JP2024017999A - 染毛料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪の感触改善効果に優れ、なおかつ、良好な染色効果を有する染毛料組成物を提供する。
【解決手段】本発明の染毛料組成物は、成分A:塩基性染料及び/又はニトロ染料、成分B:アミドアミン、成分C:α-ヒドロキシ酸及び/又はその塩、並びに、成分D:アミノ変性シリコーンを含有する。成分Bの含有量は0.4~3.0質量%が好ましく、成分Cの成分Bに対する質量比は0.35~1.65が好ましい。成分Dは、重合度が1000以下であり、窒素含有量0.2質量%以下であるアミノ変性シリコーンであることが好ましい。本発明の染毛料組成物のpHは3.5~7.0であることが好ましい。本発明の染毛料組成物はヘアトリートメントであることが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、染毛料組成物に関する。
毛髪を染色するために用いられる毛髪化粧料組成物である染毛料組成物が知られている。これらの染毛料組成物としては、塩基性染料やニトロ染料(HC染料)を含むものが多く用いられている。染毛料組成物は、洗髪と同時に毛髪を染色できるカラーシャンプー、及び洗髪後の毛髪に毛髪化粧料組成物を塗布して毛髪を染色できるカラートリートメント(一般に、カラーリンス又はカラーコンディショナーと称されることもある)等の形態として用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-101292号公報
染毛料組成物には、使用中や使用後の毛髪の感触(指通りや柔らかさ等)を良好にする感触改善効果が求められる場合がある。特に、カラートリートメント等の用途においては、重要な要求特性となる。このような感触改善効果を高めるためには、カチオン界面活性剤やカチオン性ポリマーなどを配合することが知られているが、これらの成分を用いた場合には、染毛料組成物における塩基性染料等の毛髪の染色性(染毛性)が低下する問題が生じていた。また、毛髪がブリーチ等によりダメージを受けており、さらに毛髪全体の中に、ダメージレベルの高い部位と低い部位が混在する場合には、ダメージレベルにより染色性が異なることにより、染色が不均一となり、染色ムラの問題が生じていた。
従って、本発明の目的は、毛髪の感触改善効果に優れ、なおかつ、良好な染色効果を有する染毛料組成物を提供することである。
本発明は、下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、及び下記成分(D)を含有する染毛料組成物を提供する。
成分(A):塩基性染料及び/又はニトロ染料
成分(B):アミドアミン
成分(C):α-ヒドロキシ酸及び/又はその塩
成分(D):アミノ変性シリコーン
成分(D)は、重合度が1000以下であり、窒素含有量0.2質量%以下であるアミノ変性シリコーンであることが好ましい。
上記染毛料組成物は、pHが3.5~7.0であることが好ましい。
成分(B)の含有量は0.4~3.0質量%であり、成分(C)の成分(B)に対する質量比(成分(C)/成分(B))は0.35~1.65であることが好ましい。
成分(A)は、塩基性青75、塩基性青124、HC青15、塩基性紫2、塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性赤51、塩基性黄87、塩基性黄57、HC青2、及びHC黄2からなる群より選ばれた染料であることが好ましい。
上記染毛料組成物は、ヘアトリートメントであることが好ましい。
本発明の染毛料組成物は、染毛時の発色が良好であり、なおかつ、使用後の毛髪の感触改善効果に優れる。さらに、本発明の染毛料組成物は、ダメージレベルが異なる部位が存在するような毛髪に用いた場合でも、ダメージレベルの違いによる染色のムラが生じにくい。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の染毛料組成物は、塩基性染料及び/又はニトロ染料、アミドアミン、α-ヒドロキシ酸及び/又はその塩、並びにアミノ変性シリコーンを少なくとも含む。なお、本明細書においては、上記「塩基性染料及び/又はニトロ染料」を「成分(A)」;上記「アミドアミン」を「成分(B)」;上記「α-ヒドロキシ酸及び/又はその塩」を「成分(C)」;上記「アミノ変性シリコーン」を「成分(D)」とそれぞれ称する場合がある。
本発明の染毛料組成物は、成分(A)、成分(B)、成分(C)、及び成分(D)を含む。本発明の整髪剤組成物は、上記成分(A)~成分(D)以外の成分(その他の成分)を含んでもよい。また、本発明の整髪剤組成物に含まれる成分(例えば、成分(A)~成分(D)やその他の成分)は、それぞれ、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
[成分(A):塩基性染料及び/又はニトロ染料]
成分(A)は、塩基性染料及び/又はニトロ染料である。上記ニトロ染料は、ニトロ基を有する染料である。成分(A)は、毛髪を染色する成分として機能する。塩基性染料やニトロ染料は、酸化反応を伴わず染毛できるため簡便であり、染毛性に優れる。一方、特に塩基性染料は、プラス電荷を有するため、他のカチオン成分によって染毛性が影響を受けやすい。成分(A)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
成分(A)としては、例えば、塩基性青75、塩基性青124、HC青15、塩基性紫2、塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性赤51、塩基性黄87、塩基性黄57、HC青2、HC黄2、塩基性青9、塩基性青99、塩基性紫16、HC青16、HC青17、塩基性赤2、塩基性黄11、HC青11、HC青12、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤10、HC赤11、HC赤13、HC黄12、HC黄13、HC橙2、HC Violet BS、HC紫1、HC紫2、HC赤15、HC橙3、塩基性橙31、HC黄5、HC茶1、塩基性赤118等が挙げられる。中でも、染毛直後と洗髪を繰り返した後とで、すなわち、退色前と退色後とで、毛髪の色相の変化が生じにくいという観点から、成分(A)は、塩基性青75、塩基性青124、HC青15、塩基性紫2、塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性赤51、塩基性黄87、塩基性黄57、HC青2、及びHC黄2からなる群より選ばれた染料であることが好ましい。
本明細書においては、塩基性青75、塩基性青124、及びHC青15からなる群より選ばれた染料を「成分(A1)」;塩基性紫2を「成分(A2)」;塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性赤51、塩基性黄87、及び塩基性黄57からなる群より選ばれた染料を「成分(A3)」;HC青2、及びHC黄2からなる群より選ばれた染料を「成分(A4)」とそれぞれ称する場合がある。成分(A1)、成分(A2)、及び成分(A3)は塩基性染料であり、成分(A4)はニトロ染料である。
