第1の実施形態の変形例において、サーバが無人飛行機を収容施設に収容させるために行う処理についてのフローチャートである。 第1の実施形態の変形例において、突出状態から格納状態に動作する着地盤について説明するための第1の図である。 第1の実施形態の変形例において、突出状態から格納状態に動作する着地盤について説明するための第2の図である。 第2の実施形態における情報処理システムの概略構成を示す図である。 第2の実施形態において、サーバが無人飛行機を収容施設に収容させるために行う処理についてのフローチャートである。 第2の実施形態において、突出部と格納部とが入れ替わるように回転動作する着地盤について説明するための図である。 第3の実施形態における情報処理システムの概略構成を示す図である。 第3の実施形態における情報処理システムの構成要素をより詳細に示した図である。
本願開示において、制御部は、飛行移動体を収容する収容施設に設けられ、飛行移動体が収容施設に収容されるときに該飛行移動体が着地する着地盤に対する、飛行移動体の着地に関する着地情報を取得する。ここで、上記の着地盤は、収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納された格納状態と、収容施設の外周壁から突出された突出状態とに、可動可能に構成され得る。また、上記の着地盤は、その一部が収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納され、残部が収容施設の外周壁から突出され、該着地盤と略直交する仮想軸に対して回転することで、該着地盤における収容施設の外周壁から突出した突出部と、該着地盤における収容施設の内部空間に格納された格納部と、が入れ替わるように構成されてもよい。なお、制御部は、上記の着地情報を、飛行移動体の着地盤への着地を検出可能なセンサによって検出された検出情報に基づいて取得してもよい。
そして、制御部は、取得した着地情報に基づいて、例えば、着地盤が上記の格納状態と上記の突出状態とに可動可能に構成される場合には、該着地盤を格納状態に制御するための指令を出す。ここで、制御部は、飛行移動体が着地盤に着地したことを取得した場合に、該着地盤を格納状態に制御するための指令を出してもよい。また、制御部は、取得した着地情報に基づいて、例えば、着地盤が回転することで上記の突出部と上記の格納部とが入れ替わるように構成される場合には、該着地盤の回転動作を制御するための指令を出す。ここで、制御部は、飛行移動体が着地盤に着地したことを取得した場合に、該着地盤の回転動作を制御するための指令を出してもよい。
以上に述べた情報処理装置によれば、着地盤に着地した飛行移動体が着地盤とともに収容施設の内部空間に格納される。そして、このように格納された飛行移動体を着地盤から駐機場所に移動させることで、再度着地盤に飛行移動体を着地させることができる。そうすると、繰り返し着地盤に飛行移動体を着地させることができ、飛行移動体の収容施設への収容について、時間短縮が図られる。その結果、飛行移動体の利用が促進されることになる。
以下、図面に基づいて、本願開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本願開示は実施形態の構成に限定されない。
<第1の実施形態>
第1の実施形態に係る情報処理システムの概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、収容施設50に収容される無人飛行機500の該収容施設50への入場を管理する収容装置100と、サーバ300と、を含んで構成される。ここで、本実施形態における無人飛行機500は、複数のローターを備えたマルチコプターであって、いわゆるドローンであるが、これに限定する意図はなく、ホバリングできるものであれば、その種類は問わない。また、本実施形態における収容施設50は、無人飛行機500を駐機させるための駐機場所が設けられた高層建造物であるが、これに限定する意図はなく、無人飛行機500を駐機させるための駐機場所が設けられた建物であれば、その種類は問わない。
収容装置100は、収容施設50に設けられ、駐機場端末装置110と、着地盤120と、を含んで構成される。ここで、着地盤120は、無人飛行機500が収容施設50に入場するときに該無人飛行機500を着地させるための構成である。そして、着地盤120は、収容施設50の外周壁51によって画定される内部空間52に格納された格納状態と、収容施設50の外周壁51から突出された突出状態とに、可動可能に構成され、このような着地盤120は、駐機場端末装置110によって制御される。なお、これについての詳細は後述する。
サーバ300は、収容装置100の駐機場端末装置110と通信可能に構成されており、駐機場端末装置110から送信されるデータを取得するとともに、駐機場端末装置110に対して所定の指令を送信することができる。なお、上記所定の指令とは、例えば、着地盤120を制御するための指令である。また、サーバ300は、無人飛行機500と通信可能に構成されており、例えば、無人飛行機500から送信されるデータに基づいて、該無人飛行機500の位置情報を取得することができる。
このように収容装置100と通信可能に構成されたサーバ300は、収容装置100から送信されるデータに基づいて、無人飛行機500の着地盤120への着地に関する着地情報を取得する。そして、サーバ300は、取得した着地情報に基づいて、着地盤120を上述した格納状態に制御するための指令を出す。ここで、サーバ300は、無人飛行機500が着地盤120に着地したことを取得した場合に、該着地盤120を格納状態に制御するための指令を出してもよい。
