JP2021151850A - バックル装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載のバックル装置は、車両用シートに取り付けられる固定プレートと、タングプレートを保持するバックル本体と、固定プレートおよびバックル本体を連結する連結部材と、筒状をなして固定プレートの一部、連結部材の全体、およびバックル本体の一部の周囲を覆うブーツとを備えている。
上記構成によれば、ワイヤーハーネスに沿って延びて同ワイヤーハーネスの外面を覆うブーツに、ワイヤーハーネスを係止するための係止部が設けられるため、同係止部によってワイヤーハーネスを容易に係止することができる。
上記構成によれば、ワイヤーハーネスをブーツの切り欠き部に引っ掛けることにより、同ワイヤーハーネスを曲げた状態で係止することができる。
上記構成によれば、ワイヤーハーネスを切り欠き部の内面の凸部を乗り越える態様で同切り欠き部に進入させて引っ掛けることにより、同凸部によってワイヤーハーネスの切り欠き部からの脱出が規制されるようになるため、ワイヤーハーネスをブーツの切り欠き部に適正に係止することができる。
上記バックル装置において、前記ワイヤーハーネスが前記バックル本体に接続される部分である接続部と、前記係止部材と、が前記ブーツの延設方向の中心線を間に挟む位置に設けられていることが好ましい。
以下、バックル装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のバックル装置20は、車両用シート10における車幅方向内側の部分に取り付けられている。また、車室内における車両用シート10よりも車幅方向外側にはシートベルト11が設けられている。シートベルト11は、引き出し可能に設けられた帯状の織布からなるウェビング12と、同ウェビング12に設けられた金属製のタングプレート13とを備えている。バックル装置20は、上記シートベルト11のタングプレート13を保持可能な構造になっている。
図3、図4、および図7に示すように、ブーツ30は、その一部が切り欠かれた形状をなす切り欠き部31を有している。本実施形態のバックル装置20では、ワイヤーハーネス41が、この切り欠き部31に引っ掛けられることによって係止される。
バックル装置20は、ブーツ30の一部が切り欠かれた形状をなすとともにワイヤーハーネス41が引っ掛けられる切り欠き部31を有している。この切り欠き部31は、ブーツ30の下端において開口して上下方向に延びる第1部分32と、第1部分32の上端を始点に幅方向に延びる第2部分33とからなるクランク状をなしている。
(1)本実施形態のバックル装置20では、バックル本体25と固定プレート21のねじ挿通孔22との間の位置で、ワイヤーハーネス41がねじ挿通孔22から離間する方向に曲げられた状態で係止される。これにより、ワイヤーハーネス41が締結ボルト14に接触することを抑えることができるため、その接触に起因するワイヤーハーネス41の耐久性能の低下を抑えることができる。
以下、バックル装置の第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお以下では、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、同構成についての詳細な説明は省略する。
以下、本実施形態のバックル装置におけるワイヤーハーネスの係止構造について具体的に説明する。
ワイヤーハーネス41は接続部75(図13)から下方に延びている。また、ワイヤーハーネス41は、下方に向かうほどバンド部72側(図13の右側)の位置になるように同バンド部72側に湾曲した状態で延びている。ワイヤーハーネス41は、ブーツ71の中心線Lと交差する態様で延びている。また、ワイヤーハーネス41は、バンド部72の内部を通過する態様で、ブーツ71の外部まで延びている。
図15(a)および図15(b)に示すように、ブーツ71には、バンド部72が一体形成されている。バンド部72は、ブーツ71の対向壁の一方を構成する第1壁部73に設けられている。バンド部72は、第1壁部73における上記固定プレート21側の端部(図15における下端)から下方に向けて突出する帯状をなしている。バンド部72の先端部分は、先端側が幅広のT字状をなしている。バンド部72の先端部分以外の部分は、同一幅になっている。バンド部72の前記第2壁部74側(図15(b)の左側)の面における上下方向の中間にあたる部分には、幅方向に延びる溝76が形成されている。この溝76によってバンド部72は曲げやすい構造になっている。
図13および図14に示すように、本実施形態のバックル装置70では、ワイヤーハーネス41が前記ねじ挿通孔22から離間する方向に曲げられた状態でブーツ71のバンド部72に係止されている。そのため、図12に示すように、バックル装置70を車両用シート10に取り付けることにより、ワイヤーハーネス41を、固定プレート21のねじ挿通孔22(詳しくは、締結ボルト14)を迂回するように延設することができる。また、バックル装置70を車両用シート10に取り付ける際には、ワイヤーハーネス41は、締結ボルト14を迂回するように曲げられた状態が保持されるように、クリップ16によってフレーム部材15に固定される。
