JP2021156771A - 物理量測定装置 - Google Patents

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顕 小川
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勉 山手
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Abstract

【課題】測定分解能を向上でき、かつ、波長の絶対値を得ることができる物理量測定装置を提供すること。【解決手段】物理量測定装置1は、出射する光の波長を変更可能に構成された波長可変光源10と、波長可変光源10から出射される光を入射して、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する光学センサ50と、光学センサ50から出射された出力光を入射して、干渉光を出射する干渉計70と、干渉計70から出射される干渉光を検出する光検出部80と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、物理量測定装置に関する。
一対となるFBG(ファイバブラッググレーティング)から構成されたファブリペローエタロンを有する光ファイバセンサを備える物理量測定装置が知られている(例えば、特許文献1など)。
特許文献1の物理量測定装置では、広帯域光源から出射される光をファイバブラッググレーティング対によるファブリペローエタロンで構成された光ファイバセンサに入射し、当該光ファイバセンサの透過光を、当該透過光の波長ピークを中心とするバンドパスフィルタを介して、干渉計に入射させている。
これにより、光ファイバセンサの透過スペクトルの半値全幅を、従来のFBGを用いた光ファイバセンサの反射スペクトルの半値全幅よりも小さくでき、光のコヒーレンス長が長くなるため、従来のFBGを用いた場合よりも干渉計の光路長差を大きくすることができる。このため、測定分解能を向上することができる。
特開2011−149876号公報
しかしながら、特許文献1では、干渉計の出力として位相情報のみを測定しているため、光ファイバセンサの波長の絶対値を得ることができず、静的な測定に用いることができないといった問題がある。
本発明の目的は、測定分解能を向上でき、かつ、波長の絶対値を得ることができる物理量測定装置を提供することにある。
本発明の物理量測定装置は、出射する光の波長を変更可能に構成された波長可変光源と、前記波長可変光源から出射される前記光を入射して、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する光学センサと、前記光学センサから出射された前記出力光を入射して、干渉光を出射する干渉計と、前記干渉計から出射される前記干渉光を検出する光検出部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、波長可変光源が出射する光の波長を掃引することで、干渉光の波長スペクトル情報を得ながら、干渉計出力の位相情報を光学センサの出力光強度を用いた解析により得ることができる。また、光学センサは、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する。そのため、測定分解能を向上でき、かつ、光学センサの出力波長の絶対値の情報を得ることができる。
さらに、光の波長を変更しながら光学センサに入射させるので、干渉光を時間的に解析することにより、検出に不要な波長領域をカットすることができる。そのため、波長領域をカットするための光学機器、例えば、特許文献1において多重化に必要なWDMフィルタや、透過光の狭帯域光を得るのに必要なバンドパスフィルタを不要にできる。
本発明の物理量測定装置は、広帯域の光を出射する広帯域光源と、前記広帯域光源から出射される前記光を入射して、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する光学センサと、前記光学センサから出射された前記出力光を入射して、干渉光を出射する干渉計と、前記干渉計から出射される前記干渉光を分光する分光器と、前記分光器により分光された前記干渉光を検出する光検出部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、干渉計から出射される干渉光を分光器にて分光することで、干渉光の波長スペクトル情報を得ながら、干渉計出力の位相情報を光学センサの出力光強度を用いた解析により得ることができる。また、光学センサは、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する。そのため、測定分解能を向上でき、かつ、光学センサの出力波長の絶対値の情報を得ることができる。