次に、図2に基づいて、主にサーバ300の構成要素の詳細な説明を行う。図2は、第1の実施形態における、情報処理システムに含まれるサーバ300の構成要素をより詳細に示すとともに、サーバ300と通信を行う収容装置100および収容施設50に収容される無人飛行機500の構成要素を示した図である。
サーバ300は、汎用のコンピュータにより構成してもよい。すなわち、サーバ300
は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、あるいは、CDやDVDのようなディスク記録媒体であってもよい。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納されている。サーバ300は、機能部として通信部301、記憶部302、制御部303、入出力部304を有しており、補助記憶装置に格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各機能部等が制御されることによって、各機能部における所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
ここで、通信部301は、サーバ300をネットワークに接続するための通信インタフェースである。通信部301は、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。サーバ300は、通信部301を介して、収容装置100や無人飛行機500やその他の外部装置と通信可能に接続される。
記憶部302は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部303によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部303において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。更に、記憶部302は、収容装置100や無人飛行機500等から送信されたデータを記憶する。なお、サーバ300は、通信部301を介してこれらデータを取得する。
制御部303は、サーバ300が行う制御を司る機能部である。制御部303は、CPUなどの演算処理装置によって実現することができる。制御部303は、更に、第1取得部3031と、第1指令部3032と、第2取得部3033と、第2指令部3034と、の4つの機能部を有して構成される。各機能部は、記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
第1取得部3031は、無人飛行機500の着地盤120への着地に関する着地情報を取得する。ここで、第1取得部3031は、無人飛行機500の着地盤120への着地を検出可能なセンサによって検出された検出情報に基づいて、上記の着地情報を取得することができる。
ここで、上記センサは、例えば、着地盤120に設けられた接触センサや面圧センサや重量センサであって、第1取得部3031は、これらセンサによって検出され収容装置100から送信された検出情報に基づいて、着地情報を取得することができる。また、無人飛行機500の着地盤120への着地を検出可能なセンサは、無人飛行機500に設けられてもよく、この場合、第1取得部3031は、無人飛行機500から送信された検出情報に基づいて、着地情報を取得することができる。
なお、本実施形態における無人飛行機500は、外部からの指令に基づいて自律移動を行う自律移動体である。この場合、無人飛行機500は、機体センサ501、位置情報取得部502、通信部503、記憶部504、制御部505を含んで構成される。機体センサ501は、機体の状態をセンシングしたり機体周辺をセンシングしたりする手段である。機体の状態をセンシングするための機体センサ501として、加速度センサ、速度センサ、方位角センサが挙げられる。機体周辺をセンシングするための機体センサ501として、ステレオカメラ、レーザスキャナ、LIDAR、レーダなどが挙げられる。機体センサ501が取得した情報は、制御部505に送信される。位置情報取得部502は、無人飛行機500の現在位置を取得する手段であり、典型的には、GPS衛星信号を受信して
位置情報を求めるGPS(Global Positioning System)装置である。GPS装置から得
られる位置情報は、緯度・経度・高度を表す。位置情報取得部502は、無人飛行機500の現在位置を取得可能であれば、GPS以外のGNSS(Global Navigation Satellite System)による測位装置でもよく、基地局測位による測位装置でもよい。通信部503は、無人飛行機500をネットワークに接続するための通信インタフェースであり、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。記憶部504は、サーバ300の記憶部302と同様に主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成され、記憶部504には、無人飛行機500の機体情報が登録される。なお、このような機体情報の登録は、所定のアプリによって事前に行われる。制御部505は、無人飛行機500の自律移動の制御を行うコンピュータである。制御部505は、例えば、マイクロプロセッサと、プログラムを格納したメモリとから構成され、マイクロプロセッサがプログラムを実行することにより機能する。なお、機能の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの論理回路によって実現されてもよい。ただし、無人飛行機500をこのような自律移動体に限定する意図はなく、無人飛行機500は、ユーザによって操作されてもよい。
第1指令部3032は、第1取得部3031によって取得された着地情報に基づいて、着地盤120を上述した格納状態に制御するための指令を出す。ここで、第1指令部3032は、着地情報として、無人飛行機500が着地盤120に着地したことを取得した場合に、該着地盤120を格納状態に制御するための指令を出してもよい。なお、本実施形態では、第1指令部3032は、収容装置100に対して着地盤120を格納状態に制御するための指令を出す。
ここで、上述したように、収容装置100は、駐機場端末装置110と着地盤120とを有する。そして、駐機場端末装置110は、図2に示すように、機能部として通信部111、入出力部112、記憶部113、制御部114を有しているが、これら以外の機能部を有していても構わない。通信部111は、収容装置100をネットワークに接続するための通信インタフェースであり、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。入出力部112は、通信部111を介して外部から送信されてきた情報等を表示させたり、通信部111を介して外部に情報を送信する際に当該情報を入力したりするための機能部であり、例えば、ディスプレイ装置やタッチパネルを有して構成される。記憶部113は、サーバ300の記憶部302と同様に主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成され、記憶部113には、収容施設50に収容される無人飛行機500の情報が登録される。なお、このような情報の登録は、所定のアプリによって事前に行われる。また、制御部114は、着地盤120を制御するための機能部である。
そうすると、サーバ300から着地盤120を格納状態に制御するための指令を受けた収容装置100の駐機場端末装置110が、着地盤120を格納状態に制御する。これにより、着地盤120に着地した無人飛行機500が、該着地盤120とともに収容施設50の内部空間52に格納されることになる。つまり、無人飛行機500が収容施設50に収容されることになる。
第2取得部3033は、飛行中の無人飛行機500の収容施設50への入場に関する入場情報を取得する。ここで、第2取得部3033は、入場情報として、無人飛行機500の収容施設50への入場予定を、無人飛行機500の運行計画に基づいて取得することができる。上述したように、本実施形態における無人飛行機500は、外部からの指令に基づいて自律移動を行う自律移動体である。そして、この無人飛行機500において、制御部505は、外部からの運行計画と、機体センサ501によって取得した機体の状態や機
体周辺の状況と、位置情報取得部502によって取得した機体の位置情報と、に基づいて、無人飛行機500の飛行を制御する。なお、本実施形態において、運行計画とは、無人飛行機500が飛行する経路と、その経路の一部において無人飛行機500が行うべき処理を規定したデータである。そうすると、第2取得部3033は、このような無人飛行機500の運行計画を、該無人飛行機500から、または外部のサーバから取得し、無人飛行機500の収容施設50への入場予定を取得することができる。
また、第2取得部3033は、入場情報として、無人飛行機500の収容施設50への入場予定を、無人飛行機500の位置情報に基づいて取得してもよい。この場合、無人飛行機500の位置情報が、サーバ300に送信される。なお、無人飛行機500からは、上記の位置情報に加えて、該無人飛行機500の機体情報が送信される。そうすると、第2取得部3033は、無人飛行機500の現在位置を示す位置情報と、収容施設50の所在を示す位置情報と、を照合することで、無人飛行機500の収容施設50への入場予定を取得することができる。
また、第2取得部3033は、入場情報として、無人飛行機500の収容施設50への入場予定を、無人飛行機500と収容装置100との無線通信によって検出された情報に基づいて取得してもよい。この場合、無人飛行機500が、収容装置100が設けられた収容施設50に接近すると、無人飛行機500の通信部503と、収容装置100の駐機場端末装置110が有する通信部111と、の無線通信が行われる。ここで、これら通信部は、例えば、Bluetooth(登録商標)LowEnergy規格(以下、BLE)によるデータ通信を行う。BLEとは、Bluetooth(登録商標)による低電力通信規格であり、機器同士のペアリングを必要とせず、相手を検知することですぐに通信を開始できるという特徴を有する。なお、本実施形態ではBLEを例示するが、他の無線通信規格も利用可能である。例えば、NFC(Near Field Communication)、UWB(Ultra Wideband)、WiFi(登録商標)などを利用することもできる。そして、収容装置100は、このような無線通信によって検出された情報を取得し、該情報をサーバ300に送信する。なお、収容装置100からサーバ300に送信される情報には、該収容装置100が無線通信を行って取得した無人飛行機500の機体情報が含まれる。そうすると、第2取得部3033は、無人飛行機500と収容装置100との無線通信によって検出された情報に基づいて、無人飛行機500の収容施設50への入場予定を取得することができる。また、この場合、無人飛行機500の通信部503が本発明に係る第1センサに相当し、収容施設50に設けられた収容装置100の駐機場端末装置110が有する通信部111が本発明に係る第2センサに相当する。
第2指令部3034は、第2取得部3033によって取得された入場情報に基づいて、着地盤120を上述した突出状態に制御するための指令を出す。なお、本実施形態では、第2指令部3034は、収容装置100に対して着地盤120を突出状態に制御するための指令を出す。そうすると、サーバ300から着地盤120を突出状態に制御するための指令を受けた収容装置100の駐機場端末装置110が、着地盤120を突出状態に制御する。これにより、無人飛行機500の着地盤120への着地が可能となる。
なお、制御部303が、第1取得部3031、第1指令部3032、第2取得部3033、および第2指令部3034の処理を実行することで、本発明に係る制御部として機能する。そして、サーバ300が、本発明に係る情報処理装置として機能する。
次に、入出力部304は、情報の入出力を行うためのインタフェースである。入出力部304は、例えば、ディスプレイ装置やタッチパネルを有して構成される。入出力部304は、キーボード、近距離通信手段、タッチスクリーンなどを含んでいてもよい。
ここで、第1の実施形態におけるサーバ300が、無人飛行機500を収容施設50に収容させるために行う処理について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。当該処理は、サーバ300の制御部303によって実行される。先ず、S101では、収容装置100の着地盤120が格納状態にあるか否かが判別される。ここで、図4は、第1の実施形態において、着地盤120が格納状態にされた収容施設50を示す図である。図4に示すように、着地盤120が収容施設50内に格納されていると、無人飛行機500が収容施設50に入場することができない。そこで、制御部303は、着地盤120を制御する駐機場端末装置110と通信を行い、着地盤120の制御状態を取得することで、上記を判定する。S101で肯定判定されると処理はS102へ進み、S101で否定判定されると処理はS105へ進む。
S101で肯定判定された場合、次に、S102では、飛行中の無人飛行機500の収容施設50への入場に関する入場情報が取得される。制御部303は、例えば、無人飛行機500と収容装置100との無線通信によって検出された情報を収容装置100から取得することで、入場情報を取得することができる。そして、次のS103では、S102の処理で取得した入場情報に基づいて、無人飛行機500が収容施設50に入場するか否かが判別される。S103で肯定判定されると処理はS104へ進み、S103で否定判定されると処理はS102へ戻る。
S103で肯定判定された場合、次に、S104では、収容装置100に対して着地盤120を突出状態に制御するための指令が出される。ここで、図5は、第1の実施形態において、格納状態から突出状態に動作する着地盤120について説明するための図である。図5によると、無人飛行機500のうちの無人飛行機500aと、収容装置100と、の間で無線通信が行われている。このとき、サーバ300の制御部303は、無人飛行機500aが収容施設50に入場する予定であることを取得し、収容装置100に対して着地盤120を突出状態に制御するための指令を出す。そうすると、サーバ300から着地盤120を突出状態に制御するための指令を受けた収容装置100の駐機場端末装置110が、着地盤120を突出状態に制御する。ここで、図5に示すように、本実施形態の着地盤120は、収容施設50の外周壁51によって画定される内部空間52に格納された状態(格納状態)から該外周壁51の外側に向かって略水平方向に動作し、これにより、該着地盤120が収容施設50の外周壁51から突出された突出状態が形成される。そして、S104の処理が終了すると、S105へ進む。
S105では、無人飛行機500の着地盤120への着地に関する着地情報が取得される。制御部303は、無人飛行機500の着地盤120への着地を検出可能なセンサによって検出された検出情報に基づいて、着地情報を取得することができる。そして、次のS106では、S105の処理で取得した着地情報に基づいて、無人飛行機500が着地盤120に着地したか否かが判別される。S106で肯定判定されると処理はS107へ進み、S106で否定判定されると処理はS105へ戻る。
S106で肯定判定された場合、次に、S107では、収容装置100に対して着地盤120を格納状態に制御するための指令が出される。ここで、図6は、第1の実施形態において、突出状態から格納状態に動作する着地盤120について説明するための第1の図である。図6によると、無人飛行機500のうちの無人飛行機500aが、着地盤120に着地している。このとき、サーバ300の制御部303は、上述したようにして、無人飛行機500aが着地盤120に着地したことを取得する。そして、制御部303は、収容装置100に対して着地盤120を格納状態に制御するための指令を出す。そうすると、サーバ300から着地盤120を格納状態に制御するための指令を受けた収容装置100の駐機場端末装置110が、着地盤120を格納状態に制御する。ここで、図6に示すように、本実施形態の着地盤120は、収容施設50の外周壁51から突出された状態(
突出状態)から該外周壁51の内側に向かって略水平方向に動作し、これにより、該着地盤120が収容施設50の内部空間52に格納された格納状態が形成される。そして、着地盤120に着地した無人飛行機500は、該着地盤120とともに収容施設50の内部空間52に格納されることになる。つまり、無人飛行機500が収容施設50に収容されることになる。
そして、着地盤120とともに収容施設50の内部空間52に格納された無人飛行機500を、着地盤120から駐機場所に移動させると、再度突出状態にした着地盤120に無人飛行機500を着地させることができる。これによれば、着地盤120が比較的狭くても、繰り返し該着地盤120に無人飛行機500を着地させることができ、無人飛行機500の収容施設50への収容について、時間短縮が図られる。その結果、飛行移動体の利用が促進されることになる。
なお、上記の着地盤120は、略水平方向に可動可能に構成されるが、これに限定する意図はない。図7は、第1の実施形態において、突出状態から格納状態に動作する着地盤120について説明するための第2の図である。図7に示す着地盤120は、収容施設50の外周壁51から突出された状態(突出状態)を表しており、支点Aと関節とを有するリンク機構121によって支持されている。そして、このような着地盤120が格納状態に制御されるときには、支点Aを中心にリンク機構121が回転し関節が折り曲げられることによって、着地盤120が矢Aの方向に動作し、該着地盤120が収容施設50の内部空間52に格納された格納状態が形成されることになる。
また、サーバ300の制御部303は、無人飛行機500が着地盤120に着地するときの該無人飛行機500の姿勢に応じて、収容装置100に対して、該着地盤120の水平方向に対する傾きを制御するための指令を出してもよい。そして、このように傾きが変化する構成は、上記の図7に示したリンク機構121によって支持される着地盤120によって実現され得る。ここで、図8は、着地盤120の水平方向に対する傾きを変化させる例について説明するための図である。図8によると、着地盤120とリンク機構121との接続部に、リンク機構121の支点Bが設けられている。そうすると、この支点Bを中心に着地盤120を回転させることが可能となる。そして、支点Bを中心に着地盤120が回転されると、該着地盤120の水平方向に対する傾きが変化することになる。なお、サーバ300は、無人飛行機500の機体の状態をセンシングできる機体センサ501によって検出された該無人飛行機500の姿勢に関する情報を、該無人飛行機500からの通信によって取得してもよい。そして、サーバ300は、例えば、無人飛行機500において着地盤120と接地する部分の水平方向に対する傾きと、着地盤120の水平方向に対する傾きと、が略一致するように、収容装置100に対して、該着地盤120の水平方向に対する傾きを制御するための指令を出してもよい。
また、以上の説明は、飛行移動体が無人飛行体である場合の例を述べたが、本実施形態における飛行移動体は、有人飛行体であってもよい。そして、この有人飛行体は、自律移動を行う自律移動体であってよいし、ユーザによって運転されてもよい。例えば、有人飛行体がユーザによって運転される場合、サーバ300は、該有人飛行体が着地盤120へ着地するための進路に関する情報を該有人飛行体に送信してもよい。そうすると、着地盤120への進入経路を有人飛行体のヘッドアップディスプレイに表示させることが可能となり、ユーザの利便性が高められる。
<第1の実施形態の変形例>
上記第1の実施形態の変形例について、図9〜図11に基づいて説明する。本変形例では、第1取得部3031が、着地情報として、複数の無人飛行機500が着地盤120に着地したことを取得した場合に、第1指令部3032が、着地盤120を格納状態に制御
するための指令を出す。これについて、以下に説明する。
図9は、本変形例におけるサーバ300が、無人飛行機500を収容施設50に収容させるために行う処理についてのフローチャートである。当該処理は、サーバ300の制御部303によって実行される。なお、図9に示す各処理において、上記の図3に示した処理と実質的に同一の処理については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本変形例では、S105の処理において、無人飛行機500の着地盤120への着地に関する着地情報が取得されると、次のS206では、S105の処理で取得した着地情報に基づいて、所定数の無人飛行機500が着地盤120に着地したか否かが判別される。ここで、上記の所定数とは、例えば、1つの着地盤120に同時に搭載可能な無人飛行機500の数であって、本変形例では、後述するように3機となる。S206で肯定判定されると処理はS107へ進み、S206で否定判定されると処理はS105へ戻る。そして、S206で肯定判定された場合、次に、S107では、収容装置100に対して着地盤120を格納状態に制御するための指令が出される。
以上に述べた処理について、図10および図11に基づいて説明する。図10は、第1の実施形態の変形例において、突出状態から格納状態に動作する着地盤120について説明するための第1の図である。図10によると、収容施設50aの着地盤120に、3機の無人飛行機500(無人飛行機500a〜500c)が着地している。そして、この着地盤120に同時に搭載可能な無人飛行機500の数(上記の所定数)は3機である。そうすると、サーバ300の制御部303は、上記のS206の処理において、所定数の無人飛行機500が着地盤120に着地したと判定し、上記のS107の処理において、収容装置100に対して着地盤120を格納状態に制御するための指令を出す。そして、サーバ300から着地盤120を格納状態に制御するための指令を受けた収容装置100の駐機場端末装置110が、着地盤120を格納状態に制御することで、着地盤120に着地した3機の無人飛行機500は、該着地盤120とともに収容施設50の内部空間52に格納されることになる。また、図10によると、収容施設50bの着地盤120には、2機の無人飛行機500(無人飛行機500dおよび500e)が着地している。この場合、収容施設50bの着地盤120には、もう1機搭載され得る。したがって、サーバ300の制御部303は、上記のS206の処理において、所定数の無人飛行機500が着地盤120に着地していないと判定する。
図11は、第1の実施形態の変形例において、突出状態から格納状態に動作する着地盤120について説明するための第2の図である。図11によると、収容施設50に複数の着地盤120が設けられている。そして、この場合においても、上記の図10と同様に、3機の無人飛行機500が着地した着地盤120が突出状態から格納状態に制御されることになる。
以上によれば、着地盤120に比較的多くの無人飛行機500を着地させることができ、無人飛行機500の収容施設50への収容について、時間短縮が図られる。その結果、飛行移動体の利用が促進されることになる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について、図12〜図14に基づいて説明する。上述した第1の実施形態では、着地盤120が、収容施設50の外周壁51によって画定される内部空間52に格納された格納状態と、収容施設50の外周壁51から突出された突出状態とに、可動可能に構成される。これに対して、本実施形態では、着地盤120が、該着地盤120と略直交する仮想軸に対して回転することで、該着地盤120における収容施設50の外周壁51から突出した突出部と、該着地盤120における内部空間52に格納された格納部と
、が入れ替わるように構成される。これについて、図12に基づいて説明する。
図12は、第2の実施形態における情報処理システムの概略構成を示す図である。図12に示すように、本実施形態における着地盤120は、円盤状に形成され、その中心位置から該着地盤120と略直交する方向に延びる仮想軸Aに対して回転可能に構成されている。このような着地盤120は、その一部が収容施設50の外周壁51によって画定される内部空間52に格納され、残部が収容施設50の外周壁51から突出されるように収容施設50に設置される。そして、着地盤120が仮想軸Aに対して回転すると、該着地盤120における収容施設50の外周壁51から突出した突出部(これは、図12の着地盤120において、斜線部で表される。)と、該着地盤120における内部空間52に格納された格納部と、が入れ替わることになる。
そして、図13は、第2の実施形態におけるサーバ300が、無人飛行機500を収容施設50に収容させるために行う処理についてのフローチャートである。当該処理は、サーバ300の制御部303によって実行される。先ず、S301では、無人飛行機500の着地盤120への着地に関する着地情報が取得される。なお、S301の処理は、上記の図3に示したS105の処理と実質的に同一である。そして、次のS302では、S301の処理で取得した着地情報に基づいて、無人飛行機500が着地盤120に着地したか否かが判別される。S302で肯定判定されると処理はS303へ進み、S302で否定判定されると処理はS301へ戻る。
S302で肯定判定された場合、次に、S303では、収容装置100に対して着地盤120の回転動作を制御するための指令が出される。ここで、図14は、第2の実施形態において、突出部と格納部とが入れ替わるように回転動作する着地盤120について説明するための図である。図14によると、無人飛行機500のうちの無人飛行機500aが、着地盤120に着地している。このとき、サーバ300の制御部303は、無人飛行機500aが着地盤120に着地したことを取得する。そして、制御部303は、収容装置100に対して着地盤120の回転動作を制御するための指令を出す。そうすると、サーバ300から着地盤120の回転動作を制御するための指令を受けた収容装置100の駐機場端末装置110が、着地盤120における突出部と格納部とが入れ替わるように、該着地盤120を回転させる。これにより、着地盤120の突出部に着地した無人飛行機500aは、着地盤120の回転動作により、該着地盤120の突出部とともに収容施設50の内部空間52に格納されることになる。つまり、無人飛行機500が収容施設50に収容されることになる。
そして、着地盤120とともに収容施設50の内部空間52に格納された無人飛行機500を、着地盤120から駐機場所に移動させると、再度着地盤120の突出部に無人飛行機500を着地させることができる。これによれば、繰り返し着地盤120に無人飛行機500を着地させることができ、無人飛行機500の収容施設50への収容について、時間短縮が図られる。その結果、飛行移動体の利用が促進されることになる。
なお、本実施形態においても、第1取得部3031が、着地情報として、複数の無人飛行機500が着地盤120に着地したことを取得した場合に、第1指令部3032が、着地盤120の回転動作を制御するための指令を出してもよい。そうすると、着地盤120に比較的多くの無人飛行機500を着地させることができ、無人飛行機500の収容施設50への収容について、時間短縮が図られる。その結果、飛行移動体の利用が促進されることになる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態について、図15および図16に基づいて説明する。図15は、第3の
