JP2021156674A - 亀裂検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを非破壊かつ精度よく検出することができる亀裂検出装置を提供する。【解決手段】 亀裂検出装置(10)は、光源部(100)と、対物レンズ(504)と、第1の検出光を被加工物に照射して被加工物からの第1の反射光を検出し、第1の反射光に対応する検出信号に基づき、被加工物の表面又は裏面を示す界面位置を検出する界面検出手段(300、500)と、主光軸から偏心した第2の検出光であって、第1の検出光の被加工物に対する実効屈折率に応じて実効屈折率が調整された第2の検出光により被加工物を偏射照明して、被加工物からの第2の反射光を検出し、第2の反射光に対応する検出信号に基づき、界面位置を基準として被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを検出する亀裂検出手段(400、500)とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを検出する亀裂検出装置に関するものである。
従来、シリコンウェーハ等の被加工物の内部に集光点を合わせてレーザー光を切断予定ラインに沿って照射し、加工ラインに沿って被加工物の内部に切断の起点となるレーザー加工領域を形成するレーザー加工装置が知られている。レーザー加工領域が形成された被加工物は、その後、エキスパンド又はブレーキングといった割断プロセスによって切断予定ラインで割断されて個々のチップに分断される。このようなレーザー加工装置によれば、被加工物の内部にレーザー加工領域が形成され、そのレーザー加工領域を起点として切断予定ラインに沿って被加工物が分断されるので、ブレードを用いて被加工物を切削して分断する一般的なダイシング装置と比べ、発塵量が低く、ダイシング傷、チッピングあるいは材料表面でのクラック等が発生する可能性が低くなる等の利点がある。
ところで、レーザー加工装置により被加工物にレーザー加工領域を形成すると、そのレーザー加工領域から被加工物の厚さ方向に亀裂(クラック)が伸展する。割断プロセスにおいてチップへの分断を適正に行うためには、被加工物を分断する際の起点となるレーザー加工領域を適正に形成し、被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを正確に検出することが重要である。
したがって、レーザー加工装置によりレーザー加工領域を形成した後、割断プロセス前において、被加工物を分断する際の起点となるレーザー加工領域が適正に形成されたか否か、すなわち、被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを検出することによって、割断プロセスにおけるチップへの分断の良否を正確に予測することが可能となる。そして、被加工物の内部にレーザー加工領域が適正に形成されていない箇所があれば、その部分だけ、再度、レーザー加工装置により再加工するか、又は割断プロセスにおける割断方法を変えるなどの対応が可能となる。これによって、その後の割断プロセスにおけるチップの損失を無くすことができる。また、不良箇所の発生状況などを参考にしてレーザー加工装置における加工条件を修正することもでき、その後に加工する被加工物でのレーザー加工領域の不良箇所の発生を低減させることができる。不良箇所のレーザー加工領域を再加工する場合には、不良箇所が低減することによって、再加工に要する時間の損失も低減することができる。
一方、被加工物の内部に発生した亀裂の評価は、従来、試料を切断研磨するか、限られた条件下での観察が行われていた。そのため、レーザー加工装置を用いた加工プロセスへの適用は困難であった。
これに対し、被加工物の内部に形成された亀裂を非破壊で検査する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に開示された技術では、亀裂の一方から光を入射させ、亀裂を含む領域を透過した光を検出し、亀裂の散乱による検出光量の低下を利用して亀裂の検査を行っている。