さらに、干渉光を分光して検出部に導入させるので、干渉光のスペクトルを解析することにより、検出に不要な波長領域をカットすることができる。そのため、波長領域をカットするための光学機器、例えば、バンドパスフィルタを不要にできる。
本発明の物理量測定装置において、前記光学センサは、互いに近接配置された一対のファイバブラッググレーティングからファブリペローエタロンを構成する測定用センサ素子を有することが好ましい。
この構成では、光学センサは、互いに近接配置された一対のファイバブラッググレーティングからファブリペローエタロンを構成する測定用センサ素子を有するので、測定用センサ素子から出射される光のスペクトルの半値全幅を小さくでき、測定分解能を向上させることができる。
本発明の物理量測定装置において、前記光学センサは、フィゾー干渉型の測定用センサ素子を有することが好ましい。
この構成では、光学センサは、フィゾー干渉型の測定用センサ素子を有するので、測定用センサ素子から出射される光のスペクトルの半値全幅を小さくでき、測定分解能を向上させることができる。
本発明の物理量測定装置において、波長ピークの中心がそれぞれ異なる複数の前記光学センサが設けられることが好ましい。
この構成では、中心波長が異なる光学センサを被測定部に複数配置することで、被測定物の異なる位置での物理量の変化や、例えば、圧力および温度といった異なる物理量の変化を正確に測定することができる。
本発明の物理量測定装置において、複数の前記光学センサは、被測定物における同じ箇所に設けられることが好ましい。
この構成では、複数の光学センサが被測定物における同じ箇所に設けられるので、被測定物の同じ箇所において、例えば、圧力および温度といった異なる物理量の変化を正確に測定することができる。
本発明の物理量測定装置において、複数の前記光学センサは、被測定物における異なる箇所にそれぞれ設けられることが好ましい。
この構成では、複数の光学センサが被測定物における異なる箇所にそれぞれ設けられるので、被測定物の異なる位置での物理量の変化を正確に測定することができる。
第1実施形態に係る物理量測定装置の概略構成を示す図。 第1実施形態の光学センサの透過光のスペクトルと波長との関係を示す図。 図2のスペクトルのピーク部を拡大した図。 図2の3つのスペクトルを重ね合わせた図。 第2実施形態に係る物理量測定装置の概略構成を示す図。 第2実施形態の光学センサの反射光のスペクトルと波長との関係を示す図。 図6のスペクトルの一部を拡大した図。 図6の3つのスペクトルを重ね合わせた図。 第3実施形態に係る物理量測定装置の概略構成を示す図。 第4実施形態に係る物理量測定装置の概略構成を示す図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態の物理量測定装置1を図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態の物理量測定装置1の概略構成を示す図である。なお、物理量測定装置1は、圧力、加速度、変位、傾斜などの物理量を測定可能に構成されている。
図1に示すように、物理量測定装置1は、波長可変光源10と、サーキュレータ20と、カプラ30と、アイソレータ40と、光学センサ50と、ビームスプリッタ60と、干渉計70と、光検出部80とを備える。
[波長可変光源10]
波長可変光源10は、出射する光の波長を変更可能に構成されている。本実施形態では、波長可変光源10は、例えば、広帯域を掃引可能なチューナブルレーザにより構成されており、1200nm〜1600nmの波長の光を出射可能に構成されている。
なお、波長可変光源10は、例示した波長領域よりも広い波長領域の光を出射可能に構成されていてもよく、あるいは、例示した波長領域よりも狭い波長領域の光を出射可能に構成されていてもよい。
[サーキュレータ20]
サーキュレータ20は、波長可変光源10から出射された光を入射して、カプラ30およびアイソレータ40を介して光学センサ50に送る。さらに、サーキュレータ20は、光学センサ50から出力された透過光を入射して、ビームスプリッタ60を介して干渉計70に送る。
なお、サーキュレータ20は、上記構成に限られず、例えば、ビームスプリッタから構成されていてもよい。
[カプラ30]
カプラ30は、サーキュレータ20から出射された光を、アイソレータ40を介して光学センサ50に送るとともに、光学センサ50から出力された透過光をサーキュレータ20に送る光学素子である。
なお、カプラ30は、上記構成に限られるものではなく、例えば、ビームスプリッタから構成されていてもよい。
[アイソレータ40]