成分(A)は、退色前と退色後とで、毛髪の色相の変化が生じにくいという観点から、成分(A1)、成分(A2)、成分(A3)、及び成分(A4)からなる群より選ばれた染料であることが好ましい。より具体的には、成分(A)は、例えば、(i)成分(A3)を含み、かつ、成分(A1)及び/又は成分(A2)を含む場合、(ii)成分(A4)を含む場合が挙げられる。
上記(i)の場合、すなわち、成分(A)が成分(A3)を含み、かつ、成分(A1)及び/又は成分(A2)を含む場合、成分(A1)の含有量と成分(A2)の含有量の合計の成分(A3)の含有量に対する質量比[{(A1)+(A2)}/(A3)]は、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.07以上、好ましくは2.0以下、より好ましくは1.4以下である。上記質量比[{(A1)+(A2)}/(A3)]が上記下限以上及び上記上限以下であると、ダメージレベルが異なる部位が存在するような毛髪に用いた場合でも、ダメージレベルの違いによる発色のムラ(染色ムラ)が生じにくく、毛髪を均一に染色しやすくなる。また、退色前と退色後とで、毛髪の色相の変化が生じにくくなる。さらに、皮膚への染着性を抑えることができる。
上記(i)の場合、すなわち、成分(A)が成分(A3)を含み、かつ、成分(A1)及び/又は成分(A2)を含む場合、成分(A)100質量%中、成分(A1)の含有量と成分(A2)の含有量と成分(A3)の含有量の合計は、退色前と退色後とで、毛髪の色相の変化が生じにくいという観点から、0.008質量%以上が好ましく、より好ましくは0.01質量%以上である。成分(A)100質量%中、成分(A1)の含有量と成分(A2)の含有量と成分(A3)の含有量の合計は、100質量%(即ち、成分(A)は、成分(A1)と成分(A2)と成分(A3)のみを含む)であってもよい。
上記(ii)の場合、すなわち、成分(A)が成分(A4)を含む場合、成分(A)100質量%中、成分(A4)の含有量は、退色前と退色後とで、毛髪の色相の変化が生じにくいという観点から、0.1質量%以上が好ましく、より好ましくは0.15質量%以上である。成分(A)100質量%中、成分(A4)の含有量は、100質量%(即ち、成分(A)は、成分(A4)のみを含む)であってもよい。
本発明の染毛料組成物100質量%中、成分(A)の含有量は、退色前と退色後とで、毛髪の色相の変化が生じにくいという観点やダメージの異なる毛髪に対する染色のムラを少なくする観点から、0.008質量%以上が好ましく、より好ましくは0.01質量%以上、0.4質量%以下が好ましく、より好ましくは0.25質量%以下である。上記成分(A)の含有量は、本発明の染毛料組成物中の全ての成分(A)の含有量の合計量である。
[成分(B):アミドアミン]
成分(B)は、アミドアミンである。成分(B)は、染毛料組成物に毛髪の感触を改善する効果を付与する成分として機能する。特に、洗い流しの用途で用いる場合には、洗い流し時に、毛髪のきしみを抑制し、毛髪に柔らかな感触を付与する効果を強く発揮する。さらに、成分(C)と併用することで、剤型を保持しながら染毛料組成物の成分(A)による染色性の低下を抑制し、良好な染色性を保ちながら、感触改善効果を発揮することができる。加えて、ダメージレベルが異なる部位が存在するような毛髪に用いた場合でも、ダメージレベルの違いによる染色のムラを生じにくくすることができる。成分(B)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
成分(B)としては、脂肪酸アミドアミンが好ましく、例えば、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド(ステアラミドプロピルジメチルアミン)、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド等が挙げられる。中でも、毛髪の感触改善効果と良好な染色性の両立の観点から、ステアラミドプロピルジメチルアミンが好ましい。すなわち、成分(B)はステアラミドプロピルジメチルアミンを含むことが好ましい。
本発明の染毛料組成物100質量%中、成分(B)の含有量は、毛髪の感触改善効果と良好な発色性の両立の観点から、0.4質量%以上が好ましく、より好ましくは0.8質量%以上、3.0質量%以下が好ましく、より好ましくは2.5質量%以下である。上記成分(B)の含有量は、本発明の染毛料組成物中の全ての成分(B)の含有量の合計量である。また、特にステアラミドプロピルジメチルアミンの含有量が、上記範囲を満たすことが好ましい。
[成分(C):α-ヒドロキシ酸及び/又はその塩]
成分(C)は、α-ヒドロキシ酸及び/又はその塩である。成分(C)は、染毛料組成物のpHを調整し、成分(B)を中和する役割を担う。これにより、成分(B)の一部又は全部を4級カチオン化し、成分(B)に毛髪の感触改善効果と良好な染色性の両立の効果を発揮させる。成分(A)の中でも、特に塩基性染料は、プラス電荷を有し、主に毛髪のマイナス電荷を有する部位と結合して染色効果を発揮するため、他のカチオン成分によって染色性が低下しやすい。本発明では、成分(C)によって特定の成分(B)のカチオン性の強さをコントロールすることにより、成分(A)の染色性の低下を十分に抑制しながら、成分(B)による感触改善効果を良好に発揮させることができる。加えて、毛髪のダメージ部と非ダメージ部とは、一般的にマイナス電荷を有する度合いが異なり、それに応じて特に塩基性染料の染色性が異なるところ、成分(B)と成分(C)とを併用することにより、成分(B)がマイナス電荷の多いダメージ部により吸着しやすくなり、毛髪のダメージ部と非ダメージ部とのマイナス電荷の偏りを小さくする。このため、毛髪のダメージ部と非ダメージ部での染色性の違いが抑制され、ダメージレベルの違いによる染色ムラを低減することができる。成分(C)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
上記α-ヒドロキシ酸としては、乳酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、グリコール酸等が挙げられる。中でも、毛髪の感触改善効果と良好な発色性の両立の観点から、乳酸、クエン酸が好ましい。すなわち、成分(B)は乳酸及び/又はクエン酸を含むことが好ましい。
上記塩としては、例えば、無機塩、有機アミン塩、及び塩基性アミノ酸塩等が挙げられる。上記無機塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;アルミニウム塩;亜鉛塩等が挙げられる。上記有機アミン塩としては、例えば、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、及びトリエタノールアミン塩等が挙げられる。上記塩基性アミノ酸塩としては、例えば、アルギニン塩、及びリジン塩等が挙げられる。中でも、毛髪の感触改善効果と良好な発色性の両立の観点から、アルカリ金属塩が好ましい。より具体的には、上記α-ヒドロキシ酸の塩としては、例えば、乳酸ナトリウム、乳酸カリウム等が挙げられる。中でも、乳酸ナトリウムが好ましい。
