JP2021151971A - 毛髪化粧料組成物 - Google Patents

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Keigo Kurokawa
圭吾 黒川
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Abstract

【課題】保存前の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調に対して、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調の変化を抑えることができる毛髪化粧料組成物を提供する。【解決手段】本発明の毛髪化粧料組成物は、黒米抽出物(成分A)と、HC青2(成分B1)と、HC黄2、塩基性黄87、及び塩基性黄57からなる群より選ばれる染料(成分B2)と、塩基性青124、及び塩基性青75からなる群より選ばれる染料(成分B3)と、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性茶16、及び塩基性茶17からなる群より選ばれる染料(成分B4)とを含む。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪を染色するために用いられる毛髪化粧料組成物に関する。
毛髪を染色するために、塩基性染料やニトロ染料(HC染料)を含む毛髪化粧料組成物が用いられている。毛髪化粧料組成物は、洗髪と同時に毛髪を染色できるカラーシャンプー、及び洗髪後の毛髪に毛髪化粧料組成物を塗布して毛髪を染色できるカラートリートメント(一般に、カラーリンス又はカラーコンディショナーと称されることもある)等の形態として用いられることがある。
下記の特許文献1には、(A)特定の液状のエステル油と、(B)特定の構造を有するアルキルアミドアミン又はその塩と、(C)HC染料と、(D)水とを含む染毛剤組成物が開示されている。また、特許文献1の実施例19には、黒米エキスを含む染毛剤組成物が記載されている。
下記の特許文献2には、(A)特定の構造を有する染料と、(B)塩基性茶16又は塩基性茶17と、(C)HC黄4又はHC黄2と、(D)HC青2とを含む染毛料組成物が開示されている。
下記の特許文献3には、(A)塩基性青75と、(B)塩基性茶16又は塩基性茶17と、(C)HC青2と、(D)HC黄4とを含み、pHが4〜6である染毛料組成物が開示されている。
特開2014−101290号公報 特開2017−61451号公報 特開2014−101292号公報
特許文献1〜3に記載のような塩基性染料及びニトロ染料(HC染料)を含む従来の毛髪化粧料組成物では、該毛髪化粧料組成物の保存中に、塩基性染料及びニトロ染料の化学構造が変化することがある。染料の化学構造が変化すると、染色力が変化する。染料の中でも、HC青2は、保存中に化学構造が変化しやすく、また、変化の程度も大きい。このため、HC青2を含む毛髪化粧料組成物を用いて毛髪を染色した場合には、毛髪を所望の色調に染色できないことがある。
特許文献1〜3には、毛髪化粧料組成物の保存中に、染料の化学構造が変化することについては何ら記載されていない。特許文献2,3には、変色抑制について記載されているものの、特許文献2,3における変色とは、毛髪化粧料組成物の保存中に、該毛髪化粧料組成物の染色力が変化することを意味しているのではない(特許文献2の段落[0076]、特許文献3の段落[0007])。
なお、HC青2の化学構造の変化をある程度抑制することができたとしても、色調は、毛髪化粧料組成物に含まれる染料全体の色彩バランスによって決まるため、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調に差異が生じることがある。
また、毛髪化粧料組成物を比較的高い温度(例えば30℃以上)で保存した場合には、染料の化学構造の変化が生じやすい。このため、比較的高い温度で保存された毛髪化粧料組成物を用いて毛髪を染色した場合に、毛髪を所望の色調に染色することがより一層困難なことがある。
本発明の目的は、保存前の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調に対して、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調の変化を抑えることができる毛髪化粧料組成物を提供することである。
本発明は、下記成分(A)と、下記成分(B1)と、下記成分(B2)と、下記成分(B3)と、下記成分(B4)とを含む、毛髪化粧料組成物を提供する。
成分(A):黒米抽出物
成分(B1):HC青2
成分(B2):HC黄2、塩基性黄87、及び塩基性黄57からなる群より選ばれる染料
成分(B3):塩基性青124、及び塩基性青75からなる群より選ばれる染料
成分(B4):塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性茶16、及び塩基性茶17からなる群より選ばれる染料
本発明の毛髪化粧料組成物では、前記成分(B1)の含有量が、0.1質量%以上、1.5質量%以下であり、前記成分(B2)の含有量が、0.01質量%以上、0.6質量%以下であり、前記成分(B3)の含有量が、0.005質量%以上、0.5質量%以下であり、前記成分(B4)の含有量が、0.01質量%以上、1.0質量%以下であることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物では、前記成分(A)の含有量が、0.13質量%以上であることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物は、下記成分(C)を含むことが好ましい。
成分(C):尿素、アミノ変性シリコーン、及びアミノ基を有するカチオン化ポリマーからなる群より選ばれる成分
本発明の毛髪化粧料組成物は、特定の成分(A)と、特定の成分(B1)〜(B4)とを含むので、保存前の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調に対して、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調の変化を抑えることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の毛髪化粧料組成物は、黒米抽出物を含む。本発明の毛髪化粧料組成物は、HC青2と、HC黄2、塩基性黄87、及び塩基性黄57からなる群より選ばれる染料と、塩基性青124、及び塩基性青75からなる群より選ばれる染料と、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性茶16、及び塩基性茶17からなる群より選ばれる染料とを含む。
本明細書においては、上記「黒米抽出物」を「成分(A)」と記載することがある。
本明細書においては、上記「HC青2」を「成分(B1)」と記載することがある。
本明細書においては、上記「HC黄2、塩基性黄87、及び塩基性黄57からなる群より選ばれる染料」を「成分(B2)」と記載することがある。
本明細書においては、上記「塩基性青124、及び塩基性青75からなる群より選ばれる染料」を「成分(B3)」と記載することがある。
本明細書においては、上記「塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性茶16、及び塩基性茶17からなる群より選ばれる染料」を「成分(B4)」と記載することがある。
本明細書においては、「成分(B1)、成分(B2)、成分(B3)及び成分(B4)のみを含む染料」を「成分(B)」と記載することがある。
本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(A)と、成分(B1)と、成分(B2)と、成分(B3)と、成分(B4)とを含む。本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(A)を含み、かつ、成分(B)として、成分(B1)と、成分(B2)と、成分(B3)と、成分(B4)とを含む。
本発明の毛髪化粧料組成物では、上記の構成が備えられているので、保存前の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調に対して、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調の変化を抑えることができる。本発明の毛髪化粧料組成物では、保存前の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調と、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調とを比較した場合に、色調の差異をかなり小さくすることができる。
本発明では、成分(B1)を含む毛髪化粧料組成物において、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調の差異を効果的に小さくすることができる。
本発明の毛髪化粧料組成物では、保存前の毛髪化粧料組成物を用いて毛髪を染色した場合に、所望の色調に染色可能なように設計されているので、毛髪を所望の色調に染色することができる。また、本発明の毛髪化粧料組成物では、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて毛髪を染色した場合でも、毛髪を所望の色調に染色することができる。
本発明の毛髪化粧料組成物は、尿素、アミノ変性シリコーン、及びアミノ基を有するカチオン化ポリマーからなる群より選ばれる成分を含んでいてもよい。
本明細書においては、上記「尿素、アミノ変性シリコーン、及びアミノ基を有するカチオン化ポリマーからなる群より選ばれる成分」を「成分(C)」と称する場合がある。
上記のように、本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(A)と成分(B1)と成分(B2)と成分(B3)と成分(B4)とを少なくとも含む。本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(A)と成分(B)とを少なくとも含む。本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(C)を含んでいてもよい。
本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(A),成分(B),成分(C)以外の他の成分を含んでいてもよい。
上記の成分、例えば、成分(A)、成分(B1)、成分(B2)、成分(B3)、成分(B4)、成分(C)や他の成分は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
なお、本明細書において、「成分(A)の含有量」とは、「本発明の毛髪化粧料組成物中の全ての成分(A)の含有量の合計」を意味する。また、「成分(B1)の含有量」とは、「本発明の毛髪化粧料組成物中の全ての成分(B1)の含有量の合計」を意味する。また、「成分(B2)の含有量」とは、「本発明の毛髪化粧料組成物中の全ての成分(B2)の含有量の合計」を意味する。また、「成分(B3)の含有量」とは、「本発明の毛髪化粧料組成物中の全ての成分(B3)の含有量の合計」を意味する。また、「成分(B4)の含有量」とは、「本発明の毛髪化粧料組成物中の全ての成分(B4)の含有量の合計」を意味する。また、「成分(B)の含有量」とは、「成分(B1)の含有量と成分(B2)の含有量と成分(B3)の含有量と成分(B4)の含有量との合計」を意味する。また、「成分(C)の含有量」とは、「本発明の毛髪化粧料組成物中の全ての成分(C)の含有量の合計」を意味する。
以下、本発明の毛髪化粧料組成物に用いられる各成分の詳細を説明する。
(成分(A))
成分(A)は、黒米抽出物である。成分(A)は、黒米から抽出される成分である。成分(A)は、例えば、黒米を含水エタノールにより抽出し、乾燥させることで得ることができる。すなわち、成分(A)としては、黒米の含水エタノール抽出物が挙げられる。成分(A)により、保存中の成分(B1)の化学構造の変化が効果的に抑えられ、その結果、成分(B1)の退色が効果的に抑えられる。
成分(A)を含む市販品としては、商品名「黒米エキス−P」、商品名「黒米エキス−PC」(いずれも、オリザ油化社製)等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、成分(A)の含有量は、好ましくは0.13質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下、さらに好ましくは0.6質量%以下である。成分(A)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、保存中の成分(B1)の化学構造の変化がより一層効果的に抑えられ、その結果、成分(B1)の退色がより一層効果的に抑えられる。
成分(B1)の含有量に対する、成分(A)の含有量の質量比(成分(A)の含有量/成分(B1)の含有量)は、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.17以上、好ましくは1.0以下、より好ましくは0.7以下である。上記質量比(成分(A)の含有量/成分(B1)の含有量)が上記下限以上及び上記上限以下であると、保存中の成分(B1)の化学構造の変化がより一層効果的に抑えられ、その結果、成分(B1)の退色がより一層効果的に抑えられる。
(成分(B))
本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(B)として、成分(B1)と成分(B2)と成分(B3)と成分(B4)とを含む。成分(B1)は、HC青2である。成分(B2)は、HC黄2、塩基性黄87、及び塩基性黄57からなる群より選ばれる染料(少なくとも1の染料である)。成分(B3)は、塩基性青124、及び塩基性青75からなる群より選ばれる染料(少なくとも1の染料である)。成分(B4)は、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性茶16、及び塩基性茶17からなる群より選ばれる染料(少なくとも1の染料である)である。成分(B1)、成分(B2)、成分(B3)及び成分(B4)はそれぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(B)により、毛髪を良好に染色することができ、特に、白髪を良好に染色することができる。本発明では、成分(A)及び成分(B1)に、成分(B2),(B3),(B4)が組み合わせられているので、毛髪化粧料組成物の保存中に、色彩バランスが崩れにくい。すなわち、保存前の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調に対して、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調の変化を抑えることができる。毛髪の色調の変化は、単に個々の染料の染色性の変化の大小だけでなく、毛髪化粧料組成物に含まれる主たる染料の染色性の変化度合のバランスが大きく影響する。本発明では、成分(A)により成分(B1)の保存中の染色性の低下が抑制されるだけでなく、その際の成分(B1)の染色性の変化度合とつり合いのとれるように、特定の成分(B2),(B3),(B4)が組み合わせて用いられているので、毛髪化粧料組成物全体としての染色性の変化度合のバランスがとれる。このため、本発明では、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調の変化が抑えられる。
成分(B4)は、塩基性赤76、塩基性茶16、及び塩基性茶17からなる群より選ばれる染料(少なくとも1の染料である)であることが好ましい。この場合には、色彩バランスがより一層崩れにくくなり、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調の差異を効果的に小さくすることができる。
成分(B)の含有量に対する、HC青2の含有量とHC黄2の含有量との合計の質量割合[(HC青2+HC黄2)/成分(B)]は、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.2以上、好ましくは0.96以下、より好ましくは0.9以下である。上記質量割合が上記下限以上及び上記上限以下であると、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調の差異を効果的に小さくすることができる。
本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、成分(B1)の含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.2質量%以下である。成分(B1)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、保存中の成分(B1)の構造変化がより一層効果的に抑えられ、その結果、成分(B1)の退色をより一層効果的に抑えることができる。また、毛髪を良好に染色することができ、特に、白髪を良好に染色することができる。
本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、成分(B2)の含有量は、0.01質量%以上、より好ましくは0.02質量%以上、好ましくは0.6質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下である。成分(B2)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、毛髪を良好に染色することができ、特に、白髪を良好に染色することができる。
本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、成分(B3)の含有量は、好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、好ましくは0.5質量%以下、より好ましくは0.3質量%以下である。成分(B3)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、毛髪を良好に染色することができ、特に、白髪を良好に染色することができる。
本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、成分(B4)の含有量は、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上、好ましくは1.0質量%以下、より好ましくは0.7質量%以下である。成分(B4)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、毛髪を良好に染色することができ、特に、白髪を良好に染色することができる。
(成分(C))
成分(C)は、尿素、アミノ変性シリコーン、及びアミノ基を有するカチオン化ポリマーからなる群より選ばれる成分(少なくとも1の成分)である。成分(C)を用いることにより、毛髪化粧料組成物の毛髪への浸透促進効果を高めることができる。成分(C)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記アミノ変性シリコーンとしては、アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、及びアミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体等が挙げられる。
上記アミノ変性シリコーンのアミノ基の含有率は、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、好ましくは0.3質量%以下、より好ましくは0.2質量%以下である。上記アミノ基の含有率が上記下限以上及び上記上限以下であると、毛髪化粧料組成物の毛髪への浸透促進効果をより一層高めることができる。
上記アミノ基を有するカチオン化ポリマーとしては、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース等の第4級窒素含有セルロースエーテル誘導体;塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム等の第4級窒素含有グァーガム誘導体;カチオン性澱粉、ジアリル第4級アンモニウム塩重合物、ジアリル第4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物、第4級化ポリビニルピロリドン誘導体、ポリグリコールポリアミン縮合物、アジピン酸・ジメチルアミノヒドロキシプロピルエチレントリアミン共重合物、及びカチオン化デキストラン等が挙げられる。
毛髪化粧料組成物の毛髪への浸透促進効果をより一層高める観点からは、上記アミノ基を有するカチオン化ポリマーは、ポリクオタニウム−67であることが好ましい。上記ポリクオタニウム−67は、ヒドロキシエチルセルロースにトリメチルアンモニウム置換エポキシド及びラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドを付加反応させて得られる4級アンモニウム塩の重合体であり、カチオン化ヒドロキシエチルセルロース誘導体である。
本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、成分(C)の含有量は、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下である。成分(C)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、毛髪化粧料組成物の毛髪への浸透促進効果をより一層高め、染色性をより良好にすることができる。
(他の成分)
本発明の毛髪化粧料組成物は、上述した成分(A)及び成分(B)の双方とは異なる他の成分を含んでいてもよい。上記他の成分としては、脂肪酸アミド、成分(B)とは異なる染料、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、成分(C)とは異なるシリコーン油、多価アルコール、高級アルコール、低級アルコール、炭化水素油、エステル油、清涼剤、pH調整剤、防腐剤、抗酸化剤、金属封鎖剤、ビタミン類、動物抽出エキス、成分(A)とは異なる植物抽出物、パール化剤、着色剤、及び香料等が挙げられる。上記他の成分は、それぞれ1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
<脂肪酸アミド>
本発明の毛髪化粧料組成物は、脂肪酸アミドを含むことが好ましい。上記脂肪酸アミドを含むことにより、酸化染毛剤によるダメージ部分が良好に補修され、毛髪全体をムラなく、良好に染色することができる。また、ダメージ部分では、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調の変化が特に生じやすいことから、ダメージ部分を補修することにより、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調の差異をより一層効果的に小さくすることができる。
上記脂肪酸アミドとしては、例えば、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、アラキジン酸アミド、ベヘニン酸アミド、及びパルミトレイン酸アミド等が挙げられる。
上記脂肪酸アミドは、炭素数が16〜24である脂肪酸アミドであることが好ましく、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、又はベヘニン酸アミドであることがより好ましく、ステアリン酸アミド、又はベヘニン酸アミドであることが更に好ましく、ベヘニン酸アミドであることが特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記脂肪酸アミドを含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記脂肪酸アミドの含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。上記脂肪酸アミドの含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、酸化染毛剤によるダメージ部分がより一層良好に補修され、毛髪全体をムラなく、良好に染色することができる。また、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調の差異をより一層効果的に小さくすることができる。
<成分(B)とは異なる染料>