アイソレータ40は、カプラ30から出射された光を透過して、光学センサ50に送る。また、アイソレータ40は、光学センサ50に入射された光のうち、反射された一部の光を遮断する。すなわち、アイソレータ40は、カプラ30から光学センサ50に向かう方向の光のみを透過させる。
[光学センサ50]
光学センサ50は、図示略の被測定物に配置されており、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射可能に構成されている。本実施形態では、光学センサ50は、アイソレータ40を介してカプラ30から出射された光を入射して、その透過光をカプラ30に出力する測定用センサ素子51を有する。
測定用センサ素子51は、互いに近接配置された一対のファイバブラッググレーティングから構成され、ファブリペローエタロンを構成する。具体的には、測定用センサ素子51を構成する一対のファイバブラッググレーティングは、所定の距離を隔てて形成されており、それぞれミラーの役割を有する。そして、一対のファイバブラッググレーティングは、所定の波長領域の光を反射する。これにより、当該一対のファイバブラッググレーティングは、ファブリペローエタロンを構成する。本実施形態では、前述したように、測定用センサ素子51は、透過光をカプラ30に出力する。
[ビームスプリッタ60]
ビームスプリッタ60は、入射した光を所定の分割比で複数の光に分波する、または、複数の光を合波する光学素子である。本実施形態では、ビームスプリッタ60は、第1ビームスプリッタ61と、第2ビームスプリッタ62とを有する。
第1ビームスプリッタ61は、サーキュレータ20と干渉計70との間に配置される。そして、第1ビームスプリッタ61は、サーキュレータ20から出射された光を2つの光に分波して、干渉計70に入射させる。
第2ビームスプリッタ62は、干渉計70と光検出部80との間に配置される。そして、第2ビームスプリッタ62は、干渉計70から出射された2つの光を合波させることで干渉させるとともに、当該干渉光を3つに分波して、光検出部80に入射させる。なお、第2ビームスプリッタ62により分波された3つの干渉光は、それぞれ位相が2π/3ずつ異なっている。
[干渉計70]
干渉計70は、第1ビームスプリッタ61から出射された2つの光を干渉させて、干渉光を出力する。本実施形態では、干渉計70は、所謂マッハツェンダー型干渉計により構成されており、光路長差を設けるための2つの光路71,72を有する。
[光検出部80]
光検出部80は、干渉計70から出射された干渉光を検出可能に構成されている。
本実施形態では、光検出部80は、光電変換器81と、増幅器82と、AD変換器83と、MPU84とを備える。
光電変換器81は、干渉計70から出射された干渉光を入射して、電気信号に変換する。本実施形態では、第2ビームスプリッタ62により分波された3つの干渉光に対応して、光電変換器81が3つ設けられている。
増幅器82は、光電変換器81にて変換された電気信号を増幅させる。本実施形態では、増幅器82は、光電変換器81に応じて3つ設けられている。
AD変換器83は、増幅器82によって増幅された電気信号をデジタル信号に変換して、MPU84に入力させる。本実施形態では、AD変換器83は、増幅器82に応じて3つ設けられている。
MPU84は、所謂Micro Processing Unitであり、AD変換器83から出力されたデジタル信号に基づいて所定の演算を行うことにより、被測定物に作用する物理量を算出する。MPU84による物理量の算出方法については、後述する。なお、MPU84は、上記構成に限られるものではなく、例えば、CPU(Central Processing Unit)から構成されていてもよい。
[物理量の測定方法について]
次に、被測定物に作用する物理量の測定方法について説明する。
図2は、光学センサ50から透過されるスペクトルと波長との関係を示す図であり、図3は、図2のスペクトルのピーク部を拡大した図であり、図4は、図2の3つのスペクトルを重ね合わせた図である。本実施形態では、波長可変光源10が出射する光の波長を掃引することで、図2、3に示すような干渉光の波長スペクトル情報を得ることができる。なお、図2に示す3つの波長スペクトル情報は、それぞれ3つの増幅器82によって増幅された電気信号に対応するものである。また、これらの3つの増幅器82によって増幅された電気信号を重ね合わせることによって、図4に示すスペクトル情報を得ることができる。
図4に示すように、光学センサ50の測定用センサ素子51から透過される透過光は、中心波長λ(λ=1552nm付近)を透過率のピークとし、そのピーク値の短波長側と長波長側の両側に所定の波長帯域に渡り透過率がほぼ0となり、さらに、その波長帯域から短波長と長波長の両側にむけて透過率が上昇した後、減衰している。なお、光学センサ50の上記中心波長λは例示であり、中心波長が上記と異なる光学センサ50を用いてもよい。