成分(C)は、染毛料組成物のpH安定性の観点から、α-ヒドロキシ酸及びその塩(該α-ヒドロキシ酸の塩)の両方を含むことが好ましい。このような成分(C)としては、例えば、乳酸及び乳酸塩、クエン酸及びクエン酸塩等が挙げられる。中でも、成分(C)としては、乳酸及び乳酸ナトリウムが好ましい。
成分(C)がα-ヒドロキシ酸及びその塩(該α-ヒドロキシ酸の塩)を含む場合、本発明の染毛料組成物を製造する際には、α-ヒドロキシ酸及び該α-ヒドロキシ酸の塩の両方を配合することが好ましい。本発明の染毛料組成物を製造する際の配合原料において、上記α-ヒドロキシ酸の上記α-ヒドロキシ酸の塩に対するモル比(α-ヒドロキシ酸/α-ヒドロキシ酸の塩)は、毛髪の感触改善効果と良好な発色性の両立の観点から、特に限定されないが、1.4~5.6が好ましく、より好ましくは2.0~4.5である。なお、2種以上のα-ヒドロキシ酸を配合する場合には、各々のα-ヒドロキシ酸について、α-ヒドロキシ酸の該α-ヒドロキシ酸の塩に対するモル比が上記範囲を満たすように配合することが好ましい。
本発明の染毛料組成物100質量%中、成分(C)の含有量は、毛髪の感触改善効果と良好な染色性の両立の観点から、0.4質量%以上が好ましく、より好ましくは0.5質量%以上、1.0質量%以下が好ましく、より好ましくは0.8質量%以下である。上記成分(C)の含有量は、本発明の染毛料組成物中の全ての成分(C)の含有量の合計量である。
[成分(D):アミノ変性シリコーン]
成分(D)は、アミノ変性シリコーンである。成分(D)は、染毛料組成物に毛髪の感触を改善する効果を付与する成分として機能する。特に、洗い流しの用途で用いる場合には、洗い流し及び乾燥した後の指通りや櫛通りを良好にする効果を強く発揮する。このため、成分(B)と併用することで、特に優れた感触改善効果を発揮することができる。成分(D)はアミノ基を有していることから、洗い流し後も毛髪に残りやすく、上記効果を顕著に発揮できる。成分(D)は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
成分(D)は、例えば、アミノ基を含む官能基又はアルキルアミノ基を含む官能基で修飾されたシリコーンである。成分(D)は、アミノ基を含む官能基及びアルキルアミノ基を含む官能基以外の官能基でも修飾されていてもよい。成分(D)は、例えば、アモジメチコン[INCI名:Amodimethicone]、ビスセテアリルアモジメチコン[INCI名:Bis-Cetearyl Amodimethicone]が挙げられる。
成分(D)の重合度は、特に限定されないが、毛髪の感触改善効果の観点から、1000以下が好ましく、より好ましくは800以下であり、500以上が好ましい。成分(D)の窒素含有量は、特に限定されないが、毛髪のマイナス電荷を有する部位への吸着しやすさを制御して、染色性をより低下させにくくする観点から、0.3質量%以下が好ましく、より好ましくは0.2質量%以下であり、0.01質量%以上が好ましく、より好ましくは0.05質量%以上である。
成分(D)の市販品としては、商品名「Silsoft AX」(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製);商品名「DOWSIL CB-1002 Conditioning Agent」(ダウ・東レ社製)等が挙げられる。
本発明の染毛料組成物100質量%中、成分(D)の含有量は、毛髪の感触改善効果と良好な染色性の両立の観点から、0.2質量%以上が好ましく、より好ましくは0.3質量%以上、1.0質量%以下が好ましく、より好ましくは0.7質量%以下である。上記成分(D)の含有量は、本発明の染毛料組成物中の全ての成分(D)の含有量の合計量である。
[他の成分]
本発明の染毛料組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲内で、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)とは異なる他の成分を含んでいてもよい。上記他の成分としては、水、脂肪酸アミド 、成分(A)とは異なる染料、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、成分(D)とは異なるシリコーン油、多価アルコール、高級アルコール、低級アルコール、炭化水素油、エステル油、清涼剤、pH調整剤、防腐剤、抗酸化剤、金属封鎖剤、ビタミン類、動物抽出エキス、パール化剤、着色剤、増粘剤及び香料等が挙げられる。上記他の成分は、それぞれ1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
<水>
本発明の染毛料組成物は、水を含むことが好ましい。上記水は精製水であることが好ましい。本発明の染毛料組成物の水の含有量は、他の成分の含有量によって適宜調整することができる。本発明の染毛料組成物100質量%中、水の含有量は、50質量%以上が好ましく、より好ましくは60質量%以上、95質量%以下が好ましく、より好ましくは90質量%以下である。
上記脂肪酸アミドとしては、例えば、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、アラキジン酸アミド、ベヘニン酸アミド、及びパルミトレイン酸アミド等が挙げられる。上記脂肪酸アミドは、炭素数が16~24である脂肪酸アミドであることが好ましく、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、又はベヘニン酸アミドであることがより好ましく、ステアリン酸アミド、又はベヘニン酸アミドであることが更に好ましく、ベヘニン酸アミドであることが特に好ましい。
本発明の染毛料組成物が上記脂肪酸アミドを含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記脂肪酸アミドの含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。上記脂肪酸アミドの含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、ダメージ部分がより一層良好に補修される。
<アニオン界面活性剤>
本発明の染毛料組成物は、アニオン界面活性剤を含んでいてもよい。本発明の染毛料組成物がアニオン界面活性剤を含むと、洗浄効果を付与することができる。上記アニオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、及びセチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、及びポリオキシエチレンミリスチルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウム等のα-オレフィンスルホン酸塩;ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム等のN-アシルメチルタウリン塩;スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、及びスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸アルキル塩;スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウリル二ナトリウム等のスルホコハク酸ポリオキシエチレンアルキル塩;ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸ナトリウム、及びセチルリン酸ジエタノールアミン等のモノアルキルリン酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、及びポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ミリストイルサルコシンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム等のN-アシルサルコシン塩;ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、及びヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム等のN-アシル-N-メチル-β-アラニン塩;ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、及びヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン等のN-アシルグルタミン酸塩;ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、及びヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム等のN-アシルグリシン塩;ラウリルグリコール酢酸ナトリウム(ドデカン-1,2-ジオール酢酸ナトリウム)、ラウリルグリコール酢酸カリウム、ミリスチルグリコール酢酸ナトリウム、ミリスチルグリコール酢酸カリウム、パルミチルグリコール酢酸ナトリウム、パルミチルグリコール酢酸カリウム、ステアリルグリコール酢酸ナトリウム、ステアリルグリコール酢酸カリウム、ベヘニルグリコール酢酸ナトリウム、及びベヘニルグリコール酢酸カリウム等のアルキルエーテルグリコール酢酸塩等が挙げられる。染毛性の低下を抑える観点からは、上記アニオン界面活性剤は、N-アシル-N-メチル-β-アラニン塩、又はN-アシルグルタミン酸塩であることが好ましい。
本発明の染毛料組成物が上記アニオン界面活性剤を含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記アニオン界面活性剤の含有量は、好ましくは0.5質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは2.0質量%以下である。上記アニオン界面活性剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、染毛力の低下を効果的に抑えつつ、洗浄性を高めることができる。
<カチオン界面活性剤>
本発明の染毛料組成物は、成分(B)とは異なるカチオン界面活性剤を含んでいてもよい。本発明の染毛料組成物がカチオン界面活性剤を含むと、毛髪に良好な風合い付与することができる。上記カチオン界面活性剤としては、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩、アルキルアミン等が挙げられる。上記モノアルキル型4級アンモニウム塩としては、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ミリスチルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベへニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、塩化アルキル(20~22)トリメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム、及び塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチルアンモニウム等が挙げられる。
なお、染色性を良好とする観点からは、成分(B)とは異なるカチオン界面活性剤は、含まないか、含む場合であっても少量であることが好ましい。本発明の毛髪化粧料組成物100質量%中、上記カチオン界面活性剤の含有量は、好ましくは1.0質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、特に好ましくは0質量%(即ち、成分(B)とは異なるカチオン界面活性剤を含まない)である。
<両性界面活性剤>
本発明の染毛料組成物は、両性界面活性剤を含んでいてもよい。本発明の染毛料組成物が両性界面活性剤を含むと、洗浄効果を付与することができる。上記両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、及びヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等のアルキルアミドベタイン型両性界面活性剤;アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、及びN-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、及びアルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、及びアルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤;アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリニウム型両性界面活性剤;N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-プロピルスルホン酸塩;N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩;N-脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩等が挙げられる。洗浄性をより一層高める観点からは、上記両性界面活性剤は、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤であることが好ましい。
本発明の染毛料組成物が上記両性界面活性剤を含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記両性界面活性剤の含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは5.0質量%以上、好ましくは20.0質量%以下、より好ましくは15.0質量%以下である。上記両性界面活性剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、染毛力の低下を効果的に抑えつつ、洗浄性を高めることができる。
<ノニオン界面活性剤>
本発明の染毛料組成物は、ノニオン界面活性剤を含んでいてもよい。本発明の染毛料組成物がノニオン界面活性剤を含むと、染毛力を低下させずに、乳化安定性や粘性を高めることができる。また、洗浄性を高めるために用いることもできる。上記ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン(硬化)ヒマシ油、及び脂肪酸アルキロールアミド等が挙げられる。染毛力の低下をより一層抑える観点からは、上記ノニオン界面活性剤は、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、又は脂肪酸アルキロールアミドであることが好ましい。
本発明の染毛料組成物が上記ノニオン界面活性剤を含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記ノニオン界面活性剤の含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、好ましくは7.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。
<成分(D)とは異なるシリコーン油>
本発明の染毛料組成物は、成分(D)とは異なるシリコーン油を含んでいてもよい。本発明の染毛料組成物が成分(D)とは異なるシリコーン油を含むと、水洗時のきしみ感を効果的に抑えることができる。上記シリコーン油としては、メチルポリシロキサン、平均重合度が650~7000である高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、及びジメチコノール等の鎖状シリコーン;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、及びドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン;カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、及びアルキル変性シリコーン等の変性シリコーン等が挙げられる。水洗時のきしみ感をより一層効果的に抑える観点からは、上記シリコーン油は、鎖状シリコーンであることが好ましい。
本発明の染毛料組成物が上記シリコーン油を含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記成分(D)とは異なるシリコーン油の含有量は、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。上記成分(D)とは異なるシリコーン油の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、水洗時のきしみ感をより一層効果的に抑えることができる。
<多価アルコール>
上記多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール、糖アルコールなどが挙げられる。上記糖アルコールとしては、例えば、グルコース、マルトース、ソルビトール、マルチトール、トレハロース、エリスリトール、アラビトール、リビトール、キシリトール、ガラクチトール、マンニトール、スクロース等が挙げられる。本発明の染毛料組成物が上記多価アルコールを含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記多価アルコールの含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。
<高級アルコール>
上記高級アルコールとしては、炭素数16~22のアルコールが挙げられる。上記炭素数16~22のアルコールとしては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、オレイルアルコール、及びベヘニルアルコール等が挙げられる。本発明の染毛料組成物が上記高級アルコールを含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記高級アルコールの含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは3.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは8.0質量%以下である。
<低級アルコール>
上記低級アルコールとしては、エタノール等が挙げられる。本発明の染毛料組成物が上記低級アルコールを含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記低級アルコールの含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは20.0質量%以下、より好ましくは10.0質量%以下である。
<炭化水素油>
上記炭化水素油としては、α-オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、流動イソパラフィン、及び流動パラフィン等が挙げられる。本発明の染毛料組成物が上記炭化水素油を含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記炭化水素油の含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。
<エステル油>
上記エステル油は、脂肪酸部分の炭素数が12以下であるエステル油であることが好ましい。上記脂肪酸部分の炭素数が12以下である上記エステル油としては、カプリン酸グリセリル等のカプリン酸エステル、カプリル酸グリセリル等のカプリル酸エステル、2-エチルヘキサン酸セチル、及びイソノナン酸イソノニル等が挙げられる。本発明の染毛料組成物が上記エステル油を含む場合に、本発明の染毛料組成物100質量%中、上記エステル油の含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。上記エステル油の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、染毛力を高めることができる。
<清涼剤>
上記清涼剤としては、l-メントール、1,8-シネオール、及びカンファ等が挙げられる。
<防腐剤>
上記防腐剤としては、安息香酸ナトリウムなどの安息香酸塩、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、イソプロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、及びフェノキシエタノール等が挙げられる。
(染毛料組成物の他の詳細)
本発明の染毛料組成物の性状は、特に限定されない。本発明の染毛料組成物の性状は、液状であってもよく、ジェル状であってもよく、クリーム状であってもよく、グリース状であってもよく、ワックス状であってもよい。本発明の効果をより一層効果的に発揮する観点からは、本発明の染毛料組成物の性状は、ジェル状又はクリーム状であることが好ましく、クリーム状であることがより好ましい。本発明の染毛料組成物は、特に限定されないが、乳化組成物であることが好ましく、より好ましくは水中油(О/W)型乳化組成物である。
本発明の染毛料組成物は、塗布後に洗い流して用いられる染毛料組成物であることが好ましい。本発明の染毛料組成物は、カラーシャンプー、カラートリートメント、又はヘアマニキュアであることが好ましく、カラーシャンプー、又はカラートリートメントであることがより好ましく、特に好ましくはカラートリートメントである。なお、カラートリートメントは、一般に、カラーリンス又はカラーコンディショナーとも称されることもある。本発明の染毛料組成物は、脱色(ブリーチ)された毛髪を染色するために用いられることが好ましい。
