JP2021153001A - 端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続相手の配線材を円滑に締結して接続させ、高い接続信頼性を得ることが可能な端子台を提供すること。【解決手段】組付部23と締結部21とを有するハウジング13と、L字状に屈曲されて締結板部61と接続板部65とを有する端子15と、ハウジング13の締結部21における締結板部61に対向する位置に形成されたナット収容凹部35と、ナット収容凹部35に収容されたナット36と、ハウジング13の組付部23における接続板部65に対向する位置に形成されたナット収容凹部51と、ナット収容凹部51に収容されたナット52と、を備え、ナット収容凹部51には、ナット52における締結部21側にクリアランスCが設けられ、端子15とともにナット52が変位可能とされている。【選択図】図4

Description

本発明は、端子台に関する。
例えば、車両のボディパネルや機器類のケースに装着される端子台として、L字状に屈曲させた端子を備えるものがある(例えば、特許文献1〜3参照)。この端子台では、端子の一端側に機器内部の配線材がボルト及びナットで締結されて接続され、ハウジングの上部に配置された端子の他端側に接続相手のバスバー等の配線材がボルト及びナットで締結されて接続される。
特開2017−188289号公報 特開2018−73652号公報 特開2010−211933号公報
ところで、端子台の端子に接続相手のバスバーからなる配線材を締結させる際に、端子台に対して接続相手の配線材の位置ずれが生じ、端子台の端子と接続相手の配線材との間に隙間が形成されることがある。この隙間が形成された状態で端子台の端子と接続相手の配線材とを締結させると、端子や配線材に無理な力が作用し、変形が生じたり規定の締結力が得られなくなり、接続信頼性の低下を招くおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、接続相手の配線材を円滑に締結して接続させ、高い接続信頼性を得ることが可能な端子台を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 被取付部に取り付けられ、前記被取付部への取付側が組付部とされ、前記被取付部への取付側と反対側が締結部とされたハウジングと、
L字状に屈曲されることにより締結板部と接続板部とが形成され、前記ハウジングにおける前記締結部と前記組付部とにわたって形成された端子挿通孔に前記接続板部が挿し込まれて装着される端子と、
前記ハウジングの前記締結部における前記締結板部に対向する位置に形成された締結部材収容凹部と、
前記締結部材収容凹部に収容された締結部材と、
前記ハウジングの前記組付部における前記接続板部に対向する位置に形成された接続部材収容凹部と、
前記接続部材収容凹部に収容された接続部材と、
を備え、
前記接続部材収容凹部には、前記接続部材における前記締結部側にクリアランスが設けられ、前記端子とともに前記接続部材が変位可能とされている、ことを特徴とする端子台。
上記(1)の構成の端子台によれば、ハウジングの組付部において端子の接続板部に配線材を接続させる接続部材がクリアランスの分だけ変位可能とされている。したがって、端子の締結板部と接続相手の配線材との間に隙間が形成されていたとしても、接続相手の配線材を端子の締結板部に締結させることによって端子が無理なく移動する。したがって、端子の締結板部と接続相手の配線材とを円滑に締結させて規定の締結力を得ることができ、高い接続信頼性を得ることができる。
(2) 前記締結部材収容凹部における前記締結部材のかかり代が、前記クリアランスよりも大きくされている、ことを特徴とする(1)に記載の端子台。
上記(2)の構成の端子台によれば、端子の移動時においても、締結部材収容凹部における締結部材のかかり代を確保することができ、接続相手の配線材と良好に締結させることができる。
(3) 前記接続部材は、ボルトが締結されるナットであり、
前記接続部材収容凹部の底部には、前記ナットにねじ込まれた前記ボルトの端部が挿通される座ぐり孔が形成され、
前記座ぐり孔は、前記端子とともに移動する前記ナットの移動方向に沿う長孔とされている、ことを特徴とする(1)または(2)に記載の端子台。
上記(3)の構成の端子台によれば、接続部材であるナットが端子とともに移動した際に、ナットに締結されたボルトを円滑に移動させることができ、接続相手の配線材との締結作業を良好に行うことができる。
(4) 前記ハウジングには、前記端子挿通孔に装着されて前記端子の前記接続板部と前記端子挿通孔との間をシールするシール部材が設けられ、
前記端子が移動する際に、前記シール部材の前記接続板部への密着状態が維持される、ことを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一つに記載の端子台。
上記(4)の構成の端子台によれば、締結時に移動する端子の接続板部と端子挿通孔との間の良好なシール状態をシール部材によって確保することができる。
本発明によれば、接続相手の配線材を円滑に締結して接続させ、高い接続信頼性を得ることが可能な端子台を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本実施形態に係る端子台の斜視図である。 本実施形態に係る端子台の分解斜視図である。 本実施形態に係る端子台の正面図である。 図3におけるA−A断面図である。 端子の追従動作を説明する図3におけるA−A断面相当図である。 参考例に係る端子台の正面図である。 図6におけるB−B断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る端子台の斜視図である。図2は、本実施形態に係る端子台の分解斜視図である。図3は、本実施形態に係る端子台の正面図である。図4は、図3におけるA−A断面図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係る端子台11は、ハウジング13と、複数の端子15とを備えている。
ハウジング13は、絶縁性樹脂から成形されており、上方側が締結部21とされ、下方側が組付部23とされている。ハウジング13は、締結部21と組付部23との間に、外周側へ張り出すフランジ部25を有しており、このフランジ部25には、複数のボルト挿通孔27が形成されている。
端子台11は、ハウジング13の組付部23が、例えば、車両のボディパネルや機器類のケース等の被取付部(図示略)に形成された取付孔(図示略)に嵌め込まれる。そして、この状態で、フランジ部25のボルト挿通孔27にボルト(図示略)を通して被取付部に形成されたネジ孔にねじ込むことにより、端子台11が被取付部に組付けられる。ハウジング13の組付部23には、周方向にわたって環状のシール部材28が装着されている。シール部材28は、ハウジング13の組付部23を取付孔に嵌め込んだ際に、取付孔の内周面との間をシールする。
ハウジング13は、複数の端子装着部30を有しており、これらの端子装着部30に端子15が装着される。端子装着部30は、ハウジング13の表裏に貫通する端子挿通孔31を有している。これらの端子装着部30は、締結部21及び組付部23において、それぞれ隔壁33,34によって区画されている。
端子装着部30は、締結部21側に、平面視矩形状の凹部からなるナット収容凹部35を有している。このナット収容凹部35は、上方側が開放されている。ナット収容凹部35には、その上方から平面視矩形状のナット36が収容されている。ナット収容凹部35は、ナット36の外形よりも僅かに大きな内形を有している。これにより、ナット収容凹部35に収容されたナット36は、ナット収容凹部35の内部において、上下方向へ変位可能とされている(図4参照)。ナット36は、ナット収容凹部35に対してかかり代Hで収容されている。また、このナット収容凹部35には、その底部35aに、座ぐり孔37が形成されている。
また、端子装着部30には、締結部21側に、側方で開口するシール保持窓38が形成されており、このシール保持窓38は、端子挿通孔31に連通されている。このシール保持窓38には、シール部材41が装着される。シール部材41は、例えば、ゴム等の柔軟性を有する樹脂材料から成形されたもので、シール孔42を有している。このシール部材41は、シール保持窓38に装着されることにより、端子挿通孔31の内周面及びシール保持窓38の内周面にそれぞれ密着してシールするリップ部43,44を有している。
端子装着部30は、組付部23側に、平面視矩形状の凹部からなるナット収容凹部51を有している。このナット収容凹部51は、側方側が開放されている。ナット収容凹部51には、平面視矩形状のナット52が収容されている。ナット収容凹部51は、上下方向の長さ寸法が幅寸法よりも大きくされている。このナット収容凹部51の長さ寸法は、ナット52の辺の長さ寸法よりも長くされている。これにより、ナット収容凹部51に収容されたナット52の上部には、クリアランスCが設けられている(図3及び図4参照)。これにより、ナット収容凹部51に装着されたナット52は、クリアランスCの分だけ上方向に変位可能とされている。このクリアランスCは、ナット収容凹部35に収容されたナット36のかかり代Hよりも小さくされている。つまり、クリアランスCとナット36のかかり代Hとは、H>Cの関係とされている。また、このナット収容凹部51には、その底部51aに、座ぐり孔53が形成されている。この座ぐり孔53は、ナット収容凹部51の長手方向に沿う長孔とされている。
ハウジング13の端子装着部30に装着される端子15は、例えば、銅、銅合金等の導電性金属材料から形成されたもので、板状のバスバーとされている。この端子15は、一端部の近傍で屈曲され、側面視L字状に形成されている。そして、この端子15は、屈曲箇所を境に、一端側が締結板部61とされ、他端側が接続板部65とされている。締結板部61には、締結孔62が形成され、接続板部65には、その端部に接続孔66が形成されている。
端子15は、締結板部61をナット36が収容されたナット収容凹部35へ向けた状態で、端子挿通孔31に接続板部65を挿し込むことにより端子装着部30に装着される。端子15は、端子装着部30に装着されると、締結板部61がナット収容凹部35に収容されたナット36に対向する位置に配置されるとともに、接続板部65の端部がナット収容凹部51に収容されたナット52に対向する位置に配置される。これにより、端子15は、締結板部61の締結孔62がナット36のネジ孔36aに連通され、接続板部65の接続孔66がナット52のネジ孔52aに連通される。