特開2008−222517号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、受光器の信号レベルが亀裂の深さを直接示すものではなく、閾値として扱われる。そのため、予め実験を行い、閾値を設定する必要があった。また、亀裂長さ(亀裂深さ)を測定するためには、実験により亀裂長さに応じて予め閾値を複数設定しておく必要があった。また、透過光(亀裂を含む領域を透過した光)の減少のみを利用して亀裂先頭位置を確認するため、亀裂の亀裂深さの検出精度を向上させるには限界がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを非破壊かつ精度よく検出することができる亀裂検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る亀裂検出装置は、主光軸に沿って検出光を出射する光源部と、主光軸と同軸のレンズ光軸を有し、光源部から出射した検出光を被加工物に集光させる対物レンズと、主光軸に沿って出射された第1の検出光を被加工物に照射して被加工物からの第1の反射光を検出し、第1の反射光に対応する検出信号に基づき、被加工物の表面又は裏面を示す界面位置を検出する界面検出手段と、主光軸から偏心した第2の検出光であって、第1の検出光により定まる被加工物の実効屈折率に応じてレンズ光軸からの偏心量が調整された第2の検出光により被加工物を偏射照明して、被加工物からの第2の反射光を検出し、第2の反射光に対応する検出信号に基づき、界面位置を基準として被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを検出する亀裂検出手段とを備える。
本発明の第2の態様に係る亀裂検出装置は、第1の態様において、被加工物の屈折率をn、第1の検出光により定まる被加工物の実効屈折率をneff、第2の検出光の開口数をNAとしたときに、
Figure 2021156674
を満たすように、第2の検出光の開口数NAが調整されている。
本発明によれば、被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを非破壊かつ精度よく検出することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る亀裂検出装置を示すブロック図である。 図2は、被加工物に対して検出光の偏射照明が行われたときの様子を示した説明図である。 図3は、被加工物に対して検出光の偏射照明が行われたときの様子を示した説明図である。 図4は、被加工物に対して検出光の偏射照明が行われたときの様子を示した説明図である。 図5は、光検出器に受光される反射光の様子を示した図である(図2に対応)。 図6は、光検出器に受光される反射光の様子を示した図である(図3に対応)。 図7は、光検出器に受光される反射光の様子を示した図である(図4に対応)。 図8は、被加工物からの反射光が対物レンズ瞳に到達する経路を説明するための図である。 図9は、亀裂検出用の開口と界面検出用の開口を兼用した例を示す図である。 図10は、被加工物に入射する検出光の光路を示す図である。 図11は、対物レンズのレンズ瞳と亀裂検出用の検出光の光束の関係を示す図である。
以下、添付図面に従って本発明に係る亀裂検出装置の実施の形態について説明する。
[亀裂検出装置]
図1は、本発明の一実施形態に係る亀裂検出装置を示すブロック図である。
本実施形態に係る亀裂検出装置10は、シリコンウェーハ等の被加工物Wに対して検出光L1を照射し、被加工物Wからの反射光L2を検出することで、被加工物Wの内部に形成された亀裂Kの亀裂深さを検出する。なお、亀裂検出装置10は、被加工物Wの内部にレーザー加工領域を形成するレーザー加工装置(不図示)と組み合わせて使用されるが、以下の説明では、亀裂検出装置10に係る構成要素について説明し、レーザー加工装置の構成については説明を省略する。
以下の説明では、被加工物Wが載置されるステージ510をXY平面と平行な平面とし、Z方向を被加工物Wの深さ方向とする3次元直交座標系を用いる。
図1に示すように、本実施形態に係る亀裂検出装置10は、光源部100、照明光学系200、界面検出用光学系300、亀裂検出用光学系400、制御部500、フォーカス調整機構502、対物レンズ504、操作部506及び表示部508を含んでいる。
光源部100は、被加工物Wの界面の検出及び被加工物Wの内部に形成された亀裂Kの検出に用いられる検出光L1を出射する。ここで、被加工物Wがシリコン被加工物の場合、検出光L1としては、波長1,000nm以上の赤外光を用いるのが望ましい。
光源部100は、光源102A、102B及び102C並びにハーフミラー104を含んでいる。光源102A、102B及び102C並びにハーフミラー104は、対物レンズ504のレンズ光軸と同軸の主光軸AXに沿って配置されている。
光源102A、102B及び102Cは、主光軸AXに沿って検出光L1を出射する。光源102A、102B及び102Cとしては、例えば、レーザー光源(赤外線レーザー光源、レーザーダイオード)、又はLED(Light Emitting Diode)光源を用いることができる。
光源102Aは、対物レンズ504の対物レンズ瞳504aの略全面を照明することが可能なレーザー開口を有している。光源102Aは、後述の界面検出に用いられる。
光源102B及び102Cは、対物レンズ504の対物レンズ瞳504aのうち、主光軸AX(レンズ光軸)から偏心した一部のみを照明することが可能なレーザー開口をそれぞれ有している。光源102B及び102Cは、後述の亀裂検出に用いられる。
ハーフミラー104は、界面検出用の光源102Aから出射される検出光L1を反射し、亀裂検出用の光源102B及び102Cから出射される検出光L1を透過させる。以下、図示は省略するが、光源102A、102B及び102Cから出射される検出光L1をそれぞれL1(A)、L1(B)及びL1(C)とする。
なお、本実施形態では、ハーフミラー104を用いたが、ハーフミラー104に代えて、界面検出時に光路上にミラーを挿入し、亀裂検出時に光路からミラーを退避させるようにしてもよい。
光源102A、102B及び102Cは、それぞれ制御部500と接続されており、制御部500により光源102A、102B及び102Cの出射制御が行われる。
制御部500は、亀裂検出装置10の各部の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、及びCPUの作業領域として使用可能なSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)を含んでいる。制御部500は、操作部506を介して操作者による操作入力を受け付け、操作入力に応じた制御信号を亀裂検出装置10の各部に送信して各部の動作を制御する。
操作部506は、操作者による操作入力を受け付ける手段であり、例えば、キーボード、並びにマウス及びタッチパネル等のポインティングデバイス等である。
表示部508は、の操作GUI(Graphical User Interface)及び画像(例えば、亀裂の検出結果等)を表示する装置である。表示部508としては、例えば、液晶ディスプレイを用いることができる。
照明光学系200は、光源部100から出射された検出光L1を対物レンズ504に導光する。照明光学系200は、リレーレンズ202及び206並びにミラー204を含んでいる。光源部100から出射された検出光L1は、リレーレンズ202を透過して、ミラー(例えば、全反射ミラー)204により反射されて光路が折り曲げられる。ミラー204によって反射された検出光L1は、リレーレンズ206を透過した後、ハーフミラー304及びハーフミラー302によって順次反射されて対物レンズ504に向けて出射される。ここで、ハーフミラー302としては、例えば、波長1,000nm以上の赤外光を選択的に反射し、それ以外の波長帯の光(観察光)を透過させるダイクロイックミラーを用いることができる。ハーフミラー302を透過した観察光は、観察光学系600を用いて観察可能となっている。
対物レンズ504は、照明光学系200から出射された検出光L1を被加工物Wに集光(合焦)させる。対物レンズ504は、被加工物Wに対向する位置に配置され、主光軸AXと同軸に配置される。
フォーカス調整機構502は、被加工物Wにおける検出光L1の集光位置を調整する。フォーカス調整機構502は、対物レンズ504、及び被加工物Wが載置されるステージ510のうちの少なくとも一方を移動させる駆動部を含んでいる。フォーカス調整機構502は、対物レンズ504とステージ510との間のXYZ方向の相対位置を調整することにより、検出光L1の集光位置をXYZ方向に移動させることが可能となっている。
対物レンズ504によって集光され、被加工物Wによって反射された反射光L2は、界面検出用光学系300及び亀裂検出用光学系400に導光され、それぞれ、被加工物Wの界面検出及び亀裂の検出に用いられる。
[亀裂検出の手順]
本実施形態では、被加工物Wの裏面(ステージ510に接する面)の界面の検出を行い、その後、被加工物Wの裏面の界面位置を基準として亀裂深さを検出する例について説明する。
なお、本実施形態では、裏面を基準として亀裂深さの検出を行うようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、被加工物Wの表面を基準として亀裂深さの検出を行ってもよいし、被加工物Wの表裏の界面をそれぞれ基準として検出した亀裂深さの平均値をとるようにすることも可能である。
[界面検出用光学系]
まず、被加工物Wの界面検出について説明する。
界面検出用光学系300は、被加工物Wの界面(表面又は裏面)の検出を行うための光学系であり、ミラー302、ハーフミラー304、リレーレンズ306、ハーフミラー308及び光検出器310を含んでいる。
被加工物Wの界面を検出するときには、制御部500は、光源102Aを発光させて、検出光L1(A)を被加工物Wに照射する。ここで、制御部500及び界面検出用光学系300は、それぞれ界面検出手段の一部として機能する。
光源102Aからの検出光L1(A)(第1の検出光)は、対物レンズ504の対物レンズ瞳504aと略同じ大きさの開口を有するレーザー光であり、ハーフミラー304及びミラー302によって順次反射されて対物レンズ504に導光される。検出光L1(A)は、対物レンズ504の対物レンズ瞳504aの略全面に照射される。
検出光L1(A)が被加工物Wにより反射された反射光をL2(A)(第1の反射光)とする。反射光L2(A)は、ミラー302によって反射され、ハーフミラー304を透過した後リレーレンズ306に導光される。リレーレンズ306を透過した反射光L2(A)は、ハーフミラー308によって反射されて光検出器310に導光される。
光検出器310は、被加工物Wからの反射光L2(A)を受光して、被加工物Wの界面の検出を行うための装置であり、検出器本体310A及びピンホールパネル310Bを含んでいる。
検出器本体310Aとしては、受光した光を電気信号に変換して制御部500に出力するフォトディテクタ(例えば、フォトダイオード)を用いることができる。
ピンホールパネル310Bには、入射光の一部を透過させるためのピンホールが形成されている。ピンホールパネル310Bは、検出器本体310Aの受光面に対して上流側に配置されており、ピンホールパネル310Bのピンホールが反射光L2(A)の光軸上に位置するように配置されている。ピンホールパネル310Bのピンホールの位置は、対物レンズ504の集光点の位置と光学的に共役関係にある(コンフォーカルピンホール)。また、ピンホールパネル310Bのピンホールの大きさは、対物レンズ504の回折限界程度に調整されている。
被加工物Wにより反射された反射光L2(A)は、対物レンズ504の前側焦点位置と光学的に共役な位置にあるピンホールパネル310Bのピンホールの位置に集光する。そして、対物レンズ504の前側焦点位置が反射面となる被加工物Wの界面(裏面)と一致した場合、検出光L1(A)の光束は被加工物Wの界面(裏面)で反射されて、平行光束となって対物レンズ504を透過して戻ってくる。したがって、検出器本体310Aから出力される信号は、対物レンズ504の前側焦点位置が反射面となる被加工物Wの界面(裏面)の位置と一致したときに鋭いピークを有することになる。
制御部500は、光源102Aからの検出光L1(A)を被加工物Wに照射しながら、対物レンズ504とステージ510とをZ方向に相対的に移動させて、対物レンズ504の前側焦点位置を被加工物Wに対してZ方向に移動させる。制御部500は、被加工物Wからの反射光L2(A)を光検出器310により検出し、この光検出器310からの信号のピークを検出することにより、被加工物Wの裏面の界面位置Z(0)を検出する。
なお、本実施形態では、コンフォーカル法を用いて被加工物Wの界面検出を行うようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ナイフエッジ法を用いてもよい。ナイフエッジ法を用いる場合には、ハーフミラー308及び光検出器310を設けずに、後述の亀裂検出用の開口(光検出器404又は406)を適用することも可能である。また、例えば、非点収差法、白色干渉法等のその他の焦点検出方法を適用することも可能である。
[亀裂検出用光学系]
次に、被加工物Wの内部に形成された亀裂Kの検出について説明する。
亀裂検出用光学系400は、リレーレンズ402、光検出器404及び406を含んでいる。
被加工物Wの内部に形成された亀裂Kを検出するときには、制御部500は、光源102B及び102Cを発光させて、検出光L1(B)及びL1(C)(第2の検出光)を被加工物Wに照射する。ここで、制御部500、亀裂検出用光学系400は、それぞれ亀裂検出手段の一部として機能する。光源102B及び102Cは、それぞれ主光軸AXからずれた位置にレーザー開口を有している。これにより、主光軸AXに対して偏心した検出光L1(B)及びL1(C)が被加工物Wに照射される。
検出光L1(B)及びL1(C)が被加工物Wによりそれぞれ反射された反射光L2(B)及びL2(C)(第2の反射光)は、ハーフミラー304及びミラー302によって順次反射された後、リレーレンズ306及びハーフミラー308を順次透過してリレーレンズ402に入射する。リレーレンズ402を透過した反射光L2(B)及びL2(C)は、光検出器404及び406により受光される。
光検出器404及び406は、被加工物Wからの反射光L2(B)及びL2(C)を受光して、被加工物Wの内部の亀裂Kの検出を行うための装置である。光検出器404及び406としては、受光した光を電気信号に変換して制御部500に出力するフォトディテクタ(例えば、フォトダイオード)を用いることができる。
光検出器404及び406は対物レンズ瞳504aと共役位置に配置され、さらに、検出光L1(B)及びL1(C)を受光するよう光軸からずれた位置に配置されている。
図2から図4は、被加工物Wに対して検出光L1の偏射照明が行われたときの様子を示した説明図である。図2は対物レンズ504の集光点に亀裂Kが存在する場合、図3は対物レンズ504の集光点に亀裂Kが存在しない場合、図4は対物レンズ504の集光点と亀裂Kの亀裂深さ(亀裂下端位置)とが一致する場合をそれぞれ示している。図5から図7は、光検出器404及び406に受光される反射光L2の様子を示した図であり、それぞれ図2から図4に示した場合に対応するものである。図8は、被加工物Wからの反射光L2が対物レンズ瞳504aに到達する経路を説明するための図である。なお、ここでは、検出光L1は、対物レンズ瞳504aの一方側(図8の右側)の第1領域G1を通過して、被加工物Wに対して偏射照明が行われる場合について説明する。
図2に示すように、対物レンズ504の集光点に亀裂Kが存在する場合には、検出光L1は亀裂Kで全反射して、その反射光L2は主光軸AXに対して検出光L1の光路と同じ側の経路をたどって、対物レンズ瞳504aの検出光L1と同じ側の領域に到達する成分となる。すなわち、図8に示すように、光源部100からの検出光L1が対物レンズ504を介して被加工物Wに照射されるときの検出光L1の経路をR1としたとき、被加工物Wの内部の亀裂Kで全反射した反射光L2は、検出光L1の経路R1とは主光軸AXに対して同じ側(図8の右側)の経路R2をたどって対物レンズ瞳504aの第1領域G1を通過する。
図3に示すように、対物レンズ504の集光点に亀裂Kが存在しない場合には、検出光L1は被加工物Wの裏面で反射し、その反射光L2は対物レンズ瞳504aの検出光L1と反対側の領域に到達する成分となる。すなわち、図8に示すように、被加工物Wの裏面で反射した反射光L2は、検出光L1の経路R1とは主光軸AXに対して反対側(図8の左側)の経路R3をたどって対物レンズ瞳504aの第2領域G2を通過する。
図4に示すように、対物レンズ504の集光点と亀裂Kの下端位置とが一致する場合には、検出光L1は、亀裂Kで全反射して対物レンズ瞳504aの検出光L1と同じ側の領域に到達する反射光成分L2aと、亀裂Kで全反射されずに被加工物Wの裏面で反射して対物レンズ瞳504aの検出光L1と反対側の領域に到達する非反射光成分L2bとに分割される。すなわち、図8に示すように、反射光L2のうち、被加工物Wの内部の亀裂Kで全反射した反射光成分L2aは、検出光L1の経路R1とは主光軸AXに対して同じ側(図8の右側)の経路R2をたどって対物レンズ瞳504aの第1領域G1を通過するとともに、亀裂Kで全反射されずに被加工物Wの裏面で反射した非反射光成分L2bは、検出光L1の経路R1とは主光軸AXに対して反対側(図8の左側)の経路R3をたどって対物レンズ瞳504aの第2領域G2を通過する。
光検出器404及び406は、それぞれが対物レンズ瞳504aの第1領域G1及び第2領域G2と光学的に共役な位置となるように配置されている。これにより、光検出器404及び406は、それぞれ対物レンズ瞳504aの第1領域G1及び第2領域G2を通過した光を選択的に受光可能となっている。
図2に示す例(対物レンズ504の集光点に亀裂Kが存在する場合)では、図5に示すように、光検出器404及び406のうち、光検出器404の受光面404Cに反射光L2が入射する。このため、光検出器404の受光面404Cから出力される検出信号のレベルが光検出器406の受光面406Cから出力される検出信号のレベルよりも高くなる。
