JP2021154317A - 液冷ジャケットの製造方法 - Google Patents
液冷ジャケットの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021154317A JP2021154317A JP2020055678A JP2020055678A JP2021154317A JP 2021154317 A JP2021154317 A JP 2021154317A JP 2020055678 A JP2020055678 A JP 2020055678A JP 2020055678 A JP2020055678 A JP 2020055678A JP 2021154317 A JP2021154317 A JP 2021154317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirring pin
- sealing body
- jacket
- liquid
- main joining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 50
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims abstract description 195
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims abstract description 68
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 130
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 109
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 51
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 27
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 17
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 29
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 29
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 9
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 26
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 17
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 5
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 229910018594 Si-Cu Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910008465 Si—Cu Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 229910001315 Tool steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000008393 encapsulating agent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
Description
本発明の実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。図2に示すように、本発明の実施形態に係る液冷ジャケット1の製造方法は、ジャケット本体2と、封止体3とを摩擦攪拌接合して液冷ジャケット1を製造するものである。液冷ジャケット1は、封止体3の上に発熱体(図示省略)を設置するとともに、内部に流体を流して発熱体と熱交換を行う部材である。なお、以下の説明における「表面」とは、「裏面」の反対側の面という意味である。
次に、本発明の第二実施形態に係る液冷ジャケットの製造方法について説明する。図11及び図12に示すように、第二実施形態では本接合工程による開始位置SP2及び終了位置EP2の位置が第一実施形態と相違する。第二実施形態では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
2 ジャケット本体
3 封止体
F 回転ツール
F1 連結部
F2 攪拌ピン
F3 平坦面
F4 突起部
J1 第一突合せ部
J2 第二突合せ部
W1 塑性化領域
Z 粗密部
Claims (8)
- 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は、前記封止体よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、前記攪拌ピンは、その先端に回転中心軸線に垂直な平坦面を有するとともに、前記平坦面から突出する突起部を備え、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって立ち上がる段差側面と、を有する周壁段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置して前記周壁段差部の段差側面と前記封止体の外周側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンの前記平坦面を前記封止体のみに接触させつつ、前記突起部の先端面を前記段差底面と同一の深さか、それよりもわずかに深く挿入し、前記攪拌ピンの外周面を前記ジャケット本体の少なくとも上側にわずかに接触させた状態で前記第一突合せ部よりも前記封止体側に設定された設定移動ルートに沿って前記回転ツールを一周させて摩擦攪拌しつつ、塑性化領域内の前記段差側面に近接する部位に所定幅の粗密部を形成する本接合工程と、を含み、
前記本接合工程において、回転する前記攪拌ピンを前記設定移動ルートよりもさらに内側に設定した開始位置に挿入した後、前記回転ツールの回転中心軸線を前記設定移動ルートと重複する位置まで移動させつつ所定の深さとなるまで前記攪拌ピンを徐々に押入することを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記本接合工程では、所定の回転速度で前記回転ツールを回転させて摩擦攪拌を行い、
前記本接合工程において前記攪拌ピンを挿入するとき、前記所定の回転速度よりも高い速度で前記攪拌ピンを回転させた状態で挿入し、徐々に回転速度を下げながら前記設定移動ルートまで移動させることを特徴とする請求項1に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は、前記封止体よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、前記攪拌ピンは、その先端に回転中心軸線に垂直な平坦面を有するとともに、前記平坦面から突出する突起部を備え、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって立ち上がる段差側面と、を有する周壁段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置して前記周壁段差部の段差側面と前記封止体の外周側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンの前記平坦面を前記封止体のみに接触させつつ、前記突起部の先端面を前記段差底面と同一の深さか、それよりもわずかに深く挿入し、前記攪拌ピンの外周面を前記ジャケット本体の少なくとも上側にわずかに接触させた状態で前記第一突合せ部よりも前記封止体側に設定された設定移動ルートに沿って前記回転ツールを一周させて摩擦攪拌しつつ、塑性化領域内の前記段差側面に近接する部位に所定幅の粗密部を形成する本接合工程と、を含み、
前記本接合工程において、前記設定移動ルート上に設定した開始位置から前記攪拌ピンを挿入し、進行方向に移動させつつ所定の深さとなるまで徐々に前記攪拌ピンを押入することを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記本接合工程では、所定の回転速度で前記回転ツールを回転させて摩擦攪拌を行い、
前記本接合工程において前記攪拌ピンを挿入するとき、前記所定の回転速度よりも高い速度で前記攪拌ピンを回転させた状態で挿入し、徐々に回転速度を下げながら前記設定移動ルートまで移動させることを特徴とする請求項3に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は、前記封止体よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、前記攪拌ピンは、その先端に回転中心軸線に垂直な平坦面を有するとともに、前記平坦面から突出する突起部を備え、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって立ち上がる段差側面と、を有する周壁段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置して前記周壁段差部の段差側面と前記封止体の外周側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンの前記平坦面を前記封止体のみに接触させつつ、前記突起部の先端面を前記段差底面と同一の深さか、それよりもわずかに深く挿入し、前記攪拌ピンの外周面を前記ジャケット本体の少なくとも上側にわずかに接触させた状態で前記第一突合せ部よりも前記封止体側に設定された設定移動ルートに沿って前記回転ツールを一周させて摩擦攪拌しつつ、塑性化領域内の前記段差側面に近接する部位に所定幅の粗密部を形成する本接合工程と、を含み、