<カラーシャンプー>
カラーシャンプーは、洗髪時に毛髪に塗布して用いられる。該カラーシャンプーを毛髪に塗布し、洗髪し、該カラーシャンプーを洗い流すことにより、洗髪と同時に毛髪を染色することができる。
本発明の染毛料組成物がカラーシャンプーである場合、洗浄性を高める観点から、本発明の染毛料組成物は、上記アニオン界面活性剤、上記カチオン界面活性剤、上記両性界面活性剤、及び上記ノニオン界面活性剤からなる群より選ばれた界面活性剤(少なくとも1の界面活性剤)を含むことが好ましく、上記アニオン界面活性剤、上記両性界面活性剤、及び上記ノニオン界面活性剤からなる群より選ばれた界面活性剤(少なくとも1の界面活性剤)を含むことがより好ましい。
本発明の染毛料組成物がカラーシャンプーである場合、本発明の染毛料組成物100質量%中、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、及びノニオン界面活性剤の含有量の合計は、好ましくは10.0質量%以上、より好ましくは20.0質量%以上、好ましくは35.0質量%以下、より好ましくは30.0質量%以下である。上記界面活性剤の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であると、染毛力の低下を効果的に抑えつつ、洗浄性を高めることができる。
<カラートリートメント及びヘアマニキュア>
カラートリートメントは、シャンプー等により洗髪した毛髪に塗布して用いられる。例えば、洗髪後の毛髪にカラートリートメントを塗布して3分~20分間保持した後、該カラートリートメントを洗い流すことにより毛髪を染色することができる。ヘアマニキュアは、乾いた毛髪に塗布して用いられる。例えば、乾いた毛髪にヘアマニキュアを塗布して5分~30分間保持した後、該ヘアマニキュアを洗い流すことにより毛髪を染色することができる。
本発明の染毛料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、水洗時のきしみ感を効果的に抑える観点から、本発明の染毛料組成物は、上記成分(D)とは異なるシリコーン油を含むことが好ましい。上記成分は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
本発明の染毛料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、染料の溶解性を高める観点からは、本発明の染毛料組成物は、上記多価アルコールを含むことが好ましい。
本発明の染毛料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、保存安定性を高める観点からは、本発明の染毛料組成物は、上記高級アルコールを含むことが好ましい。
本発明の染毛料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアである場合、塗布性を高める観点からは、本発明の染毛料組成物は、上記炭化水素油を含むことが好ましい。
本発明の染毛料組成物のpHは、好ましくは4.0以上、より好ましくは4.5以上、好ましくは7.0以下、より好ましくは6.0以下である。上記pHが上記下限以上及び上記上限以下であると、感触改善効果をより一層良好にすることができ、かつ染毛力をより一層高めることができる。
本発明の染毛料組成物の25℃における粘度は、1000mPa・s以上、より好ましくは1500mPa・s以上、好ましくは50000mPa・s以下、より好ましくは30000mPa・s以下である。本発明の染毛料組成物がカラーシャンプーである場合、本発明の染毛料組成物の25℃における粘度は、ポンプ容器等からの吐出性や塗り広げやすさの観点から、1000mPa・s以上、より好ましくは1500mPa・s以上、好ましくは5000mPa・s以下、より好ましくは3000mPa・s以下である。本発明の染毛料組成物がカラートリートメント又はヘアマニキュアの場合である場合、本発明の染毛料組成物の25℃における粘度は、掌からのたれ落ちのしにくさ、塗布のしやすさ、塗り広げやすさの観点から、好ましくは8000mPa・s以上、より好ましくは12000mPa・s以上、好ましくは50000mPa・s以下、より好ましくは(30000mPa・s以下である。上記粘度は、B型粘度計を用いて測定される。上記粘度計としては、例えば、東機産業社製、TV-22型粘度計を用いることができる。
本発明の染毛料組成物の製造方法として、公知の染毛料組成物の製造方法を採用することができる。本発明の染毛料組成物の製造方法としては、例えば、各成分をパドルミキサー等で撹拌して均一化する方法等が挙げられる。
また、本発明の染毛料組成物がカラーシャンプーである場合、例えば、以下のようにして、該カラーシャンプーを製造することができる。水性成分を常温(15℃~25℃)で混合した後、必要に応じて界面活性剤を添加して混合し、第1の混合液を得る。油性成分を70℃~80℃で混合し、第2の混合液を得る。第1の混合液に、第2の混合液を徐々に添加しながら、パドルミキサー等で撹拌して乳化を行った後、常温まで冷却してカラーシャンプーを得る。成分(A)、成分(B)、pH調整剤などは適宜配合することができる。
また、本発明の染毛料組成物がカラートリートメントである場合、例えば、以下のようにして、該カラートリートメントを製造することができる。水性成分を70℃~90℃で混合し、第1の混合液を得る。油性成分を70℃~90℃で混合し、第2の混合液を得る。第1の混合液及び第2の混合液の液温を70℃~90℃に保ったまま、第1の混合液に、第2の混合液を徐々に添加しながら、パドルミキサー等で撹拌して乳化を行った後、20℃~40℃に冷却してカラートリートメントを得る。
以下、本発明について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されない。
実施例及び比較例では、ビスセテアリルアモジメチコンとして商品名「SILSOFT AX」(MOMENTIVE社製)、アモジメチコンとジメチコンの混合物として商品名「DOWSIL CB-1002 Conditioning Agent」(ダウ・東レ社製)を用いた。
(実施例1~12及び比較例1~3)
下記の表に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、染毛料組成物を調製した。表中の配合量(染毛料組成物100質量%中の配合量)は、純分量(単位:質量%)で示した。ただし、「アモジメチコンとジメチコンの混合物」は、商品(DOWSIL CB-1002 Conditioning Agent)の配合量で示した。実施例で得られた毛髪化粧料組成物の性状はいずれもクリーム状であった。
(評価)
得られた毛髪化粧料組成物について、以下の評価を行った。評価1~5の評価結果は表中に示した。
(評価1:pH)
pHメーター(堀場製作所社製「F-74」)を用いて、得られた毛髪化粧料組成物のpHを測定した。
(評価2:染色性)
黒色人毛毛束(株式会社ビューラックス製、長さ20cm、重さ3g)を、ブリーチ処理し、試験用毛束とした。