本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(B)とは異なる染料(以下、染料(X)と記載することがある)を含んでいてもよい。染料(X)は、成分(B1)、成分(B2)、成分(B3)及び成分(B4)の4種の成分とは異なる染料である。成分(A)と成分(B)と染料(X)とを含む本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(A)及び成分(B)の内の少なくとも一方を含まず、かつ染料(X)を含む毛髪化粧料組成物と比べて、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調の差異を小さくすることができる。
上記染料(X)としては、塩基性青9、塩基性青77、塩基性青99、塩基性紫2、塩基性紫16、HC青14、HC青16、HC青17、塩基性赤2、塩基性黄11、HC青11、HC青12、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤10、HC赤11、HC赤13、HC黄12、HC黄13、HC橙2、HC Violet BS、HC紫1、HC紫2、HC赤15、HC橙3、塩基性橙31、HC黄7、HC茶1、及び塩基性赤118等が挙げられる。
染料全体の含有量(成分(B)の含有量と染料(X)の含有量との合計)に対する、染料(X)の含有量の質量割合[染料(X)/{成分(B)+染料(X)}]は、好ましくは0.4以下、より好ましくは0.2以下、さらに好ましくは0.1以下であり、最も好ましくは、0である。すなわち、本発明の毛髪化粧料組成物は、染料として、成分(B)のみを含む(染料(X)を含まない)ことが最も好ましい。なお、上記質量割合は、0.05以上であってもよく、0.1以上であってもよい。
<アニオン界面活性剤>
本発明の毛髪化粧料組成物は、アニオン界面活性剤を含んでいてもよい。本発明の毛髪化粧料組成物がアニオン界面活性剤を含むと、洗浄効果を付与することができる。
上記アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、及びセチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、及びポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウム等のα−オレフィンスルホン酸塩;ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム等のN−アシルメチルタウリン塩;スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、及びスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸アルキル塩;スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸ポリオキシエチレンアルキル塩;ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ナトリウム、及びセチルリン酸ジエタノールアミン等のモノアルキルリン酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、及びポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ミリストイルサルコシンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン塩;ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム等のN−アシル−N−メチル−β−アラニン塩;ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、及びヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン等のN−アシルグルタミン酸塩;ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、及びヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム等のN−アシルグリシン塩;ラウリルグリコール酢酸ナトリウム(ドデカン−1,2−ジオール酢酸ナトリウム)、ラウリルグリコール酢酸カリウム、ミリスチルグリコール酢酸ナトリウム、ミリスチルグリコール酢酸カリウム、パルミチルグリコール酢酸ナトリウム、パルミチルグリコール酢酸カリウム、ステアリルグリコール酢酸ナトリウム、ステアリルグリコール酢酸カリウム、ベヘニルグリコール酢酸ナトリウム、及びベヘニルグリコール酢酸カリウム等のアルキルエーテルグリコール酢酸塩等が挙げられる。
染毛力の低下を抑える観点からは、上記アニオン界面活性剤は、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、又はN−アシルグルタミン酸塩であることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記アニオン界面活性剤を含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記アニオン界面活性剤の含有量は、好ましくは0.5質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは2.0質量%以下である。上記アニオン界面活性剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、染毛力の低下を効果的に抑えつつ、洗浄性を高めることができる。
<カチオン界面活性剤>
本発明の毛髪化粧料組成物は、カチオン界面活性剤を含んでいてもよい。本発明の毛髪化粧料組成物がカチオン界面活性剤を含むと、毛髪に良好な風合い付与することができる。
上記カチオン界面活性剤としては、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩、アルキルアミン、及び脂肪酸アミドアミン等が挙げられる。
上記モノアルキル型4級アンモニウム塩としては、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ミリスチルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベへニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、塩化アルキル(20〜22)トリメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム、及び塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチルアンモニウム等が挙げられる。
上記脂肪酸アミドアミンとしては、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、及びベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド等が挙げられる。
上記脂肪酸アミドアミンは、有機酸又は無機酸により中和されていることが好ましい。上記脂肪酸アミドアミンは脂肪酸アミドアミン塩であることが好ましい。上記有機酸としては、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、及び酢酸等が挙げられる。上記無機酸としては、リン酸、塩酸、及び硫酸等が挙げられる。上記脂肪酸アミドアミンは、乳酸により中和されていることがより好ましい。なお、上記有機酸及び上記無機酸の配合量は、上記脂肪酸アミドアミンを中和できれば特に限定されない。
毛髪の風合いをより一層良好にするからは、上記カチオン界面活性剤は、上記モノアルキル型4級アンモニウム塩、又は上記脂肪酸アミドアミンであることが好ましく、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベへニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、塩化アルキル(20〜22)トリメチルアンモニウム、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、又はベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミドであることがより好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記カチオン界面活性剤を含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記カチオン界面活性剤の含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。上記カチオン界面活性剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、毛髪の風合いをより一層良好にすることができる。
<両性界面活性剤>
本発明の毛髪化粧料組成物は、両性界面活性剤を含んでいてもよい。本発明の毛髪化粧料組成物が両性界面活性剤を含むと、洗浄効果を付与することができる。
上記両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、及びヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等のアルキルアミドベタイン型両性界面活性剤;アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、及びN−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、及びアルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びアルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤;アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリニウム型両性界面活性剤;N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−プロピルスルホン酸塩;N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−(2−ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩;N−脂肪酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−(2−ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩等が挙げられる。
洗浄性をより一層高める観点からは、上記両性界面活性剤は、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤であることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記両性界面活性剤を含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記両性界面活性剤の含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは5.0質量%以上、好ましくは20.0質量%以下、より好ましくは15.0質量%以下である。上記両性界面活性剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、染毛力の低下を効果的に抑えつつ、洗浄性を高めることができる。
<ノニオン界面活性剤>
本発明の毛髪化粧料組成物は、ノニオン界面活性剤を含んでいてもよい。本発明の毛髪化粧料組成物がノニオン界面活性剤を含むと、染毛力の低下を抑えつつ洗浄性を高めることができる。
上記ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン(硬化)ヒマシ油、及び脂肪酸アルキロールアミド等が挙げられる。
染毛力の低下をより一層抑える観点からは、上記ノニオン界面活性剤は、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、又は脂肪酸アルキロールアミドであることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記ノニオン界面活性剤を含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記ノニオン界面活性剤の含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、好ましくは7.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。上記ノニオン界面活性剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、毛髪化粧料組成物の粘性をより一層良好にできる。
<成分(C)とは異なるシリコーン油>
本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(C)とは異なるシリコーン油を含んでいてもよい。本発明の毛髪化粧料組成物が成分(C)とは異なるシリコーン油を含むと、水洗時のきしみ感を効果的に抑えることができる。
上記シリコーン油としては、メチルポリシロキサン、平均重合度が650〜7000である高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、及びジメチコノール等の鎖状シリコーン;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、及びドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン;カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、及びアルキル変性シリコーン等の変性シリコーン等が挙げられる。
水洗時のきしみ感をより一層効果的に抑える観点からは、上記シリコーン油は、鎖状シリコーンであることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記シリコーン油を含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記成分(C)とは異なるシリコーン油の含有量は、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。上記成分(C)とは異なるシリコーン油の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、水洗時のきしみ感をより一層効果的に抑えることができる。
<多価アルコール>
上記多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、濃グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、グルコース、マルトース、マルチトール、スクロース、マンニトール、ソルビトール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、及び1,2−オクタンジオール等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記多価アルコールを含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記多価アルコールの含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。
<高級アルコール>
上記高級アルコールとしては、炭素数16〜22のアルコールが挙げられる。上記炭素数16〜22のアルコールとしては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、オレイルアルコール、及びベヘニルアルコール等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記高級アルコールを含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記高級アルコールの含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは3.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは8.0質量%以下である。