また、端子15は、その接続板部65が、シール保持窓38に装着されたシール部材41のシール孔42に挿通される。これにより、端子15の接続板部65の外周面にシール部材41のシール孔42の内周面が密着され、端子15の接続板部65と端子挿通孔31との間がシールされる。
次に、端子台11への配線の仕方について説明する。
端子台11には、その組付部23側において、端子15の接続板部65に、端子台11が取り付けられる機器側の配線材である電線71が接続される。この電線71には、その端部に、端子金具72が接続されている。端子金具72は、孔部73が形成された固定板部74を有している。電線71を端子15の接続板部65に接続させるには、端子金具72の固定板部74に形成された孔部73にボルト75を挿通させ、このボルト75を端子15の接続板部65の接続孔66へ通し、ナット収容凹部51に収容されたナット52のネジ孔52aにねじ込む。これにより、端子金具72がボルト75とナット52とで端子15の接続板部65に締結され、電線71が端子15に接続される。この締結状態において、ボルト75の端部は、ナット収容凹部51の底部51aに干渉することなく、この底部51aに形成された座ぐり孔53に通される。
さらに、端子台11には、その締結部21側において、端子15の締結板部61に、接続相手の機器側の配線材であるバスバー81が接続される。このバスバー81は、導電性金属材料から形成された板材であり、先端部分に孔部83が形成されている。バスバー81を端子15の締結板部61に接続させるには、バスバー81に形成された孔部83にボルト85を挿通させ、このボルト85を端子15の締結板部61の締結孔62へ通し、ナット収容凹部35に収容されたナット36のネジ孔36aにねじ込む。これにより、バスバー81がボルト85とナット36とで端子15の締結板部61に締結されて接続される。この締結状態において、ボルト85の端部は、ナット収容凹部35の底部35aに干渉することなく、この底部35aに形成された座ぐり孔37に通される。
ところで、端子15の締結部21に接続相手の機器から延びるバスバー81を接続させる際に、端子台11に対してバスバー81が位置ずれを生じることがある。この場合、端子台11の端子15の締結板部61とバスバー81との間に隙間Gが形成される(図4参照)。
この隙間Gが形成された状態で締結板部61とバスバー81とを締結させると、ボルト85がねじ込まれるナット36とともに端子15にバスバー81側へ向かう引き上げ力が付与される。このとき、端子15の接続板部65に端子金具72を締結しているナット52は、クリアランスCの分だけ上方向に変位可能とされている。したがって、図5に示すように、端子15は、ボルト85によるバスバー81の締結に伴って上方(図5中矢印X方向)へ無理なく引き上げられ、締結板部61がバスバー81に締結される。
ここで、参考例に係る端子台について説明する。
なお、上記実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図6は、参考例に係る端子台の正面図である。図7は、図6におけるB−B断面図である。
図6に示すように、参考例に係る端子台11Aでは、組付部23側に、ナット36の外形と同一形状の内形を有するナット収容凹部91を有している。このナット収容凹部91には、上下左右に隙間なくナット36が嵌め込まれている。また、この参考例では、ナット収容凹部91の底部91aに、ボルト75の先端が挿通される円形状の座ぐり孔93が形成されている。
この参考例に係る端子台11Aでは、図7に示すように、端子15の締結板部61とバスバー81との間に隙間Gが形成された状態で締結板部61とバスバー81とを締結させると、端子15やバスバー81に無理な力が作用し、変形が生じたり規定の締結力が得られなくなり、接続信頼性の低下を招くおそれがある。
以上、説明したように、本実施形態に係る端子台11によれば、ハウジング13の組付部23において端子15の接続板部65に端子金具72を接続させるナット52がクリアランスCの分だけ変位可能とされている。したがって、端子15の締結板部61と接続相手のバスバー81との間に隙間Gが形成されていたとしても、接続相手のバスバー81を端子15の締結板部61に締結させることによって端子15が無理なく移動する。したがって、端子15の締結板部61と接続相手のバスバー81とを円滑に締結させて規定の締結力を得ることができ、高い接続信頼性を得ることができる。
また、ナット収容凹部35におけるナット36のかかり代Hが、クリアランスCよりも大きくされている。したがって、端子15の移動時においても、ナット収容凹部35におけるナット36のかかり代を確保することができ、接続相手のバスバー81と良好に締結させることができる。なお、端子15の移動時におけるナット収容凹部35におけるナット36のかかり代としては、かかり代Hの半分程度のかかり代が確保されるのが好ましい。
しかも、ナット収容凹部51の底部51aに形成された座ぐり孔53が、端子15とともに移動するナット52の移動方向に沿う長孔とされている。したがって、ナット52が端子15とともに移動した際に、ナット52に締結されたボルト75を円滑に移動させることができ、接続相手のバスバー81との締結作業を良好に行うことができる。