(6)本実施形態のバックル装置70では、バックル本体25と固定プレート21のねじ挿通孔22との間の位置で、ワイヤーハーネス41がねじ挿通孔22から離間する方向に曲げられた状態で係止される。これにより、ワイヤーハーネス41が締結ボルト14に接触することを抑えることができるため、その接触に起因するワイヤーハーネス41の耐久性能の低下を抑えることができる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ブーツ30における切り欠き部31の形状を、クランク状にすることに限らず、T字状にしたり逆U字状にしたりするなど、任意の形状にすることができる。要は、ブーツ30の切り欠き部31の形状は、ねじ挿通孔22から離間する方向に曲げられた状態のワイヤーハーネス41を引っ掛けて係止することの可能な形状であればよい。
・上記実施形態にかかるバックル装置20は、バックル本体25と固定プレート21とを連結する連結部材が金属板によって形成されるバックル装置にも適用することができる。そうしたバックル装置の一例を、図9〜図11を参照しつつ説明する。なお以下では、上記実施形態と同様の構成については同一の符号あるいは対応する符号を付し、同構成についての詳細な説明は省略する。
・バンド部72の溝76を省略してもよい。
・バンド部72の先端部分を、T字状に形成することに代えて、矢印形状に形成したり、先端が湾曲面からなる傘形状に形成したりしてもよい。
・ブーツ71の第1壁部73に係合孔77を形成するとともに、同ブーツ71の第2壁部74にバンド部72の一端を一体形成するようにしてもよい。
・バックル本体25と固定プレート21とを連結する連結部材が金属板によって構成されるバックル装置においては、その連結部材に、曲げられた状態のワイヤーハーネス41を係止するための凸部や凹部を形成するようにしてもよい。
11…シートベルト
13…タングプレート
14…締結ボルト
20,50,70…バックル装置
21…固定プレート
22…ねじ挿通孔
24…ウェビング
25…バックル本体
30,60,71…ブーツ
31,61…切り欠き部
32…第1部分
33…第2部分
37…凸部
40…検知スイッチ
41…ワイヤーハーネス
51…支持プレート
72…バンド部
73…第1壁部
74…第2壁部
75…接続部
77…係合孔
78…先端係合部
Claims (8)
- ねじ締結用の締結部を有する固定プレートと、シートベルトのタングプレートを保持するバックル本体と、前記固定プレートおよび前記バックル本体を連結する連結部材と、前記連結部材の外面を覆う態様で延設されるブーツと、前記バックル本体に設けられて前記タングプレートを保持した状態であることを検知するためのスイッチと、前記連結部材および前記ブーツの隙間を通過して同隙間の外部まで延びる前記スイッチ用のワイヤーハーネスと、を有するバックル装置において、
前記バックル本体と前記締結部との間に設けられて、前記ワイヤーハーネスを前記締結部から離間する方向に曲げた状態で係止する係止部を有する
ことを特徴とするバックル装置。 - 前記係止部は、前記ブーツに設けられている
請求項1に記載のバックル装置。 - 前記係止部は、前記ブーツの一部が切り欠かれた形状をなすとともに前記ワイヤーハーネスが引っ掛けられる切り欠き部である
請求項2に記載のバックル装置。 - 前記切り欠き部は、前記ブーツにおける前記固定プレート側の端部において開口して前記バックル本体および前記固定プレートの並び方向に延びる第1部分と、前記第1部分の前記バックル本体側の端部を始点に前記並び方向と直交する方向に延びる第2部分と、からなるクランク状をなしている
請求項3に記載のバックル装置。 - 前記ブーツは、前記切り欠き部の内面が部分的に突出する形状の凸部を有する
請求項3または4に記載のバックル装置。 - 前記ブーツは、前記バックル本体および前記固定プレートの並び方向に延びる筒状をなし、
前記係止部は、前記ブーツの対向壁の間を繋ぐ形状で同ブーツの前記固定プレート側の端部から前記並び方向に突設された係止部材を有する
請求項2に記載のバックル装置。 - 前記対向壁の一方は前記ブーツの内外を連通する係合孔を有しており、
前記対向壁の他方は前記係止部材の一端と一体になっており、
前記係止部材の他端は前記係合孔に掛止されている
請求項6に記載のバックル装置。 - 前記ワイヤーハーネスが前記バックル本体に接続される部分である接続部と、前記係止部材と、が前記ブーツの延設方向の中心線を間に挟む位置に設けられている
請求項6または7に記載のバックル装置。
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2020
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