<低級アルコール>
上記低級アルコールとしては、エタノール等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記低級アルコールを含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記低級アルコールの含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは20.0質量%以下、より好ましくは10.0質量%以下である。
<炭化水素油>
上記炭化水素油としては、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、流動イソパラフィン、及び流動パラフィン等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記炭化水素油を含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記炭化水素油の含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。
<エステル油>
上記エステル油は、脂肪酸部分の炭素数が12以下であるエステル油であることが好ましい。上記脂肪酸部分の炭素数が12以下である上記エステル油としては、カプリン酸グリセリル等のカプリン酸エステル、カプリル酸グリセリル等のカプリル酸エステル、2−エチルヘキサン酸セチル、及びイソノナン酸イソノニル等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料組成物が上記エステル油を含む場合に、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記エステル油の含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。上記エステル油の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、染毛力を高めることができる。
<清涼剤>
上記清涼剤としては、l−メントール、1,8−シネオール、及びカンファ等が挙げられる。
<防腐剤>
上記防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、イソプロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、及びフェノキシエタノール等が挙げられる。
<水>
本発明の毛髪化粧料組成物は、水を含むことが好ましい。上記水は精製水であることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物中の水の含有量は、他の成分の含有量によって適宜調整することができる。本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、水の含有量は、好ましくは50.0質量%以上、より好ましくは60.0質量%以上、好ましくは90.0質量%以下、より好ましくは80.0質量%以下である。
(毛髪化粧料組成物の他の詳細)
本発明の毛髪化粧料組成物の性状は、特に限定されない。本発明の毛髪化粧料組成物の性状は、液状であってもよく、ジェル状であってもよく、クリーム状であってもよく、グリース状であってもよく、ワックス状であってもよい。本発明の効果をより一層効果的に発揮する観点からは、本発明の毛髪化粧料組成物の性状は、ジェル状又はクリーム状であることが好ましく、クリーム状であることがより好ましい。本発明の毛髪化粧料組成物は、ジェル状毛髪化粧料組成物又はクリーム状毛髪化粧料組成物であることが好ましく、クリーム状毛髪化粧料組成物であることがより好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物は、毛髪を良好に染色することができるので、染毛料組成物であることが好ましい。また、本発明の毛髪化粧料組成物は、カラーシャンプー、カラートリートメント、又はヘアマニキュアであることが好ましく、カラーシャンプー、又はカラートリートメントであることがより好ましい。なお、カラートリートメントは、一般に、カラーリンス又はカラーコンディショナーと称されることもある。
本発明の毛髪化粧料組成物は、白髪を染色するために用いられることが好ましい。
<カラーシャンプー>
カラーシャンプーは、洗髪時に毛髪に塗布して用いられる。該カラーシャンプーを毛髪に塗布し、洗髪し、該カラーシャンプーを洗い流すことにより、洗髪と同時に毛髪を染色することができる。
本発明の毛髪化粧料組成物がカラーシャンプーである場合、洗浄性を高める観点から、本発明の毛髪化粧料組成物は、上記アニオン界面活性剤、上記カチオン界面活性剤、上記両性界面活性剤、及び上記ノニオン界面活性剤からなる群より選ばれた界面活性剤(少なくとも1の界面活性剤)を含むことが好ましく、上記両性界面活性剤、及び上記ノニオン界面活性剤からなる群より選ばれた界面活性剤(少なくとも1の界面活性剤)を含むことがより好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物がカラーシャンプーである場合、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記界面活性剤の含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは5.0質量%以上、好ましくは25.0質量%以下、より好ましくは20.0質量%以下である。上記界面活性剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、染毛力の低下を効果的に抑えつつ、洗浄性を高めることができる。上記界面活性剤の含有量は、本発明の毛髪化粧料組成物中の全ての上記界面活性剤の含有量の合計である。
<カラートリートメント及びヘアマニキュア>
カラートリートメントは、シャンプー等により洗髪した毛髪に塗布して用いられる。例えば、洗髪後の毛髪にカラートリートメントを塗布して3分〜20分間保持した後、該カラートリートメントを洗い流すことにより毛髪を染色することができる。
ヘアマニキュアは、乾いた毛髪に塗布して用いられる。例えば、乾いた毛髪にヘアマニキュアを塗布して5分〜30分間保持した後、該ヘアマニキュアを洗い流すことにより毛髪を染色することができる。
本発明の毛髪化粧料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、水洗時のきしみ感を効果的に抑える観点から、本発明の毛髪化粧料組成物は、成分(C)、上記カチオン界面活性剤、及び上記成分(C)とは異なるシリコーン油からなる群より選ばれた成分(少なくとも1の成分)を含むことが好ましい。上記成分は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
本発明の毛髪化粧料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、成分(C)、上記カチオン界面活性剤、及び上記成分(C)とは異なるシリコーン油の含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。上記成分の含有量が上記下限以上であると、水洗時のきしみ感をより一層効果的に抑えることができる。なお、上記成分の含有量が10.0質量%を超えると、10.0質量%以下である場合と比べて、該毛髪化粧料組成物が連続して使用される場合に、上記成分が毛髪上に蓄積されて、ごわつきが生じることがある。成分(C)、上記カチオン界面活性剤、及び上記成分(C)とは異なるシリコーン油の含有量は、本発明の毛髪化粧料組成物中の全ての成分(C)、上記カチオン界面活性剤、及び上記成分(C)とは異なるシリコーン油の含有量の合計量である。
本発明の毛髪化粧料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、染料の溶解性を高める観点からは、本発明の毛髪化粧料組成物は、上記多価アルコールを含むことが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、保存安定性を高める観点からは、本発明の毛髪化粧料組成物は、上記高級アルコールを含むことが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、塗布性を高める観点からは、本発明の毛髪化粧料組成物は、上記炭化水素油を含むことが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物のpHは、好ましくは3.5以上、より好ましくは4.5以上、好ましくは8.0以下、より好ましくは6.5以下である。上記pHが上記下限以上及び上記上限以下であると、コンディショニング性をより一層良好にすることができ、かつ染毛力をより一層高めることができる。なお、本発明の毛髪化粧料組成物がカラーシャンプーである場合には、pHは5.0以上、6.5以下であることが好ましく、カラートリートメント又はヘアマニキュアである場合には、pHは3.5以上、6.5以下であることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料組成物の製造方法として、公知の毛髪化粧料組成物の製造方法を採用することができる。本発明の毛髪化粧料組成物の製造方法としては、各成分をパドルミキサー等で撹拌して均一化する方法等が挙げられる。
また、本発明の毛髪化粧料組成物がカラーシャンプーである場合、例えば、以下のようにして、該カラーシャンプーを製造することができる。
水性成分を常温(15℃〜25℃)で混合した後、必要に応じて界面活性剤を添加して混合し、第1の混合液を得る。油性成分を70℃〜80℃で混合し、第2の混合液を得る。第1の混合液に、第2の混合液を徐々に添加しながら、パドルミキサー等で撹拌して乳化を行った後、常温まで冷却してカラーシャンプーを得る。成分(A)、成分(B)、pH調整剤などは適宜配合することができる。
また、本発明の毛髪化粧料組成物がカラートリートメントである場合、例えば、以下のようにして、該カラートリートメントを製造することができる。
水性成分を70℃〜90℃で混合し、第1の混合液を得る。油性成分を70℃〜90℃で混合し、第2の混合液を得る。第1の混合液及び第2の混合液の液温を70℃〜90℃に保ったまま、第1の混合液に、第2の混合液を徐々に添加しながら、パドルミキサー等で撹拌して乳化を行った後、20℃〜40℃に冷却してカラートリートメントを得る。成分(A)、成分(B)、pH調整剤などは適宜配合することができる。
本発明の成分(A)である黒米抽出物には、抗酸化作用があるアントシアニンが含まれる。本発明者は、成分(A)が、成分(B1)の化学構造の変化を効果的に抑えることを見出した。しかしながら、成分(A)による成分(B1)の化学構造の変化の抑制効果は、完全ではないと考えられる。そのため、成分(A)と成分(B1)とを単に配合しただけでは、保存前後の毛髪化粧料組成物で染色した毛髪の色調に差異が生じることがある。なお、色調は、1種類の染料の性能によって決定されるものではなく、含まれる染料全体の色彩バランスによって決定される。本発明では、成分(A)と成分(B1)とに加えて、成分(B2)と成分(B3)と成分(B4)とが、配合されているので、色彩バランスが崩れにくい。そのため、本発明では、保存前の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調と、保存後の毛髪化粧料組成物を用いて染色した毛髪の色調とを比較した場合に、色調の差異を小さくすることができる。
以下、本発明について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されない。
実施例及び比較例で用いたビスセテアリルアモジメチコン及びポリクオタニウム−67は下記の通りである。
ビスセテアリルアモジメチコン:商品名「SILSOFT AX」、MOMENTIVE社製
ポリクオタニウム−67:商品名「SoftCAT Polymer SL−30」、ダウ・ケミカル社製
(実施例1〜4及び比較例1〜6)
下記の表1に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、毛髪化粧料組成物を調製した。表中の配合量(毛髪化粧料組成物100質量%中の配合量)は、純分量(単位:質量%)で示した。
実施例1〜4で得られた毛髪化粧料組成物の性状はいずれもクリーム状であった。
(評価)
得られた毛髪化粧料組成物について、以下の評価を行った。評価結果は表1中に示した。
(試験例1:pH)
pHメーター(堀場製作所社製「F−74」)を用いて、得られた毛髪化粧料組成物のpHを測定した。
(試験例2:保存安定性:毛束の色調変化)
<評価用毛束の作製>
得られた毛髪化粧料組成物1gをヤク毛毛束(スタッフス社製、長さ10cm、重さ1g)にハケを用いて塗布した。上記毛髪化粧料組成物がヤク毛毛束に塗布された状態で10分間放置した。放置後、ヤク毛毛束から、上記毛髪化粧料組成物を洗い流した。このようにして、ヤク毛毛束を染色した評価用毛束(保存前)を得た。
チューブ容器に、得られた毛髪化粧料組成物を約30g収容し、40℃で2週間保存した。保存後の毛髪化粧料組成物1gをヤク毛毛束(スタッフス社製、長さ10cm、重さ1g)にハケを用いて塗布した。上記毛髪化粧料組成物がヤク毛毛束に塗布された状態で10分間放置した。放置後、ヤク毛毛束から、上記毛髪化粧料組成物を洗い流した。このようにして、ヤク毛毛束を染色した評価用毛束(保存後)を得た。
<目視評価>
専門パネル5名が、評価用毛束(保存前)の色調と評価用毛束(保存後)の色調とを目視にて比較した。
<保存安定性(目視)の評価基準>
○○(かなり良好):評価用毛束(保存前)の色調と評価用毛束(保存後)の色調との差がほとんどない
○(良好):評価用毛束(保存前)の色調と評価用毛束(保存後)の色調との差が小さい(離間比較した場合には、差がわからない程度である)
×(不良):評価用毛束(保存前)の色調と評価用毛束(保存後)の色調との差が大きい(離間比較した場合にも、差が明らかにわかる程度である)
<ΔE*abの評価>
分光測色計(ミノルタ社製、CM3610d型)を用いて、評価用毛束(保存前)及び評価用毛束(保存後)のL*a*b*表色系のL*値、a*値、b*値を測定し、これらの測定値からΔE*abを求めた。
組成及び結果を下記の表1に示す。
Figure 2021151971
以下に、本発明の毛髪化粧料組成物の処方例を示す。
(処方例1)カラーリンス(クリーム)
ベーシックブルー124 0.025質量%
塩基性茶16 0.4質量%
HC黄2 0.03質量%
HC青2 0. 8質量%
黒米抽出物 0.3質量%
ステアリルアルコール 7.0質量%
ポリオキシエチレンセチルエーテル(5E.O.) 0.5質量%
ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.) 2.0質量%
モノステアリン酸グリセリル 1.5質量%
パラフィン 5.0質量%
流動パラフィン 2.0質量%
ジプロピレングリコール 5.0質量%
2−エチルヘキサン酸セチル 2.0質量%
ポリクオタニウム−67 0.3質量%
メチルポリシロキサン 2.0質量%
クエン酸 適量(pH5に調整)
メチルパラベン 0.3質量%
水溶性コラーゲン液(3) 0.1質量%
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液 0.1質量%
海藻エキス(1) 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例2)カラーリンス(乳液)
ベーシックブルー124 0.04質量%
塩基性青75 0.005質量%
塩基性茶17 0.1質量%
塩基性赤76 0.25質量%
塩基性黄57 0.4質量%
HC黄2 0.02質量%
HC青2 0.6質量%
黒米抽出物 0.25質量%
セタノール 3.5質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.7質量%
モノステアリン酸ソルビタン 2.0質量%
流動パラフィン 3.0質量%
スクワラン 1.0質量%
濃グリセリン 2.0質量%
カプリン酸グリセリル 2.0質量%
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液 1.0質量%
ビスセテアリルアモジメチコン 0.9質量%
乳酸 適量(pH5.5に調整)
安息香酸ナトリウム 0.5質量%
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.2質量%
シリカ 0.1質量%
海藻エキス(1) 0.1質量%
尿素 0.1質量%
l−メントール 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例3)ヘアマニキュア(ジェル)
ベーシックブルー124 0.04質量%
塩基性茶16 0.3質量%
塩基性黄87 0.1質量%
HC青2 1.0質量%
塩基性赤51 0.03質量%
HC青16 0.3質量%
黒米抽出物 0.6質量%
ヒドロキシエチルセルロース 2.5質量%
カルボマー 2.0質量%
尿素 0.5質量%
エタノール 10.0質量%
ベンジルアルコール 5.0質量%
ポリプロピレングリコール 3.0質量%
イソノナン酸イソノニル 1.5質量%
ポリクオタニウム−67 0.2質量%
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5質量%
エデト酸二ナトリウム 0.2質量%
グリコール酸 適量(pH3.5に調整)
ツバキ油 0.1質量%
パンテノール 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例4)カラーシャンプー
ベーシックブルー124 0.05質量%
塩基性茶17 0.5質量%
塩基性黄87 0.08質量%
塩基性赤76 0.2質量%
HC黄2 0.03質量%
HC青2 1.2質量%
HC赤3 0.2質量%
黒米抽出物 0.6質量%
ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム液 5.0質量%
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 30.0質量%
ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド 2.0質量%
ポリクオタニウム−67 0.5質量%
ジプロピレングリコール 3.0質量%
カプリン酸グリセリル 1.0質量%
モノラウリン酸ポリグリセリル 0.1質量%
高重合メチルポリシロキサン(1) 0.1質量%
メチルポリシロキサン 0.4質量%
クエン酸 適量(pH5.5に調整)
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム液 0.3質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
水溶性コラーゲン液(3) 0.1質量%
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液 0.1質量%
海藻エキス(1) 0.1質量%
ホホバ油 0.05質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例5)カラーシャンプー
ベーシックブルー124 0.2質量%
塩基性青75 0.05質量%
塩基性橙31 0.2質量%
塩基性赤76 0.5質量%
HC黄2 0.1質量%
HC青2 1.0質量%
黒米抽出物 0.4質量%
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン液
5.0質量%
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液 30.0質量%
ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド 2.0質量%
塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガムジプロピレングリコール 0.2質量%
ポリプロピレングリコール 3.0質量%
カプリル酸グリセリル 1.0質量%
アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルション
0.5質量%
尿素 0.4質量%
クエン酸 適量(pH6に調整)
安息香酸ナトリウム 0.5質量%
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1質量%
ラベンダー油 0.1質量%
クワエキス 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例6)カラーリンス(クリーム)
塩基性青75 0.01質量%
ベーシックブルー124 0.01質量%
塩基性茶16 0.2質量%
HC黄2 0.03質量%
HC青2 0.3質量%
黒米抽出物 0.2質量%
ステアリルアルコール 5.0質量%
ベヘニルアルコール 2.0質量%
濃グリセリン 2.0質量%
塩化アルキルトリメチルアンモニウム液 0.5質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.0質量%
モノステアリン酸ソルビタン 1.0質量%
流動パラフィン 2.0質量%
ベヘニン酸アミド 1.0質量%
ジプロピレングリコール 5.0質量%
2−エチルヘキサン酸セチル 2.0質量%
ビスセテアリルアモジメチコン 0.5質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 1.0質量%
ポリメチルシルセスキオキサン 0.3質量%
エタノール 5.0質量%
乳酸 適量(pH5.5に調整)
フェノキシエタノール 0.5質量%
水溶性コラーゲン液(3) 0.1質量%
加水分解シルク液 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例7)カラーリンス(クリーム)
塩基性青75 0.03質量%
塩基性茶17 0.5質量%
HC黄2 0.035質量%
HC青2 0.5質量%
黒米抽出物 0.4質量%
セタノール 8.0質量%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム液 5.8質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.0質量%
流動パラフィン 3.0質量%
1,3−ブチレングリコール 5.0質量%
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル液 1.2質量%
濃グリセリン 0.8質量%
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液 1.0質量%
マイクロクリスタリンワックス 1.0質量%
シア脂 1.0質量%
エタノール 3.0質量%
乳酸 適量(pH5に調整)
安息香酸ナトリウム 0.5質量%
エデト酸二ナトリウム 0.2質量%
ケイ皮エキス 0.1質量%
カンゾウ抽出末 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%

Claims (4)

  1. 下記成分Aと、下記成分B1と、下記成分B2と、下記成分B3と、下記成分B4とを含む、毛髪化粧料組成物。
    成分A:黒米抽出物
    成分B1:HC青2
    成分B2:HC黄2、塩基性黄87、及び塩基性黄57からなる群より選ばれる染料
    成分B3:塩基性青124、及び塩基性青75からなる群より選ばれる染料
    成分B4:塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性茶16、及び塩基性茶17からなる群より選ばれる染料
  2. 前記成分B1の含有量が、0.1質量%以上、1.5質量%以下であり、
    前記成分B2の含有量が、0.01質量%以上、0.6質量%以下であり、
    前記成分B3の含有量が、0.005質量%以上、0.5質量%以下であり、
    前記成分B4の含有量が、0.01質量%以上、1.0質量%以下である、請求項1に記載の毛髪化粧料組成物。
  3. 前記成分Aの含有量が、0.13質量%以上である、請求項1又は2に記載の毛髪化粧料組成物。
  4. 下記成分Cを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪化粧料組成物。
    成分C:尿素、アミノ変性シリコーン、及びアミノ基を有するカチオン化ポリマーからなる群より選ばれる成分
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