ここで、光電変換器81で検出される光強度は、光学センサ50の波長変化に伴い正弦波を描くことになる。この正弦波の位相変化Δφは数式(1)で示すことができる。
Figure 2021156771
数式(1)において、λは光学センサ50の波長、nは光ファイバのコアの実効屈折率、dは干渉計70の2本の光路71,72の光路長の差、Δλは光学センサ50の波長変化量である。
この数式(1)からわかる通り、位相変化がわかれば、逆に波長変化量を計算することができる。位相変化の復調は、増幅器82の出力電圧を用いて行われる。3つの増幅器82の出力電圧Vは数式(2)で表すことができる。
Figure 2021156771
数式(2)では、αは光の経路損失や光電変換器81の個体差等に起因する3つの増幅器82それぞれの信号振幅を表す定数、Cは光電変換器81の暗電流と増幅器82のDC成分とが合算された数値、nは3つの増幅器82の番号を示し、n=1〜3である。例えば、Vは3つの増幅器82のうちの1番目の増幅器82電圧値である。数式(3)を用いてこの3つの増幅器82の出力から位相変化量を算出できる。ここで、αは光の過渡的な強度変化による外乱成分であり、数式(3)において、αは2番目の増幅器82から出力された信号に含まれる光の過渡的な強度変化による外乱成分であり、αは3番目の増幅器82から出力された信号に含まれる光の過渡的な強度変化による外乱成分である。通常、光の過渡的な強度変化はαおよびαに共通して発生するために、単に定数の1を入れて演算を行う。これは、光源の光強度揺らぎ、経路中の光ファイバに加わる外乱因子(応力変動、温度変動)による光ファイバ損失変動によって変化する。
Figure 2021156771
したがって、MPU84で数式(3)の演算を行い、増幅器82の3つの出力から位相変化量を算出し、続いて数式(1)の演算を行うことで、波長変化量を算出することができる。被測定物の物理量の変化の影響を受けるように取り付けられた光学センサ50は、被測定物の物理量変化を出力するピーク波長の変化として出力する。この波長の変化量と物理量の変化量とは通常比例関係にあるため、物理量を求めることができる。
ここで、本実施形態では、図4に示すように、光学センサ50は、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する。そのため、測定分解能を向上できる。
さらに、スペクトルのうち光学センサ50による信号以外の部分は、数式(4)に示すように、干渉計70によって生じる三角関数状の波形となっている。そして、図2、3に示されるスペクトル情報から、カーブフィット等の手法を用いて干渉計70の光路長差dを求めることができる。
Figure 2021156771
数式(4)で求めた干渉計70の光路長差dと、数式(3)とを用いて、以下の数式(5)により、波長の絶対値情報λも算出することができる。
Figure 2021156771
さらに、光の波長を掃引しながら光学センサ50に入射させるので、干渉光を時間的に解析することにより、検出に不要な波長領域をカットすることができる。そのため、波長領域をカットするための光学機器、例えば、バンドパスフィルタを不要にできる。
[第1実施形態の効果]
以上のような第1実施形態では、次の効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、波長可変光源10が出射する光の波長を掃引することで、干渉光の波長スペクトル情報を得ながら、干渉計70の出力の位相情報を光学センサ50の出力光強度を用いた解析により得ることができる。また、光学センサ50は、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する。そのため、測定分解能を向上でき、かつ、光学センサ50の出力波長の絶対値の情報を得ることができる。
さらに、光の波長を変更しながら光学センサ50に入射させるので、干渉光を時間的に解析することにより、検出に不要な波長領域をカットすることができる。そのため、波長領域をカットするための光学機器、例えば、バンドパスフィルタを不要にできる。
(2)本実施形態では、光学センサ50は、互いに近接配置された一対のファイバブラッググレーティングからファブリペローエタロンを構成する測定用センサ素子51を有するので、測定用センサ素子51から出射される光のスペクトルの半値全幅を小さくでき、測定分解能を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の物理量測定装置1Aについて図面に基づいて説明する。