一方、図3に示す例(対物レンズ504の集光点に亀裂Kが存在しない場合)では、図6に示すように、光検出器404及び406のうち、光検出器406の受光面406Cに反射光が入射する。このため、光検出器406の受光面406Cから出力される検出信号のレベルが光検出器404の受光面404Cから出力される検出信号のレベルよりも高くなる。
また、図4に示す例(対物レンズ504の集光点と亀裂Kの下端位置とが一致する場合)では、図8に示すように、光検出器404及び406の受光面404C及び406Cに反射光L2の各成分L2a、L2bがそれぞれ入射するため、光検出器404及び406の受光面404C及び406Cから出力される検出信号のレベルが略等しくなる。
このように、光検出器404及び406の受光面404C及び406Cで受光される光量は、対物レンズ504の集光点に亀裂Kが存在するか否かによって変化する。本実施形態では、このような性質を利用して、被加工物Wの内部に形成された亀裂Kの亀裂深さ(亀裂下端位置又は亀裂上端位置)を検出することができる。
具体的には、光検出器404及び406の受光面404C及び406Cから出力される検出信号の出力をそれぞれD1及びD2としたとき、対物レンズ504の集光点における亀裂Kの存在を判断するための評価値Sは、次式で表すことができる。
S=(D1−D2)/(D1+D2) …(1)
式(1)において、S=0の条件を満たすとき、すなわち、光検出器404及び406の受光面404C及び406Cによって受光される光量が一致するとき、対物レンズ504の集光点と亀裂下端位置(又は亀裂上端位置)とが一致した状態を示す。
制御部500は、フォーカス調整機構502(集光点変更手段)を制御して、対物レンズ504の集光点を、裏面の界面位置Z(0)から被加工物Wの厚さ方向(Z方向)に順次変化させながら、光検出器404及び406の受光面404C及び406Cから出力される検出信号を順次取得し、この検出信号に基づいて式(1)で示される評価値Sを算出し、この評価値S及び集光点位置情報を評価することによって亀裂Kの亀裂深さ(亀裂下端位置又は亀裂上端位置)を検出することができる。
なお、本実施形態では、光検出器310、404及び406としてフォトディテクタを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、フォトディテクタに代えて、赤外線カメラ等を用いてもよい。
また、亀裂Kの検出を行う場合には、反射光L2の光路上から界面検出用光学系300のハーフミラー308を退避させるようにしてもよい。この場合、界面検出用光学系300のハーフミラー308として、全反射ミラー又はダイクロイックミラー等を用いてもよい。
なお、本実施形態では、界面検出用の開口(光源102A)と亀裂検出用の開口(光源102B及び102C)を別々に設けたが、1つの開口を兼用してもよい。
図9は、亀裂検出用の開口と界面検出用の開口を兼用した例を示す図である。なお、図9では、光源部100以外の構成を省略して示す。
図9に示す例では、光源部100−1には、光源102が1つ設けられている。光源102は、対物レンズ504の対物レンズ瞳504aの略全面を照明することが可能なレーザー開口を有している。界面検出を行う際には、図9(a)に示すように、光源102からの検出光L1(A)を、照明光学系200及び対物レンズ504を介して被加工物Wに照射する。したがって、図9(a)に示す例でも、上記の実施形態(図1)と同様の方法で界面検出を行うことができる。
亀裂検出を行う際には、図9(b)及び図9(c)に示すように、光源102の下流側の照明光学系200との間に、検出光L1(A)の一部を遮光するための制限部材106を挿入する。制限部材106の光路への挿入及び光路からの退避は手動で行ってもよいし、制御部500により制御可能なアクチュエータを用いて自動で行ってもよい。
制限部材106は、例えば、円板状の部材であり、主光軸AX(レンズ光軸)から偏心した位置に略円形の開口106aが形成されている。図9(b)及び図9(c)に示すように、制限部材106を主光軸AXの周りに180°回転させると、対物レンズ504の対物レンズ瞳504aのうち、主光軸AXから偏心した一部のみを照明する検出光L1(B)及びL1(C)を得ることができる。したがって、図9(b)及び図9(c)に示す例でも、上記の実施形態(図1)と同様の方法で亀裂検出を行うことができる。
[亀裂検出用の検出光について]