前記本接合工程において、前記設定移動ルートよりもさらに内側に終了位置を設定し、前記第一突合せ部に対する摩擦攪拌接合の後、前記回転ツールを前記終了位置に移動させつつ前記攪拌ピンを前記封止体から徐々に引き抜いて前記終了位置で前記封止体から前記回転ツールを離脱させることを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記本接合工程では、所定の回転速度で前記回転ツールを回転させて摩擦攪拌を行い、
前記本接合工程において前記攪拌ピンを離脱させるとき、前記所定の回転速度よりも徐々に回転速度を上げながら前記終了位置まで移動させることを特徴とする請求項5に記載の液冷ジャケットの製造方法。 - 底部、前記底部の周縁から立ち上がる周壁部を有するジャケット本体と、前記ジャケット本体の開口部を封止する封止体と、を攪拌ピンを備える回転ツールを用いて接合する液冷ジャケットの製造方法であって、
前記ジャケット本体は、前記封止体よりも硬度が高い材種であり、
前記攪拌ピンの外周面は先細りとなるように傾斜しており、前記攪拌ピンは、その先端に回転中心軸線に垂直な平坦面を有するとともに、前記平坦面から突出する突起部を備え、
前記周壁部の内周縁に、段差底面と、当該段差底面から前記開口部に向かって立ち上がる段差側面と、を有する周壁段差部を形成する準備工程と、
前記ジャケット本体に前記封止体を載置して前記周壁段差部の段差側面と前記封止体の外周側面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差底面と前記封止体の裏面とを重ね合わせて第二突合せ部を形成する載置工程と、
回転する前記回転ツールの前記攪拌ピンの前記平坦面を前記封止体のみに接触させつつ、前記突起部の先端面を前記段差底面と同一の深さか、それよりもわずかに深く挿入し、前記攪拌ピンの外周面を前記ジャケット本体の少なくとも上側にわずかに接触させた状態で前記第一突合せ部よりも前記封止体側に設定された設定移動ルートに沿って前記回転ツールを一周させて摩擦攪拌しつつ、塑性化領域内の前記段差側面に近接する部位に所定幅の粗密部を形成する本接合工程と、を含み、
前記本接合工程において、前記設定移動ルート上に終了位置を設定し、前記第一突合せ部に対する摩擦攪拌接合の後、前記回転ツールを前記終了位置に移動させつつ前記攪拌ピンを前記封止体から徐々に引き抜いて前記終了位置で前記封止体から前記回転ツールを離脱させることを特徴とする液冷ジャケットの製造方法。 - 前記本接合工程では、所定の回転速度で前記回転ツールを回転させて摩擦攪拌を行い、
前記本接合工程において前記攪拌ピンを離脱させるとき、前記所定の回転速度よりも徐々に回転速度を上げながら前記終了位置まで移動させることを特徴とする請求項7に記載の液冷ジャケットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020055678A JP7327237B2 (ja) | 2020-03-26 | 2020-03-26 | 液冷ジャケットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020055678A JP7327237B2 (ja) | 2020-03-26 | 2020-03-26 | 液冷ジャケットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021154317A true JP2021154317A (ja) | 2021-10-07 |
JP7327237B2 JP7327237B2 (ja) | 2023-08-16 |
Family
ID=77916356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020055678A Active JP7327237B2 (ja) | 2020-03-26 | 2020-03-26 | 液冷ジャケットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7327237B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010036230A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Toshiba Corp | 異種材料接合部の摩擦攪拌処理方法および異種材料の摩擦攪拌接合方法 |
JP2016080385A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 三菱重工業株式会社 | 接合部の判定方法、及び接合材の製造方法 |
JP2019155415A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 日本軽金属株式会社 | 液冷ジャケットの製造方法 |
-
2020
- 2020-03-26 JP JP2020055678A patent/JP7327237B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010036230A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Toshiba Corp | 異種材料接合部の摩擦攪拌処理方法および異種材料の摩擦攪拌接合方法 |
JP2016080385A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 三菱重工業株式会社 | 接合部の判定方法、及び接合材の製造方法 |
JP2019155415A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 日本軽金属株式会社 | 液冷ジャケットの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7327237B2 (ja) | 2023-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2020095483A1 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法及び摩擦攪拌接合方法 | |
WO2019038938A1 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
CN114929423B (zh) | 液冷套的制造方法及摩擦搅拌接合方法 | |
JP6828675B2 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021154319A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP7020562B2 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
WO2021149272A1 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法及び摩擦攪拌接合方法 | |
JP6943139B2 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021154308A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法及び摩擦攪拌接合方法 | |
JP2021154317A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021154310A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法及び摩擦攪拌接合方法 | |
JP7327238B2 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021112757A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP6950580B2 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021154309A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法及び摩擦攪拌接合方法 | |
JP2021154320A (ja) | 接合方法 | |
WO2021145000A1 (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021154322A (ja) | 接合方法 | |
JP2020131263A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021154321A (ja) | 接合方法 | |
JP2021112755A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021112756A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2019155414A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
JP2021112754A (ja) | 液冷ジャケットの製造方法 | |
WO2021144999A1 (ja) | 接合方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7327237 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |