JP2021160114A - ラミネート装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基板の端面を跨って基板の両面にフィルムを貼り付けることが出来るラミネート装置を提供すること。【解決手段】 基板の両面に、前記基板の端面を跨いでフィルムを貼り合わせるラミネート装置であって、前記フィルムを搭載する、柔軟性を有するシート状のテーブルと、前記基板を前記フィルム面に対して直角に配置して、前記フィルム面の方向に駆動する基板駆動手段と、前記フィルムと前記基板の端面が密着した箇所を、前記テーブル側で支持する端面支持手段と、前記基板駆動手段に押されて基板側に折り曲げられた前記フィルムを前記テーブルを介して基板側に加圧する加圧ロールとを備えたラミネート装置を提供する。【選択図】 図2
Description
本発明は、基板にフィルムを貼り付けるラミネート装置に関する。詳しくは、基板の端面を跨って、基板の両面にフィルムを貼り付けるラミネート装置に関する。
近年、感光性導電ペーストの特性改善が進んでおり、耐熱性の低い基板への配線への適用も可能となってきており、種々の導電パターン形成方法が提案されている。特許文献1では、感光性導電ペーストを離型性フィルムに塗布した導電パターン形成用フィルムを用いる手法が示されている。
このような導電パターン形成用フィルムを利用することにより、基板端面を経由して両面を導通する導電パターンを形成することも可能である。
このような導電パターン形成用フィルムを利用することにより、基板端面を経由して両面を導通する導電パターンを形成することも可能である。
引用文献1に示されているような導電パターン形成用フィルムを用いて、基板端面を経由する両面導電パターンを形成しようとした場合、導電パターン形成用フィルムを基板端面を跨るように両面貼り合わせを行う必要がある。しかし、従来のラミネート装置は片面への貼り合わせを前提としたものであり、両面ラミネート装置と言われるものであっても実質的には片面づつ貼り合わせを行う装置を組み合わせたのにすぎなかった。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、基板の端面を跨って基板の両面にフィルムを貼り付けることが出来るラミネート装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
基板の両面に、前記基板の端面を跨いでフィルムを貼り合わせるラミネート装置であって、
前記フィルムを搭載する、柔軟性を有するシート状のテーブルと、
前記基板を前記フィルム面に対して直角に配置して、前記フィルム面の方向に駆動する基板駆動手段と、前記フィルムと前記基板の端面が密着した箇所を、前記テーブル側で支持する端面支持手段と、前記基板駆動手段に押されて基板側に折り曲げられた前記フィルムを前記テーブルを介して基板側に加圧する加圧ロールとを備えたラミネート装置である。
基板の両面に、前記基板の端面を跨いでフィルムを貼り合わせるラミネート装置であって、
前記フィルムを搭載する、柔軟性を有するシート状のテーブルと、
前記基板を前記フィルム面に対して直角に配置して、前記フィルム面の方向に駆動する基板駆動手段と、前記フィルムと前記基板の端面が密着した箇所を、前記テーブル側で支持する端面支持手段と、前記基板駆動手段に押されて基板側に折り曲げられた前記フィルムを前記テーブルを介して基板側に加圧する加圧ロールとを備えたラミネート装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラミネート装置であって、
前記基板の端面と前記フィルムの位置合わせを行うための2視野カメラを更に備えたラミネート装置である。
前記基板の端面と前記フィルムの位置合わせを行うための2視野カメラを更に備えたラミネート装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のラミネート装置であって、
あって、
端面支持手段および加圧ロールが加熱機能を有しているラミネート装置である。
あって、
端面支持手段および加圧ロールが加熱機能を有しているラミネート装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3の何れかに記載のラミネート装置であって、
前記テーブルがシリコーンゴムで形成されているラミネート装置である。
前記テーブルがシリコーンゴムで形成されているラミネート装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4の何れかに記載のラミネート装置であって、
前記端面支持手段が支持する厚みが、基板の厚み+2×フィルムの厚み 以下であるラミネート装置である。
前記端面支持手段が支持する厚みが、基板の厚み+2×フィルムの厚み 以下であるラミネート装置である。
本発明のラミネート装置により、基板の両面および端面に、フィルムを密着させて貼り合わせることが出来る。しかも、基板の所定位置に貼り合わせることも可能である。
本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係るラミネート装置1の構成を示す図である。ラミネート装置1は、基板Sの両面に、端面SEを跨るように、フィルムFを貼り付けるための装置である。