次に、亀裂検出用の検出光L1(L1(B)及びL1(C))の関係について説明する。
図10は、被加工物に入射する検出光の光路を示す図である。図10に示す例では、検出光L1は、対物レンズ504により被加工物Wの深さdの位置に集光している。
対物レンズ504と被加工物Wの間の距離dairを変化させて、検出光L1の集光点Pcの位置(集光位置)を変化させる。被加工物Wを構成する媒質の屈折率をnとすると、dair及びdの変化量Δdair及びΔdの関係は、下記の式(2)により表される。なお、空気の屈折率(絶対屈折率)を1とする。
Figure 2021156674
式(2)によれば、被加工物Wを構成する媒質の屈折率n及びΔdairから、被加工物Wの内部における媒質中の集光位置の変化Δdを算出することができる。
式(2)に示すように、被加工物Wを構成する媒質の屈折率nにより集光位置の変化量Δdが決まるため、屈折率nが亀裂の検出結果に影響を与える。しかしながら、後述するように、検出光L1の収束光束が被加工物Wの内部に入射するときの角度(入射角)によって、被加工物Wの内部における実質的な屈折率(以下、実効屈折率neffという。)が変化する。実効屈折率neffが変化すると、集光位置の変化Δdを正確に算出することができない。したがって、集光位置を決めるための検出光学系(対物レンズ504)と亀裂検出用光学系400との間で位置情報に矛盾が生じないようにする必要がある。このためには、亀裂検出用の検出光L1(B)及びL2(C)の対物レンズ504の対物レンズ瞳504aにおける位置を適切に定める必要がある。このように、亀裂検出用の検出光L1(B)及びL2(C)の対物レンズ504の対物レンズ瞳504aにおける位置を適切に定めることによって、コンフォーカル光学系の示す位置情報と亀裂検出用光学系400が示す位置情報が一致する。
屈折率nの媒質中における光路長dと空気中換算の光路長dairとの関係は、下記の式(3)により表される。
Figure 2021156674
式(3)は、空気と媒質との間の界面に垂直入射する光束についての式である。本実施形態に係る亀裂検出装置10は、被加工物Wの表面(界面)に対して偏射照明を行う。この場合、式(3)は式(4)のように修正される。
Figure 2021156674
ここで、NAは、亀裂検出用の検出光L1(B)及びL2(C)の開口数であり、検出光L1の光束の空気中における傾角をθ、空気の屈折率(絶対屈折率)を1としたときにNA=sinθにより表される。式(4)から、媒質の実効屈折率neffは、下記の式(5)により表される。
Figure 2021156674
亀裂検出を行う際には、空気中換算の光路長dairを実効屈折率neffで補正した値で亀裂位置を計算する。
ここで、界面検出用の検出光L1(A)は、対物レンズ504の対物レンズ瞳504aと略同じ大きさの開口を有する。これに対して、亀裂検出用の検出光L1(B)及びL2(C)は、界面検出用の検出光L1(A)よりも細い光束を用いる。この両者の間で実効屈折率neffが一致するように開口数NAを決める必要がある。
界面検出用の検出光L1(A)についても、上記と同様に、被加工物Wに対する入射角の傾きの影響を受ける。界面(裏面)を正確に検出するためには、裏面として検出された位置に検出光L1(A)の光束が正しく合焦している必要がある。検出光L1(A)の光束を裏面で合焦させるためには、以下に述べるような方法で検出光L1(A)のNAを定めるのが望ましい。
厚さdが既知の測定物(サンプル)に界面検出用の検出光L1(A)を照射して、サンプル裏面と表面の位置を検出する。そして、検出した裏面と表面との位置の差をdairとする。このとき、焦点位置検出の光束に対しての実効屈折率neffは、下記の式(6)により表される。
Figure 2021156674
亀裂検出用の検出光L1(B)及びL2(C)についても、実効屈折率neffが式(6)の場合と同じになるように、下記の式(7)によりNAを算出する。
Figure 2021156674
なお、対物レンズ504の開口数NAobjと、式(4)、(5)及び(7)における検出光L1(B)及びL2(C)のNAは異なっている。NA<NAobjであり、一例でNA/NAobj=0.56である。
図11は、対物レンズのレンズ瞳と亀裂検出用の検出光の光束の関係を示す図である。図11(a)及び図11(b)において、対物レンズ瞳504aの径をRobj、亀裂検出用の検出光L1(B)及びL2(C)の位置をRとする。NA/NAobj=0.56とした場合、下記の式(8)を満たす場合に、界面検出用光学系300と亀裂検出用光学系400に対する媒質の実効屈折率neffが一致する。