第2実施形態では、光学センサ50Aは、サーキュレータ20Aから入射した光を反射して、その反射光をサーキュレータ20Aに出力する測定用センサ素子51Aを有する点で第1実施形態と異なる。第2実施形態の説明において、第1実施形態の構成と同一のものは、同一符号を付して説明を省略する。
図5は、第2実施形態の物理量測定装置1Aの概略構成を示す図である。
図5に示すように、物理量測定装置1Aは、波長可変光源10と、サーキュレータ20Aと、光学センサ50Aと、ビームスプリッタ60と、干渉計70と、光検出部80とを備える。
[サーキュレータ20A]
サーキュレータ20Aは、第1実施形態のサーキュレータ20Aと同様に構成されている。そして、本実施形態では、サーキュレータ20Aは、波長可変光源10から出射された光を入射して、光学センサ50Aに送る。さらに、サーキュレータ20Aは、光学センサ50Aから出力された反射光を入射して、ビームスプリッタ60を介して干渉計70に送る。
なお、サーキュレータ20Aは、第1実施形態と同様に、例えば、ビームスプリッタから構成されていてもよい。
[光学センサ50A]
光学センサ50Aは、前述した第1実施形態と同様に、図示略の被測定物に配置されており、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射可能に構成されている。本実施形態では、光学センサ50Aは、サーキュレータ20Aから出射された光を入射して、その反射光をサーキュレータ20Aに出力する測定用センサ素子51Aを有する。
測定用センサ素子51Aは、前述した第1実施形態と同様に、互いに近接配置された一対のファイバブラッググレーティングから構成され、ファブリペローエタロンを構成する。本実施形態では、前述したように、測定用センサ素子51Aは、反射光をサーキュレータ20Aに出力する。
[物理量の測定方法について]
次に、被測定物に作用する物理量の測定方法について説明する。
図6は、光学センサ50Aから反射されるスペクトルと波長との関係を示す図であり、図7は、図6のスペクトルの一部を拡大した図であり、図8は、図6の3つのスペクトルを重ね合わせた図である。本実施形態では、前述した第1実施形態と同様に、波長可変光源10が出射する光の波長を掃引することで、図6、7に示すような干渉光の波長スペクトル情報を得ることができる。なお、図6に示す3つの波長スペクトル情報は、それぞれ3つの増幅器82によって増幅された電気信号に対応するものである。また、これらの3つの増幅器82によって増幅された電気信号を重ね合わせることによって、図8に示すスペクトル情報を得ることができる。
図8に示すように、光学センサ50Aの測定用センサ素子51Aから反射される反射光は、中心波長λ(λ=1553nm付近)において反射率がほぼ0となり、その短波長側と長波長側の両側に所定の波長帯域に渡り反射率が0.7程度となり、さらに、その波長帯域から短波長と長波長の両側にむけて反射率が減衰している。つまり、前述した第1実施形態の透過光のスペクトルと、全く反対の傾向となっている。なお、光学センサ50Aの上記中心波長λは例示であり、中心波長が上記と異なる光学センサ50Aを用いてもよい。
ここで、光電変換器81で検出される反射光の強度Iは、ファブリペロー干渉によって切り取られるごく狭帯域の部分を除いて、数式(6)で示すことができる。
Figure 2021156771
数式(6)では、mは3つの光電変換器81の番号を示し、m=1〜3である。そして、図6、7に示されるスペクトル情報から、実際の光電変換器81の実測信号Sに対して(S−Iが最小となるようなカーブフィッティングを行うことにより、A、a、b、dを求めることができる。
ここで、数式(7)に示すように、数式(6)で求めたIから実測信号Sを差し引くことで、透過光を用いた上記第1実施形態と同様の意味を持つ出力電圧Vを算出することができる。
Figure 2021156771
これにより、前述した第1実施形態と同様に、数式(3)を用いてこの3つの増幅器82の出力から位相変化量を算出できる。
したがって、MPU84で数式(3)の演算を行い、増幅器82の3つの出力から位相変化量を算出し、続いて数式(1)の演算を行うことで、波長変化量を算出することができる。被測定物の物理量の変化の影響を受けるように取り付けられた光学センサ50Aは、被測定物の物理量変化を出力するピーク波長の変化として出力する。この波長の変化量と物理量の変化量とは通常比例関係にあるため、物理量を求めることができる。
さらに、前述した第1実施形態と同様に、数式(5)により、波長の絶対値情報λも算出することができる。
[第2実施形態の効果]
以上のような第2実施形態では、上記(1)、(2)と同様の効果を奏することができるほか、次の効果を奏することができる。
