JP2021156396A - 空気ばね - Google Patents

空気ばね Download PDF

Info

Publication number
JP2021156396A
JP2021156396A JP2020059002A JP2020059002A JP2021156396A JP 2021156396 A JP2021156396 A JP 2021156396A JP 2020059002 A JP2020059002 A JP 2020059002A JP 2020059002 A JP2020059002 A JP 2020059002A JP 2021156396 A JP2021156396 A JP 2021156396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cylinder
rubber
cylinder
peripheral surface
flexible member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020059002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7401374B2 (ja
Inventor
直紀 坂口
Naoki Sakaguchi
直紀 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nitta Chemical Industrial Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nitta Chemical Industrial Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Nitta Chemical Industrial Products Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2020059002A priority Critical patent/JP7401374B2/ja
Publication of JP2021156396A publication Critical patent/JP2021156396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7401374B2 publication Critical patent/JP7401374B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

【課題】部品や製作工数を増やすことなく、保護部材を外筒に簡単に着脱可能に取り付けるようにする。【解決手段】外筒1と、内筒2と、外筒と内筒2との間に取り付けられた筒状の可撓部材3とを備え、外筒1の可撓部材3と接触する内周面に保護部材として外筒ゴム11が設けられる。外筒1と外筒ゴム11とを嵌め込んで固定する脱落防止用の嵌合部12が設けられる。嵌合部12として、筒状の外筒ゴム11の外周面に凸部13が形成され、外筒1に凹部14が形成される。凸部13を凹部14に嵌め込むことにより、外筒ゴム11が外筒1に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道等の車両に用いられる空気ばねに関する。
鉄道車両に用いられる空気ばねは、外筒と、内筒と、外筒と内筒との間に取り付けられたダイヤフラム等の可撓部材とを備えている。そして、外筒と可撓部材との間に、可撓部材の摩耗を防止するために外筒ゴムが設けられている。このゴムは、加硫接着あるいは接着剤による接着によって外筒に取り付けられる。この従来の製作方法では、製作工数が多くなる、また部品交換の際、外筒そのものを交換する必要があり、交換工数が増えるといった問題がある。
そこで、外筒ゴムを容易に着脱できるように、特許文献1には、嵌合用芯金を一体的に接着したエラストマーの筒状体を外筒に形成した突起上に載置することが記載されている。
実開昭61−197338号公報
上記の筒状体に芯金を用いることにより、部品重量が増加するとともに、製作工数も増加するといった問題が生じる。そこで、本発明は、上記に鑑み、部品や製作工数を増やすことなく、外筒ゴムを外筒に簡単に取り付けることができる空気ばねの提供を目的とする。
本発明の空気ばねは、外筒と、内筒と、外筒と内筒との間に取り付けられた筒状の可撓部材とを備え、外筒の可撓部材と接触する内周面に保護部材が設けられ、外筒と保護部材とを嵌め込んで固定する脱落防止用の嵌合部が設けられる。
保護部材と外筒との一方を他方に嵌め込む、すなわち保護部材を外筒に嵌め込む、あるいは外筒を保護部材に嵌め込むことにより、保護部材が外筒に脱落しないように固定される。