実施形態における、情報処理システムの概略構成を示す図である。図16は、第3の実施形態における、情報処理システムに含まれる収容装置100の構成要素をより詳細に示すとともに、収容装置100と通信を行う無人飛行機500の構成要素を示した図である。
上述した第1の実施形態では、無人飛行機500を収容施設50に収容させるために行う処理がサーバ300によって実行される例について説明した。これに対して、本実施形態では、無人飛行機500を収容施設50に収容させるために行う処理が収容装置100によって実行される例について説明する。
ここで、収容装置100が有する駐機場端末装置110の制御部114は、駐機場端末装置110が行う制御を司る機能部である。制御部114は、CPUなどの演算処理装置によって実現することができる。そして、図16に示すように、制御部114は、更に、第1取得部1141と、第1指令部1142と、第2取得部1143と、第2指令部1144と、の4つの機能部を有して構成される。各機能部は、記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
第1取得部1141は、無人飛行機500の着地盤120への着地に関する着地情報を取得する。ここで、第1取得部1141は、無人飛行機500の着地盤120への着地を検出可能なセンサによって検出された検出情報に基づいて、上記の着地情報を取得することができる。
第1指令部1142は、第1取得部1141によって取得された着地情報に基づいて、着地盤120を格納状態に制御するための指令を出す。本実施形態では、第1指令部1142が着地盤120を格納状態に制御する指令を出すと、着地盤120を動作させる駆動部が稼働する。
第2取得部1143は、飛行中の無人飛行機500の収容施設50への入場に関する入場情報を取得する。ここで、第2取得部1143は、入場情報として、無人飛行機500の収容施設50への入場予定を、無人飛行機500と収容装置100との無線通信によって検出された情報に基づいて取得してもよい。この場合、無人飛行機500が、収容装置100が設けられた収容施設50に接近すると、無人飛行機500の通信部503と、収容装置100の駐機場端末装置110が有する通信部111と、の無線通信が行われる。第2取得部1143は、この無線通信によって検出された情報を取得することで、上記の入場情報を取得することができる。
第2指令部1144は、第2取得部1143によって取得された入場情報に基づいて、着地盤120を突出状態に制御するための指令を出す。本実施形態では、第2指令部1144が着地盤120を突出状態に制御する指令を出すと、着地盤120を動作させる駆動部が稼働する。
そして、上記第1の実施形態の図3の説明で述べた、無人飛行機500を収容施設50に収容させるために行う処理と同様の処理が、収容装置100が有する駐機場端末装置110の制御部114によって実行される。そうすると、着地盤120に着地した無人飛行機500が、該着地盤120とともに収容施設50の内部空間52に格納される。そして、着地盤120とともに収容施設50の内部空間52に格納された無人飛行機500を、着地盤120から駐機場所に移動させると、再度突出状態にした着地盤120に無人飛行機500を着地させることができる。これによれば、着地盤120が比較的狭くても、繰り返し該着地盤120に無人飛行機500を着地させることができ、無人飛行機500の収容施設50への収容について、時間短縮が図られる。その結果、飛行移動体の利用が促進されることになる。
<その他の変形例>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。例えば、第1取得部3031および第2取得部3033をサーバ300とは別の演算処理装置に形成してもよい。このとき当該別の演算処理装置はサーバ300と好適に協働可能に構成される。また、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD−ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
50・・・収容施設
100・・・収容装置
120・・・着地盤
300・・・サーバ
301・・・通信部
302・・・記憶部
303・・・制御部
304・・・入出力部
500・・・無人飛行機

Claims (20)

  1. 飛行移動体を収容する収容施設に設けられ、前記飛行移動体が前記収容施設に収容されるときに該飛行移動体が着地する着地盤であって、前記収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納された格納状態と、前記収容施設の外周壁から突出された突出状態とに、可動可能に構成された着地盤に対する、前記飛行移動体の着地に関する着地情報を取得することと、
    前記着地情報に基づいて、前記着地盤を前記格納状態に制御するための指令を出すことと、