(3)本実施形態では、光学センサ50Aの反射光を、サーキュレータ20Aを介して干渉計70に入射させる。そのため、光学センサの透過光を干渉計に入射させる場合に比べて、カプラやアイソレータを不要にでき、物理量測定装置1Aの構成を簡素化することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態の物理量測定装置1Bについて図面に基づいて説明する。
第3実施形態では、光源として、広帯域光源11が用いられ、干渉計70の二次側に分光器90が配置される点で第1、2実施形態と異なる。第3実施形態において、第1、2実施形態の構成と同一のものは、同一符号を付して説明を省略する。
図9は、第3実施形態の物理量測定装置1Bの概略構成を示す図である。
図9に示すように、物理量測定装置1Bは、広帯域光源11と、サーキュレータ20と、カプラ30と、アイソレータ40と、光学センサ50と、ビームスプリッタ60と、干渉計70と、分光器90と、光検出部80とを備える。
[広帯域光源11]
広帯域光源11は、広帯域な波長の光を放出する光源である。広帯域光源11は、例えば、SC(Super Continuum)光源であり、1250nm〜1650nmの波長領域の光を放出可能に構成されている。なお、広帯域光源11は、上記構成に限られるものではなく、ASE(Amplified Spontaneous Emission)光源やSLD(Super Luminescent Diode)光源等を組み合わせたものであってもよい。さらに、広帯域光源11は、例示した波長領域よりも広い波長領域の光を放出可能に構成されていてもよく、あるいは、例示した波長領域よりも狭い波長領域の光を放出可能に構成されていてもよい。
[分光器90]
分光器90は、干渉計70から出射された干渉光を入射して分光する。本実施形態では、第2ビームスプリッタ62により分波された3つの干渉光に対応して、分光器90が3つ設けられている。
[物理量の測定方法について]
本実施形態では、前述した第1実施形態と同様に、光学センサ50の透過光を干渉計70にて干渉させた干渉光を解析することにより、被測定物に作用した物理量を測定する。この際、本実施形態では、前述した第1実施形態とは異なり、干渉光を分光器90にて分光することにより、干渉光の波長スペクトル情報を得ることができる。そのため、前述した第1実施形態と同様に、光学センサ50の出力波長の絶対値情報λを得ることができる。
[第3実施形態の効果]
以上のような第3実施形態では、上記(2)と同様の効果を奏することができるほか、次の効果を奏することができる。
(4)本実施形態では、干渉計70から出射される干渉光を分光器90にて分光することで、干渉光の波長スペクトル情報を得ながら、干渉計出力の位相情報を光学センサ50の出力光強度を用いた解析により得ることができる。また、光学センサ50は、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する。そのため、測定分解能を向上でき、かつ、光学センサ50の出力波長の絶対値の情報を得ることができる。
さらに、干渉光を分光して検出部に導入させるので、干渉光のスペクトルを解析することにより、検出に不要な波長領域をカットすることができる。そのため、波長領域をカットするための光学機器、例えば、バンドパスフィルタを不要にできる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態の物理量測定装置1Cについて図面に基づいて説明する。
第4実施形態では、光学センサ50Aは、サーキュレータ20Aから入射した光を反射して、その反射光をサーキュレータ20Aに出力する測定用センサ素子51Aを有する点で第3実施形態と異なる。第4実施形態の説明において、第1実施形態の構成と同一のものは、同一符号を付して説明を省略する。
図10は、第4実施形態の物理量測定装置1Cの概略構成を示す図である。
図10に示すように、物理量測定装置1Cは、広帯域光源11と、サーキュレータ20Aと、光学センサ50Aと、ビームスプリッタ60と、干渉計70と、分光器90と、光検出部80とを備える。
[物理量の測定方法について]
本実施形態では、前述した第2実施形態と同様に、光学センサ50Aの反射光を干渉計70にて干渉させた干渉光を解析することにより、被測定物に作用した物理量を測定する。この際、本実施形態では、前述した第2実施形態とは異なり、干渉光を分光器90にて分光することにより、干渉光の波長スペクトル情報を得ることができる。そのため、前述した第2実施形態と同様に、光学センサ50Aの出力波長の絶対値情報λを得ることができる。
[第4実施形態の効果]