試験用毛束を市販のシャンプーを用いて洗浄した後、軽く水気を切った。その後、上記試験用毛束に、製造直後の実施例及び比較例で得られた各染毛料組成物2.5gを塗布し、ハケを用いて毛束(毛髪)全体に馴染ませた。次いで、放置後(塗布開始より5分後)、ぬるま湯を用いて、毛束から染毛料組成物を十分に洗い流し、タオルドライを行った後、ドライヤーを用いて十分に乾燥させて、評価用毛束を調製した。
上記で得られた評価用毛束を目視観察し、染色性を以下の基準で評価した。評価は、4名の専門評価員が行った。
<染色性の評価基準>
◎(優れる):非常に濃く染色されている。
○(良好):十分に染色されている。
×(不良):染色が薄い。
(評価3:染色ムラ)
ロングヘアの女性の頭髪をブリーチ処理した後に評価した。頭髪を市販のシャンプーを用いて洗浄した後、軽く水気を切った。その後、製造直後の実施例及び比較例で得られた各染毛料組成物を塗布し馴染ませた。次いで、放置後(塗布開始より5分後)、ぬるま湯を用いて、染毛料組成物を十分に洗い流し、タオルドライを行った後、ドライヤーを用いて十分に乾燥させた。
上記乾燥後の頭髪を目視観察し、根本部分から毛先にかけての染色ムラを以下の基準で評価した。評価は、4名の専門評価員が行った。なお、一般的に、毛髪は、根本部分よりも毛先部分の方がダメージをより大きく受けている。
<染色ムラの評価基準>
◎(優れる):根本部分から毛先にかけての染色ムラが見られなかった。
○(良好):根本部分から毛先にかけて、わずかな染色ムラが見られた。
×(不良):根本部分から毛先にかけて、明らかな染色ムラが見られた。
(評価4:感触改善効果)
評価3における、ブリーチ処理した後の頭髪と、各染毛料組成物で処理し乾燥した後の頭髪の感触(柔軟性と指どおり)を比較し、以下の基準で評価した。評価は、4名の専門評価員が行った。
<感触改善効果の評価基準>
◎(優れる):染毛料組成物で処理し乾燥した後の頭髪に指を通した際に引っ掛かりを感じず、頭髪の指どおりが良好であった。加えて、頭髪に明らかな柔らかさを感じた。
○(良好):染毛料組成物で処理し乾燥した後の頭髪に指を通した際に引っ掛かりを感じず、頭髪の指どおりが良好であった。
×(不良):染毛料組成物で処理し乾燥した後の頭髪に指を通した際に引っ掛かりを感じ、頭髪の指どおりが悪かった。
(評価5:色相変化)
評価2の評価後の評価用毛束に、市販のシャンプーを用いて洗浄し乾燥する工程を6回繰り返した。繰り返し洗浄工程の前後での評価用毛束を目視観察し、以下の基準で評価した。評価は、4名の専門評価員が行った。
<色相変化の評価基準>
◎(優れる):繰り返し洗浄工程の前後で色相に違いが見られなかった。
○(良好):繰り返し洗浄工程の前後でわずかに色相の違いが見られた。
×(不良):繰り返し洗浄工程の前後で明らかに色相の違いが見られた。
(評価6:皮膚汚れ(染着性))
実施例で得られた各染毛料組成物5.0gをそれぞれ、掌にとり、掌及び爪にいきわたるように塗り広げた。2分間放置後、ぬるま湯で30秒間洗い流し、次いで、石鹸を使用して30秒間軽く擦り、ぬるま湯で30秒間洗い流した。
全ての実施例で、掌及び爪への色残りは見られず、実施例の各染毛料組成物は染着性が低く、皮膚汚れの抑止性に優れていた。
Figure 2024017999000001
Figure 2024017999000002
以下に、本発明の染毛料組成物の処方例を示す。
(処方例1)カラーリンス(クリーム)
ベーシックブルー124 0.025質量%
塩基性茶16 0.1質量%
塩基性紫2 0.01質量%
HC黄2 0.01質量%
HC青2 0. 5質量%
ブルーベリーエキス 0.3質量%
ステアリルアルコール 6.0質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.7質量%
ポリオキシエチレンセチルエーテル(5E.O.) 0.5質量%
モノステアリン酸グリセリル 1.5質量%
パラフィン 5.0質量%
流動パラフィン 2.0質量%
グリセリン 5.0質量%
モノステアリン酸ソルビタン 1.0質量%
べヘニン酸アミド 1.0質量%
2-エチルヘキサン酸セチル 2.0質量%
ポリクオタニウム-67 0.3質量%
メチルポリシロキサン 2.0質量%
ビスセテアリルアモジメチコン 0.7質量%
DOWSILCB-1002ConditioningAgent 0.2質量%
クエン酸 0.48質量%
クエン酸三ナトリウム 0.15質量%
メチルパラベン 0.3質量%
水溶性コラーゲン 0.05質量%
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム 0.05質量%
海藻エキス 0.05質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例2)カラーリンス(乳液)
ベーシックブルー124 0.01質量%
塩基性青75 0.005質量%
塩基性茶16 0.05質量%
塩基性赤76 0.02質量%
塩基性黄57 0.02質量%
塩基性紫2 0.005質量%
セタノール 3.5質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.7質量%
モノステアリン酸ソルビタン 0.5質量%
べヘニン酸アミド 0.5質量%
流動パラフィン 3.0質量%
スクワラン 1.0質量%
濃グリセリン 2.0質量%
カプリン酸グリセリル 2.0質量%
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液 0.4質量%
ビスセテアリルアモジメチコン 0.7質量%
乳酸 0.26質量%
乳酸ナトリウム 0.06質量%
安息香酸ナトリウム 0.5質量%
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.2質量%
シリカ 0.1質量%
海藻エキス 0.05質量%
尿素 0.1質量%
l-メントール 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例3)ヘアマニキュア(ジェル)
HC青15 0.002質量%
塩基性茶16 0.005質量%
塩基性黄87 0.0001質量%
塩基性紫2 0.005質量%
塩基性赤51 0.003質量%
HC青16 0.05質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.4質量%
ヒドロキシエチルセルロース 2.5質量%
カルボマー 2.0質量%
尿素 0.5質量%
エタノール 10.0質量%
ベンジルアルコール 5.0質量%
ポリプロピレングリコール 3.0質量%
イソノナン酸イソノニル 1.5質量%
ポリクオタニウム-67 0.2質量%
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5質量%
エデト酸二ナトリウム 0.2質量%
グリコール酸 3.0質量%
カシスエキス 0.05質量%
ツバキ油 0.1質量%
パンテノール 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例4)カラーシャンプー
塩基性青75 0.015質量%
塩基性茶17 0.15質量%
塩基性紫2 0.001質量%