フィルムFは、図1に断面拡大図を示すように、離型フィルムF1に機能層F0を形成したものであり、機能層F0側の面が基板Sに向いている。ここで、機能層F0として感光性導電ペーストを想定しているが、本発明の用途は感光性導電ペーストに限定されるものではなく、基板S表面に形成することにより機能を果たすものであればよい。
本実施形態のラミネート装置1は、基板保持手段2、テーブル3、端面支持手段4、加圧ロール5、および2視野カメラ6を構成要素としている。
本実施形態のラミネート装置1は、基板保持手段2、テーブル3、端面支持手段4、加圧ロール5、および2視野カメラ6を構成要素としている。
基板保持手段2は、基板Sを保持して上下方向(Z方向)に移動する機能を有しており、更にXY面内方向位置および/またはZ方向に対する回転角を調整する機能を有していることが望ましい。基板保持手段2が基板を保持する位置は、基板SにフィルムFを貼り付ける際に干渉しなければよく、図1では端面SEに対向する端面を保持しているがこれに限定されるものではなく、端面SEに直角な位置の端面を保持してもよい。
テーブル3は、フィルムFを面で保持するものであり、テーブル3の対向する2辺を保持して駆動するテーブル駆動手段31を有している。テーブル駆動手段31はフィルムFが基板Sを挟み込むようにテーブル3を駆動するものであり、テーブル3はテーブル駆動手段31の動きに伴い変形する。このため、テーブル3は柔軟性を有する樹脂やゴムによって形成されるが、シリコーンが特に好適である。また、テーブル駆動手段31はテーブル3をXY面内で平行移動する機能を有していることが望ましい。
端面支持手段4は、基板Sの端面SEに対向するように配置されており上下方向に移動する機能を有しており、更にXY面内方向位置および/またはZ方向に対する回転角を調整する機能を有していることが望ましい。端面支持手段4は上方向に移動してフィルムFを端面SEと挟み込むことで、端面SEにフィルムFを固定することができる。
加圧ロール5は、テーブル3を介して基板SにフィルムFを密着させて加圧するもので、加圧しながら回転することで基板Sの表面にフィルムFが貼り付けられる。フィルムFの機能層F0には加熱によって基板Sへの密着性が向上するものがあるので、加圧ロール5はヒーター等による加熱機能を有していることが望ましい。
ラミネート装置1における2視野カメラ6は上下に視野を有するものであり、上向きの視野で基板Sの端面SEを観察し、下向きの視野で、端面支持手段4の上面またはフィルムFの上面を観察することができる。
以後、図1に示したラミネート装置1の動作について、図2を用いて説明する。ここで、ラミネート装置1の動作は図示しない制御部が基板保持手段2、テーブル駆動手段31、端面支持手段4、加圧ロール5、2視野カメラ6等と接続されて制御されることが望ましいが、少なくとも一部の構成要素を手動制御してもよい。
図2はラミネート装置1の動作を説明する図であり、図2(a)はフィルム準備段階を示している。すなわち、図2(a)ではXY面に平行な状態のテーブル3の上にフィルムFを配置するものであり、図1に断面拡大図を示しているように、テーブル3は離型フィルムF1側の面を保持している。なお、この段階で、端面支持手段4は、基板Sの端面SEと対向するように位置合わせされている。
テーブル3の上にフィルムFを配置された後、2視野カメラ6が取得した画像に基づき、テーブル駆動手段31がテーブル3をXY面内で移動させてフィルムFと端面SEとの位置合わせを行う。位置合わせに際して、基板SをXY面内で移動させてもよいが、その際は、端面支持手段4も同期させて移動させる。また、フィルムFには折り曲げ部が判るようなアライメントマークがあることが望ましい。
フィルムFと端面SEを位置合わせした後、基板保持手段2を下降させて、基板Sの端面SEをフィルムFに接触させる、その後、端面支持手段4を上昇させ、基板Sと端面支持手段4によりフィルムFおよびテーブル3を挟み込んで固定する。なお、図2(b)および図2(c)では、フィルムFに基板Sの端面SEを位置合わせしてから密着させる工程で、端面支持手段4はテーブル3の下方に離れた状態となっているが、フィルムFと端面SEを位置合わせできたら、端面SEをフィルムFに密着させる前に、端面支持手段4をテーブル3に密着させてもよい。
基板Sと端面支持手段4によりフィルムFおよびテーブル3を挟み込んで固定した状態の外観図が図4である。この後、図4(d)および図5に示すように、テーブル駆動手段31により、テーブル3は基板Sを挟み込むように変形し、これに伴ってフィルムFは機能面F0が基板Sの両面に接近していく。それから、基板Sの両面から加圧ロール5が回転しながら、テーブル3を介してフィルムFを基板Sに向けて押圧(および必要に応じて加熱)することで、フィルムFは基板Sの端面SEを跨って両面に貼り付けられる。
この後、加圧ロール5を遠ざけて、テーブル3によるフィルムFの保持を解除した状態を示したのが図6である。図6において、フィルムFは基板Sの端面SEに密着固定された後に、基板Sの両面に貼り付けられることから、基板Sの端面SEを跨って、基板Sの両面に全面的に密着した状態で貼付けられる。
また、図7に示すように、基板Sの端面でフィルムFを固定した状態から、フィルムFを基板Sに向けて折り曲げて貼付けようとした場合、フィルム上の点PFが貼り付く基板Sの位置PSは、基板Sの端面が密着する箇所によって一義的に決定する。これは基板Sの両面について言えることである。このため、基板Sの端面SEとフィルムFの位置合わせを行うだけで、両面の位置合わせも行われ、効率的かつ高精度な位置合わせを行うことができる。