また、端子の接続板部65と端子挿通孔31との間をシールするシール部材41は、端子15が移動する際に、接続板部65への密着状態が維持される。これにより、締結時に移動する端子15の接続板部65と端子挿通孔31との間の良好なシール状態をシール部材41によって確保することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係る端子台の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 被取付部に取り付けられ、前記被取付部への取付側が組付部(23)とされ、前記被取付部への取付側と反対側が締結部(21)とされたハウジング(13)と、
L字状に屈曲されることにより締結板部(61)と接続板部(65)とが形成され、前記ハウジング(13)における前記締結部(21)と前記組付部(23)とにわたって形成された端子挿通孔(31)に前記接続板部(65)が挿し込まれて装着される端子(15)と、
前記ハウジング(13)の前記締結部(21)における前記締結板部(61)に対向する位置に形成された締結部材収容凹部(ナット収容凹部35)と、
前記締結部材収容凹部(ナット収容凹部35)に収容された締結部材(ナット36)と、
前記ハウジング(13)の前記組付部(23)における前記接続板部(65)に対向する位置に形成された接続部材収容凹部(ナット収容凹部51)と、
前記接続部材収容凹部(ナット収容凹部51)に収容された接続部材(ナット52)と、
を備え、
前記接続部材収容凹部(ナット収容凹部51)には、前記接続部材(ナット52)における前記締結部(21)側にクリアランス(C)が設けられ、前記端子(15)とともに前記接続部材(ナット52)が変位可能とされている、ことを特徴とする端子台。
[2] 前記締結部材収容凹部(ナット収容凹部35)における前記締結部材(ナット36)のかかり代(H)が、前記クリアランス(C)よりも大きくされている、ことを特徴とする[1]に記載の端子台。
[3] 前記接続部材は、ボルト(75)が締結されるナット(52)であり、
前記接続部材収容凹部(ナット収容凹部51)の底部(51a)には、前記ナット(52)にねじ込まれた前記ボルト(75)の端部が挿通される座ぐり孔(53)が形成され、
前記座ぐり孔(53)は、前記端子(15)とともに移動する前記ナット(52)の移動方向に沿う長孔とされている、ことを特徴とする[1]または[2]に記載の端子台。
[4] 前記ハウジング(13)には、前記端子挿通孔(31)に装着されて前記端子(15)の前記接続板部(65)と前記端子挿通孔(31)との間をシールするシール部材(41)が設けられ、
前記端子(15)が移動する際に、前記シール部材(41)の前記接続板部(65)への密着状態が維持される、ことを特徴とする[1]〜[3]のいずれか一つに記載の端子台。
11:端子台
13:ハウジング
15:端子
21:締結部
23:組付部
31:端子挿通孔
35:ナット収容凹部(締結部材収容凹部)
36:ナット(締結部材)
41:シール部材
51:ナット収容凹部(接続部材収容凹部)
52:ナット(接続部材)
53:座ぐり孔
61:締結板部
65:接続板部
C:クリアランス
H:かかり代

Claims (4)

  1. 被取付部に取り付けられ、前記被取付部への取付側が組付部とされ、前記被取付部への取付側と反対側が締結部とされたハウジングと、
    L字状に屈曲されることにより締結板部と接続板部とが形成され、前記ハウジングにおける前記締結部と前記組付部とにわたって形成された端子挿通孔に前記接続板部が挿し込まれて装着される端子と、
    前記ハウジングの前記締結部における前記締結板部に対向する位置に形成された締結部材収容凹部と、
    前記締結部材収容凹部に収容された締結部材と、
    前記ハウジングの前記組付部における前記接続板部に対向する位置に形成された接続部材収容凹部と、
    前記接続部材収容凹部に収容された接続部材と、
    を備え、
    前記接続部材収容凹部には、前記接続部材における前記締結部側にクリアランスが設けられ、前記端子とともに前記接続部材が変位可能とされている、
    ことを特徴とする端子台。
  2. 前記締結部材収容凹部における前記締結部材のかかり代が、前記クリアランスよりも大きくされている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子台。
  3. 前記接続部材は、ボルトが締結されるナットであり、
    前記接続部材収容凹部の底部には、前記ナットにねじ込まれた前記ボルトの端部が挿通される座ぐり孔が形成され、
    前記座ぐり孔は、前記端子とともに移動する前記ナットの移動方向に沿う長孔とされている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子台。
  4. 前記ハウジングには、前記端子挿通孔に装着されて前記端子の前記接続板部と前記端子挿通孔との間をシールするシール部材が設けられ、
    前記端子が移動する際に、前記シール部材の前記接続板部への密着状態が維持される、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の端子台。
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