Figure 2021156674
本実施形態では、まず、厚さdが既知の測定物(サンプル)の裏面と表面の位置を界面検出方法で検出し、検出した裏面と表面との位置の差dairを検出する。次に、既知の厚さd及び検出した厚さdairを式(4)に代入してNAについて解くことにより、亀裂検出用の検出光L1(B)及びL1(C)の光束の開口数NAを算出する。そして、亀裂検出用の検出光L1(B)及びL1(C)の光束の開口数NAが式(4)から算出した開口数NAと一致するように、光源102B及び102Cの開口を調整する。すなわち、光源102B及び102Cのレーザー開口の偏心量、又は図9に示した制限部材106における開口106aの偏心量等を調整する。これにより、界面検出用の検出光L1(A)と亀裂検出用の検出光L1(B)及びL1(C)の、被加工物Wに対する実効屈折率を一致させることができる。なお、光源102B及び102Cのレーザー開口のサイズ、及び図9に示した制限部材106における開口106aのサイズは、反射光L2の信号強度等を考慮して調整される。
本実施形態によれば、界面検出用の検出光L1(A)と亀裂検出用の検出光L1(B)及びL1(C)の、被加工物Wに対する実効屈折率を一致させることができる。これにより、検出光L1の被加工物Wに対する入射角により変化する実効屈折率neffの影響を抑制し、対物レンズ504と被加工物Wの相対位置の変化による集光位置の変化Δdを正確に算出することができる。したがって、本実施形態によれば、被加工物Wの内部に形成された亀裂Kの亀裂深さを非破壊で精度よく検出することができる。
なお、本実施形態では、界面検出用の検出光L1(A)と亀裂検出用の検出光L1(B)及びL1(C)の、被加工物Wに対する実効屈折率を一致させたが、本発明はこれに限定されない。例えば、界面検出用の検出光L1(A)と亀裂検出用の検出光L1(B)及びL1(C)実効屈折率の差が±20%程度となるように開口数NAを設定してもよい。
また、本実施形態では、界面として被加工物Wの裏面を検出し、この裏面を基準として、Δdairを算出したが、Δdairの算出の基準となる面は、被加工物Wの算出の基準となる界面は裏面に限定されず、表面であってもよい。被加工物Wの表面を基準とする場合には、表面に焦点を結んだときに収差が小さいことが前提となる。また、被加工物Wの裏面を基準とする場合には、補正環などを用いて裏面で収差が小さいことが前提となる。
10…亀裂検出装置、100…光源部、102A、102B、102C…光源、104…ハーフミラー、106…制限部材、200…照明光学系、202…リレーレンズ、204…ミラー、206…リレーレンズ、300…界面検出用光学系、302…ミラー、304…ハーフミラー、306…リレーレンズ、308…ハーフミラー、310…光検出器、400…亀裂検出用光学系、402…リレーレンズ、404、406…光検出器、500…制御部、502…フォーカス調整機構、504…対物レンズ、506…操作部、508…表示部

Claims (2)

  1. 主光軸に沿って検出光を出射する光源部と、
    前記主光軸と同軸のレンズ光軸を有し、前記光源部から出射した前記検出光を被加工物に集光させる対物レンズと、
    前記主光軸に沿って出射された第1の検出光を前記被加工物に照射して前記被加工物からの第1の反射光を検出し、前記第1の反射光に対応する検出信号に基づき、前記被加工物の表面又は裏面を示す界面位置を検出する界面検出手段と、
    前記主光軸から偏心した第2の検出光であって、前記第1の検出光により定まる前記被加工物の実効屈折率に応じて前記レンズ光軸からの偏心量が調整された第2の検出光により前記被加工物を偏射照明して、前記被加工物からの第2の反射光を検出し、前記第2の反射光に対応する検出信号に基づき、前記界面位置を基準として前記被加工物の内部に形成された亀裂の亀裂深さを検出する亀裂検出手段と、
    を備える亀裂検出装置。
  2. 前記被加工物の屈折率をn、前記第1の検出光により定まる前記被加工物の実効屈折率をneff、前記第2の検出光の開口数をNAとしたときに、
    Figure 2021156674
    を満たすように、前記第2の検出光の開口数NAが調整された、請求項1記載の亀裂検出装置。
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