    を実行する制御部を備える、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記飛行移動体の前記着地盤への着地を検出可能なセンサによって検出された検出情報に基づいて、前記着地情報を取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記着地情報として、前記飛行移動体が前記着地盤に着地したことを取得した場合に、該着地盤を前記格納状態に制御するための指令を出す、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記着地情報として、複数の前記飛行移動体が前記着地盤に着地したことを取得した場合に、該着地盤を前記格納状態に制御するための指令を出す、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、飛行中の前記飛行移動体の前記収容施設への入場に関する入場情報を取得し、該入場情報に基づいて、前記着地盤を前記突出状態に制御するための指令を出す、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記入場情報として、前記飛行移動体の前記収容施設への入場予定を、該飛行移動体の運行計画に基づいて取得する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記入場情報として、前記飛行移動体の前記収容施設への入場予定を、該飛行移動体の位置情報に基づいて取得する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記入場情報として、前記飛行移動体の前記収容施設への入場予定を、該飛行移動体に設けられた第1センサと、該収容施設に設けられた第2センサと、の無線通信によって検出された情報に基づいて取得する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 前記着地盤は、略水平方向に可動可能に構成される、
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御部は、前記収容施設に設けられた装置であって前記着地盤を制御する収容装置に対して、前記着地盤を制御するための指令を出す、
    請求項1から請求項9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 飛行移動体を収容する収容施設に設けられ、前記飛行移動体が前記収容施設に収容されるときに該飛行移動体が着地する着地盤であって、その一部が前記収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納され、残部が前記収容施設の外周壁から突出され、該着地
    盤と略直交する仮想軸に対して回転することで、該着地盤における前記収容施設の外周壁から突出した突出部と、該着地盤における前記内部空間に格納された格納部と、が入れ替わるように構成された着地盤に対する、前記飛行移動体の着地に関する着地情報を取得することと、
    前記着地情報に基づいて、前記着地盤の回転動作を制御するための指令を出すことと、
    を実行する制御部を備える、情報処理装置。
  12. 前記制御部は、前記飛行移動体の前記着地盤への着地を検出可能なセンサによって検出された検出情報に基づいて、前記着地情報を取得する、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御部は、前記着地情報として、前記飛行移動体が前記着地盤に着地したことを取得した場合に、該着地盤の回転動作を制御するための指令を出す、
    請求項11又は請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御部は、前記着地情報として、複数の前記飛行移動体が前記着地盤に着地したことを取得した場合に、該着地盤の回転動作を制御するための指令を出す、
    請求項11又は請求項12に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御部は、前記収容施設に設けられた装置であって前記着地盤を制御する収容装置に対して、前記着地盤を制御するための指令を出す、
    請求項11から請求項14の何れか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記制御部は、前記飛行移動体が前記着地盤に着地するときの該飛行移動体の姿勢に応じて、該着地盤の水平方向に対する傾きを制御するための指令を出す、
    請求項1から請求項15の何れか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記飛行移動体は、無人飛行体である、
    請求項1から請求項16の何れか1項に記載の情報処理装置。
  18. 前記飛行移動体は、有人飛行体である、
    請求項1から請求項16の何れか1項に記載の情報処理装置。
  19. 前記飛行移動体は、外部からの指令に基づいて自律移動を行う自律移動体である、
    請求項1から請求項18の何れか1項に記載の情報処理装置。
  20. コンピュータが、
    飛行移動体を収容する収容施設に設けられ、前記飛行移動体が前記収容施設に収容されるときに該飛行移動体が着地する着地盤であって、前記収容施設の外周壁によって画定される内部空間に格納された格納状態と、前記収容施設の外周壁から突出された突出状態とに、可動可能に構成された着地盤に対する、前記飛行移動体の着地に関する着地情報を取得することと、
    前記着地情報に基づいて、前記着地盤を前記格納状態に制御するための指令を出すことと、
    を実行する情報処理方法。
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