嵌合部として、筒状の保護部材の外周面に凸部が形成され、外筒に凹部が形成され、凸部が凹部に嵌め込まれる。あるいは、外筒に凸部が形成され、保護部材の外周面に凹部が形成される。保護部材の一部が外筒に嵌め込まれ、保護部材が外筒に固定される。また、凸部を凹部から抜き出すことにより、保護部材を外筒から取り外すことができる。
本発明によると、保護部材を外筒に接着することなく簡単に取り付けることができ、制作工数の削減、作業の簡易化を図ることができる。また、保護部材は着脱可能に外筒に取り付けられるので、保護部材の交換を容易に行うことができ、外筒の再利用も可能となる。
本発明の実施形態に係る空気ばねの縦断面図 外筒ゴムの平面図
本発明の鉄道車両に用いられる空気ばねを図1に示す。空気ばねは、車体に取り付けられる外筒1と、外筒1の下方に配置され、台車に取り付けられる内筒2と、外筒1と内筒2との間に取り付けられた筒状の可撓部材3とを備えている。
金属製の外筒1は、上面が閉塞され、下面が開放された円筒状に形成される。外筒1の上面の上側中央に、上方に向かって突出した上ボス部4が設けられ、外筒1の上面の下側に、下方に向かって突出した円環状のリブ5が形成されている。金属製の内筒2は、上下のフランジ6,7を有する円筒状に形成される。上下のフランジ6,7は、内筒2の外周面よりも側方に突出している。上フランジ6の上面に、ストッパ8が取り付けられ、ストッパ8よりも外周側に上方に向かって突出した円環状のリブ9が形成されている。
可撓部材3として、ゴム製のダイアフラムが使用される。なお、ダイアフラムの代わりにベローズを用いてもよい。可撓部材3の上端部が上側のリブ5の外周側に嵌め込まれ、可撓部材3の下端部が下側のリブ9の外周側に嵌め込まれる。可撓部材3は、外筒1の側面の内周面に接触するとともに、内筒2の側面の外周面にも接触する。
内筒2の可撓部材3と接触する外周面に、可撓部材3の摩耗を防止して、可撓部材3を保護するための保護部材である内筒ゴム10が設けられる。円環状の内筒ゴム10は内筒2と可撓部材3との間に介在する。内筒ゴム10は、接着剤による接着あるいは加硫接着によって内筒2の外周面に取り付けられる。内筒2の外周面の内筒ゴム10が取り付けられる部分は少し凹んでおり、内筒ゴム10の外周面は上フランジ6の側端と揃えられている。可撓部材3が内筒ゴム10から上フランジ6に沿って密接する。内筒ゴム10の下端と下フランジ7との間には隙間がある。
外筒1の可撓部材3と接触する内周面に保護部材である外筒ゴム11が設けられる。円環状の外筒ゴム11は外筒1と可撓部材3との間に介在する。そして、外筒ゴム11を外筒1に嵌め込んで固定する脱落防止用の嵌合部12が設けられる。嵌合部12として、外筒ゴム11の外周面に凸部13が形成され、外筒1に凹部14が形成される。凹部14は円形あるいは多角形の貫通孔とされ、凸部13は貫通孔と同形状で同じ大きさか少しだけ大きい突起とされる。図2に示すように、複数、例えば4個の凸部13が等間隔に配設される。すなわち、複数の嵌合部12が設けられる。
外筒ゴム11の凸部13が外筒1の凹部14に嵌め込まれることにより、外筒ゴム11が外筒1に固定される。外筒ゴム11が外筒1に取り付けられたとき、外筒ゴム11の下端は、外筒1の下端と揃っている。凸部13は外筒1から外側に突出する。外筒ゴム11の内面側には可撓部材3が存在しているので、外筒ゴム11は外筒1に押し付けられ、外筒1と可撓部材3との隙間から抜け出すことはない。
このように、外筒ゴム11の一部が外筒1に保持されるので、加硫接着や接着剤による接着を行わなくても、外筒ゴム11を脱落しないように、かつずれないように外筒1に取り付けることができる。しかも、外筒ゴム11を嵌め込むだけで簡単に取り付けることができ、空気ばねの組み立て作業が容易になり、製作工数を削減でき、部品重量の増加も防げる。また、外筒1に取り付けられた外筒ゴム11の凸部13を押し出すことにより、外筒ゴム11を外筒1から簡単に取り外すことができ、外筒ゴム11の交換作業を容易に行える。しかも、外筒ゴム11は接着されていないので、外筒1の再利用が可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。外筒ゴム11の凸部13を先端に向かって広がるテーパ状に形成してもよい。これに合わせて、外筒1の凹部14をテーパ状の貫通孔にする。また、凹部14は、貫通孔に限らず、外筒1の内周面を凹ませた溝にしてもよい。さらに、外筒1の溝を内周面の全周にわたって形成してもよく、凸部13を外筒ゴム11の外周面の全周にわたって形成する。
外筒1の内周面に、内面側に向かって突出する凸部13を形成し、外筒ゴム11に凹部14として貫通孔あるいは溝を形成してもよい。保護部材として、フッ素樹脂、ポリアセタールなどの摩擦係数の小さい樹脂製の筒を用いてもよい。
1 外筒
2 内筒
3 可撓部材
10 内筒ゴム
11 外筒ゴム
12 嵌合部
13 凸部
14 凹部