ところで、図2では、図2(c)から図2(d)において、テーブル駆動手段31がテーブル3およびフィルムFを折り曲げるように動作したが、本発明の構成はこれに限定されるものではない。例えば、図3に示す別例では、基板Sの端面とフィルムFを密着させるとともにテーブル3側から端面支持手段4を密着させ(図3(a))、隙間を開けて平行配置した加圧ロール5の間を、通過させる(図3(b))構成としてもよい。なお、このような構成において、端面支持手段4は基板Sの両面にフィルムFとテーブル3が重なった積層体を支持することになるが、図3(a)に示した端面支持手段4の厚みd4は、基板Sの厚みdSとフィルムFの厚みdFとの関係において、d4≦dS+2×dF となることが望ましい。これ以上端面支持手段4の厚みd4が厚いと、加圧ロール5の間を通過する際に障害になることがある。
なお、基板Sの両面にフィルムFを貼り付ける加圧ロール5は、図1に示したような各面1つづつという形態に限定されない。すなわち、図8(a)のように各面の加圧ロール5が複数個あってもよい。なお、図8では基板Sの端面SEを面取りしているが、基板Sをこのような形状にすることで、(フィルム貼り合わせ時の位置ずれ要因となり得る)貼り合わせ時のフィルムFの弛みを抑制することができる。
テーブル3を介して、加圧ロール5によって基板Sに貼り付けられたフィルムF(図9(a))は、加圧ロール5およびテーブル3を除去後(図4(b))、離型フィルムF1を剥離することで、基板Sに機能層F0のみが形成された状態となる。
テーブル3を介して、加圧ロール5によって基板Sに貼り付けられたフィルムF(図9(a))は、加圧ロール5およびテーブル3を除去後(図4(b))、離型フィルムF1を剥離することで、基板Sに機能層F0のみが形成された状態となる。
1 ラミネート装置
2 基板保持手段
3 テーブル
4 端面支持手段
5 加圧ロール
6 2視野カメラ
31 テーブル駆動手段
F フィルム
F0 機能層
F1 離型フィルム
S 基板
SE (基板の)端面
d4 端面支持手段の厚み
dF フィルム厚み
dS 基板厚み
2 基板保持手段
3 テーブル
4 端面支持手段
5 加圧ロール
6 2視野カメラ
31 テーブル駆動手段
F フィルム
F0 機能層
F1 離型フィルム
S 基板
SE (基板の)端面
d4 端面支持手段の厚み
dF フィルム厚み
dS 基板厚み
Claims (5)
- 基板の両面に、前記基板の端面を跨いでフィルムを貼り合わせるラミネート装置であって、
前記フィルムを搭載する、柔軟性を有するシート状のテーブルと、
前記基板を前記フィルム面に対して直角に配置して、前記フィルム面の方向に駆動する基板駆動手段と、
前記フィルムと前記基板の端面が密着した箇所を、前記テーブル側で支持する端面支持手段と、
前記基板駆動手段に押されて基板側に折り曲げられた前記フィルムを前記テーブルを介して基板側に加圧する加圧ロールとを備えたラミネート装置。 - 請求項1に記載のラミネート装置であって、
前記基板の端面と前記フィルムの位置合わせを行うための2視野カメラを更に備えたラミネート装置。 - 請求項1または請求項2に記載のラミネート装置であって、
端面支持手段および加圧ロールが加熱機能を有しているラミネート装置。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載のラミネート装置であって、
前記テーブルがシリコーンゴムで形成されているラミネート装置。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載のラミネート装置であって、
前記端面支持手段が支持する厚みが、
基板の厚み+2×フィルムの厚み 以下であるラミネート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020061724A JP2021160114A (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | ラミネート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020061724A JP2021160114A (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | ラミネート装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021160114A true JP2021160114A (ja) | 2021-10-11 |
Family
ID=78002149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020061724A Pending JP2021160114A (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | ラミネート装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021160114A (ja) |
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2020
- 2020-03-31 JP JP2020061724A patent/JP2021160114A/ja active Pending
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