塩基性黄87 0.004質量%
塩基性赤76 0.01質量%
HC黄2 0.01質量%
HC青2 0.6質量%
HC赤3 0.05質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 0.4質量%
ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム 1.5質量%
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 9.0質量%
ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド 2.0質量%
べヘニン酸アミド 0.1質量%
モノステアリン酸ソルビタン 0.2質量%
ジステアリン酸エチレングリコール 1.0質量%
ポリクオタニウム-67 0.5質量%
ジプロピレングリコール 3.0質量%
カプリン酸グリセリル 1.0質量%
モノラウリン酸ポリグリセリル 0.1質量%
高重合メチルポリシロキサン 0.1質量%
メチルポリシロキサン 0.4質量%
クエン酸 0.12質量%
クエン酸三ナトリウム 0.02質量%
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.12質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
マキベリーエキス 0.3質量%
水溶性コラーゲン 0.05質量%
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム 0.05質量%
海藻エキス 0.05質量%
ホホバ油 0.05質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例5)カラーシャンプー
ベーシックブルー124 0.002質量%
塩基性青75 0.02質量%
塩基性橙31 0.02質量%
塩基性赤76 0.05質量%
HC青2 0.5質量%
べヘニン酸アミド 0.1質量%
モノステアリン酸ソルビタン 0.2質量%
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン
1.5質量%
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 9.0質量%
ヤシ油脂肪酸N-メチルエタノールアミド 2.0質量%
塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガムジプロ
ピレングリコール 0.2質量%
ポリプロピレングリコール 3.0質量%
カプリル酸グリセリル 1.0質量%
アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルション
0.2質量%
尿素 0.4質量%
クエン酸 0.1質量%
クエン酸三ナトリウム 0.02質量%
安息香酸ナトリウム 0.5質量%
ブルーベリーエキス 0.3質量%
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1質量%
ラベンダー油 0.1質量%
クワエキス 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例6)カラーリンス(クリーム)
塩基性青75 0.0025質量%
ベーシックブルー124 0.0025質量%
塩基性茶16 0.012質量%
塩基性紫2 0.0015質量%
HC黄2 0.001質量%
HC青2 0.2質量%
ステアリルアルコール 5.0質量%
ベヘニルアルコール 2.0質量%
濃グリセリン 2.0質量%
塩化アルキルトリメチルアンモニウム 0.4質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.0質量%
モノステアリン酸ソルビタン 1.0質量%
流動パラフィン 2.0質量%
ベヘニン酸アミド 1.0質量%
ジプロピレングリコール 5.0質量%
2-エチルヘキサン酸セチル 2.0質量%
ビスセテアリルアモジメチコン 0.5質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 1.0質量%
ポリメチルシルセスキオキサン 0.3質量%
エタノール 5.0質量%
乳酸 0.31質量%
乳酸ナトリウム 0.13質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
カシスエキス 0.1質量%
水溶性コラーゲン 0.05質量%
加水分解シルク 0.05質量%
精製水 残量
合計 100質量%
(処方例7)カラーリンス(クリーム)
HC青15 0.0005質量%
塩基性紫2 0.005質量%
塩基性茶17 0.005質量%
HC青2 0.3質量%
セタノール 8.0質量%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.46質量%
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 1.0質量%
流動パラフィン 3.0質量%
1,3-ブチレングリコール 5.0質量%
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)デカグリセリル液 1.2質量%
濃グリセリン 0.8質量%
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム 1.0質量%
マイクロクリスタリンワックス 1.0質量%
シア脂 1.0質量%
エタノール 3.0質量%
乳酸 0.4質量%
乳酸ナトリウム 0.22質量%
安息香酸ナトリウム 0.5質量%
エデト酸二ナトリウム 0.2質量%
ブルーベリーエキス 0.1質量%
黒米抽出物 0.4質量%
ケイ皮エキス 0.1質量%
カンゾウ抽出末 0.1質量%
精製水 残量
合計 100質量%

Claims (6)

  1. 下記成分A、下記成分B、下記成分C、及び下記成分Dを含有する染毛料組成物。
    成分A:塩基性染料及び/又はニトロ染料
    成分B:アミドアミン
    成分C:α-ヒドロキシ酸及び/又はその塩
    成分D:アミノ変性シリコーン
  2. 成分Dが、重合度が1000以下であり、窒素含有量0.2質量%以下であるアミノ変性シリコーンである、請求項1に記載の染毛料組成物。
  3. pHが3.5~7.0である、請求項1又は2に記載の染毛料組成物。
  4. 成分Bの含有量が0.4~3.0質量%であり、成分Cの成分Bに対する質量比(成分C/成分B)が0.35~1.65である、請求項1又は2に記載の染毛料組成物。
  5. 成分Aが、塩基性青75、塩基性青124、HC青15、塩基性紫2、塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性赤51、塩基性黄87、塩基性黄57、HC青2、及びHC黄2からなる群より選ばれた染料である、請求項1又は2に記載の染毛料組成物。
  6. ヘアトリートメントである、請求項1又は2に記載の染毛料組成物。
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