Claims (2)

  1. 外筒と、内筒と、外筒と内筒との間に取り付けられた筒状の可撓部材とを備え、外筒の可撓部材と接触する内周面に保護部材が設けられた空気ばねであって、外筒と保護部材とを嵌め込んで固定する脱落防止用の嵌合部が設けられたことを特徴とする空気ばね。
  2. 嵌合部として、筒状の保護部材の外周面に凸部が形成され、外筒に凹部が形成され、凸部が凹部に嵌め込まれることを特徴とする請求項1記載の空気ばね。
JP2020059002A 2020-03-27 2020-03-27 空気ばね Active JP7401374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020059002A JP7401374B2 (ja) 2020-03-27 2020-03-27 空気ばね

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020059002A JP7401374B2 (ja) 2020-03-27 2020-03-27 空気ばね

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021156396A true JP2021156396A (ja) 2021-10-07
JP7401374B2 JP7401374B2 (ja) 2023-12-19

Family

ID=77917334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020059002A Active JP7401374B2 (ja) 2020-03-27 2020-03-27 空気ばね

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7401374B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2988353A (en) * 1957-05-09 1961-06-13 Gen Motors Corp Pneumatic spring construction
JPS4813319Y1 (ja) * 1967-07-22 1973-04-11
JPS59127528U (ja) * 1983-02-17 1984-08-28 象印マホービン株式会社 筒体への端部材取付構造
JPS61197338U (ja) * 1985-05-30 1986-12-09
JP2001041373A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Seibu Polymer Corp 伸縮管継手

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4813319B2 (ja) 2006-10-11 2011-11-09 富士フイルム株式会社 リール及びリールの製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2988353A (en) * 1957-05-09 1961-06-13 Gen Motors Corp Pneumatic spring construction
JPS4813319Y1 (ja) * 1967-07-22 1973-04-11
JPS59127528U (ja) * 1983-02-17 1984-08-28 象印マホービン株式会社 筒体への端部材取付構造
JPS61197338U (ja) * 1985-05-30 1986-12-09
JP2001041373A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Seibu Polymer Corp 伸縮管継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP7401374B2 (ja) 2023-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3208290A (en) Ball joint purgeable seal means
JPS6056944B2 (ja) 半一体化軸シ−ル
JP2012255500A (ja) 合成樹脂製の滑り軸受
JP2011085257A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2021156396A (ja) 空気ばね
JPWO2017018168A1 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2021156397A (ja) 空気ばね
WO2017061212A1 (ja) ダストカバー
KR101105038B1 (ko) 자동차 현가장치용 스프링 패드
US20190085894A1 (en) Dust cover and sealing structure
US20170350509A1 (en) Sealing member and fluid pressure device provided therewith
US1526248A (en) Valve head
JP2017161229A (ja) オイルレベルゲージ
JP2009236195A (ja) ダストカバー
EP2110521A1 (en) Sealing device
JP5073319B2 (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JP2012021600A (ja) ボールジョイント
JP2012117637A (ja) 空気ばね
JP2007327627A (ja) 緩衝器用ダストカバー
JP6119965B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JPWO2017018169A1 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2013160326A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
US11566660B2 (en) Ball joint and dust cover
JP6262555B2 (ja) 空気ばね
JP2012229734A (ja) ボールジョイント用ダストカバー

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20221013

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20221013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7401374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150