以上のような第3実施形態では、上記(2)〜(4)と同様の効果を奏することができる。
[変形例]
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前述した第1〜第4実施形態では、光学センサ50,50Aは、互いに近接配置された一対のファイバブラッググレーティングからファブリペローエタロンを構成する測定用センサ素子51,51Aを有して構成されていたが、これに限定されない。例えば、光学センサは、フィゾー干渉型の測定用センサ素子を有して構成されていてもよい。
前述した第1〜第4実施形態では、干渉計70は、マッハツェンダー型干渉計により構成されていたが、これに限定されない。例えば、干渉計は、マイケルソン型干渉計により構成されていてもよい。
前述した第1〜第4実施形態では、物理量測定装置1,1A,1B,1Cには、光学センサ50,50Aが1個設けられていたが、これに限定されない。例えば、物理量測定装置には、波長ピークの中心がそれぞれ異なる複数の光学センサが設けられていてもよい。
この場合、複数の光学センサは、被測定物における同じ箇所に設けられていてもよい。このように構成することで、被測定物の同じ箇所において、例えば、圧力および温度といった異なる物理量の変化を正確に測定することができる。
また、複数の光学センサは、被測定物における異なる箇所にそれぞれ設けられていてもよい。このように構成することで、被測定物の異なる位置での物理量の変化を正確に測定することができる。
前述した第1、第3実施形態では、物理量測定装置1,1Cは、カプラ30およびアイソレータ40を備えて構成されていたが、これに限定されない。例えば、物理量測定装置1,1Cは、カプラ30およびアイソレータ40に代えてサーキュレータを備えて構成されていてもよい。
1,1A,1B,1C…物理量測定装置、10…波長可変光源、11…広帯域光源、20,20A…サーキュレータ、30…カプラ,40…アイソレータ,50,50A…光学センサ、51,51A…測定用センサ素子、60…ビームスプリッタ、61…第1ビームスプリッタ、62…第2ビームスプリッタ、70…干渉計、71…光路、72…光路、80…光検出部、81…光電変換器、82…増幅器、83…AD変換器、84…MPU、90…分光器。

Claims (7)

  1. 出射する光の波長を変更可能に構成された波長可変光源と、
    前記波長可変光源から出射される前記光を入射して、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する光学センサと、
    前記光学センサから出射された前記出力光を入射して、干渉光を出射する干渉計と、
    前記干渉計から出射される前記干渉光を検出する光検出部と、を備える
    ことを特徴とする物理量測定装置。
  2. 広帯域の光を出射する広帯域光源と、
    前記広帯域光源から出射される前記光を入射して、被測定物に作用する物理量に応じて、半値全幅の小さい出力光を出射する光学センサと、
    前記光学センサから出射された前記出力光を入射して、干渉光を出射する干渉計と、
    前記干渉計から出射される前記干渉光を分光する分光器と、
    前記分光器により分光された前記干渉光を検出する光検出部と、を備える
    ことを特徴とする物理量測定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の物理量測定装置において、
    前記光学センサは、互いに近接配置された一対のファイバブラッググレーティングからファブリペローエタロンを構成する測定用センサ素子を有する
    ことを特徴とする物理量測定装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の物理量測定装置において、
    前記光学センサは、フィゾー干渉型の測定用センサ素子を有する
    ことを特徴とする物理量測定装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の物理量測定装置において、
    波長ピークの中心がそれぞれ異なる複数の前記光学センサが設けられる
    ことを特徴とする物理量測定装置。
  6. 請求項5に記載の物理量測定装置において、
    複数の前記光学センサは、被測定物における同じ箇所に設けられる
    ことを特徴とする物理量測定装置。
  7. 請求項5に記載の物理量測定装置において、
    複数の前記光学センサは、被測定物における異なる箇所にそれぞれ設けられる
    ことを特徴とする物理量測定装置。
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